JP3507298B2 - 受電電力制御装置 - Google Patents
受電電力制御装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、需要家の自家発電
設備を商用電源系統と連系して運転する系統連系運転シ
ステムにおいて商用電源系統からの受電電力をほぼ一定
に制御する受電電力制御装置に関する。
設備を商用電源系統と連系して運転する系統連系運転シ
ステムにおいて商用電源系統からの受電電力をほぼ一定
に制御する受電電力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年に至り、需要家がたとえばコージェ
ネレーション(熱電併給)システムのような自家発電設
備を有しその発電電力で自己の電力消費分を補うケース
が増える傾向にあるが、このようなケースにおいては、
自家発電設備は有効利用を図るべく商用電源系統と連系
して運転される場合が多い。系統連系運転を行っている
需要家は自己の消費電力はできるだけ自家発電設備から
供給し、不足分は商用電源系統すなわち電力会社からの
電力により補給する。この系統連系には自家発電設備の
余剰電力を電力会社に送り出すことが認められない「逆
潮流なし」と、条件付きで送り出しが認められ電力会社
に買い取ってもらう「逆潮流あり」の2方式があり、受
電契約時にいずれの方式で系統連系運転を行うかを決定
するようになっているが、電力会社による余剰電力の買
い取り単価の問題もあって一般的には逆潮流を行わない
場合が多い。
ネレーション(熱電併給)システムのような自家発電設
備を有しその発電電力で自己の電力消費分を補うケース
が増える傾向にあるが、このようなケースにおいては、
自家発電設備は有効利用を図るべく商用電源系統と連系
して運転される場合が多い。系統連系運転を行っている
需要家は自己の消費電力はできるだけ自家発電設備から
供給し、不足分は商用電源系統すなわち電力会社からの
電力により補給する。この系統連系には自家発電設備の
余剰電力を電力会社に送り出すことが認められない「逆
潮流なし」と、条件付きで送り出しが認められ電力会社
に買い取ってもらう「逆潮流あり」の2方式があり、受
電契約時にいずれの方式で系統連系運転を行うかを決定
するようになっているが、電力会社による余剰電力の買
い取り単価の問題もあって一般的には逆潮流を行わない
場合が多い。
【0003】一般に構内負荷は変動するものであるか
ら、いかなる場合にも逆潮流が起こらないようにするた
めに自家発電設備の発電電力または商用電源系統からの
受電電力を制御しているが、構内負荷が大きい場合に
は、自家発電設備の発電機は定格出力で運転し、商用電
源系統からの受電電力を調整することによって負荷変動
に対応するが、構内負荷が小さい場合には、商用電源系
統からの受電電力は一定に保ち、自家発電設備の発電機
出力を負荷変動に合わせて増減するようにしている。
ら、いかなる場合にも逆潮流が起こらないようにするた
めに自家発電設備の発電電力または商用電源系統からの
受電電力を制御しているが、構内負荷が大きい場合に
は、自家発電設備の発電機は定格出力で運転し、商用電
源系統からの受電電力を調整することによって負荷変動
に対応するが、構内負荷が小さい場合には、商用電源系
統からの受電電力は一定に保ち、自家発電設備の発電機
出力を負荷変動に合わせて増減するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、構内負荷が
小さくて商用電源系統からの受電電力をほぼ一定に制御
しようとする場合、通常、構内負荷の急峻な変化に対し
ても逆潮流を起こさないようにあらかじめ定めた受電電
力の制御目標値Pc を中心にしてある制御幅±Pdb(不
感帯)を設定し、実際の受電電力がその不感帯上限値よ
り大きい場合には自家発電設備の発電機出力を増加さ
せ、受電電力が不感帯下限値より小さい場合には発電機
出力を減少するようにしている。
小さくて商用電源系統からの受電電力をほぼ一定に制御
しようとする場合、通常、構内負荷の急峻な変化に対し
ても逆潮流を起こさないようにあらかじめ定めた受電電
力の制御目標値Pc を中心にしてある制御幅±Pdb(不
感帯)を設定し、実際の受電電力がその不感帯上限値よ
り大きい場合には自家発電設備の発電機出力を増加さ
せ、受電電力が不感帯下限値より小さい場合には発電機
出力を減少するようにしている。
【0005】従来の受電電力制御装置においては、受電
電力が不感帯の上限値を越えるかまたは下限値を下回っ
たことを判断して自家発電設備の発電機の出力増減指令
としてのパルスをたとえば4秒間隔で出力するのである
が、その後実際に発電機が出力を増減するまでにはある
程度の時間遅れ(たとえば12秒)があるため、この間
に発電機出力の増減パルスがさらに何回か出力されてし
まい、これにより最初の出力増減パルスにより受電電力
が制御目標範囲(不感帯)内に納まってもその後のパル
スにより出力の増減が行われて再び不感帯から外れてし
まうことがある。これに対して受電電力を再び不感帯内
に納めようとして今度は反対方向の増減パルスが出力さ
れるが、この場合も前述したと同様に制御の時間遅れが
あり、やはり不感帯を外れて行き過ぎてしまう。このよ
うな動作が繰り返されて発電機は周期的に出力を増減す
ることになる。この現象はハンチングと呼ばれ、長い時
間に亙って制御を続ければ最終的には不感帯内に納まる
が、機器の寿命や燃料消費量の観点からは極めて非効率
である。
電力が不感帯の上限値を越えるかまたは下限値を下回っ
たことを判断して自家発電設備の発電機の出力増減指令
としてのパルスをたとえば4秒間隔で出力するのである
が、その後実際に発電機が出力を増減するまでにはある
程度の時間遅れ(たとえば12秒)があるため、この間
に発電機出力の増減パルスがさらに何回か出力されてし
まい、これにより最初の出力増減パルスにより受電電力
が制御目標範囲(不感帯)内に納まってもその後のパル
スにより出力の増減が行われて再び不感帯から外れてし
まうことがある。これに対して受電電力を再び不感帯内
に納めようとして今度は反対方向の増減パルスが出力さ
れるが、この場合も前述したと同様に制御の時間遅れが
あり、やはり不感帯を外れて行き過ぎてしまう。このよ
うな動作が繰り返されて発電機は周期的に出力を増減す
ることになる。この現象はハンチングと呼ばれ、長い時
間に亙って制御を続ければ最終的には不感帯内に納まる
が、機器の寿命や燃料消費量の観点からは極めて非効率
である。
【0006】従来、このようなハンチングが起きたとき
は、それが軽度のものであればそのまま放置しておき自
然に不感帯内に納まるのを待つこともあるが、早急に納
めたい場合は専門の技術者を現場に派遣し、技術者の経
験や勘に基づいて不感帯幅や出力変動量の設定値を調整
したりしているが、それに要する労力や人件費は決して
小さなものではないし、緊急の事態に備えて技術者を待
機させておくことも効率上好ましくないなことである。
は、それが軽度のものであればそのまま放置しておき自
