JPH08500416A - 液体または粘性体を消費個所へ定量供給する装置 - Google Patents

液体または粘性体を消費個所へ定量供給する装置

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JPH08500416A JP5519847A JP51984793A JPH08500416A JP H08500416 A JPH08500416 A JP H08500416A JP 5519847 A JP5519847 A JP 5519847A JP 51984793 A JP51984793 A JP 51984793A JP H08500416 A JPH08500416 A JP H08500416A
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Abstract

(57)【要約】 液体または粘性体、特に潤滑剤をその消費個所に定量供給する装置は、貯槽に入っている上記物質を消費個所まで移送する輸送装置を装備している。この輸送装置は、弾性復元力に対して形を変えるようになっているエネルギーアキュムレータを備え、そのエネルギーアキュムレータは、移動装置によって、復元力の弱い第1位置から復元力の強い第2位置へ移行できるようになっている。この復元力は、その後、貯槽に入っている上記物質を正確に定量ずつ消費個所へ供給するのに利用される。気筒容積および時間当たりのピストン往復行程数は、インジケータによってコントロールされ、そのインジケータは装置を取り替える際にも消費個所にそのまま残される。

Description

【発明の詳細な説明】 液体または粘性体を消費個所へ定量供給する装置 本発明は、液体または粘性体を消費個所へ定量供給する装置および、特に、液 体または粘性体の潤滑剤を潤滑個所に供給するのに適した装置に関するものであ る。 本発明の基本的課題とその解決策については、潤滑用グリースを潤滑個所へ供 給する装置としての使用について、以下の叙述で例を挙げて明らかにする。ただ し、本発明に基づく装置は、液体を潤滑個所に供給するのにも同様に適しており 、また、潤滑用以外の目的で液体または粘性体を定量供給するのにも適している 。 機械および機械的装置の潤滑個所に定期的に潤滑剤を供給することは、運転を 確実に保障し摩耗を軽減するための重要な前提条件である。潤滑が失われると機 械は破損し、それに伴って生産が著しく阻害される恐れがある。 大型の機械および装置は、多数の潤滑個所を備えていることが多く、その潤滑 個所はあらかじめ決められた潤滑プランに従って、潤滑グリースまたは潤滑油が 供給されるようになっていなければならない。 この潤滑作業は、多くの装置で、現在でもなお手作業即ちサービス作業員の手 で行われており、一方ではコスト高を招くと同時に、他方では経験が示すように 非常に信頼性を欠いている。従って、潤滑剤供給の自動化について数多くの考察 がなされている。この問題は、機械に設けられたすべての潤滑個所に潤滑剤を供 給する中央潤滑装置を用いることによって解決することができる。しかし、通常 は、すべての潤滑個所に対して単一の潤滑手段しか用意されていないので、中央 潤滑装置の使用は、機械の設計に既に著しい制約を加えることになる。設計上、 個々の潤滑個所を適切に決定することは不可能になるのである。さらに、中央潤 滑装置は、設備費が高くなり、かつ、その構造が複雑なために十分な信頼性を確 保できなくなる。 このような理由から、必要とする潤滑剤を機械の個別潤滑個所それぞれに自動 的に供給する装置が数多く開発されている。これらの装置を用いれば、例えば、 一つの機械の種々の潤滑個所に、種々の潤滑剤を供給することができる。 周知の個別方式潤滑装置のひとつは、例えば円筒の空洞を使用しており、その空 洞に貯めた潤滑グリースを、ばね圧のかかったディスクピストンによって、スロ ットルを通しながらゆっくり送り出すようになっている。しかし、この周知の装 置は一連の欠点を持っている。 特に、ほとんどの潤滑グリースがそうであるように、石油をベースとして製造 された潤滑剤は、温度によって(少量ベースでは圧力によっても)粘度が変化す る。温度が上がると、粘度およびそれに伴うスロットル抵抗は下がり、それによ って単位時間当たりの潤滑剤供給量は、低温時よりも増大する。この温度依存性 によって、高温時には貯槽が早く空になり、低温時にそれに伴って粘度が低くな ると、潤滑剤の供給が中断されることにもなる。その際、どちらにしても潤滑個 所には十分な潤滑剤が供給されなくなる。 さらに欠点として、潤滑剤が供出されるまで場合によっては数か月もかかり、 その間ばね圧のかかったままになっていることが指摘される。多くの潤滑剤は、 このような長期にわたる負荷によって、潤滑剤を構成する成分、特に潤滑グリー スに結合しているオイルが分離し、潤滑効果に著しい影響を及ぼすことがある。 潤滑剤の供給量が使用するばねの特性に依存することも欠点のひとつである。 コイルばねの場合は、通常、ほぼ線状をなす特性を持っているので、伸張するに 応じて、ばねの作用力が衰え、それによって、潤滑剤に働く圧力は低くなる。従 って、潤滑剤の単位時間当たり供給量も減少する。 さらにまた、供給される潤滑剤の量が、ばね、粘度およびスロットル抵抗間の 相互作用に依存するのみでなく、本来の消費個所まで機械内部を移動する潤滑剤 の流動抵抗にも依存するので、ばねの剛性を正確に選定することが極めて難しい という欠点も持っている。 この周知の個別方式潤滑装置に関連する問題を解決するものとして、W088/098 99およびW088/09900では、潤滑グリースを受け入れる装填室を備え、その装填室 は移動できる仕切り板で第2室と隔てられており、第2室には、例えば、電解液 、陽極および陰極で構成されたセルのようなガス発生要素を装備した潤滑装置が 提案されている。グリースは、ガス圧によってスロットル抵抗を克服し、潤滑個 所に供給される。 この周知の装置の場合、負荷ばべのばね特性が輸送される潤滑剤の量に及ぼす 好ましくない影響は除去されている。しかし、それでもなお、潤滑剤の供給量が 温度に依存するという欠点は残っている。さらに、この装置でも、定常的な圧力 負荷によって潤滑剤が分離する危険は解消されていない。 さらに、周知の個別方式潤滑装置が持つ重大な欠点は、それぞれの潤滑個所へ 潤滑剤を配分輸送する問題に関わっている。個々の潤滑個所は、その個所によっ て必要とする潤滑剤の量を異にする場合が多いので、それに対応する数の個別方 式潤滑装置を用意する必要がある。