JP3508131B2 - 無線通信方法および装置 - Google Patents

無線通信方法および装置

Info

Publication number
JP3508131B2
JP3508131B2 JP2000346124A JP2000346124A JP3508131B2 JP 3508131 B2 JP3508131 B2 JP 3508131B2 JP 2000346124 A JP2000346124 A JP 2000346124A JP 2000346124 A JP2000346124 A JP 2000346124A JP 3508131 B2 JP3508131 B2 JP 3508131B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error rate
frame error
information
value
transmission power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000346124A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002152126A (ja
Inventor
智明 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000346124A priority Critical patent/JP3508131B2/ja
Publication of JP2002152126A publication Critical patent/JP2002152126A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3508131B2 publication Critical patent/JP3508131B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Transmitters (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信方法およ
び無線通信装置に関し、特に送信電力の削減を可能とす
る無線通信方法および無線通信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】PHS(Personal Handy
phone System)の端末装置などの無線通信
装置は、電池を電源として動作することから、その開発
設計においては消費電力をできる限る低く抑えることが
重要な課題である。無線通信装置の消費電力を抑えるに
は、特に、送信電力を抑えることが有効であり、そのた
め従来より基地局から送信された電波の電界強度を測定
し、測定した電界強度にもとづいて送信電力をできるだ
け低い値に設定したり、受信信号のフレームエラーレー
トを測定して送信電力を最適化するといった手法が採ら
れている。
【0003】また、無線LANなどの無線を使用した高
速データー通信が急速に普及しており、さらに、Blu
etoothと称される高速データー通信のための世界
的な通信規格が新たに制定され、同規格にもとづく通信
装置が製品化されようとしている。しかし、無線LAN
と、この新しい規格では、同一の周波数帯を使用してい
るため、無線LANを構成する無線通信装置と、新規格
に基づく無線通信装置とが接近して使用された場合に
は、電波の干渉による通信品質の劣化が生じる虞があ
る。無線通信装置の送信電力の抑制は、このような電波
干渉の問題を解決するためにも有効である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、可搬型
の無線通信装置では、移動によって電波環境が容易に変
化するため、電波環境の変化に的確に追従しつつ、しか
も安定に送信電力の調整を行える必要がある。これらの
点で、上述のような従来の手法には改良の余地があっ
た。
【0005】そこで本発明の目的は、電波環境などの変
化に的確に追従しつつ安定に送信電力を調整して消費電
力の削減を実現し、また電波干渉の問題を緩和する無線
通信方法および無線通信装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の無線通信方法は、無線部が受信した無線信
号の各フレームに含まれる、前記無線部の送信信号に係
わるフレームエラーレート情報を周期的に抽出するフレ
ームエラーレート抽出ステップと、前記フレームエラー
レート抽出ステップで前記フレームエラーレート情報を
抽出するごとに、前記フレームエラーレート抽出ステッ
プで連続して抽出した直近の第1の数の前記フレームエ
ラーレート情報が表すフレームエラーレートのそれぞれ
に重みを乗じて加算しフレームエラーレートの評価値を
算出するフレームエラーレート算出ステップと、前記フ
レームエラーレート算出ステップで算出した前記評価値
と基準値とを比較し、前記評価値が基準値より小さい場
合は、送信電力を低下させるための電力制御値を前記無
線部に供給して送信電力を低下させ、前記評価値が基準
値より大きい場合は、送信電力を上昇させるための電力
制御値を前記無線部に供給して送信電力を上昇させる送
信電力制御ステップとを含み、前記重みは、前記重みを
乗じるフレームエラーレートが新しいものであるほど大
きい値となるように設定されており、更に、前記フレー
ムエラーレート算出ステップで前記評価値を算出するご
