JP3508827B2 - 排煙処理システム - Google Patents

排煙処理システム

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JP3508827B2
JP3508827B2 JP28018498A JP28018498A JP3508827B2 JP 3508827 B2 JP3508827 B2 JP 3508827B2 JP 28018498 A JP28018498 A JP 28018498A JP 28018498 A JP28018498 A JP 28018498A JP 3508827 B2 JP3508827 B2 JP 3508827B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は排煙処理システムに
関し、特に外部揺れに対して短絡防止処理を施した排
処理システムに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、排煙からミストを含んだダストを
除去するには、湿式電気集塵装置が用いられていた。図
6は従来の湿式電気集塵装置の説明図である。湿式電気
集塵装置1のケーシング2側面には入口煙道3が、対向
する面に出口煙道4が設けられ、ケーシング内を貫通す
る排煙の流路に連絡している。 【0003】ケーシング2内には、集塵極5と放電極6
とが排煙の流路と平行に所定間隔を置いて交互に複数枚
配置されている。前記集塵極5は、ケーシング2上面に
設置された電源装置7の正極側に連絡している。放電極
6は、ケーシング2上面に設置された碍管室8を介し
て、前記電源装置7の負極側に連絡している。前記集塵
極5は、上部と下部にて固定配置されている。一方、放
電極6は、上部において両端部を前記碍管室8に連絡さ
れて、吊り下げ支持され、他の部材と絶縁させている。
なお、前記集塵極5上方には、集塵極5に捕集されたダ
ストやミストを除去する洗浄水配管9が設置されてい
る。そして、ケーシング2の底面には、前記ケーシング
2と一体化したホッパ10が設けられている。 【0004】上記のように構成された湿式電気集塵装置
の作用は以下の通りである。排煙は、入口煙道3より湿
式電気集塵装置1内に流入する。排煙流路上に設けられ
た集塵極5と放電極6との間には、電源装置7により高
電圧が印加されるため、両極間にはコロナ放電が発生し
ている。両極間を排煙が通過すると、放電極6より放出
される電子が、排煙中のダストやミストに付着する。負
に帯電したダストやミストは、正に帯電している集塵極
5に捕集される。捕集されたダストやミストは、集塵極
5の上方に設けられた洗浄水配管9からの洗浄水によ
り、集塵極6から洗い落とされる。そして、ダストやミ
ストは洗浄水と共に、下部のホッパ10より湿式電気集
塵装置1外部へ放流される。その後、清浄化された排煙
は出口煙道4より排出される。 【0005】図7は、従来の湿式電気集塵装置を用いた
排煙処理システムである。排煙処理システムは、ボイラ
11と、脱硫装置12と、湿式電気集塵装置1と、煙突
13とから構成され、いずれも地上に固定配置されてい
る。排煙はボイラ11から排出され、脱硫装置12にて
硫黄酸化物が除去される。そして、上記したように湿式
電気集塵装置1にてミストを含んだダストが排煙より除
去される。その後、排煙は煙突13内に流入し、煙突1
3上部より外部へ排出されていた。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
に、電気集塵装置の放電極は上部から吊り下げ支持され
ているのみであるので、電気集塵装置自体に揺れが発生
した場合、放電極にも揺れが発生する。従って、放電極
が集塵極と接触すると、短絡して集塵機能が失われてし
まう。このため、地震等により電気集塵装置に揺れが発
生すると、電気集塵装置の運転を中止させねばならなか
った。 【0007】また、従来は排煙処理システムを地面上に
配置していたため、広いスペースを必要とし、コスト削
減やスペース効率化の観点から改善が求められていた。
そこで、排煙処理システムを煙突内の鉄塔に一体化させ
る方法が考えられるが、従来の電気集塵装置では、上記
したように揺れの大きい高所等に配置すると集塵機能を
失ってしまうため、実現化の妨げとなっていた。 【0008】本発明の目的は、揺れの発生する高所等に
配置可能とした電気集塵装置を用いて、排煙処理システ
ムの省スペース化を可能とすることにある。 【0009】 【0010】【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、 本発明に係る排煙処理システムは、煙突を支持する
鉄塔を備え、煙突の下層部に排煙中の硫化物を除去する
脱硫器を配置するとともに、当該脱硫器の上位に電気集
塵装置を前記鉄塔に支持させて配置することにより排煙
上昇流の過程で集塵可能となし、前記電気集塵装置は
ーシング内に集塵極と放電極とを交互に複数枚配置し、
放電極の上部を絶縁碍子によりケーシング上部から吊下
げ、放電極下部同士を相互に連携してケーシングに絶縁
碍子を介して固定支持させることにより煙突揺れによる
放電極と集塵極との接触防止をなす構成とした。 【0011】電気集塵装置には、大別して湿式と乾式と
があるが、用途に応じていずれを用いてもよい。また、
放電極下部に絶縁部材からなるスペーサーを設けて、集
塵極との間隔を保持させてもよい。 【0012】 【作用】上記構成においては、放電極は上部と下部とで
絶縁碍子を介しているため、他の部材との絶縁状態が保
持される。電気集塵装置自体に揺れが発生すると、放電
極下部の揺れは、放電極下部の連繋部材を介してケーシ
ングなどの固定部材に伝達される。よって、放電極下部
はケーシングなどの固定部材により支持される。放電極
上部は、吊り下げ部材により支持されている。従って、
放電極の揺れによる他の部材との短絡が防止でき、集塵
極との間隔を常に保持させて集塵機能を発揮させること
ができる。また、煙突の下層部に配置した脱硫器により
排煙中の硫化物を除去する。前記脱硫器の上部に配置し
た電気集塵装置内に、排煙上昇流が流入する。前記電気
集塵装置は、上記したように放電極上部を吊り下げ支持
され、下部を連繋部材を介してケーシングなどの固定部
材に支持されている。従って、煙突内において発生する
揺れにかかわらず、放電極と集塵極との間隔が保持さ
れ、集塵機能を失うこと無く排煙の除塵を行うことがで
きる。 【0013】 【発明の実施の形態】本発明の実施形態を添付した図面
に従って詳細に説明する。図1は本実施形態にかかる湿
式電気集塵装置の斜視図である。ミストを含んだダスト
の除去には湿式電気集塵装置が使用される。湿式電気集
塵装置20のケーシング22底面中央部には排煙流入口
24が、ケーシング22上面中央部には排煙排出口26
が設けてあり、当該流入口24と当該排出口26を結ぶ
ケーシング22内部に、排煙流路が貫通している。ケー
シング22内部には、集塵極32と放電極34とが排煙
流路と平行に交互に複数枚配置している。集塵極32
は、ケーシング22上面の前記排出口26近傍に設置し
た電源装置30の正極側に連絡している。前記電源装置
30は、コロナ放電を発生させるための5万〜6万ボル
ト程度の高電圧を前記集塵極32と放電極34間に印加
させる。放電極34は、前記電源装置30の負極側に連
絡しているが、他の部材との絶縁状態を保持させるた
め、ケーシング22上面に設けた碍管室28内の絶縁碍
子29を介させている。 【0014】ダストやミストを捕集する集塵極32は、
積層方向に延在する位置決めビーム44,46により、
上下にて固定支持されている。放電極34と他の部材と
の絶縁状態を保持させるため、当該放電極34の上部を
前記絶縁碍子29に連絡させて吊り下げ支持されてい
る。本実施形態においては、放電極34に対面するケー
シング22外壁に、絶縁碍子60を含む下部碍管室42
を設け、放電極34下部を当該下部碍管室42に連絡さ
せて、他の部材との絶縁状態を保持させつつ当該放電極
34下部の支持をさせている。 【0015】すなわち、ケーシング22内に集塵極32
と放電極34とを交互に配置し、前記放電極34の上部
を碍管室28の絶縁碍子29を介して吊下げ支持すると
ともに、複数の放電極34の下部を連繋して前記ケーシ
ング22などの固定部材に絶縁碍子60を介して固定支
持させることにより、前記放電極34下部の揺れによる
短絡を防止し、集塵極32との間隔保持をなさしめてい
るのである。 【0016】より詳細に説明すると、以下のようにな
る。図2は湿式電気集塵装置の図1におけるAB方向の
断面図である。ケーシング22内部には、集塵極32が
左右二列に、所定の間隔にて複数枚配置してある。前記
集塵極32は上部にて、電源装置30の正極側に連絡さ
れる。前記集塵極32上部と下部においては、積層方向
に延在した位置決めビーム44,46が連絡している。
前記ビーム44、46は両端でケーシング22内壁に接
続して、前記集塵極32をケーシング22壁面に支持さ
せている。従って、集塵極32の揺れは、ケーシング2
2と同期することになる。 【0017】前記集塵極32間には、放電極34が挿入
配置している。放電極34は、長方形状の枠34aと、
前記枠34a上部と下部に引き渡した複数本の放電線3
4bと、前記枠34aを長手方向に二分割する補助部材
(ステイ)34cとから構成されている。左右二列の放
電枠34aの上枠から張り出した上部グリッド35aど
うしを、上方に張り出した連結グリッド35bで連結
し、下枠から張り出した下部グリッド37aを、下方に
張り出した連結グリッド37bにて同様に連結して、左
右二列の放電極34の間隔保持をなさしめている。 【0018】図3は湿式電気集塵装置の図1におけるC
D方向の断面図である。放電極34を列ごとに連結する
ために、積層方向に延在する上部ロッド48が前記上部
グリッド35a中央部を連結している。そして、連結し
た放電極34を上部より吊り下げ支持させるため、碍管
室28の絶縁碍子29に連絡した吊りロッド50を前記
上部ロッド48に接続させている。従って、放電極34
上部においては、他の部材との絶縁状態は保持されてい
る。 【0019】本実施形態においては、放電極34を下部
においても絶縁状態を保持しつつ固定させるために、放
電極34下部に連絡する下部碍管室42を、放電極34
に対向するケーシング22下部に設置している。放電極
34を前記下部碍管室42に連絡させるために、積層方
向に延在した下部ロッド52が放電極34下部より張り
出した前記下部グリッド37aの中央部で接合し、下部
碍管室42に連絡する接続ロッド58と接続している。
前記下部ロッドにより、列ごとの放電極34は一定間隔
を保持する。そして、放電極34に発生した揺れは、前
記下部ロッドと連絡した接続ロッド58により、下部碍
管室42に伝達される。 【0020】下部碍管室42は、放電極34面に平行な
ケーシング22側面外壁より、上方に突出配置してい
る。図4は下部碍管室42の要部断面図である。下部碍
管室42内部は、主として絶縁碍子60と、当該碍子6
0を覆う碍子キャップ64と、前記下部ロッド52と接
続する接続ロッド58と、当該接続ロッド58と当該碍
子60とを連結するシャフト62とで構成している。前
記接続ロッド58はケーシング22壁面を貫通し、下部
ロッド52とシャフト62とを連結している。前記シャ
フト62は、ケーシング22壁面外部にて上方に延在
し、上部を碍子キャップ64にて覆われた絶縁碍子60
に連絡している。従って、放電極34下部を連結した前
記下部ロッド52と絶縁碍子60とは、前記接続ロッド
58と前記シャフト62とを介して連絡し、放電極34
下部においても他の部材との絶縁状態を保持させること
ができる。 【0021】下部碍管室42表面部は、前記接続ロッド
58を覆う碍管受56と、前記シャフト62下半部を覆
うスツール65aと、前記シャフト上半部を覆うスツー
ル65bと、碍子60等を覆う碍子カバー68にて構成
している。スツール65aとスツール65bとの間に
は、ケーシング22側面より側方に張り出してケーシン
グ22に固定支持される架台66を介させている。前記
碍管受56はケーシング22側面下部より突出配置して
おり、上部にはシャフト62と同軸の貫通孔を有してい
る。前記スツール65aは、前記貫通孔より上方に延在
し、前記架台66を介してスツール65bを接続してい
る。前記スツール65bは、架台66により支持され、
前記碍子カバー68に連結している。前記碍管受け56
はケーシング22に固定設置されておらず、碍管受56
に発生した負荷は、前記スツール65a,65bを介して
架台66にかかる。つまり、下部碍管室42に発生する
負荷は、ケーシング22に固定設置した架台66にかか
るように構成している。 【0022】なお、集塵極32上部の集塵極面直交方向
には、洗浄装置36が設置され、集塵極32に向けて洗
浄水を上方より放出し、集塵極32板に絶えず洗浄水を
流している。集塵極32下方には、それぞれ入口分布板
38が設けられ、ケーシング22内壁に設置した樋40
に連絡している。 【0023】上記のように構成された湿式電気集塵装置
の作用は以下の通りである。放電極34は上部において
碍管室28内の絶縁碍子29に連絡し、下部においても
ケーシング22側面外壁に設置した下部碍管室42内の
絶縁碍子60と連絡して、他の部材との絶縁状態を保持
される。湿式電気集塵装置20自体に揺れが発生する
と、放電極34下部の揺れは、放電極34下部より張り
出した下部グリッド37aを連結した下部ロッド52に
伝達される。そして、前記下部ロッド52と接続した下
部碍管室42内の接続ロッド52を介して下部碍管室4
2上部のシャフト62に伝達される。 【0024】下部碍管室42は、上記したようにケーシ
ング22壁面より張り出して固定設置された架台66に
より支持されている。従って、放電極34下部にて発生
した揺れは、前記架台66を介してケーシング22壁面
に伝達される。また、放電極34上部の揺れは、前記吊
りロッド50により、ケーシング22壁面に伝達され
る。一方、集塵極32に発生した揺れは、当該集塵極3
2を積層方向に連結する位置決めビーム44,46によ
って、ケーシング22壁面に伝達される。よって、集塵
極32と放電極34の揺れは、ともにケーシング22壁
面に伝達されるため、両者の離隔距離を保持させること
ができる。このため、湿式電気集塵装置20自体に揺れ
が発生しても、排煙中のダストやミストの除去を行わせ
ることができる。 【0025】排煙の除塵は以下のように行われる。電源
装置30の正極に連絡した集塵極32と、負極に連絡し
た放電極34との間にコロナ放電が発生する。排煙流入
口24より流入する排煙内のダストやミストは放電極3
4からの電子や負イオンと衝突して負に帯電する。帯電
したダストやミストは、正に帯電した集塵極32に引き
寄せられ、前記集塵極32に捕集される。捕集されたダ
ストやミストは、前記集塵極32上の洗浄装置36によ
り、下方へ洗い落とされる。そして、ダストやミストは
前記集塵極32の下部に設けられた入口分布板38に流
入し、前記分布板38に接続された樋40により、湿式
電気集塵装置20外部へ放流処理される。 【0026】また、上記した湿式電気集塵装置20を用
いて、排煙処理システムの省スペース化を図ることがで
きる。図5は本発明の実施形態を示す排煙処理システム
の説明図である。本実施形態においては、排煙を外部へ
放出する鉄塔70内に、硫化物を除去する脱硫装置72
と、ダストやミストを捕集する湿式電気集塵装置20と
組み込んで鉄塔70内に一体化させている。脱硫装置7
2は、前処理として鉄塔70内の地面側に配置し、図示
しないボイラの排煙流路と連絡している。上述の装置と
同様の構造をもつ湿式電気集塵装置20は、前記脱硫装
置72の上部に配置し、前記鉄塔70にて支持させてい
る。鉄塔の前記脱硫装置72と前記湿式電気集塵装置2
0との間には、デミスタ74が設けられている。湿式電
気集塵装置20の上側には排煙を強制排気させるための
旋回翼76が設けられている。 【0027】図示しないボイラより排出される排煙は、
まず鉄塔70下部に設置された脱硫装置72にて硫化物
が除去される。前記排煙は、前記脱硫装置72上部に設
けられた湿式電気集塵装置20のガス入口22に流入す
る。本実施形態にかかる湿式電気集塵装置20は、上記
したように湿式電気集塵装置20自体において揺れが発
生しても、集塵極32と放電極34との離隔距離は保持
され、短絡する心配がない。よって揺れが発生するよう
な高所等においても、安定した集塵機能を保持して、排
煙内のダストやミストの除去を行える。そして清浄化さ
れた排煙は、旋回翼76により吸引されて鉄塔70頂上
より外部へ放出される。 【0028】本実施形態においては、煙突である鉄塔7
0の下層部に、排煙中の硫化物を除去する脱硫装置72
を配置するとともに、当該脱硫装置72の上位に前記湿
式電気集塵装置20を配置し、特に放電極どうしを連結
してケーシングに支持させているので、排煙上昇流の過
程で集塵可能としている。また、前記電気集塵装置20
においては、上記したように集塵極32と放電極34と
の離隔距離を常に保持しているため、煙突揺れによる集
塵極32と放電極34との接触が防止される。このた
め、鉄塔70内においても湿式電気集塵装置20を常時
運転させることが、可能となり排煙処理システムの省ス
ペース化を図ることができる。なお、本実施形態におい
ては電気集塵装置に湿式電気集塵装置を使用したが、用
途に応じて乾式電気集塵装置を用いることもできる。 【0029】 【発明の効果】以上説明したように、本発明における電
気集塵装置は、集塵極と放電極との離隔距離は保持され
るため、外部に揺れが発生しても両極間が短絡せず、運
転を中止することなく集塵作業を行うことができる。本
発明における排煙処理システムは、煙突の下層部に排煙
中の硫化物を除去する脱硫装置を配置して、その上位に
本発明における電気集塵装置を配置することにより、煙
突揺れにかかわらずに排煙処理が行え、排煙処理システ
ムのコンパクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態における湿式電気集塵装置の
説明図である。 【図2】本発明の実施形態における湿式電気集塵装置の
断面図である。 【図3】本発明の実施形態における湿式電気集塵装置の
断面図である。 【図4】本発明の実施形態における下部碍管室の断面図
である。 【図5】本発明の実施形態における排煙処理システムの
説明図である。 【図6】従来における湿式電気集塵装置の説明図であ
る。 【図7】従来における排煙処理システムの説明図であ
る。 【符号の説明】 1 湿式電気集塵装置 2 ケーシング 3 入口煙道 4 出口煙道 5 集塵極 6 放電極 7 電源装置 8 碍管室 9 洗浄水配管 10 ホッパ 11 ボイラ 12 脱硫装置 13 煙突 20 湿式電気集塵装置 22 ケーシング 24 排煙流入口 26 排煙排出口 28 碍管室 29 絶縁碍子 30 電源装置 32 集塵極 34 放電極 34a 放電枠 34b 放電線 34c ステイ 35a 上部グリッド 35b 連結グリッド 36 洗浄装置 37a 下部グリッド 37b 連結グリッド 38 入口分布板 40 樋 42 下部碍管室 44 位置決めビーム 46 位置決めビーム 48 上部ロッド 50 吊りロッド 52 下部ロッド 56 碍管受 58 接続ロッド 60 絶縁碍子 62 シャフト 64 碍子キャップ 65a スツール 65b スツール 66 架台 68 碍子カバー 70 鉄塔 72 脱硫装置 74 デミスタ 76 旋回翼
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 明 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 日立プラント建設株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−31203(JP,A) 特開 昭49−64562(JP,A) 実開 平1−122828(JP,U) 実開 昭50−108072(JP,U) 実公 昭39−30752(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B03C 3/00 - 3/88

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】【請求項1】 煙突を支持する鉄塔を備え、煙突の下層
    部に排煙中の硫化物を除去する脱硫器を配置するととも
    に、当該脱硫器の上位に電気集塵装置を前記鉄塔に支持
    させて配置することにより排煙上昇流の過程で集塵可能
    となし、前記電気集塵装置はケーシング内に集塵極と放
    電極とを交互に複数枚配置し、放電極の上部を絶縁碍子
    によりケーシング上部から吊下げ、放電極下部同士を相
    互に連携してケーシングに絶縁碍子を介して固定支持さ
    せることにより煙突揺れによる放電極と集塵極との接触
    防止をなしたことを特徴とする排煙処理システム。
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