然に不感帯内に納まるのを待つこともあるが、早急に納
めたい場合は専門の技術者を現場に派遣し、技術者の経
験や勘に基づいて不感帯幅や出力変動量の設定値を調整
したりしているが、それに要する労力や人件費は決して
小さなものではないし、緊急の事態に備えて技術者を待
機させておくことも効率上好ましくないなことである。
【0007】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
ので、自家発電設備と商用電源系統とを系統連系運転す
るシステムにおいてハンチングをできるだけ短時間で解
消する受電電力制御装置を提供することを目的とする。
ので、自家発電設備と商用電源系統とを系統連系運転す
るシステムにおいてハンチングをできるだけ短時間で解
消する受電電力制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第一の態様においては、商用電源系統か
ら受電する電力が所定の制御目標範囲(不感帯)外であ
るか否かを判定する第1の受電電力値判定手段と、所定
の制御目標範囲外であるとき自家発電設備の発電機の出
力を増減する指令を出力する出力増減手段とを設け、出
力増指令の出力間隔を出力減指令の出力間隔より大きく
設定した。
めに、本発明の第一の態様においては、商用電源系統か
ら受電する電力が所定の制御目標範囲(不感帯)外であ
るか否かを判定する第1の受電電力値判定手段と、所定
の制御目標範囲外であるとき自家発電設備の発電機の出
力を増減する指令を出力する出力増減手段とを設け、出
力増指令の出力間隔を出力減指令の出力間隔より大きく
設定した。
【0009】本発明の第二の態様においては、商用電源
系統から受電する電力が所定の制御目標範囲(不感帯)
外であるか否かを判定する第1の受電電力値判定手段
と、所定の制御目標範囲外であるとき自家発電設備の発
電機の出力を増減する指令を出力する出力増減手段とを
設け、出力増減指令の出力間隔を通常制御モードにおけ
る出力増減指令の出力間隔より大きく設定した。
系統から受電する電力が所定の制御目標範囲(不感帯)
外であるか否かを判定する第1の受電電力値判定手段
と、所定の制御目標範囲外であるとき自家発電設備の発
電機の出力を増減する指令を出力する出力増減手段とを
設け、出力増減指令の出力間隔を通常制御モードにおけ
る出力増減指令の出力間隔より大きく設定した。
【0010】本発明の第三の態様においては、自家発電
設備の発電機がハンチングを起こしているか否かを検出
するハンチング検出手段と、ハンチングが起こっている
とき通常制御モードからスロー制御モードに切り替える
制御モード切替手段とを設け、スロー制御モードにおい
て出力増指令の出力間隔を出力減指令の出力間隔より大
きくまたは出力増減指令の出力間隔を通常制御モードに
おける出力増減指令の出力間隔より大きく設定した。
設備の発電機がハンチングを起こしているか否かを検出
するハンチング検出手段と、ハンチングが起こっている
とき通常制御モードからスロー制御モードに切り替える
制御モード切替手段とを設け、スロー制御モードにおい
て出力増指令の出力間隔を出力減指令の出力間隔より大
きくまたは出力増減指令の出力間隔を通常制御モードに
おける出力増減指令の出力間隔より大きく設定した。
【0011】本発明の第四の態様においては、商用電源
系統から受電する電力と所定の制御目標値との差の絶対
値が所定の制御目標範囲の所定倍以上か否かを判断する
第2の受電電力値判定手段と、所定倍以下のとき通常制
御モードからスロー制御モードに切り替える制御モード
切替手段とを設け、前記スロー制御モードにおける出力
増指令の出力間隔を出力減指令の出力間隔より大きくま
たは出力増減指令の出力間隔を通常制御モードにおける
出力増減指令の出力間隔より大きく設定した。本発明の
第五の態様においては、商用電源系統から受電する電力
と所定の制御目標値との差の絶対値が所定の制御目標範
囲の所定倍以上か否かを判断する第2の受電電力値判定
手段と、所定倍以下のとき自家発電設備の発電機がハン
チングを起こしているか否かを検出するハンチング検出
手段と、ハンチングが起こっているとき通常制御モード
からスロー制御モードに切り替える制御モード切替手段
とを設け、前記スロー制御モードにおいて出力増指令の
出力間隔を出力減指令の出力間隔より大きくまたは出力
増減指令の出力間隔を通常制御モードにおける出力増減
指令の出力間隔より大きく設定した。
系統から受電する電力と所定の制御目標値との差の絶対
値が所定の制御目標範囲の所定倍以上か否かを判断する
第2の受電電力値判定手段と、所定倍以下のとき通常制
御モードからスロー制御モードに切り替える制御モード
切替手段とを設け、前記スロー制御モードにおける出力
増指令の出力間隔を出力減指令の出力間隔より大きくま
たは出力増減指令の出力間隔を通常制御モードにおける
出力増減指令の出力間隔より大きく設定した。本発明の
第五の態様においては、商用電源系統から受電する電力
と所定の制御目標値との差の絶対値が所定の制御目標範
囲の所定倍以上か否かを判断する第2の受電電力値判定
手段と、所定倍以下のとき自家発電設備の発電機がハン
チングを起こしているか否かを検出するハンチング検出
手段と、ハンチングが起こっているとき通常制御モード
からスロー制御モードに切り替える制御モード切替手段
とを設け、前記スロー制御モードにおいて出力増指令の
出力間隔を出力減指令の出力間隔より大きくまたは出力
増減指令の出力間隔を通常制御モードにおける出力増減
指令の出力間隔より大きく設定した。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を説
明する。
明する。
【0013】図1は本発明による受電電力制御装置の第
1の実施の形態を用いた系統連系システムの電気系統図
である。図において、1は電力会社から供給される商用
電源、2は断路器、3は遮断器、4は計器用変圧器PT
および計器用変流器CTを介して商用電源1から受電す
る電力を計測する受電電力計、5はたとえばガスエンジ
ンで運転される自家発電設備の発電機、10は本発明に
係る受電電力制御装置、20は発電機5の発電電力を制
御する発電機制御装置である。
1の実施の形態を用いた系統連系システムの電気系統図
である。図において、1は電力会社から供給される商用
電源、2は断路器、3は遮断器、4は計器用変圧器PT
および計器用変流器CTを介して商用電源1から受電す
る電力を計測する受電電力計、5はたとえばガスエンジ
ンで運転される自家発電設備の発電機、10は本発明に
係る受電電力制御装置、20は発電機5の発電電力を制
御する発電機制御装置である。
【0014】発電機制御装置20は、ガバナー21と、
このガバナー21により駆動されるアクチュエータ22
と、ガスエンジン23とにより構成され、アクチュエー
タ22はガスエンジン23に供給される燃料ガスの供給
量を調整するバルブ24の開度を調整する。
このガバナー21により駆動されるアクチュエータ22
と、ガスエンジン23とにより構成され、アクチュエー