とに、前記フレームエラーレート算出ステップで連続し
て算出した直近の第2の数の前記評価値の平均値を算出
する平均フレームエラーレート算出ステップと、前記無
線部が受信した前記無線信号の各フレームに含まれる送
信元を識別するID情報を抽出するID情報抽出ステッ
プと、前記平均フレームエラーレート算出ステップで算
出した前記平均値が第2の基準値より小さく、かつ前記
フレームエラーレート算出ステップで前記第2の数の前
記評価値を算出する間に前記ID情報抽出ステップで抽
出した前記ID情報が変化しなかった場合に、前記送信
電力制御ステップで前記無線部に対し最後に供給した前
記電力制御値を前記ID情報とともに記憶手段に保持さ
せる情報記録ステップと、無線通信開始時に、前記ID
情報抽出ステップで抽出した前記ID情報が、前記記憶
手段に格納されている前記ID情報と一致したとき、前
記記憶手段が同ID情報とともに保持している前記電力
制御値を前記無線部に供給して前記送信電力を制御する
第2の送信電力制御ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0007】また、本発明の無線通信装置は、無線信号
を送受信するとともに、与えられた電力制御値にもとづ
いて、送信する前記無線信号の送信電力の大きさを設定
可能な無線部と、前記無線部が受信した前記無線信号の
各フレームに含まれる、前記無線部の送信信号に係わる
フレームエラーレート情報を周期的に抽出するフレーム
エラーレート抽出手段と、前記フレームエラーレート抽
出手段が前記フレームエラーレート情報を抽出するごと
に、前記フレームエラーレート抽出手段が連続して抽出
した直近の第1の数の前記フレームエラーレート情報が
表すフレームエラーレートのそれぞれに重みを乗じて加
算しフレームエラーレートの評価値を算出するフレーム
エラーレート算出手段と、前記フレームエラーレート算
出手段が算出した前記評価値と基準値とを比較し、前記
評価値が基準値より小さい場合は、送信電力を低下させ
るための電力制御値を前記無線部に供給して送信電力を
低下させ、前記評価値が基準値より大きい場合は、送信
電力を上昇させるための電力制御値を前記無線部に供給
して送信電力を上昇させる送信電力制御手段とを備え、
前記重みは、前記重みを乗じるフレームエラーレートが
新しいものであるほど大きい値となるように設定されて
おり、更に、前記フレームエラーレート算出手段が前記
評価値を算出するごとに、前記フレームエラーレート算
出手段が連続して算出した直近の第2の数の前記評価値
の平均値を算出する平均フレームエラーレート算出手段
と、前記無線部が受信した前記無線信号の各フレームに
含まれる送信元を識別するID情報を抽出するID情報
抽出手段と、前記平均フレームエラーレート算出手段が
算出した前記平均値が第2の基準値より小さく、かつ前
記フレームエラーレート算出手段が前記第2の数の前記
評価値を算出する間に前記ID情報抽出手段が抽出した
前記ID情報が変化しなかった場合に、前記送信電力制
御手段が前記無線部に対し最後に供給した前記電力制御
値を前記ID情報とともに記憶手段に保持させる情報記
録手段と、無線通信開始時に、前記ID情報抽出手段が
抽出した前記ID情報が、前記記憶手段に格納されてい
る前記ID情報と一致したとき、前記記憶手段が同ID
情報とともに保持している前記電力制御値を前記無線部
に供給して前記送信電力を制御する第2の送信電力制御
手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】本発明の無線通信方法では、フレームエラ
ーレート抽出ステップにおいて、無線部が受信した無線
信号の各フレームに含まれる、無線部の送信信号に係わ
るフレームエラーレート情報を周期的に抽出し、フレー
ムエラーレート算出ステップでは、フレームエラーレー
ト抽出ステップでフレームエラーレート情報を抽出する
ごとに、フレームエラーレート抽出ステップで連続して
抽出した直近の第1の数のフレームエラーレート情報が
表すフレームエラーレートのそれぞれに重みを乗じて加
算しフレームエラーレートの評価値を算出する。そし
て、送信電力制御ステップでは、フレームエラーレート
算出ステップで算出した評価値と基準値とを比較し、評
価値が基準値より小さい場合は、送信電力を低下させる
ための電力制御値を無線部に供給して送信電力を低下さ
せ、評価値が基準値より大きい場合は、送信電力を上昇
させるための電力制御値を無線部に供給して送信電力を
上昇させる。
【0009】また、本発明の無線通信装置では、フレー
ムエラーレート抽出手段は、無線部が受信した無線信号
の各フレームに含まれる、無線部の送信信号に係わるフ
レームエラーレート情報を周期的に抽出し、フレームエ
ラーレート算出手段は、フレームエラーレート抽出手段
がフレームエラーレート情報を抽出するごとに、フレー
ムエラーレート抽出手段が連続して抽出した直近の第1
の数のフレームエラーレート情報が表すフレームエラー
レートのそれぞれに重みを乗じて加算しフレームエラー
レートの評価値を算出する。そして、送信電力制御手段
は、フレームエラーレート算出手段が算出した評価値と
基準値とを比較し、評価値が基準値より小さい場合は、
送信電力を低下させるための電力制御値を無線部に供給
し、評価値が基準値より大きい場合は、送信電力を上昇
させるための電力制御値を無線部に供給する。
【0010】このように本発明では、複数のフレームエ
ラーレートを重みづけ加算したものによってフレームエ
