JP3505017B2 - 画像処理における輪郭強調又は平滑化の自動化方法 - Google Patents
画像処理における輪郭強調又は平滑化の自動化方法Info
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Description
イン分野において写真などの画像処理における輪郭部分
を強調したり、或いはある領域内の平滑化を自動的に行
う自動化方法に関する。
では、近年コンピュータを用いて画像を扱う画像処理シ
ステムの開発が進められており、これに伴い、例えば1
枚の写真のような、画像単体処理の高速化並びに自動化
処理を実現することにより、画像処理を効率化すること
が要求されている。
郭を明確にすることとか、例えば人の肌を滑らかに表現
すること等が要求されている。従来では、オペレータに
よる会話処理により輪郭の幅とかその強度等のパラメー
タを入力していたが、このパラメータ設定は複雑であっ
て専門職以外の者には使用できなかった。また自動化処
理方法が研究されているが、固定パラメータによる処理
の実現にとどまっており、品質的に問題があった。
処理では、オペレータが行う会話処理ではマニアルの入
力が必要なため高速な処理が難しく、しかもパラメータ
の設定が複雑なため専門職以外の者では使用できなかっ
た。また固定パラメータによる自動化処理では、例えば
風景画ではきめ細かく輪郭を定めたり、人物画では粗く
太く輪郭を定めることが必要であるというような、画像
が持つ多様な特徴を網羅するには品質的に問題があっ
た。
を改善するため、対象画像に適した輪郭強調処理、平滑
化処理を自動化して高速かつ的確な処理を行う自動化方
法を提供することである。
め、本発明は、図1に示す如く、例えば、カラー写真の
如き対象画像PをN×M個の分割画像EIに分割する。
そして各分割画像EI内の各画素毎にその色を例えば
(L* a* b* )色空間で求め、分割画像毎にそのL*
にもとづくヒストグラムを作成する。そしてこのヒスト
グラムの分布から解像力パラメータ・テーブルTAをア
クセスして、このヒストグラムの分布に応じた解像力パ
ラメータTを得る。この解像力パラメータTは絵の細か
さを示すものであり、事前に用意されるものである。こ
のとき、対象画像の解像度(ピクセル/インチ)をDと
すれば、輪郭強調の幅であるフィルタサイズFSを次式
で決定する。
郭強調の強さFを次式で決定する。
まるものであり、外部入力されるものである。このF
S、Fにもとづき、別に得られた輪郭部分が強調処理さ
れる。
ータ・テーブルTAとは別の、平滑化用解像力パラメー
タ・テーブルTA′を用意する。平滑化処理を行うとき
も、前記輪郭強調処理を行う場合と同様に、対象画像P
をn×m個の分割画像Eiに分割し、各分割画像Ei内
の各画素毎にその色を例えば(L* a* b* )色空間で
求め、分割画像毎にそのL* にもとづくヒストグラムを
作成する。
用解像力パラメータ・テーブルTA′をアクセスして、
この分布に応じた解像力パラメータT′を得る。これに
より平滑化の幅であるフィルタサイズFS′を次式で決
定する。
滑化の強さF′を次式で決定する。
決まるものであり、外部入力されるものである。このF
S′、F′により平滑処理が行われる。
* a* b* )空間で得た例について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、(YCbCr)空
間、(L* u* v* )空間、(RGB)空間、(CM
Y)空間等その他のものを使用することもできる。勿論
これらの空間に応じて解像力パラメータ・テーブルを用
意することが必要になる。
する。 1.本発明の第1実施例 本発明の第1実施例を図2及び図3にもとづき説明す
る。図2は本発明を実施するためのデータ処理装置であ
り、図3は本発明の第1実施例動作説明用の機能ブロッ
ク図である。
力部、3は画像入力部、4は印刷部、5はメモリ、6は
表示部、11は輪郭抽出部、12は輪郭処理部、13は
平滑処理部である。
うものであり操作入力部2から入力されたデータに応じ
て処理を行ったり、画像入力部3から入力された画像デ
ータをメモリ5に保持し、この画像データに対して輪郭
強調処理を行ったり、処理結果を表示部6或いは印刷部
4に出力したりするものであり、輪郭抽出部11、輪郭
処理部12、平滑処理部13等を具備する。
ドやデータを入力操作するものであり、キーボードやマ
ウス等を具備するものである。画像入力部3は処理すべ
き画像が入力されるものであり、例えばイメージスキャ
ナやTVカメラを具備している。また他の装置から入力
したものを伝送受信する受信部を具備する。なお画像入
力部3は、この入力された画像を、(L* a*b* )空
間の色信号により中央処理部1に出力する。
を印刷出力するものであり、例えばプリンターで構成さ
れる。メモリ5は、中央処理部1が動作するに必要なデ
ータ、例えばプログラムとか、処理対象である画像デー
タとか、処理後の画像データ等が格納されるものであ
る。
を出力表示したり、また会話的処理においてオペレータ
に対して所望の入力データを求めるための表示が行われ
るものであり、液晶あるいはCRTで構成される。
