JP3510357B2 - 色検出装置 - Google Patents

色検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像信号の色検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】建設現場等のように大型機械等を用いる
職場において、作業者等の着用するヘルメットや着衣の
色を弁別して危険区域にいる作業者等に警告を行うと共
にオペレータに対して危険区域内における人の存在を告
知するためにカラーテレビカメラで当該区域を監視する
ためには映像信号の色成分の抽出を要する。例えば、こ
のような映像信号の色成分抽出回路として従前からの方
式、例えば、通常のテレビ受信装置の色成分抽出方式で
は、被写体の特定の色を検出するのに検出の許容範囲が
小さいという問題点、換言すればカラーカメラの副搬送
波の位相の変化の小さい範囲については検出できないと
いう問題点、があった。
【0003】これに対し、上記問題点を解決することを
目的とした映像信号の色成分抽出回路として、特願平5
−125417号に開示された映像信号の色成分抽出回
路がある。特願平5−125417号に開示の映像信号
の色成分抽出回路では、所望の副搬送波の位相のカラ
ーキャリアを同期検波するとともに、希望の色相の副
搬送波に直交した位相の副搬送波で同期検波した出力を
整流して、の検波出力から引算して等価的にカラーカ
メラの出力のカラーキャリアの位相の選択性を鋭くして
いる。
【0004】図15は上記特願平5−125417号に
開示された映像信号の色成分抽出回路の構成を示すブロ
ック図であり、カラーカメラの出力1がNTSC信号の
場合を想定している。図15で、NTSC信号1をAG
C(自動利得回路)2で信号振幅を一定とし、YC分離
回路3で輝度信号Eyと色差変調信号Eccos(ωsc
t+φ)とに分離する。輝度信号Eyを同期分離回路5
に加えて水平同期信号を取り出してバーストゲートパル
ス発生回路6でバーストゲート信号を取り出し、YC分
離回路3で分離したEc成分をバーストゲート4に加え
てカラーバーストを分離する。
【0005】バーストゲート4の出力で副搬送波cos
ωsctを発振する副搬送波発振器7(ωsc≒3.5
8MHz)を駆動し、位相調整回路8で副搬送波cos
ωsctを位相調整して希望の色相の副搬送波cos
(ωsct+φD)を得る。同期検波回路10はYC分
離回路3の出力である色差変調信号Eccos(ωsc
t+φ)を位相調整回路8の出力を基に同期検波してc
os(ωsct+φD)成分EQを取り出す。同期検波回
路11は位相調整回路8の出力を更に90°移相回路9
を介した出力を基に同期検波してsin(ωsct+φ
D)成分EIを取り出す。同期検波回路11の出力EQ
利得制御回路22で振幅をk倍として絶対値回路12を
通して整流し、引算回路13で同期検波回路10の出力
Iから引算する(すなわち、cos(ωsct+φD
成分から振幅をk倍したsin(ωsct+φD)成分
を引算する)。次に、絶対値回路12の出力を振幅比較
回路14で基準電圧15と比較して彩度が一定以上の信
号を取り出す。
【0006】なお、振幅比較回路16と基準電圧17は
輝度信号の一定値以上の取り出しであり高彩度色に対す
る検出出力とする。なお、希望検出色が黄色の場合は黄
色の特殊性(人工色では高彩度色の場合には黄の輝度が
大なること)を利用した輝度信号の検出を行うものと
し、振幅比較回路16の出力(輝度)を1ビット回路2
1を介し振幅比較回路14の出力(色相)とAND回路
18で取り出すことにより精度の高い出力を得る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術による映像信号の色成分抽出回路では、 希望の色相から該色相の副搬送波に直交した位相の
副搬送波を引算して検出する色相の範囲を狭くして検出
色相の精度を向上させているが、希望の色相に直交した
2色が接した図形ではその境目で誤検出する現象が発生
するという問題点がある。
【0008】以下、誤検出の現象の発生について図1
6,図17により説明する。図16(a)は一定振幅の
カラー副搬送波Eccos(ωsct+φ)をI軸(希
望位相φD)とQ軸(直交位相^φD)とで同期検波した