タ22はガスエンジン23に供給される燃料ガスの供給
量を調整するバルブ24の開度を調整する。
【0015】一方、受電電力制御装置10は、受電電力
計4により計測された受電電力が不感帯から外れている
ことを検出する第1の受電電力値判定手段11と、この
第1の受電電力値判定手段11が不感帯から外れている
ことを検出したときに出力増減パルスを出力する出力増
減手段12とにより構成されている。この出力増減手段
12は、受電電力が不感帯を越えているときは発電機5
の出力を増加させる出力増パルスを、また不感帯以下の
ときは発電機5の出力を減少させる出力減パルスを出力
する。
計4により計測された受電電力が不感帯から外れている
ことを検出する第1の受電電力値判定手段11と、この
第1の受電電力値判定手段11が不感帯から外れている
ことを検出したときに出力増減パルスを出力する出力増
減手段12とにより構成されている。この出力増減手段
12は、受電電力が不感帯を越えているときは発電機5
の出力を増加させる出力増パルスを、また不感帯以下の
ときは発電機5の出力を減少させる出力減パルスを出力
する。
【0016】図2は上記系統連系システムにおける受電
電力制御装置の第1の実施の形態の制御動作を示すフロ
ーチャートであり、この図を参照して制御動作を説明す
る。タイマリセット後(F−1)、受電電力計4により
商用電源1から受電する電力Pr を計測している(F−
2)。第1の受電電力値判定手段11において、受電電
力Pr が制御目標値Pc にある制御幅±Pdbを設定して
定められる不感帯の上限値Pch以上か否かが判別され
(F−3)、以上であればその旨が出力増減手段12に
指令され、その結果出力増減手段12から出力増パルス
が出力される(F−4)。また受電電力Pr が不感帯下
限値Pcl以下か否かが判別され(F−5)、以下であれ
ばその旨が出力増減手段12に指令され、その結果出力
増減手段12から出力減パルスが出力される。出力増パ
ルスの出力間隔は従来の制御における出力間隔(たとえ
ば4秒)より相当長目の設定時間T2 (たとえば15
秒)(F−7)とし、出力減パルスの出力間隔はそれよ
り短い設定時間T1 (たとえば4秒)(F−8)とす
る。
電力制御装置の第1の実施の形態の制御動作を示すフロ
ーチャートであり、この図を参照して制御動作を説明す
る。タイマリセット後(F−1)、受電電力計4により
商用電源1から受電する電力Pr を計測している(F−
2)。第1の受電電力値判定手段11において、受電電
力Pr が制御目標値Pc にある制御幅±Pdbを設定して
定められる不感帯の上限値Pch以上か否かが判別され
(F−3)、以上であればその旨が出力増減手段12に
指令され、その結果出力増減手段12から出力増パルス
が出力される(F−4)。また受電電力Pr が不感帯下
限値Pcl以下か否かが判別され(F−5)、以下であれ
ばその旨が出力増減手段12に指令され、その結果出力
増減手段12から出力減パルスが出力される。出力増パ
ルスの出力間隔は従来の制御における出力間隔(たとえ
ば4秒)より相当長目の設定時間T2 (たとえば15
秒)(F−7)とし、出力減パルスの出力間隔はそれよ
り短い設定時間T1 (たとえば4秒)(F−8)とす
る。
【0017】このように第1の実施の形態においては、
出力増パルスの出力間隔を従来よりも大きく設定する
(したがって、以下ではこのよう制御を「スロー制御」
と呼ぶ)ことにより、1つの出力増パルスに対する発電
機の出力増加の制御が終了した後にさらに出力増パルス
が必要か否かを判断することができるので、出力増時の
制御の行き過ぎを回避することができ、ハンチング状態
を抜け出すことができる。 出力減パルスの出力間隔T
1 を出力増減パルスの出力間隔T2 より短くしたのは、
受電電力が小さ過ぎる場合には制御が遅れると逆潮流に
なるおそれがあるからである。逆潮流のおそれがない場
合には、出力増パルスの出力間隔だけでなく出力減パル
スの出力間隔も従来(たとえば4秒)より長目に設定す
れば発電機5の出力の変動回数をできるだけ抑制するこ
とができ、それにより出力増時と出力減時の制御を行き
過ぎないようにして、ハンチング状態から速やかに抜け
出すようにすることができる。
出力増パルスの出力間隔を従来よりも大きく設定する
(したがって、以下ではこのよう制御を「スロー制御」
と呼ぶ)ことにより、1つの出力増パルスに対する発電
機の出力増加の制御が終了した後にさらに出力増パルス
が必要か否かを判断することができるので、出力増時の
制御の行き過ぎを回避することができ、ハンチング状態
を抜け出すことができる。 出力減パルスの出力間隔T
1 を出力増減パルスの出力間隔T2 より短くしたのは、
受電電力が小さ過ぎる場合には制御が遅れると逆潮流に
なるおそれがあるからである。逆潮流のおそれがない場
合には、出力増パルスの出力間隔だけでなく出力減パル
スの出力間隔も従来(たとえば4秒)より長目に設定す
れば発電機5の出力の変動回数をできるだけ抑制するこ
とができ、それにより出力増時と出力減時の制御を行き
過ぎないようにして、ハンチング状態から速やかに抜け
出すようにすることができる。
【0018】図3は本発明による受電電力制御装置の第
2の実施の形態を用いた系統連系運転システムの電気系
統図である。図3において、図1に示した実施の形態と
同じ構成要素は同じ参照数字で示してあり、説明を省略
する。
2の実施の形態を用いた系統連系運転システムの電気系
統図である。図3において、図1に示した実施の形態と
同じ構成要素は同じ参照数字で示してあり、説明を省略
する。
【0019】この実施の形態における受電電力制御装置
10Aは、自家発電設備の発電機5がハンチングを起こ
しているか否かを検出するハンチング検出手段13と、
ハンチングが検出されたときは発電機5の制御形態を通
常制御(出力増パルスの出力間隔と出力減パルスの時間
間隔とがともに短い設定時間(たとえば4秒)で行われ
る制御)からスロー制御に切り替える指令を出力する制
御モード切り替え手段14と、この制御モード切替え指
令により出力増減パルスの出力間隔を変えて出力する出
力増減手段15とにより構成されている。
10Aは、自家発電設備の発電機5がハンチングを起こ
しているか否かを検出するハンチング検出手段13と、
ハンチングが検出されたときは発電機5の制御形態を通
常制御(出力増パルスの出力間隔と出力減パルスの時間
間隔とがともに短い設定時間(たとえば4秒)で行われ
る制御)からスロー制御に切り替える指令を出力する制
御モード切り替え手段14と、この制御モード切替え指
令により出力増減パルスの出力間隔を変えて出力する出
力増減手段15とにより構成されている。
【0020】ここでハンチング検出手段13によるハン
チング検出について説明する。
チング検出について説明する。
【0021】ハンチングの検出方法には図4に示す第1
の方法と、図5に示す第2の方法とがある。 (1)第1のハンチング検出方法:この方法は、発電機
がハンチングを起こしている場合は制御系において出力