これは、単に、このような潤滑装置を定位置 に装備することが困難なだけでなく、個々の潤滑装置を取り違え、それによって 、それぞれの潤滑個所に潤滑剤が過剰に、またはもっと悪い場合には、過小に供 給される危険性も存在する。 従って、本発明の基本的課題は、液体および粘性体を定量供給するための装置 を作り上げ、簡単な方法でそれぞれの消費個所で必要とする量に合わせることが できるような正確な定量供給機構を用意することにある。 本発明のもう一つの課題は、一旦選択した供給量が、間違って変えられるよう なことのない装置を作り上げることにある。 この課題は、本発明に従い、特許請求1に示した装置によって解決される。本 発明による優先的なその他の構成については、下位特許請求項に示してある。本 発明に従う装置は、輸送装置を装備しており、それによって、貯室に入っている 輸送される対象物は、出口を介して消費個所へ導くことができる。輸送装置は、 優先的にはエネルギーアキュムレータを備え、エネルギーアキュムレータは、弾 性復元力に対する移動装置によって、復元力の弱い第1位置から、復元力の強い 第2位置に移動できるようになっている。この復元力は、これを利用して、輸送 装置による物質輸送が行われる程の強さがある。さらに、本発明に従う装置は、 制御装置を備えており、この制御装置は、あらかじめ設定された時間間隔で、上 記移動装置を作動させるようになっている。 エネルギーアキュムレータは、優先的には、ばねが用いられ、このばねは、優 先的には、ピストンと一緒に作動する。あらかじめ正確に設定された輸送量がピ ストンによって送り出されるので、供給量は正確である。 送出ピストンは、優先的にはエンドストッパーと同時に働くので、それによっ て輸送量が限定される。このエンドストッパーは、優先的には変えられるように なっているので、輸送量はそれぞれの消費個所に合わせて設定することができる 。上述の仕様による装置は、特に、広い範囲にわたって、輸送物質の性状に依存 せず、かつ、環境条件に左右されることなく、一定の単位時間当たり希望輸送量 を設定できるという長所を備えている。 エンドストッパーによる限界設定方式は、エンドストッパーを装置とは別個の 部分に取りつけることができるという利点を持っている。この部分は優先的に構 成した装置の場合には、消費個所と直接的に連結されており、従って、例えば、 潤滑個所の潤滑ニップル孔にねじ止めされる。グリース溜めを交換する際、この 部分はエンドストッパーとともに、機械に取りつけられたまま残るので、グリー ス溜めを交換しても潤滑剤供給量は変わらない。エンドストッパーを使用してい るので、例えば供給時間を100日、200日、300日および400日として、あらかじめ グリース溜め容量を決めて供給することもできる。その際、使用者は、この部分 を、それぞれの消費個所に対して正確に位置決めされたエンドストッパーで、消 費個所の供給孔にねじ止めする。従って、グリース溜めを交換したり、グリース を補給したりした場合でも、対応する消費個所に、量的に変わらない潤滑剤が確 実に送り込まれる。 単位時間当たりの輸送量は、輸送を起動する時間間隔を変えることによっても 制御することができる。この場合にも、同じように装置と切り離した部分が装備 され、その部分は供給位置に残したままになり、制御装置にどのくらいの時間間 隔で輸送を行うかを指示するインジケータを構成する。 この装置は、切り離されて供給位置に残したままになる部分にピストン往復行 程をあらかじめ設定したインジケータと、輸送起動の時間間隔を指示するインジ ケータとを組み合わせたものとすることもできる。 輸送装置と移動装置は、輸送装置が自動的に復元力の高いその位置から復元力 の低い位置に引き戻されるように作られている。 このようなエネルギーアキュムレータを用いることによる利点は、貯室に入っ ている物質が、その都度短時間しか物質の輸送に必要とする圧力を受けないとい う点にある。もし、後述する実施例の場合のように、この輸送運動が12時間の一 定間隔で行われるとしても、その物質は一日当たりわずか数秒もしくは数分しか この圧力を受けないことになる。従って、潤滑グリースの分離や類似の事態は確 実に避けられ、一方では潤滑の確実性が向上するとともに、他方では分離しやす い物質でも潤滑に使用することができる。 第2位置での輸送装置の復元力は、常に、輸送に要する力よりも大きい。この ため、潤滑剤は貯室から消費個所へ比較的早く供給され、かつ、輸送過程は周囲 条件に支配されない。 温度が低く、従って潤滑剤の粘度が高い場合には、確かに、ばね圧力の負荷に よって生じる潤滑剤の剪断速度は低くなる。しかしながら、このことは、それぞ れにあらかじめ設定された量を輸送するための時間が高温時よりも若干長くなり 、従って、例えば、2分のところが3分になるというだけで、時間当たりの潤滑 剤供給量に変化はない。同じようなことは、通常の周囲温度よりも温度が上昇し て粘度が低下した場合にも当てはまる。この場合には、量的な変化は起こらず、 単に輸送時間が短くなるに過ぎない。 輸送に必要な力は復元力として調達されるので、弾性復元力を発生させる移動 装置は、比較的小型で軽量な形に作り上げられる。このため、コストが大いに節 減され、装置の大きさも小さくなる。 移動装置としては、優先的には、使い捨て電池または蓄電池によって駆動する 電動機を使用している。特殊カップリングによって、エネルギーアキュムレータ の所要イニシャルストレスは、ごく僅かな電動力で済むようになっている。 装置は、透明なケーシングまたは一部が透明なケーシングに収納することがで きる。これによって、潤滑剤残量および機能状態を目でみて簡単に点検すること ができる。 さらに、輸送行程の作動状態を点検するために用いる切り替えスイッチを装備 しており、これによって、その時々に設定されている輸送インターバルに関係な く機能状態を点検することができる。 本発明に関するその他の利点、特徴および用途については、以下に述べる実施 例で、図面と関連させて明らかにする。