JP3507252B2 - 画像記録方法および画像記録装置 - Google Patents

画像記録方法および画像記録装置

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JP3507252B2 JP22819096A JP22819096A JP3507252B2 JP 3507252 B2 JP3507252 B2 JP 3507252B2 JP 22819096 A JP22819096 A JP 22819096A JP 22819096 A JP22819096 A JP 22819096A JP 3507252 B2 JP3507252 B2 JP 3507252B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録方法および
画像記録装置に関し、特に、ドットマトリクス方式で面
積階調による記録方法と視覚的に平滑化する記録方法に
より高品位の画像記録を可能とした画像記録方法および
画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコンやワープロ等のOA機器
が広く普及しており、これら機器で入力した画像情報等
をプリントアウトする装置としては、数多くの方式のも
のが開発されている。中でもインクジェット方式、ワイ
ヤドット方式、サーマル方式等のドットマトリクス方式
の記録装置は、比較的安価で省スペース化が容易なた
め、現在最も普及しているデジタル記録方式の記録装置
である。
【0003】デジタル記録方式の記録装置では、ドット
単位でのアナログ的な階調表現が不可能なため、複数の
ドットが紙面上を被覆する面積で疑似的に中間調を表現
している。
【0004】また、ドットマトリクス方式の記録装置に
よる画像形成ではドットを組み合わせて画像を形成する
ために、画像の斜線部などの輪郭にギザギザ感が生じ画
像品位を劣化させてしまう場合がある。極めて高品位な
出力を目的とする一部のドットマトリクス方式の記録装
置においては、このギザギザ部を緩和するための対策と
して、特開平02−112966号公報などで開示され
ているように、ギザギザ部を検出する予め設定されてい
る複数種類の(n*m)画素サイズのマッチング検出パ
ターンを印字原画像と比較して、このマッチングパター
ンと原画像が一致する箇所に、マッチングパターンに固
有に設定されている規則に従って原画像を補間処理して
ギザギザ感を緩和することが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ギザギザ部を
緩和させる従来技術の原画像の補間処理は、補間画素デ
ータ(マッチング検出パターン)を新たに設ける必要が
あるためメモリの容量が増え、コストアップおよび処理
速度に時間がかかるといった問題がある。
【0006】さらに、多階調の入力画像データを3値以
上に量子化することにより、1画素を着弾位置の異なる
複数のドットを使って中間調を表現し階調性を向上させ
ることと、画像の輪郭のギザギザ感の抑制を両立させる
ことは大変困難である。すなわち、3値以上の量子化に
よって階調性の向上は実現できるが、これは輪郭のギザ
ギザ感に対しては何の効果も無く、解像度を向上させる
ものではない。
【0007】そこで本発明は、メモリの容量増加に伴う
コストアップおよび処理速度の低下を防止して、階調性
を向上させるために多くの中間調を表現し得、さらに文
字等の輪郭のギザギザ感の抑制を図ることでドットマト
リクス記録方式により高画質を実現することのできる画
像記録方法および画像記録装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明の方法では、3値以上の多
値データで各画素を表現するべく、多階調の画像データ
の各画素を3値以上の多値に量子化し、前記各画素を3
値以上の多値に量子化された画素パターンで表現する量
子化ステップと、前記3値以上の多値に量子化された画
素パターンで各画素が表現される多値の量子化画像の中
で平滑化すべき画素を検出するステップであって、(n
*m)の画素で構成されるマトリクス(m、nは3以上
の正の整数)の前記多値の量子化画像のうち、前記(n
*m)より小さい(N*M)の画素で構成されるマトリ
クスからなる一部の量子化画像と、前記(N*M)のマ
トリクスからなる検出パターンとを照合することで前記
平滑化すべき画素を検出する検出ステップと、前記検出
された平滑化すべき画素の画素パターンを平滑化用の画
素パターンと入れ換えることにより、前記多値の量子化
画像の輪郭を補正する補正ステップとを有し、前記一部
の量子化画像における(N*M)の画素に相当する画素
パターンの中に中間調の画素パターンが含まれている場
