JP3511699B2 - ニトロアニリン誘導体の製造方法 - Google Patents

ニトロアニリン誘導体の製造方法

Info

Publication number
JP3511699B2
JP3511699B2 JP29521094A JP29521094A JP3511699B2 JP 3511699 B2 JP3511699 B2 JP 3511699B2 JP 29521094 A JP29521094 A JP 29521094A JP 29521094 A JP29521094 A JP 29521094A JP 3511699 B2 JP3511699 B2 JP 3511699B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
producing
derivative according
nitroaniline derivative
nitroaniline
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29521094A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07300446A (ja
Inventor
信三 世古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP29521094A priority Critical patent/JP3511699B2/ja
Publication of JPH07300446A publication Critical patent/JPH07300446A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3511699B2 publication Critical patent/JP3511699B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Quinoline Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、O−アルキルヒドロキ
シルアミンまたはその塩を用いる芳香族ニトロ化合物の
直接アミノ化反応によるニトロアニリン誘導体の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ニトロアニリン誘導体は芳香
族ジアミンの前駆体となり、医薬、農薬、染料、添加剤
等の原料および中間体として極めて重要な化合物として
知られ、その工業的な製造方法としては、アセトアニリ
ド誘導体のニトロ化反応、ニトロベンゼン誘導体のハロ
ゲン化物や水酸化物のアミノ化反応などによる方法が古
くから知られているが、これらの方法は、多段工程を必
要としたり、廃酸の処理、耐腐食性材質の反応装置、過
酷な反応条件が必要となるなど多くの問題点を有してい
る。
【0003】このような状況の下、最も簡便な方法であ
る芳香族ニトロ化合物の直接アミノ化反応によるニトロ
アニリン誘導体の製造法が種々検討されているが、未だ
工業的実用化には至っていない。例えば、水酸化カリウ
ムの存在下に1−ニトロナフタレンをヒドロキシルアミ
ンで直接アミノ化し、4−ニトロ−1−ナフチルアミン
を得る方法〔 Org.Synth.,Coll. Vol.3, 664(1955)〕、
テトラメチルアンモニウムヒドロキシドの存在下にニト
ロベンゼンとアニリンをカップリングさせて4−ニトロ
ジフェニルアミン及び4−ニトロソジフェニルアミンを
得る方法〔J.Am.Chem.Soc., Vol.114, 9237(1992) 、US
P. 5,117,063〕、塩基の存在下に4−アミノ−1、2、
4−トリアゾールを用いる方法〔 J.Org.Chem., Vol.5
1, 5039(1986), Vol.53, 3978(1988)〕、塩基の存在下
にスルフェンアミドを用いる方法〔 J.Org.Chem., Vol.
57, 4784(1992)、特開平4−225939号〕などが知
られている。しかし、前2者の方法は反応原料が記載化
合物のみに限られて一般性に欠けるという問題があり、
他の方法は非常に高価で、分子量の大きなアミノ化剤を
当量以上使用するため、工業的な製造法としての実用化
はまだ困難な状況にある。また、これらいずれの方法も
ニトロ基のパラ位が優先的にアミノ化されるため、直接
アミノ化反応によってオルトニトロアニリン誘導体を優
位に製造することは極めて困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
本発明者は芳香族ニトロ化合物の直接アミノ化反応によ
りニトロアニリン誘導体を工業的有利に製造すべく検討
の結果、先に、ヒドロキシルアミンから容易かつ比較的
安価に製造できるO−アルキルヒドロキシルアミンをア
ミノ化剤として用いることにより、容易に目的とするニ
トロアニリン誘導体が得られ、しかも、多くの場合にニ
トロ基に対してオルト位が優先的にアミノ化されたニト
ロアニリン誘導体が得られることを見出し、特許出願を
行なったが、その後さらに検討を進めた結果、金属系触
媒を使用することにより、収率が著しく向上することを
見出し、本発明に至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、一般
式化2 〔式中、R1、R2は同一または相異なって、水素原子、ハ
ロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、アリール基、ジ低級
アルキルアミノ基、アシルアミノ基、アリールアミノ
基、ハロゲンもしくは低級アルコキシル基もしくはアリ
ール基もしくはアリールオキシ基で置換されていてもよ
い低級アルキル基、ハロゲンもしくは低級アルコキシル
基で置換されていてもよい低級アルコキシル基、アリー
ルオキシ基、低級アルキルチオ基、アリールチオ基、低
級アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、スル
ホン酸低級アルキルエステル基、または低級アルキル基
もしくはアリール基で置換されていてもよいアルケニル
基を示す。また、R1およびR2が芳香環に互いにオルトの
位置で結合している場合に、R1およびR2が一緒になって
シクロアルキル基、-O-(CX2)n -O- 基、-CX2-O-CX2- 基
(ここで、Xは水素原子もしくはハロゲン原子を示し、
nは1または2を示す。)、芳香族縮合炭素環または芳
香族縮合複素環を形成していてもよい。〕で示される芳
香族ニトロ化合物を、塩基および金属系触媒の存在下
に、一般式化3 (式中、R3は水素原子、低級アルキル基、シクロアルキ
ル基またはアラルキル基を示し、R4は低級アルキル基ま
たはアラルキル基を示す)で示されるO−アルキルヒド
ロキシルアミンまたはその塩と反応させることを特徴と
する一般式化1 (式中、R1、R2およびR3は前記と同じ意味を有する。)
で示されるニトロアニリン誘導体の製造方法を提供する
ものである。
【0006】本発明において、原料として用いられる芳
香族ニトロ化合物は一般式化2で示されるが、該式の各
置換基において、低級アルキルとは直鎖または分枝状の
炭素数1〜6のアルキルを、低級アルコキシルとは直鎖
または分枝状の炭素数1〜6のアルコキシルを、アリー
ルとは反応を阻害しない種々の置換基を有していてもよ
いフェニル、ナフチル、アントリルなどの単環もしくは
多環式芳香族炭素環またはフリル、ピロリル、チエニ
ル、オキサゾリル、チアゾリル、ピリジル、イミダゾリ
ル、トリアゾリル、キノリル、プリニルなどの単環もし
くは多環式芳香族複素環をそれぞれ意味するものであ
る。このような、一般式化2で示される芳香族ニトロ化
合物を具体的に例示すれば、例えばニトロベンゼン、o
−クロロニトロベンゼン、m−クロロニトロベンゼン、
p−クロロニトロベンゼン、o−ブロモニトロベンゼ
ン、m−ブロモニトロベンゼン、p−ブロモニトロベン
ゼン、o−ヨードニトロベンゼン、m−ヨードニトロベ
ンゼン、p−ヨードニトロベンゼン、m−フルオロニト
ロベンゼン、o−ニトロベンゾニトリル、m−ニトロベ
ンゾニトリル、p−ニトロベンゾニトリル、1,3−ジ
ニトロベンゼン、2−ニトロビフェニル、3−ニトロビ
フェニル、4−ニトロビフェニル、N,N−ジメチル−
3−ニトロアニリン、o−t−ブチルニトロベンゼン、
m−t−ブチルニトロベンゼン、p−t−ブチルニトロ
ベンゼン、o−トリフルオロメチルニトロベンゼン、m
−トリフルオロメチルニトロベンゼン、p−トリフルオ
ロメチルニトロベンゼン、o−ニトロアニソール、m−
ニトロアニソール、p−ニトロアニソール、1,2−ジ
メトキシ−4−ニトロベンゼン、o−トリフルオロメト
キシニトロベンゼン、m−トリフルオロメトキシニトロ
ベンゼン、p−トリフルオロメトキシニトロベンゼン、
4−ナフチルニトロベンゼン、4−(2−フリル)ニト
ロベンゼン、4−(2−ピロリル)ニトロベンゼン、4
−(2−チエニル)ニトロベンゼン、4−(2−オキサ
ゾリル)ニトロベンゼン、4−(2−ピリジル)ニトロ
ベンゼン、4−(1−イミダゾリル)ニトロベンゼン、
4−(1,2,4−トリアゾル−1−イル)ニトロベン
ゼン、4−(4−キノリル)ニトロベンゼン、4−ニト
ロチオアニソール、4−ニトロジフェニルスルフィド、
4−ニトロフェニルスルホン、3−ニトロベンゼンスル
ホン酸メチル、4−ニトロベンゼンスルホン酸メチル、
4−ニトロスチルベン、1−ニトロナフタレン、2−ニ
トロナフタレン、3,4−メチレンジオキシニトロベン
ゼン、5−ニトロ−1,1,3,3−テトラフルオロ−
1,3−ジヒドロイソベンゾフランなどが挙げられる
が、これらに限定されるものではない。
【0007】また、本発明において用いられる一般式化
3で示されるO−アルキルヒドロキシルアミンとして
は、例えばO−メチルヒドロキシルアミン、O−エチル
ヒドロキシルアミン、O−t−ブチルヒドロキシルアミ
ン、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン、O−ベンジ
ルヒドロキシルアミン、N−シクロヘキシル−O−メチ
ルヒドロキシルアミン、N−ベンジル−O−メチルヒド
ロキシルアミンなどが挙げられる。かかるO−アルキル
ヒドロキシルアミンはそのまま使用してもよいが、その
塩、たとえば塩酸塩、硫酸塩などの無機酸塩として使用
することもできる。
【0008】本発明において使用される金属系触媒とし
ては、たとえば、銅、マンガン、鉄、ニッケル、コバル
ト、銀、クロム、亜鉛などの各種金属あるいはその化合
物が使用され、金属化合物としては上記したような各種
金属のハロゲン化物、酸化物、硫化物、水酸化物、カル
ボン酸塩、硝酸塩、硫酸塩、炭酸塩、スルホン酸塩、リ
ン酸塩、チオシアン酸塩、クロム酸塩、過塩素酸塩、ア
ルコキシド、シアン化物、アセチルアセトネートなどが
例示される。かかる金属系触媒として、具体的には、