ここで: 図1は、図3に示した切断線I−Iに対応する垂直断面図として表した本発明 に 従う装置の実施例、 図2は、図3に示した矢印方向II−IIから見た図1と同じ実施例の側面図で、 外側ケーシングの一部は省略してある、 図3は、図1に示した線III−IIIに沿う水平断面図、 図4は、図1に示した実施例のブロック回路図、 図5は、本発明に従う装置の別の実施例を示した部分断面図、 図6は、本発明に従う装置のまた別の実施例を示した部分断面図、 図7は、本発明に従う装置のさらに別の実施例を示した部分断面図、 図8は、図7に示した実施例で使用されているレバーを上からみた図、 図9は、本発明に従う装置のさらにまた別の実施例を示した部分断面図、 図10は、本発明に従う装置のもうひとつの実施例を示した部分断面図、および 、 図11は、図1に示した実施例で使用するように用意されたグリース容器の側面 図である。 まず、図1から4までと関連づけて、本発明の第1実施例について説明する。 この実施例でも、また他の実施例でも、対象としているのはグリースを潤滑個 所に供給し、その際、潤滑剤の定量供給量を対応する装置によって変えられるよ うになっている装置である。 図1から3までに示した潤滑装置1は、主として円筒状をなしているケーシン グを備え、そのケーシングは、カバー部分2、ベース部分3および底床部分4で 構成されている。このケーシングは全体がプラスチック製で、優先的には透明な プラスチックが用いられる。カバー部分と底床部分はそれぞれ、ねじ6および7 を介してベース部分にねじ止めされている。 カバー部分2は、内部に円筒状の空洞8を形成しており、空洞内にはプラスチ ック製のバッグ10が取りつけられていて、定量供給されるグリースが入るように なっている。このバッグは、優先的には低密度ポリエチレンで作られる。 バッグは密閉した状態で潤滑剤供給者から購入することができる。ただし、そ のほかに、現場で、即ち、潤滑剤使用者のところで、適切な形のプラスチック製 バッグに潤滑グリースを充填し、カバー部分2に装入することもできる。 図2に示したバッグ10の上に配置されているプレート12は、その位置である程 度 のイニシャルストレスを確保するため、円錐形のばね13によってバッグ10の表面 に押しつけられている。ただし、ばね13のイニシャルストレスは、バッグ10に入 ったグリースに作用する圧力がごく僅か、優先的には約0.5barとなるように設定 されている。 べース部分3は、カバー部分2と同様に、円筒軸16を中心として主として回転 対称を成すように構成されており、上部の円形プレート15によってカバー部分2 と遮断され、その際、プレート15は複数の段差を持つ開口部17を備えている。こ の開口部17には、床底部分4と一体になった円筒形の短管18がはめ込まれ、その 短管も同様に円筒軸16を中心に回転対称を成すように構成され、かつ、円筒状の 内面19を備えている。ベース部分3の下部では、円筒状の内面19が伸びて、内ね じを切ってある空隙部20に至る。 開口部17の上部には、上方に鋭く突き出たエッジ23を持つリング22がねじ止め ないしは接着されている。このリングは、カバー部分をベース部分にねじ止めす る際、プラスチック製バッグとグリース溜めを分断するのに役立つ。 円筒形短管18の円筒状内面19には、中空円筒形のピストン30が往復運動できる ようにさし込まれている。ピストン30は、その上部に、シールリング33をはめ込 むリング状の第1空隙部32を、また、その下部には、シールリング36をはめ込む 円筒リング状の第2空隙部35を備えている。ピストンは、このシールリング33と 36によって、短管18の円筒状内面19に対してシールされる。ピストン30には内部 空孔38が貫通しており、その内部空孔はカバー部分2の方向に伸びて、円錐状の 空隙部39に至る。ピストンの下部では、空孔部38が円筒状の第1空隙部40まで伸 びており、さらにまたこの空隙部は円筒状の第2空隙部41まで伸びている。円筒 状の第1空隙部40には、ゴム製またはプラスチック製の円筒形パッキン42がはめ 込まれ、このパッキンは、(図には示していない)ばねによって、円筒状第1空 隙部の上面に押しつけられている。 ピストン30には、横腹を貫通した孔があけてあり、その孔に円筒形のピン50が 、例えば接着して固定されている。ピン50の円筒軸は、円筒軸16に対して90゜の 角度を成すように配置されている。 円筒形短管18は、図1に示したような空隙部52を備えており、これは、ピスト ン 30がピン50とともに円筒状内面19の内部を上下に移動できるように形成されてい る。 べース部分3のプレート15とピン50との間には、ばね54が取りつけられており 、その上端は、開口部17の段差部分に入り込んでいる。 図1には、ストップリミッター60を、ベース部分3から別に取り出して示して ある。ストップリミッターには第1ねじ込み連結部62がついており、ねじ込み連 結部には外ねじが切ってあって、空隙部20にねじ込むことができるようになって いる。ねじ込み操作は、第1ねじ込み連結部62につながっている外側六角ロッド 63によって簡単に行われる。外側六角ロッド63の第1ねじ込み連結部62に向いて いない側には、第2ねじ込み連結部64が用意されており、その寸法は、このねじ 込み連結部が潤滑ニップルを受け入れる機械側の孔にねじ込めるように選定され ている。 ストップリミッター60には空孔67が貫通しており、その空孔は、第1ねじ込み 連結部で円筒状に伸びた部分68を持ち、その延長部分の直径は、ピストン30の外 径よりもごく僅か大きくなっている。この円筒状空隙部68によって、ストッパー 肩甲部69が形成されている。 ほぼ外側六角ロッド63が装着されている範囲内で、空孔67は下方に開いた円錐 形の拡長部70を備えていて、その中に鋼球72が入っている。鋼球72は、ばね74に よって円錐形拡長部70に押しつけられており、その際、このばね74は、ねじ込ま れたリング76に落とし込まれている。円錐形空隙部70、鋼球72およびばね74の組 み合わせによってボールバルブが構成されている。 図2と3にのみ表示してあるが、ベース部分3には電動機80が取り付けられて おり、その駆動軸81は、ピン50の円筒軸と平行に配置されている。 電動機回転軸81にはドライビングピニオン82が固定されており、そのピニオン は第1歯車83と噛み合い、第1歯車はサポーター84に保持された軸85に軸受け支 持されている。第2ピニオン86は、第1歯車83と同心を成して回り止め連結され ており、その回転運動は第2歯車87に伝達される。この第2歯車は、同じように サポーター84に保持された軸88に軸受け支持されている。第3ピニオン89は、歯 車87と同心を成して回り止め連結された上、第3歯車90を駆動する軸88に取り付 けられており、この第3歯車の回転運動はさらに、これと同心を成す第4ピ ニオン91を介して第4歯車92に伝達され、その第4歯車は同様に回転できるよう に軸88に軸受け支持されている。 