合、前記検出パターンとの照合は行わない構成とした。
【0009】また、請求項2に記載の本発明の方法で
は、前記3値以上の多値に量子化された画素パターンと
前記平滑化用の画素パターンとが4ビットの画素情報と
して記憶手段に記憶され、両画素パターンが(4*2)
のマトリクスで構成されるようにした。
【0010】また、請求項3に記載の本発明の方法で
は、前記検出パターンの横方向に2から(n−1)番
目、縦方向に2から(m−1)番目の位置の画素を平滑
化対象とする構成とした。
【0011】また、請求項4に記載の本発明の方法で
は、前記検出ステップにおいて、前記多値の量子化画像
のうち輪郭を含まない領域を一次検出し、前記輪郭を含
まない領域とは別の領域について前記検出パターンとの
照合を行う構成とした。
【0012】また、請求項5に記載の本発明の方法で
は、前記一次検出は、ドットがないパターンと前記多値
の量子化画像の一部の画像の照合を優先して行う構成と
した。
【0013】また、請求項6に記載の本発明の方法で
は、前記多値の量子化画像のうち黒文字部分を検出する
黒文字検出ステップを更に有し、前記黒文字を検出した
ときのみ、前記検出ステップと前記補正ステップとを実
行する構成とした。
【0014】上記目的を達成するために、請求項7に記
載の本発明の装置では、3値以上の多値データで各画素
を表現するべく、多階調の画像データの各画素を3値以
上の多値に量子化し、前記各画素を3値以上の多値に量
子化された画素パターンで表現する量子化手段と、前記
3値以上の多値に量子化された画素パターンで各画素が
表現される多値の量子化画像の中で平滑化すべき画素を
検出する手段であって、(n*m)の画素で構成される
マトリクス(m、nは3以上の正の整数)の前記多値の
量子化画像のうち、前記(n*m)より小さい(N*
M)の画素で構成されるマトリクスからなる一部の量子
化画像と、前記(N*M)のマトリクスからなる検出パ
ターンとを照合することで前記平滑化すべき画素を検出
する検出手段と、前記検出された平滑化すべき画素の画
素パターンを平滑化用の画素パターンと入れ換えること
により、前記多値の量子化画像の輪郭を補正する補正手
段とを有し、前記一部の量子化画像における(N*M)
の画素に相当する画素パターンの中に中間調の画素パタ
ーンが含まれている場合、前記検出パターンとの照合は
行わない構成とした。
【0015】また、請求項8に記載の本発明の装置で
は、前記3値以上の多値に量子化された画素パターンと
前記平滑化用の画素パターンとが4ビットの画素情報と
して記憶手段に記憶され、両画素パターンが(4*2)
のマトリクスで構成されるものとした。
【0016】また、請求項9に記載の本発明の装置で
は、前記検出パターンの横方向に2から(n−1)番
目、縦方向に2から(m−1)番目の位置の画素を平滑
化対象とする構成とした。
【0017】また、請求項10に記載の本発明の装置で
は、前記検出手段により、前記多値の量子化画像のうち
輪郭を含まない領域を一次検出し、前記輪郭を含まない
領域とは別の領域について前記検出パターンとの照合を
行う構成とした。
【0018】また、請求項11に記載の本発明の装置で
は、前記一次検出は、ドットがないパターンと前記多値
の量子化画像の一部の画像の照合を優先して行う構成と
した。
【0019】また、請求項12に記載の本発明の装置で
は、前記多値の量子化画像のうち黒文字部分を検出する
黒文字検出手段を更に有し、前記黒文字を検出したとき
のみ、前記検出手段により前記平滑化すべき画素を検出
し、かつ、前記補正手段により前記多値の量子化画像の
輪郭を補正する構成とした。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を詳細に説明する。
【0026】(第1の実施の形態)図1は本発明を適用
したインクジェット記録装置の第1の実施の形態の主要
部の構成を示す斜視図である。
【0027】図1において、インクジェットユニット1
1はインクを吐出する吐出口列を配列された記録ヘッド
を有している。このインクジェットユニット11は、キ
ャリッジ13に設置してある。たとえば記録用紙やプラ
スチック薄板等からなる被記録材Pは、図示しない搬送
ローラを経て排紙ローラ17に挟持され、図示しない搬
送モータに駆動されて矢印F方向に送られる。キャリッ
ジ13は、ガイドシャフト12、および図示しないエン
コーダにより案内支持されている。キャリッジ13は、
駆動ベルト14を介し、キャリッジモータ15の駆動に
よりガイドシャフト12に沿って往復移動させられる。
【0028】インクジェットユニット11のインク吐出
口の内部(液路)には、インク吐出用の熱エネルギを発
生する発熱素子(電気−熱変換手段)が設けられてい