銅、塩化第一銅、塩化第二銅、臭化第一銅、臭化第二
銅、ヨウ化第一銅、酸化第一銅、酸化第二銅、硫化銅、
酢酸銅、硝酸銅、硫酸銅、炭酸銅、水酸化銅、シアン化
銅、銅アセチルアセトネート、リン酸銅、チオシアン酸
銅、クロム酸銅、過塩素酸銅、銅メトキシド、塩化マン
ガン、臭化マンガン、酢酸マンガン、炭酸マンガン、硝
酸マンガン、硫酸マンガン、マンガンアセチルアセトネ
ート、塩化亜鉛、塩化コバルト、塩化ニッケル、塩化第
一鉄、塩化第二鉄、各種酸化鉄、酸化銀などが挙げられ
るが、銅またはマンガン化合物、とりわけ銅化合物が好
ましく、特に銅のハロゲン化物、カルボン酸塩、硝酸塩
もしくはアセチルアセトネートが好ましい。また、これ
らの金属化合物は結晶水を含有していても問題なく使用
することができる。
【0009】反応は塩基の存在下に行われるが、かかる
塩基としては特に限定されず、例えばアルカリ金属水酸
化物、アルカリ金属水素化物、アルカリ金属アミド、ア
ルカリ金属アルコキシドなどが好適に使用される。この
ような塩基として、具体的には水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、リ
チウムアミド、リチウムジイソプロピルアミド、ナトリ
ウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウム−t
−ブトキシド等があげられる。
【0010】O−アルキルヒドロキシルアミンまたはそ
の塩の使用量は、原料である芳香族ニトロ化合物に対し
て、通常0.5〜5モル倍、好ましくは0.8〜2モル
倍である。金属系触媒の使用量は原料の芳香族ニトロ化
合物に対して通常0.005〜1.5モル倍であるが、
多くの場合0.01〜0.2モル倍で十分である。又、
塩基の使用量は、O−アルキルヒドロキシルアミンまた
はその塩に対して通常1〜6モル倍、好ましくは2〜5
モル倍である。
【0011】反応に際しては通常溶媒が使用され、かか
る溶媒としては、例えば、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、1,3−ジメチル−2−イ
ミダゾリジノン、N−メチル−2−ピロリドンなどの非
プロトン性極性溶媒、ジエチルエーテル、エチレングリ
コールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチ
ルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテ
ル、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエ
ーテル系溶媒、ベンゼン、トルエン、クロロベンゼンな
どの芳香族系溶媒、ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族炭
化水素系溶媒、t−ブタノールなどのアルコール系溶
媒、液体アンモニアなどが例示され、これらは2種以上
の混合溶媒として使用してもよい。このような溶媒の使
用量は、通常、原料である芳香族ニトロ化合物に対して
1〜100重量倍である。尚、この反応においては、場
合によっては特に溶媒を使用することなく、原料の芳香
族ニトロ化合物を溶媒を兼ねて使用することもできる。
反応温度は、通常−40℃〜100℃の範囲であり、好
ましくは0〜50℃である。
【0012】かかる反応により生成する目的化合物は、
反応終了後の反応混合物から通常の手段、例えば蒸留、
抽出、再結晶あるいは各種クロマトグラフィーなどの操
作により容易に単離、精製することができる。
【0013】
【発明の効果】かくして本発明の方法によれば、短工程
で容易に高収率でニトロアニリン誘導体を製造すること
ができる。また、本発明でアミノ化剤として使用するO
−アルキルヒドロキシルアミンまたはその塩は、ヒドロ
キシルアミンから容易にかつ比較的安価に得ることがで
きるため、本方法は工業的に極めて有用な方法である。
また、本発明の方法では、多くの場合にアミノ化の位置
選択性はニトロ基に対してオルト位が優先するため、オ
ルトフェニレンジアミン誘導体およびベンズイミダゾー
ル誘導体を製造するのに好適である。
【0014】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明がこれによって限定されるものでない
ことはいうまでもない。
【0015】実施例1 ニトロベンゼン246mg(2ミリモル)およびO−メ
チルヒドロキシルアミン118mg(2.5ミリモル)
をN,N−ジメチルホルムアミド3ml中に溶解し、カ
リウム−t−ブトキシド673mg(6ミリモル)およ
びヨウ化第一銅38mg(0.2ミリモル)を含むN,
N−ジメチルホルムアミド7ml溶液に25℃で5分間
かけて滴下した。反応溶液は滴下開始と同時に赤色を呈
した。滴下終了後、25℃で1時間攪拌した後、飽和塩
化アンモニウム水溶液を加え、塩化メチレン抽出を行な
った。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、ガスクロマトグラフィーにより定量分析を行なっ
た。 ニトロベンゼン転化率 96% o−ニトロアニリン収率 66%(選択率 69%) p−ニトロアニリン収率 27%(選択率 28%)
【0016】実施例2 ニトロベンゼン246mg(2ミリモル)およびO−メ
チルヒドロキシルアミン塩酸塩215mg(2.5ミリ
モル)をN,N−ジメチルホルムアミド3ml中に溶解