した画像に対して輪郭抽出を行うものであり、例えば入
力画像に対して3×3のマスクで走査して、隣接画素と
の画像データの変化の大きいところを輪郭と判断するも
のであり、公知のものである。
された画像の輪郭部分を強調処理するものである。平滑
処理部13は、画像入力部3より入力された画像を平滑
処理するものである。
実施例を示すものであり、対象画像読取部21、画像分
割ヒストグラム生成部22、分割画像代表値決定部23
−1、23−2・・・23−n、解像力パラメータ決定
部24、フィルタサイズ決定部25、輪郭強度決定部2
6、輪郭強調処理部27等を具備する。
力部3から入力され、メモリ5に記憶されている、輪郭
強調処理対象となる画像を読取るものである。画像分割
ヒストグラム生成部22は、前記対象画像読取部21が
読取った画像を、例えば8画素×8画素の小領域の分割
画像に分けることにより、この読取った画像をN×M個
の分割画像に分割するとともに、この分割画像について
各画素毎にその明るさを示すL値を判別してL値毎の個
数を計数した、図1に示す如きヒストグラムを作成する
ものである。なおこの小領域のサイズは予め入力される
ものである。
領域の分割画像について輪郭強調の幅を決定するために
必要な画像力パラメータを求めるための処理を行うもの
であって、前記分割画像について求められたL値毎の個
数を計算したヒストグラムから分散を算出して、この分
散の値から予め登録されている画像力パラメータ・テー
ブルTAをアクセスして、この小領域の分割画像の分散
に応じた解像力パラメータt1 を得る。
−nも、分割画像代表値決定部23−1と同様に構成さ
れ、動作するものであり、演算速度を向上するため複数
の分割画像代表値決定部23−1、23−2・・・23
−nが用意されている。
処理すべき画像全体に対する解像力パラメータを決定す
るものであり、分割画像代表値決定部23−1、23−
2・・・から伝達された小領域の各分割画像毎の各解像
力パラメータt1 、t2 ・・・のうち、多数決論理によ
り最も多いものを画像全体の解像力パラメータTとして
決定するものである。
解像力パラメータにより輪郭強調の幅であるフィルタサ
イズFSを決定するものであって、画像の解像度をD
(ピクセル/インチ)とし、解像力パラメータをTとし
たとき、次式により輪郭強調の幅であるフィルタサイズ
FSを決定する。
により得られたフィルタサイズFSより次式により輪郭
強度の強さFを決定する。
てもよく、予め与えておいてもよい。
1によりすでに抽出された輪郭に対して、前記フィルタ
サイズ決定部25により決定された幅に、前記輪郭強度
決定部26により決定された輪郭強調の強さFにより輪
郭強調を実行するものである。
オペレータは、画像入力部3にセットし、操作入力部2
より輪郭処理用のコマンドを入力する。これにより画像
入力部3からこの写真の画像が入力されて画素毎に(L
* a* b* )空間の色データによりメモリ5に保持され
るとともに、この保持された画像に対して輪郭抽出部1
1が前記の如く、輪郭抽出処理を行って、抽出した輪郭
をメモリ5に保持する。
5に記憶されている輪郭強調処理対象となる画像を読取
り、画像分割ヒストグラム生成部22に渡す。 (3) 画像分割ヒストグラム生成部22は、この画像を、
適宜なサイズ例えば8×8画素の小領域の分割画像に分
割して、全体をN×M個の分割画像に分割するととも
に、これらの分割画像について各画素毎に明るさを示す
そのL値を認識し、L値毎の個数を計数して、明度分布
を示すヒストグラムを作成する。
おいて作成された、各分割画像毎のL値にもとづく、ヒ
ストグラムは順次分割画像代表値決定部23−1、23
−2・・・に伝達される。各分割画像代表値決定部23
−1、23−2・・・は各ヒストグラムから分散を求
め、その値から解像力パラメータ・テーブルTAをアク
セスし、この分割画像における解像力パラメータの代表
値を得る。
記(4)において、各分割画像毎に求められた解像力パ
ラメータ群の中から多数決論理により、その最も数の多
かった解像力パラメータを対象画像全体の解像力パラメ
ータTとして決定する。
像の解像度Dと、前記(5)において解像力パラメータ
決定部24から伝達された対象画像全体の解像力パラメ
ータTにもとづき、前記(1)式のFS=D/Tの演算
を行って輪郭強調の幅を決定するフィルタサイズFSを
決定する。
サイズFSから、前記(2)式のF=α/FSの演算を
行って、輪郭強調の強さFを決定する。 (8) 輪郭強調処理部27は、これら輪郭強調の幅FS、
輪郭強調の強さF等のパラメータにより、メモリ5に記
憶されている輪郭部分を強調処理する。
* )空間の例について説明したが、これに限定されるも
のではなく、(L* u* v* )空間でも(YCbCr)
空間でも使用できる。これらのときヒストグラム用の明
るさの成分としてLまたはYを使用する。
は、図2における輪郭処理部12の第2実施例である。
第2実施例では、輪郭処理部12は、図4に示す如く、
対象画像読取部31、画像分割ヒストグラム生成部3
2、解像力パラメータ決定部33−1、33−2・・
・、フィルタサイズ決定部34−1、34−2・・・、
強度決定部35−1、35−2・・・、輪郭強調部36
−1、36−2・・・、加工画像合成部37等を具備す