る。そして、前記したエンコーダの読み取りタイミング
にしたがい、この発熱素子を記録信号に基づいて駆動し
てインク吐出口よりインクを吐出させ、披記録材P上に
インク滴を飛翔、付着させることで画像を形成すること
が出来る。
【0029】記録領域外に選定されたキャリッジのホー
ムポジションHPには、キャップ部16をもつ回復ユニ
ットが配設されている。記録を行わない時にはキャリッ
ジ13をホームポジションHPヘ移動させて、キャップ
部16によりインクジェットユニット11のインク吐出
口形成面を密閉し、インク溶剤蒸発に起因するインクの
固着、あるいはホコリ、紙粉等の異物の付着等による目
詰まりを防止する。
【0030】また、このキャップ部16のキャッピング
機能は、記録頻度の低いインク吐出口のインク増粘、固
着等による吐出不良や目詰まりを解消するために、イン
ク吐出口から離れた状態にあるキャップ部16へインク
を吐出させる予備吐出モードに利用される。あるいは、
キャップした状態で吸引ポンプを動作させ、インク吐出
口からインクを吸引し、吐出不良を起こしたインク吐出
口の吐出回復に利用される。また、キャップ部16に隣
接する位置にクリーニング用のブブレードを配設するこ
とにより、インクジェットユニット11のインク吐出口
形成面をクリーニングすること(ワイピング)が可能に
なる。
【0031】図2は、図1のインクジェット記録装置が
備える制御回路の構成を示すブロック図である。
【0032】図2中でメインバスライン205に接続さ
れる各構成要素は、メインバスライン205に対して夫
々アクセスする画像入力部203、画像入力部203に
対応する画像信号処理部204、CPU(中央処理部)
200等のソフト系処理部と、操作部206、回復系制
御回路207、インクジェットヘッド温度制御回路21
4、ヘッド駆動制御回路215等のハード系処理部とに
大別される。
【0033】CPU(中央処理装置)200は、通常は
ROM201とRAM202を有し、入力データに対し
て適正な記録条件を与えて記録ヘッド213を駆動して
記録を行うように制御する。また、ROM201には、
ヘッド回復タイミングチャートを実行するプログラムが
予め格納されており、予備吐出条件等の回復条件を必要
に応じて回復系制御回路207、記録ヘッド213、保
温ヒータ213b等に与える。また、ROM201に
は、後述の図12のフローチャートの処理を実行するプ
ログラムが予め格納されている。
【0034】回復系モータ208は、前述したような記
録ヘッド213とこれに対向して離間するクリーニング
用のブレード209やキャップ210、吸引ポンプ21
1を駆動する。ヘッド駆動制御回路215は、記録ヘッ
ド213のインク吐出用の前述の発熱素子213aの駆
動を実行し、これにより、予備吐出や記録用のインク吐
出を記録ヘッド213に行わせる。
【0035】一方、記録ヘッド213のインク吐出用の
発熱素子213aが設けられている基板には、保温ヒー
タ213bが共に設けられており、記録ヘッド213内
のインク温度を所望の設定温度に加熱調整することが出
来る。また、サーミスタ212は、同様に上記基板に設
けられているもので、実質的な記録ヘッド213内部の
インク温度を測定するためのものである。このサーミス
タ212は、基板にではなく外部に設けられていても良
く、記録ヘッド213の周囲近傍にあっても良い。
【0036】上記のように構成された本発明の第1の実
施の形態の記録装置では、多階調の入力画像を解像度が
300*300dpiの多値画像データとし、1画素を
着弾位置の異なる複数のドットを使い中間調を表現して
階調性を向上させることと、画像の輪郭を補正してその
ギザギザ感の抑制を両立させるために、図2の制御回路
により以下の制御を行う。
【0037】図3は、本発明の第1の実施の形態におけ
る量子化された画素パターンと平滑化させる画素パター
ンを説明する説明図である。
【0038】これらの画素パターンは、1画素当たり
(4*2)のマトリクスで構成される16種類の画素パ
ターン図3(A)〜(P)からなり、画像情報としてR
AM202等のメモリに予め記憶されるデータ容量は4
ビットである。多階調の入力画像データは8値(レベ
ル)のデータに量子化され、図3(A)〜(H)の量子
化された8種類の画素パターンで形成される画像データ
に変換される。図3(A)はドットなしのパターン、図
3(H)は8ドット全てありのパターンであり、他は中
間調パターンである。図3(I)〜(P)は、8種類の
平滑化させる画素パターンであり、2ドットまたは4ド
ットありの中間調パターンである。
【0039】また図4は、本発明の第1の実施の形態に
おける平滑化箇所を検出するための検出パターンを説明
する説明図である。
