JP3508276B2 - 真空打栓機の滅菌装置および滅菌方法 - Google Patents

真空打栓機の滅菌装置および滅菌方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬液が充填された多数
のシリンジを真空チャンバー内に収容し、その開口部に
打栓を行なう真空打栓機に関するもので、特にその真空
チャンバーの内部および真空チャンバーと真空ポンプと
を接続する配管内等を滅菌する滅菌装置と滅菌方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、医療機関において使い捨てのカー
トリッジ式注射器が使用されるようになっている。この
ようなカートリッジ式の注射器は、注射筒(シリンジ)
の注射針取付け口に密栓を装着して、このシリンジ内に
薬液を充填した後、開口部側から薬液の液面まで口栓を
挿入して密封するようになっているが、その薬液中に気
泡が残存していないことが厳しく要求される。
【0003】そこで、薬液中に気泡が残存しないように
するために、シリンジに中栓を挿入する作業を真空のチ
ャンバー内で行なうようにした真空中栓機が既に提案さ
れている(特公平4−28386号)。この公報に記載
された真空中栓機は、注射針嵌合端に密栓し、内部に薬
液を充填した多数の注射器外筒の開口端を上にしてラッ
ク本体に支持させて真空箱内に定置し、このラック本体
上に、多数の中栓を把持する中栓把持プレートを配置し
た後、真空箱内を密閉し、この密閉した真空箱内の真空
引きをして薬液および注射筒内の空気を予め排除してお
き、次いで、中栓把持プレートに把持されている各中栓
と対応する多数のプッシュピンが突設されたプッシュプ
レートを下降させて上記中栓を注射筒の口元に挿入した
上で、真空箱内を大気圧に戻し、注射筒内の真空と大気
圧との圧力差によってその中栓を薬液の液面まで押込む
もので、この方法によって中栓を取付けることにより薬
液中に残存する気泡を大幅に減らすことができる。
【0004】上記真空中栓機は、真空箱の内部に注射筒
を搬入し載置するための部品や、打栓を行なうための部
品およびこれらの部品を支持するプレート等が設けられ
ており、これらの部品の一部は、注射筒やゴム製の中栓
等に直接接触するため、一日の生産終了時等に定期的に
滅菌をする必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、上記のような真
空打栓機の内部および真空ポンプに接続する配管等の滅
菌を行なう場合には、上記プレート等の各部品を分解し
て温熱滅菌をし、その後再び組立てるようにしていた。
しかしながら、上記中栓把持プレートやプッシュプレー
ト等は大型で重量もあり、しかも、分割が不可能である
ため、その脱着には大きな労力と時間を要していた。ま
た、分解および組立には、人手が介入するため、滅菌後
の取付けの際あるいは移動時において再び汚染される可
能性がある等種々の問題があった。
【0006】本発明は上記問題点を除くためになされた
もので、真空打栓機を分解することなく、真空チャンバ
ーの内部や配管内を滅菌することができる真空打栓機の
滅菌装置および滅菌方法を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る真空打栓機
の滅菌装置は、開閉可能な真空チャンバーと、この真空
チャンバーの内部に設けられた打栓手段と、真空チャン
バーに接続された真空ポンプと、真空チャンバー内にエ
アーを導入するエアーバルブとを備え、薬液が充填され
たシリンジを上記真空チャンバー内に搬入し、上記打栓
手段によって真空中で打栓を行なう真空打栓機に設けら
れたもので、上記真空チャンバーに、この真空チャンバ
ー内に滅菌用流体を供給する供給手段と、真空チャンバ
ー内から滅菌用流体を排出する排出手段とを接続すると
ともに、真空チャンバー内に供給された滅菌用流体をオ
ーバーフローさせるオーバーフロー通路を設けたもので
ある。
【0008】また、第2の発明に係る真空打栓機の滅菌
方法は、薬液が充填されたシリンジを真空チャンバー内
に収容し、真空チャンバー内に設けられた打栓手段によ
って真空中で打栓を行なう真空打栓機を滅菌する方法で
あって、真空チャンバー内に滅菌用流体を供給しつつ、
真空チャンバーに設けたオーバーフロー通路からオーバ
ーフローさせることにより真空チャンバー内を滅菌し、
その後、排出手段を介して真空チャンバー内から滅菌用
流体を排出し、次に、上記オーバーフロー通路を密封し
て真空チャンバー内を真空ポンプによって真空状態に
し、続いて、真空チャンバー内にエアーを導入すること
により真空打栓機の滅菌および乾燥を行なうようにした
ものである。
【0009】
【作用】上記真空打栓機の滅菌装置を用いた滅菌方法で
は、真空チャンバー内に滅菌用流体の供給手段から温水