特に図2ではっきり判るように、この第4歯車92には、4つの円筒形プッシュ ピン94、95、96、97が固定されており、その外径は円筒形ピン50の外径とほぼ等 しくしてある。これらのプッシュピンは、歯車92の回転軸を取りまいて円を描く ように配置されており、それぞれ90゜の円弧角で分配されている。ピン50、歯車 およびピニオンならびにプッシュピン94から97までは、優先的には金属製で、特 に鋼製を再優先とする。 歯車92の回転平面に平行し、かつ、プッシュピン94から97までによって作動す るように、電気式のリミットスイッチ99を装備している。 べース部分3の空洞内には、3個の電池100が収納され、この電池は、特に、電 動機80の駆動エネルギーを供給する。 装置は、図4に図式的にのみ示された電気回路開閉スイッチによって制御され る。電池100の電圧は、中継リレー101を介して電動機80に送られる。制御装置10 2は、タイマー104、リミットスイッチ99、(図には示してないが)優先的にはベ ース部分3に固定されていて外部から実行できる手動操作コンタクトスイッチ10 6からの信号を受信し、さらに(図には示してないが)底床部分4に固定されて いる安全スイッチ108が、ストップリミッター60が空隙部20にねじ込まれていれ ば、オンになり、制御装置102はここからの信号も同様に受信する。 次に、この実施例の機能について説明する: 図に示した潤滑装置は、バッグ10に150mlの潤滑グリースが入るようになって いる。勿論、潤滑装置の容器はこれより大きくすることもできるし、小さくする こともできる。用意されている量は150mlであるから、(実施例の場合)1日に 2回給油作動すれば潤滑個所に毎日希望量のグリースが供給されるように、スト ップリミッター60を選定する。 選定したストップリミッター60を、その第2ねじつきブッシング64によって、 対象とする機械部分の対応する潤滑剤供給口にねじ込む。続いて、底床部分4と 合体したベース部分3を、ストップリミッター60の第1ねじ込みブッシング62に ねじ込む。潤滑グリースを新しく充填するかもしくは補給充填したバッグ10をベ ース部 分3のプレート15に載せた後、カバー部分2をねじ止めする。そうすると、打ち 抜きリング22がバッグ10を貫通するので、バッグは、円筒形短管の内腔19側とピ ストン30の内腔38側に開口する。 さらに、潤滑剤を交換する都度、電池100を新しい電池に交換するか、もしく は使用している蓄電池を新たに充電した蓄電池に取り換える。ストップリミッタ ーをねじ込めば、安全スイッチ108は作動状態にはいる。 タイマー104は、制御装置102に対しきっかり12時間ごとにインパルスを送るよ うに設定されており、その制御装置は、これにより接続リレー101を介して、電 流回路を接続し、電動機80にエネルギーを供給するようになっている。それによ って電動機80は回転状態に入り、第1、第2、第3および第4ピニオン、ならび に第1、第2および第3歯車で構成された減速機を介して、第4歯車92を駆動す る。それによって、第4歯車92は図2に示した状態で、時計回り方向にゆっくり 回転する。第4歯車92の回転にともなって、それに固定されているプッシュピン 94から97までも位置を変える。この回転によって、図2にピン97で示したように 、プッシュピンがピストンに固定されているピン50と接触する。図2ではピン50 を2つ図示してあるが、その下限位置が50’で、また上限位置が50で表されてい る。ピン50は、プッシュピンと接触すると円筒軸16に沿って上方に垂直移動する 。ピン50が図2で示した上限位置に達すると直ちにプッシュピンとピン50が離れ て、ピン94との関係で示した状態となる。同時に、図2ではピン95として示した 別のピンがリミットスイッチ106に接触し、リミットスイッチは制御装置102にイ ンパルスを発信して電動機への電流供給を遮断し、すべての駆動機構を停止させ る。ピン50の上方移動に伴って、ばね54は圧縮される。ばね13の作用によって、 ピストン30と短管18との中にはグリースが一杯に充填され、空隙部68では真空度 が高まるので、ピストン30の上方移動に応じて空孔19内にグリースが送り込まれ る。これは、バルブフラップ42が開いて、グリースがストップリミッター60の空 隙部68に流れ込むことによる。ピストンがその上限位置に到達すると同時に、グ リースの押し出しは終了し、バルブフラップ42が閉じる。 エネルギーアキュムレータとして働くばね54によって、ピン50はピストン30と ともに再び最初の位置までゆっくり押し下げられる。その際、空隙部68に入って いるグリースは下方に押し出され、それによって、ボールバルブ72、74が開いて 、グリースは機械側の潤滑孔に送り込まれる。ピストン30は、ばね54の反発力に よって、ピストンの下限まで下降し、ピストンの端末ストッパーとなる空隙部68 の肩甲部69に突き当たる。装置はタイマー104によって次のインパルスが発信さ れるまでこの位置に留まり、そのインパルスを受けて次の輸送行程を開始する。 ばね54によるピストンの移動は、任意の低速時間で行わせることができるので、 輸送量はその時のピストン往復行程には依存するが、温度の影響を受けて変化す る潤滑グリースの粘度には左右されない。温度が低く、従って潤滑グリースの粘 度が高い場合には、ピストンが再び出発点に戻って肩甲部69に到達するまでに必 要な時間が長くなるだけである。ばね54は、如何なる場合でもグリースを押し出 すのに必要な力を備えているように十分の強さで設計されているので、潤滑量は 、機械側内部での流動抵抗によっても変化しない。ばねは、約20barに加圧でき るように設計して製作すればよい。 電動機は著しく減速されているので、電動機によってもたらされるトルクは、 如何なる場合でも、単にばね54を圧縮するのに十分なだけでなく、低温で粘度が 高い場合でもピストンを出発点から輸送点に移動させる能力を備えている。所要 トルクは、装置内の流路を短かくするとともに直線的に走らせ、かつ流路断面積 を相対的に大きくして、装置内流動抵抗を相対的に小さくすることによっても軽 減される。 ケーシングは全体を透明板で構成してあるので、常時、グリース残量および装 置の作動状態を外部からチェックすることができる。さらに、操作盤106を装備 しており、いつでも手動操作で輸送をスタートさせることができる。このため、 サービス員は、装置を点検する際に輸送機構を起動し、ケーシングの透明な壁を 通して輸送行程を観察することができる。 