JP3505492B2 - 注文管理システムおよび注文管理方法 - Google Patents

注文管理システムおよび注文管理方法

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JP3505492B2
JP3505492B2 JP2000269650A JP2000269650A JP3505492B2 JP 3505492 B2 JP3505492 B2 JP 3505492B2 JP 2000269650 A JP2000269650 A JP 2000269650A JP 2000269650 A JP2000269650 A JP 2000269650A JP 3505492 B2 JP3505492 B2 JP 3505492B2
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哲也 川瀬
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ファインフーズ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は注文管理システム
等に関し、特に、注文管理業務等の省力化を推進する技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、飲食店等においては、店員が顧客
の注文を聞いて伝票に記入していた。また、飲食後、顧
客がこの伝票を支払いブースに提示すると、店員が料金
の精算を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような伝票を用いた注文管理方法には次のような問
題点があった。
【0004】従来の注文管理方法においては、受注や精
算を店員が行うため、店員が多数必要であった。このた
め、飲食店等においては経費のうち人件費の占める割合
が高かった。また、顧客によっては注文するまでの時間
が長いため、店員の注文待ち時間が長くなることがあっ
た。店員の注文待ち時間が長くなると店員の労働効率が
低下し、やはり、人件費が高くなる。
【0005】さらに、受注や精算を店員が行うため、受
注や精算の際の人為ミスを防止することが困難であっ
た。とくに、多品種を扱う居酒屋などではこのような問
題が顕著であった。
【0006】この発明は、このような従来の注文管理方
法等の問題点を解決し、人件費が低廉で、かつ、受注や
精算の際の信頼性が高い注文管理システム等を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【発明の作用および効果】請求項1の注文管理システム
は、メニューを記憶させた記憶手段と、表示部と、入力
手段とを備え、表示部に表示されたメニューの中から入
力手段を介して選択された注文品およびその個数を特定
する顧客の注文情報を入力する顧客側端末装置であっ
て、注文情報が入力されると、入力された注文情報と顧
客側端末装置を識別するための端末識別情報とを対応づ
けた端末別注文情報を生成する顧客側端末装置と、顧客
側端末装置から接触的にまたは非接触的に端末識別情報
を取得するとともに、端末識別情報を取得した顧客側端
末装置についての前記端末別注文情報に基づいて得られ
た料金情報に基づいて、当該顧客側端末装置についての
精算料金を表示する料金精算装置とを備えたことを特徴
とする。
【0008】 また、請求項11の注文管理方法または
請求項12のプログラムを記録した記録媒体において
は、メニューを記憶させた記憶手段と、表示部と、入力
手段とを備え、表示部に表示されたメニューの中から入
力手段を介して選択された注文品およびその個数を特定
する顧客の注文情報を入力する顧客側端末装置と、顧客
側端末装置についての精算料金を表示する料金精算装置
とを有するコンピュータシステムを用いて、顧客からの
注文を管理する方法またはプログラムを記録した記録媒
体であって、顧客側端末装置から入力された注文情報と
顧客側端末装置を識別するための端末識別情報とを対応
づけた端末別注文情報を顧客側端末装置から取得し、取
得した端末別注文情報に基づいて演算を行い顧客側端末
装置ごとの料金情報を生成し、顧客側端末装置から接触
的にまたは非接触的に端末識別情報を取得した料金精算
装置に当該顧客側端末装置についての精算料金を表示さ
せるために、前記生成した料金情報を送信することを特
徴とする。
【0009】したがって、顧客側端末装置から注文情報
を入力するだけで、注文情報と端末識別情報とを対応づ
けた端末別注文情報が自動的に生成される。このため、
たとえば、顧客に注文情報を入力させるだけで、顧客ご
との注文を正確に早く把握ことができる。さらに、たと
えば、顧客が料金精算装置に顧客側端末装置を接触させ
たり近接させたりするだけで、前記端末別注文情報に基
づいて得られた当該顧客側端末装置についての精算料金
が自動的に料金精算装置に表示される。このため、たと
えば、表示された精算料金を顧客が料金精算装置に投入
するようにしておけば、店員が伝票を見て料金の精算を
行なう必要もない。
【0010】また、受注や精算に人手を介在させないの
で、受注や精算における人為ミスの発生を防止すること
ができる。このため、低廉で、かつ、受注や精算の際の
信頼性が高い注文管理システムや注文管理方法等を実現
することが可能となる。
【0011】請求項2の注文管理システムにおいては、
顧客側端末装置により生成された端末別注文情報を無線
通信手段を介して取得し、取得した端末別注文情報に基
づいて演算を行い顧客側端末装置ごとの料金情報を生成
する中央管理装置を備え、料金精算装置は、中央管理装
置により生成された顧客側端末装置ごとの料金情報を取
得して顧客側端末装置についての精算料金を表示するこ
とを特徴とする。
【0012】したがって、顧客側端末装置により生成さ
れた端末別注文情報を無線通信手段を介して取得するこ
とで、顧客が移動した場合であっても、中央管理装置
は、移動先から同じ顧客側端末装置からの端末別注文情
報を得ることが可能となる。また、精算を行う場合、料
金精算装置の設置場所にかかわらず、顧客側端末装置を
移動することができる。このため、容易に精算を行うこ
とができる。
【0013】請求項3の注文管理システムにおいては、
中央管理装置は、注文品の引き渡しが可能となったこと
を示す引き渡し可能入力を受けると引き渡し可能信号を
生成し、顧客側端末装置は、中央管理装置により生成さ
れた引き渡し可能信号を無線通信手段を介して取得する
とともに、取得した引き渡し可能信号に基づいて、注文
品の引き取りが可能である旨の告知を告知手段を用いて
行うことを特徴とする。
【0014】したがって、たとえば、注文品の用意をす
る者が引き渡し可能入力を中央管理装置に入力すれば、