増減パルスの出力が必ず反転することに着目し、その反
転の回数をカウントすることによりハンチングを検出す
る方法である。
の方法と、図5に示す第2の方法とがある。 (1)第1のハンチング検出方法:この方法は、発電機
がハンチングを起こしている場合は制御系において出力
増減パルスの出力が必ず反転することに着目し、その反
転の回数をカウントすることによりハンチングを検出す
る方法である。
【0022】図4において、タイマをリセットした(G
−1)後、メモリM、信号種別(ここでは出力増パルス
か出力減パルスかの別)S、カウンタのカウント値Cを
初期化する(G−2)。図3の制御系では、ハンチング
を起こしているときは出力増減パルスが出力されるの
で、まず出力増パルスが出力されたか否かを調べ(G−
3)、出力されたときはS=0とする(G−4)。出力
されないときは次に出力減パルスが出力されたか否かを
調べ(G−5)、出力されたときはS=1とする(G−
6)。いずれの場合であっても、メモリMの内容と信号
種別Sとが同じか否かを調べ(G−7)、同じであれば
同種のパルスが出力されているとしてステップ(G−
3)にもどり、ステップ(G−3)から(G−7)を繰
り返す。M=Sでない場合は、異種のパルスが出力され
たとしてカウンタのカウント値Cを1だけ増加させ(G
−8)、メモリMの内容を新しい信号種別Sに更新させ
る(G−9)。そのときまでの経過時間tがタイマの設
定値T(たとえば3分)を越えたか否かを調べ(G−1
0)、越えていなければ、次にカウンタのカウント値C
が設定値Hを越えたか否かを調べる(G−11)。この
設定値Hは、出力増パルスから出力減パルスへそして出
力減パルスから出力増パルスへ何回切り替わったときに
ハンチングと見るかをあらかじめ決めた値であり、たと
えば3回と設定しておく。したがってステップ(G−1
1)において、カウンタのカウント値Cがその設定値H
を越えたときハンチングが起こっていると判定する(G
−12)。ステップ(G−10)において、タイマt1
が設定値Tを経過していた場合は、カウンタのカウント
値Cはクリヤされ、スタートに戻ってステップ(G−
1)からの動作を繰り返す。これは、真にハンチングを
起こしているのかそれとも通常の構内負荷の変動による
ものかを判断するためである。
−1)後、メモリM、信号種別(ここでは出力増パルス
か出力減パルスかの別)S、カウンタのカウント値Cを
初期化する(G−2)。図3の制御系では、ハンチング
を起こしているときは出力増減パルスが出力されるの
で、まず出力増パルスが出力されたか否かを調べ(G−
3)、出力されたときはS=0とする(G−4)。出力
されないときは次に出力減パルスが出力されたか否かを
調べ(G−5)、出力されたときはS=1とする(G−
6)。いずれの場合であっても、メモリMの内容と信号
種別Sとが同じか否かを調べ(G−7)、同じであれば
同種のパルスが出力されているとしてステップ(G−
3)にもどり、ステップ(G−3)から(G−7)を繰
り返す。M=Sでない場合は、異種のパルスが出力され
たとしてカウンタのカウント値Cを1だけ増加させ(G
−8)、メモリMの内容を新しい信号種別Sに更新させ
る(G−9)。そのときまでの経過時間tがタイマの設
定値T(たとえば3分)を越えたか否かを調べ(G−1
0)、越えていなければ、次にカウンタのカウント値C
が設定値Hを越えたか否かを調べる(G−11)。この
設定値Hは、出力増パルスから出力減パルスへそして出
力減パルスから出力増パルスへ何回切り替わったときに
ハンチングと見るかをあらかじめ決めた値であり、たと
えば3回と設定しておく。したがってステップ(G−1
1)において、カウンタのカウント値Cがその設定値H
を越えたときハンチングが起こっていると判定する(G
−12)。ステップ(G−10)において、タイマt1
が設定値Tを経過していた場合は、カウンタのカウント
値Cはクリヤされ、スタートに戻ってステップ(G−
1)からの動作を繰り返す。これは、真にハンチングを
起こしているのかそれとも通常の構内負荷の変動による
ものかを判断するためである。
【0023】ステップ(G−10)および(G−11)
において、いずれも「NO(否)」と判断されたとき
は、ステップ(G−3)に戻り、以上のステップを繰り
返す。こうしてハンチングが検出される。 (2)第2のハンチング検出方法:この方法は、上述し
た第1のハンチング検出方法においては、出力増減パル
スの反転が真のハンチングによるものかそれとも負荷変
動によるものかを判断するためにカウント回数を多く取
る必要があり、そのためにハンチングの判断に時間がか
かるという問題を解決するものである。
において、いずれも「NO(否)」と判断されたとき
は、ステップ(G−3)に戻り、以上のステップを繰り
返す。こうしてハンチングが検出される。 (2)第2のハンチング検出方法:この方法は、上述し
た第1のハンチング検出方法においては、出力増減パル
スの反転が真のハンチングによるものかそれとも負荷変
動によるものかを判断するためにカウント回数を多く取
る必要があり、そのためにハンチングの判断に時間がか
かるという問題を解決するものである。
【0024】この方法は、ハンチングによる出力の増加
あるいは減少のスピードが、単一の負荷のON−OFF
による出力の増減のスピードより遅いが、通常の構内負
荷変動による出力の増減のスピードより速いという性質
を利用するもので、第1のハンチング検出方法における
出力増減パルスの出力反転の判断と並行して、出力反転
の際に不感帯を通過するのに要する時間を計測してハン
チングの検出を行う方法である。
あるいは減少のスピードが、単一の負荷のON−OFF
による出力の増減のスピードより遅いが、通常の構内負
荷変動による出力の増減のスピードより速いという性質
を利用するもので、第1のハンチング検出方法における
出力増減パルスの出力反転の判断と並行して、出力反転
の際に不感帯を通過するのに要する時間を計測してハン
チングの検出を行う方法である。
【0025】図5において、第1および第2のタイマリ
セット(H−1)、メモリM、信号種別S、カウンタの
カウント値Cの初期化(H−2)、出力増パルスの出力
の有無(H−3)、S=0(H−4)、出力減パルスの
出力の有無(H−5)、S=1(H−6)、メモリMの
内容と信号種別Sとの対比(H−7)までは上述した第
1のハンチング検出方法と同じである。ステップ(H−
7)において、メモリMの内容と信号種別Sとが同じで
あるときは、同種のパルスが出力されていることになる
ので出力増あるいは出力減の制御中であることになる。
そこで第2のタイマをリセットし(H−8)、ステップ
(H−3)に戻る。M=Sでない場合は、異種のパルス
が出力されたすなわちパルスが反転されたことになるの
で、ここで第2のタイマの経過時間t2があらかじめ設
定した時間Tl とTh (不感帯幅、出力変動量、出力増
減パルスの出力周期により決定する)の範囲内にあるか
否かを調べる(H−9)。経過時間t2が時間Tl とT
h の範囲内になければメモリMの内容を新しい信号種別
