JP3506432B2 - 液体または粘性体を消費個所へ定量供給する装置 - Google Patents

液体または粘性体を消費個所へ定量供給する装置

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JP3506432B2 JP51984793A JP51984793A JP3506432B2 JP 3506432 B2 JP3506432 B2 JP 3506432B2 JP 51984793 A JP51984793 A JP 51984793A JP 51984793 A JP51984793 A JP 51984793A JP 3506432 B2 JP3506432 B2 JP 3506432B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N27/00Proportioning devices

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液体または粘性体を消費個所へ定量供給す
る装置および、特に、液体または粘性体の潤滑剤を潤滑
個所に供給するのに適した装置に関するものである。
本発明の基本的課題とその解決策については、潤滑用
グリースを潤滑個所へ供給する装置としての使用につい
て、以下の叙述で例を挙げて明らかにする。ただし、本
発明に基づく装置は、液体を潤滑個所に供給するのにも
同様に適しており、また、潤滑用以外の目的で液体また
は粘性体を定量供給するのにも適している。機械および
機械的装置の潤滑個所に定期的に潤滑剤を供給すること
は、運転を確実に保障し摩耗を軽減するための重要な前
提条件である。潤滑が失われると機械は破損し、それに
伴って生産が著しく阻害される恐れがある。
大型の機械および装置は、多数の潤滑個所を備えてい
ることが多く、その潤滑個所はあらかじめ決められた潤
滑プランに従って、潤滑グリースまたは潤滑油が供給さ
れるようになっていなければならない。
この潤滑作業は、多くの装置で、現在でもなお手作業
即ちサービス作業員の手で行われており、一方ではコス
ト高を招くと同時に、他方では経験が示すように非常に
信頼性を欠いている。従って、潤滑剤供給の自動化につ
いて数多くの考察がなされている。この問題は、機械に
設けられたすべての潤滑個所に潤滑剤を供給する中央潤
滑装置を用いることによって解決することができる。し
かし、通常は、すべての潤滑個所に対して単一の潤滑手
段しか用意されていないので、中央潤滑装置の使用は、
機械の設計に既に著しい制約を加えることになる。設計
上、個々の潤滑個所を適切に決定することは不可能にな
るのである。さらに、中央潤滑装置は、設備費が高くな
り、かつ、その構造が複雑なために十分な信頼性を確保
できなくなる。
このような理由から、必要とする潤滑剤を機械の個別
潤滑個所それぞれに自動的に供給する装置が数多く開発
されている。これらの装置を用いれば、例えば、一つの
機械の種々の潤滑個所に、種々の潤滑剤を供給すること
ができる。
周知の個別方式潤滑装置のひとつは、例えば円筒の空洞
を使用しており、その空洞に貯めた潤滑グリースを、ば
ね圧のかかったディスクピストンによって、スロットル
を通しながらゆっくり送り出すようになっている。しか
し、この周知の装置は一連の欠点を持っている。
特に、ほとんどの潤滑グリースがそうであるように、
石油をベースとして製造された潤滑剤は、温度によって
(少量ベースでは圧力によっても)粘度が変化する。温
度が上がると、粘度およびそれに伴うスロットル抵抗は
下がり、それによって単位時間当たりの潤滑剤供給量
は、低温時よりも増大する。この温度依存性によって、
高温時には貯槽が早く空になり、低温時にそれに伴って
粘度が高くなると、潤滑剤の供給が中断されることにも
なる。その際、どちらにしても潤滑個所には十分な潤滑
剤が供給されなくなる。
さらに欠点として、潤滑剤が供出されるまで場合によ
っては数か月もかかり、その間ばね圧のかかったままに
なっていることが指摘される。多くの潤滑剤は、このよ
うな長期にわたる負荷によって、潤滑剤を構成する成
分、特に潤滑グリースに結合しているオイルが分離し、
潤滑効果に著しい影響を及ぼすことがある。潤滑剤の供
給量が使用するばねの特性に依存することも欠点のひと
つである。
コイルばねの場合は、通常、ほぼ線状をなす特性を持っ
ているので、伸張するに応じて、ばねの作用力が衰え、
それによって、潤滑剤に働く圧力は低くなる。従って、
潤滑剤の単位時間当たり供給量も減少する。
さらにまた、供給される潤滑剤の量が、ばね、粘度お
よびスロットル抵抗間の相互作用に依存するのみでな
く、本来の消費個所まで機械内部を移動する潤滑剤の流
動抵抗にも依存するので、ばねの剛性を正確に選定する
ことが極めて難しいという欠点も持っている。
この周知の個別方式潤滑装置に関連する問題を解決す
るものとして、WO88/09899およびWO088/09900では、潤
滑グリースを受け入れる装填室を備え、その装填室は移
動できる仕切り板で第2室と隔てられており、第2室に
は、例えば、電解液、陽極および陰極で構成されたセル
のようなガス発生要素を装備した潤滑装置が提案されて
いる。グリースは、ガス圧によってスロットル抵抗を克
服し、潤滑個所に供給される。
この周知の装置の場合、負荷ばねのばね特性が供給さ
れる潤滑剤の量に及ぼす好ましくない影響は除去されて
いる。しかし、それでもなお、潤滑剤の供給量が温度に
依存するという欠点は残っている。さらに、この装置で
も、定常的な圧力負荷によって潤滑剤が分離する危険は
解消されていない。
さらに、周知の個別方式潤滑装置が持つ重大な欠点
は、それぞれの潤滑個所へ潤滑剤を配分供給する問題に
関わっている。個々の潤滑個所は、その個所によって必
要とする潤滑剤の量を異にする場合が多いので、それに
対応する数の個別方式潤滑装置を用意する必要がある。
これは、単に、このような潤滑装置を定位置に装備する
ことが困難なだけでなく、個々の潤滑装置を取り違え、
それによって、それぞれの潤滑個所に潤滑剤が過剰に、
またはもっと悪い場合には、過小に供給される危険性も
存在する。
従って、本発明の基本的課題は、液体および粘性体を
定量供給するための装置を作り上げ、簡単な方法でそれ
ぞれの消費個所で必要とする量に合わせることができる
ような正確な定量供給機構を用意することにある。
本発明のもう一つの課題は、一旦選択した供給量が、
間違って変えられるようなことのない装置を作り上げる
ことにある。
この課題は、本発明に従い、特許請求1に示した装置
によって解決される。本発明による好ましいその他の構
成については、下位特許請求項に示してある。本発明に
従う装置は、供給装置を装備しており、それによって、