【0040】この検出パターンは(5*5)より小さい
(3*3)の画素サイズのマトリクスからなり、(A−
1)〜(A−4),(B−1)〜(B−4),(C−
1)〜(C−4)の12種類用意される。
【0041】はじめに、多階調の入力画像データを8値
(レベル)のデータに量子化を行い、図3(A)〜
(H)に示す画素パターンで形成される量子化された画
像データに変換する。
【0042】図5は、本発明の第1の実施の形態におけ
る多階調の入力画像データが8値に量子化された画像を
説明する説明図である。
【0043】図5(A)は、(5*5)の画素サイズの
マトリクスの8値に量子化された多階調の入力画像デー
タの一例である。この各画素は、量子化された画素パタ
ーン図3(A)〜(H)のいずれかになっている。図5
(B)〜(J)は(5*5)より小さい(3*3)の画
素サイズのマトリクス部であり、図5(A)の量子化さ
れた画像データの一部から構成されている。たとえば、
図5(B)は図5(A)の左上隅の部分、図5(D)は
図5(A)の左下隅の部分の(3*3)のマトリクス部
を示している。また、図5(G)は図5(A)中央の最
下段の部分、図5(I)は図5(A)右側の中央の段の
部分の(3*3)のマトリクス部を示している。
【0044】量子化されたこの図5(B)〜(J)の画
像データに対して同図(B)から(J)まで縦1画素、
横1画素ずつずらしながら、図4の12種類の(3*
3)の画素サイズのマトリクスからなる検出パターンと
照合する。このとき、図5(B),(C),(E),
(F)のマトリクス部の様に、照合する(3*3)の画
素サイズのマトリクス内に1画素でも図3(B)〜
(G)に示す中間調の画素パターンを含んでいる場合に
は、図4の12種類の検出パターンとの照合を行わない
で次のマトリクス部との検出に移る。つまり、図5
(D),(G),(H)〜(J)の画像データについて
図4の検出パターンと照合し、一致を検出したときに、
(3*3)の中央の画素を図3(I)〜(P)の平滑化
された画素パターンと入れ換える。
【0045】図6は、図4の平滑化箇所を検出するため
の(3*3)の画素サイズのマトリクスからなる12種
類の検出パターンで一致を検出した後、マトリクスの中
央部を平滑化された画素に入れ換えるパターンを示す説
明図である。
【0046】図5(D)のマトリクス部と図4(B−
2)の検出パターンの一致を検出すると、(3*3)の
マトリクスの中央部を量子化された図3(A)の画素パ
ターンから図3(N)の平滑化された画素パターンに入
れ換えて図6(B−2)の様にし、次のマトリクス部と
の検出に移る。
【0047】図5(G)のマトリクス部と図4(B−
1)の検出パターンの一致を検出すると、(3*3)の
マトリクスの中央部を量子化された図3(A)の画素パ
ターンから図3(N)の平滑化された画素パターンに入
れ換えて図6(B−1)の様にし、次のマトリクス部と
の検出に移る。図5(H)のマトリクス部と図4の検出
パターンの一致は検出されない。
【0048】次のマトリクス部との検出に移り図5
(I)のマトリクス部と図4(C−1)の検出パターン
の一致を検出すると、(3*3)のマトリクスの中央部
を量子化された図3(A)の画素パターンから図3
(O)の平滑化された画素パターンに入れ換えて図6
(C−1)の様にし、次のマトリクス部との検出に移
る。図5(J)のマトリクス部と図4の検出パターンの
一致は検出されない。
【0049】図7は、本発明の第1の実施の形態におけ
る図5の8値に量子化された画像を平滑化した画像を説
明する説明図である。
【0050】図7の画像は、上記の様にして一致を検出
して入れ換えられた図6(B−2)と図6(B−1)と
図6(C−1)のパターンの中央の画素が、(5*5)
のマトリクスの(2,4)と(3,4)と(4,3)の
位置になるようにしたものである。図7から、300*
300dpiの画像データを倍解像度である600*6
00dpi相当の画像とする画素の補間が行われ、輪郭
が補正されていることがわかる。補間対象の画素は、
(3*3)のマトリクスからなる検出パターンの上下、
左右端部を除いた(2,2)の位置に当たり、図5の画
像の(5*5)の画素のうち上下・左右端部を除いた
(3*3)の画素である。
【0051】本実施の形態において、量子化された画素
データと平滑化された画素データを合わせた画素情報を
4ビットで表していたが、6ビット、8ビット等の多ビ
ット数で表してもよいし、1画素のマトリクスを(4*
2)以外にしても構わない。
【0052】本実施の形態によれば、以上の様な制御を
行うことで補間画素データ(平滑化された画素データ)
を新たに設けることによるメモリの容量の増加によるコ
ストアップおよび処理速度の低下を防ぎ、多階調の入力