る。
像毎に求めた解像力パラメータのうちから多数決論理に
より全体の代表的な解像力パラメータを求め、この代表
的な解像力パラメータにもとづき輪郭強調の幅や輪郭強
調の強さを決定して対象画像を輪郭強調処理するもので
あるが、図4で示した本発明の第2実施例では、分割画
像毎に求めた解像力パラメータに応じ、分割画像毎に輪
郭強調処理を行い、最後にこれら処理された分割画像を
1枚の画像に合成するものである。
画像読取部21と同様に動作するものであって、メモリ
5に記憶されている輪郭強調処理対象となる画像を読取
るものである。
における画像分割ヒストグラム生成部22と同様に動作
するものであって、対象画像を例えば8×8画素の小領
域の分割画像に分割するとともに、各分割画像について
各画素毎にそのL値を判別してL値毎の個数を計数し
た、図1に示す如きヒストグラムを作成するものであ
る。なお画像分割ヒストグラム生成部32は、メモリ5
に保持された輪郭を分割画像に応じて分割し、これを輪
郭強調部36−1・・・36−nに伝達する。
域の分割画像において輪郭強調の幅を決定するために必
要な解像力パラメータを求めるための処理を行うもので
あって、前記分割画像について求めたL値毎の個数を計
算したヒストグラムから分散を算出して、この分散の値
から予め登録されている解像力パラメータTAをアクセ
スして、この小領域の分割画像の分散に応じた解像力パ
ラメータt1 を得るものである。
3−nも、解像力パラメータ決定部33−1と同様に構
成され、動作するものであり、それぞれ分割画像の解像
力パラメータt2 ・・・tnを得るものである。
パラメータ決定部33−1から伝達された解像力パラメ
ータt1 により輪郭強調の幅であるフィルタサイズFS
を決定するものであり、前記(1)式によりFS1 =D
/t1 により決定する。フィルタサイズ決定部34−2
・・・34−nもそれぞれ他の分割画像のフィルタサイ
ズFS2 ・・・FSnを同様に決定する。
定部34−1から伝達されたフィルタサイズFS1 によ
り、輪郭強度の強さF1 を決定するものであり、前記
(2)式によりF1 =α/FS1 により決定する。強度
決定部35−2・・・35−nもそれぞれ他の分割画像
の輪郭強度の強さF2 ・・・Fnを同様に決定する。
決定部33−1に伝達された分割画像に対して輪郭が存
在するとき、前記フィルタサイズ決定部34−1により
演算された幅に、前記強度決定部35−1により演算さ
れた強度で強調処理を行うものである。このため、輪郭
強調部36−1には、画像分割ヒストグラム生成部32
より分割画像とその輪郭データが伝達されている。輪郭
強調部36−2・・・36−nも、同様に、解像力パラ
メータ決定部33−2・・・33−nに伝達された分割
画像に対して輪郭が存在するとき、強調処理を行うもの
である。
1、36−2・・・36−nにより輪郭強調処理された
分割画像を1枚の画像に合成するものである。なお、分
割画像に輪郭部分が存在しないものに対しては、解像力
パラメータ決定部33−1、33−2・・・33−nに
伝達されたものと同一の分割画像がそのまま輪郭強調部
36−1、36−2・・・36−nより伝達されるの
で、輪郭部分が存在しないものはそのまま合成されるこ
とになる。
操作入力部2より輪郭処理用のコマンドを入力する。こ
れにより画像入力部3から対象画像が入力され、画素毎
に(L* a* b* )空間の色データによりメモリ5に保
持され、この保持された画像に対し輪郭抽出部11が輪
郭抽出を行って、抽出した輪郭情報をメモリ5に記憶す
る。
5に記憶されている輪郭強調処理対象となる画像を読取
り、画像分割ヒストグラム生成部32に渡す。 (3) 画像分割ヒストグラム生成部32は、この画像を適
宜なサイズ、例えば8×8画素の小領域の分割画像に分
割して、全体をN×M個に分割するとともに、これらの
各分割画像について、各画素毎に明るさを示すL値を認
識し、L値の個数を計数して明度分布を示すヒストグラ
ムを生成する。また画像分割ヒストグラム生成部32
は、メモリ5に記憶されている輪郭情報を、これまた前
記分割画像と同サイズに分割する。
いて作成された各分割画像毎のL値にもとづくヒストグ
ラムは、順次解像力パラメータ決定部33−1、33−
2・・・に伝達される。各解像力パラメータ決定部33
−1、33−2・・・では、各ヒストグラムから分散を
求め、その値から解像力パラメータ・テーブルTAをア
クセスし、それぞれの分割画像における解像力パラメー
タTL1、TL2・・・を得る。
33−2・・・で決定されたこれら各解像力パラメータ
TL1、TL2・・・はフィルタサイズ決定部34−1、3
4−2・・・に伝達される。フィルタサイズ決定部34
−1、34−2・・・では、解像力パラメータTL1、T
L2・・・と、対象画像の解像度Dにより、各分割画像毎
に前記(1)式の演算を行い、各分割画像毎に使用され
る輪郭強調の幅を示すフィルタサイズFSL1、FSL2・
・・を決定する。
L2・・・は強度決定部35−1、35−2・・・に伝達
され、前記(2)式の演算を行って、各分割画像毎の輪
郭強調の強さFL1、FL2・・・が決定される。
これらの輪郭強調の強さFL1、FL2・・・と、フィルタ
