JP3508772B2 - 駆動回路およびアクティブマトリクスパネル - Google Patents

駆動回路およびアクティブマトリクスパネル

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JP3508772B2 JP2003128090A JP2003128090A JP3508772B2 JP 3508772 B2 JP3508772 B2 JP 3508772B2 JP 2003128090 A JP2003128090 A JP 2003128090A JP 2003128090 A JP2003128090 A JP 2003128090A JP 3508772 B2 JP3508772 B2 JP 3508772B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示パネルなどのア
クティブマトリクスパネルに関し、特に、その駆動回路
側の構造技術に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶の配向状態などを利用して情報を表
示するフラット型表示パネルのうち、アクティブマトリ
クス方式の液晶表示パネルにおいては、その全体構成を
図13にブロック図で示すように、画素マトリクス2
2,ソース線駆動回路12およびゲート線駆動回路21
が同一の透明基板11の上に形成されて、表示装置の小
型化,高精細化および低コスト化が図られている。ここ
で、ソース線駆動回路12はシフトレジスタ13,サン
プルホールド回路17,18,19およびビデオ信号線
14,15,16を有する一方、ゲート線駆動回路21
はシフトレジスタ20および必要に応じてバッファ回路
23を有する。また、画素マトリクス22は、ソース線
駆動回路12に接続された複数のソース線26,27,
28・・・と、ゲート線駆動回路21に接続された複数
のゲート線24,25・・・と、これらのゲート線およ
びソース線の交点に形成された複数の画素32,33・
・・とを有し、各画素32,33・・・には薄膜トラン
ジスタ(TFT)29と液晶セル30とを有する。さら
に、ソース線駆動回路12の側には、そのシフトレジス
タ13にクロック信号を入力すべきクロック信号線34
が配置されている一方、ゲート線駆動回路21の側に
は、そのシフトレジスタ20にクロック信号を入力すべ
きクロック信号線37が配置されている。なお、35,
36はソース線駆動回路12およびゲート線駆動回路2
1にスタート信号を入力するスタート信号線である。
【0003】ここで、シフトレジスタ13,20は、1
ビット当たり、図14(a)に示すように、クロック信
号CKAのうちのクロック信号CLAで駆動される単位
シフトレジスタ1a、またはクロック信号CLAと逆相
のクロック信号CLA*で駆動される単位シフトレジス
タ1bで構成され、これらの単位シフトレジスタ1a,
1bがシフト方向に交互に配置されている。これらの単
位シフトレジスタ1a,1bのうち、単位シフトレジス
タ1aは1つのインバータ2と2つのクロックドインバ
ータ3a,4aで構成され、単位シフトレジスタ1bは
1つのインバータ2と2つのクロックドインバータ3
b,3aで構成されている。そのうち、インバータ2
は、図14(b)に示すように、p型TFT201とn
型TFT202とからなるCMOS構造になっている。
また、クロックドインバータ3a,4aは、図14
(c)に示すように、p型TFT301a,302aと
n型TFT401a,402aとから構成されてクロッ
ク信号CLAで駆動可能になっているのに対して、クロ
ックドインバータ3b,4bは、図14(d)に示すよ
うに、p型TFT301b,302bとn型TFT40
1b,402bとから構成されて逆相のクロック信号C
LA*で駆動可能になっている。
【0004】このため、従来のアクティブマトリクスパ
ネルにおいては、たとえば、図15に示すように、ソー
ス線駆動回路80のシフトレジスタ81のうち、クロッ
クドインバータ3a,4aのp型TFT301a,30
2aとn型TFT401a,402aとは、基板の外周
縁側(矢印Xの方向)から画素マトリクスの形成領域側
(矢印Yの方向)に向かって配置された2列の薄膜トラ
ンジスタ形成領域803a,804aにそれぞれ形成さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の液晶
表示パネルにおいては、その表示品位を高める目的に、
画素ピッチを狭小化して画素の微細化が図られつつある
が、その画素ピッチはソース線駆動回路80の単位セル
のピッチP11に規定された状態にある。ここで、シフ
トレジスタ81のクロックドインバータ3a,4aは4
つのTFTで構成されているのに対して、アナログスイ
ッチ部85は、ソース線駆動回路80の単位セル毎にn
型TFT85a,85b・・・のみで構成され、また、
バッファ回路87のインバータ回路87a,87bは、
それぞれ相補型TFTで構成されているため、ソース線
駆動回路80の単位セルのピッチP11はTFTの形成
密度が高いシフトレジスタ81における単位シフトレジ
スタの形成ピッチP12に規定されている。
【0006】しかしながら、従来のアクティブマトリク
スパネルにおいては、シフトレジスタ81の構造上の制
約があって、ソース線駆動回路80の単位セルのピッチ
P11(画素ピッチ)を狭小化できないという問題点が
ある。すなわち、シフトレジスタ81の製造プロセスの
うちのイオン打ち込み工程において、薄膜トランジスタ
形成領域803a,804aのうち、導電型の異なるp
型TFT301a,302aとn型TFT401a,4
02aとを形成する領域には逆導電型の不純物をそれぞ
れ導入する必要があるため、p型TFT301a,30
2aとn型TFT401a,402aとの間に所定の間
隔、たとえば、10数μm以上の間隔を設ける必要があ
る。従って、いずれの薄膜トランジスタ形成領域803
a,804aも、その基板の辺方向(矢印Zの方向)に
おける長さ寸法が長くなってしまう。
【0007】また、ソース線駆動回路の動作速度を向上
する目的に、図16に示すソース線駆動回路90のよう
に、そのシフトシフトレジスタ91に対して基板の外周
縁側(矢印Xの方向)に2系列のクロック信号線93,
94を設ける一方、そこから供給されるクロック信号C
KA,CKBによってシフトシフトレジスタ91を2系
列駆動可能なように、シフトレジスタ91をA系列のシ
フトレジスタ91aおよびB系列のシフトレジスタ91
bに2系列化する場合がある。しかしながら、この場合
であっても、基板の外周縁側(矢印Xの方向)の薄膜ト
ランジスタ形成領域903aおよび画素マトリクスの形
成領域側(矢印Yの方向)の薄膜トランジスタ形成領域
903bはイオン打ち込み工程における制約上、導電型
の異なるp型TFTとn型TFTとの間に10数μm以
上の間隔を設ける必要があるため、いずれの薄膜トラン
ジスタ形成領域903a,904aも、基板の辺方向
(矢印Zの方向)における長さ寸法が長くなってしま
う。従って、シフトレジスタ91における単位シフトレ
ジスタの形成ピッチP12を狭小化することができな
い。なお、図16において、クロック信号線93,94
は、それぞれ、クロック信号CLA,CLBをシフトレ
ジスタ91に対して供給するクロック信号線931,9
41と、クロック信号CLA,CLBに対して逆相のク
ロック信号CLA*,CLB*をシフトレジスタ91に
供給するクロック信号線932,942とから構成さ
れ、かつ、クロック信号CKA(CLA,CLA*)と
クロック信号CKB(CLB,CLB*)とは互いに9
0°のずれをもっている。
【0008】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
シフトレジスタを構成する薄膜トランジスタの配置構造
およびその配線の配置を最適化して、駆動回路側の単位
セルを狭ピッチ化可能なアクティブマトリクスパネルを
実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願発明は、基板上に配置された画素領域と前記基
板の外周縁との間に配置され、画素領域の各画素を駆動
する駆動回路であって、当該駆動回路は複数の単位シフ
トレジスタを縦続接続してなるシフトレジスタを含み、
シフトレジスタは、前記画素領域と前記基板の外周縁と
の間に並列に形成される2つのシフトレジスタ形成領域
に分けて形成され、一方のシフトレジスタ形成領域に
は、4n−3(nは自然数)番目の単位シフトレジス
タ、及び4n番目の単位シフトレジスタが形成され、他
方のシフトレジスタ形成領域には、4n−2番目の単位
シフトレジスタ、及び4n−1番目の単位シフトレジス
タが形成されることを特徴とする。
【0010】また、本発明においては、一方のシフトレ
ジスタ形成領域に形成される単位シフトレジスタと、他
方のシフトレジスタ形成領域に形成される単位シフトレ
ジスタとが同一ピッチ内に形成されることが好ましい。
【0011】さらに、前記一方のシフトレジスタ形成領
域に形成される単位シフトレジスタにクロック信号を供
給する第1クロック信号線と、前記他方のシフトレジス
タ形成領域に形成される単位シフトレジスタにクロック
信号を供給する第2クロック信号線とを有し、第1クロ
ック信号線は、前記一方のシフトレジスタ形成領域に隣
接する位置に配線され、第2クロック信号線は、前記他
方のシフトレジスタ形成領域に隣接する位置に配線さ
れ、第1クロック信号線と第2クロック信号線には、同
一のクロック信号が供給されることを特徴とする。
【0012】また、第1クロック信号線及び第2クロッ
ク信号線は、それぞれ互いに逆相のクロック信号を供給
する2本のクロック信号線によって構成してもよい。
【0013】また、第1クロック信号線から前記一方の
シフトレジスタ形成領域に形成される単位シフトレジス
タの各々にクロック信号を供給する第1クロック信号入
力線の配線の長さと、前記第2クロック信号線から前記
他方のシフトレジスタを構成する単位シフトレジスタの
各々にクロック信号を供給する第2クロック信号入力線
の配線の長さとが同一であり、かつ、クロック信号線と
単位シフトレジスタ間の領域においてそれぞれ最短寸法
で形成されていることが好ましい。
【0014】
【0015】
【0016】
【実施例】つぎに、添付図面を参照して、本発明の実施
例について説明する。
【0017】〔実施例1〕図1は本発明の実施例1に係
るアクティブマトリクスパネル(液晶表示パネル)のソ
ース線駆動回路側における薄膜トランジスタおよび配線
層の配置を示す構成図、図2はそのブロック図、図3は
その回路図である。ここで、本例のアクティブマトリク
スパネルの全体構成は、図13に示すブロック図と概ね
同様であるため、以下の説明では、ソース線駆動回路の
構成についてのみ詳述する。
【0018】これらの図において、本例のアクティブマ
トリクスパネルのソース線駆動回路40は、図15に示
した従来のソース線駆動回路と同様に、シフトレジスタ
40の駆動方式が2系列化されている。ソース線駆動回
路40は、画素マトリクスおよびゲート線駆動回路(い
ずれも、図示せず。)と共に同一の透明基板上に形成さ
れて、画素マトリクスの各画素の表示動作を駆動する。
ここで、ソース線駆動回路40は基板の外周縁から画素
マトリクスの形成領域までの間に形成されており、本例
において、シフトレジスタ41は、基板の外周縁側(矢
印Xの方向)の第1のシフトレジスタ形成領域42a
と、画素マトリクスの形成領域側(矢印Yの方向)の第
2のシフトレジスタ形成領域42bとに、それぞれ、単
位シフトレジスタA1,A2,A3・・・からなるA系
列のシフトレジスタ41a(第1のシフトレジスタ)
と、単位シフトレジスタB1,B2,B3・・・からな
るB系列のシフトレジスタ41b(第1のシフトレジス
タ)とに分割して形成されている。また、A系列および
B系列のシフトレジスタ41a,41bにクロック信号
CKA,CKBを供給するクロック信号線のうち、A系
列のシフトレジスタ41aにクロック信号CKAを供給
するA系列のクロック信号線43(第1のクロック信号
線)は、第1のシフトレジスタ形成領域41aに対して
隣接する位置に並列配置され、B系列のシフトレジスタ
41bにクロック信号CKBを供給するB系列のクロッ
ク信号線44(第2のクロック信号線)は、第2のシフ
トレジスタ形成領域42bに対して隣接する位置に並列
配置されている。ここで、A系列のクロック信号線43
は第1のシフトレジスタ形成領域42aに対して基板の
外周縁側(矢印Xの方向)に形成され、B系列のクロッ
ク信号線44は第2のシフトレジスタ形成領域42bに
対して画素マトリクスの形成領域側(矢印Yの方向)に
形成されている。さらに、A系列のクロック信号線43
とB系列のクロック信号線44とは、対応する第1また
は第2のシフトレジスタ形成領域42a,42bに対し
て略等距離を隔てた位置にある。このため、A系列のク
ロック信号線43とA系列のシフトレジスタ41aとを
接続するクロック信号入力線49aと、B系列のクロッ
ク信号線44とB系列のシフトレジスタ41bとを接続
するクロック信号入力線49bの配線長さが略同寸法、
かつ、最短寸法に設計されて、クロック信号CKA,C
KBに同期のずれが発生しないようになっている。
【0019】また、第2のシフトレジスタ形成領域42
bに対して画素マトリクスの形成領域側(矢印Yの方
向)には、シフトレジスタ41から出力されたビット信
号を、サンプルホールド部のアナログスイッチ45の側
に向けて送出するためのビット信号出力線46が形成さ
れ、その途中位置には、ビット信号を増幅し、また、ビ
ット信号出力線46が交差するB系列のクロック信号線
44からのノイズの影響を緩和する機能も発揮するバッ
ファ回路47が、2つのインバータ47a,47bによ
って構成されている。ここで、B系列のクロック信号線
44からのノイズの影響を緩和すべきバッファ回路47
としては、多結晶シリコン層で形成された高抵抗のビッ
ト信号出力線46に寄生する抵抗Rと、ビット信号出力
線46とアルミニウム配線層たるクロック信号線44と
の間に介在する層間絶縁膜48によって構成される寄生
容量Cとを利用してバッファ回路を構成することもでき
る。
【0020】また、クロックドゲートなども採用でき
る。
【0021】また、本例において、A系列のクロック信
号線43は、互いに逆相のクロック信号CLA,CLA
*が伝達される2つのクロック信号線431,432か
ら構成され、B系列のクロック信号線44も、互いに逆
相のクロック信号CLB,CLB*が伝達される2つの
クロック信号線441,442から構成されている。
【0022】これらのクロック信号線43,44のう
ち、クロック信号線431,441からは奇数番目の単
位シフトレジスタA1,A3・・・,B1,B3・・・
にクロック信号CLA,CLBが入力され、クロック信
号線432,442からは偶数番目の単位シフトレジス
タA2,A4・・・,B2,B4・・・にクロック信号
CLA*,CLB*が入力される。ここで、A系列およ
びB系列のシフトレジスタ41a,41bは、いずれ
も、図3に示すように、1つのインバータ2と2つのク
ロックドインバータ3a,4a(クロックドインバータ
3b,4b)によって、1ビット分の単位シフトレジス
タA1,A2,A3・・・,B1,B2,B3・・・が
構成されており、そのうち、奇数番目の単位シフトレジ
スタA1,A3・・・,B1,B3・・・は、クロック
信号CKA,CKBのうち、クロック信号CLA,CL
Bによって駆動される一方、偶数番目の単位シフトレジ
スタA2,A4・・・,B2,B4・・・は、クロック
信号CKA,CKBのうち、クロック信号CLA,CL
Bと逆相のクロック信号CLA*,CLB*によって駆
動される。ここで、インバータ2は、図1および図14
(b)に示すように、p型TFT201とn型TFT2
02とからなるCMOS構造になっている。また、クロ
ックドインバータ3a,4aは、図1および図14
(c)に示すように、2つのp型TFT301a,30
2aとn型TFT401a,402aとから構成されて
クロック信号CLA,CLBで駆動可能になっているの
に対して、クロックドインバータ3b,4bは、図1お
よび図14(d)に示すように、2つのp型TFT30
1b,302bとn型TFT401b,402bとから
構成されて逆相のクロック信号CLA*,CLB*で駆
動可能になっている。
【0023】また、A系列のクロック信号線83からの
クロック信号CKA(クロック信号CLA,CLA*)
の位相と、B系列のクロック信号線84からのクロック
信号CKBの位相(クロック信号CLB,CLB*)と
は、図4に示すタイミングチャートのように、90°ず
らしてある。このため、開始信号DXが入力された以降
において、A系列のシフトレジスタ41aの奇数番目の
単位シフトレジスタA1,A3・・・は、クロック信号
CLAのパルス立ち下がりに対応してビット信号252
を出力する一方、A系列のシフトレジスタ41aの偶数
番目の単位シフトレジスタA2,A4・・・は、クロッ
ク信号CLA*のパルス立ち下がりに対応してビット信
号254を出力する。また、B系列のシフトレジスタ4
1bの奇数番目の単位シフトレジスタB1,B3・・・
は、クロック信号CLBのパルス立ち下がりに対応して
ビット信号253を出力する一方、B系列のシフトレジ
スタ41bの偶数番目の単位シフトレジスタB2,B4
・・・は、クロック信号CLB*のパルス立ち下がりに
対応してビット信号255を出力する。そして、ビット
信号252〜255に基づいて、アナログスイッチ部4
5の各アナログスイッチが動作して、Video信号線
(video1,video2,video3)からの
各ビデオ信号Vを各ソース線にホールドする。このた
め、シフトレジスタ41の薄膜トランジスタの動作を高
周波化することなく、ビット信号の実質的な送出タイミ
ングが高周波化されるので、ソース線駆動回路40の動
作速度を高めることができる。
【0024】このような構成のアクティブマトリクスパ
ネルのソース線駆動回路40における各TFTの配置構
造を、図5(a),図5(b)および図6を参照して、
説明する。
【0025】ここで、図5(a)は本例のアクティブマ
トリクスパネルのソース線駆動回路40のうちのA系列
のシフトレジスタ41aの単位シフトレジスタA1にお
ける各TFTの配置を示す構成図、図5(b)はその回
路図、図6はソース線駆動回路40のうちのB系列のシ
フトレジスタ41bの単位シフトレジスタB1における
各TFTと配線層との配置関係を示す平面図である。
【0026】図5(a)および図5(b)において、単
位シフトレジスタA1は1つのインバータ2と2つのク
ロックドインバータ3a,4aとを有しているが、いず
れのクロックドインバータ3a,4aも、p型TFT3
01a,302aとn型TFT401a,402aとで
構成されている。ここで、p型TFT301a,302
aおよびn型TFT401a,402aが形成された各
薄膜トランジスタ形成領域300a,300b,300
c,300dは、基板の外周縁側から画素マトリクスの
形成領域側に向かって4列に配列されており、薄膜トラ
ンジスタ形成領域300a,300b,300c,30
0dのうち、薄膜トランジスタ形成クロックドインバー
タ3aの側のp型TFT301a,302aが形成され
た薄膜トランジスタ形成領域300aの一方端と、その
n型TFT401a,402aが形成された薄膜トラン
ジスタ形成領域300bの一方端とは互いに近接し合い
ながら、それらの間に所定の間隔を設けてあるのに対し
て、他方端同士は反対方向に位置している。同様に、ク
ロックドインバータ4aの側のp型TFT301a,3
02aが形成された薄膜トランジスタ形成領域300c
の一方端と、そのn型TFT401a,402aが形成
された薄膜トランジスタ形成領域300dの一方端とは
互いに近接し合いながら、それらの間には所定の間隔を
設けてあるのに対して、他方端同士は反対方向に位置し
ている。ここで、異なる導電型のTFTが形成された薄
膜トランジスタ形成領域同士を異なる領域に偏在化させ
ているのは、p型TFT301a,302aおよびn型
TFT401a,402aの製造プロセスでは、それら
を途中まで一括して形成して、そのうち、シリコン膜に
イオン注入する不純物のみを相違させてn型およびp型
のTFTを順次形成していくときに、p型の不純物をイ
オン注入する領域とn型の不純物をイオン注入する領域
とが近接しすぎていると、逆の導電型の不純物で汚染さ
れ、安定した特性を有するTFTを形成できないためで
ある。しかしながら、その間隔を広げすぎると、結果的
には、単位シフトレジスタA1,A2・・・の形成ピッ
チP2が拡張され、ソース線駆動回路40の単位セルの
ピッチP1も拡張されてしまう。そこで、本例のアクテ
ィブマトリクスパネルのソース線駆動回路40において
は、基板の外周縁側(矢印Xの方向)から画素マトリク
スの形成領域側(矢印Yの方向)に向かって4列に配列
された薄膜トランジスタ形成領域300a〜300dを
設け、これらの薄膜トランジスタ形成領域のうち、異な
る導電型の薄膜トランジスタが形成された薄膜トランジ
スタ形成領域の一方端側同士を互いに近接させている一
方、それらの他方端側を互いに反対方向に位置させるこ
とによって、異なる導電型のTFTが形成された薄膜ト
ランジスタ形成領域同士を異なる領域に偏在化させなが
ら、単位シフトレジスタA1の基板の辺方向(矢印Zの
方向)の長さ寸法を短縮してある。また、他の単位シフ
トレジスタA2,A3・・・,B2,B3・・・も同様
な構造になっている。たとえば、図6に示すように、単
位シフトレジスタB1において、p型TFT302aの
ドレインに対する接続孔と、n型TFT401aに対す
る接続孔とは、基板の外周縁側から画素マトリクスの形
成領域側に向かって同一線上に位置するまで、薄膜トラ
ンジスタ形成領域300aと薄膜トランジスタ形成領域
300bとの基板の辺方向に対する間隔および薄膜トラ
ンジスタ形成領域300dと薄膜トランジスタ形成領域
300cとの基板の辺方向に対する間隔を狭めて、単位
シフトレジスタA1,A2・・・,B1,B2・・・形
成ピッチP2を狭めてある。また、インバータ2を構成
するp型TFT201の形成位置をp型TFT301
a,302aが形成された薄膜トランジスタ形成領域3
00a,300cに対応させていると共に、n型TFT
202の形成位置をn型TFT401a,402aが形
成された薄膜トランジスタ形成領域300b,300d
に対応させて、異なる導電型のTFTが形成された薄膜
トランジスタ形成領域同士を異なる領域に偏在化させて
いる。
【0027】さらに、本例のアクティブマトリクスパネ
ルのソース線駆動回路40においては、図6のV−V線
における断面図を図7に示すように、絶縁性の透明基板
11の表面上に形成されたシリコン層103に対し、p
型の不純物をイオン注入してクロックドインバータ4a
のp型TFT301a,302aを形成してあるが、そ
のうち、n型TFT301aのソース101aとn型T
FT302aのドレイン102aとを共通の高濃度の不
純物が導入されたシリコン領域103aで共有化して、
その基板の辺方向に対する形成間隔をさらに狭めてあ
る。また、他のTFTにおいても、同じ領域をTFTの
ソースとドレインとが共有する構造が採用されている。
なお、図7において、104a,105aはn型TFT
301a,302aの多結晶シリコンで構成されたゲー
ト電極であって、そのうち、ゲート電極104aはそこ
から延出してクロック信号入力線49bを構成してい
る。一方、106a,107aは、アルミニウム配線層
であって、n型TFT401a,402aに対してドレ
イン電位およびソース電位を供給するソース・ドレイン
配線層を構成している。なお、図8には、バッファ回路
47およびアナログスイッチ部45における各TFTお
よび配線層の配置構造を示してある。この図に示すよう
に、シフトレジスタ41の側において単位シフトレジス
タA1,A2・・・,B1,B2・・・の形成ピッチP
2が狭小化されたのに対応して、そこからのビット信号
出力線46のピッチも狭小化されていると共に、ソース
線駆動回路40の単位セルのピッチP1も狭小化されて
いる。
【0028】以上のとおり、本例のアクティブマトリク
スパネルのソース線駆動回路40においては、その単位
シフトレジスタA1,A2・・・,B1,B2・・・が
基板の外周縁側(矢印Xの方向)から画素マトリクスの
形成領域側(矢印Yの方向)までの間に配置された2つ
のシフトレジスタ形成領域42a,42bに分割して形
成してあるため、ソース線駆動回路40の単位セルのピ
ッチP1が小さい。また、ソース線駆動回路40のう
ち、回路素子の形成密度が高い単位シフトレジスタA
1,A2・・・,B1,B2・・・のクロックドシフト
レジスタ3a,3b,4a,4bの形成領域において
は、それを構成するp型TFT301a,302a,3
01b,302bおよびn型TFT401a,402
a,401b,402bの形成領域を、基板の外周縁側
(矢印Xの方向)から画素マトリクスの形成領域側(矢
印Yの方向)に向かって4列に配列し、かつ、異なる導
電型の薄膜トランジスタが形成された薄膜トランジスタ
形成領域の一方端側同士を互いに近接させている一方、
それらの他方端側を互いに反対方向に位置させているた
め、異なる導電型のTFTが形成された薄膜トランジス
タ形成領域同士を異なる領域に偏在化させながら、単位
シフトレジスタA1,A2・・・,B1,B2・・・の
基板の辺方向(矢印Zの方向)の長さ寸法を、従来の2
/3にまで短縮してある。このため、単位シフトレジス
タA1,A2・・・,B1,B2・・・の形成ピッチP
2が狭小化されて、ソース線駆動回路40の単位セルの
ピッチが狭小化されている。このため、ソース線駆動回
路40の単位セルのピッチP1に規定される画素マトリ
クスの画素を微細化して表示の品位を向上することがで
きる。
【0029】また、シフトレジスタ41にクロック信号
CKA(CLA,CLA*),CKB(CLB,CLB
*)を供給するA系列およびB系列のクロック信号線4
3,44のうち、A系列のクロック信号線43を第1の
シフトレジスタ形成領域42aに対して隣接する位置に
並列配置し、B系列のクロック信号線44を第2のシフ
トレジスタ形成領域42bに対して隣接する位置に並列
配置しているため、各クロック信号線43,44からシ
フトレジスタ41までのクロック信号入力線49a,4
9bの配線長さが、略同寸法かつ最短寸法に設計されて
いる。このため、配線抵抗の差または寄生容量の差に起
因して、クロック信号CKA,CKBの同期がずれると
いう問題が発生しないので、シフトレジスタ41が誤動
作せず、アクティブマトリクスパネルの信頼性が高い。
また、A系列のクロック信号線43は第1のシフトレジ
スタ形成領域42aに対して基板の外周縁側に形成さ
れ、B系列のクロック信号線44は第2のシフトレジス
タ形成領域42bに対して画素マトリクスの形成領域側
(矢印Yの方向)に形成されているため、第1および第
2のシフトレジスタ形成領域42a,42bを、クロッ
ク信号入力線49a,49bが通過していないので、単
位シフトレジスタA1,B1,A2,B2・・・をさら
に近接し合う状態で形成できる。
【0030】〔実施例2〕図9は本発明の実施例2に係
るアクティブマトリクスパネル(液晶表示パネル)のソ
ース線駆動回路側のブロック図であり、図9にはそのシ
フトレジスタおよびクロック信号線の配置関係を示して
ある。ここで、本例のアクティブマトリクスパネルの全
体構成は、図13に示すブロック図と同様であるため、
全体構成の説明は省略する。また、ソース線駆動回路を
構成するシフトレジスタ,バッファ回路およびアナログ
スイッチ部のうち、バッファ回路およびアナログスイッ
チ部の構成は、実施例1のアクティブマトリクスパネル
と同様であって、しかも、シフトレジスタ,バッファ回
路およびアナログスイッチ部を構成する回路要素も、実
施例1のアクティブマトリクスパネルと同様であるた
め、本例のアクティブマトリクスパネルについては、図
9のブロック図のみに基づいて説明する。
【0031】図9において、本例のアクティブマトリク
スパネルのソース線駆動回路50は4系列化されてお
り、ソース線駆動回路50は、画素マトリクスおよびゲ
ート線駆動回路(いずれも、図示せず。)と共に同一の
透明基板上に形成されて、画素マトリクスの各画素の表
示動作を駆動する。また、ソース線駆動回路50は、基
板の外周縁から画素マトリクスの形成領域までの間に形
成されており、そのシフトレジスタ51は、基板の外周
縁側(矢印Xの方向)の第1のシフトレジスタ形成領域
52aと、画素マトリクスの形成領域側(矢印Yの方
向)の第2のシフトレジスタ形成領域52bとに分割し
て形成されている。これらの第1および第2のシフトレ
ジスタ形成領域52a,52bのうち、第1のシフトレ
ジスタ形成領域52aには、単位シフトレジスタA1,
A2・・・からなるA系列のシフトレジスタ51aおよ
び単位シフトレジスタC1,C2・・・からなるC系列
のシフトレジスタ51c(第1のシフトレジスタ)が交
互に形成されている一方、第2のシフトレジスタ形成領
域52bには、単位シフトレジスタB1,B2・・・か
らなるB系列のシフトレジスタ51bおよび単位シフト
レジスタD1,D2・・・からなるD系列のシフトレジ
スタ51d(第2のシフトレジスタ)が交互に形成され
ている。
【0032】ここで、A系列のシフトレジスタ51aお
よびC系列のシフトレジスタ51cに対してクロック信
号CKA,CKCを供給するA系列のクロック信号線5
3およびC系列のクロック信号線54(第1のクロック
信号線)は、第1のシフトレジスタ形成領域51aに対
して隣接する位置に並列配置され、B系列のシフトレジ
スタ51bおよびD系列のシフトレジスタ51dに対し
てクロック信号CKB,CKDを供給するB系列のクロ
ック信号線55およびD系列のクロック信号線56(第
2のクロック信号線)は、第2のシフトレジスタ形成領
域51bに対して隣接する位置に並列配置されている。
また、A系列のクロック信号線53およびC系列のクロ
ック信号線54は第1のシフトレジスタ形成領域52a
に対して基板の外周縁側(矢印Xの方向)に形成されて
いるのに対して、B系列のクロック信号線55およびD
系列のクロック信号線56は第2のシフトレジスタ形成
領域52bに対して画素マトリクスの形成領域側(矢印
Yの方向)に形成されている。このため、A系列のクロ
ック信号線53(第1のクロック信号線)からA系列の
シフトレジスタ51aまでのクロック信号入力線59a
の配線長さと、B系列のクロック信号線55(第2のク
ロック信号線)からB系列のシフトレジスタ51bまで
のクロック信号入力線59bの配線長さとを、略同寸法
かつ最短寸法に設計するのが容易になっている。同様
に、C系列のクロック信号線54(第1のクロック信号
線)からC系列のシフトレジスタ51cまでのクロック
信号入力線59cの配線長さと、D系列のクロック信号
線56(第2のクロック信号線)からD系列のシフトレ
ジスタ51dまでのクロック信号入力線59dの配線長
さも、略同寸法かつ最短寸法に設計されている。また、
A系列のクロック信号線53とC系列のクロック信号線
54とは近接し合って並列していると共に、B系列のク
ロック信号線55とD系列のクロック信号線56とは近
接し合って並列しているため、いずれのクロック信号入
力線59a,59b,59c,59dの配線長さも略同
寸法になっている。
【0033】なお、第2のシフトレジスタ形成領域52
bに対して画素マトリクスの形成領域側(矢印Yの方
向)には、シフトレジスタ51の各単位シフトレジスタ
からビット信号を、サンプルホールド部のアナログスイ
ッチ部65の側に向けて送出するためのビット信号線6
6が形成され、その途中位置には、ビット信号を遅延さ
せて、ビット信号出力線66が交差する側のB系列のク
ロック信号線55およびD系列のクロック信号線56か
らのノイズの影響を緩和する機能も発揮するバッファ回
路67が、実施例1と同様に、2つのインバータなどに
よって構成されている。
【0034】なお、本例においても、いずれのクロック
信号線53,54,55,56も、互いに逆相のクロッ
ク信号を供給する2本のクロック信号線で構成されてお
り、A〜D系列のシフトレジスタ51a〜51dのう
ち、奇数番目の単位シフトレジスタA1,C1,B1,
D1・・・と、偶数番目の単位シフトレジスタA2,C
2,B2,D2・・・とは、互いに逆相のクロック信号
によって駆動される。また、A系列のクロック信号線5
3からのクロック信号CKAの位相,B系列のクロック
信号線55からのクロック信号CKBの位相,C系列の
クロック信号線54からのクロック信号CKCの位相お
よびD系列のクロック信号線56からのクロック信号C
KDの位相は、互いに45°ずつずらして、4系列化し
ての駆動が可能になっている。このため、シフトレジス
タ51を構成する薄膜トランジスタの動作を高周波化す
ることなく、ソース線駆動回路50の動作速度を高める
ことができる。
【0035】また、本例のアクティブマトリクスパネル
のソース線駆動回路50においても、実施例1と同様
に、図5(b)に示す1ビット当たりの単位シフトレジ
スタ、たとえば、単位シフトレジスタA1は、1つのイ
ンバータ2と2つのクロックドインバータ3a,4aと
を有し、そのうち、クロックドインバータ3aは、図5
(a)に示すように、基板の外周縁側(矢印Xの方向)
から画素マトリクスの形成領域側(矢印Yの方向)に向
かって配列された4列の薄膜トランジスタ形成領域30
0a,300b,300c,300dに形成されてい
る。ここで、p型TFT301a,302aが形成され
た薄膜トランジスタ形成領域300a,そのn型TFT
401a,402aが形成された薄膜トランジスタ形成
領域300b,クロックドインバータ4aの側のn型T
FT401a,402aが形成された薄膜トランジスタ
形成領域300d,そのp型TFT301a,302a
が形成された薄膜トランジスタ形成領域300cの順序
に配列された薄膜トランジスタ形成領域300a〜30
0dのうち、異なる導電型のTFTが形成された薄膜ト
ランジスタ形成領域300aと薄膜トランジスタ形成領
域300bとは基板の辺方向に向かって近接した位置で
分離してあり、同様に、薄膜トランジスタ形成領域30
0dと薄膜トランジスタ形成領域300cも基板の辺方
向に向かって近接した位置で分離してある。また、他の
単位シフトレジスタA2,A3・・・,B1,B2・・
・も同様な構造になっている。
【0036】このため、本例のアクティブマトリクスパ
ネルにおいても、実施例1と同様に、薄膜トランジスタ
形成領域300aと薄膜トランジスタ形成領域300b
との基板の辺方向に対する間隔および薄膜トランジスタ
形成領域300dと薄膜トランジスタ形成領域300c
との基板の辺方向(矢印Zの方向)に対する間隔を狭め
て、単位シフトレジスタA1,A2・・・,B1,B2
・・・形成ピッチP2を狭小化してある。さらに、シフ
トレジスタ71は、基板の外周縁側の第1のシフトレジ
スタ形成領域52aと画素マトリクスの形成領域側の第
2のシフトレジスタ形成領域52bとに、A系列および
C系列のシフトレジスタ51a,51cとB系列および
D系列のシフトレジスタ51b,51cとして並列状態
に分割して形成されているため、ソース線駆動回路50
の単位セルのピッチP1は狭ピッチ化されている。従っ
て、画素マトリクスの画素ピッチを狭小化して、表示の
品位を向上することができる。ここで、A系列〜D系列
のクロック信号線53〜56は、それぞれ対応するシフ
トレジスタ形成領域に対して隣接する位置に並列配置さ
れているため、各クロック信号線53〜56からシフト
レジスタ41までのクロック信号入力線59a〜59d
の配線長さが、各系列間で同寸法、かつ、最短寸法に設
計可能である。このため、配線抵抗の差または寄生容量
の差に起因してのクロック信号CKA,CKB,CK
C,CKDの同期のずれが発生することがない。それ
故、シフトレジスタ51に誤動作が生じず、アクティブ
マトリクスパネルの信頼性が高い。しかも、シフトレジ
スタ41を4系列駆動しているため、ソース線駆動回路
50の動作速度をさらに高速化することができる。
【0037】〔実施例3〕図10は本発明の実施例3に
係るアクティブマトリクスパネル(液晶表示パネル)の
ソース線駆動回路側における薄膜トランジスタおよび配
線層の配置を示す構成図、図11はそのブロック図、図
12はその回路図である。本例のアクティブマトリクス
パネルの全体構成も、図13に示すブロック図と同様で
あるため、全体構成の説明は省略する。また、ソース線
駆動回路を構成するシフトレジスタ,バッファ回路およ
びアナログスイッチ部のうち、バッファ回路およびアナ
ログスイッチ部の構成は、実施例1のアクティブマトリ
クスパネルと同様であって、しかも、シフトレジスタ,
バッファ回路およびアナログスイッチ部を構成する回路
要素も、実施例1のアクティブマトリクスパネルと同様
であるため、図10には、シフトレジスタ側の構造のみ
を示してある。
【0038】これらの図において、本例のソース線駆動
回路70は1系列の駆動方式であって、ソース線駆動回
路70は、画素マトリクスおよびゲート線駆動回路(い
ずれも、図示せず。)と共に同一の透明基板上に形成さ
れて、画素マトリクスの各画素の表示動作を駆動する。
また、ソース線駆動回路70は、基板の外周縁から画素
マトリクスの形成領域までの間に形成されており、本例
においては、そのシフトレジスタ71は、基板の外周縁
側の第1のシフトレジスタ形成領域72aと画素マトリ
クスの形成領域側の第2のシフトレジスタ形成領域72
bとに分割されて形成されている。すなわち、第1およ
び第2のシフトレジスタ形成領域72a,72bのう
ち、第1のシフトレジスタ形成領域72aには、クロッ
ク信号CKAによって駆動される単位シフトレジスタA
1,A4,A5・・・からなる第1のシフトレジスタ7
1aが形成されている一方、第2のシフトレジスタ形成
領域72bには、同じクロック信号CKAによって駆動
される単位シフトレジスタA2,A3,A6・・・から
なる第2のシフトレジスタ71bが形成されている。
【0039】ここで、第1のシフトレジスタ71aにク
ロック信号CKAを供給する第1のクロック信号線73
は第1のシフトレジスタ形成領域71aに対して隣接す
る位置に並列配置されている一方、第2のシフトレジス
タ71bにクロック信号CKAを供給する第2のクロッ
ク信号線74は第2のシフトレジスタ形成領域71bに
対して隣接する位置に並列配置されている。また、第1
のクロック信号線73は第1のシフトレジスタ形成領域
72aに対して基板の外周縁側(矢印Xの方向)に形成
され、第2のクロック信号線74は第2のシフトレジス
タ形成領域72bに対して画素マトリクスの形成領域側
(矢印Yの方向)に形成されている。さらに、第1のク
ロック信号線73から第1のシフトレジスタ71aまで
のクロック信号入力線79aの配線長さと、第2のクロ
ック信号線74から第2のシフトレジスタ71bまでの
クロック信号入力線79bの配線長さとは、互いに同寸
法、かつ最短寸法に設計されている。また、第2のシフ
トレジスタ形成領域72bに対して画素マトリクスの形
成領域側(矢印Yの方向)には、シフトレジスタ71か
らのビット信号をアナログスイッチ部75の側(画素マ
トリクスの側)に向けて送出するためのビット信号線7
6が形成され、その途中位置には、ビット信号を遅延さ
せて、ビット信号出力線76が交差する第2のクロック
信号線74からのノイズの影響を緩和する機能も発揮す
るバッファ回路77が、実施例1と同様に、2つのイン
バータなどによって構成されている。なお、本例におい
ても、第1および第2のシフトレジスタ71a,71b
は、いずれも実施例1と同様な回路要素から構成されて
いる一方、いずれのクロック信号線73,74も、互い
に逆相のクロック信号CLA,CLA*を供給する2本
のクロック信号線731,732,741,742で構
成されて、第1のシフトレジスタ71aと第2のシフト
レジスタ71aとを互いに逆相のクロック信号CLA,
CLA*によって駆動可能になっている。ここで、第1
および第2のクロック信号線73,74のいずれもを1
本のクロック信号線で構成することもできるが、第1お
よび第2のクロック信号線73,74を互いに逆相のク
ロック信号CLA,CLA*に対応する2本のクロック
信号線で構成することによって、クロック信号線73,
74間の寄生容量などを等価にして、一方側のクロック
信号が他方側のクロック信号に比して遅延することを防
止してある。
【0040】また、本例のソース線駆動回路50におい
ても、図5(a)および図5(b)に示すように、1ビ
ット当たりの単位シフトレジスタ、たとえば、単位シフ
トレジスタA1のクロックドインバータ3aを、基板の
外周縁側(矢印Xの方向)から画素マトリクスの形成領
域側(矢印Yの方向)に向かって配列された4列の薄膜
トランジスタ形成領域300a,300b,300c,
300dに形成してある。これらの薄膜トランジスタ形
成領域300a〜300dは、クロックドインバータ3
aの側のp型TFT301a,302aが形成された薄
膜トランジスタ形成領域300a,そのn型TFT40
1a,402aが形成された薄膜トランジスタ形成領域
300b,クロックドインバータ4aの側のn型TFT
401a,402aが形成された薄膜トランジスタ形成
領域300d,そのp型TFT301a,302aが形
成された薄膜トランジスタ形成領域300cの順序に配
列されており、そのうち、異なる導電型の薄膜トランジ
スタが形成された薄膜トランジスタ形成領域の一方端側
同士は互いに近接している一方、それらの他方端側は互
いに反対方向に位置している。すなわち、異なる導電型
のTFTが形成された薄膜トランジスタ形成領域300
aと薄膜トランジスタ形成領域300bとは基板の辺方
向に向かって近接した位置で分離してあり、同様に、薄
膜トランジスタ形成領域300dと薄膜トランジスタ形
成領域300cも基板の辺方向に向かって近接した位置
で分離してある。また、他の単位シフトレジスタA2,
A3・・・も同様な構造になっている。
【0041】このため、本例のアクティブマトリクスパ
ネルにおいては、実施例1と同様に、薄膜トランジスタ
形成領域300aと薄膜トランジスタ形成領域300b
との基板の辺方向に対する間隔および薄膜トランジスタ
形成領域300dと薄膜トランジスタ形成領域300c
との基板の辺方向に対する間隔を狭めて、単位シフトレ
ジスタA1,A2・・・の形成ピッチP2を狭めて、ソ
ース線駆動回路70の単位セルのピッチP1を狭小化し
てある。また、シフトレジスタ71は、基板の外周縁側
の第1のシフトレジスタ形成領域72aと、画素マトリ
クスの形成領域側の第2のシフトレジスタ形成領域72
bとに並列状態に分割して形成してあるため、ソース線
駆動回路70の単位セルのピッチP1はさらに狭ピッチ
化されている。従って、画素マトリクスの画素ピッチを
狭小化して、表示の品位を向上することができる。ここ
で、第1のクロック信号線73は第1のシフトレジスタ
形成領域72aに対して隣接する位置に並列配置され、
第2のクロック信号線74第2のシフトレジスタ形成領
域72bに対して隣接する位置に並列配置されているた
め、各クロック信号線73,74からシフトレジスタ4
1までのクロック信号入力線79a,79bの配線長さ
が、各系列間で同寸法、かつ、最短寸法に設計されてい
る。このため、配線抵抗の差または寄生容量の差に起因
してのクロック信号CKAの同期ずれが発生しない。そ
れ故、シフトレジスタ71に誤動作が生じないので、ア
クティブマトリクスパネルの信頼性が高い。
【0042】なお、上記の構成を備える薄膜トランジス
タの配置構造については、ゲート線駆動回路側にも採用
できる。
【0043】本発明では、シフトレジスタは、第1のシ
フトレジスタ形成領域と、第2のシフトレジスタ形成領
域72bとに並列状態に分割して形成してあるため、ソ
ース線駆動回路の単位セルのピッチP1はさらに狭ピッ
チ化されている。従って、画素マトリクスの画素ピッチ
を狭小化して、表示の品位を向上することができる。そ
して、第1のクロック信号線は第1のシフトレジスタ形
成領域に対して隣接する位置に並列配置され、第2のク
ロック信号線は第2のシフトレジスタ形成領域に対して
隣接する位置に並列配置されているため、各クロック信
号線からシフトレジスタまでのクロック信号入力線の配
線の長さが、各系列間で同寸法、かつ、最短寸法に設計
されている。このため、配線抵抗の差または寄生容量の
差に起因してのクロック信号CKAの同期ずれが発生し
ない。それ故、シフトレジスタに誤動作が生じないの
で、アクティブマトリクスパネルの信頼性が高い。
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1に係るアクティブマトリク
スパネルにおける2系列のソース線駆動回路の各構成部
分の配置を示す構成図である。
【図2】 図1に示すソース線駆動回路のブロック図で
ある。
【図3】 図1に示すソース線駆動回路の回路図であ
る。
【図4】 図1に示すソース線駆動回路の各部に入出力
される信号のタイミングチャート図である。
【図5】 (a)は図1に示すソース線駆動回路のシフ
トレジスタのうちの単位シフトレジスタにおける各構成
部分の配置を示す構成図、(b)はその回路図である。
【図6】 図1に示すソース線駆動回路のシフトレジス
タにおける各構成部分の配置を示す平面図である。
【図7】 図6のV−V線における断面図である。
【図8】 図1に示すソース線駆動回路のアナロクスイ
ッチ部における各構成部分の配置を示す平面図である。
【図9】 本発明の実施例2に係るアクティブマトリク
スパネルにおける4系列のソース線駆動回路のブロック
図である。
【図10】 本発明の実施例3に係るアクティブマトリ
クスパネルにおける1系列のソース線駆動回路の各構成
部分の配置を示す構成図である。
【図11】 図10に示すソース線駆動回路のブロック
図である。
【図12】 図10に示すソース線駆動回路の回路図で
ある。
【図13】 アクティブマトリクスパネルの全体構成を
示すブロック図である。
【図14】 (a)はシフトレジスタの回路図、(b)
はそのインバータの構成図、(c)および(d)はその
クロックドインバータの構成図である。
【図15】 従来のアクティブマトリクスパネルにおけ
る1系列のソース線駆動回路の各構成部分の配置を示す
構成図である。
【図16】 従来のアクティブマトリクスパネルにおけ
る2系列のソース線駆動回路の各構成部分の配置を示す
構成図である。
【符号の説明】
11・・・透明基板 12,40,50,70,80,90・・・ソース線駆
動回路 13,20,41,51,71,81,91・・・シフ
トレジスタ 17,18,19・・・サンプルホールド回路 21・・・ゲート線駆動回路 22・・・画素マトリクス 24,25・・・ゲート線 26,27,28・・・ソース線 29・・・薄膜トランジスタ 30・・・液晶セル 34,37,83,84,93,94・・・クロック信
号線 41a,51a・・・A系列のシフトレジスタ(第1の
シフトレジスタ) 41b,51b・・・B系列のシフトレジスタ(第2の
シフトレジスタ) 42a,52a,72a・・・第2のシフトレジスタ形
成領域 42b,52b,72b・・・第2のシフトレジスタ形
成領域 43,53・・・A系列のクロック信号線(第1のクロ
ック信号線) 44,55・・・B系列のクロック信号線(第2のクロ
ック信号線) 45,65,75,85・・・アナログスイッチ部 46,66,66a,66b,76,86・・・ビット
信号出力線 47,67,77・・・バッファ回路 49a,49b,59a〜59d,79a,79b,8
9a,89b・・・クロック信号入力線 51c・・・C系列のシフトレジスタ(第1のシフトレ
ジスタ) 51d・・・D系列のシフトレジスタ(第2のシフトレ
ジスタ) 54・・・C系列のクロック信号線(第1のクロック信
号線) 56・・・D系列のクロック信号線(第2のクロック信
号線) 73・・・第1のクロック信号線 74・・・第1のクロック信号線 300a,300b,300c,300d・・・薄膜ト
ランジスタ形成領域
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G09G 3/20 623 G09G 3/20 623H 680 680G (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/00 - 3/38 G02F 1/133 G02F 1/1368 G09F 9/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に配置された画素領域と前記基板
    の外周縁との間に配置され、前記画素領域の各画素を駆
    動する駆動回路であって、 当該駆動回路は複数の単位シフトレジスタを縦続接続し
    てなるシフトレジスタを含み、 前記シフトレジスタは、前記画素領域と前記基板の外周
    縁との間に並べて設けられる2つのシフトレジスタ形成
    領域に分けて形成され、 一方のシフトレジスタ形成領域には、4n−3(nは自
    然数)番目の単位シフトレジスタ、及び4n番目の単位
    シフトレジスタが形成され、 他方のシフトレジスタ形成領域には、4n−2番目の単
    位シフトレジスタ、及び4n−1番目の単位シフトレジ
    スタが形成されることを特徴とする駆動回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の駆動回路において、 前記一方のシフトレジスタ形成領域に形成される単位シ
    フトレジスタと、前記他方のシフトレジスタ形成領域に
    形成される単位シフトレジスタとが同一ピッチ内に形成
    されることを特徴とする駆動回路。
  3. 【請求項3】 請求項1乃至2のいずれかに記載の駆動
    回路において、 前記一方のシフトレジスタ形成領域に形成される単位シ
    フトレジスタにクロック信号を供給する第1クロック信
    号線と、 前記他方のシフトレジスタ形成領域に形成される単位シ
    フトレジスタにクロック信号を供給する第2クロック信
    号線と、を有し、 前記第1クロック信号線は、前記一方のシフトレジスタ
    形成領域に隣接する位置に配線され、 前記第2クロック信号線は、前記他方のシフトレジスタ
    形成領域に隣接する位置に配線され、 前記第1クロック信号線と前記第2クロック信号線に
    は、同一のクロック信号が供給されることを特徴とする
    駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記第1クロック信号線及び前記第2ク
    ロック信号線は、それぞれ互いに逆相のクロック信号を
    供給する2本のクロック信号線によって構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の駆動回路。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれかひとつに記載
    の駆動回路において、 前記第1クロック信号線から前記一方のシフトレジスタ
    形成領域に形成される単位シフトレジスタの各々にクロ
    ック信号を供給する第1クロック信号入力線の配線の長
    さと、 前記第2クロック信号線から前記他方のシフトレジスタ
    を構成する単位シフトレジスタの各々にクロック信号を
    供給する第2クロック信号入力線の配線の長さとが同一
    であり、かつ、クロック信号線と単位シフトレジスタ間
    の領域においてそれぞれ最短寸法で形成されていること
    を特徴とする駆動回路。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかひとつに記載
    の駆動回路を有することを特徴とするアクティブマトリ
    クスパネル。
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