Sに更新させる(H−10)。ところが第2のタイマの
経過時間t2が時間Tl とTh の範囲内にあるときは、
ハンチングの可能性が高いとみてカウンタのカウント値
Cを1だけ増加させる(H−11)。このカウント値C
は出力増減パルスの反転回数である。
セット(H−1)、メモリM、信号種別S、カウンタの
カウント値Cの初期化(H−2)、出力増パルスの出力
の有無(H−3)、S=0(H−4)、出力減パルスの
出力の有無(H−5)、S=1(H−6)、メモリMの
内容と信号種別Sとの対比(H−7)までは上述した第
1のハンチング検出方法と同じである。ステップ(H−
7)において、メモリMの内容と信号種別Sとが同じで
あるときは、同種のパルスが出力されていることになる
ので出力増あるいは出力減の制御中であることになる。
そこで第2のタイマをリセットし(H−8)、ステップ
(H−3)に戻る。M=Sでない場合は、異種のパルス
が出力されたすなわちパルスが反転されたことになるの
で、ここで第2のタイマの経過時間t2があらかじめ設
定した時間Tl とTh (不感帯幅、出力変動量、出力増
減パルスの出力周期により決定する)の範囲内にあるか
否かを調べる(H−9)。経過時間t2が時間Tl とT
h の範囲内になければメモリMの内容を新しい信号種別
Sに更新させる(H−10)。ところが第2のタイマの
経過時間t2が時間Tl とTh の範囲内にあるときは、
ハンチングの可能性が高いとみてカウンタのカウント値
Cを1だけ増加させる(H−11)。このカウント値C
は出力増減パルスの反転回数である。
【0026】このとき第1のタイマの経過時間t1が設
定値T1(たとえば3分)を越えたか否かを調べ(H−
12)、設定値T1以内ならば、次にカウンタのカウン
ト値C(出力増減パルスの反転回数に相当する)が設定
値Hを越えたか否かを調べる(H−13)。この設定値
Hは、上述した第1のハンチング検出方法における設定
値Hと同じ性質のもので、出力増パルスから出力減パル
スへそして出力減パルスから出力増パルスへ反転が何回
切り替わったときにハンチングと見るかをあらかじめ決
めた値である。したがってステップ(H−13)におい
て、カウンタのカウント値Cがその設定値Hを越えたと
きハンチングが起こっていると判定する(H−14)。
ステップ(H−12)において、第1のタイマt1が設
定値T1を経過していた場合は、カウンタのカウント値
Cはクリヤされ、スタートに戻ってステップ(H−1)
からの動作を繰り返す。またステップ(H−12)およ
び(H−13)において、いずれも「NO(否)」と判
断されたときは、ステップ(H−19)でメモリMを更
新し、ステップ(H−8)でタイマ2をリセットした
後、ステップ(H−3)にもどり以上のステップを繰り
返す。
定値T1(たとえば3分)を越えたか否かを調べ(H−
12)、設定値T1以内ならば、次にカウンタのカウン
ト値C(出力増減パルスの反転回数に相当する)が設定
値Hを越えたか否かを調べる(H−13)。この設定値
Hは、上述した第1のハンチング検出方法における設定
値Hと同じ性質のもので、出力増パルスから出力減パル
スへそして出力減パルスから出力増パルスへ反転が何回
切り替わったときにハンチングと見るかをあらかじめ決
めた値である。したがってステップ(H−13)におい
て、カウンタのカウント値Cがその設定値Hを越えたと
きハンチングが起こっていると判定する(H−14)。
ステップ(H−12)において、第1のタイマt1が設
定値T1を経過していた場合は、カウンタのカウント値
Cはクリヤされ、スタートに戻ってステップ(H−1)
からの動作を繰り返す。またステップ(H−12)およ
び(H−13)において、いずれも「NO(否)」と判
断されたときは、ステップ(H−19)でメモリMを更
新し、ステップ(H−8)でタイマ2をリセットした
後、ステップ(H−3)にもどり以上のステップを繰り
返す。
【0027】この方法は不感帯通過に要する時間を計測
する方法であるため、ハンチングによる不感帯通過時間
をある程度特定できる場合には、極端に言えば設定値H
は0でよい。したがってこのような場合比較的短い時間
でハンチングを検出することができることになる。
する方法であるため、ハンチングによる不感帯通過時間
をある程度特定できる場合には、極端に言えば設定値H
は0でよい。したがってこのような場合比較的短い時間
でハンチングを検出することができることになる。
【0028】図6、図7、図8は図3に示した本発明に
よる受電電力制御装置の第2の実施の形態の異なる制御
動作を示すフローチャートである。これらの図を参照し
て制御動作を説明する。
よる受電電力制御装置の第2の実施の形態の異なる制御
動作を示すフローチャートである。これらの図を参照し
て制御動作を説明する。
【0029】まず図6に示した制御動作について説明す
ると、ハンチング検出手段13により常に発電機5のハ
ンチングを検出している(J−1)。この場合のハンチ
ング検出方法は図4および図5を参照して説明した第1
および第2のハンチング検出方法のいずれでもよい。
ると、ハンチング検出手段13により常に発電機5のハ
ンチングを検出している(J−1)。この場合のハンチ
ング検出方法は図4および図5を参照して説明した第1
および第2のハンチング検出方法のいずれでもよい。
【0030】ハンチングが検出されないときは通常の制
御方式すなわち出力増減手段15から出力される出力増
パルスと出力減パルスの出力間隔がともに短い設定時間
(たとえば4秒)である制御方式が採用される(J−
2)が、ハンチングが起こっているときは、まずタイマ
をリセットし(J−3)、スロー制御方式による制御に
切り替える(J−4)。タイマの経過時間tが設定値T
(たとえば60分)になるまでこのスロー制御を行い、
設定値Tになったときステップ(J−1)にもどって以
上の制御動作を繰り返す。このような制御を行うことに
よりハンチングを収束させることができる。
御方式すなわち出力増減手段15から出力される出力増
パルスと出力減パルスの出力間隔がともに短い設定時間
(たとえば4秒)である制御方式が採用される(J−
2)が、ハンチングが起こっているときは、まずタイマ
をリセットし(J−3)、スロー制御方式による制御に
切り替える(J−4)。タイマの経過時間tが設定値T
(たとえば60分)になるまでこのスロー制御を行い、
設定値Tになったときステップ(J−1)にもどって以
上の制御動作を繰り返す。このような制御を行うことに
よりハンチングを収束させることができる。
【0031】図7の制御動作は基本的には図6の制御動
作と同じであるが、図6のステップ(J−4)と(J−
5)との間にもう一度ハンチングを検出するステップ
(J−6)を入れたものである。ただし、この場合の設
定値Tは、ハンチングの有無を確認する時間であるの
で、たとえば3分程度の設定値となる。したがってもっ
と早い時間で通常の制御に戻ることができる。
作と同じであるが、図6のステップ(J−4)と(J−
5)との間にもう一度ハンチングを検出するステップ