サイズFSL1、FSL2・・・のパラメータにより、画像
分割ヒストグラム生成部32で分割された分割画像及び
分割画像の輪郭情報にもとづき、各分割画像に対して輪
郭強調を実行する。
て輪郭強調部36−1、36−2・・・により輪郭強調
処理された分割画像を1枚の画像に合成する。なお分割
画像に輪郭部分が存在しないものは、何も処理の行われ
ない、解像力パラメータ決定部33−1、33−2・・
・に伝達されたものと同一の分割画像がそのまま輪郭強
調部36−1、36−2・・・より伝達されるので、輪
郭部分が存在しないものはそのまま合成される。
b* )空間に限定されるものではなく、(L* u
* v* )空間でも(YCbCr)空間でも使用できる。
これらのときヒストグラムを求めるための明るさの成分
としてはL又はYが使用される。
色空間として(RGB)空間を使用した場合である。第
3実施例では、図2における輪郭処理部12は、図5に
示す如く、対象画像読取部41、画像分割ヒストグラム
生成部42、分割画像代表値決定部43−1、43−2
・・・43−n、解像力パラメータ決定部44、フィル
タサイズ決定部45、輪郭強度決定部46、輪郭強調処
理部47等を具備する。また解像力パラメータ・テーブ
ルTBは、RGB用のものである。
にセットし、操作入力部2より輪郭処理用のコマンドを
入力する。これにより画像入力部3から対象画像が入力
され、画素毎に(RGB)空間の色データによりメモリ
5に保持され、この保持された画像に対し輪郭抽出部1
1が輪郭抽出を行って、抽出した輪郭をメモリ5に保持
する。
5に記憶されている輪郭強調処理対象となるこの画像を
読取り、画像分割ヒストグラム生成部42に渡す。 (3) 画像分割ヒストグラム生成部42はこの画像を適宜
なサイズ例えば8×8画素の小領域の分割画像に分割し
て、全体をN×M個の分割画像に分割するとともに、こ
れらの分割画像について、人間の目に対する明るさに近
いものとして感じられるGの値を各画素毎に認識し、G
値毎の個数を計数して、明度分布を示すヒストグラムを
作成する。
いて作成された各分割画像毎のG値にもとづくヒストグ
ラムは、順次分割画像代表値決定部43−1、43−2
・・・に伝達される。各分割画像代表値決定部43−
1、43−2・・・では各ヒストグラムから分散を求
め、その値から解像力パラメータ・テーブルTBをアク
セスし、それぞれの分割画像における解像力パラメータ
を得る。
割画像毎に伝達される解像力パラメータ群の中から多数
決論理により、最も多かった解像力パラメータを対象画
像全体の解像力パラメータTG として決定する。
像の解像度Dと、前記対象画像全体の解像力パラメータ
TG により前記(1)式のFS=D/TG の演算を行っ
て輪郭強調の幅を決定するフィルタサイズFSを決定す
る。
サイズFSより前記(2)式のF=α/FSの演算を行
って、輪郭強調の強さFを決定する。ここでαは係数で
ある。
調の幅FS、輪郭強調の強さF等のパラメータにより、
メモリ5に記憶されている輪郭部分を強調処理する。な
お前記説明では色空間が(RGB)空間の例について説
明したが、これに限定されるものではなく、本発明は
(CMY)空間でも勿論使用できる。この場合、ヒスト
グラムの明るさの成分としては、人間の目に対する明る
さの特性に近いMが使用される。
色空間として(RGB)空間を使用し、また図4の場合
と同様に、分割画像毎に求めた解像力パラメータによ
り、分割画像毎に輪郭強調処理を行い、後でこれら処理
された分割画像を1枚の画像に合成処理するものであ
る。
12は、図6に示す如く、対象画像読取部51、画像分
割ヒストグラム生成部52、解像力パラメータ決定部5
3−1、53−2・・・53−n、フィルタサイズ決定
部54−1、54−2・・・54−n、強度決定部55
−1、55−2・・・55−n、輪郭強調部56−1、
56−2・・・56−n、加工画像合成部57等を具備
する。
にセットし、操作入力部2より輪郭処理用のコマンドを
入力する。これにより画像入力部3から対象画像が入力
され、画素毎に(RGB)空間の色データによりメモリ
5に保持され、この保持された画像に対し輪郭抽出部1
1が輪郭抽出を行って、抽出した輪郭情報をメモリ5に
保持する。
5に記憶されている輪郭強調処理対象となる画像を読取
り、画像分割ヒストグラム生成部52に渡す。 (3) 画像分割ヒストグラム生成部52は、この画像を適
宜なサイズ、例えば8×8画素の小領域の分割画像に分
割して、全体をN×M個に分割するとともに、これらの
各分割画像について、人間の目に対する明るさに近いも
のとして感じられるGの値を各画素毎に認識し、G値毎
の個数を計数して、明度分布を示すヒストグラムを生成
する。また画像分割ヒストグラム生成部52は、メモリ
5に記憶されている輪郭情報を、これまた前記分割画像
と同サイズに分割する。
いて作成された各分割画像毎のG値にもとづくヒストグ
ラムは、順次解像力パラメータ決定部53−1、53−
2・・・に伝達される。各解像力パラメータ決定部53
−1、53−2・・・では、各ヒストグラムから分散を
求め、その値から解像力パラメータ・テーブルTBをア
クセスし、それぞれの分割画像における解像力パラメー
タTG1、TG2・・・を得る。