画像データを3値以上に量子化することにより、1画素
を着弾位置の異なる複数のドットを使い中間調を表現し
て階調性を向上させることと、画像の輪郭を補正してそ
ののギザギザ感の抑制を両立させることにより、ドット
マトリクス記録方式により高画質を実現する記録装置を
提供することができる。
【0053】(第2の実施の形態)ところで、一般文書
の印字比率は記録媒体の記録画素領域のおよそ4から5
%であり、写真などの中間調画像の印字比率はおよそ2
0%程度である。この印字比率のなかで平滑化対象とな
る画素は、文字等の輪郭をなす一部の画素であり、全記
録領域のなかで平滑化の対象となる箇所は極めて少ない
領域でしかない。そこで本実施の形態では、平滑化の対
象とならない領域を一次検出し、この領域については平
滑化を行わないことでさらに効率的に1画素を着弾位置
の異なる複数のドットを使い中間調を表現して階調性を
向上させることと、画像の輪郭を補正してそののギザギ
ザ感の抑制を両立させるための制御を行うようにした。
【0054】本実施の形態においても、図3の画素パタ
ーンと図4の検出パターンおよび図6の検出後に平滑化
された画素へ入れ換えるパターンを用いて説明する。
【0055】第1の実施の形態同様、はじめに、多階調
の入力画像データを8値(レベル)のデータに量子化を
行い、図3(A)〜(H)に示す画素パターンで形成さ
れる量子化された画像データに変換する。
【0056】図8は、本発明の第1の実施の形態におけ
る多階調の入力画像データが8値に量子化された画像を
説明する説明図である。
【0057】この量子化された図8の(7*7)画素の
マトリクスの画像データに対して、左上部(3*3)画
素のマトリクスから右下部(3*3)画素のマトリクス
まで縦1画素、横1画素ずつずらしながら、図4の12
種類の(3*3)の画素サイズのマトリクスからなる検
出パターンと照合して平滑化箇所の検出を行う前に、次
に説明する一次検出を行う。
【0058】図9は、本発明の第2の実施の形態におけ
る画像の輪郭の有無を一次検出するパターンである。本
実施の形態では、平滑化箇所を検出する工程でこのパタ
ーンを用いて検出パターンのマトリクス内に文字等の輪
郭の有無を一次検出することで、格段に検出工程の効率
化を図ったものである。
【0059】図9(A)のパターンは(3*3)画素の
マトリクスが全部図3(A)のドットがない画素パター
ンからなり、図9(B)のパターンは(3*3)画素の
マトリクスが全部図3(H)の画素パターンからなるも
のである。
【0060】まず、図9(A)のドットがないパターン
の照合を優先して図8の量子化された画像と縦1画素、
横1画素ずつずらしながら照合し、続いて図9(B)の
パターンを同様に図8の量子化された画像と照合し一次
検出する。そして、一致を検出すると図4の検出パター
ンとの照合を行わないで、次のマトリクスについて一次
検出を実施する。図9(A)のパターンとの一次検出に
より、図10(A)〜(C)に示す太い枠で囲まれた3
領域が一致を検出され、図9(B)のパターンとの一次
検出により、図10(D)に示す太い枠で囲まれた領域
が一致を検出される。これらの領域はすべてのドットが
ないかすべてのドットがあり文字等の輪郭を含まないの
で、図4の検出パターンとの照合を行わない。
【0061】一次検出でパターンが一致しないと、後は
第1の実施の形態と同様にマトリクス内に図3(B)〜
(G)に示す中間調の画素パターンの有無を検出し、中
間調の画素パターンが有ると図4の12種類の検出パタ
ーンとの照合を行わないで次のマトリクス部との一次検
出に移る。
【0062】中間調の画素パターンが無いと平滑化箇所
の検出を行い、第1の実施の形態と同様に量子化された
画像データと図4の12種類の検出パターンとの照合を
行い、第1の実施の形態と同様に、一致を検出したとき
に(3*3)の中央の画素を図3(I)〜(P)の平滑
化された画素パターンと入れ換える。このように、図8
の8値に量子化された画像について輪郭を含まない領域
を一次検出し、一次検出されない別の領域について第1
の実施の形態と同様の平滑化を行うと、図11の平滑化
した倍解像度の画像が得られる。
【0063】以上の様な制御により一次検出を行い、一
致を検出すると図4の検出パターンとの照合を行わない
ようにしたことにより、効率的に平滑化箇所の検出が可
能となり、補間画素データ(平滑化された画素データ)
を新たに設けることによるメモリの容量の増加によるコ
ストアップおよび処理速度の低下を防ぎ、多階調の入力
画像データを3値以上に量子化することにより、1画素
を着弾位置の異なる複数のドットを使い中間調を表現し
て階調性を向上させることと、画像の輪郭を補正してそ