注文品の引き取りが可能である旨の告知が顧客側端末装
置の告知手段を用いて行われる。このため、顧客は、注
文品の引き渡しが可能となったことをどこにいても速や
かに知ることができる。
【0015】請求項4の注文管理システムにおいては、
中央管理装置は、顧客側端末装置から取得した端末別注
文情報に基づいて、注文品の受注状況に関する報知を受
注状況報知手段を用いて行うことを特徴とする。
【0016】したがって、受注状況報知手段を用いるこ
とで、たとえば、注文品の用意をする者は、注文品の受
注状況を速やかに把握することができる。このため、迅
速かつ確実に注文品の用意を行うことができる。
【0017】請求項5の注文管理システムにおいては、
中央管理装置は、注文品の引き渡しが可能となったこと
を示す引き渡し可能入力を受けると引き渡し可能信号を
生成し、生成された引き渡し可能信号に基づいて、引き
渡しが可能となった注文品を判別し得る状態で、受注状
況に関する報知を受注状況報知手段を用いて行うことを
特徴とする。
【0018】したがって、たとえば、注文品の用意をす
る者は、注文品のうち引き渡しが可能となっているもの
を確認することが容易となる。このため、迅速かつ確実
に注文品を引き渡すことができる。また、たとえば、注
文品の用意をする者は、注文品のうち未だ引き渡しが可
能となっていないものを確認することが容易となる。こ
のため、迅速かつ確実に残りの注文品を用意することが
できる。
【0019】請求項6の注文管理システムにおいては、
中央管理装置は、注文品の引き渡しが終了したことを示
す引き渡し終了入力を受けると引き渡し終了信号を生成
し、生成された引き渡し終了信号に基づいて、引き渡し
が終了していない注文品を判別し得る状態で、受注状況
に関する報知を受注状況報知手段を用いて行うことを特
徴とする。
【0020】したがって、たとえば、注文品の用意をす
る者は、注文品のうち引き渡しが終了ていないものを確
認することが容易となる。このため、顧客に対し、迅速
かつ確実に注文品の引き取りを催促することができる。
【0021】請求項7の注文管理システムにおいては、
中央管理装置は、顧客側端末装置において精算を要求す
る精算要求信号が生成されると当該精算要求信号を無線
通信手段を介して取得し、精算要求信号が発せられた顧
客側端末装置に関する端末別注文情報に基づいて演算を
行い、当該顧客側端末装置についての料金情報を生成す
ることを特徴とする。
【0022】したがって、顧客から発せられた精算要求
信号に基づいて、中央管理装置は自動的に顧客側端末装
置ごとの料金情報を生成する。このため、料金精算装置
が顧客側端末装置から接触的にまたは非接触的に端末識
別情報を取得する前に、あらかじめ、精算要求信号の発
せられた顧客側端末装置について料金情報を生成してお
くことができる。すなわち、迅速かつ正確に精算を行う
ことができる。
【0023】請求項8の注文管理システムにおいて、中
央管理装置と料金精算装置との間の情報の授受は無線通
信手段を通じて行うことを特徴とする。
【0024】したがって、中央管理装置との位置関係を
あまり考慮することなく、料金精算装置の配置を行うこ
とができる。すなわち、店舗の出口近傍など、料金の精
算に最適な位置に料金精算装置を配置することが可能と
なる。
【0025】 請求項9の顧客側端末装置は、中央管理
装置との間で無線通信手段を介して情報の通信を行う顧
客側端末装置であって、メニューを記憶させた記憶手段
と、表示部と、入力手段と告知手段とを備え、表示部
に表示されたメニューの中から入力手段を介して選択さ
れた注文品およびその個数を特定する顧客の注文情報が
入力されると、入力された注文情報と当該顧客側端末装
置を識別するための端末識別情報とを対応づけた端末別
注文情報を生成し、生成した端末別注文情報を無線通信
手段を用いて中央管理装置に送信し、注文情報に対応す
る注文品の引き渡し可能信号を無線通信手段を介して中
央管理装置から取得するとともに、取得した引き渡し可
能信号に基づいて、注文品の引き取りが可能である旨の
告知を告知手段を用いて行うことを特徴とする。
【0026】したがって、顧客側端末装置から注文情報
を入力するだけで、注文情報と端末識別情報とを対応づ
けた端末別注文情報が自動的に生成される。さらに、こ
の端末別注文情報に基づいて注文品が用意されると、注
文品の引き取りが可能である旨の告知を受けることがで
きる。このため、たとえば、顧客に注文情報を入力させ
るだけで、顧客ごとの注文を正確に早く把握ことができ
る。さらに、たとえば、注文品の引き取りが可能である
旨の告知を受けた顧客に注文品を受け取りに来させるこ
とで、店員の数が少ない場合であっても、迅速な注文品
の引き渡しが可能となる。すなわち、受注や注文品の引
き渡しを少人数で、迅速かつ確実に行うことができる。
【0027】請求項10の料金精算装置は、顧客側端末
装置から接触的にまたは非接触的に当該顧客側端末装置
を識別するための端末識別情報を取得するとともに、端
末識別情報を取得した顧客側端末装置についての端末別
注文情報であって顧客の注文情報と顧客側端末装置を識
別するための端末識別情報とを対応づけた端末別注文情
報に基づいて得られた料金情報に基づいて、当該顧客側
端末装置についての精算料金を表示することを特徴とす
る。
【0028】したがって、料金精算装置に顧客側端末装
置を接触させたり近接させるだけで、当該顧客側端末装
置についての精算料金を、料金精算装置に表示すること
ができる。このため、たとえば、表示された精算料金を
顧客が料金精算装置に投入するようにしておけば、店員
が伝票を見て料金の精算を行なう必要がない。すなわ
ち、精算に人手を介在させないので、人件費を抑えるこ
とができる。また、精算における人為ミスの発生を防止
することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態に
よる注文管理システムである注文・精算処理システム2
の構成を説明するためのブロック図である。この実施形
態においては、当該注文・精算処理システム2は、たと
えば居酒屋における受注処理、精算処理などを行うもの
とする。
【0030】注文・精算処理システム2は、顧客側端末
装置である子機4と、中央管理装置であるホストコンピ
ュータ6と、受注状況報知手段である厨房内表示装置8
と、料金精算装置であるレジスター10とを備えてい
る。
【0031】子機4は、顧客の注文情報を入力する装置
であって、入力手段である戻しボタン54,進めボタン
56および決定ボタン58(図10参照)を介して注文
情報が入力されると、入力された注文情報と子機4を識
別するための端末識別情報とを対応づけた端末別注文情
報を生成する。
【0032】ホストコンピュータ6は、子機4により生