53−2・・・で決定された分割画像の解像力パラメー
タTG1、TG2・・・はフィルタサイズ決定部54−1、
54−2・・・に伝達される。各フィルタサイズ決定部
54−1、54−2・・・では、解像力パラメータ
TG1、TG2・・・と、対象画像の解像度Dにより、各分
割画像毎に前記(1)式の演算を行って、各分割画像毎
に使用される輪郭強調の幅を示すフィルタサイズF
SG1、FSG2・・・を決定する。
G2・・・は強度決定部55−1、55−2・・・に伝達
され、前記(2)式の演算を行って、各分割画像毎の輪
郭強調の強さFG1、FG2・・・が決定される。
これらの輪郭強調の強さFG1、FG2・・・と、フィルタ
サイズFSG1、FSG2・・・のパラメータにより、画像
分割ヒストグラム生成部52で分割された分割画像及び
分割画像の輪郭情報にもとづき各分割画像に対して輪郭
強調を実行する。
56−2・・・により輪郭強調処理された分割画像を1
枚の画像に合成する。なお、分割画像に輪郭部分が存在
しないものは、何も処理の行われない、解像力パラメー
タ決定部53−1、53−2・・・に伝達されたものと
同一の分割画像がそのまま輪郭強調部56−1、56−
2・・・より伝達されるので、輪郭部分が存在しないも
のはそのまま合成される。
間の例について説明したが、これに限定されるものでは
なく、本発明は(CMY)空間でも勿論使用できる。こ
の場合、ヒストグラムの明るさの成分としては人間の目
に対する明るさの特性に近いMが使用される。
は、対象画像に平滑化処理を行うものである。第5実施
例では、図2における平滑処理部13は、図7に示す如
く、対象画像読取部71、画像分割ヒストグラム生成部
72、分割画像代表値決定部73−1、73−2・・・
73−n、解像力パラメータ決定部74、フィルタサイ
ズ決定部75、平滑化強度決定部76、平滑化処理部7
7等を具備する。
画像入力部3にセットし、操作入力部2より平滑処理用
のコマンドを入力する。これにより画像入力部3から対
象画像が入力され、画素毎に(L* a* b* )空間の色
データによりメモリ5に保持される。
5に記憶されている平滑処理対象となるこの画像を読取
り、画像分割ヒストグラム生成部72に渡す。 (3) 画像分割ヒストグラム生成部72は、この画像を適
宜なサイズ、例えば1×1センチメートルの小領域の分
割画像に分割して、全体をn×m個の分割画像に分割す
る。なおこの分割画像のサイズは、予め設定されてい
る。画像分割ヒストグラム生成部72は、これらの分割
画像毎に対し、各画素のL値を認識し、L値毎の個数を
計数して、明度分布を示すヒストグラムを作成する。
いて作成された各分割画素毎のL値に基づく前記ヒスト
グラムは順次分割画像代表値決定部73−1、73−2
・・・に伝達される。各分割画像代表値決定部73−
1、73−2・・・は各ヒストグラムから分散を求め、
この分散の値から解像力パラメータ・テーブルTA′を
アクセスし、この分割画像における解像力パラメータの
代表値を得る。なお当然のことながら、図8における解
像力パラメータ・テーブルTA′は図3における解像力
パラメータ・テーブルTAとは同一のものではない。
記(4)において各分割画像毎に求められた解像力パラ
メータ群の中から多数決論理により、その最も多かった
解像力パラメータを対象画像全体の平滑化用解像力パラ
メータT′として決定する。
像の解像度Dと、前記(5)において決定された平滑化
用解像力パラメータT′から下記の(3)式により平滑
化の幅であるフィルタサイズFS′を決定する。
S′から下記の(4)式により平滑化の強さF′を決定
する。なおαは係数である。
滑化の幅FS′と、前記(7)により得られた平滑化の
強さF′等のパラメータにより平滑化処理を行う。平滑
化処理すべき領域は、前記対象画像を対象画像読取部7
1で読取ったものを、表示部6に表示して、例えばマウ
ス等により指示された位置から前記平滑化の幅FS′だ
け自動的に行われる。
b* )空間の例について説明したが、勿論これに限定さ
れるものではなく、(L* u* v* )空間でも(YCb
Cr)空間でも使用できる。なおこれらの場合、ヒスト
グラム用の明度成分としてL又はYを使用する。
は、分割画像毎に求めた解像力パラメータに応じ分割画
像毎に平滑化処理を行い、最後に各分割画像を1枚の画
像に合成するものである。
部13は、図8に示す如く、対象画像読取部部81、画
像分割ヒストグラム生成部82、解像力パラメータ決定
部83−1、83−2・・・83−n、フィルタサイズ
決定部84−1、84−2・・・84−n、強度決定部
85−1、85−2・・・85−n、平滑化処理部86
−1、86−2・・・86−n、加工画像合成部87等
を具備する。
にセットし、操作入力部2より平滑処理用のコマンドを
入力する。これにより画像入力部3から対象画像が入力
され、画素毎に(L* a* b* )空間の色データにより
メモリ5に記憶される。
記憶されている平滑処理対象となる画像を読取り、画像
分割ヒストグラム生成部82に渡す。 (3) 画像分割ヒストグラム生成部82は、この画像を適
宜サイズ、例えば1×1センチメートルの小領域の分割
画像に分割して、全体をn×m個の分割画像に分割す