ラーレートを評価するので、一時的な電波環境の変化な
どによるフレームエラーレートの変動は排除して評価す
ることができる。したがってフレームエラーレートの評
価結果は安定であり、送信電力の制御を安定に行うこと
ができる。また、各フレームエラーレートに乗じる重み
は、重みを乗じるフレームエラーレートが新しいもので
あるほど大きい値となるように設定されているので、評
価値は、新しいフレームエラーレートほど強く反映した
ものとなる。よって、上述のように安定性を確保しつ
つ、現在の状態に的確に対応して送信電力を制御するこ
とができる。すなわち、本発明により、電波環境などの
変化に的確に追従しつつ、かつ安定に送信電力を調整し
て消費電力の削減を実現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態例につい
て図面を参照して説明する。図1の(A)は本発明によ
る無線通信装置の一例を示すブロック図、(B)は無線
通信装置を構成するCPUを機能的に表すブロック図、
図2は図1の無線通信装置の動作を示すフローチャー
ト、図3は図1の無線通信装置が送信電力を記録する際
の動作を示すフローチャート、図4はフレームエラーレ
ートの評価値、およびフレームエラーレートの平均値の
算出方法を示す等価回路図である。以下では、これらの
図面を参照して本発明による無線通信装置の一例につい
て説明し、同時に本発明の無線通信方法の実施の形態例
について説明する。
【0012】本実施の形態例の無線通信装置2は一例と
してPHS端末装置であり、図1の(A)に示したよう
に、無線部4、ベースバンド部6、制御回路部8、CP
U10(中央処理装置)、不揮発性メモリー12、なら
びにRAM14(ランダムアクセスメモリー)を含んで
構成されている。
【0013】無線部4は、不図示のPHS基地局との間
でアンテナ16を通じて無線信号を送受信するととも
に、与えられた電力制御値にもとづいて、送信する無線
信号の送信電力の大きさを設定可能な構成となってい
る。ベースバンド部6は無線部4が受信した信号を復調
して音声信号を抽出したり、あるいはデータ信号を抽出
し、また無線部4を通じて送信すべき音声信号やデータ
信号によりキャリア信号を変調する。ベースバンド部6
はさらにCPU10による制御のもとで上記電力制御値
を無線部4に供給し無線部4における送信電力を設定す
るとともに、本発明に係わるフレームエラーレート抽出
手段として機能し、無線部4が受信した無線信号の各フ
レームに含まれる、無線部4の送信信号に係わるフレー
ムエラーレート情報を一定周期で抽出する。ベースバン
ド部6はまた、本発明に係わるID情報抽出手段として
機能し、無線部4が受信した無線信号の各フレームに含
まれる基地局を識別するID情報を抽出する。
【0014】制御回路部8は、CPU10による制御の
もとで、無線通信装置2全体を制御する。CPU10は
不揮発性メモリー12に格納されたプログラムにもとづ
いて動作し、本発明に係わる機能の点で、図1の(B)
に示したような構成となっている。RAM14はCPU
10が動作する際に、各種のデータなどを一時的に保持
するために使用される。
【0015】CPU10は図1の(B)に示したよう
に、フレームエラーレート算出手段20、送信電力制御
手段22、平均フレームエラーレート算出手段24、情
報記録手段28、ならびに第2の送信電力制御手段30
の各機能を実現している。
【0016】フレームエラーレート算出手段20は、ベ
ースバンド部6がフレームエラーレート情報を抽出する
ごとに、ベースバンド部6が連続して抽出した直近の第
1の数のフレームエラーレート情報が表すフレームエラ
ーレートのそれぞれに重みを乗じて加算しフレームエラ
ーレートの評価値を算出する。ここで、重みは、重みを
乗じるフレームエラーレートが新しいものであるほど大
きい値となるように設定されている。また、本実施の形
態例では一例として重みをすべて加算した値は1となっ
ている。
【0017】送信電力制御手段22は、フレームエラー
レート算出手段20が算出した評価値と基準値とを比較
し、評価値が基準値より小さい場合は、送信電力を低下
させるべく電力制御値をベースバンド部6を通じて無線
部4に供給し、評価値が基準値より大きい場合は、送信
電力を上昇させるべく電力制御値をベースバンド部6を
通じて無線部4に供給する。
【0018】平均フレームエラーレート算出手段24
は、フレームエラーレート算出手段20が評価値を算出
するごとに、フレームエラーレート算出手段20が連続
して算出した直近の第2の数の評価値の平均値を算出す
る。情報記録手段28は、平均フレームエラーレート算
出手段24が算出した平均値が第2の基準値より小さ
く、かつフレームエラーレート算出手段20が第2の数
の評価値を算出する間に、ベースバンド部6が抽出した
ID情報が変化しなかった場合に、送信電力制御手段2
2が最後に供給した電力制御値をID情報とともに不揮
発性メモリー12に保持させる。
【0019】第2の送信電力制御手段30は、無線通信
開始時に、ベースバンド部6が抽出したID情報が、不
揮発性メモリー12に格納されているID情報と一致し
たとき、不揮発性メモリー12が同ID情報とともに保
持している前記電力制御値をベースバンド部6を通じて
無線部4に供給し送信電力を制御する。
【0020】次に、このように構成された無線通信装置
2の動作について、図2ないし図3をも適宜参照して詳
しく説明する。まず、第2の送信電力制御手段30は、