貯室に入っている供給される対象物は、出口を介して消
費個所へ導くことができる。供給装置は、好ましくはエ
ネルギーアキュムレータを備え、エネルギーアキュムレ
ータは、弾性復元力に対する駆動装置によって、復元力
の弱い第1位置から、復元力の強い第2位置に移動でき
るようになっている。この復元力は、これを利用して、
供給装置による物質供給が行われる程の強さがある。さ
らに、本発明に従う装置は、制御装置を備えており、こ
の制御装置は、あらかじめ設定された時間間隔で、上記
駆動装置を作動させるようになっている。
エネルギーアキュムレータには、好ましくは、ばねが
用いられ、このばねは、好ましくは、ピストンと一緒に
作動する。あらかじめ正確に設定された供給量がピスト
ンによって送り出されるので、供給量は正確である。
送出ピストンは、好ましくはエンドストッパーと同時
に働くので、それによって供給量が限定される。このエ
ンドストッパーは、好ましくは変えられるようになって
いるので、供給量はそれぞれの消費個所に合わせて設定
することができる。上述の仕様による装置は、特に、広
い範囲にわたって、供給物質の性状に依存せず、かつ、
環境条件に左右されることなく、一定の単位時間当たり
希望供給量を設定できるという長所を備えている。
エンドストッパーによる限界設定方式は、エンドスト
ッパーを装置とは別個の部分に取りつけることができる
という利点を持っている。この部分は好ましく構成した
装置の場合には、消費個所と直接的に連結されており、
従って、例えば、潤滑個所の潤滑ニップル孔にねじ止め
される。グリース溜めを交換する際、この部分はエンド
ストッパーとともに、機械に取りつけられたまま残るの
で、グリース溜めを交換しても潤滑剤供給量は変わらな
い。エンドストッパーを使用しているので、例えば供給
時間を100日、200日、300日および400日として、あらか
じめグリース溜め容量を決めて供給することもできる。
その際、使用者は、この部分を、それぞれの消費個所に
対して正確に位置決めされたエンドストッパーで、消費
個所の供給孔にねじ止めする。従って、グリース溜めを
交換したり、グリースを補給したりした場合でも、対応
する消費個所に、量的に変わらない潤滑剤が確実に送り
込まれる。
単位時間当たりの供給量は、供給を起動する時間間隔
を変えることによっても制御することができる。この場
合にも、同じように装置と切り離した部分が装備され、
その部分は供給位置に残したままになり、制御装置にど
のくらいの時間間隔で供給を行うかを規定する供給量規
定部材を構成する。
この装置は、切り離されて供給位置に残したままにな
る部分にピストン往復行程をあらかじめ設定した供給量
規定部材と、供給起動の時間間隔を指示する供給量規定
部材とを組み合わせたものとすることもできる。
供給装置と駆動装置は、供給装置が自動的に復元力の
高いその位置から復元力の低い位置に引き戻されるよう
に作られている。
このようなエネルギーアキュムレータを用いることに
よる利点は、貯室に入っている物質が、その都度短時間
しか物質の供給に必要とする圧力を受けないという点に
ある。もし、後述する実施例の場合のように、この供給
運動が12時間の一定間隔で行われるとしても、その物質
は一日当たりわずか数秒もしくは数分しかこの圧力を受
けないことになる。従って、潤滑グリースの分離や類似
の事態は確実に避けられ、一方では潤滑の確実性が向上
するとともに、他方では分離しやすい物質でも潤滑に使
用することができる。
第2位置での供給装置の復元力は、常に、供給に要す
る力よりも大きい。このため、潤滑剤は貯室から消費個
所へ比較的早く供給され、かつ、供給過程は周囲条件に
支配されない。
温度が低く、従って潤滑剤の粘度が高い場合には、確
かに、ばね圧力の負荷によって生じる潤滑剤の剪断速度
は低くなる。しかしながら、このことは、それぞれにあ
らかじめ設定された量を供給するための時間が高温時よ
りも若干長くなり、従って、例えば、2分のところが3
分になるというだけで、時間当たりの潤滑剤供給量に変
化はない。同じようなことは、通常の周囲温度よりも温
度が上昇して粘度が低下した場合にも当てはまる。この
場合には、量的な変化は起こらず、単に供給時間が短く
なるに過ぎない。
供給に必要な力は復元力として調達されるので、弾性
復元力を発生させる駆動装置は、比較的小型で軽量な形
に作り上げられる。このため、コストが大いに節減さ
れ、装置の大きさも小さくなる。
駆動装置としては、好ましくは、使い捨て電池または
蓄電池によって駆動する電動機を使用している。特殊カ
ップリングによって、エネルギーアキュムレータの所要
イニシャルストレスは、ごく僅かな電動力で済むように
なっている。
装置は、透明なケーシングまたは一部が透明なケーシン
グに収納することができる。これによって、潤滑剤残量
および機能状態を目でみて簡単に点検することができ
る。
さらに、供給行程の作動状態を点検するために用いる
切り替えスイッチを装備しており、これによって、その
時々に設定されている供給インターバルに関係なく機能
状態を点検することができる。
本発明に関するその他の利点、特徴および用途につい
ては、以下に述べる実施例で、図面と関連させて明らか
にする。ここで:図1は、図3に示した切断線I−Iに
対応する垂直断面図として表した本発明に従う装置の実
施例、図2は、図3に示した矢印方向II−IIから見た図
1と同じ実施例の側面図で、外側ケーシングの一部は省
略してある、図3は、図1に示した線III−IIIに沿う水
平断面図、図4は、図1に示した実施例のブロック回路
図、図5は、本発明に従う装置の別の実施例を示した部
分断面図、図6は、本発明に従う装置のまた別の実施例
を示した部分断面図、図7は、本発明に従う装置のさら
に別の実施例を示した部分断面図、図8は、図7に示し
た実施例で使用されているレバーを上からみた図、図9
は、本発明に従う装置のさらにまた別の実施例を示した
部分断面図、図10は、本発明に従う装置のもうひとつの
実施例を示した部分断面図、および、図11は、図1に示
した実施例で使用するように用意されたグリース容器の
側面図である。
まず、図1から4までと関連づけて、本発明の第1実
施例について説明する。
この実施例でも、また他の実施例でも、対象としてい
るのはグリースを潤滑個所に供給し、その際、潤滑剤の
定量供給量を対応する装置によって変えられるようにな
っている装置である。
図1から3までに示した潤滑装置1は、主として円筒
状をなしているケーシングを備え、そのケーシングは、
カバー部分2、ベース部分3および底床部分4で構成さ
れている。このケーシングは全体がプラスチック製で、
好ましくは透明なプラスチックが用いられる。カバー部
分と底床部分はそれぞれ、ねじ6および7を介してベー
ス部分にねじ止めされている。
カバー部分2は、内部に円筒状の空洞8を形成してお
り、空洞内にはプラスチック製のバッグ10が取りつけら
れていて、定量供給されるグリースが入るようになって
いる。このバッグは、好ましくは低密度ポリエチレンで
作られる。
バッグは密閉した状態で潤滑剤供給者から購入するこ
とができる。ただし、そのほかに、現場で、即ち、潤滑
剤使用者のところで、適切な形のプラスチック製バッグ
に潤滑グリースを充填し、カバー部分2に装入すること
もできる。
図2に示したバッグ10の上に配置されているプレート
12は、その位置である程度のイニシャルストレスを確保
するため、円錐形のばね13によってバッグ10の表面に押
しつけられている。ただし、ばね13のイニシャルストレ
スは、バッグ10に入ったグリースに作用する圧力がごく
僅か、好ましくは約0.5barとなるように設定されてい
る。
ベース部分3は、カバー部分2と同様に、円筒軸16を
中心として主として回転対称を成すように構成されてお
り、上部の円形プレート15によってカバー部分2と遮断
され、その際、プレート15は複数の段差を持つ開口部17
を備えている。この開口部17には、床底部分4と一体に
なった円筒形の短管18がはめ込まれ、その短管も同様に
円筒軸16を中心に回転対称を成すように構成され、か
つ、円筒状の内面19を備えている。ベース部分3の下部
では、円筒状の内面19が伸びて、内ねじを切ってある空
隙部20に至る。
開口部17の上部には、上方に鋭く突き出たエッジ23を
持つリング22がねじ止めないしは接着されている。この
リングは、カバー部分をベース部分にねじ止めする際、
プラスチック製バッグとグリース溜めを分断するのに役
立つ。
円筒形短管18の円筒状内面19には、中空円筒形のピス
トン30が往復運動できるようにさし込まれている。ピス
トン30は、その上部に、シールリング33をはめ込むリン
グ状の第1空隙部32を、また、その下部には、シールリ
ング36をはめ込む円筒リング状の第2空隙部35を備えて
いる。ピストンは、このシールリング33と36によって、
短管18の円筒状内面19に対してシールされる。ピストン
30には内部空孔38が貫通しており、その内部空孔はカバ
ー部分2の方向に伸びて、円錐状の空隙部39に至る。ピ
ストンの下部では、空孔部38が円筒状の第1空隙部40ま
で伸びており、さらにまたこの空隙部は円筒状の第2空
隙部41まで伸びている。円筒状の第1空隙部40には、ゴ
ム製またはプラスチック製の円筒形パッキン42がはめ込
まれ、このパッキンは、(図には示していない)ばねに
よって、円筒状第1空隙部の上面に押しつけられてい
る。
ピストン30には、横腹を貫通した孔があけてあり、そ
の孔に円筒形のピン50が、例えば接着して固定されてい
る。ピン50の円筒軸は、円筒軸16に対して90゜の角度を
成すように配置されている。
円筒形短管18は、図1に示したような空隙部52を備え
ており、これは、ピストン30がピン50とともに円筒状内
面19の内部を上下に移動できるように形成されている。
ベース部分3のプレート15とピン50との間には、ばね
54が取りつけられており、その上端は、開口部17の段差
部分に入り込んでいる。
図1には、ストップリミッター60を、ベース部分3か
ら別に取り出して示してある。ストップリミッターには
第1ねじ込み連結部62がついており、ねじ込み連結部に
は外ねじが切ってあって、空隙部20にねじ込むことがで
きるようになっている。ねじ込み操作は、第1ねじ込み
連結部62につながっている外側六角ロッド63によって簡
単に行われる。外側六角ロッド63の第1ねじ込み連結部
62に向いていない側には、第2ねじ込み連結部64が用意
されており、その寸法は、このねじ込み連結部が潤滑ニ
ップルを受け入れる機械側の孔にねじ込めるように選定
されている。
ストップリミッター60には空孔67が貫通しており、そ
の空孔は、第1ねじ込み連結部で円筒状に伸びた部分68
を持ち、その延長部分の直径は、ピストン30の外径より
もごく僅か大きくなっている。この円筒状空隙部68によ
って、ストッパー肩甲部69が形成されている。
ほぼ外側六角ロッド63が装着されている範囲内で、空
孔67は下方に開いた円錐形の拡長部70を備えていて、そ
の中に鋼球72が入っている。鋼球72は、ばね74によって
円錐形拡長部70に押しつけられており、その際、このば
ね74は、ねじ込まれたリング76に落とし込まれている。
円錐形空隙部70、鋼球72およびばね74の組み合わせによ
ってボールバルブが構成されている。
図2と3にのみ表示してあるが、ベース部分3には電
動機80が取り付けられており、その駆動軸81は、ピン50
の円筒軸と平行に配置されている。
電動機回転軸81にはドライビングピニオン82が固定さ
れており、そのピニオンは第1歯車83と噛み合い、第1
歯車はサポーター84に保持された軸85に軸受け支持され
ている。第2ピニオン86は、第1歯車83と同心を成して
回り止め連結されており、その回転運動は第2歯車87に
伝達される。この第2歯車は、同じようにサポーター84
に保持された軸88に軸受け支持されている。第3ピニオ
ン89は、歯車87と同心を成して回り止め連結された上、
第3歯車90を駆動する軸88に取り付けられており、この
第3歯車の回転運動はさらに、これと同心を成す第4ピ
ニオン91を介して第4歯車92に伝達され、その第4歯車
は同様に回転できるように軸88に軸受け支持されてい
る。
特に図2ではっきり判るように、この第4歯車92に
は、4つの円筒形プッシュピン94、95、96、97が固定さ
れており、その外径は円筒形ピン50の外径とほぼ等しく
してある。これらのプッシュピンは、歯車92の回転軸を
取りまいて円を描くように配置されており、それぞれ90
゜の円弧角で分配されている。ピン50、歯車およびピニ
オンならびにプッシュピン94から97までは、好ましくは
金属製で、特に鋼製であることが最も好ましい。
歯車92の回転平面に平行し、かつ、プッシュピン94か
ら97までによって作動するように、電気式のリミットス
イッチ99を装備している。
ベース部分3の空洞内には、3個の電池100が収納さ
れ、この電池は、特に、電動機80の駆動エネルギーを供
給する。
装置は、図4に図式的にのみ示された電気回路開閉ス
イッチによって制御される。電池100の電圧は、中継リ
レー101を介して電動機80に送られる。制御装置102は、
タイマー104、リミットスイッチ99、(図には示してな
いが)好ましくはベース部分3に固定されていて外部か
ら実行できる手動操作コンタクトスイッチ106からの信
号を受信し、さらに(図には示してないが)底床部分4
に固定されている安全スイッチ108が、ストップリミッ
ター60が空隙部20にねじ込まれていれば、オンになり、