のギザギザ感の抑制を両立させることが出来るため、ド
ットマトリクス記録方式により高速で高画質を実現する
記録装置を提供することができる。
【0064】(第3の実施の形態)本実施の形態では、
カラーの多階調画像データにおいて平滑化させる画像デ
ータに特定の制限を設けた例について説明する。つま
り、この制限として、平滑化させる画像データを黒文字
だけに限定するものである。黒文字は通常、6ポイント
(2mm)〜24ポイント(8mm)が主に使われ、大
きな文字であっても72ポイント(24mm)程度まで
である。本実施の形態では、黒文字抽出はデータの存在
しないヌルラスタの検出で行う。
【0065】図12に黒文字検出および印字方法設定シ
ーケンスのフローチャートを示す。
【0066】まず、ステップS1で量子化された印字デ
ータを読み取り、RAM202等のメモリに一時記憶す
る。メモリは、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン
それぞれ独立に記憶できるようになっているが、メモリ
の容量は抽出する文字の大きさに依存する。たとえば7
2ポイントまで抽出するならば、300dpiで400
ラスタ以上記憶する必要があり、A4縦サイズで考える
と、一色当たり176kバイト程度となる。記録ヘッド
のノズル数に応じて1回の走査で印字できる最大長の複
数倍の容量を持つメモリが好ましい。容量が大きほど、
判別可能な黒文字が大きくなる。黒文字の主流が24ポ
イント以下であり、300dpiで136ラスタ程度の
容量で判別が可能となる。
【0067】ステップS2では、そのラスタに各色デー
タがあるかをカウントする。これは各ラスタの前もしく
は後ろに、そのラスタ内に各色データ毎にデータがある
か否かのビットを立てるようにするためである。これに
よって、そのラスタに存在しているデータがブラックな
のか、カラーなのか、混在なのかが判別できるようにな
る。
【0068】ステップS3では、ヌルラスタが有るかを
検知する。ヌルラスタが無い場合には、画像がつながっ
ている連続データと判断して、ステップS6に進みグラ
フィック印字方法を設定する。本シーケンスは平滑化を
行いたい黒文字を検出するためのものであり、このグラ
フィック印字方法では平滑化を行わない。
【0069】ヌルラスタがある場合には、ステップS4
で次のヌルラスタが有るかを検知する。ここで、次のヌ
ルラスタが無い場合には、判定している範囲内では判断
できないのでステップS6に進みグラフィック印字方法
を設定する。
【0070】次のヌルラスタがある場合には、ステップ
S5に進み、検知したヌルラスタ間にカラーデータがあ
るかを判定する。カラーデータがある場合には、テキス
トでないとみなして、ステップS6でグラフィック印字
方法を設定する。
【0071】カラーデータが無い場合には黒文字である
とみなして、ステップS7に進んでテキスト印字方法を
設定し、第1または第2の実施の形態の平滑化による印
字を行う。
【0072】グラフィック印字方法またはテキスト印字
方法を設定するとステップS8に進み、印字データがあ
るか否かを判定する。印字データがある場合にはステッ
プS1に戻って、再度黒文字検知および印字方法設定の
シーケンスを繰り返す。また、印字データが無い場合に
は、本シーケンスを終える。
【0073】以上説明してきたように、黒文字抽出をヌ
ルラスタの有無を検知して行い、黒文字、つまり黒テキ
ストであると判断された画像データはに平滑化を行い、
その他の画像データはグラフィック印字方法を設定する
ことで黒テキストは高品位記録が可能となる。また、平
滑化を行うために要する時間は存在する黒のデータ量に
依存するので、平滑化を行う画像データを限定したこと
により、平滑化を行う処理時間を大幅に短縮することが
可能となった。
【0074】なお、本発明は上記の図面に基づいて説明
した各実施の形態に限定されるものではない。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、3
値以上の多値データで各画素を表現するべく、多階調の
画像データの各画素を3値以上の多値に量子化し、各画
素を3値以上の多値に量子化された画素パターンで表現
し、(n*m)の画素で構成されるマトリクス(m、n
は3以上の正の整数)の多値の量子化画像のうち、(n
*m)より小さい(N*M)の画素で構成されるマトリ
クスからなる一部の量子化画像と、(N*M)のマトリ
クスからなる検出パターンとを照合することで、3値以
上の多値に量子化された画素パターンで各画素が表現さ
れる多値の量子化画像の中で平滑化すべき画素を検出
し、検出された平滑化すべき画素の画素パターンを平滑
化用の画素パターンと入れ換えることにより、多値の量
子化画像の輪郭を補正する際に、一部の量子化画像にお