(J−6)を入れたものである。ただし、この場合の設
定値Tは、ハンチングの有無を確認する時間であるの
で、たとえば3分程度の設定値となる。したがってもっ
と早い時間で通常の制御に戻ることができる。
【0032】図8の制御動作も基本的には図6の制御動
作と同じであるが、図7におけるステップ(J−6)の
代わりに出力増減パルスが出力されたか否かを調べるス
テップ(J−7)を入れたものである。出力増減パルス
が出力されているときは不感帯に納まっていないことに
なるのでステップ(J−3)にもどり、不感帯に納まる
までスロー制御を続けるが、出力増減パルスが出力され
なくなったときは、不感帯に納まったとみて所定時間T
(たとえば1分)経過後に通常の制御に戻る。図9は本
発明による受電電力制御装置の第3の実施の形態を用い
た系統連系運転システムの電気系統図である。図9にお
いて、図3に示した実施の形態と同じ構成要素は同じ参
照数字で示してあり、説明を省略する。
作と同じであるが、図7におけるステップ(J−6)の
代わりに出力増減パルスが出力されたか否かを調べるス
テップ(J−7)を入れたものである。出力増減パルス
が出力されているときは不感帯に納まっていないことに
なるのでステップ(J−3)にもどり、不感帯に納まる
までスロー制御を続けるが、出力増減パルスが出力され
なくなったときは、不感帯に納まったとみて所定時間T
(たとえば1分)経過後に通常の制御に戻る。図9は本
発明による受電電力制御装置の第3の実施の形態を用い
た系統連系運転システムの電気系統図である。図9にお
いて、図3に示した実施の形態と同じ構成要素は同じ参
照数字で示してあり、説明を省略する。
【0033】この実施の形態における受電電力制御装置
10Bは、受電電力Pr と受電電力制御量Pc との差の
絶対値が不感帯幅ΔPdbの所定倍(倍数A)以上である
か否かを検出する第2の受電電力値判定手段16と、所
定倍以上であることが検出されたときは発電機5の制御
形態を通常制御からスロー制御に切り替える指令を出力
する制御モード切り替え手段14と、この制御モード切
り替え指令により出力増減パルスの出力間隔を変えて出
力する出力増減手段15とにより構成されている。
10Bは、受電電力Pr と受電電力制御量Pc との差の
絶対値が不感帯幅ΔPdbの所定倍(倍数A)以上である
か否かを検出する第2の受電電力値判定手段16と、所
定倍以上であることが検出されたときは発電機5の制御
形態を通常制御からスロー制御に切り替える指令を出力
する制御モード切り替え手段14と、この制御モード切
り替え指令により出力増減パルスの出力間隔を変えて出
力する出力増減手段15とにより構成されている。
【0034】この受電電力制御装置による制御動作を図
10に基づいて説明する。
10に基づいて説明する。
【0035】受電電力計4により受電電力Pr を計測し
(K−1)、第2の受電電力値判定手段16において、
その計測した受電電力Pr と受電電力の制御目標値Pc
との差の絶対値が不感帯幅ΔPdbの定数A倍(Aはたと
えば3程度)以上か否かを判断する(K−2)。定数A
倍以上であればハンチングとは無関係であると判断し、
制御切替手段14は通常の制御方式による制御指令を出
力するが(K−3)、定数A倍未満であればハンチング
の可能性ありとしてスロ−制御指令を出力する(K−
4)。通常の制御指令が出力されたときは出力増パルス
と出力減パルスの出力間隔がともに短い設定時間(たと
えば4秒)である通常の制御を行う(K−5)。これに
対してスロー制御指令が出力されたときはスロー制御す
なわち出力増減手段15から出力する出力増パルスの出
力間隔を従来よりも大きく設定する(K−6)。発電機
制御装置20による発電機5の制御動作はこれまで述べ
た実施の形態と同じである。
(K−1)、第2の受電電力値判定手段16において、
その計測した受電電力Pr と受電電力の制御目標値Pc
との差の絶対値が不感帯幅ΔPdbの定数A倍(Aはたと
えば3程度)以上か否かを判断する(K−2)。定数A
倍以上であればハンチングとは無関係であると判断し、
制御切替手段14は通常の制御方式による制御指令を出
力するが(K−3)、定数A倍未満であればハンチング
の可能性ありとしてスロ−制御指令を出力する(K−
4)。通常の制御指令が出力されたときは出力増パルス
と出力減パルスの出力間隔がともに短い設定時間(たと
えば4秒)である通常の制御を行う(K−5)。これに
対してスロー制御指令が出力されたときはスロー制御す
なわち出力増減手段15から出力する出力増パルスの出
力間隔を従来よりも大きく設定する(K−6)。発電機
制御装置20による発電機5の制御動作はこれまで述べ
た実施の形態と同じである。
【0036】図11は本発明による受電電力制御装置の
第4の実施の形態を用いた系統連系運転システムの電気
系統図である。図11において、上で説明した実施の形
態と同じ構成要素は同じ参照数字で示してあり、説明を
省略する。
第4の実施の形態を用いた系統連系運転システムの電気
系統図である。図11において、上で説明した実施の形
態と同じ構成要素は同じ参照数字で示してあり、説明を
省略する。
【0037】この実施の形態においては、第2の受電電
力値判定手段16において、受電電力計4により計測し
た受電電力Pr と受電電力の制御目標値Pc との差の絶
対値が不感帯幅ΔPdbの定数A倍(Aはたとえば3程
度)以上か否かを判断し、定数A倍以上であればハンチ
ングとは無関係であると判断して、制御モード切替手段
14から通常制御指令を出力させるが、定数A倍未満で
あればハンチングの可能性ありとしてハンチング検出手
段13によりハンチングの有無を検出する。ハンチング
検出の方法は図4または図5を参照して説明した第1の
検出方法または第2の検出方法を利用することができ
る。ハンチング検出手段13によりハンチングが検出さ
れたときは、制御モード切替手段14からスロー制御指
令が出力され、その結果、出力増減手段15からは出力
増パルスの出力間隔が従来よりも大きく設定された増指
令と減指令とが出力される。増減指令を受けて発電機制
御装置20は発電機5の発電電力の制御を行うが、その
制御動作は上述した実施の形態と同じであるので説明は
省略する。
力値判定手段16において、受電電力計4により計測し
た受電電力Pr と受電電力の制御目標値Pc との差の絶
対値が不感帯幅ΔPdbの定数A倍(Aはたとえば3程
度)以上か否かを判断し、定数A倍以上であればハンチ
ングとは無関係であると判断して、制御モード切替手段
14から通常制御指令を出力させるが、定数A倍未満で
あればハンチングの可能性ありとしてハンチング検出手
段13によりハンチングの有無を検出する。ハンチング
検出の方法は図4または図5を参照して説明した第1の
検出方法または第2の検出方法を利用することができ
る。ハンチング検出手段13によりハンチングが検出さ
れたときは、制御モード切替手段14からスロー制御指
令が出力され、その結果、出力増減手段15からは出力