る。なおこの分割画像のサイズは、平滑処理対象部分を
オペレータが平滑化指示可能である適宜の大きさであっ
て予め設定されている。勿論オペレータにより入力する
こともできる。画像分割ヒストグラム生成部82は、こ
れらの分割画像毎に対し、各画素のL値を認識し、L値
毎の個数を計数して、明度分布を示すヒストグラムを作
成する。なお、この分割画像はそれぞれメモリ5に保持
される。
いて作成された各分割画像毎のL値に基づくヒストグラ
ムは、順次解像力パラメータ決定部83−1、83−2
・・・に伝達される。各解像力パラメータ決定部83−
1、83−2・・・は各ヒストグラムから分散を求め、
この分散の値から解像力パラメータ・テーブルTA′を
アクセスし、それぞれの分割画像における解像力パラメ
ータTL1′、TL2′・・・を得る。
83−2・・・で決定されたこれら各解像力パラメータ
TL1′、TL2′・・・はフィルタサイズ決定部84−
1、84−2・・・に伝達される。フィルタサイズ決定
部84−1、84−2・・・では、解像力パラメータT
L1′、TL2′・・・と、対象画像の解像度Dにより、各
分割画像毎に前記(3)式の演算を行い、各分割画像毎
に使用される平滑化の幅を示すフィルタサイズF
SL1′、FSL2′・・・を決定する。
SL2′・・・は強度決定部85−1、85−2・・・に
伝達され、前記(4)式の演算を行って、各分割画像毎
の平滑化の強さFL1′、FL2′・・・が決定される。こ
のようにして各分割画像毎の平滑化の幅を示すフィルタ
サイズと平滑化の強さが決定され、これらは例えばメモ
リ5に一時保持される。
・は表示部6上に表示された分割画像に対しその平滑化
位置をオペレータがマウス等により指示したとき、平滑
化処理部86−1、86−2・・・は、指示された順序
に従って分割画像を認識し、メモリ5からこの分割画像
と、これに対応するフィルタサイズ及び平滑化の強さを
読出し、この分割画像に対して前記オペレータにより指
示された位置をフィルタサイズの幅で自動的に平滑化処
理し、再びメモリ5に記憶する。
された全部に対して平滑化処理が行われたあと、加工画
像合成部87は、平滑化処理された分割画像と平滑化指
示されなかった分割画像を合成し、1枚の平滑化処理し
た画像を得る。
* b* )空間の例について説明したが、勿論これに限定
されるものではなく、(L* u* v* )空間でも(YC
bCr)空間でも使用できる。なおこれらの場合ヒスト
グラム用の明度成分としてLまたはYが使用される。
空間として(RGB)空間を使用して対象画像に平滑処
理を行うものである。第7実施例では、図2における平
滑処理部13は、図9に示す如く、対象画像読取部9
1、画像分割ヒストグラム生成部92、分割画像代表値
決定部93−1、93−2・・・93−n、解像力パラ
メータ決定部94、フィルタサイズ決定部95、平滑化
強度決定部96、平滑化処理部97等を具備する。
を画像入力部3にセットし、操作入力部2より平滑処理
用のコマンドを入力する。これにより画像入力部3から
対象画像が入力され、画素毎に(RGB)空間の色デー
タによりメモリ5に保持される。
5に記憶されている平滑処理対象となるこの画像を読取
り、画像分割ヒストグラム生成部92に渡す。 (3) 画像分割ヒストグラム生成部92は、この画像を適
宜なサイズ、例えば1×1センチメートルの小領域の分
割画像に分割して、全体をn×m個の分割画像に分割す
る。なおこの分割画像のサイズは予め設定されている。
画像分割ヒストグラム生成部92は、これらの分割画像
毎に各画素のG値を認識し、G値毎の個数を計数して、
明度分布を示すヒストグラムを作成する。
いて作成された各分割画素毎のG値に基づく前記ヒスト
グラムは順次分割画像代表値決定部93−1、93−2
・・・に伝達される。各分割画像代表値決定部93−
1、93−2・・・は、各ヒストグラムから分散を求
め、この分散の値から解像力パラメータTB′をアクセ
スし、この分割画像における解像力パラメータの代表値
を得る。
記(4)において各分割画像毎に求められた解像力パラ
メータ群の中から多数決論理により、その最も多かった
解像力パラメータを対象画像全体の平滑化用解像力パラ
メータTG ′として決定する。
像の解像度Dと、前記(5)において決定された平滑化
用解像力パラメータTG ′から平滑化の幅であるフィル
タサイズFSG ′を前記(3)式によりFSG ′=D/
TG ′として得る。
タサイズFSG ′から、平滑化の強さFG ′を前記
(4)式によりFG ′=α/FSG ′として得る。 (8) 平滑化処理部97は、前記(6)により得られた平
滑化の幅FSG ′と、前記(7)により得られた平滑化
の強さFG ′等のパラメータにより平滑化処理を行う。
平滑化処理すべき領域は、前記対象画像を対象画像読取
部91で読取ったものを表示部6に表示して、例えばマ
ウス等により指示された位置から前記平滑化の幅F
SG ′だけ行われる。
空間の例について説明したが、勿論これに限定されるも
のではなく(CMY)空間でも使用できる。なおこの場
合、ヒストグラム用の明度成分としてMを使用する。
は色空間として(RGB)を使用してかつ分割画像毎に
求めた解像力パラメータに応じて分割画像毎に平滑化処