特に長所として挙げられるのは、ねじ込みできるストップリミッター60を選択 していることである。円筒状空隙部68の長さとそれに伴うエンドストッパーとな るストップリミッター69の位置は、1往復行程当たりの吐出量があらかじめ設定 した量と一致するように選定されている。例えば、バッグ10に入った150mlのグ リースを200回のピストン往復動(12時間間隔で1日2回×100日)で送り出さな けれ ばならないとすると、円筒状空隙部68とストップリミッター69は、1往復行程当 たりの吐出量が0.75cm3となるように設計される。1行程当たりの吐出量を増減 したい場合には、空隙部68の長さをそれに応じて変え、肩甲部69を実施例として 図示した位置よりも、(増量する場合には)下に下げ、(減量する場合には)上 に上げればよい。 潤滑装置を交換する際には、ストップリミッターは機械側にねじ込まれたまま 残し、適切に装備された新しいケーシングのみをストップリミッターにねじ込め ばよい。従って、潤滑装置を交換しても、一度ストップリミッターによって限定 された吐出量は変わらないので、サービス員による設定ミスが避けられる。 さらに、ストップリミッターには、それぞれの場合の吐出量に応じて、色を変 えてマーキングすることができるので、それぞれの潤滑個所に供給される吐出量 がどのように選定されているかが一目で判る。換言すれば、グリース貯蔵量が何 日で潤滑個所に供給されるかを表示することができる。 本発明に従う装置を構成するに当たって本質的に重要なのは、ピストン往復動 の終点が、その下側終点、従って気筒容積はストップリミッターによって変わる ことがあっても、その上側死点は常に変わらないということである。それによっ て、装置自体の構造に手を加えることなく、輸送量を正確に定量供給することが できる。ピン50とプッシュピン94から97までとの連携作動によるピストンの駆動 は、エンドストッパーの位置とは無関係に、構造体の範囲内で行われる。このた め、ストップリミッターを適切に選定する以外には全く調整を必要とせず、簡単 かつ極めて正確に輸送量を定量供給することができる。 本発明に従う装置で、これに代わる実施例を次ぎに図5と関連づけて説明する 。 この実施例の場合には、カバー2およびベース部分3ならびに詳細には述べて いない部分は、図1から3までに示した実施例と同様の方式で構成されている。 この実施例の場合に対応する方式では、底床部分204に、内ねじ221を切った円 筒形のアタッチメント220がついている。 この円筒形アタッチメントには、短管219が連結され、その短管の上部は、図1 1に示したような容器か、または図2に示したような容器のいずれかと連携作動 するようになっている。 図示した例では、図11に示した容器がねじ込まれるようになっている。円筒形 短管119の内面と容器との間のシールには、パッキン220が用いられている。 このパッキン220の下には、パッキン220を載せるリング状の第1接触面222が あり、さらに、パッキン225を載せるリング状の第2接触面224がある。このパッ キン225の下には、詳細には図示していない方法で、ディスクバルブとして作動 するプレート228が装入されている。 円筒形短管219の中には、同様に円筒形のピストン230が移動できるように収納 されている。このピストンの上側部分には貫通孔232が通っており、その貫通孔 には球状の空隙部234が隣接している。この球状空隙部にはボール236が装入され 、そのボールは、空隙部234および貫通孔232と連携作動して、ボールバルブとし ての機能を発揮する。 円筒状の圧縮ばね238は、球状の空隙部234に対してボール236を押しつけ、貫 通孔232を封鎖する。 ばね238は、図1に示したピン50と機能を同じくする円筒形のピン250の上に支 持されている。この円筒形ピンはピストン230を貫通しており、かつ、円筒形短 管219の縦方向空隙240の中を移動できるようになっている。 円筒形短管とピストンとの間をシールするため、上側の部分には、ピストンの対 応する空隙部にはめ込まれた0リング242が、また、下側部分には0リング244が 用いられている。 図1の場合と同じように、ピストンの行程を制限するため、この図では底床部 分204にねじ込まれている行程リミッターもしくはストップリミッター260を装備 している。このストップリミッター260には、底床部分204にねじ込まれる円筒形 第1アタッチメント262と、機械側の一般的な潤滑剤供給孔にねじ込まれる円筒 形第2アタッチメント264がついている。ここにも、ねじ込み作業用には六角ロ ッドが用意されている。 ストップリミッターには貫通した空洞268があいており、それによって、潤滑 剤を潤滑個所まで輸送できるようになっている。ピストンの往復動を制限するた めには、リング状のアタッチメント270が用意されている。 この実施例の機能は下記の通りである: (図には示してないが)カバー部分(グリース容器)は短管219の内部と流路的 に連結されている。グリースは、僅かな力で作動するようにイニシャルストレス のかかったばねによって短管219に向けて加圧される。ピン250は、図1から3ま でに示した実施例について説明したと同じ方法で、電動機および減速機によって 上方に持ち上げられる。その際、ディスクバルブ228は閉じられている。ディス クバルブの下側空間と貫通孔232に入っている潤滑剤が、ボール236に圧力をかけ 、それによって、ボールは押し下げられて、球状空隙部234とボール236との間に 空洞が生じる。そのため、グリースはピストン内に流れ込む。 ピストンがその上部死点を越えると同時にボールバルブが閉止し、図1から3 までに示した実施例の場合と同様に、ピストンはイニシャルストレスのかかった ばね54によって、ストップリミッター260の方向に押される。このとき、ピスト ン内に入っているグリースは、貫通孔268を通って潤滑個所へ輸送される。 ピストンが下方に向かって移動する際、貫通孔232の領域には真空状態が発生 して、ディスクバルブ228が開く。さらに、発生した真空状態は、カバーに取り 付けられているばね13によって支援され、生じた空間にグリースが流れ込むよう に作用する。 ピストンは、下降してピストンの前方端末がストッパー270に突き当たるまで 、ばねの作用を受けて移動する。 ストッパーの位置を、その中心線251a、b、c、d、eでいろいろ図示したように 選択すれば、それに応じて設定されるピストン往復行程の長さが変わり、ピスト ン1行程当たりの送り量も変えられる。 