成された端末別注文情報を無線通信手段を介して取得
し、取得した端末別注文情報に基づいて演算を行い子機
4ごとの料金情報を生成する。
【0033】すなわち、ホストコンピュータ6は、子機
4において精算を要求する精算要求信号が生成されると
当該精算要求信号を無線通信手段を介して取得し、精算
要求信号を取得した時点において既に調理を完了した注
文品に関する端末別注文情報に基づいて演算を行い当該
子機4についての料金情報を生成するのである。
【0034】なお、ホストコンピュータ6とレジスター
10との間の情報の授受は無線通信手段を通じて行われ
る。
【0035】レジスター10は、子機4から接触的に端
末識別情報を取得するとともに、端末識別情報を取得し
た子機4について、ホストコンピュータ6により生成さ
れた料金情報を取得して、当該子機4についての精算料
金を表示する。
【0036】上述のホストコンピュータ6は、注文品の
引き渡しが可能となったことを示す引き渡し可能入力を
厨房内表示装置8を介して受けると、引き渡し可能信号
を生成する。上述の子機4は、ホストコンピュータ6に
より生成された引き渡し可能信号を無線通信手段を介し
て取得するとともに、取得した引き渡し可能信号に基づ
いて、注文品の引き取りが可能である旨の告知を告知手
段であるランプ50(図10参照)を用いて行う。
【0037】上述のホストコンピュータ6は、子機4か
ら取得した端末別注文情報に基づいて、注文品の受注状
況に関する報知を厨房内表示装置8を用いて行う。
【0038】ホストコンピュータ6は、注文品の引き渡
しが可能となったことを示す引き渡し可能入力を厨房内
表示装置8を介して受けると、引き渡し可能信号を生成
し、生成された引き渡し可能信号に基づいて、引き渡し
が可能となった注文品を判別し得る状態で、受注状況に
関する報知を厨房内表示装置8を用いて行う。
【0039】ホストコンピュータ6は、注文品の引き渡
しが終了したことを示す引き渡し終了入力を厨房内表示
装置8を介して受けると、引き渡し終了信号を生成し、
生成された引き渡し終了信号に基づいて、引き渡しが終
了していない注文品を判別し得る状態で、受注状況に関
する報知を厨房内表示装置8を用いて行う。
【0040】図2は、図1に示す子機4を、CPU12
を用いて実現した場合のハードウェア構成の一例を示す
図面である。
【0041】子機4は、当該子機4を制御する制御プロ
グラムや居酒屋におけるメニュー(料金データを含む)
などのデータを記憶させた記憶手段であるメモリ16,
メモリ16に記憶されたプログラムを実行する制御手段
であるCPU12,液晶表示器などにより構成された表
示部14,入力ボタン20(前述の戻しボタン54、進
めボタン56、決定ボタン58,ならびに、後述する精
算ボタン60)、ホストコンピュータ6との間で無線通
信を行うための通信インタフェース18を備えている。
また、図2には示さないが、上述のランプ50をも備え
ている(図10参照)。
【0042】図3は、図1に示すホストコンピュータ6
のハードウェア構成の一例を示す図面である。
【0043】ホストコンピュータ6は、注文管理処理の
ためのプログラムを記録した記録媒体であるハードディ
スク26を備えている。ホストコンピュータ6は、さら
に、ハードディスク26にインストールされたプログラ
ムを実行する制御手段であるCPU22,表示部24,
入力のための手段であるキーボード31およびマウス3
0、子機4およびレジスター10との間で無線通信を行
うための通信インタフェース28を備えている。
【0044】この実施形態においては、図1の厨房内表
示装置8として、図3に示すホストコンピュータ6の表
示部24を用いている。表示部24は、たとえば、表示
画面80の前面に入力用の透明タッチパネル(図示せ
ず)を備えた液晶表示器により構成されている。なお、
厨房内表示装置8として、ホストコンピュータ6の表示
部24とは別の専用の表示装置を用いることも可能であ
る。
【0045】図4は、図1に示すレジスター10を、C
PU32を用いて実現した場合のハードウェア構成の一
例を示す図面である。
【0046】レジスター10は、当該レジスター10を
制御する制御プログラム等を記憶させた記憶手段である
メモリ36,メモリ36に記憶されたプログラムを実行
する制御手段であるCPU32,液晶表示器などにより
構成された表示部34,子機挿入口100(図15参
照)に挿入された子機4の端末識別情報である子機番号
を検出する子機検出部42,投入された貨幣や釣り銭と
して排出する貨幣を検出する入出金検出部44,レシー
トを出力するレシート出力部40,ホストコンピュータ
6との間で無線通信を行うための通信インタフェース3
8を備えている。
【0047】図5は、注文管理処理におけるホストコン
ピュータ6の処理の手順の一例を示すフローチャートで
ある。図6Aは、図5に示す処理のうち、受注処理にお
ける詳細な処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。図6Bは、図5に示す処理のうち、調理完了処理に
おける詳細な処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。図7Aは、図5に示す処理のうち、引き渡し終了処
理における詳細な処理手順の一例を示すフローチャート
である。図7Bは、図5に示す処理のうち、精算処理に
おける詳細な処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【0048】図8は、注文管理処理における子機4の処
理の手順の一例を示すフローチャートである。図9は、
注文管理処理におけるレジスター10の処理の手順の一
例を示すフローチャートである。
【0049】図10は、子機4の外観形状(正面形状)
の一例を示す図面である。図11A〜図12Bは、子機
4の表示画面52の表示状況を説明するための図面であ
る。図13A〜図14は、厨房内表示装置8の表示画面
80の表示状況を説明するための図面である。
【0050】図15は、レジスター10の外観形状(正
面形状)の一例を示す図面である。図16は、レジスタ
ー10の表示画面102の表示状況を説明するための図
面である。
【0051】図2〜図16を用いて、注文・精算処理シ
ステム2を用いた注文管理処理について説明する。ま
ず、図5〜図7に示すホストコンピュータ6の処理につ
いて説明する。図5に示すように、ホストコンピュータ
6のCPU22は、通信インタフェース28を介して子
機4から端末別注文情報が入力されたか否かをチェック
する(ステップS1)。なお、子機4の動作については
後述する。
【0052】CPU22は、子機4からの端末別注文情
報が入力されれば受注処理を行う(ステップS2)。受