無線通信開始時に、ベースバンド部6が抽出したID情
報が、不揮発性メモリー12に格納されているか否かを
調べる(ステップS1)。この段階では、ID情報は未
抽出であり、メモリーに格納されていないので(ステッ
プS1でNo)、第2の送信電力制御手段30は無線部
4の送信電力の制御は行わない。
【0021】そして、フレームエラーレート算出手段2
0は、ベースバンド部6が一定周期でフレームエラーレ
ート情報を抽出するごとに、ベースバンド部6が連続し
て抽出した直近の第1の数のフレームエラーレート情報
が表すフレームエラーレートのそれぞれに重みを乗じて
加算しフレームエラーレートの評価値Zを算出する(ス
テップS3)。
【0022】なお、ベースバンド部6が抽出する上記フ
レームエラーレートは、無線部4が基地局に向けて送信
した信号のフレームエラーレートを表しており、基地局
が測定して無線通信装置2に送信する信号の各フレーム
に、基地局のID情報とともに挿入したものである。
【0023】評価値の算出について詳しく説明すると、
RAM14には、FER_buf0〜FER_bufm
−1のm(第1の数)の記憶領域が確保されており、フ
レームエラーレート算出手段20は、ベースバンド部6
が取得したフレームエラーレートを順次これらの記憶領
域に格納する。各フレームエラーレートは最も新しいも
のがFER_buf0に、最も古いものがFER_bu
fm−1に格納されるような順序で格納され、そして、
ベースバンド部6が新たなフレームエラーレートを抽出
するごとに、全体をFER_bufm−1の方向にシフ
トして記憶場所が変更され、新たに抽出されたフレーム
エラーレートはFER_buf0に格納される。
【0024】フレームエラーレート算出手段20は、こ
のようにRAM14に保持されたmのフレームエラーレ
ートを順次読み出し、それぞれに重みx0〜xm−1を
乗じた上で加算する。これらの重みは、上述のように、
重みを乗じるフレームエラーレートが新しいものである
ほど大きい値となるように設定されている。したがっ
て、x0が最も大きく、xm−1が最も小さい値となっ
ている。また、重みをすべて加算した値は1となってい
る。
【0025】なお、ここでは、すべてを加算した値が1
である重みを用いてフレームエラーレートの評価値を算
出するものとするが、これ以外にも、0番目からm−1
番目までの、値がしだいに小さくなる何らかの重みを各
フレームエラーレートに乗じて加算し、その後、フレー
ムエラーレートの数であるmで加算結果を割った値を評
価値として用いることも可能である。
【0026】フレームエラーレート算出手段20による
評価値の算出は、図4の回路によって等価的に表すこと
ができる。図中、遅延回路32の遅延時間はTであり、
これがベースバンド部6がフレームエラーレートを抽出
する際の周期となっている。各記録領域FER_buf
0〜FER_bufm−1に保持されているフレームエ
ラーレートは周期Tでサンプリングされたものであり、
それぞれに対して乗算器34により重みx0〜xm−1
が乗じられ、加算器36によって加算される。
【0027】フレームエラーレート算出手段20による
このような評価値の算出の後、CPU10は通信を維持
するか否かを判定し(ステップS4)、操作者による通
信終了の指示などがない場合は(ステップS4でYe
s)、動作を継続し、そして送信電力制御手段22は、
フレームエラーレート算出手段20が算出した評価値Z
と基準値Yとを比較する(ステップS5)。
【0028】その結果、評価値Zが基準値Yより小さい
場合は(ステップS5でYes)、送信電力を低下させ
るべく電力制御値をベースバンド部6を通じて無線部4
に供給し、これにより無線部4は送信電力を低下させる
(ステップS6)。一方、評価値が基準値より大きい場
合は(ステップS5でNo)、送信電力を上昇させるべ
く電力制御値をベースバンド部6を通じて無線部4に供
給し、これにより無線部4は送信電力を上昇させる(ス
テップS7)。以降、ステップS4における判定結果が
Noとなるまで、ステップS3ないしS7が繰り返され
る。
【0029】このように本実施の形態例の無線通信装置
2では、複数のフレームエラーレートを重みづけ加算し
たものによってフレームエラーレートを評価するので、
一時的な電波環境の変化などによるフレームエラーレー
トの変動は排除して評価することができる。したがって
フレームエラーレートの評価結果は安定であり、そのよ
うな評価結果に基づき送信電力の制御を安定に行うこと
ができる。また、各フレームエラーレートに乗じる重み
は、重みを乗じるフレームエラーレートが新しいもので
あるほど大きい値となるように設定されているので、評
価値は、新しいフレームエラーレートほど強く反映した
ものとなる。よって、上述のように安定性を確保しつ
つ、現在の状態に的確に対応して送信電力を制御するこ
とができる。すなわち、本実施の形態例の無線通信装置
2では、電波環境などの変化に的確に追従しつつ、かつ
安定に送信電力を調整して消費電力の削減を実現するこ
とができる。これにより無線通信装置2の消費電力を抑
えて電源電池の長寿命化を実現できる。
【0030】さらに、本実施の形態例では、フレームエ
ラーレート算出手段20が評価値を算出するごとに、平
均フレームエラーレート算出手段24は、フレームエラ
ーレート算出手段20が連続して算出した直近のn(第
2の数)の評価値Zの平均値Zavを算出する(図3の
ステップS8)。
【0031】詳しく説明すると、RAM14には、Z_