や過酸化水素ガスあるいは蒸気等の滅菌用の流体を供給
し、この流体をオーバーフロー通路からオーバーフロー
させつつ供給を継続することにより真空チャンバー内の
滅菌を行ない、その後、真空チャンバー内の流体を排出
手段によって排出してから、オーバーフロー通路を密封
し、真空ポンプによって真空チャンバー内を吸引して真
空状態にした後、真空引きを続けたままエアーを導入す
ることにより空気の流れを生じさせて真空チャンバー内
を乾燥させる。従って、真空チャンバーの内部に設けら
れている打栓手段の各プレート等を分解することなく、
内部の各部品を含めた真空チャンバー内全体および配管
内を滅菌することができる。
【0010】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
1は本発明の一実施例に係る滅菌装置および滅菌方法に
よって滅菌される真空打栓機の一例を示す縦断面図、図
2はその横断面図であり、これら図1および図2により
真空打栓機の構成について簡単に説明する。なお、この
真空打栓機は真空チャンバーが上下に開閉可能になって
おり、図2は、左半分が真空チャンバーを開放した状
態、右半分が真空チャンバーを密閉した状態を示してい
る。この真空打栓機の真空チャンバー(全体として符号
2で示す)は、上下2つに分割されており、下側箱体2
aは、ベース4上に昇降可能に支持されており、その底
面中央部に、後に説明する真空ポンプに接続された真空
配管6が連結されて開口している。また、真空チャンバ
ー2の上側箱体2bは、上記ベース4上に支柱8を介し
て固定された上部固定板10に、上記下方箱体2aと上
下の位置を一致させて取付けられている。上方箱体2b
の四方の壁面の下端部全周にはシール部材12が装着さ
れており、下方箱体2aを上昇させてその四方の壁面を
上方箱体2bの四方の壁面に密着させると、これら上方
および下方の両箱体2a,2bから成る真空チャンバー
2は、その内部に密封された空間が形成される。
【0011】上記真空チャンバー2には、上記真空配管
6を介して後に説明する真空ポンプが接続され、また、
大気開放バルブが設けられており。真空ポンプによって
この真空チャンバー2内を真空にし、また、大気に開放
することができるようになっている。
【0012】下方箱体2aの内部には、多数のシリンジ
14を載置する支持プレート16が、この下方箱体2a
に対して相対的に昇降可能に配置されている。支持プレ
ート16上には、注射針の取付け口に密栓が装着され、
内部に薬液が充填された多数のシリンジ14が、倒立し
た状態でそれぞれキャリア18内に保持されて搬入され
る。一方上方箱体2b内には、下から順に、各シリンジ
14の開口部に装着されてる多数の中栓を保持する中栓
保持プレート20、これら中栓を各シリンジ14の開口
部内に挿入する際に、シリンジ14の内面と中栓の外面
との間に介在される多数のエア抜きピンが取付けられて
いるピン保持プレート22および上記中栓をシリンジ1
4の開口部内に押込むノッカを支持しているノッカ支持
プレート24が設けられている。
【0013】下方箱体2a内に配置される多数のシリン
ジ14と、上方箱体2b内の各プレート20,22,2
4に支持されている中栓、エア抜きピンおよびノッカ
は、それぞれ上下の位置を一致させて配設されており、
下方箱体2aを上昇させ上方箱体2bに密着させて外部
から遮断したチャンバー2を形成した後、図示しない真
空ポンプによってこのチャンバー2内の真空引きを行な
ってチャンバー2内を真空状態にする。続いて、ノッカ
が取付けられたノッカ支持プレート24を下降させて下
方の中栓保持プレート20に保持されている中栓を下方
のシリンジ14の開口部内に押込む。次に、大気開放バ
ルブを開いて真空チャンバー2内を大気に開放する。す
ると、シリンジ14の内部が真空状態であり、その外部
のチャンバー2内が大気圧になるので、その内外の圧力
差で中栓がシリンジ14の内部の液面の高さまで押込ま
れる。その後、下方箱体2aを下降させ、打栓が終了し
たシリンジ14をこのチャンバー2から搬出する。
【0014】次に上記真空打栓機を滅菌するための滅菌
装置の構成について、図3および図4により説明する。
図3は真空打栓機の真空チャンバー2への真空配管6お
よび滅菌を行なうための配管の配置を示す平面図、図4
はその構成を簡略化して示す斜視図である。真空チャン
バー2の下方箱体2aの底面中央には、上述のように真
空配管6が連結されて開口している。この真空配管6
は、第1の真空バルブ26、第2の真空バルブ28およ
びストレーナ30を介して真空ポンプ32に接続されて
おり、この真空ポンプ32に作用によって真空チャンバ
ー2内を真空状態にすることができる。また、真空チャ
ンバー2の上方箱体2bには、フィルタ34を介して大
気開放バルブ36が接続されており、密封状態の真空チ
ャンバー2内を大気に開放することができる。内部に上
記各プレート20,22,24等から成る打栓機構が設
けられた真空チャンバー2と、真空配管6を介して接続
された真空ポンプ32と、大気開放バルブ36とによっ
て真空打栓機が構成されている。
【0015】さらに、本実施例に係る滅菌装置には、上
記真空ポンプ32を接続する真空配管6の、両真空バル
ブ26,28よりも下流側、すなわち真空チャンバー2
寄りに、この真空配管6を通じて真空チャンバー2内に
温水を供給する給湯手段38と、この給湯手段38によ
って真空チャンバー2内に供給された温水を排出する排
出手段40が、それぞれ、給湯バルブ42および排出バ
ルブ44を介して接続されている。また、上方箱体2b
の上部には、真空チャンバー2の内部に供給された温水
をオーバーフローさせるオーバーフローパイプ46が取
付けられている。
【0016】以上の構成に係る真空打栓機の滅菌装置に
より滅菌を行なう工程について、図4ないし図9により
説明する。先ず、下方箱体2aを上昇させてその四方の
壁面の上端を上方箱体2bの四方の壁面の下端に密着さ
せることにより密封した真空チャンバー2を形成する。
この状態で、給湯バルブ42を開いて給湯手段38から
真空配管6の下流側の部分を介して真空チャンバー2内
に温水を供給する。チャンバー2内の各部を昇温するた
めに、上記オーバーフローパイプ46からオーバーフロ
ーさせつつ温水を供給し続ける(図5参照)。この工程
により、真空チャンバー2とその内部に備えられた打栓
を行なうための各プレート20,22,24やノッカお
よびエア抜きピン等の部品と、真空配管6の内部の大部
分を温水滅菌する。
【0017】次に、給湯バルブ42を閉じて排水バルブ
44を開くことにより、真空チャンバー2内の温水を排
出する(図6参照)。この実施例に係る真空チャンバー
2および真空配管6内は、水を排出しやすいようにでき
るだけ液溜りのない構造になっており、温水をほぼ完全
に排出することができる。その後、オーバーフローパイ
プ46に盲栓50を装着し、第1の真空バルブ26を開
放して真空チャンバー2内の真空引きを行なう(図7参
照)。チャンバー2内が真空になる際に、水が気化する
ことにより、残水個所の温度が低下する。場合によって
は凍結することもある。
【0018】上記第1真空バルブを26開放したまま
で、大気開放バルブ36を開放する。すると、大気開放
バルブ36から真空チャンバー2内に流入したエアは、
真空ポンプ32によって吸引されるため、真空チャンバ
ー2から真空配管6を通って空気流が生じ、上記真空引
きの際に冷却されたチャンバー2内の部材に大気の熱が
与えられて温度が回復する(図8参照)。
【0019】第1真空バルブ26を開いて真空チャンバ
ー2内を真空にする図7の工程と、この第1真空バルブ
26を開いたまま大気開放バルブ36を開いて真空チャ
ンバー2内に大気を導入し、空気流を起させる図8の工
程を交互に繰り返すことにより真空チャンバー2内と真
空配管6内とを完全に乾燥させる。以上の工程で真空チ
ャンバー2内および真空配管6の内部の滅菌および洗浄
が終了する(図9参照)。このように本実施例に係る装
置を用いた滅菌方法によれば、真空チャンバー2の内部
に設けられている打栓用の各プレート20,22,24
その他の部材を脱着することなく、滅菌および洗浄を行
なうことができる。従って、人手が介入しないので、移
動や取付け等により滅菌後の再汚染を防止することがで
きる。また、着脱を行なう際に起こりがちだったピン等
の破損を防止することもできる。さらに、1回の滅菌工
程で、真空チャンバー2の内部のプレート20,22,
24等の部品だけでなく、下方箱体2a側の搬送部や支
持プレート16を昇降自在に支持しているロッド部、お
よび真空配管6の内部等も同時に滅菌することができる
ので、極めて効率的である。
【0020】なお、上記実施例では、真空チャンバー2
内に温水を供給することにより滅菌を行なう場合につい
て説明したが、本発明は温水滅菌に限るものではなく、
過酸化水素ガスや蒸気等を供給して滅菌を行なうガス滅
菌等にも適用することができる。また、上記実施例で
は、図8に示す工程で、大気開放バルブ36を開放して
真空チャンバー2内に大気を導入することにより乾燥を
行なうようにしていたが、大気開放ではなく、ホットエ
アーをチャンバー内に供給することにより、乾燥時間を
短縮することも可能である。また、上記構成に係る滅菌
装置によって滅菌される真空打栓機は上記図1および図
2に示す構成のものに限定されるものではなく、真空チ
ャンバー2内に打栓のための機構を備え、この真空チャ
ンバー2内を真空状態にしてシリンジ14に栓を挿入す
るものであれば、本発明に係る滅菌装置および滅菌方法
を適用しうることは勿論である。さらに、上記実施例で
は、給湯手段38および排水手段40を真空配管6の途
中に接続したので、その接続部よりも下流側の配管内を
滅菌することができるが、真空チャンバー2に直接接続
してその内部だけを滅菌するようにしても良い。また、
上記構成では、真空チャンバー2に設けたオーバーフロ
ーパイプ46を閉鎖するために盲栓50を装着するよう
にしたが、オーバーフローパイプ46にバルブを取付け
てこのバルブを開閉するようにしても良い。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、内部
に打栓手段を備えている真空チャンバーに、この真空チ
ャンバー内に滅菌用流体を供給する供給手段と、真空チ
ャンバー内から滅菌用流体を排出する排出手段とを接続
するとともに、真空チャンバー内に供給された滅菌用流
体をオーバーフローさせるオーバーフロー通路を設け、
真空チャンバー内に滅菌用流体を供給しつつオーバーフ
ローさせ、その後、真空チャンバー内の流体を排出し、
次に、真空チャンバー内を真空状態にする工程とエアー
を導入する工程を繰り返すことにより、真空チャンバー
内の滅菌を行なうようにしたので、真空チャンバー内に
設けられている打栓手段の各部品等を分解する必要がな
く、簡単な作業により内部の滅菌を行なうことができ
る。また、滅菌後の組付けや移動中に再汚染することを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る滅菌装置によって滅菌
される真空打栓機の縦断面図である。
【図2】上記真空打栓機の要部の横断面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る真空打栓機の滅菌装置
の配管を示す平面図である。
【図4】上記滅菌装置を簡略化して示す斜視図である。
【図5】上記滅菌装置を用いた滅菌工程のうちの最初の
工程を示す図である。
【図6】図5の工程の次の工程を示す図である。
【図7】図6の工程の次の工程を示す図である。
【図8】図7の工程の次の工程を示す図である。
【図9】上記滅菌装置を用いた滅菌工程のうちの最終工
程を示す図である。
【符号の説明】
2 真空チャンバー 14 シリンジ 20 中栓保持プレート(打栓手段) 22 ピン保持プレート(打栓手段) 24 ノッカ支持プレート(打栓手段) 32 真空ポンプ 36 エアーバルブ(大気開放バルブ) 38 滅菌用流体の供給手段(給湯手段) 40 滅菌用流体の排出手段 46 オーバーフロー通路(オーバーフローパイプ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 紋谷 英樹 石川県金沢市大豆田本町甲58番地 澁谷 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−148590(JP,A) 特開 昭61−109567(JP,A) 特開 平2−142567(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B67B 3/24 A61J 1/06 A61L 2/04 - 2/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉可能な真空チャンバーと、この真空
    チャンバー内に設けられた打栓手段と、真空チャンバー
    に接続された真空ポンプと、真空チャンバー内にエアー
    を導入するエアーバルブとを備え、薬液が充填されたシ
    リンジを上記真空チャンバー内に搬入し、上記打栓手段
    によって真空中で打栓を行なう真空打栓機において、上
    記真空チャンバーに、この真空チャンバー内に滅菌用流
    体を供給する供給手段と、真空チャンバー内から滅菌用
    流体を排出する排出手段とを接続するとともに、真空チ
    ャンバー内に供給された滅菌用流体をオーバーフローさ
    せるオーバーフロー通路を設けたことを特徴とする真空
    打栓機の滅菌装置。
  2. 【請求項2】 薬液が充填されたシリンジを真空チャン
    バー内に収容し、真空チャンバー内に設けられた打栓手
    段によって真空中で打栓を行なう真空打栓機を滅菌する
    方法において、真空チャンバー内に滅菌用流体を供給し
    つつ、真空チャンバーに設けたオーバーフロー通路から
    オーバーフローさせることにより真空チャンバー内を滅
    菌し、その後、排出手段を介して真空チャンバー内から
    滅菌用流体を排出し、次に、上記オーバーフロー通路を
    密封して真空チャンバー内を真空ポンプによって真空状
    態にし、続いて、真空チャンバー内にエアーを導入する
    ことにより真空打栓機の滅菌および乾燥を行なうことを
    特徴とする真空打栓機の滅菌方法。
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