し、カリウム−t−ブトキシド954mg(8.5ミリ
モル)および塩化第一銅(95%)21mg(0.2ミ
リモル)を含むN,N−ジメチルホルムアミド7ml溶
液に25℃で5分間かけて滴下した。反応溶液は滴下開
始と同時に赤色を呈した。滴下終了後、25℃で1時間
攪拌した後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、塩化
メチレン抽出を行なった。得られた有機層を無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、ガスクロマトグラフィーにより定
量分析を行なった。 ニトロベンゼン転化率 95% o−ニトロアニリン収率 64%(選択率 67%) p−ニトロアニリン収率 28%(選択率 29%)
【0017】実施例3 ニトロベンゼン246mg(2ミリモル)およびO−メ
チルヒドロキシルアミン118mg(2.5ミリモル)
をN,N−ジメチルホルムアミド3ml中に溶解し、カ
リウム−t−ブトキシド673mg(6ミリモル)およ
びヨウ化第一銅3.8mg(0.02ミリモル)を含む
N,N−ジメチルホルムアミド7ml溶液に25℃で5
分間かけて滴下した。反応溶液は滴下開始と同時に赤色
を呈した。滴下終了後、25℃で1時間攪拌した後、飽
和塩化アンモニウム水溶液を加え、塩化メチレン抽出を
行なった。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、ガスクロマトグラフィーにより定量分析を行なっ
た。 ニトロベンゼン転化率 95% o−ニトロアニリン収率 60%(選択率 63%) p−ニトロアニリン収率 23%(選択率 24%)
【0018】実施例4 ニトロベンゼン246mg(2ミリモル)およびN,O
−ジメチルヒドロキシルアミン153mg(2.5ミリ
モル)をN,N−ジメチルホルムアミド3ml中に溶解
し、カリウム−t−ブトキシド673mg(6ミリモ
ル)および塩化第一銅(95%)21mg(0.2ミリ
モル)を含むN,N−ジメチルホルムアミド7ml溶液
に25℃で5分間かけて滴下した。滴下終了後、25℃
で2時間攪拌した後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加
え、塩化メチレン抽出を行ない、その後さらにシリカゲ
ル薄層クロマトグラフィ−(展開液:酢酸エチル/ヘキ
サン=1/5)で精製、単離した。 N−メチル−p−ニトロアニリン収率 22%
【0019】実施例5 O−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩の代わりにO−エ
チルヒドロキシルアミン塩酸塩244mg(2.5ミリ
モル)を使用する以外は実施例2と同様に反応、後処理
を行ない、次の結果を得た。 ニトロベンゼン転化率 86% o−ニトロアニリン収率 46%(選択率 53%) p−ニトロアニリン収率 21%(選択率 24%)
【0020】実施例6 O−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩の代わりにO−t
−ブチルヒドロキシルアミン塩酸塩314mg(2.5
ミリモル)を使用する以外は実施例2と同様に反応、後
処理を行ない、次の結果を得た。 ニトロベンゼン転化率 77% o−ニトロアニリン収率 8%(選択率 10%) p−ニトロアニリン収率 23%(選択率 30%)
【0021】実施例7 O−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩の代わりにO−ベ
ンジルヒドロキシルアミン塩酸塩399mg(2.5ミ
リモル)を使用する以外は実施例2と同様に反応、後処
理を行ない、次の結果を得た。 ニトロベンゼン転化率 68% o−ニトロアニリン収率 31%(選択率 46%) p−ニトロアニリン収率 10%(選択率 15%)
【0022】実施例8 m−トリフルオロメチルニトロベンゼン382mg(2
ミリモル)およびO−メチルヒドロキシルアミン118
mg(2.5ミリモル)をN,N−ジメチルホルムアミ
ド3ml中に溶解し、カリウム−t−ブトキシド673
mg(6ミリモル)および塩化第一銅(95%)21m
g(0.2ミリモル)を含むN,N−ジメチルホルムア
ミド7ml溶液に25℃で5分間かけて滴下した。反応
溶液は滴下開始と同時に赤色を呈した。滴下終了後、2
5℃で1時間攪拌した後、飽和塩化アンモニウム水溶液
を加え、塩化メチレン抽出を行なった。得られた有機層
を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、ガスクロマトグラフ
ィーにより定量分析を行なった。結果を表1に示す。
【0023】実施例9〜28、比較例1 実施例8に示す塩化第一銅に代えて、表1に示す金属系
触媒をそれぞれ0.2ミリモル使用する以外は実施例8
と同様に反応、後処理を行ない、表1に示す結果を得
た。
【0024】 2,4-体 : 2−ニトロ−4−トリフルオロメチルアニリ
ン 6,2-体 : 6−ニトロ−2−トリフルオロメチルアニリ
ン 4,2-体 : 4−ニトロ−2−トリフルオロメチルアニリ
【0025】実施例29 カリウム−t−ブトキシドの代わりに水酸化カリウム
(6ミリモル)を使用する以外は実施例8と同様に反
応、後処理を行ない、次の結果を得た。 m−トリフルオロメチルニトロベンゼン転化率 100% 2−ニトロ−4−トリフルオロメチルアニリン収率 55% 6−ニトロ−2−トリフルオロメチルアニリン収率 11% 4−ニトロ−2−トリフルオロメチルアニリン収率 16%