増パルスの出力間隔が従来よりも大きく設定された増指
令と減指令とが出力される。増減指令を受けて発電機制
御装置20は発電機5の発電電力の制御を行うが、その
制御動作は上述した実施の形態と同じであるので説明は
省略する。
【0038】上記実施の形態においては、スロー制御
を、出力増指令の出力間隔が出力減指令の出力間隔より
大きく設定する制御として説明したが、本発明において
は、出力増指令と出力減指令の両方についてその出力間
隔を従来の制御すなわち通常制御における出力増減指令
の出力間隔より大きく設定してもハンチングの抑制また
は解消という点で同様なあるいはそれ以上の効果が得ら
れるので、このような制御もスロー制御と同様に考えて
よい。
を、出力増指令の出力間隔が出力減指令の出力間隔より
大きく設定する制御として説明したが、本発明において
は、出力増指令と出力減指令の両方についてその出力間
隔を従来の制御すなわち通常制御における出力増減指令
の出力間隔より大きく設定してもハンチングの抑制また
は解消という点で同様なあるいはそれ以上の効果が得ら
れるので、このような制御もスロー制御と同様に考えて
よい。
【0039】また商用電源から受電する電力を計測する
のに受電電力計を用いたが、本発明においては受電電力
値が目視できる必要はなく、データとして取り出せれば
よいので、電力計の代わりにトランスデューサを用いる
こともできる。
のに受電電力計を用いたが、本発明においては受電電力
値が目視できる必要はなく、データとして取り出せれば
よいので、電力計の代わりにトランスデューサを用いる
こともできる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
短時間のうちにハンチングが自動的に解消されるので、
ハンチングの発生に備えて専門の技術者を待機させてお
いたり、ハンチング発生時に技術者を現場に派遣して不
感帯幅や出力変動量の設定値を調整する必要がない。
短時間のうちにハンチングが自動的に解消されるので、
ハンチングの発生に備えて専門の技術者を待機させてお
いたり、ハンチング発生時に技術者を現場に派遣して不
感帯幅や出力変動量の設定値を調整する必要がない。
【0041】ハンチングを検出する方法として、自家発
電設備の発電機の出力を増減させる指令が出力増から出
力減へまたは出力減から出力増へ反転する回数に基づい
てハンチングの有無を検出する方法と、商用電源系統か
ら受電する電力が所定の時間内に所定の制御目標範囲
(不感帯)を横切って変化したときの前記反転回数に基
づいてハンチングの有無を検出する方法とがあるが、後
者の方法によれば、前者の方法より少ない反転回数をも
ってハンチング検出ができるので、短時間でハンチング
を判断することができ、制御の即応性を高めることがで
きる。
電設備の発電機の出力を増減させる指令が出力増から出
力減へまたは出力減から出力増へ反転する回数に基づい
てハンチングの有無を検出する方法と、商用電源系統か
ら受電する電力が所定の時間内に所定の制御目標範囲
(不感帯)を横切って変化したときの前記反転回数に基
づいてハンチングの有無を検出する方法とがあるが、後
者の方法によれば、前者の方法より少ない反転回数をも
ってハンチング検出ができるので、短時間でハンチング
を判断することができ、制御の即応性を高めることがで
きる。
【図1】本発明による受電電力制御装置の第1の実施の
形態を用いた系統連系運転システムの電気系統図であ
る。
形態を用いた系統連系運転システムの電気系統図であ
る。
【図2】図1に示した受電電力制御装置の第1の実施の
形態の制御動作を示すフローチャートである。
形態の制御動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明による受電電力制御装置の第2の実施の
形態を用いた系統連系運転システムの電気系統図であ
る。
形態を用いた系統連系運転システムの電気系統図であ
る。
【図4】第1のハンチング検出方法を説明するフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】第2のハンチング検出方法を説明するフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】図3に示した受電電力制御装置の第2の実施の
形態の一制御動作を示すフローチャートである。
形態の一制御動作を示すフローチャートである。
【図7】図3に示した受電電力制御装置の第2の実施の
形態の別の制御動作を示すフローチャートである。
形態の別の制御動作を示すフローチャートである。
【図8】図3に示した受電電力制御装置の第2の実施の
形態のさらに別の制御動作を示すフローチャートであ
る。
形態のさらに別の制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】本発明による受電電力制御装置の第3の実施の
形態を用いた系統連系運転システムの電気系統図であ
る。
形態を用いた系統連系運転システムの電気系統図であ
る。
【図10】図9に示した受電電力制御装置の第2の実施
の形態の一制御動作を示すフローチャートである。
の形態の一制御動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明による受電電力制御装置の第4の実施
の形態を用いた系統連系運転システムの電気系統図であ
る。
の形態を用いた系統連系運転システムの電気系統図であ
る。
1 商用電源
2 断路器
3 遮断器
4 受電電力計
5 発電機
10 受電電力制御装置
11 第1の受電電力値判定手段
12、15 出力増減手段
13 ハンチング検出手段
14 制御モード切替手段
16 第2の受電電力値判定手段
20 発電機制御装置
21 ガバナー
22 アクチュエータ
23 ガスエンジン
24 バルブ
Claims (12)
- 【請求項1】 自家発電設備を商用電源系統と連系して
運転する系統連系運転システムにおいて、商用電源系統
から受電する電力が所定の制御目標範囲(不感帯)外で
あるか否かを判定する第1の受電電力値判定手段と、前
記所定の制御目標範囲外であるとき自家発電設備の発電
機の出力を増減する指令を出力する出力増減手段とを有
し、出力増指令の出力間隔が出力減指令の出力間隔より
大きく設定されたことを特徴とする受電電力制御装置。 - 【請求項2】 自家発電設備を商用電源系統と連系して
運転する系統連系運転システムにおいて、商用電源系統
から受電する電力が所定の制御目標範囲(不感帯)外で
あるか否かを判定する第1の受電電力値判定手段と、前
記所定の制御目標範囲外であるとき自家発電設備の発電
機の出力を増減する指令を出力する出力増減手段とを有
し、出力増減指令の出力間隔が通常制御モードにおける
出力増減指令の出力間隔より大きく設定されたことを特
徴とする受電電力制御装置。 - 【請求項3】 自家発電設備を商用電源系統と連系して
運転する系統連系運転システムにおいて、自家発電設備
の発電機がハンチングを起こしているか否かを検出する
ハンチング検出手段と、ハンチングが起こっているとき