注処理においては、図6Aに示すように、子機4から入
力された端末別注文情報を取り込んでハードディスク2
6のワークエリア(図示せず)に記憶するとともに(ス
テップS11)、図13Aに示すように、厨房内表示装
置8の表示画面80内に設定された受注領域82に、端
末別注文情報に対応するオブジェクトである注文票86
a、86b、…を表示する(ステップS12)。
【0053】厨房(図示せず)においては、厨房内表示
装置8の表示画面80内に設定された受注領域82に表
示された注文票86a、86b、…を見て、調理を開始
するのである。
【0054】受注処理(ステップS2)が終了すると、
CPU22は、制御をステップS1に戻す。子機4から
の端末別注文情報が、再度、入力されれば、CPU22
は、同様の受注処理(ステップS2)を行う。
【0055】ステップS1において、子機4からの端末
別注文情報の入力がない場合は、CPU22は、厨房内
表示装置8から調理完了入力があるか否かをチェックす
る(ステップS3)。
【0056】受注した料理の調理が完了すると、担当者
は、図13Aに示す厨房内表示装置8の表示画面80の
受注領域82に表示された注文票86a、86b、…の
うち、該当するもの、たとえば、注文票86bを指で触
れるのである。注文票86bを指で触れることにより、
表示画面80を覆うタッチパネル(図示せず)を介し
て、注文票86bに対応する料理の調理が完了したこと
を示す調理完了入力が、CPU22に取り込まれる。
【0057】CPU22は、厨房内表示装置8からの調
理完了入力を検出すると調理完了処理を行う(図5、ス
テップS4)。調理完了処理においては、図13Bに示
すように、厨房内表示装置8から入力された調理完了入
力において指定された注文票86bを、厨房内表示装置
8の表示画面80内に設定された受注領域82から削除
するとともに、表示画面80内に設定された調理済み領
域84に表示する(図6B、ステップS21)。
【0058】厨房においては、厨房内表示装置8の表示
画面80内に設定された調理済み領域84に表示され
た、この注文票86bを見て、引き渡しが可能となった
料理を確認することができる。
【0059】つぎに、CPU22は、図6Bに示すよう
に、注文票86bに対応する料理の調理が完了したこと
を示す調理完了情報を、通信インタフェース28を介し
て、子機4に送信する(ステップS22)。
【0060】調理完了情報を受けた子機4の動作につい
ては後述するが、子機4を介して、調理の完了を知った
顧客が、厨房近くの料理引き渡しカウンター(図示せ
ず)まで、料理を引き取りに行くのである。
【0061】調理完了処理(図5、ステップS4)が終
了すると、CPU22は、制御をステップS1に戻す。
ステップS1を経て、ステップS3において、厨房内表
示装置8からの調理完了入力を、再度、検出すれば、C
PU22は、同様の調理完了処理(ステップS4)を行
う。
【0062】ステップS3において、厨房内表示装置8
からの調理完了入力がない場合は、CPU22は、厨房
内表示装置8から引き渡し終了入力があるか否かをチェ
ックする(ステップS5)。
【0063】調理の完了した料理(ここでは、注文票8
6bに示される料理)を顧客が引き取ったことを確認す
ると、担当者は、図13Bに示す厨房内表示装置8の表
示画面80の調理済み領域84に表示された注文票86
bを指で触れるのである。注文票86bを指で触れるこ
とにより、表示画面80を覆うタッチパネルを介して、
注文票86bに対応する料理の引き渡しが終了したこと
を示す引き渡し終了入力が、CPU22に取り込まれ
る。
【0064】CPU22は、厨房内表示装置8からの引
き渡し終了入力を検出すると引き渡し終了処理を行う
(図5、ステップS6)。引き渡し終了処理において
は、図14に示すように、厨房内表示装置8から入力さ
れた引き渡し終了入力において指定された注文票86b
を、厨房内表示装置8の表示画面80内に設定された調
理済み領域84から削除する(図7A、ステップS3
1)。
【0065】厨房においては、厨房内表示装置8の表示
画面80内に設定された調理済み領域84に表示されて
いた注文票86bが削除されたことにより、引き渡しが
終了したことを知るのである。
【0066】引き渡し終了処理(図5、ステップS6)
が終了すると、CPU22は、制御をステップS1に戻
す。ステップS1、ステップS3を経て、ステップS5
において、厨房内表示装置8からの引き渡し終了入力
を、再度、検出すれば、CPU22は、同様の引き渡し
終了処理(ステップS6)を行う。
【0067】ステップS6において、厨房内表示装置8
からの引き渡し終了入力がない場合は、CPU22は、
通信インタフェース28を介して子機4から精算要求信
号の入力があるか否かをチェックする(ステップS
7)。なお、子機4の動作については後述する。
【0068】CPU22は、子機4からの精算要求信号
の入力があれば精算処理を行う(ステップS8)。精算
処理においては、図7Bに示すように、CPU22は、
精算要求信号を取得した時点において既に調理完了処理
を終了した注文品に関する端末別注文情報に基づいて演
算を行い当該子機4についての会計明細データを作成し
(ステップS41)、作成した当該会計明細データを、
通信インタフェース28を介してレジスター10に送信
する(ステップS42)。
【0069】その後、レジスター10から後述する子機
終了信号が送られてくると、当該子機4に関する売り上
げデータ等をハードディスク26に記録し、次の顧客の
使用に備え、当該子機4に関するワークエリアを初期化
し(ステップS43)、制御をステップS1に戻す。こ
のようにして蓄積された売り上げデータをもとに、売れ
筋商品の把握等を行うことができる。
【0070】なお、ステップS7において、子機4から
精算要求信号の入力がない場合は、CPU22は、制御
をステップS1に戻す。
【0071】次に、子機4の使用方法の例について説明
する。子機4は、たとえば図10に示すように、携帯ゲ
ーム機のような外観の装置であり、たとえば店舗の入り
口近傍の所定の設置棚(図示せず)に多数置かれてい
る。店舗に入った顧客は、設置棚からひとつの子機4を
取り出し、これを持って所望のテーブルまたはカウンタ
席に着席し、子機4にオーダーを入力するのである。
【0072】図10に示すように、子機4は、表示部1
4である液晶表示器の表示画面52,ランプ50,戻し
ボタン54、進めボタン56、決定ボタン58,精算ボ
タン60を備えている。
【0073】子機4の表示画面52には、最初、図11
Aに示すように、オブジェクトである受付ボタン62お
よび注文ボタン64が表示されている。顧客は、戻しボ
タン54または進めボタン56を押すことにより、表示
画面52のより上方向またはより下方向にあるオブジェ
クトを選択することができる。
【0074】選択状態になったオブジェクトは、強調表
示(たとえば、白黒反転表示、濃色表示、囲み表示、色
替え表示)にて認識できるよう構成されている。図11
Aは、受付ボタン62が選択状態にあることを表してい
る。
【0075】顧客は、戻しボタン54または進めボタン
56を押して、まず、受付ボタン62を選択し、つぎ
に、図10に示す決定ボタン58を押す。この動作によ
り、図11Bに示すように、表示画面52が受付用画面
に変わる。受付用画面が表示されている状態で、図10
に示す戻しボタン54または進めボタン56を押すこと
により、受付人数を表す数字が減ったり増えたりする。
【0076】たとえば、受付人数が3人であれば、戻し
ボタン54または進めボタン56を押して、図11Bに
示すように「3」を表示させる。この状態で、図10に
示す決定ボタン58を押すことで、当該子機4における
受付人数が3人である旨の受付情報が、無線通信手段を
介して、ホストコンピュータ6に登録されるのである。
なお、この受付情報は、上述の売り上げデータとともに
記録され、来店者数、顧客一人あたりの売り上げ金額な
どを算出するのに用いられる。
【0077】このようにして、受付処理が終了すると、
子機4の表示画面52は、再び、図11Aに示す状態と
なる。この状態からオーダーを行うには、進めボタン5
6を押して注文ボタン64を選択した後、決定ボタン5
8を押せばよい。なお、図11Aの状態から受付処理を
やり直すには、このまま決定ボタン58を押せばよい。
【0078】さて、注文ボタン64を選択して決定ボタ
ン58を押すと、子機4の表示画面52は、図12Aに
示す注文用画面に切り替わる。注文用画面において、戻
しボタン54または進めボタン56を押して、表示画面
52に表示されているオブジェクトであるドリンクボタ
ン68または食事ボタン70を選択する。
【0079】図12Aは、食事ボタン70が選択されて
いることを示す。この状態で決定ボタン58を押すと、
子機4の表示画面52は、図12Bに示す食事注文用画
面に切り替わる。
【0080】食事注文用画面において、戻しボタン54
または進めボタン56を押して、表示画面52に表示さ
れているオブジェクトである焼きそばボタン72a、焼
き鳥ボタン72b、ホッケボタン72c、刺身ボタン7
2d、…のうち、オーダーしたい料理を示すボタンを選
択する。
【0081】たとえば、ホッケを注文したい場合には、
図12Bに示すように、表示画面52にてホッケボタン
72cを選択し、決定ボタン58を押せばよい。ホッケ
を2つ注文したい場合は、もう一度、決定ボタン58を
押せばよい。つまり、オブジェクトを選択した状態で決
定ボタン58を押すと、押された回数分だけ、当該オブ
ジェクトに対応する料理が注文されたことになる。な
お、食事注文用画面において、戻しボタン54または進
めボタン56を押し続けると、表示画面52を上方向ま
たは下方向にスクロールすることができる。
【0082】ドリンク類をオーダーするには、図12A
の状態からドリンクボタン68を選択した後、決定ボタ
ン58を押せばよい。これによりドリンク注文用画面
(図示せず)が表示される。あとは、料理を注文するの
と同様の方法でドリンク類をすることができる。
【0083】それでは、図8を参照しつつ、子機4にお
いて行われる処理について説明する。子機4のCPU1
2は、オーダーが入力されたか否かをチェックしている
(ステップS61)。
【0084】上述のように、たとえば図12Bに示す食
事注文用画面においてホッケボタン72cが選択され、
決定ボタン58が押されると、子機4は、オーダー入力
があったものと判断し、当該オーダーに関する注文情報
(注文された料理やドリンク類とその個数)と子機4を
識別するための端末識別情報(子機番号または子機I
D)とを対応づけた端末別注文情報を生成し、通信イン
タフェース18を介して、ホストコンピュータ6に送信
する(ステップS62)。
【0085】当該送信に基づいてホストコンピュータが
受注処理(図5,ステップS2)を行うのは、既に説明
したとおりである。
【0086】端末別注文情報の送信処理(ステップS6
2)が終了すると、CPU12は、制御をステップS6
1に戻す。さらにオーダーが入力されれば、CPU12
は、新たな注文について、同様の端末別注文情報の送信
処理(ステップS62)を行う。
【0087】ステップS61において、新たなオーダー
がない場合は、CPU12は、オーダーした料理の調理
が完了したことを示す調理完了情報(上述)がホストコ
ンピュータ6から送信されて来たか否かをチェックする
(ステップS63)。
【0088】調理完了情報がホストコンピュータ6から
送信されて来ると、CPU12は、図10に示すランプ
50を点滅させ、注文した料理が出来上がったことを顧
客に知らせる(ステップS64)。上述のように、顧客
は、ランプ50の点滅で料理の出来上がりを知り、厨房
近くの料理引き渡しカウンター(図示せず)まで、料理
を引き取りに行くのである。
【0089】なお、調理完了情報を報知する方法として
は、ランプ50を点滅させる以外に、たとえば、表示画
面52に出来上がった料理を表示したり、音声やブザー
音で、出来上がりを報知するようにしてもよい。
【0090】このようにして、調理完了情報を表示する
処理(ステップS64)が終了すると、CPU12は、
制御をステップS61に戻す。ステップS61を経て、
ステップS63において、ホストコンピュータ6からの
調理完了情報を、再度、検出すれば、CPU12は、同
様の調理完了情報表示処理(ステップS64)を行う。
【0091】ステップS63において、ホストコンピュ
ータ6からの調理完了情報が送信されてこない場合は、
CPU12は、子機4の精算ボタン60が押されたか否
かをチェックする(ステップS65)。精算ボタン60
が押されていない場合は、制御をステップS61に戻
す。
【0092】顧客は、調理の完了した料理や注文したド
リンク類を所定のカウンターにて引き取り、テーブルや
カウンター席に持ち帰り、料理やお酒などを楽しむので
ある。この後、精算を行いたい場合には、顧客は、図1
0に示す子機4の精算ボタン60を押せばよい。
【0093】CPU12は、子機4の精算ボタン60が
押されたことを検出すると、通信インタフェース18を
介して、ホストコンピュータ6に精算要求信号を送信し
(ステップS66)、制御をステップS61に戻してお
く。
【0094】ホストコンピュータ6が、子機4からの精
算要求信号を取得し、精算要求信号を取得した時点にお
いて既に調理を完了した注文品に関する端末別注文情報
に基づいて演算を行い当該子機4についての会計明細デ
ータ作成し、作成した当該会計明細データを、通信イン
タフェース28を介してレジスター10に送信すること
は前に述べたとおりである(図7B、ステップS4
2)。
【0095】一方、子機4の精算ボタン60を押した
後、顧客は、子機4を持ってたとえば店舗の出口近傍に
設置されたレジスター10のところへ行く。図15に示
すように、レジスター10は、表示部34を構成する液
晶表示器の表示画面102,子機4を挿入するための子
機挿入口100,料金投入の際に用いる紙幣挿入口10
4,貨幣投入口106,釣り銭が出てくる釣銭排出口1
08,レシートが出てくるレシート排出口110,後述
する精算ボタン112を備えている。
【0096】図15に示すように、レジスター10の表
示画面102には「子機を差し込んで下さい」と表示さ
れている。この表示に従い、図15に示すレジスター1
0の子機挿入口100に、子機4を挿入する。子機挿入
口100の内部には、挿入された子機4の子機番号を検
出する子機検出部42(図4参照)が設けられている。
【0097】この実施形態においては、子機4に設けら
れた子機側接触端子(図示せず)と接触するレジスター
側接触端子(図示せず)が、子機検出部42に該当す
る。相互の接触端子を接触させることで、子機挿入口1
00に挿入された子機4の子機番号を読み取るのであ
る。
【0098】なお、子機検出部42としては、上述の接
触タイプの構造のものの他に、子機4との間で電波や赤
外光などを介して非接触的に子機番号の伝達を行う構造
のものが考えられる。このような非接触タイプの子機検
出部を設けると、とくに子機挿入口100を設けなくて
も、子機4をレジスター10の近くに持ってくるだけ
で、レジスター10は子機番号を読み取ることができ
る。
【0099】それでは、図9を参照しつつ、レジスター
10において行われる処理について説明する。レジスタ
ー10のCPU32は、子機検出部42が子機番号を取
得したか否か、つまり、子機4が子機挿入口100に挿
入されたか否かを監視している(ステップS51)。
【0100】子機検出部42が子機番号を取得したこと
を検出すると、CPU32は、取得した子機番号の子機
4に関する会計明細データが、ホストコンピュータ6か
ら既に送られてきているか否かを調べる(ステップS5
2)。
【0101】当該子機4に関する会計明細データがまだ
送られて来ていない場合は、子機4の顧客が子機4の精
算ボタン60をまだ押していないと判断して、レジスタ
ー10の表示画面102に「精算ボタンを押して下さ
い」と表示させる。
【0102】このように子機4の精算ボタン60を押さ
ずにレジスター10で精算しようとする顧客の存在を考
慮して、図15に示すように、レジスター10には精算
ボタン112が設けられている。
【0103】表示画面102の表示にしたがって、顧客
がレジスター10の精算補ボタン112を押すと、無線
通信手段を介して精算要求情報がホストコンピュータ6
に伝達され、ホストコンピュータ6において上述の精算
処理(図5、ステップS8)と同様の処理が行われる。
その後、レジスター10の制御は図9のステップS52
に移される。
【0104】ステップS52において、取得した子機番
号の子機4に関する会計明細データが、ホストコンピュ
ータ6から送られてきている場合には、図16に示すよ
うに、レジスター10の表示画面102に、当該子機4
に関する会計明細データが表示される。
【0105】レジスター10の表示画面102には、子
機番号表示領域118の他、会計明細表示領域114,
合計料金表示領域116が設定され、これら各表示領域
118,114,116には、それぞれ、子機番号、会
計明細、合計料金が表示される。
【0106】顧客は、表示画面102に表示された合計
料金に相当する料金を、レジスター10の紙幣挿入口1
04および貨幣投入口106から投入する。
【0107】レジスター10のCPU32は、投入され
た金額が適正な金額であるか否かをチェックしている
(ステップS55)。投入された金額が上述の合計料金
よりも多い場合には、釣銭を計算し、計算された釣銭を
釣銭排出口108から排出する。一方、投入された金額
が、上述の合計料金よりも少ない場合には、その旨、表
示画面102に表示し、不足分の料金の投入を促す。
【0108】このようにして、適正な金額の料金が投入
されたことを確認すると、CPU32は、レシート排出
口110から、上記合計料金に見合ったレシート(図示
せず)を排出する(ステップS56)。
【0109】なお、この実施形態においては、レジスタ
ー10にて料金を支払う際、現金を投入するよう構成し
たが、プリペイドカードやクレジットカードなど、カー
ドにて決済するようにしてもよい。また、現金とカード
の双方で決済できるようにしてもよい。
【0110】このようにしてレシート発行処理を終了す
ると、CPU32は、挿入された当該子機4に関する子
機終了処理を行った後、制御をステップS51に移し、
次の子機が挿入されるのを待つ。
【0111】上述の子機終了処理は、子機4を次の顧客
が使用できるように前の顧客の注文情報等をクリアして
初期化する処理である。この実施形態においては、この
ような子機終了処理も、上述の子機検出部42を介して
行われる。
【0112】さらに、上述の子機終了処理において、無
線通信手段を介して、ホストコンピュータ6に、上述の
子機終了信号を送信する。レジスター10から子機終了
信号が送られてくると、ホストコンピュータ6のCPU
22が、当該子機4に関する売り上げデータ等をハード
ディスク26に記録し、次の顧客の使用に備え、当該子
機4に関するワークエリアを初期化する(図7B、ステ
ップS43)のは、前に述べたとおりである。
【0113】なお、上述の実施形態においては、子機4
の精算ボタン60を押さずにレジスター10で精算しよ
うとした場合のために、レジスター10に精算ボタン1
12を設けたが、子機4に精算ボタン60を設けず、レ
ジスター10にのみ精算ボタンを設けるようにしてもよ
い。
【0114】さらに、レジスター10に子機を挿入する
ことで精算要求信号が生成され、ホストコンピュータ6
において上述の精算処理(図5、ステップS8)と同様
の処理が行われるよう構成することもできる。この場
合、レジスター10にも子機4にも精算ボタンを設ける
必要はないが、レジスター10または子機4の双方また
は一方に、補助的に精算ボタンを設けてもよい。
【0115】また、上述の実施形態においては、受注状
況報知手段として厨房内表示装置8を用い、画像にて受
注状況などを報知するよう構成したが、受注状況報知手
段はこれに限定されるものではない。受注状況報知手段
として、たとえば、音声にて受注状況などを報知するよ
う構成することもできる。
【0116】なお、上述の実施形態においては、居酒屋
に本システムを適用した場合を例に説明したが、この発
明はこれに限定されるものではない。たとえば、喫茶店
や食堂など居酒屋以外の飲食業や、飲食業以外のたとえ
ば百貨店などの一般店舗やサービス業などにも、広く適
用できる。
【0117】たとえば、百貨店に適用する場合、顧客は
百貨店の入り口で顧客側端末装置を受け取り、商品を見
歩きながら、顧客側端末装置を用いて所望の商品を注文
してゆくのである。出庫担当者は、注文された商品を倉
庫から出して包装し、所定の引き取りカウンターに届け
ておく。顧客は帰り際に引き取りカウンターにて注文し
た商品を受け取り、料金精算装置で精算を済ませるので
ある。
【0118】なお、上述のブロック図、ハードウェア構
成、フローチャート、表示画面等は例として挙げたもの
であり、本願発明は、上述のブロック図、ハードウェア
構成、フローチャート、表示画面等に限定されるもので
はない。
【0119】なお、上述の実施形態においては、子機
4,ホストコンピュータ6,レジスター10を無線通信
手段を介して接続する場合を例に説明したが、これらを
有線通信手段を介して接続したり、通信回線を介して接
続したりすることもできる。また、ホストコンピュータ
6の機能を分散配置することもできる。ホストコンピュ
ータ6の機能を分散配置する場合には、たとえば、一部
の機能をフランチャイズ本部に置くとともに、他の機能
を各店舗に置き、これらを通信回線を介して接続すると
都合がよい。
【0120】また、ホストコンピュータ6のプログラム
やデータの一部をレジスター10に持たせたり、レジス
ター10にホストコンピュータ6の役割を兼任させるよ
うにすることもできる。このようにすれば、ホストコン
ピュータである中央管理装置を用いることなく、本シス
テムを構築することができる。
【0121】なお、この実施形態においては、プログラ
ムを記録した記録媒体としてホストコンピュータ6のハ
ードディスクを用いた場合を例に説明したが、プログラ
ムの保持形態はこれに限定されるものではない。たとえ
ば、CD−ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、
磁気テープ等に記録されたプログラムをハードディスク
にインストールして実行するようにしてもよい。
【0122】また、プログラムの実行方法も、特に限定
されるものではない。たとえば、CD−ROM、フロッ
ピーディスク、磁気テープ等に記録されたプログラム
を、ハードディスクにインストールすることなく、直
接、実行するようにしてもよい。
【0123】さらに、有線や無線の通信回線を介して当
該プログラムを配信するようにしてもよい。また、当該
プログラムをメインのサーバコンピュータにインストー
ルしておき、たとえばインターネットなどの通信回線を
介してローカルのサーバコンピュータに本システムのプ
ログラムを実行させるようにしてもよい。
【0124】また、プログラムやデータの記録態様は特
に限定されるものではない。直接実行できる形で記録媒
体に記録されている場合の他、たとえば、解凍して使用
するように圧縮された形で記録媒体に記録されていても
よい。
【0125】なお、上述の実施形態においては、CPU
を用いて図1の各機能を実現する場合を例に説明した
が、図1の機能の一部または全部をハードウェアロジッ
クを用いて構成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による注文管理システム
である注文・精算処理システム2の構成を説明するため
のブロック図である。
【図2】図1に示す子機4を、CPU12を用いて実現
した場合のハードウェア構成の一例を示す図面である。
【図3】図1に示すホストコンピュータ6のハードウェ
ア構成の一例を示す図面である。
【図4】図1に示すレジスター10を、CPU32を用
いて実現した場合のハードウェア構成の一例を示す図面
である。
【図5】注文管理処理におけるホストコンピュータ6の
処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】図6Aは、図5に示す処理のうち、受注処理に
おける詳細な処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。図6Bは、図5に示す処理のうち、調理完了処理に
おける詳細な処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図7】図7Aは、図5に示す処理のうち、引き渡し終
了処理における詳細な処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。図7Bは、図5に示す処理のうち、精算処
理における詳細な処理手順の一例を示すフローチャート
である。
【図8】注文管理処理における子機4の処理の手順の一
例を示すフローチャートである。
【図9】注文管理処理におけるレジスター10の処理の
手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】子機4の外観形状(正面形状)の一例を示す
図面である。
【図11】図11A〜Bは、子機4の表示画面52の表
示状況を説明するための図面である。
【図12】図12A〜Bは、子機4の表示画面52の表
示状況を説明するための図面である。
【図13】図13A〜Bは、厨房内表示装置8の表示画
面80の表示状況を説明するための図面である。
【図14】厨房内表示装置8の表示画面80の表示状況
を説明するための図面である。
【図15】レジスター10の外観形状(正面形状)の一
例を示す図面である。
【図16】レジスター10の表示画面102の表示状況
を説明するための図面である。
【符号の説明】
4・・・・・子機 6・・・・・ホストコンピュータ 10・・・・レジスター
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07G 1/12 361 G07G 1/14

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メニューを記憶させた記憶手段と、表示部
    と、入力手段とを備え、表示部に表示されたメニューの
    中から入力手段を介して選択された注文品およびその個
    数を特定する顧客の注文情報を入力する顧客側端末装置
    であって、注文情報が入力されると、入力された注文情
    報と顧客側端末装置を識別するための端末識別情報とを
    対応づけた端末別注文情報を生成する顧客側端末装置
    と、 顧客側端末装置から接触的にまたは非接触的に端末識別
    情報を取得するとともに、端末識別情報を取得した顧客
    側端末装置についての前記端末別注文情報に基づいて得
    られた料金情報に基づいて、当該顧客側端末装置につい