【0026】実施例30 N,N−ジメチルホルムアミドの代わりに溶媒としてエ
チレングリコールジメチルエーテルを使用する以外は実
施例8と同様に反応、後処理を行ない、次の結果を得
た。 m−トリフルオロメチルニトロベンゼン転化率 100% 2−ニトロ−4−トリフルオロメチルアニリン収率 44% 6−ニトロ−2−トリフルオロメチルアニリン収率 26% 4−ニトロ−2−トリフルオロメチルアニリン収率 20%
【0027】実施例31 m−トリフルオロメチルニトロベンゼンの代わりにp−
トリフルオロメチルニトロベンゼン(2ミリモル)を使
用する以外は実施例8と同様に反応、後処理を行ない、
その後さらにシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開
液:酢酸エチル/ヘキサン=1/5)で精製、単離し
た。 p−トリフルオロメチルニトロベンゼン転化率 100% 6−ニトロ−3−トリフルオロメチルアニリン収率 76%
【0028】実施例32 m−トリフルオロメチルニトロベンゼンの代わりにp−
t−ブチルニトロベンゼン(2ミリモル)を使用する以
外は実施例8と同様に反応、後処理を行ない、その後さ
らにシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開液:酢酸
エチル/ヘキサン=1/5)で精製、単離した。 p−t−ブチルニトロベンゼン転化率 100% 3−t−ブチル−6−ニトロアニリン収率 91%
【0029】実施例33 m−トリフルオロメチルニトロベンゼンの代わりにm−
ニトロアニソール(2ミリモル)を使用する以外は実施
例8と同様に反応、後処理を行ない、次の結果を得た。 m−ニトロアニソール転化率 96% 4−メトキシ−2−ニトロアニリン収率 14%(選択率 15%) 2−メトキシ−6−ニトロアニリン収率 56%(選択率 59%) 2−メトキシ−4−ニトロアニリン収率 24%(選択率 25%)
【0030】実施例34 m−トリフルオロメチルニトロベンゼンの代わりにp−
ニトロアニソール(2ミリモル)を使用する以外は実施
例8と同様に反応、後処理を行ない、その後さらにシリ
カゲル薄層クロマトグラフィー(展開液:酢酸エチル/
ヘキサン=1/5)で精製、単離した。 p−ニトロアニソール転化率 84% 3−メトキシ−6−ニトロアニリン収率 69%(選択
率 82%)
【0031】実施例35 m−トリフルオロメチルニトロベンゼンの代わりにp−
フェノキシニトロベンゼン(2ミリモル)を使用する以
外は実施例8と同様に反応、後処理を行ない、その後さ
らにシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開液:酢酸
エチル/ヘキサン=1/5)で精製、単離した。 p−フェノキシニトロベンゼン転化率 100% 3−フェノキシ−6−ニトロアニリン収率 70%
【0032】実施例36 m−トリフルオロメチルニトロベンゼンの代わりにm−
クロロニトロベンゼン(2ミリモル)を使用する以外は
実施例8と同様に反応、後処理を行ない、その後さらに
シリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開液:酢酸エチ
ル/ヘキサン=1/5)で精製、単離した。 m−クロロニトロベンゼン転化率 100% 4−クロロ−2−ニトロアニリン収率 15% 2−クロロ−6−ニトロアニリン収率 41% 2−クロロ−4−ニトロアニリン収率 29%
【0033】実施例37 m−トリフルオロメチルニトロベンゼンの代わりにm−
フルオロニトロベンゼン(2ミリモル)を使用し、反応
時間を20分とする以外は実施例8と同様に反応、後処
理を行ない、その後さらにシリカゲル薄層クロマトグラ
フィー(展開液:酢酸エチル/ヘキサン=1/5)で精
製、単離した。 m−フルオロニトロベンゼン転化率 100% 4−フルオロ−2−ニトロアニリン収率 13% 2−フルオロ−6−ニトロアニリン収率 48% 2−フルオロ−4−ニトロアニリン収率 26%
【0034】実施例38 m−トリフルオロメチルニトロベンゼンの代わりにp−
クロロニトロベンゼン(2ミリモル)を使用する以外は
実施例8と同様に反応、後処理を行ない、その後さらに
シリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開液:酢酸エチ
ル/ヘキサン=1/5)で精製、単離した。 p−クロロニトロベンゼン転化率 100% 3−クロロ−6−ニトロアニリン収率 86%
【0035】実施例39 m−トリフルオロメチルニトロベンゼンの代わりにp−
ブロモニトロベンゼン(2ミリモル)を使用し、反応時
間を20分とする以外は実施例8と同様に反応、後処理
を行ない、その後さらにシリカゲル薄層クロマトグラフ
ィー(展開液:酢酸エチル/ヘキサン=1/5)で精
製、単離した。 p−ブロモニトロベンゼン転化率 100% 3−ブロモ−6−ニトロアニリン収率 71%
【0036】実施例40 m−トリフルオロメチルニトロベンゼンの代わりにp−
ヨードニトロベンゼン(2ミリモル)を使用し、反応時
間を15分とする以外は実施例8と同様に反応、後処理
を行ない、その後さらにシリカゲル薄層クロマトグラフ
ィー(展開液:酢酸エチル/ヘキサン=1/5)で精
製、単離した。 p−ヨードニトロベンゼン転化率 100% 3−ヨード−6−ニトロアニリン収率 50%