前述した実施例の場合と同様に、種々のストップリミッターを装備することが でき、それによってピストン行程の長さを変えることができる。潤滑装置を交換 する際、ストップリミッターはそのまま機械側に残されるので、潤滑個所へ単位 時間当たりどれだけの量の潤滑剤が注入されるかは、ストッパーの位置で自動的 に定まる。 図1に示した実施例と比較して、この実施例が優れている点は、グリースを吸 引するのに必要な距離が最小限に抑えられることである。この装置の場合には、 グリースが流れる距離がごく僅かで済み、その上、流れを妨害する要素が少ない し、 また、ピストンが下降する際に強力な真空状態が発生するので、周囲温度が非常 に低くても、ピストンによって形成される空間にグリースを十分送り込むことが できる。 この実施例のその他の機能は、図1から3までについて説明した通りである。 さらに別の実施例について、図6と関連づけて説明する。この実施例では、円筒 形短管とその中を移動するピストンの構成を除いては、図1から3まで、および 図5に示した実施例の場合と同様である。 円筒形短管300の内部では、鋼製またはプラスチック製の円筒形ステアリング ロッド301が移動できるようになっている。円筒形短管300の上部には、管の中央 に向かって円錐状に広がる孔303があいており、潤滑剤はその孔を通って容器か ら円筒形短管300の中に流入する。この孔の円錐状壁面は、同時に、円形断面を 備えたバルブリング304に対するストッパーの役割も果たす。 ピストン305は、図6では2つの状態で示されており、図の左半分は吸引行程 、右半分は吐出行程を表している。 ピストンには貫通孔307があり、その直径はステアリングロッド301の直径より 大きい。この貫通孔307はバルブリング309によって封鎖されるようになっており 、そのバルブリングは、片側をピストンの内壁で、また反対側を、移動できるよ うにステアリングロッド301に軸受保持されているリング311で支持されている。 円筒形短管の上部には第2リング313が設けられており、例えば、クロスピース または類似の部品を介して、この円筒形短管に固定されている。このリングは、 バルブリング304のストッパーとして機能する。 ステアリングロッドには、さらに、下部ストッパー315と上部ストッパー316が 取り付けられている。 この実施例の機能は下記の通りである: 図5に示した実施例の場合と同様に、円筒形短管、ピストンおよびバルブリン グの連携作動によって、流路がグリース容器の内部につながっている第1室320 、第2室321ならびに第3室322の3つの空間が形成される。 図6の左半分で示したようにピストンが上方に向かって移動する際には、ピス トン底面がバルブリング309から離れ、グリースは第2室321から第3室322に流 れ込む。 ピストンは電動機によって上方に動かされるので、潤滑剤の粘度を克服するのに 十分な駆動トルクが用意されている。 ピストンが上昇する間、第1室320はバルブリング304によって封鎖されている ので、グリースが容器に逆流することはあり得ない。 ピストンが上部死点に到達すると同時に、電気的駆動回路は遮断され、ピスト ンはばねによって押し下げられる。このとき、バルブリング309とピストン底面3 05との間の空間は閉鎖されるので、潤滑剤は下方に押し出され、潤滑個所に送ら れる。ピストンが下降すると第2室321には負圧が生じ、同じように下降するス テアリングロッドの摩擦と結びついて、バルブリング304はストッパー313に当た るまで移動することになる。従って、第1室320との連結が開かれて、グリース は第2室321に流れ込む。この流動過程は、カバーに取り付けられているばね13 によって支援される。 この実施例の場合にも、グリース容器と第1室320との間の吸引路は最小限に 抑えられているので、低温の場合でも全く問題なく潤滑グリースが流入するとい う長所を備えている。 さらにその他の実施例を、図7および図8と関連づけて説明する。 この実施例は、構成上ではこれまで述べてきた実施例と一致している。しかし ながら、前述した実施例のクロスピン50ないしは250に相当するピン350を上方に 向かって移動させる方法が異なっている。 この実施例では、図2に示した実施例の場合と同様に、4本のプッシュピン94 を備えており、そのプッシュピンは減速機によって回転させられ、円周上の位置 を変えるようになっている。 ただし、図2に示した形とは違って、この場合には、プッシュピンは直接にピ ン350に作用するのではない。ここでは、回転できるように軸362に軸受け支持さ れたレバー360が装備されている。レバー360と軸362は、プレート364を介して連 結されている。 プッシュピン94と連携して作動するレバーの前方部分にはくぼみ361がついて おり、プッシュピン94と簡単に噛み合うようになっている。 レバー360は先端が曲がっており、その曲がった端末370は、テンションスプリン グ372を介して固定部に連結されている。図8を見れば判るように、レバー360は 湾曲させてある。これは、レバー360が円筒形短管19ないしは219の周りを囲むこ とができるという利点を持っている。 レバーは、(図7に示した)その下側位置に来ると、リミットスイッチ375を 押す。 この実施例の機能は下記の通りである: 制御装置によって、(図7、8には示してないが)電動機が運転に入ると、直 ちに歯車が回転し、プッシュピン94は円周軌道を上向きに移動する。この際、図 7の下の方に示してあるように水平になっているレバー360にプッシュピンが接 触する。それからプッシュピンはレバー360を上方に持ち上げ、それと同時にピ ン350も上方に持ち上げられる。この際、レバー360は、軸362の周りを旋回する 。 レバー360は、一定の距離まで上がると、プッシュピン94との噛み合いが外れる 。そうすると、レバーは下降し、テンションスプリング372によってリミットス イッチ375の方に引き寄せられる。そこでリミットスイッチから制御装置にイン パルスが送られ、電動機駆動回路は再び遮断される。 本発明に従うさらにもうひとつの実施例を、図9と関連づけて説明する。 この図9に表示されている連結部品400は、図1ではストップリミッター60、図 5ではストップリミッター260として図示されているものと同じである。連結部 品400には、外ねじを切った円筒形アタッチメント402がついており、そのアタッ チメントによって、連結部品を、機械側の潤滑剤供給孔にねじ込むことができる ようになっている。 