理を行って最後に各分割画像を1枚の画像に合成するも
のである。
部13は、図10に示す如く、対象画像読取部101、
画像分割ヒストグラム生成部102、解像力パラメータ
決定部103−1、103−2・・・103−n、フィ
ルタサイズ決定部104−1、104−2・・・104
−n、強度決定部105−1、105−2・・・105
−n、平滑化処理部106−1、106−2・・・10
6−n、加工画像合成部107等を具備する。
画像入力部3にセットし、操作入力部2より平滑処理用
のコマンドを入力する。これにより画像入力部3から対
象画像が入力され、画素毎に(RGB)空間の色データ
によりメモリ5に記憶される。
5に記憶されている平滑処理対象となる画像を読取り、
画像分割ヒストグラム生成部102に渡す。 (3) 画像分割ヒストグラム生成部102は、この画像を
適宜サイズ、例えば1×1センチメートルの小領域の分
割画像に分割して、全体をn×m個の分割画像に分割す
る。なおこの分割画像のサイズは、平滑処理対象部分を
オペレータが平滑化指示可能である適宜の大きさであっ
て予め設定されている。勿論オペレータにより入力する
こともできる。画像分割ヒストグラム生成部102は、
これらの分割画像毎に各画素のG値を認識し、G値毎の
個数を計数して、明度分布を示すヒストグラムを作成す
る。なおこの分割画像はそれぞれメモリ5に保持され
る。
おいて作成された各分割画像毎のG値にもとづくヒスト
グラムは、順次解像力パラメータ決定部103−1、1
03−2・・・に伝達される。各解像力パラメータ決定
部103−1、103−2・・・は各ヒストグラムから
分散を求め、この分散の値から解像力パラメータ・テー
ブルTB′をアクセスし、それぞれの分割画像における
解像力パラメータTG1′、TG2′・・・を得る。
1、103−2・・・で決定されたこれら各解像力パラ
メータTG1′、TG2′・・・はフィルタサイズ決定部1
04−1、104−2・・・に伝達される。フィルタサ
イズ決定部104−1、104−2・・・では、解像力
パラメータTG1′、TG2′・・・と、対象画像の解像度
Dにより、各分割画像毎に前記(3)式の演算を行い、
各分割画像毎に使用される平滑化の幅を示すフィルタサ
イズFSG1′、FSG2′・・・を決定する。
SG2′・・・は強度決定部105−1、105−2・・
・に伝達され、前記(4)式の演算を行って、各分割画
像毎の平滑化の強さFG1′、FG2′・・・が決定され
る。このようにして各分割画像毎の平滑化の幅を示すフ
ィルタサイズと平滑化の強さFG1′、FG2′・・・が決
定される。このようにして各分割画像毎の平滑化の幅を
示すフィルタサイズと平滑化の強さが決定され、これら
は例えばメモリ5に一時保持される。
・・・は、表示部6上に表示された分割画像に対しその
平滑化位置をオペレータがマウス等により指示したと
き、平滑化処理部106−1、106−2・・・は指示
された順序にしたがって分割画像を認識し、メモリ5か
らこの分割画像と、これに対応するフィルタサイズ及び
平滑化の強さを読出し、この分割画像に対して前記オペ
レータにより指示された位置をフィルタサイズの幅で平
滑化処理し、再びメモリ5に記憶する。
された全部に対し平滑化処理が行われたあと、加工画像
合成部107は、平滑化処理された分割画像と平滑化指
示されなかった分割画像を合成し、1枚の平滑化処理し
た画像を得る。
空間の例について説明したが、勿論これに限定されるも
のではなく、(CMY)空間でも使用できる。なおこの
場合、ヒストグラム用の明度成分としてMを使用する。
(A)に示す如き、人物写真のように、明るさの変化が
大まかな画像に対しては輪郭の幅を大きくして強さを小
さい、全体として柔らかな画質のものとすることができ
る。また図13(B)に示す如き風景写真のような細か
な画像に対しては輪郭の幅を小さくかつ強さの大きな処
理を施して、輪郭のくっきりとしたものとすることがで
きる。
れが存在するようなものに対しては自動的に決められた
適当な幅と強さの平滑化処理を施すことができるので、
これもまた良好の画質の画像を提供することができる。
るさの成分にもとづくヒストグラムにより得られたパラ
メータにより輪郭強調処理を行うので、風景写真のよう
な明るさの変化の多い画像に対しては輪郭の幅を小さ
く、しかも強く強調処理することができるので、輪郭が
くっきりとなる処理を自動的に行うことができ、また人
物写真のように明るさの変化が大まかな又は対象の大き
い画像に対しては、輪郭の幅を大きく、強さの小さい状
態の画像を提供する処理、つまり画像に好適な輪郭処理
を自動的に高速に行うことができる。
(L* a* b* )色空間、(L* u*v* )色空間、
(YCbCr)色空間、(RGB)色空間、(CMY)
色空間のいずれかの画像情報で、請求項1の発明と同様
に、その画像に好適な輪郭処理を自動的に高速に行うこ
とができる。
割画像毎に輪郭の幅及び強さを演算し、これにもとづき
輪郭処理を行うので分割画像毎に最適なパラメータで処
理を行うことができ、品質の非常にすぐれた輪郭処理を
自動的に、高速に行うことができる。
(L* a* b* )色空間、(L* u*v* )色空間、
(YCbCr)色空間、(RGB)色空間、(CMY)