【0037】実施例41 m−トリフルオロメチルニトロベンゼンの代わりにN,
N−ジメチル−3−ニトロアニリン(2ミリモル)を使
用する以外は実施例8と同様に反応、後処理を行ない、
その後さらにシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開
液:酢酸エチル/ヘキサン=1/5)で精製、単離し
た。 N,N−ジメチル−3−ニトロアニリン転化率 100% N4, N4−ジメチル−2−ニトロ−p−フェニレンジアミン収率 10% N1, N1−ジメチル−3−ニトロ−o−フェニレンジアミン収率 75% N2, N2−ジメチル−4−ニトロ−o−フェニレンジアミン収率 15%
【0038】実施例42 m−トリフルオロメチルニトロベンゼンの代わりに4−
ニトロチオアニソール(2ミリモル)を使用する以外は
実施例8と同様に反応、後処理を行ない、その後さらに
シリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開液:酢酸エチ
ル/ヘキサン=1/5)で精製、単離した。 4−ニトロチオアニソール転化率 95% 3−メチルチオ−6−ニトロアニリン収率 92%(選
択率 97%)
【0039】実施例43 m−トリフルオロメチルニトロベンゼンの代わりに2−
ニトロビフェニル(2ミリモル)を使用し、反応時間を
10分とする以外は実施例8と同様に反応、後処理を行
ない、その後さらにシリカゲル薄層クロマトグラフィー
(展開液:酢酸エチル/ヘキサン=1/5)で精製、単
離した。 2−ニトロビフェニル転化率 90% 2−ニトロ−3−ビフェニルアミン収率 60%(選択率 67%) 2−ニトロ−5−ビフェニルアミン収率 26%(選択率 29%) 尚、2−ニトロ−5−ビフェニルアミンの物性値は次の
とおりであった。1 HNMRスペクトル(CDCl3) δ4.64(br.s,2H)、 6.49(d,1H,J=2.64Hz)、6.60(dd,1H,J
=2.64Hz,8.91Hz) 、7.23-7.39(m,5H)、 7.91(d,1H,J=8.9
1Hz) マススぺクトル m/z 214(M+), 197, 185, 167, 158, 139, 130, 63
【0040】実施例44 m−トリフルオロメチルニトロベンゼンの代わりに5−
ニトロ−1,1,3,3−テトラフルオロ−1,3−ジ
ヒドロイソベンゾフラン(2ミリモル)を使用し、塩化
第一銅の代わりにヨウ化第一銅(0.2ミリモル)を使
用する以外は実施例8と同様に反応、後処理を行ない、
さらにシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開液:酢
酸エチル/ヘキサン=1/10)で精製、単離した。 5−ニトロ−1,1,3,3−テトラフルオロ−1,3
−ジヒドロイソベンゾフラン転化率 100% 4−アミノ−5−ニトロ−1,1,3,3−テトラフル
オロ−1,3−ジヒドロイソベンゾフラン収率 39% 5−アミノ−6−ニトロ−1,1,3,3−テトラフル
オロ−1,3−ジヒドロイソベンゾフラン収率 9% 尚、4−アミノ−5−ニトロ−1,1,3,3−テトラ
フルオロ−1,3−ジヒドロイソベンゾフランの物性値
は次のとおりであった。1 HNMRスペクトル(CDCl3) δ6.56(br.s,2H)、 6.95(dd,1H,J=0.99Hz,8.58Hz)、8.50
(d,1H,J=8.58Hz) マススぺクトル m/z 252(M+), 233, 222, 206, 186, 174, 166, 138,
88, 75, 62, 52
【0041】実施例45 m−トリフルオロメチルニトロベンゼンの代わりに4−
(1−イミダゾリル)ニトロベンゼン(2ミリモル)を
使用し、反応時間を20分とする以外は実施例8と同様
に反応、後処理を行ない、さらにシリカゲル薄層クロマ
トグラフィー(展開液:酢酸エチル)で精製、単離し
た。 4−(1−イミダゾリル)ニトロベンゼン転化率 100% 3−(1−イミダゾリル)−6−ニトロアニリン収率 70% 尚、3−(1−イミダゾリル)−6−ニトロアニリンの
物性値は次のとおりであった。1 HNMRスペクトル(CDCl3) δ6.30(br.s,2H)、 6.76(dd,1H,J=2.31Hz,8.90Hz)、6.82
(d,1H,J=2.31Hz) 、7.24(s,1H)、7.26(s,1H)、7.92(s,1
H)、8.27(d,1H,J=8.90Hz) マススぺクトル(FD−MS) m/z 204(M+)
【0042】実施例46 m−トリフルオロメチルニトロベンゼンの代わりに1−
ニトロナフタレン(2ミリモル)を使用する以外は実施
例8と同様に反応、後処理を行ない、その後さらにシリ
カゲル薄層クロマトグラフィー(展開液:酢酸エチル/
ヘキサン=1/5)で精製、単離した。 1−ニトロナフタレン転化率 100% 1−ニトロ−2−ナフチルアミン収率 34% 4−ニトロ−1−ナフチルアミン収率 7%
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C07D 233/61 101 C07D 233/61 101 307/87 307/87 // C07B 43/04 C07B 43/04 61/00 300 61/00 300 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07B 43/04 C07C 209/02 C07C 209/60 C07C 211/52 C07C 211/59 C07C 319/20 C07C 323/36 C07D 233/61 101 C07D 307/87