ける(N*M)の画素に相当する画素パターンの中に中
間調の画素パターンが含まれている場合、検出パターン
との照合は行わないので、メモリの容量増加に伴うコス
トアップおよび処理速度の低下を防止して、階調性を向
上させるために多くの中間調を表現し、さらに画像の輪
郭を補正してそのギザギザ感の抑制を図ることができる
特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット記録装置の第
1の実施の形態の主要部の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明を適用したインクジェット記録装置が備
える制御回路の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における量子化され
た画素パターンと平滑化させる画素パターンを説明する
説明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における平滑化箇所
を検出するための検出パターンを説明する説明図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施の形態における多階調の入
力画像データが8値に量子化された画像を説明する説明
図である。
【図6】図4の検出パターンが一致を検出した後、マト
リクスの中央部を平滑化された画素パターンに入れ換え
るパターンを説明する説明図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態における図5の8値
に量子化された画像を平滑化した画像を説明する説明図
である。
【図8】本発明の第2の実施の形態における多階調の入
力画像データが8値に量子化された画像を説明する説明
図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における画像の輪郭
の有無を一次検出するパターンを説明する説明図であ
る。
【図10】図8の画像データと図9の一次検出パターン
が一致する領域を説明する説明図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態における、図8の
8値に量子化された画像を平滑化した画像を説明する説
明図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態で行われる黒文字
の検知および印字方法を設定するシーケンスを示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
11 インクジェットユニット 12 ガイドシャフト 13 キャリッジ 14 駆動ベルト 15 キャリッジモータ 16 キャップ部 17 排紙ローラ 200 CPU(中央処理装置) 201 ROM 202 RAM 203 画像入力部 304 画像信号処理部 205 メインバスライン 206 操作部 207 回復系制御部 208 回復系モータ 209 ブレード 210 キャップ 211 ポンプ 212 サーミスタ 213 記録ヘッド 213a 発熱素子 214 ヘッド温度制御回路 215 ヘッド駆動制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−214156(JP,A) 特開 平6−87235(JP,A) 特開 平8−154175(JP,A) 特開 平5−207282(JP,A) 特開 平8−214166(JP,A) 特開 平7−221990(JP,A) 特開 平2−112966(JP,A) 特開 平10−91792(JP,A) 特開 平6−30263(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/485 H04N 1/409

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3値以上の多値データで各画素を表現す
    るべく、多階調の画像データの各画素を3値以上の多値
    に量子化し、前記各画素を3値以上の多値に量子化され
    た画素パターンで表現する量子化ステップと、 前記3値以上の多値に量子化された画素パターンで各画
    素が表現される多値の量子化画像の中で平滑化すべき画
    素を検出するステップであって、(n*m)の画素で構
    成されるマトリクス(m、nは3以上の正の整数)の前
    記多値の量子化画像のうち、前記(n*m)より小さい
    (N*M)の画素で構成されるマトリクスからなる一部
    の量子化画像と、前記(N*M)のマトリクスからなる
    検出パターンとを照合することで前記平滑化すべき画素