連結部品には、もうひとつ(付随的にしか図示してないが)外ねじを切った円 筒形第2アタッチメントがついているので、そのアタッチメントによって、図底 床部分204および図1の底床部分4に相当する底床部分404に連結部品をねじ込む ことができる。ただし、図1および図5に示した形とは違って、この場合には、 底床部分404に操作装置406が取り付けられており、その操作装置は、互いに隣接 して配置された4個のマイクロスイッチ408がついている。 この連結部品は、リング状のプレート410を備えており、その上に、リング410 の平たい表面414から張り出しているリング412がかぶされている。 この実施例の機能は下記の通りである: 連結部品400を機械にねじ込み、次に、容器を低床部分404とともに、連結部品 にねじ止めする。その際、リング412は(内側から数えて)3番目のマイクロス イッチを作動させる。 図4の制御装置と同様に構成された制御装置が、操作装置406の位置の確認を する。マイクロスイッチを押す都度、ピストンを作動させる時間間隔が変わる。 従って、マイクロスイッチによって時間を調整することができる。即ち、マイク ロスイッチ1から4までを、24時間当たり1回、2回、3回または4回の作動行 程として設定することができる。 連結部品400は、ストップリミッター60および260と同様に、機械側に取り付け たまま残すことができるので、新しい容器に取り換えた場合でも、自動的に正確 な時間制御が行われる。 図9に示した時間制御を、図1および5について説明したストップリミッター と組み合わせると、特に有利である。 1日に1インパルス、4インパルスまたは16インパルス発信する3個のマイク ロスイッチを備えた操作装置を使用し、ピストンの作動を0.25cm3ずつ3段階に 変えることができるとすると、その組み合わせは次のようになる: 従って、このようにそれぞれ僅か3つのバリエーションによって、潤滑グリー スは少量供給から大量供給まで、必要に応じて問題なく送り込むことができる。 この場合でも、連結部品は機械側に取り付けたままなので、容器を交換しても自 動的に正確な供給量が設定される。 ここで、上記実施例ではグリース容器の形が変わっている点について、図10お よび11と関連づけて説明する。この装置の構成は、グリース受け入れ室およびグ リース容器の形を除いて、図1から4までに示したものと全く同じである。ただ し、この場合、図1から4までに示した形との相違点として、円筒形短管118側 に、鋭いエッジ23を備えたリングをねじ込んだり、あるいは接着したりするので はなく、短管118の上部に内ねじ122が切られている点を挙げることができる。 図11に示したグリース収納バッグ110は、バッグ10と同様にポリエチレン製で はあるが、完全には密閉されていなくて、その(図11に示したように)下側111 に、外ねじ113のついた円筒形アタッチメント112が取り付けられている。 この形の場合、外ねじ113つきのバッグ110は、グリース交換の際には、円筒形 短管118の内ねじ122にねじ込まれる。このように形成すれば、バッグ10に関連づ けて述べた形よりも密閉性が高まるという利点がある。バッグと円筒形短管118 との間の密閉性は、ねじ込み方式によるパイプ連結部のシーリング専門家によく 知られているようなシールリングおよび、またはシールエッジを用意することに よっても高めることができる。 さらに、このように形成しておけば、円筒形アタッチメント112は、輸送中、 簡単なねじつきキャップで密閉することができるので、グリースバッグ110の輸 送が楽になる。また、このように形成しておけば、グリース容器への再充填も、 対応するねじつきの再充填装置を用いて簡単に行うことができる。 グリースを吐き出しやすくするためには、グリース容器の下側部分111を、グ リース容器の他の部分よりも強化することができる。 ここに示した実施例の場合、各行程ごとの電動機回路遮断はリミットスイッチ によって行う。リミットスイッチを用いる代わりに、ステッピングモータとして 構成された電動機を用いて、インパルス送信後その都度、歯車92とそれに伴うプ ッシュピンが正確に90゜だけ回転するまで、電動機を回転させることもできる。 実施例で示した4本のプッシュピンとピン50、250とによる駆動機構の代わり に、クランク機構を用いて、ピストンをその上部死点に導くこともできる。この ようなクランク機構は、例えば、ピン50を長くし、歯車92(および駆動装置の対 応する部分)を、歯車の軸がピン50の軸と垂直になるように配置することによっ て実現することができる。その際、歯車92にはプッシュピン94のみを固定し、ピ ストンが肩甲部69にぴったり接しているとき、プッシュピンは下側のストップリ ミッター60に向いた位置にある。歯車が回転すると、プッシュピン94は円筒形の ピン50に接触し、そのピンを180゜回転させて、上部死点まで持ち上げる。続い てさらに歯車92は同じ方向(または逆方向)に180゜回転するので、ピン94は再 び下側の元の位置に戻る。この実施例の場合には、ピン95、96および97は必要と しない。同様の方法で、180゜位置をずらした2本のプッシュピンまたは120゜位 置をずらした3本のプッシュピンを用いて、180゜ないしは120゜回転させてもよ い。 上述のクランク機構に代えて、一般的なクランク機構を利用し、例えば、歯車 92に固定したクランクシャフトに、ピストン30と連携作動するクランクを回転で きるように取り付けることも考えられる。 例えば、周知の気体放電によって作動するグリースカップは、通常、空になる と捨ててしまう使い捨てグリースカップになっているが、本発明に従う潤滑装置 は、何度でも再使用することができる。従って、余計な廃棄物を出さないで済む 。電気によって駆動するので、運転中に化学物質が放出されることもない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.