buf0〜Z_bufn−1のn(第2の数)の記憶領
域が確保されており、平均フレームエラーレート算出手
段24は、フレームエラーレート算出手段20が、フレ
ームエラーレートの評価値Zを算出するごとに評価値Z
を順次これらの記憶領域に格納する。各評価値Zは最も
新しいものがZ_buf0に、最も古いものがZ_bu
fn−1に格納されるような順序で格納され、そして、
フレームエラーレート算出手段20が新たな評価値を算
出するごとに、全体をZ_bufn−1の方向にシフト
して記憶場所が変更され、新たな評価値ZはZ_buf
0に格納される。
【0032】平均フレームエラーレート算出手段24
は、これらの記憶領域Z_buf0〜Z_bufn−1
から評価値Zを順次読み出して加算し、そして加算結果
をnにより割って平均値Zavを得る。平均フレームエ
ラーレート算出手段24による評価値の平均値Zavの
算出は、図4の回路によって等価的に表すことができ
る。図中、遅延回路38の遅延時間は、ベースバンド部
6がフレームエラーレートを抽出する際の周期Tに等し
い。各記録領域FER_buf0〜FER_bufn−
1に保持されているフレームエラーレートは周期Tでサ
ンプリングされたものであり、それらが演算器40によ
って加算され、さらにnより割った値が求められる。
【0033】情報記録手段28は、平均フレームエラー
レート算出手段24が算出した平均値Zavが第2の基
準値(ここでは一例として上記基準値Yを用いる)より
小さいか否かを判定する(ステップS9)。この判定結
果がYesの場合は、現在の送信電力によって良好な状
態で通信が行われていることになり、そのため、情報記
録手段28は、さらにフレームエラーレート算出手段2
0がnの評価値Zを算出する間に、ベースバンド部6が
抽出したID情報が変化しなかったか否か、すなわち基
地局が同じか否かを判定する(ステップS10)。
【0034】そしてこの判定結果がYesなら、上記I
D情報が表す基地局との間で、現在の送信電力により良
好な状態で通信が行われていることになる。そのため、
情報記録手段28は、本実施の形態例ではさらに、不揮
発性メモリー12にID情報とともに保持されている電
力制御値Powsetから、電力制御手段22が最後に
供給した電力制御値Powavを減じた値が、所定値P
owdiff以上か否かを判定する(ステップS1
1)。この判定結果がYesの場合は、不揮発性メモリ
ー12に保持されている電力制御値Powsetより、
現在の電力制御値Powavの方が十分に小さい値であ
ることになる。したがって、情報記録手段28は、上記
電力制御値Powavを新たな電力制御値Powset
としてID情報とともに不揮発性メモリー12に格納す
る(ステップS12)。なお、ステップS9ないしS1
1における判定結果がNoの場合は、このような電力制
御値の格納は行わず、ステップS8に戻る。
【0035】そして、新たに通信を行う場合には、図2
に示したように、無線通信開始時に、第2の送信電力制
御手段30は、ベースバンド部6が抽出したID情報が
不揮発性メモリー12に格納されているか否かを調べる
(ステップS1)。そして、ID情報が格納されている
場合には、ベースバンド部6が抽出したID情報が、不
揮発性メモリー12に格納されているID情報と一致し
たとき、不揮発メモリー12が同ID情報とともに保持
している電力制御値Powsetをメモリーから読み出
し、ベースバンド部6を通じて無線部4に供給して、送
信電力を設定する(ステップS2)。
【0036】このように、本実施の形態例では、フレー
ムエラーレートの評価値Zの平均値Zavが基準値Yよ
り小さく、現在の送信電力により現在の基地局との間で
安定して通信が行えると判断できる場合には、上記送信
電力を設定するための電力制御値が不揮発性メモリー1
2に記録される。そして、次回、同じ基地局との間で無
線通信を行う際には、記録した電力制御値を用いて瞬時
に最適な送信電力を設定し通信を開始することができ
る。なお、上記所定値Powdiffの値は零とするこ
とも可能であり、そのように設定した場合には、不揮発
メモリーが保持する電力制御値Powsetは、現在の
電力制御値Powavによって常に更新されることにな
る。
【0037】以上のような無線通信装置2における送信
電力を制御する手法は、基地局側にも応用して基地局に
おける送信電力の低減を図ることも可能である。その場
合には、たとえば複数の無線通信装置2においてフレー
ムエラーレート算出手段20が算出したフレームエラー
レートの評価値を基地局に集め、基地局では、各無線通
信装置2からの評価値にもとづいて各無線通信装置2に
対する送信電力を調整するか、また、各無線通信装置2
からの評価値のうち最も低い評価値にもとづき、全体の
送信電力を調整すればよい。これにより基地局において
消費電力の低減を図ることができるとともに、他の通信
システムとの間の電波干渉の問題を緩和して電波を効率
的に使用することが可能となる。
【0038】
【実施例】上記ベースバンド部6が、無線部4により受
信された無線信号の各フレームに含まれるフレームエラ
ーレート情報を抽出する際の周期は、具体的には0.5
秒ないし数秒程度に設定することで良好に送信電力を制
御することができる。また、上記第1の数、すなわちm
は、一例として、5ないし15程度に設定することによ
り、安定かつ的確に送信電力を制御する上で良好なフレ
ームエラーレートの評価値を得ることができる。そし
て、上記第2の数、すなわちnは、一例として、5ない