    を検出する検出ステップと、 前記検出された平滑化すべき画素の画素パターンを平滑
    化用の画素パターンと入れ換えることにより、前記多値
    の量子化画像の輪郭を補正する補正ステップとを有し、 前記一部の量子化画像における(N*M)の画素に相当
    する画素パターンの中に中間調の画素パターンが含まれ
    ている場合、前記検出パターンとの照合は行わないこと
    を特徴とする画像記録方法。
  2. 【請求項2】 前記3値以上の多値に量子化された画素
    パターンと前記平滑化用の画素パターンとが4ビットの
    画素情報として記憶手段に記憶され、両画素パターンが
    (4*2)のマトリクスで構成されることを特徴とする
    請求項1に記載の画像記録方法。
  3. 【請求項3】 前記検出パターンの横方向に2から(n
    −1)番目、縦方向に2から(m−1)番目の位置の画
    素を平滑化対象とすることを特徴とする請求項1に記載
    の画像記録方法。
  4. 【請求項4】 前記検出ステップにおいて、前記多値の
    量子化画像のうち輪郭を含まない領域を一次検出し、前
    記輪郭を含まない領域とは別の領域について前記検出パ
    ターンとの照合を行うことを特徴とする請求項1に記載
    の画像記録方法。
  5. 【請求項5】 前記一次検出は、ドットがないパターン
    と前記多値の量子化画像の一部の画像の照合を優先して
    行うことを特徴とする請求項4に記載の画像記録方法。
  6. 【請求項6】 前記多値の量子化画像のうち黒文字部分
    を検出する黒文字検出ステップを更に有し、 前記黒文字を検出したときのみ、前記検出ステップと前
    記補正ステップとを実行することを特徴とする請求項1
    に記載の記録方法。
  7. 【請求項7】 3値以上の多値データで各画素を表現す
    るべく、多階調の画像データの各画素を3値以上の多値
    に量子化し、前記各画素を3値以上の多値に量子化され
    た画素パターンで表現する量子化手段と、 前記3値以上の多値に量子化された画素パターンで各画
    素が表現される多値の量子化画像の中で平滑化すべき画
    素を検出する手段であって、(n*m)の画素で構成さ
    れるマトリクス(m、nは3以上の正の整数)の前記多
    値の量子化画像のうち、前記(n*m)より小さい(N
    *M)の画素で構成されるマトリクスからなる一部の量
    子化画像と、前記(N*M)のマトリクスからなる検出
    パターンとを照合することで前記平滑化すべき画素を検
    出する検出手段と、 前記検出された平滑化すべき画素の画素パターンを平滑
    化用の画素パターンと入れ換えることにより、前記多値
    の量子化画像の輪郭を補正する補正手段とを有し、 前記一部の量子化画像における(N*M)の画素に相当
    する画素パターンの中に中間調の画素パターンが含まれ
    ている場合、前記検出パターンとの照合は行わないこと
    を特徴とする画像記録装置。
  8. 【請求項8】 前記3値以上の多値に量子化された画素
    パターンと前記平滑化用の画素パターンとが4ビットの
    画素情報として記憶手段に記憶され、両画素パターンが
    (4*2)のマトリクスで構成されることを特徴とする
    請求項7に記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 前記検出パターンの横方向に2から(n
    −1)番目、縦方向に2から(m−1)番目の位置の画
    素を平滑化対象とすることを特徴とする請求項7に記載
    の画像記録装置。
  10. 【請求項10】 前記検出手段により、前記多値の量子
    化画像のうち輪郭を含まない領域を一次検出し、前記輪
    郭を含まない領域とは別の領域について前記検出パター
    ンとの照合を行うことを特徴とする請求項7に記載の画
    像記録装置。
  11. 【請求項11】 前記一次検出は、ドットがないパター
    ンと前記多値の量子化画像の一部の画像の照合を優先し
    て行うことを特徴とする請求項10に記載の画像記録装
    置。
  12. 【請求項12】 前記多値の量子化画像のうち黒文字部
    分を検出する黒文字検出手段を更に有し、 前記黒文字を検出したときのみ、前記検出手段により前
    記平滑化すべき画素を検出し、かつ、前記補正手段によ
    り前記多値の量子化画像の輪郭を補正することを特徴と
    する請求項7に記載の記録装置。
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