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式化2 〔式中、R1、R2は同一または相異なって、水素原子、ハ
    ロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、アリール基、ジ低級
    アルキルアミノ基、アシルアミノ基、アリールアミノ
    基、ハロゲンもしくは低級アルコキシル基もしくはアリ
    ール基もしくはアリールオキシ基で置換されていてもよ
    い低級アルキル基、ハロゲンもしくは低級アルコキシル
    基で置換されていてもよい低級アルコキシル基、アリー
    ルオキシ基、低級アルキルチオ基、アリールチオ基、低
    級アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、スル
    ホン酸低級アルキルエステル基、または低級アルキル基
    もしくはアリール基で置換されていてもよいアルケニル
    基を示す。また、R1およびR2が芳香環に互いにオルトの
    位置で結合している場合に、R1およびR2が一緒になって
    シクロアルキル基、-O-(CX2)n -O- 基、-CX2-O-CX2- 基
    (ここで、Xは水素原子もしくはハロゲン原子を示し、
    n は1または2を示す。)、芳香族縮合炭素環または芳
    香族縮合複素環を形成していてもよい。〕で示される芳
    香族ニトロ化合物を、塩基および金属系触媒の存在下
    に、一般式化3 (式中、R3は水素原子、低級アルキル基、シクロアルキ
    ル基またはアラルキル基を示し、R4は低級アルキル基ま
    たはアラルキル基を示す)で示されるO−アルキルヒド
    ロキシルアミンまたはその塩と反応させることを特徴と
    する一般式化1 (式中、R1、R2およびR3は前記と同じ意味を有する。)
    で示されるニトロアニリン誘導体の製造方法。
  2. 【請求項2】O−アルキルヒドロキシルアミンが、O−
    メチルヒドロキシルアミン、O−エチルヒドロキシルア
    ミン、O−t−ブチルヒドロキシルアミン、O−ベンジ
    ルヒドロキシルアミンまたはN,O−ジメチルヒドロキ
    シルアミンである請求項1に記載のニトロアニリン誘導
    体の製造方法。
  3. 【請求項3】O−アルキルヒドロキシルアミンの塩が無
    機酸塩である請求項1に記載のニトロアニリン誘導体の
    製造方法。
  4. 【請求項4】無機酸塩が塩酸塩である請求項3に記載の
    ニトロアニリン誘導体の製造方法。
  5. 【請求項5】塩基がアルカリ金属化合物である請求項1
    に記載のニトロアニリン誘導体の製造方法。
  6. 【請求項6】アルカリ金属化合物がアルカリ金属アルコ
    キシドまたはアルカリ金属水酸化物である請求項5に記
    載のニトロアニリン誘導体の製造方法。
  7. 【請求項7】金属系触媒が、銅または銅化合物である請
    求項1に記載のニトロアニリン誘導体の製造方法。
  8. 【請求項8】銅化合物が、銅のハロゲン化物、カルボン
    酸塩、硝酸塩またはアセチルアセトネートである請求項
    7に記載のニトロアニリン誘導体の製造方法。
  9. 【請求項9】金属系触媒が、マンガンまたはマンガン化
    合物である請求項1に記載のニトロアニリン誘導体の製
    造方法。
  10. 【請求項10】マンガン化合物が、マンガンのハロゲン
    化物、カルボン酸塩またはアセチルアセトネートである
    請求項9に記載のニトロアニリン誘導体の製造方法。
  11. 【請求項11】O−アルキルヒドロキシルアミンまたは
    その塩の使用量が、芳香族ニトロ化合物に対して0.5
    〜5モル倍である請求項1に記載のニトロアニリン誘導
    体の製造方法。
  12. 【請求項12】塩基の使用量が、O−アルキルヒドロキ
    シルアミンまたはその塩に対して1〜6モル倍である請
    求項1に記載のニトロアニリン誘導体の製造方法。
  13. 【請求項13】金属系触媒の使用量が、芳香族ニトロ化
    合物に対して0.005〜1.5モル倍である請求項1
    に記載のニトロアニリン誘導体の製造方法。
  14. 【請求項14】反応温度が−40〜100℃である請求
    項1に記載のニトロアニリン誘導体の製造方法。
JP29521094A 1993-12-10 1994-11-29 ニトロアニリン誘導体の製造方法 Expired - Fee Related JP3511699B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29521094A JP3511699B2 (ja) 1993-12-10 1994-11-29 ニトロアニリン誘導体の製造方法

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-310285 1993-12-10
JP31028593 1993-12-10
JP6-35834 1994-03-07
JP3583494 1994-03-07