制御装置102はここからの信号も同様に受信する。
次に、この実施例の機能について説明する:図に示し
た潤滑装置は、バッグ10に150mlの潤滑グリースが入る
ようになっている。勿論、潤滑装置の容器はこれより大
きくすることもできるし、小さくすることもできる。用
意されている量は150mlであるから、(実施例の場合)
1日に2回給油作動すれば潤滑個所に毎日希望量のグリ
ースが供給されるように、ストップリミッター60を選定
する。
選定したストップリミッター60を、その第2ねじつき
ブッシング64によって、対象とする機械部分の対応する
潤滑剤供給口にねじ込む。続いて、底床部分4と合体し
たベース部分3を、ストップリミッター60の第1ねじ込
みブッシング62にねじ込む。潤滑グリースを新しく充填
するかもしくは補給充填したバッグ10をベース部分3の
プレート15に載せた後、カバー部分2をねじ止めする。
そうすると、打ち抜きリング22がバッグ10を貫通するの
で、バッグは、円筒形短管の内腔19側とピストン30の内
腔38側に開口する。
さらに、潤滑剤を交換する都度、電池100を新しい電
池に交換するか、もしくは使用している蓄電池を新たに
充電した蓄電池に切り換える。ストップリミッターをね
じ込めば、安全スイッチ108は作動状態にはいる。
タイマー104は、制御装置102に対しきっかり12時間ご
とにインパルスを送るように設定されており、その制御
装置は、これにより接続リレー101を介して、電流回路
を接続し、電動機80にエネルギーを供給するようになっ
ている。それによって電動機80は回転状態に入り、第
1、第2、第3および第4ピニオン、ならびに第1、第
2および第3歯車で構成された減速機を介して、第4歯
車92を駆動する。それによって、第4歯車92は図2に示
した状態で、時計回り方向にゆっくり回転する。第4歯
車92の回転にともなって、それに固定されているプッシ
ュピン94から97までも位置を変える。この回転によっ
て、図2にピン97で示したように、プッシュピンがピス
トンに固定されているピン50と接触する。図2ではピン
50を2つ図示してあるが、その下限位置が50'で、また
上限位置が50で表されている。ピン50は、プッシュピン
と接触すると円筒軸16に沿って上方に垂直移動する。ピ
ン50が図2で示した上限位置に達すると直ちにプッシュ
ピンとピン50が離れて、ピン94との関係で示した状態と
なる。同時に、図2ではピン95として示した別のピンが
リミットスイッチ106に接触し、リミットスイッチは制
御装置102にインパルスを発信して電動機への電流供給
を遮断し、すべての駆動機構を停止させる。ピン50の上
方移動に伴って、ばね54は圧縮される。ばね13の作用に
よって、ピストン30と短管18との中にはグリースが一杯
に充填され、空隙部68では真空度が高まるので、ピスト
ン30の上方移動に応じて空孔19内にグリースが送り込ま
れる。これは、バルブフラップ42が開いて、グリースが
ストップリミッター60の空隙部68に流れ込むことによ
る。ピストンがその上限位置に到達すると同時に、グリ
ースの押し出しは終了し、バルブフラップ42が閉じる。
エネルギーアキュムレータとして働くばね54によっ
て、ピン50はピストン30とともに再び最初の位置までゆ
っくり押し下げられる。その際、空隙部68に入っている
グリースは下方に押し出され、それによって、ボールバ
ルブ72、74が開いて、グリースは機械側の潤滑孔に送り
込まれる。ピストン30は、ばね54の反発力によって、ピ
ストンの下限まで下降し、ピストンの端末ストッパーと
なる空隙部68の肩甲部69に突き当たる。装置はタイマー
104によって次のインパルスが発信されるまでこの位置
に留まり、そのインパルスを受けて次の供給行程を開始
する。
ばね54によるピストンの移動は、任意の低速時間で行
わせることができるので、供給量はその時のピストン往
復行程には依存するが、温度の影響を受けて変化する潤
滑グリースの粘度には左右されない。温度が低く、従っ
て潤滑グリースの粘度が高い場合には、ピストンが再び
出発点に戻って肩甲部69に到達するまでに必要な時間が
長くなるだけである。ばね54は、如何なる場合でもグリ
ースを押し出すのに必要な力を備えているように十分の
強さで設計されているので、潤滑量は、機械側内部での
流動抵抗によっても変化しない。ばねは、約20barに加
圧できるように設計して製作すればよい。
電動機は著しく減速されているので、電動機によって
もたらされるトルクは、如何なる場合でも、単にばね54
を圧縮するのに十分なだけでなく、低温で粘度が高い場
合でもピストンを出発点から供給点に移動させる能力を
備えている。所要トルクは、装置内の流路を短かくする
とともに直線的に走らせ、かつ流路断面積を相対的に大
きくして、装置内流動抵抗を相対的に小さくすることに
よっても軽減される。
ケーシングは全体を透明板で構成してあるので、常
時、グリース残量および装置の作業状態を外部からチェ
ックすることができる。さらに、操作盤106を装備して
おり、いつでも手動操作で供給をスタートさせることが
できる。このため、サービス員は、装置を点検する際に
供給機構を起動し、ケーシングの透明な壁を通して供給
行程を観察することができる。
特に長所として挙げられるのは、ねじ込みできるスト
ップリミッター60を選択していることである。円筒状空
隙部68の長さとそれに伴うエンドストッパーとなるスト
ップリミッター69の位置は、1往復行程当たりの吐出量
があらかじめ設定した量と一致するように選定されてい
る。例えば、バッグ10に入った150mlのグリースを200回
のピストン往復動(12時間間隔で1日2回×100日)で
送り出さなければならないとすると、円筒状空隙部68と
ストップリミッター69は、1往復行程当たりの吐出量が
0.75cm3となるように設計される。1行程当たりの吐出
量を増減したい場合には、空隙部68の長さをそれに応じ
て変え、肩甲部69を実施例として図示した位置よりも、
(増量する場合には)下に下げ、(減量する場合には)
上に上げればよい。
潤滑装置を交換する際には、ストップリミッターは機
械側にねじ込まれたまま残し、適切に装備された新しい
ケーシングのみをストップリミッターにねじ込めばよ
い。従って、潤滑装置を交換しても、一度ストップリミ
ッターによって限定された吐出量は変わらないので、サ
ービス員による設定ミスが避けられる。
さらに、ストップリミッターには、それぞれの場合の
吐出量に応じて、色を変えてマーキングすることができ
るので、それぞれの潤滑個所に供給される吐出量がどの
ように選定されているかが一目で判る。換言すれば、グ
リース貯蔵量が何日で潤滑個所に供給されるかを表示す
ることができる。
本発明に従う装置を構成するに当たって本質的に重要
なのは、ピストン往復動の終点が、その下側終点、従っ
て気筒容積はストップリミッターによって変わることが
あっても、その上側死点は常に変わらないということで
ある。それによって、装置自体の構造に手を加えること
なく、潤滑剤を正確に定量供給することができる。ピン
50とプッシュピン94から97までとの連携作動によるピス
トンの駆動は、エンドストッパーの位置とは無関係に、
構造体の範囲内で行われる。このため、ストップリミッ
ターを適切に選定する以外には全く調整を必要とせず、
簡単かつ極めて正確に潤滑剤を定量供給することができ
る。
本発明に従う装置で、これに代わる実施例を次ぎに図
5と関連づけて説明する。この実施例の場合には、カバ
ー2およびベース部分3ならびに詳細には述べていない
部分は、図1から3までに示した実施例と同様の方式で
構成されている。
この実施例の場合に対応する方式では、底床部分204
に、内ねじ221を切った円筒形のアタッチメント220がつ
いている。
この円筒形アタッチメントには、短管219が連結さ
れ、その短管の上部は、図11に示したような容器か、ま
たは図2に示したような容器のいずれかと連携作動する
ようになっている。
図示した例では、図11に示した容器がねじ込まれるよ
うになっている。円筒形短管119の内面と容器との間の
シールには、パッキン220が用いられている。
このパッキン220の下には、パッキン220を載せるリン
グ状の第1接触面222があり、さらに、パッキン225を載
せるリング状の第2接触面224がある。このパッキン225
の下には、詳細には図示していない方法で、ディスクバ
ルブとして作動するプレート228が装入されている。
円筒形短管219の中には、同様に円筒形のピストン230
が移動できるように収納されている。このピストンの上
側部分には貫通孔232が通っており、その貫通孔には球
状の空隙部234が隣接している。この球状空隙部にはボ
ール236が装入され、そのボールは、空隙部234および貫
通孔232と連携作動して、ボールバルブとしての機能を
発揮する。
円筒状の圧縮ばね238は、球状の空隙部234に対してボ
ール236を押しつけ、貫通孔232を封鎖する。
ばね238は、図1に示したピン50と機能を同じくする
円筒形のピン250の上に支持されている。この円筒形ピ
ンはピストン230を貫通しており、かつ、円筒形短管219
の縦方向空隙240の中を移動できるようになっている。
円筒形短管とピストンとの間をシールするため、上側
の部分には、ピストンの対応する空隙部にはめ込まれた
Oリング242が、また、下側部分にはOリング244が用い
られている。
図1の場合と同じように、ピストンの行程を制限する
ため、この図では底床部分204にねじ込まれている行程
リミッターもしくはストップリミッター260を装備して
いる。このストップリミッター260には、底床部分204に
ねじ込まれる円筒形第1アタッチメント262と、機械側
の一般的な潤滑剤供給孔にねじ込まれる円筒形第2アタ
ッチメント264がついている。ここにも、ねじ込み作業
用には六角ロッドが用意されている。
ストップリミッターには貫通した空洞268があいてお
り、それによって、潤滑剤を潤滑個所まで供給できるよ
うになっている。ピストンの往復動を制限するために
は、リング状のアタッチメント270が用意されている。
この実施例の機能は下記の通りである:(図には示し
てないが)カバー部分(グリース容器)は短管219の内
部と流路的に連結されている。グリースは、僅かな力で
作動するようにイニシャルストレスのかかったばねによ
って短管219に向けて加圧される。ピン250は、図1から
図3までに示した実施例について説明したと同じ方法
で、電動機および減速機によって上方に持ち上げられ
る。その際、ディスクバルブ228は閉じられている。デ
ィスクバルブの下側空間と貫通孔232に入っている潤滑
剤が、ボール236に圧力をかけ、それによって、ボール
は押し下げられて、球状空隙部234とボール236との間に
空洞が生じる。そのため、グリースはピストン内に流れ
込む。
ピストンがその上部死点を越えると同時にボールバル
ブが閉止し、図1から3までに示した実施例の場合と同
様に、ピストンはイニシャルストレスのかかったばね54
によって、ストップリミッター260の方向に押される。
このとき、ピストン内に入っているグリースは、貫通孔
268を通って潤滑個所へ供給される。
ピストンが下方に向かって移動する際、貫通孔232の領
域には真空状態が発生して、ディスクバルブ228が開
く。さらに、発生した真空状態は、カバーに取り付けら
れているばね13によって支援され、生じた空間にグリー
スが流れ込むように作用する。
ピストンは、下降してピストンの前方端末がストッパー
270に突き当たるまで、ばねの作用を受けて移動する。
ストッパーの位置を、その中心線251a、b、c、d、
eでいろいろ図示したように選択すれば、それに応じて
設定されるピストン往復行程の長さが変わり、ピストン
1行程当たりの送り量も変えられる。
前述した実施例の場合と同様に、種々のストップリミ
ッターを装備することができ、それによってピストン行
程の長さを変えることができる。潤滑装置を交換する
際、ストップリミッターはそのまま機械側に残されるの
で、潤滑個所へ単位時間当たりどれだけの量の潤滑剤が
注入されるかは、ストッパーの位置で自動的に定まる。
図1に示した実施例と比較して、この実施例が優れて
いる点は、グリースを吸引するのに必要な距離が最小限
に抑えられることである。この装置の場合には、グリー
スが流れる距離がごく僅かで済み、その上、流れを妨害
する要素が少ないし、また、ピストンが下降する際に強
力な真空状態が発生するので、周囲温度が非常に低くて
も、ピストンによって形成される空間にグリースを十分
送り込むことができる。
この実施例のその他の機能は、図1から3までについ
て説明した通りである。さらに別の実施例について、図
6と関連づけて説明する。この実施例では、円筒形短管
とその中を移動するピストンの構成を除いては、図1か
ら3まで、および図5に示した実施例の場合と同様であ
る。
円筒形短管300の内部では、鋼製またはプラスチック
製の円筒形ステアリングロッド301が移動できるように
なっている。円筒形短管300の上部には、管の中央に向
かって円錐状に広がる孔303があいており、潤滑剤はそ
の孔を通って容器から円筒形短管300の中に流入する。
この孔の円錐状壁面は、同時に、円形断面を備えたバル
ブリング304に対するストッパーの役割も果たす。
ピストン305は、図6では2つの状態で示されてお
り、図の左半分は吸引行程、右半分は吐出行程を表して
いる。
ピストンには貫通孔307があり、その直径はステアリ
ングロッド301の直径より大きい。この貫通孔307はバル
ブリング309によって封鎖されるようになっており、そ
のバルブリングは、片側をピストンの内壁で、また反対
側を、移動できるようにステアリングロッド301に軸受
保持されているリング311で支持されている。
円筒形短管の上部には第2リング313が設けられてお
り、例えば、クロスピースまたは類似の部品を介して、
この円筒形短管に固定されている。このリングは、バル
ブリング304のストッパーとして機能する。
ステアリングロッドには、さらに、下部ストッパー31
5と上部ストッパー316が取り付けられている。
この実施例の機能は下記の通りである:図5に示した
実施例の場合と同様に、円筒形短管、ピストンおよびバ
ルブリングの連携作動によって、流路がグリース容器の
内部につながっている第1室320、第2室321ならびに第
3室322の3つの空間が形成される。
図6の左半分で示したようにピストンが上方に向かっ
て移動する際には、ピストン底面がバルブリング309か
ら離れ、グリースは第2室321から第3室322に流れ込
む。
ピストンは電動機によって上方に動かされるので、潤
滑剤の粘度を克服するのに十分な駆動トルクが用意され
ている。
ピストンが上昇する間、第1室320はバルブリング304
によって封鎖されているので、グリースが容器に逆流す
ることはあり得ない。
ピストンが上部死点に到達すると同時に、電気的駆動
回路は遮断され、ピストンはばねによって押し下げられ
る。このとき、バルブリング309とピストン底面305との
間の空間は閉鎖されるので、潤滑剤は下方に押し出さ
れ、潤滑個所に送られる。ピストンが下降すると第2室
321には負圧が生じ、同じように下降するステアリング
ロッドの摩擦と結びついて、バルブリング304はストッ
パー313に当たるまで移動することになる。従って、第
1室320との連結が開かれて、グリースは第2室321に流
れ込む。この流動過程は、カバーに取り付けられている
ばね13によって支援される。
この実施例の場合にも、グリース容器と第1室320と
の間の吸引路は最小限に抑えられているので、低温の場
合でも全く問題なく潤滑グリースが流入するという長所
を備えている。
さらにその他の実施例を、図7および図8と関連づけ
て説明する。
この実施例は、構成上ではこれまで述べてきた実施例
と一致している。しかしながら、前述した実施例のクロ
スピン50ないしは250に相当するピン350を上方に向かっ
て移動させる方法が異なっている。
この実施例では、図2に示した実施例の場合と同様
に、4本のプッシュピン94を備えており、そのプッシュ
ピンは減速機によって回転させられ、円周上の位置を変
えるようになっている。
ただし、図2に示した形とは違って、この場合には、
プッシュピンは直接にピン350に作用するのではない。
ここでは、回転できるように軸362に軸受け支持された
レバー360が装備されている。レバー360と軸362は、プ
レート364を介して連結されている。
プッシュピン94と連携して作動するレバーの前方部分
にはくぼみ361がついており、プッシュピン94と簡単に
噛み合うようになっている。
レバー360は先端が曲がっており、その曲がった端末3
70は、テンションスプリング372を介して固定部に連結
されている。図8を見れば判るように、レバー360は湾
曲させてある。これは、レバー360が円筒形短管19ない
しは219の周りを囲むことができるという利点を持って
いる。
レバーは、(図7に示した)その下側位置に来ると、
リミットスイッチ375を押す。
この実施例の機能は下記の通りである:制御装置によっ
て、(図7、8には示してないが)電動機が運転に入る
と、直ちに歯車が回転し、プッシュピン94は円周軌道を
上向きに移動する。この際、図7の下の方に示してある
ように水平になっているレバー360にプッシュピンが接
触する。それからプッシュピンはレバー360を上方に持
ち上げ、それと同時にピン350も上方に持ち上げられ
る。この際、レバー360は、軸362の周りを旋回する。
レバー360は、一定の距離まで上がると、プッシュピ
ン94との噛み合いが外れる。そうすると、レバーは下降
し、テンションスプリング372によってリミットスイッ
チ375の方に引き寄せられる。そこでリミットスイッチ
から制御装置にインパルスが送られ、電動機駆動回路は
再び遮断される。
本発明に従うさらにもうひとつの実施例を、図9と関
連づけて説明する。
この図9に表示されている連結部品400は、図1ではス
トップリミッター60、図5ではストップリミッター260
として図示されているものと同じである。連結部品400
には、外ねじを切った円筒形アタッチメント402がつい
ており、そのアタッチメントによって、連結部品を、機
械側の潤滑剤供給孔にねじ込むことができるようになっ
ている。
連結部品には、もうひとつ(付随的にしか図示してな
いが)外ねじを切った円筒形第2アタッチメントがつい
ているので、そのアタッチメントによって、図底床部分
204および図1の底床部分4に相当する底床部分404に連
結部品をねじ込むことができる。ただし、図1および図
5に示した形とは違って、この場合には、底床部分404
に操作装置406が取り付けられており、その操作装置
は、互いに隣接して配置された4個のマイクロスイッチ
408がついている。
この連結部品は、リング状のプレート410を備えてお
り、その上に、リング410の平たい表面414から張り出し
ているリング412がかぶされている。
この実施例の機能は下記の通りである:連結部品400
を機械にねじ込み、次に、容器を底床部分404ととも
に、連結部品にねじ止めする。その際、リング412は
(内側から数えて)3番目のマイクロスイッチを作動さ
せる。
図4の制御装置と同様に構成された制御装置が、操作
装置406の位置の確認をする。マイクロスイッチを押す
都度、ピストンを作動させる時間間隔が変わる。
従って、マイクロスイッチによって時間を調整すること
ができる。即ち、マイクロスイッチ1から4までを、24
時間当たり1回、2回、3回または4回の作動行程とし
て設定することができる。
連結部品400は、ストップリミッター60および260と同
様に、機械側に取り付けたまま残すことができるので、
新しい容器に取り換えた場合でも、自動的に正確な時間
制御が行われる。
図9に示した時間制御を、図1および5について説明
したストップリミッターと組み合わせると、特に有利で
ある。
1日に1インパルス、4インパルスまたは16インパル
ス発信する3個のマイクロスイッチを備えた操作装置を
使用し、ピストンの作動を0.25cm3ずつ3段階に変える
ことができるとすると、その組み合わせは次のようにな
る: 作動回数/日 気筒容器(cm3) 1日当り供給量(cm3 1 0.25 0.25 1 0.5 0.5 1 0.75 0.75 4 0.25 1 4 0.5 2 4 0.75 3 16 0.25 4 16 0.5 8 16 0.75 12 従って、このようにそれぞれ僅か3つのバリエーショ
ンによって、潤滑グリースは少量供給から大量供給ま
で、必要に応じて問題なく送り込むことができる。この
場合でも、連結部品は機械側に取り付けたままなので、
容器を交換しても自動的に正確な供給量が設定される。
ここで、上記実施例ではグリース容器の形が変わって
いる点について、図10および11と関連づけて説明する。
この装置の構成は、グリース受け入れ室およびグリース
容器の形を除いて、図1から4までに示したものと全く
同じである。ただし、この場合、図1から4まで示した
形との相違点として、円筒形短管118側に、鋭いエッジ2
3を備えたリングをねじ込んだり、あるいは接着したり
するのではなく、短管118の上部に内ねじ122が切られて
いる点を挙げることができる。
図11に示したグリース収納バッグ110は、バッグ10と
同様にポリエチレン製ではあるが、完全には密閉されて
いなくて、その(図11に示したように)下側111に、外
ねじ113のついた円筒形アタッチメント112が取り付けら
れている。
この形の場合、外ねじ113つきのバッグ110は、グリース
交換の際には、円筒形短管118の内ねじ122にねじ込まれ
る。このように形成すれば、バッグ10に関連づけて述べ
た形よりも密閉性が高まるという利点がある。バッグと
円筒形短管118との間の密閉性は、ねじ込み方式による
パイプ連結部のシーリング専門家によく知られているよ
うなシールリングおよび、またはシールエッジを用意す
ることによっても高めることができる。
さらに、このように形成しておけば、円筒形アタッチ
メント112は、搬送中、簡単なねじつきキャップで密閉
することができるので、グリースバッグ110の搬送が楽
になる。また、このように形成しておけば、グリース容
器への再充填も、対応するねじつきの再充填装置を用い
て簡単に行うことができる。
グリースを吐き出しやすくするためには、グリース容
器の下側部分111を、グリース容器の他の部分よりも強
化することができる。
ここに示した実施例の場合、各行程ごとの電動機回路
遮断はリミットスイッチによって行う。リミットスイッ
チを用いる代わりに、ステッピングモータとして構成さ
れた電動機を用いて、インパルス送信後その都度、歯車
92とそれに伴うプッシュピンが正確に90゜だけ回転する
まで、電動機を回転させることもできる。実施例で示し
た4本のプッシュピンとピン50、250とによる駆動機構
の代わりに、クランク機構を用いて、ピストンをその上
部死点に導くこともできる。このようなクランク機構
は、例えば、ピン50を長くし、歯車92(および駆動装置
の対応する部分)を、歯車の軸がピン50の軸と垂直にな
るように配置することによって実現することができる。
その際、歯車92にはプッシュピン94のみを固定し、ピス
トンが肩甲部69にぴったり接しているとき、プッシュピ
ンは下側のストップリミッター60に向いた位置にある。
歯車が回転すると、プッシュピン94は円筒形のピン50に
接触し、そのピンを180゜回転させて、上部死点まで持
ち上げる。続いてさらに歯車92は同じ方向(または逆方
向)に180゜回転するので、ピン94は再び下側の元の位
置に戻る。この実施例の場合には、ピン95、96および97
は必要としない。同様の方法で、180゜位置をずらした
2本のプッシュピンまたは120゜位置をずらした3本の
プッシュピンを用いて、180゜ないしは120゜回転させて
もよい。
上述のクランク機構に代えて、一般的なクランク機構を
利用し、例えば、歯車92に固定したクランクシャフト
に、ピストン30と連携作動するクランクを回転できるよ
うに取り付けることも考えられる。
例えば、周知の気体放電によって作動するグリースカ
ップは、通常、空になると捨ててしまう使い捨てグリー
スカップになっているが、本発明に従う潤滑装置は、何
度でも再使用することができる。従って、余計な廃棄物
を出さないで済む。電気によって駆動するので、運転中
に化学物質が放出されることもない。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−125098(JP,A) 実開 平2−4099(JP,U) 実開 昭61−122499(JP,U) 実開 昭56−115096(JP,U) 特公 昭35−5153(JP,B1) 米国特許2856024(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16N 11/00 - 11/08

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給する物質をある程度の量受け入れるた
    めの貯室; 貯室に入っている物質を消費個所に送る際に通過する出
    口; 物質を貯室から出口を介して消費個所へ供給るための、
    排出原理に従って作動する供給装置を備えた、 液体または粘性体の物質を消費個所まで定量供給する装
    置は、供給装置が排出機構を備えており、その排出機構
    は第1位置から第2位置に移行することができ、第1位
    置から第2位置への移行中に物質が消費個所へ送られる
    こと、 上記排出機構を、上記第1位置から上記第2位置へ移行
    させるための駆動装置を備えていること、 単位時間当たりどれだけの量の物質を消費個所へ送るか
    を規定する供給量規定部材を備えていること、および、 上記供給量規定部材によって規定された条件に基づい
    て、上記駆動装置を制御し、消費個所に希望する単位時
    間当たりの物質量を供給するための制御装置を備えてい
    ること、を特徴とし、さらにこの定量供給装置は、 少なくとも2つの互いに隔離することのできる部分を備
    えており、 その第1部分には少なくとも上記貯室が含まれ、また、
    その第2部分には少なくとも上記供給量規定部材が含ま
    れているとともに、上記第2部分を消費個所に固定でき
    るようになっていることを特徴とする液体または粘性体
    を消費個所へ定量供給する装置。
  2. 【請求項2】請求項1に従う装置は、上記供給量規定部
    材が、駆動装置によって供給装置を時間単位で何度作動
    させるかを決定する電気回路スイッチを作動させる部位
    を有していることを特徴とする液体または粘性体を消費
    個所へ定量供給する装置。
  3. 【請求項3】請求項1に従う装置は、駆動装置によって
    供給装置が作動する都度どれ位の量を排出すべきかを設
    定する、供給量規定部材を備えていることを特徴とする
    液体または粘性体を消費個所へ定量供給する装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3に従う装置は、供給量規
    定部材が、駆動装置によって供給装置を作動させる時間
    間隔を設定する第1供給量規定要素および、供給装置が
    作動する行程ごとの排出機構の気筒容積を設定する第2
    供給量規定要素を備えていることを特徴とする液体また
    は粘性体を消費個所へ定量供給する装置。
  5. 【請求項5】請求項1から4までの中の少なくとも1つ
    に従う装置は、供給装置が、弾性復元力に対して変形す
    るようになっているエネルギーアキュムレータを備え、
    そのアキュムレータは復元力の弱い第1位置から復元力
    の強い第2位置に移動するようになっていて、この強い
    方の復元力は、物質を出口から送り出すのに十分な大き
    さを持っていること、駆動装置が、上記エネルギーアキ
    ュムレータを上記第1位置から第2位置に移行させるこ
    と、および、制御装置が、あらかじめ設定された時間間
    隔でアキュムレータを第1位置から第2位置へ移行させ
    るように働くこと、を特徴とする液体または粘性体を消
    費個所へ定量供給する装置。
  6. 【請求項6】請求項5に従う装置は、供給装置がバルブ
    を装備しており、そのバルブは、室内に作用している圧
    力があらかじめ決められた限界値を越えると同時に開く
    ようになっていることを特徴とする液体または粘性体を
    消費個所へ定量供給する装置。
  7. 【請求項7】請求項5または6に従う装置は、エネルギ
    ーアキュムレータがばねとして形成されていることを特
    徴とする液体または粘性体を消費個所へ定量供給する装
    置。
  8. 【請求項8】請求項1から7のいずれか1つに従う装置
    は、供給装置が、シリンダーの中で導かれるピストンを
    備えており、そのピストンは、エネルギーアキュムレー
    タの上記第2位置から上記第1位置へ移行する際に、気
    筒容積を減少させ、それに伴って供給物質を排出させる
    ように機能することを特徴とする液体または粘性体を消
    費個所へ定量供給する装置。
  9. 【請求項9】請求項8に従う装置は、上記ピストンが、
    供給量規定部材として用意されているリミットスイッチ
    と連携作動し、そのリミットスイッチは、ピストン1行
    程ごとに供給される物質の量を規定するようになってい
    ることを特徴とする液体または粘性体を消費個所へ定量
    供給する装置。
  10. 【請求項10】請求項5から9までの中の少なくとも1
    つに従う装置は、上記駆動装置が、エネルギーアキュム
    レータを第1位置から第2位置に移行させるために電動
    機を装備しており、その電動機は、運動伝達装置を介し
    て上記エネルギーアキュムレータと連結されていること
    を特徴とする液体または粘性体を消費個所へ定量供給す
    る装置。
  11. 【請求項11】請求項8または10に従う装置は、上記ピ
    ストンに、運動伝達装置と連携作動するストッパーがつ
    いており、かつ、運動伝達装置には、その他に、少なく
    とも1つのカムを備えた回転ディスクが取り付けられて
    いて、そのカムは、ディスクの回転によって上記ピスト
    ンを上記第1位置から上記第2位置へ移行させるため、
    上記ストッパーと連携作動するようになっていることを
    特徴とする液体または粘性体を消費個所へ定量供給する
    装置。
  12. 【請求項12】請求項11に従う装置は、上記ディスクに
    4つのカムが取り付けられており、それらのカムは互い
    に等しい円周角をとってディスクに配置されているこ
    と、および、ディスクが、ピストンを上記第1位置から
    上記第2位置へ移動させるため、その都度90゜回転する
    ようになっていることを特徴とする液体または粘性体を
    消費個所へ定量供給する装置。
  13. 【請求項13】請求項11または12に従う装置は、上記ス
    トッパーおよび上記カムが、上記第1位置に到達したピ
    ストンの状態には関係なく、ピストンを第2位置へ移行
    させるように形成されていることを特徴とする液体また
    は粘性体を消費個所へ定量供給する装置。
  14. 【請求項14】請求項10から13までの中の少なくとも1
    つに従う装置は、運動伝達装置が多段の歯車伝導装置と
    なっており、その伝導装置は上記ディスクと電動機を連
    結していることを特徴とする液体または粘性体を消費個
    所へ定量供給する装置。
  15. 【請求項15】請求項1から14までの中の少なくとも1
    つに従う装置は、供給する物質を収納するための貯室が
    本質的には円筒形を成しており、かつ、本質的には円筒
    形のフレキシブルバッグを装備し、そのバッグの中に供
    給物質を受け入れるようになっていることを特徴とする
    液体または粘性体を消費個所へ定量供給する装置。
  16. 【請求項16】請求項15に従う装置は、バッグが、貯室
    内に突き出ていて鋭いエッジを備えた短管を介して上記
    供給装置に連結されていることを特徴とする液体または
    粘性体を消費個所へ定量供給する装置。
  17. 【請求項17】請求項16に従う装置は、フレキシブルバ
    ッグがねじによって連結され、そのねじが、フレキシブ
    ルバッグと供給装置に取り付けられていることを特徴と
    する液体または粘性体を消費個所へ定量供給する装置。
  18. 【請求項18】請求項1または2に従う装置は、供給量
    規定部材が、上記第2部分に固定された張り出し部分と
    して構成され、かつ、上記供給量規定部材は操作装置と
    連携作動して、上記制御装置をコントロールするように
    なっていることを特徴とする液体または粘性体を消費個
    所へ定量供給する装置。
  19. 【請求項19】請求項1から18のいずれか1項に従う装
    置は、上記供給量規定部材が、消費個所に供給される物
    質の量がどのように選定されているかを示すようにマー
    キングされていることを特徴とする液体または粘性体を
    消費個所へ定量供給する装置。
  20. 【請求項20】請求項1から19のいずれか1項に従う装
    置は、前記物質が潤滑剤、前記消費個所が潤滑個所であ
    ることを特徴とする液体または粘性体を消費個所へ定量
    供給する装置。
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