際の出力をベクトル図で示したものである。I軸はEI
cos(ωsct+φ)×cos(ωsct+φD)の
低周波数成分としてEQを得る。Q軸はEccos(ωs
ct+φ)×sin(ωsct+φD)の低周波数成分
としてEQを得る(なお、EQの絶対値|EQ|とす
る)。ここで、仮に図16(a)でOAを副搬送波とす
るとI軸の検波出力はOBとなりQ軸の検波出力はOC
となる。従って、図15の引算回路13の出力は(k=
1の場合)BCとなる。
【0009】図16(a)の破線ODIFOは一定振幅
のカラー副搬送波Eccos(ωsct+φ)に対して
I−|EQ|をプロットしたものであり、その結果は一
定彩度以上を検出するEDIFのうちわ型の斜線とな
る。すなわち、カラー受像機の検波のように単に同期検
波回路10の出力を用いると図16(a)の0’を中心
とする小円が検出出力となるので、色相の検出範囲が広
くなり精度が悪くなる。
【0010】次に、色図形の分布で発生する誤検出につ
いて図16(b)、図17により説明する。図16
(b)で希望の位相φDを挾んで高彩度の色G,H(ベ
クトルOG,OH)が図形で接しているものとする。図
2(b)のベクトル図から明らかなように、
【数1】 EH : EI=OL, EQ=OK (1) EG : EI=OL, EQ=OJ(=−OK) (2) となる。
【0011】図17(a)は色分布を示し、左側が希望
位相のIであり、右側のGとHは境界Mで接しているも
のとする。図17(b)は上式(1),(2)の同期回
路10の出力EIの分布を示し、図17(c)にEQの分
布を実線で示し、破線で絶対値回路12の出力|EQ
の分布を示す。また、図3(d)は誤検出の例であり、
図17(b),(c),(d)で横軸は時間軸を表わ
す。
【0012】すなわち、色差信号の帯域が広帯域ならば
同期回路11の出力EQは図17(c)で一点鎖線で示
すようにM点で鋭く変化するが、色差信号の帯域は広帯
域でなく0.5MHzの帯域であるため実線で示すよう
に勾配をもつので、|EQ|は図17(c)の破線のよ
うに時間軸上のM点でギャップ(gap)を生じる。従
って、図15の引算回路13の出力であるEI−|EQ
は図17(d)に示すようにMで幅の狭いピークをも
ち、振幅比較回路14の基準電圧を△Eとすると△E<
I−|EQ|ではMに誤検出を発生する。
【0013】 また、検出すべき被写体の色は人工的
な色(塗料、etc)が多く、特定の色を検出する色成
分抽出回路(例えば、従来の技術で、希望検出色が黄色
の場合)でも必ずしも検出する副搬送波の位相が予め設
定した位相になるとは限らないという問題点があった。
例えば、建設作業場の警報装置(色成分抽出回路を持つ
装置)で黄色の検出を設定しても実際のヘルメットの色
は設定した色相よりもオレンジに偏っている場合もある
ことから、このような場合には検出装置の検波副搬送波
の位相を調整しなければならず、また、何種類かの色の
検出を同時に行う場合の調整に手間取るという問題点、
及び、カラーカメラの色特性のバラツキによっても検出
回路を調整しないと誤検出となるという問題点があっ
た。
【0014】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてな
されたものであり、映像信号の色検出装置において、
(1)希望の検出色を挾んだ2色の高彩度パターンが接
している際に発生する誤検出を最小に抑制し得る色検出
装置の提供、及び、(2)予め色検出すべき色を保持ま
たは学習させることにより多色検出を可能にして色検出
精度の向上または色測定の効率を向上し得る色検出装置
の提供、を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに第1の発明の色検出装置は、映像信号から所望の色
変調成分信号を抽出し、該色変調成分信号から該色変調
成分信号と同位相の第1の副搬送波成分信号と第1の副
搬送波成分信号と異なる位相の第2の副搬送波を抽出す
る前段部と、該第1,第2の副搬送波に基づいて前記色
変調成分信号から第1の色成分信号と第1の色成分信号
と異なる位相の第2の色成分信号を得て、第1の色成分
信号と第2の色成分信号の絶対値信号との差から色成分
検出信号を得る色成分検出部と、を有する色検出装置で
あって、色成分検出部が、色変調信号成分を第1の副搬
送波成分信号で同期検波し第1の色成分信号を得る第1
の同期検波手段と、色変調信号成分を前記第2の副搬送
波成分信号で同期検波し第2の色成分信号を得る第2の
同期検波手段と、第2の色成分信号の色相範囲を制御す
る色相制御手段と、色相制御手段の出力の絶対値信号か
ら所定の低域成分を抽出する第1の成分抽出手段と、第
1の色成分信号と前記第1の成分抽出手段の出力との差
信号を得る減算手段と、を有することを特徴とする。
【0016】第2の発明は上記第1の発明の色検出装置
において、色成分検出部が、色変調信号成分を第1の副
搬送波成分信号で同期検波し第1の色成分信号を得る第
1の同期検波手段と、色変調信号成分を第2の副搬送波
成分信号で同期検波し第2の色成分信号を得る第2の同
期検波手段と、第2の色成分信号の色相範囲を制御する
色相制御手段と、色相制御手段の出力の絶対値信号から
所定レベル以上の信号成分を抽出する第2の成分抽出手
段と、第1の色成分信号と前記第2の成分抽出手段の出
力との差信号を得る減算手段と、を有することを特徴と
する。
【0017】第3の発明は上記第1の発明の色検出装置
において、色成分検出部が、色変調信号成分を第1の副
搬送波成分信号で同期検波し第1の色成分信号を得る第
1の同期検波手段と、色変調信号成分を第2の副搬送波
成分信号で同期検波し第2の色成分信号を得る第2の同
期検波手段と、第2の色成分信号の色相範囲を制御する
色相制御手段と、色相制御手段の出力信号の零クロスを
検出して検出信号を得る零クロス検出手段と、零クロス
検出信号に基づいて、第1の色成分信号または減算手段
の出力の利得を制御する利得制御手段と、第1の色成分
信号または前記利得制御手段により利得制御された第1
の色成分信号と前記第1の成分抽出手段の出力との差信
号を得る減算手段と、を有することを特徴とする。
【0018】第4の発明の色検出装置は、映像信号から
所望の色変調成分信号を抽出し、該色変調成分信号から
該色変調成分信号と同位相の第1の副搬送波成分信号と
第1の副搬送波成分信号と異なる位相の第2の副搬送波
を抽出する前段部と、該第1,第2の副搬送波に基づい
て前記色変調成分信号から第1の色成分信号と第1の色
成分信号と異なる位相の第2の色成分信号を得て、第1
の色成分信号と第2の色成分信号の絶対値信号との差か
ら色成分検出信号を得る色成分検出部と、を有する色検
出装置であって、前段部が、レベル制御した映像信号か
ら所望の色変調成分信号を抽出する色変調成分抽出手段
と、色変調成分信号から該色変調成分信号と同位相の第
1の副搬送波成分信号を抽出する副搬送波抽出手段と、
位相制御情報保持手段からの位相制御情報に基づき、前
記色変調成分信号または第1の副搬送波成分信号の位相
を制御する位相制御手段と、第1の副搬送波成分信号か
ら該第1の副搬送波成分信号と異なる位相の第2の副搬
送波成分信号を得る移相手段と、を有し、更に、所望の
色について色成分検出部からの出力に基づく位相制御情
報を保持し、該位相制御情報の保持または出力を選択可
能な位相制御情報保持手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0019】
【作用】上記構成により、第1の発明の色検出装置で
は、第1の同期検波手段で色差変調信号Eccos(ω
sct+φ)からcos(ωsct+φD)成分EIを取
り出し、第2の同期検波手段で同様にsin(ωsct
+φD)成分EQを取り出す。出力EQを色相制御手段で
制御し、第1の成分抽出手段で色相制御手段の出力の絶
対値信号|EQ|から所定の低域成分を抽出する。EQ
0.5MHz(NTSC信号の場合)の帯域であるか
ら、第1の成分抽出段を0.5MHzのカットオフとす
ることでEQの波形に生じていた零レベルが上昇し、M
点での誤検出が抑制できる。
【0020】第2の発明の色検出装置では、第1の同期
検波手段で色差変調信号Eccos(ωsct+φ)か
らcos(ωsct+φD)成分EIを取り出し、第2の
同期検波手段で同様にsin(ωsct+φD)成分EQ
を取り出す。出力EQを色相制御手段で制御し、第2の
成分抽出手段で色相制御手段の出力の絶対値信号|EQ
|から基準値δ以上の信号成分を抽出する。これによ
り、仮に、絶対値信号に零レベルの部分があれば従来技
術では誤検出となるが、第2の成分抽出手段により下限
のレベルが0ではなくδであることから減算手段の出力
は誤検出とならない。
【0021】第3の発明の色検出装置では、第1の同期
検波手段で色差変調信号Eccos(ωsct+φ)か
らcos(ωsct+φD)成分EIを取り出し、第2の
同期検波手段で同様にsin(ωsct+φD)成分EQ
を取り出す。出力EQを色相制御手段で制御し、零クロ
ス検出手段で色相制御手段の出力信号の零クロスを検出
して検出信号を得て、利得制御手段で第1の色成分信号
または減算手段の出力の利得を制御する。これにより、
仮に、絶対値信号に零レベルの部分があれば従来技術で
は誤検出となるが、利得制御手段により零クロスの大部
分を解消できる減算手段の出力に誤検出が生ずるのを抑
制できる。
【0022】第4の発明の色検出装置は、前段部で位相
制御手段により色変調成分信号または第1の副搬送波成
分信号の位相を制御し、また、位相制御情報保持手段に
より学習時には所望の色について色成分検出部からの出
力に基づく位相制御情報を保持し、色検出時には保持し
ている位相制御情報を出力し、位相制御手段を制御して
誤検出を抑制する。従って、多色検出が可能にできる。
【0023】
【実施例】図1,図2,図4は、希望の検出色を挾んだ
2色の高彩度パターンが接している際に発生する誤検出
を最小に抑制し得る色検出装置に関するブロック図であ
り、図3は図1,図2の出力波形の説明図であり、図5
は図4の出力波形の説明図である。
【0024】〈実施例1〉図1は、第1の発明に基づく
色検出装置の一実施例を示すブロック図であり、破線で
囲まれた部分が第1の発明の主要部である色成分検出部
100であり、その他の構成は前述した図15の構成と
同様である。図1で、色成分検出部100は同期検波回
路10,11、利得kの利得制御回路22、絶対値回路
12、LPF(低域フィルタ)30、及び引算回路13
からなっている。色成分検出部100で、同期検波回路
10はYC分離回路3の出力である色差変調信号Ec
os(ωsct+φ)からcos(ωsct+φD)成
分EIを取り出し、同期検波回路11は同様にsin
(ωsct+φD)成分EQを取り出す。同期検波回路1
1の出力EQを利得制御回路22で振幅をk倍(説明
上、以下k=1とする)し絶対値回路12で整流する。
絶対値回路12の出力|EQ|をLPF30に通す。
【0025】EQは0.5MHz(NTSC信号の場
合)の帯域であるから、LPF30を0.5MHz(ま
たは0.2MHz程度まで)のカットオフとすることで
Qの波形(M点に零レベルあり;図3(a)参照)が
図3(b)に示すような波形となり、M点で生じていた
零レベルがε2まで上昇し、M点での誤検出が抑制され
る。
【0026】すなわち、色差信号の帯域は広帯域でなく
0.5MHzの狭帯域であるため|EQ|は図3(a)
のようにM点でギャップ(gap)を生じるが、LPF
30を通すことによりギャップが解消されるので、引算
回路13の出力であるEI−|EQ|は図17(d)に示
すようなM点での幅の狭いピークをもつことがなく、振
幅比較回路14の基準電圧を△Eとすると△E<EI
|EQ|となりM点に誤検出が生じない。
【0027】〈実施例2〉図2は、第2の発明に基づく
色検出装置の一実施例を示すブロック図であり、破線で
囲まれた部分が第2の発明の主要部としての色成分検出
部200であり、その他の構成は前述した図1の構成と
同様である。図2で、色成分検出部200は同期検波回
路10,11、利得kの利得制御回路22、絶対値回路
12、LPF(低域フィルタ)31、レベルスライサ3
3、比較回路35、加算回路36、及び引算回路13か
らなっている。また、図で32はクランプ、34は基準
電圧(レベル=δ)である。
【0028】色成分検出部200で、同期検波回路10
は実施例1の場合と同様にYC分離回路3の出力から直
交成分である色差変調信号Eccos(ωsct+φ)
からcos(ωsct+φD)成分EIを取り出し、同期
検波回路11は同様にsin(ωsct+φD)成分EQ
を取り出す。同期検波回路11の出力EQは利得制御回
路22で振幅をk倍(説明上、以下k=1とする)し絶
対値回路12で整流する。絶対値回路12の出力|EQ
|をLPF31に通してクランプ32により直流分を固
定し、スライサー33で基準レベルδ(基準電圧34)
以下の成分を取り出す(図3(c)の破線部分参照)。
また、図3(d)はスライサー33の出力波形を示し、
図3(a)の絶対値回路12の出力|EQ|の波形図に
も破線でスライサー33の出力波形が示されている。
【0029】次に、振幅比較回路35で絶対値回路12
の出力|EQ|とスライサー33の出力を比較して|EQ
|からδ以上の振幅を取り出す(図3(e)参照)。こ
の波形に加算回路36でスライサー33の出力を加えて
図3(f)に示すような波形の出力を得る。これによ
り、絶対値回路12の出力では図3(a)に示すように
M点が零レベルであり誤検出となるが、加算回路36の
出力では図3(f)に示すようにレベルが零レベルでは
なくδであることから誤検出を生じない。
【0030】〈実施例3〉図4は、第3の発明に基づく
色検出装置の主要部としての色成分検出部300の構成
例を示すブロック図であり、その他の構成は前述した図
1の構成と同様である。図4で、色成分検出部300は
同期検波回路10,11、利得kの利得制御回路22、
絶対値回路12、零クロスパルス発生器(リミッタ;後
述(図6,図7参照))37、ゲート回路38、遅延回
路39,40、及び引算回路13からなっている。
【0031】色成分検出部300で、同期検波回路10
は実施例1の場合と同様にYC分離回路3の出力から直
交成分である色差変調信号Eccos(ωsct+φ)
からcos(ωsct+φD)成分EIを取り出し、同期
検波回路11は同様にsin(ωsct+φD)成分EQ
を取り出す。同期検波回路11の出力EQは、利得制御
回路22で振幅をk倍(説明上、以下k=1とする)さ
れ絶対値回路12で整流されると共に、零クロスパルス
発生器37でEQの零クロスポイントの情報を取り出し
ゲート回路38を制御して遅延回路39を経て入力する
同期検波回路10の出力EIをゲートし、その出力は引
算回路13に与えられる。また、絶対値回路12の出力
|EQ|は遅延回路40を経て引算回路13に与えら
れ、出力EI−|EQ|を得る。なお、遅延回路39,4
0は信号処理に伴う時間調整のために設けられているも
のである。
【0032】図5(a)は絶対値回路12の出力波形図
であり、図5(b)は零クロスパルス発生器37の出力
であり、図に示すように零クロスのM2,M1でゲート
パルスを発生させる。また、図5(c)をEIの分布と
するとき、ゲート回路38でゲートパルスによりM2,
M1でEIをゲートオフする。このため、引算回路13
の出力EI−|EQ|は、仮に、ゲート回路38での処理
を行わないとすれば図5(d)の実線に示すような波形
となり、M1の△E以上の部分で誤検出を生ずることと
なるが、図5(c)のようにゲート回路38でゲートパ
ルスによりM2,M1でEIをゲートオフすることによ
り破線(図5(d))で示すような波形となりM1での
誤検出がなくなる。
【0033】図6は、図4の色成分検出部300の零ク
ロスパルス発生器37の一実施例の構成を示すブロック
図であり、図7は出力信号波形図、図8はリミッター4
1の特性図である。図6で、零クロスパルス発生器37
はリミッター(またはスライサー)41、微分回路4
2、及び整流回路43で構成できる。
【0034】図7(a)の実線部分は利得制御回路22
の出力EQを示し、t1,t2で零クロスを生じてい
る。また、図7(a)の破線部分は絶対値回路12の出
力|EQ|であり、図5(d)の実線に示す波形の場合
と同様にt2で誤検出を生ずる。図7(b)は図6のリ
ミッター41の出力波形図であり、零クロスのt1,t
2で振幅変化している。この波形を微分回路42で微分
すると図7(c)に示す波形となり、ここではt1で
正、t2で負のパルスとなる。これを整流回路43で整
流して図7(d)の零クロスパルスとしてゲート回路3
8を制御してt1,t2の出力を0とする。なお、ゲー
ト回路38は図6に示す位置ではなく引算回路13の後
段に設けて引算回路13の出力EI−|EQ|を制御する
よう構成してもよい。
【0035】図8は図6のリミッター41の出力特性図
であり、図8(a)は一般的なリミッターの特性図であ
る。一般的なリミッターでは出力は急激な飽和特性(折
線)を示すが、本実施例のリミッター41は、映像信号
にノイズを含む場合には零クロスポイントがノイズで増
加しないように図8(b)に示す特性、すなわち入力信
号の0〜±εのレベルまでは出力しない特性を有するも
のとする。
【0036】〈実施例4〉図9は、第4の発明に基づく
色検出装置の一実施例を示すブロック図であり、本発明
では色を限定せず、任意の色相の検出も対象とするので
図1の輝度信号処理系は不要である。図9で、色検出装
置は、AGC2、YC分離回路3、バーストゲート回路
4、同期分離回路5、バーストゲートパルス発生回路
6、副搬送波発生器7、位相調整回路8、90°移相器
9、同期検波回路10,11、絶対値回路12、引算回
路13、1ビット化回路20、利得制御回路22、位相
制御回路24、及びピーク保持回路44からなってい
る。なお、図9で、AGC2、YC分離回路3、同期分
離回路5、バーストゲートパルス発生回路6、バースト
ゲート回路4までの構成は図1の色検出装置と同様であ
る。
【0037】位相制御回路24はバーストゲート回路の
出力であるカラーバースト信号を入力し、位相制御情報
としてのピーク保持回路44の出力(位相制御信号2
5)でカラーバースト信号または副搬送波の位相を制御
する。なお、位相制御回路24は、例えば可変遅延線で
構成できる。
【0038】副搬送波発生器7は位相制御回路24の出
力により駆動されcosωsctの副搬送波を出力す
る。副搬送波発生器7の出力は位相調整回路8を経て色
差変調信号Eccos(ωsct+φ)として同期検波
回路10に入力すると共に、更に90°移相器9を経て
sin(ωsct+φD)として同期検波回路11に入
力する。同期検波回路10,11は入力したそれら直交
成分から成分EI,EQを取り出す。
【0039】同期検波回路11の出力EQは利得制御回
路22で振幅をk倍(説明上、以下k=1とする)され
絶対値回路12で整流される。引算回路13で同期検波
回路11の出力EIから絶対値回路12の出力|EQ|を
差し引いてその出力を1ビット化回路20に与えると共
に、ピーク保持(山登り)回路44に与えピーク保持回
路44の出力により前述したように位相制御回路24を
制御する。なお、図9で、位相制御回路24を省略して
ピーク保持回路44の出力で位相調整回路8を制御する
よう構成してもよい。
【0040】図10はピーク保持(山登り)回路44の
原理の説明図であり、変数θに対して関数f(θ)があ
る場合、θ=θ1,f(θ1)ではθ>θ1でf(θ)は
増大し、θ>θ2ではf(θ)は減少する。θ=θ0では
θ>θ0,θ<θ0(但しθはθ0の近辺とする)でほぼ
一定である。
【0041】図11はピーク保持回路44の一実施例の
構成を示すブロック図であり、図12はピーク保持回路
44の出力波形図である。そして、ピーク保持回路44
は発振器31、同期検波回路32、加算回路33、メモ
リ34、及びスイッチ35からなる。発振器31は図1
2(a)に示すような波形cosω0tを出力するもの
とする。ここで、f(θ)の波形はθ=θ1,θ2,θ0
でそれぞれ図12(b),(c),(d)に示す波形と
なる。これらの信号を図12(a)の波形cosω0
で同期検波すれば図10に示すようにθ1では正に、θ2
では負に、θ0では0となる。
【0042】カラーカメラの被写体の色相を基準となる
色相とするとき、スイッチ35で発振器31の出力を
a,c側に接続しておくと、発振器31の出力の一方は
スイッチ35のa側の経路を経て加算回路31にそのま
ま加えられる。また、発振器31の出力の他の一方はス
イッチ35のb側の経路を経て同期検波回路32に与え
られ、位相制御回路24(または、位相調整回路8)の
位相を変化させるので、引算回路13の出力は図12
(b)のようになる。ここで、引算回路13の出力を同
期検波回路32で同期検波して、出力m1(図14参照
の(同期検波回路32の出力特性図))を得る。同期検
波回路32の出力m1はメモリ34に記憶されると共に
加算回路33に与えられ、位相制御回路24(または、
位相調整回路8)の位相θを増大させる(図10参
照)。
【0043】上記サイクルの繰返しにより、メモリ34
の電圧は増加し、位相制御回路24(または、位相調整
回路8)の位相がθ0に対応する電圧で安定する。仮
に、θ=θ2の状態なら、メモリ34の電圧は減少し
て、位相制御回路24(または、位相調整回路8)の位
相θがθ0に対応する電圧で安定する。なお、図11で
スイッチ35で発振器31の出力をb,d側に接続する
と位相制御回路24(または、位相調整回路8)の位相
は色相が基準となっているときに引算回路13の出力が
最大になるように設定される。
【0044】図13は複数の色を学習するための保存回
路の構成例であり、図11でメモリ34を34−1,3
4−2,34−3,34−4,…と増加した場合に相当
し、多接点切換え可能なスイッチ36を用いて基準とな
る色C1,C2,C3,C4,…に対して位相制御回路
24(または、位相調整回路8)の位相制御電圧をメモ
リ34−1,34−2,34−3,34−4,…にメモ
リすることにより多色検出を可能とする。
【0045】本実施例では図11,図13で、スイッチ
35をa,b側に接続しているときが学習モードとな
り、b,d側に接続しているときが使用モードとなる。
従って、予め色を学習させた後は、映像信号から色相を
容易に検出でき、また、学習する色が複数であってもそ
れぞれの色を検出すること、すなわち、多色検出ができ
る。
【0046】
【発明の効果】第1ないし第3の発明の色検出装置によ
れば、希望する色相に希望色以外の高彩度の色パターン
が接している際に発生する誤検出を最小に抑制すること
ができる。
【0047】第4の発明の色検出装置によれば、予め色
をカメラで撮像して学習させた後は撮像している光景か
ら学習した色を容易に選択できる。また、学習する色が
複数であってもそれぞれの色を検出すること、すなわ
ち、多色検出が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明に基づく色検出装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】第2の発明の主要部としての色成分検出部の構
成例を示すブロック図である。
【図3】図1、図2の色成分検出部の出力波形の説明図
である。
【図4】第3の発明に基づく色検出装置の主要部として
の色成分検出部構成例を示すブロック図である。
【図5】図3の色成分検出部の出力波形の説明図であ
る。
【図6】図4の色成分検出部の零クロスパルス発生器の
一実施例の構成を示すブロック図である。
【図7】図6のリミッターの出力波形図である。
【図8】図6のリミッター41の出力特性図である。
【図9】第4の発明に基づく色検出装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図10】図9のピーク保持(山登り)回路の原理の説
明図である。
【図11】図9のピーク保持回路の一実施例の構成を示
すブロック図である。
【図12】図11のピーク保持回路の出力波形図であ
る。
【図13】複数の色を学習するための保持回路の構成例
である。
【図14】図9で用いている同期検波回路の出力特性図
である。
【図15】従来の映像信号の色成分抽出回路の構成を示
すブロック図である。
【図16】誤検出発生の説明図(ベクトル図)である。
【図17】誤検出発生の説明図(分布図)である。
【符号の説明】
3 YC分離回路(色変調成分抽出手段) 4 バーストゲート回路(色変調成分抽出手段) 5 同期分離回路(副搬送波抽出手段) 6 バーストゲートパルス発生回路(副搬送波抽出手
段) 7 副搬送波発生器(副搬送波抽出手段) 8 位相調整回路(副搬送波抽出手段) 9 90°移相器(移相手段) 10 同期検波回路(第1の同期検波手段) 11 同期検波回路(第2の同期検波手段) 12 絶対値回路 13 引算回路(減算手段) 22 利得制御回路(色相制御手段) 24 位相制御回路(位相制御手段) 30 LPF(低域フィルタ;第1の成分抽出手段) 31 LPF(低域フィルタ;第1の成分抽出手段) 33 レベルスライサ33(第2の成分抽出手段) 35 比較回路(第2の成分抽出手段) 36 加算回路(第2の成分抽出手段) 37 零クロスパルス発生器(零クロス検出手段) 38 ゲート回路(利得制御手段) 44 ピーク保持回路(位相制御情報保持手段) 100,200,300 色成分検出部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号から所望の色変調成分信号を抽
    出し、該色変調成分信号から該色変調成分信号と同位相
    の第1の副搬送波成分信号と第1の副搬送波成分信号と
    異なる位相の第2の副搬送波を抽出する前段部と、該第
    1,第2の副搬送波に基づいて前記色変調成分信号から
    第1の色成分信号と第1の色成分信号と異なる位相の第
    2の色成分信号を得て、第1の色成分信号と第2の色成
    分信号の絶対値信号との差から色成分検出信号を得る色
    成分検出部と、を有する色検出装置であって、 前記色成分検出部が、 前記色変調信号成分を前記第1の副搬送波成分信号で同
    期検波し第1の色成分信号を得る第1の同期検波手段
    と、 前記色変調信号成分を前記第2の副搬送波成分信号で同
    期検波し第2の色成分信号を得る第2の同期検波手段
    と、 前記第2の色成分信号の色相範囲を制御する色相制御手
    段と、 前記色相制御手段の出力の絶対値信号から所定の低域成
    分を抽出する第1の成分抽出手段と、 第1の色成分信号と前記第1の成分抽出手段の出力との
    差信号を得る減算手段と、 を有することを特徴とする色検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の色検出装置において、色
    成分検出部が、 色変調信号成分を第1の副搬送波成分信号で同期検波し
    第1の色成分信号を得る第1の同期検波手段と、 色変調信号成分を第2の副搬送波成分信号で同期検波し
    第2の色成分信号を得る第2の同期検波手段と、 前記第2の色成分信号の色相範囲を制御する色相制御手
    段と、 前記色相制御手段の出力の絶対値信号から所定レベル以
    上の信号成分を抽出する第2の成分抽出手段と、 第1の色成分信号と前記第2の成分抽出手段の出力との
    差信号を得る減算手段と、を有することを特徴とする色
    検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の色検出装置において、色
    成分検出部が、 色変調信号成分を第1の副搬送波成分信号で同期検波し
    第1の色成分信号を得る第1の同期検波手段と、 色変調信号成分を第2の副搬送波成分信号で同期検波し
    第2の色成分信号を得る第2の同期検波手段と、 前記第2の色成分信号の色相範囲を制御する色相制御手
    段と、 前記色相制御手段の出力信号の零クロスを検出して検出
    信号を得る零クロス検出手段と、 前記零クロス検出信号に基づいて、第1の色成分信号ま
    たは減算手段の出力の利得を制御する利得制御手段と、 第1の色成分信号または前記利得制御手段により利得制
    御された第1の色成分信号と前記第1の成分抽出手段の
    出力との差信号を得る減算手段と、を有することを特徴
    とする色検出装置。
  4. 【請求項4】 映像信号から所望の色変調成分信号を抽
    出し、該色変調成分信号から該色変調成分信号と同位相
    の第1の副搬送波成分信号と第1の副搬送波成分信号と
    異なる位相の第2の副搬送波を抽出する前段部と、該第
    1,第2の副搬送波に基づいて前記色変調成分信号から
    第1の色成分信号と第1の色成分信号と異なる位相の第
    2の色成分信号を得て、第1の色成分信号と第2の色成
    分信号の絶対値信号との差から色成分検出信号を得る色
    成分検出部と、を有する色検出装置であって、 前記前段部が、 前記レベル制御した映像信号から所望の色変調成分信号
    を抽出する色変調成分抽出手段と、 前記色変調成分信号から該色変調成分信号と同位相の第
    1の副搬送波成分信号を抽出する副搬送波抽出手段と、 位相制御情報保持手段からの位相制御情報に基づき、前
    記色変調成分信号または第1の副搬送波成分信号の位相
    を制御する位相制御手段と、 前記第1の副搬送波成分信号から該第1の副搬送波成分
    信号と異なる位相の第2の副搬送波成分信号を得る移相
    手段と、 を有し、更に、 所望の色について色成分検出部からの出力に基づく位相
    制御情報を保持し、該位相制御情報の保持または出力を
    選択可能な位相制御情報保持手段と、 を備えることを特徴とする色検出装置。
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