色空間のいずれかの画像情報で、前記請求項3の発明と
同様に分割画像毎に最適なパラメータで輪郭処理を行う
ことができ、品質の非常にすぐれた輪郭処理を自動的に
高速に行うことができる。
明るさの成分にもとづくヒストグラムにより自動的に得
られた平滑化の幅、強さにもとづき平滑化処理を行うこ
とができるので、その画像の特性に応じた適当なパラメ
ータで平滑化を行うことができるので、品質の良い平滑
化処理を自動的に行うことができる。
(L* a* b* )色空間、(L* u* v* )色空間、
(YCbCr)色空間、(RGB)色空間、(CMY)
色空間のいずれかの画像情報で、請求項5の発明と同様
に、その画像の特性に応じた適当なパラメータで品質の
良い平滑化処理を自動的に行うことができる。
分割画像毎に平滑化の幅、強さを演算し、これにもとづ
き平滑化処理を行うので、分割画像毎に最適なパラメー
タで処理を行うことができ、品質の非常にすぐれた平滑
化処理を自動的に行うことができる。
(L* a* b* )色空間、(L* u* v* )色空間、
(YCbCr)色空間、(RGB)色空間、(CMY)
色空間のいずれかの画像情報で、前記請求項7の発明と
同様に分割画像毎に最適な平滑化処理を自動的に行うこ
とができる。
Claims (8)
- 【請求項1】画像の輪郭を強調処理する画像処理方法に
おいて、明るさの分布に応じた輪郭強調幅を得る解像力パラメー
タを有する解像力パラメータ・テーブルを持ち、 対象画像を複数に分割して各分割画像毎に明るさの成分
にもとづくヒストグラムを求め、このヒストグラムの分
布より解像力パラメータ・テーブルを参照して分割画像
の解像力パラメータの代表値を求め、各分割画像の代表
値群から多数決により対象画像全体の解像力パラメータ
を選出し、この選出された解像力パラメータにもとづ
き、輪郭強調の幅及び強さを求め、この幅及び強さにも
とづき対象画像の輪郭処理を行うことを特徴とする画像
処理における輪郭強調の自動化方法。 - 【請求項2】前記対象画像を(L* a* b* )色空間、
(L* u* v* )色空間、(YCbCr)色空間、(R
GB)色空間、(CMY)色空間のいずれか1つの画像
情報で表現したことを特徴とする請求項1記載の画像処
理における輪郭強調の自動化方法。 - 【請求項3】画像の輪郭を強調処理する画像処理方法に
おいて、明るさの分布に応じた輪郭強調幅を得る解像力パラメー
タを有する解像力パラメータ・テーブルを持ち、 対象画像を複数に分割して各分割画像毎に明るさの成分
にもとづくヒストグラムを求め、このヒストグラムの分
布より解像力パラメータ・テーブルを参照して分割画像
毎の解像力パラメータを求めて分割画像毎の輪郭強調の
幅及び強さを求め、各分割画像毎に求めたそれぞれの輪
郭強調の幅及び強さにもとづきその分割画像の輪郭処理
を行うことを特徴とする画像処理における輪郭強調の自
動化方法。 - 【請求項4】前記対象画像を(L* a* b* )色空間、
(L* u* v* )色空間、(YCbCr)色空間、(R
GB)色空間、(CMY)色空間のいずれか1つの画像
情報で表現したことを特徴とする請求項3記載の画像処
理における輪郭強調の自動化方法。 - 【請求項5】画像を平滑化処理する画像処理方法におい
て、 明るさの分布に応じた平滑化の幅を得る解像力パラメー
タを有する解像力パラメータ・テーブルを持ち、 対象画像を複数に分割して各分割画像毎に明るさの成分
にもとづくヒストグラムを求め、このヒストグラムの分
布より解像力パラメータ・テーブルを参照して分割画像
の解像力パラメータの代表値を求め、各分割画像の代表
値群から多数決により対象画像全体の解像力パラメータ
を選出し、この選出された解像力パラメータにもとづ
き、平滑化の幅及び強さを求め、この幅及び強さにもと
づき対象画像の平滑化処理を行うことを特徴とする画像
処理における平滑化の自動化方法。 - 【請求項6】前記対象画像を(L * a * b * )色空間、
(L * u * v * )色空間、(YCbCr)色空間、(R
GB)色空間、(CMY)色空間のいずれか1つの画像
情報で表現したことを特徴とする請求項5記載の画像処
理における平滑化の自動化方法。 - 【請求項7】画像を平滑化処理する画像処理方法におい
て、 明るさの分布に応じた平滑化の幅を得る解像力パラメー
タを有する解像力パラメータ・テーブルを持ち、 対象画像を複数に分割して各分割画像毎に明るさの成分
にもとづくヒストグラムを求め、このヒストグラムの分
布より解像力パラメータ・テーブルを参照して分割画像
毎の解像力パラメータを求めて分割画像毎の平滑化の幅
及び強さを求め、各分割画像毎に求めたそれぞれの平滑
化の幅及び強さにもとづきその分割画像の平滑化処理を
行うことを特徴とする画像処理における平滑化の自動化
方法。 - 【請求項8】前記対象画像を(L * a * b * )色空間、
(L * u * v * )色空間、(YCbCr)色空間、(R
GB)色空間、(CMY)色空間のいずれか1つの画像
情報で表現したことを特徴とする請求項7記載の画像処
理における平滑化の自動化方法。
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