供給する物質をある程度の量受け入れるための貯室; 貯室に入っている物質を消費個所に送る際に通過する出口; 物質を貯室から出口を介して消費個所へ輸送するための、排出原理に従って作 動する輸送装置を備えた、 液体または粘性体の物質を消費個所まで定量供給する装置および、特に、潤滑 剤を潤滑個所まで定量供給する装置は、輸送装置が排出機構を備えており、その 排出機構は第1位置から第2位置に移行することができ、第1位置から第2位置 への移行中に物質が消費個所へ送られること、 上記排出機構を、上記第1位置から上記第2位置へ移行させるための移動装置 を備えていること、 単位時間当たりどれだけの量の物質が消費個所へ送られているかを表示するイ ンジケータ装置を備えていること、および、 上記インジケータ装置によって確認された情報に基づいて、上記移動装置を制 御し、消費個所に希望する単位時間当たりの物質量を供給するための制御装置を 備えていること、 を特徴とする液体または粘性体を消費個所へ定量供給する装置。 2.請求項1に従う装置は、少なくとも2つの互いに隔離することのできる部分 を備えており、 その第1部分には少なくとも上記貯室が含まれ、また、その第2部分には少な くとも上記インジケータ装置が含まれているとともに、上記第2部分を消費個所 に固定できるようになっていることを特徴とする液体または粘性体を消費個所へ 定量供給する装置。 3.少なくとも請求項1または2のいずれかに従う装置は、上記インジケータ装 置が、移動装置によって輸送装置を時間単位で何度作動させるか決める信号を発 信することを特徴とする液体または粘性体を消費個所へ定量供給する装置。 4.請求項1または2に従う装置は、移動装置によって輸送装置が作動する都度 、どれ位の量を排出すべきか設定するインジケータ装置を備えていることを特徴 と する液体または粘性体を消費個所へ定量供給する装置。 5.請求項3および4に従う装置は、インジケータ装置が、移動装置によって輸 送装置を作動させる時間間隔を設定する第1インジケータ要素および、輸送装置 が移動する行程ごとの排出機構の気筒容積を設定する第2インジケータ要素を備 えていることを特徴とする液体または粘性体を消費個所へ定量供給する装置。 6.請求項1から5までの中の少なくとも1つに従う装置は、輸送装置が、弾性 復元力に対して変形するようになっているエネルギーアキュムレータを備え、そ のアキュムレータは復元力の弱い第1位置から復元力の強い第2位置に移動する ようになっていて、この強い方の復元力は、物質を出口から送り出すのに十分な 大きさを持っていること、移動装置が、上記エネルギーアキュムレータを上記第 1位置から第2位置に移行させること、および、 制御装置が、あらかじめ設定された時間間隔でアキュムレータを第1位置から 第2位置へ移行させるように働くこと、を特徴とする液体または粘性体を消費個 所へ定量供給する装置。 7.請求項6に従う装置は、輸送装置がバルブを装備しており、そのバルブは、 室内に作用している圧力があらかじめ決められた限界値を越えると同時に開くよ うになっていることを特徴とする液体または粘性体を消費個所へ定量供給する装 置。 8.請求項6または7に従う装置は、エネルギーアキュムレータがばねとして形 成されていることを特徴とする液体または粘性体を消費個所へ定量供給する装置 。 9.上記請求項の中の少なくとも1つに従う装置は、輸送装置が、シリンダーの 中で導かれるピストンを備えており、そのピストンは、エネルギーアキュムレー タの上記第2位置から上記第1位置へ移行する際に、気筒容積を減少させ、それ に伴って供給物質を排出させるように機能することを特徴とする液体または粘性 体を消費個所へ定量供給する装置。 10.請求項9に従う装置は、上記ピストンが、インジケータ要素として用意され ているリミットスイッチと連携作動し、そのリミットスイッチは、ピストン1行 程ごとに輸送される物質の量を限定するようになっていることを特徴とする液体 または粘性体を消費個所へ定量供給する装置。 11.請求項6から10までの中の少なくとも1つに従う装置は、上記移動装置が、 エ ネルギーアキュムレータを第1位置から第2位置に移行させるために電動機を装 備しており、その電動機は、運動伝達装置を介して上記エネルギーアキュムレー タと連結されていることを特徴とする液体または粘性体を消費個所へ定量供給す る装置。 12.請求項9および11に従う装置は、上記ピストンに、運動伝達装置と連携作動 するストッパーがついており、かつ、運動伝達装置には、その他に、少なくとも 1つのカムを備えた回転ディスクが取り付けられていて、そのカムは、ディスク の回転によって上記ピストンを上記第1位置から上記第2位置へ移行させるため 、上記ストッパーと連携作動するようになっていることを特徴とする液体または 粘性体を消費個所へ定量供給する装置。 13.請求項12に従う装置は、上記ディスクに4つのカムが取り付けられており、 それらのカムは互いに等しい円周角をとってディスクに配置されていること、お よび、ディスクが、ピストンを上記第1位置から上記第2位置へ移動させるため 、その都度90゜回転するようになっていることを特徴とする液体または粘性体を 消費個所へ定量供給する装置。 14.請求項12または13に従う装置は、上記ストッパーおよび上記カムが、上記第 1位置に到達したピストンの状態には関係なく、ピストンを第2位置へ移行させ るように形成されていることを特徴とする液体または粘性体を消費個所へ定量供 給する装置。 15.請求項11から14までの中の少なくとも1つに従う装置は、運動伝達装置が多 段の歯車伝導装置となっており、その伝導装置は上記ディスクと電動機を連結し ていることを特徴とする液体または粘性体を消費個所へ定量供給する装置。 16.請求項1から15までの中の少なくとも1つに従う装置は、供給する物質を収 納するための貯室が本質的には円筒形を成しており、かつ、本質的には円筒形の フレキシブルバッグを装備し、そのバッグの中に供給物質を受け入れるようにな っていることを特徴とする液体または粘性体を消費個所へ定量供給する装置。 17.請求項16に従う装置は、バッグが、貯室内に突き出ていて鋭いエッジを備え た短管を介して上記輸送装置に連結されていることを特徴とする液体または粘性 体を消費個所へ定量供給する装置。 18.請求項16に従う装置は、フレキシブルバッグがねじによって連結され、その ねじが、フレキシブルバッグと輸送装置に取り付けられていることを特徴とする 液体または粘性体を消費個所へ定量供給する装置。 19.請求項2または3に従う装置は、インジケータ要素が、上記第2部分に固定 された張り出し部分として構成され、かつ、上記インジケータ要素は操作装置と 連携作動して、上記制御装置をコントロールするようになっていることを特徴と する液体または粘性体を消費個所へ定量供給する装置。
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