JP29521094A JP3511699B2 (ja) 1993-12-10 1994-11-29 ニトロアニリン誘導体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07300446A JPH07300446A (ja) 1995-11-14
JP3511699B2 true JP3511699B2 (ja) 2004-03-29

Family

ID=27288897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29521094A Expired - Fee Related JP3511699B2 (ja) 1993-12-10 1994-11-29 ニトロアニリン誘導体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3511699B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114716346B (zh) * 2020-12-15 2023-07-04 广西师范大学 一种4-硝基苯胺衍生物及其应用

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07300446A (ja) 1995-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1856024B1 (de) Verfahren zur herstellung substituierter biphenyle
US20110301356A1 (en) Method for Producing 2-aminobiphenylene
US5466871A (en) Process for preparing nitroaniline derivatives
JP3511699B2 (ja) ニトロアニリン誘導体の製造方法
US6258982B1 (en) Process for the preparation of substituted aromatic amino compounds
CN115583895B (zh) 一种2-氨基-5-氯-n,3-二甲基苯甲酰胺的合成方法
US8399680B2 (en) Arylamine synthesis method
US6706924B2 (en) Process for the production of 1,5-naphthalenediamine
EP0566783A1 (en) Process for the production of nitrodiarylamines
JP3463338B2 (ja) 芳香族アミンの製造方法
US4517129A (en) Process for the preparation of cyanotetrachlorobenzenes
MXPA02002261A (es) Proceso para la conversion de aldehidos en nitrilos usando amoniaco y peroxido de hidrogeno.
JP3473254B2 (ja) アミノニトロ安息香酸類の製造方法
US5484953A (en) O-phenylenediamines containing fluoroalkyl(ene) groups
EP0155441B1 (en) A process for separating nitration isomers of substituted benzene compounds
US7282610B2 (en) Method of producing aromatic amine compound having alkylthio group
EP2349980B1 (en) Process for preparing 2-amino-6-nitro-benzoic acid
CZ150194A3 (en) Process for preparing nitriles of aminopropionic acid
Bahrami et al. Sodium azide as a catalyst for the hydration of nitriles to primary amides in water
CN108530321B (zh) 从一种脒合成其它脒的方法
FR2811664A1 (fr) Procede de preparation d'un compose polyaromatique
JPH09227469A (ja) 2,3−ジクロロ−6−ニトロアニリンの製造方法
JP3804078B2 (ja) β−ニトロエナミンの製造方法
GB2134900A (en) Process for the preparation of cyanotetrachlorobenzenes
JPH0881432A (ja) O−アルキル−N−(β−ニトロエチル)ヒドロキシルアミン誘導体およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031229

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 5

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D05

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees