JP3509051B2 - ファクシミリ機能を有する通信装置 - Google Patents

ファクシミリ機能を有する通信装置

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JP3509051B2 JP09015697A JP9015697A JP3509051B2 JP 3509051 B2 JP3509051 B2 JP 3509051B2 JP 09015697 A JP09015697 A JP 09015697A JP 9015697 A JP9015697 A JP 9015697A JP 3509051 B2 JP3509051 B2 JP 3509051B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ITU−T勧告
T.30のファクシミリ通信プロトコルを用いたファク
シミリ装置その他のファクシミリ機能を有する通信装置
に係り、特に、FD(フロッピーディスク)送信ファイ
ルのポーリング送受信と親展送受信、および中継依頼送
受信を行う通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリの通信プロトコルについて
は、ITU−T勧告T.30に国際的な標準が定められ
ている。この国際的な標準では、ユーザが任意の意味を
もたせて使用することが可能なビットを有する信号を、
非標準と呼んでいる。最初に、通常(一般)のポーリン
グ送受信のプロトコルを説明し、次に、フロッピーディ
スク送信(以下、FD送信と略称する)のプロトコルを
説明する。
【0003】図7は、通常のポーリング送受信のプロト
コルを示すフロー図である。図の左側は発呼側(ポーリ
ング通信の受信機)、右側は着呼側(ポーリング通信の
送信機)を示し、CEDは被呼端末識別信号、NSFは
非標準機能識別信号、DISはデジタル識別信号、NS
Cはポーリング送受信用の非標準機能設定信号、DTC
はポーリング送受信用の制御信号、NSSは通常送受信
用の非標準機能設定信号、TCFはトレーニング信号、
CFRは受信準備完了信号、PIXは画情報を示す。
【0004】着呼側であるポーリング通信の送信機は、
発呼側であるポーリング通信の受信機からの着呼を検知
すると、被呼端末識別信号CEDに続いて、自機の送信
機能を通知する非標準機能識別信号NSF、送信側の端
末能力を通知するデジタル識別信号DISを送信する。
この図7に示した通常のポーリング送受信のプロトコル
では、ポーリング送信機側において、ポーリング送信が
可能であることを示す情報は、自機の機能を通知する機
能識別信号NSFにアサインされており、その中のポー
リング送信可能ビットをオン(「1」にセット)にして
いた。また、ポーリング送信機側では、自機にポーリン
グ送信ファイルが存在するときは、デジタル識別信号D
ISの対応ビットをオンにしていた。
【0005】これに対して、発呼側であるポーリング受
信機側は、ポーリング送受信用の機能設定信号NSC
と、制御信号DTCを送信機へ返送する。着呼側である
ポーリング送信機では、送信能力等を知らせる機能設定
信号NSSの送信後、トレーニングを行うためにトレー
ニング信号TCFを送信する。発呼側である受信側は、
それらを認識すると、受信準備完了信号CFRを返送す
る。その後、送信機から画情報(PIX)を送信する。
この場合には、通常(非FD)のポーリング送信ファイ
ルを送信する。以上が、ポーリング送受信のプロトコル
における開始当初の手順である。次に、通常のフロッピ
ーディスク送信、すなわち、FD送信のプロトコルを説
明する。
【0006】図8は、通常のFD送信のプロトコルを示
すフロー図である。図の左側は発呼側(送信機)、右側
は着呼側(受信機)を示し、各信号は図7と同様であ
り、NSSは通常送受信用の非標準機能設定信号を示
す。
【0007】この図8に示す通常のFD送信のプロトコ
ルも、先の図7に示した通常のポーリング送受信のプロ
トコルと基本的に同様であるが、発呼側が送信機で、着
呼側が受信機となる点が異なっている。この通常のFD
送信のプロトコルでは、着呼側である受信機は、着呼を
検知すると、被呼端末識別信号CED、自機の機能を通
知する非標準機能識別信号NSF、受信側の端末能力を
通知するデジタル識別信号DISを送信する。この場合
に、自機の機能を示す機能識別信号NSFにおいて、F
D受信が可能なときは、FD受信の可不可を示すビット
をオンにして、FD受信機能を有することを宣言(通
知)する。送信機は、この機能識別信号NSFを解析
し、FD受信が可能なときは、機能設定信号NSS中の
対応ビットによって、FD送信であることを受信機へ指
示する。この後の手順は、先の図7と同様である。以上
のように、従来から、通常(一般)のポーリング送受信
のプロトコルと、通常のFD送信のプロトコルについて
は、国際的な標準が定められている。
【0008】ところで、この両者を同時に行う送受信、
すなわち、フロッピーディスク(FD)のデータをポー
リング送受信する場合には、ポーリング送受信の機能と
FD送信の機能とが必要である。具体的にいえば、特に
着呼側であるポーリング通信の送信機には、ポーリング
送受信のために、(通常の)ポーリング送信ファイルを
格納する画情報蓄積メモリ(SAF)およびその制御手
段と、FDのポーリング送信ファイルを格納するFDド
ライブとが必要である上、そのためのプロトコル機能も
備えている必要がある。他方、発呼側であるポーリング
送受信の受信機は、ポーリング送受信のためのプロトコ
ル機能があればよい。そして、従来から、このようなポ
ーリング送受信の機能とFD送信の機能とを備えたファ
クシミリ機能を有する通信装置は公知である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたよ
うに、ポーリング送受信のプロトコルと、FD送信のプ
ロトコルについては、国際的な標準が定められている。
ポーリング送信が可能であるか否かを示す情報は、自機
の機能を通知する機能識別信号NSFの一部に割り当て
られている「ポーリング送信可能ビット」のオン/オフ
によって相手方へ通知される。また、ポーリング送信機
において、ポーリング送信ファイルが存在しているか否
かを示す情報は、デジタル識別信号DISの一部に割り
当てられている「ポーリング送信ファイル存否ビット」
のオン/オフによって相手方へ通知される。ところが、
従来のプロトコルでは、FDのポーリング送受信と、通
常のポーリング送受信とを区別することができなかっ
た。この発明では、FDのポーリング送受信と、通常の
ポーリング送受信とが区別できるようにした通信装置を
提供することを課題とする。
【0010】また、従来の装置では、FDデータを親展
送信することができなかった。さらに、従来の装置で
は、FDデータを中継依頼送信することも、不可能であ
った
【0011】
【課題を解決するための手段】発明では、FD(フロ
ッピーディスク)のデータを読み取り、その内容を送信
ファイルとして画情報蓄積メモリ(SAF)に書き込む
第1の書き込み制御手段と、画情報蓄積メモリからその
データを読み取り、その内容をFDに書き込む第2の書
き込み制御手段と、FDから書き込まれたデータを画情
報蓄積メモリから取り出し、FD送信ファイルとして送
信するメモリ送信制御手段と、ポーリング送受信のプロ
トコル手順を実行する機能を具備するファクシミリ機能
を有する通信装置において、FDポーリング送信ファイ
ルが存在するとき、FDのポーリング送信が可能である
ことを示し、FDポーリング送信ファイルが存在しない
ときには、FDのポーリング送信が不可能であることを
示す機能識別信号NSFを送出して通知する手段を設
け、着呼があった場合に、FDポーリング送信ファイル
が存在しているときは、プロトコルにおいて、着呼側で
ある送信側から、FDのポーリング送信が可能であるこ
とを示す機能識別信号NSFを送出し、ポーリング受信
側からFDのポーリング受信が可能である旨を示す信号
を受信した後、FD送信ファイルを送信するようにして
いる。
【0012】そして、請求項の発明では、着呼側であ
る送信側において、通常のポーリング送信ファイルの存
否を示すビットと、FDポーリング送信ファイルの存否
を示すビットとして、機能識別信号NSFの所定の2ビ
ットをそれぞれ独立して割り当てるようにしている。
【0013】請求項の発明では、発呼側である受信側
から送信されるFDのポーリング受信が可能であるか否
かを示す信号は、ポーリング送受信用の機能設定信号N
SCの所定ビットに割り当てられたFDポーリング受信
可能ビットのセット状態によって行うようにしている。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】次に、この発明のファクシミリ機
能を有する通信装置について、図面を参照しながら、そ
の実施の形態を詳細に説明する。最初に、全ての実施の
形態に共通するハード構成、すなわち、この発明のファ
クシミリ機能を有する通信装置について説明する。な
お、以下の実施の形態では、ファクシミリ装置を中心に
説明するが、この発明は、画像送信機能を有するパーソ
ナルコンピュータ等の通信装置全てに適用可能であるこ
とは明らかであり、ファクシミリ装置に限定されるもの
ではない。
【0018】図1は、この発明のファクシミリ装置につ
いて、その要部構成の実施の形態の一例を示す機能ブロ
ック図である。図において、1はシステムRAM、2は
SAF(画情報蓄積メモリ)、3はDCR(符号化復号
化部)、4はモデム、5はROM、6はCPU、7はス
キャナ、8はNCU(網制御装置)、9はFDドライ
バ、10はシステムバスを示す。
【0019】この発明のファクシミリ装置は、CPU6
が後出の図2、図5、図6のフローに従って制御を行う
点を除けば、ハード構成は従来のファクシミリ装置と基
本的に同様である。まず、従来と共通する構成と動作に
ついて、簡単に説明する。システムRAM1は、CPU
6のワーキングエリアとして使用されるメモリである。
SAF(画情報蓄積メモリ)2は、送信する画像情報や
受信した画像情報等が記憶される大容量のメモリであ
る。DCR3は、読み込んだ画像情報を公知の符号化方
式によって符号化して圧縮したり、受信した画像情報を
記録するために復号化する機能を有している。モデム4
は、画情報信号を変調・復調したり、各種通信信号を発
生する機能を有している。ROM5は、システムを制御
するプログラム等が格納されるメモリである。
【0020】CPU6は、図1のファクシミリ装置のシ
ステム全体の制御を司る機能を有する制御手段である。
スキャナ7は、画情報を読み込むための入力手段であ
る。NCU8は、公衆回線と図1のファクシミリ装置と
のインターフェース回路となる網制御装置である。FD
ドライバ9は、大容量の外部記憶装置として使用される
FD(フロッピーディスク)を駆動して、情報の書き込
みと読み出しを行うドライバである。以上が、従来と共
通するFD送受信機能を有するファクシミリ装置の構成
と動作の概要である。
【0021】基本構成例
【0022】図2は、この発明のファクシミリ機能を有
する通信装置において、FDのポーリング送受信のプロ
トコルを示すフロー図である。図の左側は発呼側(受信
機)、右側は着呼側(送信機)を示し、各信号は図7と
同様である。
【0023】この基本構成例では、FDポーリング送受
信するために、着呼側であるポーリング通信の送信機か
ら発呼側である受信機に対して、自機(ポーリング通信
の送信機)の機能を通知する機能識別信号NSFに、従
来のポーリング送信可能ビットとは別に、FDポーリン
グ送信可能ビットを設けた点に特徴を有している。そし
て、FDポーリング送信ファイルが存在しているとき
は、この機能識別信号NSFのFDポーリング送信可能
ビットを「1」にセット(オンに)する。このように、
送信機側に、送信機能を宣言するフレーム、すなわち、
自機の機能を通知する機能識別信号NSFについて、そ
の内の所定の2ビットに、「(通常の)ポーリング送信
可能ビット」と「FDポーリング送信可能ビット」とを
それぞれ独立に割り当てておく。これに対して、発呼側
であるポーリング通信の受信機には、受信機能を宣言す
るフレーム、すなわち、自機の受信機能を通知する機能
設定信号NSCの中に、FDポーリング受信が可能であ
ることを示すビット(FDポーリング受信可能ビット)
を「1」にセット(オン)しておく。
【0024】図3は、この発明のファクシミリ機能を有
する通信装置において、着呼側で使用する機能識別信号
NSFの実施の形態の一例を示す図である。
【0025】着呼側、すなわち、ポーリング通信の送信
機側では、図3に示すように、NSF(非標準機能識別
信号)内の所定の2ビットに、「(通常の)ポーリング
送信可能ビット」と「FDポーリング送信可能ビット」
とをそれぞれ独立に割り当てておく。そして、ポーリン
グ送信側では、着呼時に、自機に通常のポーリング送信
ファイルとFDのポーリング送信ファイルが存在するか
どうかをチェックして、それぞれ、機能識別信号NSF
の対応ビットを独立的にセットする。また、ポーリング
受信側(発呼側)においては、受信機自体が受信の内
容、すなわち、通常のポーリング受信であるか、FDの
ポーリング受信であるかについて認識している。
【0026】前者の通常のポーリング受信の場合には、
送信ファイルは画情報蓄積メモリ(SAF)に格納され
ているので、データ量は比較的少ない。他方、後者のF
Dのポーリング受信の場合には、一般にデータ量が多い
ので、メモリ受信するためには、同容量以上のFDが必
要になる。ポーリング受信側(発呼側)では、機能識別
信号NSFを受信した際に、自分が要求するポーリング
送信ファイルが存在するかどうかを、この信号NSFを
解析して判断する。この場合の判断アルゴリズムを、次
の図4に示す。
【0027】図4は、この発明のファクシミリ機能を有
する通信装置において、機能識別信号NSFを解析する
際のアルゴリズムを示す図である。
【0028】ポーリング送信側(着呼側)では、通常の
ポーリング送信ファイルが存在する場合と、存在しない
場合がある。また、FDのポーリング送信ファイルが存
在する場合と、存在しない場合がある。着呼側では、発
呼側からの機能設定信号NSCを解析し、その所定ビッ
トによって指示されたポーリング送信ファイルが存在し
ているときは、そのファイルを送信し、指示されたファ
イルが存在しないときは、回線断を行う。なお、この回
線断の処理についても、プロトコル手順に規定されてお
り、発呼側で、信号NSF、DISに対して、信号DC
Nを送出して回線を遮断する。これに対して、信号NS
Fを解析した結果、自分の要求するFDポーリング送信
ファイルが存在する場合で、FDポーリング受信を行う
ときは、通常のポーリング受信と区別するために、機能
設定信号NSCにおいて、FDポーリング受信のビット
をセットする。この場合に、着呼側において、信号NS
Fに割り当てたFDポーリング送信ファイルが存在する
ときにセットするビットと、発呼側において、信号NS
Cに割り当てられたFDポーリング受信を指示するビッ
トとは、それぞれ同じ対応のビットとする。その理由
は、本来、機能識別信号NSFと機能設定信号NSCと
は、全く同じものであり、どちらも受信機能を宣言する
フレームである。このように、機能設定信号NSCに、
モード指定の意味を持たせたことによって、複雑なプロ
トコル手順を実行しなくても、通常のポーリング送受信
とFDポーリング送受信が可能になる。
【0029】以上のように、この基本構成例では、ポー
リング送信ファイルが存在するとき、そのファイルがS
AF(画情報蓄積メモリ)に格納されている場合と、F
Dに格納されている場合とで、セットする機能識別信号
NSFのビットを分けて設定し、ポーリング受信する際
には、それぞれのビットをチェックして、SAFとFD
のどちらのポーリング受信かを指示するようにしてい
る。したがって、複雑なプロトコル手順を実行せずに、
従来のポーリング送受信とFDポーリング送受信とを、
1つのマシンの中で両立させることができる。
【0030】第の実施の形態 この第の実施の形態は、請求項の発明に対応してい
る。先の基本構成例では、ポーリング送受信の場合を説
明したが、この第の実施の形態は、通常のFDデータ
を送受信する場合である。この第の実施の形態では、
FDデータの親展送信に際して、通常送受信用の機能設
定信号NSSの送信前に、別の機能設定信号NSSによ
って親展送信であることを通知する点に特徴を有してい
る。
【0031】通常のFD送信の場合には、先の図8に示
したプロトコルにおいて、受信側から、自機の機能を通
知する機能識別信号NSF、受信側の端末能力を通知す
るデジタル識別信号DISが送信される。発呼側である
送信機では、受信側からの機能識別信号NSFを解析
し、受信側にFD受信機能があるときは、機能設定信号
NSSによって、FD送信することを指示してFDファ
イルを送信する。この場合に、この第の実施の形態で
は、FDの親展送受信を行うときは、通常のFD送信に
おいて使用する機能識別信号NSFに中に、FDの親展
受信が可能であることを宣言(通知)するビットを用意
して割り当てておく。これに対応して、発呼側である送
信機では、通常送受信用の機能設定信号NSSの中に、
FDの親展送信であることを示すビットを割り当ててお
く。
【0032】図5は、この発明のファクシミリ機能を有
する通信装置において、FD親展送信のプロトコルを示
すフロー図である。図の左側は発呼側(送信機)、右側
は着呼側(受信機)を示し、各信号は図8と同様であ
る。
【0033】この図5に示すように、受信側から自機の
機能を通知する機能識別信号NSFが送信され、送信側
で、FDの親展受信が可能であることを解析すると、1
回目の機能設定信号NSSによって、親展送信であるこ
とを通知し、2回目の機能設定信号NSS(図8の機能
設定信号NSS)によって、FD送信であることを通知
する。このように、通常の機能設定信号NSSの送信前
に、固有の意味をもたせた機能設定信号NSSを送出し
て、そのモードを指示する。なお、最終的に送信するフ
ァイルのモードは、通常の機能設定信号NSS(図8の
NSS)で指示するので、その際に、FDファイルを送
信することを指示する。
【0034】第の実施の形態 この第の実施の形態は、請求項の発明に対応してい
る。先の第の実施の形態では、通常のFDデータを親
展送信する場合について説明した。この第の実施の形
態は、FDデータの中継依頼送信を行う場合であるが、
先の第の実施の形態と同様に、FDデータの中継依頼
送信に際して、通常送受信用の機能設定信号NSSの送
信前に、別の機能設定信号NSSによって中継依頼送信
であること、および中継受信局の指定を行う点に特徴を
有している。
【0035】図6は、この発明のファクシミリ機能を有
する通信装置において、FD中継依頼送信のプロトコル
を示すフロー図である。図の左側は発呼側(送信機)、
右側は着呼側(受信機)を示し、各信号は図5と同様で
ある。
【0036】この中継依頼送信でも、先の図5と同様
に、FDの中継依頼送受信を行うときは、通常のFD送
信において使用する機能識別信号NSFに中に、FDの
中継受信が可能であることを宣言(通知)するビットを
用意して割り当てておく。これに対応して、発呼側であ
る送信機では、通常送受信用の機能設定信号NSSの中
に、FDの中継依頼送信であることを示すビットを割り
当てておく。そして、着呼側の受信機から、このFDの
中継受信が可能である旨の宣言(通知)を受信すると、
通常の機能設定信号NSS(図8のNSS)によってF
D送信であることを通知する前に、別の機能設定信号N
SSによって、まず、中継依頼送信であることを指示
し、さらに、次の機能設定信号NSSによって、中継受
信局を指示する。この後、通常のFD送信であることを
指示する機能設定信号NSS(図8のNSS)を送信す
る。すなわち、このFDの中継依頼送信でも、最終的に
送信するファイルのモードは、通常の機能設定信号NS
Sで指示するので、その際に、FDファイルを送信する
ことを指示する。したがって、従来のFD送信と同じプ
ロトコル手順によって、中継依頼FD送信が可能にな
る。
【0037】
【発明の効果】本発明のファクシミリ機能を有する通信
装置では、ポーリング送信ファイルが存在するとき、そ
のファイルがSAF(画情報蓄積メモリ)に格納されて
いる場合と、FDに格納されている場合とで、セットす
る機能識別信号NSFのビットを分けて設定しておき、
ポーリング受信する際には、それぞれのビットをチェッ
クして、SAFとFDのどちらのポーリング受信かを指
示するようにしている。したがって、複雑なプロトコル
手順を実行する必要なしに、従来のポーリング送受信と
FDポーリング送受信とを、1つのマシンの中で両立さ
せることができる。
【0038】
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のファクシミリ装置について、その要
部構成の実施の形態の一例を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】この発明のファクシミリ機能を有する通信装置
において、FDのポーリング送受信のプロトコルを示す
フロー図である。
【図3】この発明のファクシミリ機能を有する通信装置
において、着呼側で使用する機能識別信号NSFの実施
の形態の一例を示す図である。
【図4】この発明のファクシミリ機能を有する通信装置
において、機能識別信号NSFを解析する際のアルゴリ
ズムを示す図である。
【図5】この発明のファクシミリ機能を有する通信装置
において、FD親展送信のプロトコルを示すフロー図で
ある。
【図6】この発明のファクシミリ機能を有する通信装置
において、FD中継依頼送信のプロトコルを示すフロー
図である。
【図7】通常のポーリング送受信のプロトコルを示すフ
ロー図である。
【図8】通常のFD送信のプロトコルを示すフロー図で
ある。
【符号の説明】
1…システムRAM、2…SAF(画情報蓄積メモ
リ)、3…DCR(符号化復号化部)、4…モデム、5
…ROM、6…CPU、7…スキャナ、8…NCU(網
制御装置)、9…FDドライバ、10…システムバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FD(フロッピーディスク)のデータを
    読み取り、その内容を送信ファイルとして画情報蓄積メ
    モリ(SAF)に書き込む第1の書き込み制御手段と、 前記画情報蓄積メモリからそのデータを読み取り、その
    内容をFDに書き込む第2の書き込み制御手段と、 前記FDから書き込まれたデータを画情報蓄積メモリか
    ら取り出し、FD送信ファイルとして送信するメモリ送
    信制御手段と、 ポーリング送受信のプロトコル手順を実行する機能を具
    備するファクシミリ機能を有する通信装置において、 FDポーリング送信ファイルが存在するとき、FDのポ
    ーリング送信が可能であることを示し、FDポーリング
    送信ファイルが存在しないときには、FDのポーリング
    送信が不可能であることを示す機能識別信号NSFを送
    出して通知する手段を備え、 着呼があった場合に、FDポーリング送信ファイルが存
    在しているときは、プロトコルにおいて、着呼側である
    送信側から、FDのポーリング送信が可能であることを
    示す機能識別信号NSFを送出し、ポーリング受信側か
    らFDのポーリング受信が可能である旨を示す信号を受
    信した後、前記FD送信ファイルを送信する機能を有
    し、 着呼側である送信側において、通常のポーリング送信フ
    ァイルの存否を示すビットと、FDポーリング送信ファ
    イルの存否を示すビットとして、機能識別信号NSFの
    所定の2ビットをそれぞれ独立して割り当てる ことを特
    徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 FD(フロッピーディスク)のデータを
    読み取り、その内容を送信ファイルとして画情報蓄積メ
    モリ(SAF)に書き込む第1の書き込み制御手段と、 前記画情報蓄積メモリからそのデータを読み取り、その
    内容をFDに書き込む第2の書き込み制御手段と、 前記FDから書き込まれたデータを画情報蓄積メモリか
    ら取り出し、FD送信ファイルとして送信するメモリ送
    信制御手段と、 ポーリング送受信のプロトコル手順を実行する機能を具
    備するファクシミリ機能を有する通信装置において、 FDポーリング送信ファイルが存在するとき、FDのポ
    ーリング送信が可能であることを示し、FDポーリング
    送信ファイルが存在しないときには、FDのポーリング
    送信が不可能であることを示す機能識別信号NSFを送
    出して通知する手段を備え、 着呼があった場合に、FDポーリング送信ファイルが存
    在しているときは、プロトコルにおいて、着呼側である
    送信側から、FDのポーリング送信が可能であることを
    示す機能識別信号NSFを送出し、ポーリング受信側か
    らFDのポーリング受信が可能である旨を示す信号を受
    信した後、前記FD送信ファイルを送信する機能を有
    し、 発呼側である受信側から送信されるFDのポーリング受
    信が可能であるか否かを示す信号は、ポーリング送受信
    用の機能設定信号NSCの所定ビットに割り当てられた
    FDポーリング受信可能ビットのセット状態によって行
    うことを特徴とする通信装置。
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