通常制御モードからスロー制御モードに切り替える制御
モード切替手段と、前記発電機の出力を増減させる指令
を出力し、前記スロー制御モードにおいて出力増指令の
出力間隔を出力減指令の出力間隔より大きく設定する出
力増減手段とを有することを特徴とする受電電力制御装
置。 - 【請求項4】 自家発電設備を商用電源系統と連系して
運転する系統連系運転システムにおいて、自家発電設備
の発電機がハンチングを起こしているか否かを検出する
ハンチング検出手段と、ハンチングが起こっているとき
通常制御モードからスロー制御モードに切り替える制御
モード切替手段と、前記発電機の出力を増減させる指令
を出力し、前記スロー制御モードにおいて出力増減指令
の出力間隔を通常制御モードにおける出力増減指令の出
力間隔より大きく設定する出力増減手段とを有すること
を特徴とする受電電力制御装置。 - 【請求項5】前記ハンチング検出手段は、前記出力増減
手段から出力される出力増減指令が出力増から出力減へ
または出力減から出力増へ反転する回数に基づいてハン
チングの有無を検出する請求項3または4に記載の受電
電力制御装置。 - 【請求項6】前記ハンチング検出手段は、商用電源系統
から受電する電力が所定の時間内に所定の制御目標範囲
(不感帯)を横切って変化したときの、前記出力増減手
段から出力される出力増減指令の出力増から出力減への
または出力減から出力増への反転回数に基づいてハンチ
ングの有無を検出する請求項3または4に記載の受電電
力制御装置。 - 【請求項7】自家発電設備を商用電源系統と連系して運
転する系統連系運転システムにおいて、商用電源系統か
ら受電する電力と所定の制御目標値との差の絶対値が所
定の制御目標範囲の所定倍以上か否かを判断する第2の
受電電力値判定手段と、所定倍以下のとき通常制御モー
ドからスロー制御モードに切り替える制御モード切替手
段と、自家発電設備の発電機の出力を増減させる指令を
出力し、前記スロー制御モードにおいて出力増指令の出
力間隔を出力減指令の出力間隔より大きく設定する出力
増減手段とを有することを特徴とする受電電力制御装
置。 - 【請求項8】自家発電設備を商用電源系統と連系して運
転する系統連系運転システムにおいて、商用電源系統か
ら受電する電力と所定の制御目標値との差の絶対値が所
定の制御目標範囲の所定倍以上か否かを判断する第2の
受電電力値判定手段と、所定倍以下のとき通常制御モー
ドからスロー制御モードに切り替える制御モード切替手
段と、自家発電設備の発電機の出力を増減させる指令を
出力し、前記スロー制御モードにおいて出力増減指令の
出力間隔を通常制御モードにおける出力増減指令の出力
間隔より大きく設定する出力増減手段とを有することを
特徴とする受電電力制御装置。 - 【請求項9】自家発電設備を商用電源系統と連系して運
転する系統連系運転システムにおいて、商用電源系統か
ら受電する電力と所定の制御目標値との差の絶対値が所
定の制御目標範囲の所定倍以上か否かを判断する第2の
受電電力値判定手段と、所定倍以下のとき自家発電設備
の発電機がハンチングを起こしているか否かを検出する
ハンチング検出手段と、ハンチングが起こっているとき
通常制御モードからスロー制御モードに切り替える制御
モード切替手段と、前記発電機の出力を増減させる指令
を出力し、前記スロー制御モードにおいて出力増指令の
出力間隔を出力減指令の出力間隔より大きく設定する出
力増減手段とを有することを特徴とする受電電力制御装
置。 - 【請求項10】自家発電設備を商用電源系統と連系して
運転する系統連系運転システムにおいて、商用電源系統
から受電する電力と所定の制御目標値との差の絶対値が
所定の制御目標範囲の所定倍以上か否かを判断する第2
の受電電力値判定手段と、所定倍以下のとき自家発電設
備の発電機がハンチングを起こしているか否かを検出す
るハンチング検出手段と、ハンチングが起こっていると
き通常制御モードからスロー制御モードに切り替える制
御モード切替手段と、前記発電機の出力を増減させる指
令を出力し、前記スロー制御モードにおいて出力増減指
令の出力間隔を通常制御モードにおける出力増減指令の
出力間隔より大きく設定する出力増減手段とを有するこ
とを特徴とする受電電力制御装置。 - 【請求項11】前記ハンチング検出手段は、前記出力増
減手段から出力される出力増減指令が出力増から出力減
へまたは出力減から出力増へ反転する回数に基づいてハ
ンチングの有無を検出する請求項9または10に記載の
受電電力制御装置。 - 【請求項12】前記ハンチング検出手段は、商用電源系
統から受電する電力が所定の時間内に所定の制御目標範
囲(不感帯)を横切って変化したときの、前記出力増減
手段から出力される出力増減指令の出力増から出力減へ
のまたは出力減から出力増への反転回数に基づいてハン
チングの有無を検出する請求項9または10に記載の受
電電力制御装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23265797A JP3507298B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 受電電力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23265797A JP3507298B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 受電電力制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1169634A JPH1169634A (ja) | 1999-03-09 |
JP3507298B2 true JP3507298B2 (ja) | 2004-03-15 |
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ID=16942749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP23265797A Expired - Fee Related JP3507298B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 受電電力制御装置 |
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JP (1) | JP3507298B2 (ja) |
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-
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- 1997-08-28 JP JP23265797A patent/JP3507298B2/ja not_active Expired - Fee Related
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