し15程度に設定することにより、電力制御値を記録す
る上で良好なフレームエラーレートの平均値を得ること
ができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の無線通信方
法では、フレームエラーレート抽出ステップにおいて、
無線部が受信した無線信号の各フレームに含まれる、無
線部の送信信号に係わるフレームエラーレート情報を周
期的に抽出し、フレームエラーレート算出ステップで
は、フレームエラーレート抽出ステップでフレームエラ
ーレート情報を抽出するごとに、フレームエラーレート
抽出ステップで連続して抽出した直近の第1の数のフレ
ームエラーレート情報が表すフレームエラーレートのそ
れぞれに重みを乗じて加算しフレームエラーレートの評
価値を算出する。そして、送信電力制御ステップでは、
フレームエラーレート算出ステップで算出した評価値と
基準値とを比較し、評価値が基準値より小さい場合は、
送信電力を低下させるための電力制御値を無線部に供給
して送信電力を低下させ、評価値が基準値より大きい場
合は、送信電力を上昇させるための電力制御値を無線部
に供給して送信電力を上昇させる。
【0040】また、本発明の無線通信装置では、フレー
ムエラーレート抽出手段は、無線部が受信した無線信号
の各フレームに含まれる、無線部の送信信号に係わるフ
レームエラーレート情報を周期的に抽出し、フレームエ
ラーレート算出手段は、フレームエラーレート抽出手段
がフレームエラーレート情報を抽出するごとに、フレー
ムエラーレート抽出手段が連続して抽出した直近の第1
の数のフレームエラーレート情報が表すフレームエラー
レートのそれぞれに重みを乗じて加算しフレームエラー
レートの評価値を算出する。そして、送信電力制御手段
は、フレームエラーレート算出手段が算出した評価値と
基準値とを比較し、評価値が基準値より小さい場合は、
送信電力を低下させるための電力制御値を無線部に供給
し、評価値が基準値より大きい場合は、送信電力を上昇
させるための電力制御値を無線部に供給する。
【0041】このように本発明では、複数のフレームエ
ラーレートを重みづけ加算したものによってフレームエ
ラーレートを評価するので、一時的な電波環境の変化な
どによるフレームエラーレートの変動は排除して評価す
ることができる。したがってフレームエラーレートの評
価結果は安定であり、送信電力の制御を安定に行うこと
ができる。また、各フレームエラーレートに乗じる重み
は、重みを乗じるフレームエラーレートが新しいもので
あるほど大きい値となるように設定されているので、評
価値は、新しいフレームエラーレートほど強く反映した
ものとなる。よって、上述のように安定性を確保しつ
つ、現在の状態に的確に対応して送信電力を制御するこ
とができる。すなわち、本発明により、電波環境などの
変化に的確に追従しつつ、かつ安定に送信電力を調整し
て消費電力を削減することが可能となる。これにより無
線通信装置の消費電力を抑えて電源電池の長寿命化を実
現でき、また、同一周波数帯域を使用して無線通信を行
う複数の無線通信装置間で、電波干渉の問題を緩和でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明による無線通信装置の一例を示
すブロック図、(B)は無線通信装置を構成するCPU
を機能的に表すブロック図である。
【図2】図1の無線通信装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】無線通信装置が送信電力を記録する際の動作を
示すフローチャートである。
【図4】フレームエラーレートの評価値、およびフレー
ムエラーレートの平均値の算出方法を示す等価回路図で
ある。
【符号の説明】
2……無線通信装置、4……無線部、6……ベースバン
ド部、8……制御回路部、10……CPU、12……不
揮発性メモリー、14……RAM、16……アンテナ、
20……フレームエラーレート算出手段、22……送信
電力制御手段、24……平均フレームエラーレート算出
手段、28……情報記録手段、30……第2の送信電力
制御手段、32……遅延回路、34……乗算器、36…
…加算器、38……遅延回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線部が受信した無線信号の各フレームに
    含まれる、前記無線部の送信信号に係わるフレームエラ
    ーレート情報を周期的に抽出するフレームエラーレート
    抽出ステップと、 前記フレームエラーレート抽出ステップで前記フレーム
    エラーレート情報を抽出するごとに、前記フレームエラ
    ーレート抽出ステップで連続して抽出した直近の第1の
    数の前記フレームエラーレート情報が表すフレームエラ
    ーレートのそれぞれに重みを乗じて加算しフレームエラ
    ーレートの評価値を算出するフレームエラーレート算出
    ステップと、 前記フレームエラーレート算出ステップで算出した前記
    評価値と基準値とを比較し、前記評価値が基準値より小
    さい場合は、送信電力を低下させるための電力制御値を
    前記無線部に供給して送信電力を低下させ、前記評価値
    が基準値より大きい場合は、送信電力を上昇させるため
    の電力制御値を前記無線部に供給して送信電力を上昇さ
    せる送信電力制御ステップとを含み、 前記重みは、前記重みを乗じるフレームエラーレートが
    新しいものであるほど大きい値となるように設定されて
    おり、 更に、前記フレームエラーレート算出ステップで前記評
    価値を算出するごとに、前記フレームエラーレート算出
    ステップで連続して算出した直近の第2の数の前記評価
    値の平均値を算出する平均フレームエラーレート算出ス
    テップと、 前記無線部が受信した前記無線信号の各フレームに含ま
    れる送信元を識別するID情報を抽出するID情報抽出
    ステップと、 前記平均フレームエラーレート算出ステップで算出した
    前記平均値が第2の基準値より小さく、かつ前記フレー
    ムエラーレート算出ステップで前記第2の数の前記評価
    値を算出する間に前記ID情報抽出ステップで抽出した
    前記ID情報が変化しなかった場合に、前記送信電力制
    御ステップで前記無線部に対し最後に供給した前記電力
    制御値を前記ID情報とともに記憶手段に保持させる情
    報記録ステップと、 無線通信開始時に、前記ID情報抽出ステップで抽出し
    た前記ID情報が、前記記憶手段に格納されている前記
    ID情報と一致したとき、前記記憶手段が同ID情報と
    ともに保持している前記電力制御値を前記無線部に供給
    して前記送信電力を制御する第2の送信電力制御ステッ
    プとを含む、 ことを特徴とする無線通信方法。
  2. 【請求項2】無線信号を送受信するとともに、与えられ
    た電力制御値にもとづいて、送信する前記無線信号の送
    信電力の大きさを設定可能な無線部と、 前記無線部が受信した前記無線信号の各フレームに含ま
    れる、前記無線部の送信信号に係わるフレームエラーレ
    ート情報を周期的に抽出するフレームエラーレート抽出
    手段と、 前記フレームエラーレート抽出手段が前記フレームエラ
    ーレート情報を抽出するごとに、前記フレームエラーレ
    ート抽出手段が連続して抽出した直近の第1の数の前記
    フレームエラーレート情報が表すフレームエラーレート
    のそれぞれに重みを乗じて加算しフレームエラーレート
    の評価値を算出するフレームエラーレート算出手段と、 前記フレームエラーレート算出手段が算出した前記評価
    値と基準値とを比較し、前記評価値が基準値より小さい
    場合は、送信電力を低下させるための電力制御値を前記
    無線部に供給して送信電力を低下させ、前記評価値が基
    準値より大きい場合は、送信電力を上昇させるための電
    力制御値を前記無線部に供給して送信電力を上昇させる
    送信電力制御手段とを備え、 前記重みは、前記重みを乗じるフレームエラーレートが
    新しいものであるほど大きい値となるように設定されて
    おり、 更に、前記フレームエラーレート算出手段が前記評価値
    を算出するごとに、前記フレームエラーレート算出手段
    が連続して算出した直近の第2の数の前記評価値の平均
    値を算出する平均フレームエラーレート算出手段と、 前記無線部が受信した前記無線信号の各フレームに含ま
    れる送信元を識別するID情報 を抽出するID情報抽出
    手段と、 前記平均フレームエラーレート算出手段が算出した前記
    平均値が第2の基準値より小さく、かつ前記フレームエ
    ラーレート算出手段が前記第2の数の前記評価値を算出
    する間に前記ID情報抽出手段が抽出した前記ID情報
    が変化しなかった場合に、前記送信電力制御手段が前記
    無線部に対し最後に供給した前記電力制御値を前記ID
    情報とともに記憶手段に保持させる情報記録手段と、 無線通信開始時に、前記ID情報抽出手段が抽出した前
    記ID情報が、前記記憶手段に格納されている前記ID
    情報と一致したとき、前記記憶手段が同ID情報ととも
    に保持している前記電力制御値を前記無線部に供給して
    前記送信電力を制御する第2の送信電力制御手段とを備
    えた、 ことを特徴とする無線通信装置。
JP2000346124A 2000-11-14 2000-11-14 無線通信方法および装置 Expired - Fee Related JP3508131B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000346124A JP3508131B2 (ja) 2000-11-14 2000-11-14 無線通信方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000346124A JP3508131B2 (ja) 2000-11-14 2000-11-14 無線通信方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002152126A JP2002152126A (ja) 2002-05-24
JP3508131B2 true JP3508131B2 (ja) 2004-03-22

Family

ID=18820042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000346124A Expired - Fee Related JP3508131B2 (ja) 2000-11-14 2000-11-14 無線通信方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3508131B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4726037B2 (ja) * 2004-01-20 2011-07-20 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 トランスポンダの起動制御方法及びタイヤ状態監視システム用インタロゲータ
JP4172589B2 (ja) 2004-08-31 2008-10-29 シャープ株式会社 消費電力制御装置、高周波通信装置、消費電力制御方法および消費電力制御プログラム
CN113825221B (zh) * 2021-08-19 2023-11-17 昆明闻讯实业有限公司 功率控制方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002152126A (ja) 2002-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2746881C (en) Radiation power level control system and method for a wireless communication device based on a tracked radiation history
US8538351B2 (en) Radiation power level control system and method for a wireless communication device based on a tracked radiation history
CN101305526B (zh) 降低功率估计的复杂度
JPH0946290A (ja) 移動無線機
EP1351534A1 (en) Quality-based optimization of cellular network parameters
EP2217023A1 (en) Mobile station device, wireless communication system, method for controlling mobile station device, and program for controlling mobile station device
CN1303223A (zh) 接收机干扰信号的过载保护方法和装置
JP2009505564A (ja) ワイヤレス通信ネットワークのセカンダリ・リバースリンクのキャリアの送信電力の初期設定
US7027830B2 (en) Radio base station, mobile station, radio receiving apparatus, SIR estimation method, transmission power controlling method and program
US7330723B2 (en) Communication performance calculation method and communication performance calculation apparatus in mobile communication system, and blocking probability calculation method and blocking probability calculation apparatus in communication system, and recording medium
US20010028674A1 (en) Searching in dual-mode communications system
JP3508131B2 (ja) 無線通信方法および装置
WO2005099174A1 (en) Dynamic frequency selection for a wireless system
JP4777042B2 (ja) 無線端末装置及び無線通信方法
JP2013029364A (ja) 無線端末装置及び制御方法
WO2007037102A1 (ja) 移動体通信システム、基地局装置、移動局装置、送信電力制御方法、及び情報記録媒体
JPH08167872A (ja) 移動無線通信システムおよび電力制御方法
JP5566591B2 (ja) 無線通信装置
GB2366134A (en) Portable battery driven telephone which compares estimated battery operation time with transfer time and allows data transfer if the latter exceeds the former
JP3095305B2 (ja) 受信レベル測定回路
JP5901445B2 (ja) 無線通信端末および無線通信方法
KR100705449B1 (ko) 이동통신 단말기에서의 절전 제어 방법 및 장치
JP2000312165A (ja) セルサーチ方法
JP2007180729A (ja) 移動体通信システム、移動局装置、及びハンドオーバ実施適否判断方法
JP2002290278A (ja) 無線通信端末及びその制御回路

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031214

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees