JP3511807B2 - エンジンの吸気制御装置 - Google Patents

エンジンの吸気制御装置

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの吸気制御装
置に関し、特に、電子制御されるスロットル弁制御装置
とEGR制御装置とを備えたエンジンの制御技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子制御されるスロットル弁制御
装置を備えたエンジンの吸入空気量の制御装置として
は、例えば特開昭62−110536号等に示されるよ
うなものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の吸入空気量の制御方式では、目標スロットル
弁開度を目標エンジントルクとエンジン回転速度とから
直接検索する構成となっていたため、EGR (排気還
流) 装置を備えたエンジンには適用できないという問題
があった。
【0004】つまり、EGRを行わないことを前提とし
て目標吸入空気量に対応する目標スロットル弁開度を設
定しているが、EGRを行うと吸気圧が変化し、同一ス
ロットル弁開度でも吸入空気量が変化してしまう。一
方、EGR弁の開度も目標スロットル弁開度に対応する
目標吸入空気量に合わせて目標EGRガス量が得られる
ような目標EGR弁開度を設定したとしても、EGRを
行った結果吸気圧が変化するため、それによって目標E
GRガス量が得られなくなってしまう。
【0005】したがって、スロットル弁開度とEGR弁
開度とを、相互に関連付けて制御する必要がある。本発
明は、このような従来の問題点に鑑みなされたもので、
スロットル弁とEGR弁とを協調させて制御することに
より、吸入空気量とEGRガス量とをそれぞれの目標値
に高精度に制御できるようにしたエンジンの吸気制御装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は図1に示すように、吸気系に介装されたスロッ
トル弁の開度を目標値に制御するスロットル弁制御装置
と、排気系と吸気系とを結ぶEGR通路に介装されたE
GR弁の開度を目標値に制御するEGR制御装置とを備
え、スロットル弁を通過する空気の量とEGR弁を通過
するEGRガスの量とを制御するエンジンの吸気制御装
置において、エンジンの回転速度を含む運転状態を検出
する運転状態検出手段と、前記スロットル弁を介しての
目標吸入空気量を演算する目標吸入空気量演算手段と、
前記EGR弁を介しての目標EGRガス量を演算する目
標EGRガス量演算手段と、前記演算された目標吸入空
気量と目標EGRガス量との和と、前記運転状態検出手
段により検出されたエンジン回転速度とから、吸気系の
目標開口面積を演算する目標開口面積演算手段と、前記
目標吸入空気量と目標EGRガス量の比率に対応して、
前記吸気系の目標開口面積を、目標スロットル弁開口面
積と目標EGR弁開口面積とに振り分ける目標開口面積
振り分け手段と、を含んで構成され、前記スロットル弁
が前記演算された目標スロットル弁開口面積が得られる
開度となるように前記スロットル弁制御装置を駆動し、
前記演算された目標EGR弁開口面積が得られる開度と
なるようにEGR制御装置を駆動することを特徴とす
る。
【0007】(作用・効果)目標吸入空気量と目標EGR
ガス量とを演算した後、これらを合計した全吸気量を得
るのに必要な吸気系の目標開口面積を求めてから、該目
標開口面積を、それぞれ目標吸入空気量、目標EGRガ
ス量が得られるように目標スロットル弁開口面積と目標
EGR弁開口面積とに振り分け、それぞれの目標開口面
積が得られるようにスロットル弁とEGR弁とが協調し
て制御される。
【0008】したがって、EGRを行うことによって吸
入空気量がずれたり、その結果EGRガス量もずれたり
するようなことがなく、吸入空気量とEGRガス量とを
精度良くそれぞれの目標値に制御することができ、以て
エンジン性能と排気浄化性能との両立性を高めることが
できる。また、請求項2に係る発明は、目標エンジント
ルクを演算する目標エンジントルク演算手段を含んで構
成され、前記目標吸入空気量演算手段は、前記演算され
た目標エンジントルクと、前記検出されたエンジン回転
速度とに基づいて目標吸入空気量を演算することを特徴
とする。
【0009】(作用・効果)目標エンジントルクを演算
し、該目標エンジントルクが得られるように目標吸入空
気量を演算して吸入空気量を制御するため、過渡運転時
にも目標エンジントルクに応答性よく追従して良好な過
渡運転性能を確保することができる。また、請求項3に
係る発明は、アクセル操作量を検出するアクセル操作量
検出手段と、エンジンが搭載された車両の速度を検出す
る車速検出手段と、を含んで構成され、前記検出された
アクセル操作量と車速とに基づいて目標エンジントルク
を演算することを特徴とする。
【0010】(作用・効果)運転者の意志に応じたアクセ
ル操作量と車速とにより、車両の目標駆動力が決定され
るので、該目標駆動力が得られるような目標エンジント
ルクを演算することにより、良好な車両走行性能を得る
ことができる。また、請求項4に係る発明は、前記検出
されたエンジン運転状態に基づいて目標空燃比が可変に
設定され、前記目標吸入空気量演算手段は、前記演算さ
れた目標エンジントルクと検出されたエンジン回転速度
とに対応して演算された目標燃料供給量と、前記目標空
燃比と、に基づいて目標吸入空気量を演算することを特
徴とする。
【0011】(作用・効果)目標空燃比と目標エンジント
ルクとを同時に満たされるので、空燃比のリーン化促進
により排気浄化性能と燃費とを改善しつつ、必要なエン
ジントルクを得て良好な運転性能を確保することができ
る。また、請求項5に係る発明は、前記目標EGRガス
量演算手段は、前記演算された目標吸入空気量と設定さ
れた目標EGR率とに基づいて目標EGRガス量を演算
することを特徴とする。
【0012】(作用・効果)吸入空気量に対するEGRガ
ス量の比率が、所望の比率となるように制御されるた
め、エンジン性能とEGRによる排気浄化性能との両立
性を満たすことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。図2は、本発明の一実施形態のシステ
ム構成を示す。アクセル操作量検出手段としてのアクセ
ル操作量センサ1は、ドライバによって踏み込まれたア
クセルペダルの操作量を検出する。
【0014】運転状態検出手段の1つであるクランク角
センサ2は、単位クランク角毎のポジション信号及び気
筒行程位相差毎の基準信号を発生し、前記ポジション信
号の単位時間当りの発生数を計測することにより、ある
いは前記基準信号発生周期を計測することにより、エン
ジン回転速度を検出できる。同じく運転状態検出手段の
1つであるエアフローメータ3は、エンジン4への単位
時間当りの吸入空気量を検出する。
【0015】同じく運転状態検出手段の1つである水温
センサ5は、エンジンの冷却水温度を検出する。エンジ
ン4には、燃料噴射信号によって駆動し、燃料を直接燃
焼室内に噴射供給する燃料噴射弁6、燃焼室に装着され
て点火を行う点火栓7が設けられる。該燃焼室内への直
接噴射方式により、層状燃焼によるリーン化が可能とな
り、空燃比を広範囲に可変制御することができる。ま
た、エンジン4の吸気通路8には、スロットル弁9が介
装され、該スロットル弁9の開度をDCモータ等により
電子制御するスロットル弁制御装置10が備えられてい
る。
【0016】また、車速を検出する車速検出手段として
の車速センサ11が設けられる。前記各種センサ類からの
検出信号は、コントロールユニット12へ入力され、該コ
ントロールユニット12は、前記センサ類からの信号に基
づいて検出される運転状態に応じて前記スロットル弁制
御装置10を介してスロットル弁9の開度を制御し、前記
燃料噴射弁6を駆動して燃料噴射量 (燃料供給量) を制
御し、点火時期を設定して該点火時期で前記点火栓7を
点火させる制御を行う。
【0017】また、エンジン1の排気通路21と吸気通路
8とを接続するEGR通路22にEGR弁23が介装され、
該EGR弁23の開度をステップモータ等により電子制御
するEGR制御装置24が備えられている。そして、前記
コントロールユニット12により、エンジン回転速度Ne
とエンジン負荷 (燃料噴射量等で代表される) とで表さ
れる所定の領域でEGRを行い、目標EGR率 (EGR
ガス量/吸入空気量) が得られるように、前記EGR制
御装置に駆動信号を出力してEGR弁23の開度を制御す
る。
【0018】前記排気通路21には、排気中の特定成分例
えば酸素の濃度を検出して混合気の空燃比を検出する空
燃比センサ25が設けられる。図3は、本実施形態の機能
構成を示す。目標開口面積演算部Aには、目標吸入空気
量tQairと、目標EGRガス量tQegrと、エン
ジン回転速度Neと、が入力され、これらの値に基づい
て目標開口面積tAtotalが演算される。ここで、
目標EGRガス量tQegrは目標EGR率に置き換え
ることも可能である。
【0019】目標開口面積振り分け部Bには、前記目標
開口面積演算部Aで演算された目標開口面積tAtot
alと、目標吸入空気量tQairと、目標EGRガス
量tQegr、とが入力され、これらの値に基づいて目
標スロットル弁開口面積tAairと、目標EGR弁開
口面積tAegrと、が演算される。目標スロットル弁
開度演算部Cは、前記目標開口面積振り分け部Bで演算
された目標スロットル弁開口面積tAairに応じた目
標スロットル弁開度tTPSを演算する。
【0020】目標EGR弁開度演算部Dは、前記目標開
口面積振り分け部Bで演算された目標EGR弁開口面積
tAegrに応じた目標EGR弁開度tEGRを演算す
る。スロットル弁制御装置10は、スロットル弁9の開度
が前記目標スロットル弁開度tTPSと一致するように
スロットル弁9を駆動する。EGR制御装置24は、EG
R弁23の開度が前記目標EGR弁開度tEGRと一致す
るようにEGR弁23を駆動する。
【0021】次に、前記演算機能を有するコントロール
ユニット12により前記スロットル弁9とEGR弁23とを
制御するルーチンを、図4及び図5のフローチャートに
従って説明する。ステップ1では、前記アクセル開度セ
ンサ1によって検出されたアクセル操作量 (アクセルペ
ダル踏込み量) APSと、車速センサ2によって検出さ
れた車速VSPとに基づいて、車両の目標駆動力を得る
のに要求される目標エンジントルクtTeを演算する。
このステップ1の機能が目標エンジントルク演算手段を
構成する。
【0022】ステップ2では、前記エンジンの目標エン
ジントルクtTeと、クランク角センサ2からの検出信
号に基づいて算出されたエンジン回転速度Neと、に基
づいて、図示のようなマップからの検索等により、目標
燃料噴射量tQfを演算する。ステップ3では、前記目
標エンジントルクtTeと、エンジン回転速度Neとに
基づいて、図示のようなマップからの検索等により、目
標空燃比tA/Fを演算する。
【0023】ステップ4では、前記目標燃料噴射量tQ
fと、前記目標空燃比tA/Fとを乗算して、シリンダ
に吸入される吸気行程当りの目標吸入空気量tQair
を算出する。以上ステップ1〜ステップ4の機能が、目
標吸入空気量演算手段を構成する。ステップ5では、前
記目標吸入空気量tQairに対して前記目標のEGR
率tRegr (EGRガス量/吸入空気量) が得られる
ようなシリンダに吸入される吸気行程当りの目標EGR
ガス量tQegrを次式により演算する。このステップ
5の機能が、目標EGRガス量演算手段を構成する。
【0024】tQegr=tQair×tRegr ステップ6では、前記演算された目標吸入空気量tQa
irと目標EGRガス量tQegrを合計した目標吸気
量 (tQair+tQegr) と、エンジン回転速度N
eとに基づいて、吸気系の目標開口面積tAtotal
が演算される。このステップ6の機能が、目標開口面積
演算手段を構成する。
【0025】ステップ7では、前記吸気系の目標開口面
積tAtotalと、前記目標吸入空気量tQair
と、目標EGRガス量tQegrと、に基づいて次式に
より、目標スロットル弁開口面積tAairと、目標E
GR弁開口面積tAegrと、を演算する。このステッ
プ7の機能が、目標開口面積振り分け手段を構成する。 tAair=tAtotal×tQair/ (tQair+tQegr) ・・・ tAegr=tAtotal×tQegr/ (tQair+tQegr) ・・・ ここで、目標スロットル弁開口面積tAairを目標吸
入空気量tQairとエンジン回転速度Neとから、目
標EGR弁開口面積Aegrとエンジン回転速度Neと
から、それぞれ個別に演算することはしない。
【0026】つまり、吸入空気量とEGRガス量との間
には、吸入空気量が変化すれば吸気圧が変化して同一E
GR弁開度におけるEGRガス量も変化し、また、EG
Rガス量が変化すればやはり吸気圧が変化して同一スロ
ットル弁開度における吸入空気量も変化するという相互
関係があるからである。したがって、一旦吸気系の目標
開口面積tAtotalを目標吸入空気量tQairと
目標EGRガス量tQegrとの和とエンジン回転速度
Neとから演算し、目標開口面積tAtotalを前記
式と式とに従って振り分けて目標スロットル弁開口
面積tAairと目標EGR弁開口面積tAegrとを
演算する必要がある。
【0027】ステップ8では、前記演算された目標スロ
ットル弁開口面積tAairに応じた目標スロットル弁
開度tTPSを演算する。ステップ9では、前記演算さ
れた目標EGR弁開口面積tAegrに応じた目標EG
R弁開度tEGRを演算する。ステップ10では、前記ス
ロットル弁制御装置10を駆動して、スロットル弁9の開
度が前記目標スロットル弁開度tTPSとなるようにフ
ィードバック制御する。
【0028】ステップ11では、前記EGR制御装置24を
駆動して、EGR弁23の開度が前記目標EGR弁開度t
EGRとなるようにフィードバック制御する。このよう
に、本実施形態によれば、電子制御されるスロットル弁
とEGR弁とを協調制御することにより、吸入空気量と
EGRガス量とを同時に高い精度で制御でき、ひいては
エンジン出力性能と排気浄化性能との両立性を高めるこ
とができる。
【0029】なお、本実施形態のように目標エンジント
ルクを演算するものでは、過渡運転性能をより高めるこ
とができるが、本発明は、目標エンジントルクを演算し
ないものに適用しても十分効果的である。また、目標空
燃比を可変制御するもの、特に直接燃料噴射式により空
燃比を広範囲に可変制御するものにおいて、実際の空燃
比を可変される目標空燃比に高精度に追従させることが
できる点で特に有利であるが、空燃比の制御範囲が限ら
れたものに適用しても十分効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成・機能を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施形態のシステム構成を示す図。
【図3】同上実施形態の機能構成を示すブロック図。
【図4】同上実施形態のスロットル弁及びEGR弁の制
御ルーチンの前段を示すフローチャート。
【図5】同上ルーチンの後段を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 アクセル操作量センサ 2 クランク角センサ 4 エンジン 6 燃料噴射弁 7 コントロールユニット 8 吸気通路 9 スロットル弁 10 スロットル弁制御装置 11 車速センサ 12 コントロールユニット 21 排気通路 22 EGR通路 23 EGR弁 24 EGR制御装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02D 45/00 301 F02D 45/00 301F F02M 25/07 550 F02M 25/07 550E 550F 550R (56)参考文献 特開 平9−287494(JP,A) 特開 平9−287510(JP,A) 特開 平9−303179(JP,A) 特開 平6−330821(JP,A) 特開 平4−272460(JP,A) 特開 昭61−215426(JP,A) 特開 平4−136436(JP,A) 特開 平7−69101(JP,A) 特開 平8−99560(JP,A) 特開 昭62−110536(JP,A) 特開 平5−99048(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 41/00 - 45/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気系に介装されたスロットル弁の開度を
    目標値に制御するスロットル弁制御装置と、排気系と吸
    気系とを結ぶEGR通路に介装されたEGR弁の開度を
    目標値に制御するEGR制御装置とを備え、スロットル
    弁を通過する空気の量とEGR弁を通過するEGRガス
    の量とを制御するエンジンの吸気制御装置において、 エンジンの回転速度を含む運転状態を検出する運転状態
    検出手段と、 前記スロットル弁を介しての目標吸入空気量を演算する
    目標吸入空気量演算手段と、 前記EGR弁を介しての目標EGRガス量を演算する目
    標EGRガス量演算手段と、 前記演算された目標吸入空気量と目標EGRガス量との
    和と、前記運転状態検出手段により検出されたエンジン
    回転速度とから、吸気系の目標開口面積を演算する目標
    開口面積演算手段と、 前記目標吸入空気量と目標EGRガス量の比率に対応し
    て、前記吸気系の目標開口面積を、目標スロットル弁開
    口面積と目標EGR弁開口面積とに振り分ける目標開口
    面積振り分け手段と、を含んで構成され、 前記スロットル弁が前記演算された目標スロットル弁開
    口面積が得られる開度となるように前記スロットル弁制
    御装置を駆動し、前記演算された目標EGR弁開口面積
    が得られる開度となるようにEGR制御装置を駆動する
    ことを特徴とするエンジンの吸気制御装置。
  2. 【請求項2】目標エンジントルクを演算する目標エンジ
    ントルク演算手段を含んで構成され、 前記目標吸入空気量演算手段は、前記演算された目標エ
    ンジントルクと、前記検出されたエンジン回転速度とに
    基づいて目標吸入空気量を演算することを特徴とする請
    求項1に記載のエンジンの吸気制御装置。
  3. 【請求項3】アクセル操作量を検出するアクセル操作量
    検出手段と、エンジンが搭載された車両の速度を検出す
    る車速検出手段と、を含んで構成され、 前記検出されたアクセル操作量と車速とに基づいて目標
    エンジントルクを演算することを特徴とする請求項2に
    記載のエンジンの吸気制御装置。
  4. 【請求項4】前記検出されたエンジン運転状態に基づい
    て目標空燃比が可変に設定され、 前記目標吸入空気量演算手段は、前記演算された目標エ
    ンジントルクと検出されたエンジン回転速度とに対応し
    て演算された目標燃料供給量と、前記目標空燃比と、に
    基づいて目標吸入空気量を演算することを特徴とする
    求項2または請求項3に記載のエンジンの吸気制御装
    置。
  5. 【請求項5】前記目標EGRガス量演算手段は、前記演
    算された目標吸入空気量と設定された目標EGR率とに
    基づいて目標EGRガス量を演算することを特徴とする
    請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のエンジンの
    吸気制御装置。
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