    ての精算料金を表示する料金精算装置と、 を備えたことを特徴とする注文管理システム。
  2. 【請求項2】請求項1の注文管理システムにおいて、 前記顧客側端末装置により生成された端末別注文情報を
    無線通信手段を介して取得し、取得した端末別注文情報
    に基づいて演算を行い顧客側端末装置ごとの料金情報を
    生成する中央管理装置を備え、 前記料金精算装置は、中央管理装置により生成された顧
    客側端末装置ごとの料金情報を取得して顧客側端末装置
    についての精算料金を表示すること、 を特徴とするもの。
  3. 【請求項3】請求項2の注文管理システムにおいて、 前記中央管理装置は、注文品の引き渡しが可能となった
    ことを示す引き渡し可能入力を受けると引き渡し可能信
    号を生成し、 前記顧客側端末装置は、前記中央管理装置により生成さ
    れた引き渡し可能信号を無線通信手段を介して取得する
    とともに、取得した引き渡し可能信号に基づいて、注文
    品の引き取りが可能である旨の告知を告知手段を用いて
    行うこと、 を特徴とするもの。
  4. 【請求項4】請求項2の注文管理システムにおいて、 前記中央管理装置は、前記顧客側端末装置から取得した
    端末別注文情報に基づいて、注文品の受注状況に関する
    報知を受注状況報知手段を用いて行うこと、 を特徴とするもの。
  5. 【請求項5】請求項4の注文管理システムにおいて、 前記中央管理装置は、注文品の引き渡しが可能となった
    ことを示す引き渡し可能入力を受けると引き渡し可能信
    号を生成し、生成された引き渡し可能信号に基づいて、
    引き渡しが可能となった注文品を判別し得る状態で、受
    注状況に関する報知を前記受注状況報知手段を用いて行
    うこと、 を特徴とするもの。
  6. 【請求項6】請求項4ないし5のいずれかの注文管理シ
    ステムにおいて、 前記中央管理装置は、注文品の引き渡しが終了したこと
    を示す引き渡し終了入力を受けると引き渡し終了信号を
    生成し、生成された引き渡し終了信号に基づいて、引き
    渡しが終了していない注文品を判別し得る状態で、受注
    状況に関する報知を前記受注状況報知手段を用いて行う
    こと、 を特徴とするもの。
  7. 【請求項7】請求項2ないし6のいずれかの注文管理シ
    ステムにおいて、 前記中央管理装置は、前記顧客側端末装置において精算
    を要求する精算要求信号が生成されると当該精算要求信
    号を無線通信手段を介して取得し、精算要求信号が発せ
    られた顧客側端末装置に関する端末別注文情報に基づい
    て演算を行い、当該顧客側端末装置についての料金情報
    を生成すること、 を特徴とするもの。
  8. 【請求項8】請求項2ないし7のいずれかの注文管理シ
    ステムにおいて、 前記中央管理装置と料金精算装置との間の情報の授受は
    無線通信手段を通じて行うこと、 を特徴とするもの。
  9. 【請求項9】中央管理装置との間で無線通信手段を介し
    て情報の通信を行う顧客側端末装置であって、メニューを記憶させた記憶手段と、表示部と、 入力手段
    告知手段とを備え、表示部に表示されたメニューの中から 入力手段を介して
    選択された注文品およびその個数を特定する顧客の注文
    情報が入力されると、入力された注文情報と当該顧客側
    端末装置を識別するための端末識別情報とを対応づけた
    端末別注文情報を生成し、生成した端末別注文情報を無
    線通信手段を用いて中央管理装置に送信し、 前記注文情報に対応する注文品の引き渡し可能信号を無
    線通信手段を介して前記中央管理装置から取得するとと
    もに、取得した引き渡し可能信号に基づいて、注文品の
    引き取りが可能である旨の告知を告知手段を用いて行う
    こと、 を特徴とする顧客側端末装置。
  10. 【請求項10】請求項9の顧客側端末装置から接触的に
    または非接触的に当該顧客側端末装置を識別するための
    端末識別情報を取得するとともに、 端末識別情報を取得した顧客側端末装置についての端末
    別注文情報であって顧客の注文情報と顧客側端末装置を
    識別するための端末識別情報とを対応づけた端末別注文
    情報に基づいて得られた料金情報に基づいて、当該顧客
    側端末装置についての精算料金を表示すること、 を特徴とする料金精算装置。
  11. 【請求項11】メニューを記憶させた記憶手段と、表示
    部と、入力手段とを備え、表示部に表示されたメニュー
    の中から入力手段を介して選択された注文品およびその
    個数を特定する顧客の注文情報を入力する顧客側端末装
    置と、 顧客側端末装置についての精算料金を表示する料金精算
    装置と を有するコンピュータシステムを用いて、顧客からの注
    文を管理する方法であって、 顧客側端末装置から入力された注文情報と顧客側端末装
    置を識別するための端末識別情報とを対応づけた端末別
    注文情報を顧客側端末装置から取得し、 取得した端末別注文情報に基づいて演算を行い顧客側端
    末装置ごとの料金情報を生成し、 顧客側端末装置から接触的にまたは非接触的に端末識別
    情報を取得した料金精算装置に当該顧客側端末装置につ
    いての精算料金を表示させるために、前記生成した料金
    情報を送信すること、 を特徴とする注文管理方法。
  12. 【請求項12】メニューを記憶させた記憶手段と、表示
    部と、入力手段とを備え、表示部に表示されたメニュー
    の中から入力手段を介して選択された注文品およびその
    個数を特定する顧客の注文情報を入力する顧客側端末装
    置と、 顧客側端末装置についての精算料金を表示する料金精算
    装置とを有するコンピュータシステムに、顧客からの注
    文を管理する処理を行わせるためのプログラムを記録し
    た記録媒体において、 顧客側端末装置から入力された注文情報と顧客側端末装
    置を識別するための端末識別情報とを対応づけた端末別
    注文情報を顧客側端末装置から取得する処理と、 取得した端末別注文情報に基づいて演算を行い顧客側端
    末装置ごとの料金情報を生成する処理と、 顧客側端末装置から接触的にまたは非接触的に端末識別
    情報を取得した料金精算装置に当該顧客側端末装置につ
    いての精算料金を表示させるために、前記生成した料金
    情報を送信する処理と、 をコンピュータシステムに行わせるためのプログラムを
    記録した記録媒体。
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