JP2001209802A - 顔抽出方法および装置並びに記録媒体 - Google Patents

顔抽出方法および装置並びに記録媒体

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JP2001209802A
JP2001209802A JP2000329061A JP2000329061A JP2001209802A JP 2001209802 A JP2001209802 A JP 2001209802A JP 2000329061 A JP2000329061 A JP 2000329061A JP 2000329061 A JP2000329061 A JP 2000329061A JP 2001209802 A JP2001209802 A JP 2001209802A
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JP2000329061A
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Fumito Takemoto
文人 竹本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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    • H04N1/56Processing of colour picture signals
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    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30196Human being; Person
    • G06T2207/30201Face

Abstract

(57)【要約】 【課題】 人物の顔を含む画像から顔を簡易に抽出す
る。 【解決手段】 人物を含む画像および顔の形状を表す輪
郭線のデータからなる顔テンプレートTをモニタ4に表
示する。ユーザは入力手段5を操作して、顔テンプレー
トTを移動等して、画像中における抽出の対象となる顔
画像である顔領域と、顔テンプレートTとの位置合わせ
を行う。抽出手段9は、この位置合わせの動作に応じ
て、顔領域と顔テンプレートTとのマッチング度を算出
し、マッチング度が所定の閾値を越えた時点で、顔領域
が抽出された旨をモニタ4に表示する。抽出された顔領
域は色や階調を変更する処理に供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人物の顔を含む画
像から顔の領域を抽出する顔抽出方法および装置、これ
らの方法および装置を用いた画像処理方法および装置並
びに顔抽出方法および画像処理方法をコンピュータに実
行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取
り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネガフイルムやリバーサルフイルムなど
を用いて人物を撮影することにより得られた写真などの
画像において、最も注目される部位は人物の顔である。
しかしながら、アンダー露光や逆光で撮影を行った場合
には、人物の顔が黒くなってしまったり、ストロボを使
用して人物をアップで撮影した場合(ストロボハイコ
ン)には顔の階調を失って白くなってしまうという問題
がある。また天気の良い日に人物を撮影すると顔の半分
程度が陰となってしまいコントラストが大きくなるとい
う問題もある。このため、ネガフイルム等に記録された
原画像を感光材料に焼き付ける場合に、人物の顔が適正
な明るさとなるように、原画像中の人物の顔に相当する
領域に対して覆い焼きなどの手法を適用することにより
顔領域の露光量を調整するようにしている。
【0003】一方、デジタル電子スチルカメラ(以下デ
ジタルカメラとする)において取得したデジタル画像デ
ータや、フイルムに記録された画像を読取ることにより
得られたデジタル画像データを、プリント等のハードコ
ピーとしてあるいはディスプレイ上にソフトコピーとし
て再現することが行われている。この際、上述したよう
なアンダー露光、逆光、ストロボハイコン等により原稿
の撮影が行われた場合は、人物の顔に対応する領域の画
像データに対して、明るさ、階調、色、シャープネスな
どの修正を施して、人物の顔を適切な明るさとするだけ
でなく、色、階調等を適切に再現することも可能であ
る。
【0004】このように、画像データに対して修正を施
す場合には、画像データにより表される画像から人物の
顔に対応する顔領域を抽出する必要がある。このため、
例えばモニタに表示された画像中に顔を含む領域を指定
し、この指定された領域中において顔の肌色部分の画素
を指定し、この指定された画素の色を基準とした所定範
囲の色の画素を顔領域としてこれを抽出するようにした
方法が提案されている(方法1)。また、モニタに表示
された画像において、マウスを使用して顔の輪郭を指定
し、その指定された輪郭により囲まれた領域を顔領域と
して抽出する方法も提案されている(方法2)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、方法1
では指定した肌色を基準とした所定範囲にある画素のみ
を抽出するものであるため、顔画像のコントラストが大
きいと全ての顔の領域を抽出することができない。ま
た、顔の背景が指定した肌色を基準とした所定範囲の色
である場合には、顔領域とともに背景も抽出されてしま
う。さらに、方法2では、マウスにより顔の輪郭を正確
に指定する必要があるため、領域を指定するための操作
が非常に煩わしい。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、画像から人物の顔を精度よく抽出できる顔抽出方法
および装置、顔抽出方法および装置を用いた画像処理方
法および装置並びに顔抽出方法および画像処理方法をコ
ンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコ
ンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による顔抽出方法
は、人物の顔を含む画像から顔領域を抽出する顔抽出方
法であって、前記画像と予め定められた顔テンプレート
とを表示し、入力手段からの入力に応じて、前記顔テン
プレートおよび/または前記画像を移動、変形および/
または回転して、該顔テンプレートと抽出すべき顔領域
との位置合わせを行い、該位置合わせ結果に基づいて、
前記顔領域を抽出することを特徴とするものである。
【0008】ここで、「顔テンプレート」とは、少なく
とも一般的な人間の顔の形状および目の位置を輪郭線に
より表すものであるが、顔の形状および目の位置に加え
て、口の位置、耳の位置などの顔を構成する部品を含む
ものであってもよい。また、「顔テンプレート」は2次
元形状を有するものであってもよいが、3次元形状を有
するものであることが好ましい。とくに3次元形状の場
合は、その3次元形状が3次元ワイヤーフレームにより
形成されてなることが好ましい。さらに、顔テンプレー
トは、顔の色である肌色とは異なる色を有するものとす
ることが好ましく、とくに肌色の補色であるCB(シア
ン〜ブルー)色とすることが好ましい。
【0009】また、「入力手段からの入力に応じて」と
は、ユーザによるマウスやキーボードからの入力に応じ
ての意である。
【0010】さらに、「顔テンプレートおよび/または
画像を移動、変形および/または回転して、顔テンプレ
ートと抽出すべき顔領域との位置合わせを行う」とは、
例えば、ユーザがマウスやキーボードを用いて顔テンプ
レートおよび/または画像の位置や大きさを変更した
り、顔テンプレートおよび/または画像を回転させたり
等することにより、抽出すべき顔領域と顔テンプレート
との位置合わせをマニュアル操作により行うものであ
る。なお、顔テンプレートが3次元形状を有する場合に
は、顔テンプレートの向きを変更することにより顔テン
プレートを変形することも可能である。ここで、画像を
移動等する場合は、画像全体のみならず、画像内の顔領
域に対応する部分のみあるいは顔領域を含む所定範囲の
領域のみを移動等してもよい。
【0011】なお、本発明による顔抽出方法において
は、前記位置合わせ結果に基づいて、前記顔テンプレー
トと前記顔領域とのマッチング度を算出し、該マッチン
グ度に基づいて前記顔領域を抽出することが好ましい。
【0012】「マッチング度に基づいて顔領域を抽出す
る」とは、例えばマッチング度が予め定められた値以上
となった場合に、画像上において顔テンプレートと対応
する領域を顔領域として抽出することをという。
【0013】この場合、前記顔テンプレートおよび前記
画像上の該顔テンプレートと対応する領域におけるボケ
画像を作成し、該各ボケ画像上において前記マッチング
度の算出を行うことが好ましい。
【0014】本発明による顔抽出装置は、人物の顔を含
む画像から顔領域を抽出する顔抽出装置であって、前記
画像と予め定められた顔テンプレートとを表示する表示
手段と、前記顔テンプレートおよび/または前記画像を
移動、変形および/または回転するための入力を受け付
ける入力手段と、該入力手段からの入力に応じて、前記
顔テンプレートおよび/または前記画像を移動、変形お
よび/または回転して前記顔テンプレートと抽出すべき
顔領域との位置合わせを行う位置合わせ手段と、該位置
合わせ手段による位置合わせ結果に基づいて、前記顔領
域を抽出する抽出手段とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0015】なお、本発明による顔抽出装置において
は、前記抽出手段は、前記位置合わせ手段による位置合
わせ結果に基づいて、前記顔テンプレートと前記顔領域
とのマッチング度を算出し、該マッチング度に基づいて
前記顔領域を抽出する手段であることが好ましい。
【0016】この場合、前記抽出手段は、前記顔テンプ
レートおよび前記画像上の該顔テンプレートと対応する
領域におけるボケ画像を作成し、該各ボケ画像上におい
て前記マッチング度の算出を行う手段であることが好ま
しい。
【0017】また、本発明による顔抽出装置において
は、前記顔テンプレートが、3次元形状を有することが
好ましい。この場合、3次元形状が3次元ワイヤーフレ
ームにより形成されてなることが好ましい。
【0018】また、本発明による顔抽出装置において
は、前記顔テンプレートが肌色と異なる色、とくに肌色
の補色を有するものとすることが好ましい。
【0019】本発明による画像処理方法は、本発明によ
る顔抽出方法により抽出された顔領域に対して画像処理
を施す画像処理方法であって、前記顔領域を含む所望と
する領域の色階調を予め定められた目標画像の色階調に
変更することを特徴とするものである。
【0020】ここで、「顔領域を含む所望とする領域」
とは、顔領域全体のみならず、顔領域の中の特定の領
域、顔領域が含まれる画像全体、あるいは顔領域とこれ
以外の領域からなる領域をも含むものである。
【0021】本発明による画像処理装置は、本発明によ
る顔抽出装置により抽出された顔領域に対して画像処理
を施す画像処理装置であって、前記顔領域を含む所望と
する領域の色階調を予め定められた目標画像の色階調に
変更する変更手段を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0022】なお、本発明による顔抽出方法および画像
処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
として、コンピュータ読取り可能な記録媒体に記録して
提供してもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、入力手段からの入力に
応じて、顔テンプレートおよび/または画像を移動、変
形および/または回転することにより、顔テンプレート
と抽出すべき顔領域との位置合わせが行われ、この位置
合わせ結果に基づいて顔領域が抽出される。このため、
顔領域のコントラストが大きい場合でも、顔テンプレー
トと抽出すべき顔領域とを一致させれば、顔領域の全体
を抽出することができる。また、顔の背景が肌色に近い
色を有するものであっても、画像から顔領域のみを抽出
することができる。さらに、顔テンプレートおよび/ま
たは画像を移動、変形および/または回転させることに
より、顔テンプレートと顔領域との位置合わせを行って
いるため、上記方法2のように顔の輪郭を正確に指定す
る必要がなくなり、顔領域を指定するための操作の煩わ
しさを軽減できる。したがって、画像から顔領域を簡易
かつ正確に抽出することができることとなる。
【0024】また、位置合わせ結果に基づいて、顔テン
プレートと顔領域とのマッチング度を求め、このマッチ
ング度に基づいて顔領域を抽出することにより、顔テン
プレートと顔領域とをある程度正確に位置合わせしなけ
れば顔領域が抽出できないため、顔領域をより正確に抽
出できることとなる。
【0025】さらに、画像中の顔と顔テンプレートとを
厳密に位置合わせすることは非常に手間がかかるが、顔
テンプレートおよびこれと対応する領域のボケ画像を作
成することにより、位置合わせを比較的容易に行うこと
ができるようになるため、顔領域の抽出をさらに簡易に
行うことができる。
【0026】また、顔テンプレートを3次元形状を有す
るものとすることにより、画像に含まれる顔の向きに拘
わらず顔領域を抽出することができることとなる。
【0027】さらに、顔テンプレートの色を、肌色と異
なる色とすることにより、画像上において顔テンプレー
トが目立つようになるため、位置合わせの操作を容易に
行うことができることとなる。とくに、顔テンプレート
の色を肌色の補色とすれば、画像上において顔テンプレ
ートが一層目立つようになるため、位置合わせの操作を
一層容易に行うことができる。
【0028】また、本発明の画像処理方法および装置に
よれば、本発明による顔抽出方法および装置により抽出
された顔領域を含む所望とする領域の色階調が予め定め
られた目標画像の色階調に変更されるため、指定された
領域を含む所望とする領域を、ユーザが所望とする色お
よび階調となるように変更することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。
【0030】図1は本発明の実施形態による顔抽出装置
を適用した画像処理装置の構成を示す概略ブロック図で
ある。図1に示すように本実施形態による画像処理装置
は、デジタルカメラにより撮像された、あるいはスキャ
ナにより読取られた人物の顔を含む画像を表す画像デー
タSに対して処理を施して処理済み画像データS1を得
るものであり、画像データSが記録されたメディアから
画像データSを読み出す、あるいはネットワークを介し
て転送された画像データSを読み出す読出手段1と、読
み出した画像データSにより表される画像から人物の顔
を抽出する顔抽出手段2と、画像データSに対して画像
処理を施す画像処理手段3と、画像データS等を表示す
るモニタ4と、顔抽出手段2および画像処理手段3に対
して種々の入力を行うためのキーボード、マウスからな
る入力手段5とを備える。なお、本実施形態において
は、画像処理手段3は顔抽出手段2において抽出された
顔の色階調を変更するものである。
【0031】顔抽出手段2は、画像データSにより表さ
れる画像をモニタ4に表示させた状態において、記憶手
段8に記憶されたテンプレートデータTDにより表され
る顔画像のテンプレート(以下顔テンプレートとする)
Tをモニタ4に表示し、入力手段5からの指示に応じ
て、モニタ4に表示された画像に含まれる人物の顔のう
ち抽出すべき顔の領域(以下顔領域とする)と、顔テン
プレートTとの位置合わせを行う位置合わせ手段7と、
顔領域と顔テンプレートTとのマッチング度に基づい
て、顔領域を抽出する抽出手段9とを備える。
【0032】図2は、モニタ4に表示された画像データ
Sにより表される画像を示す図である。図2に示すよう
に、モニタ4には複数の人物の顔を含む画像が表示され
る。
【0033】図3は、顔テンプレートTを表す図であ
る。図3に示すように、この顔テンプレートTは、人物
の顔の形状、目および口の輪郭線を3次元ワイヤーフレ
ームにより表すことによって形成されてなるものであ
り、その周囲に4つの点10A〜10Dが表示されてい
る。なお、顔テンプレートTの色、すなわちワイヤーフ
レームの色は肌色の補色であるCB(シアン〜ブルー)
色となっている。そして、この顔テンプレートTをモニ
タ4に表示し、4つの点10A〜10Dの1つを、マウ
スを左クリックしてドラッグすることによって、顔テン
プレートTを拡大、縮小並びに上下左右方向に変形させ
ることができる。例えば、点10Aを上下方向にドラッ
グすることにより、点10C,10Dを基準として顔テ
ンプレートTを上下方向に変形させることができ、左右
方向にドラッグすることにより、点10B,10Cを基
準として顔テンプレートTを左右方向に変形させること
ができる、さらに斜め45度方向にドラッグすることに
より、点10Cを基準として顔テンプレートTを拡大縮
小することができる。
【0034】また、4つの点10A〜10Dの1つを、
マウスを右クリックしてドラッグすることにより、顔テ
ンプレートTを回転させることができる。例えば、点1
0Aを回転させるようにドラッグすることによって、点
10Dを回転中心として顔テンプレートTを回転させる
ことができる。
【0035】さらに、4つの点10A〜10Dにより囲
まれる領域を左クリックしてドラッグすることにより、
顔テンプレートTを移動させることができる。
【0036】また、顔テンプレートTの輪郭線内におけ
る上下左右の領域を左クリックすることにより、クリッ
ク回数に応じて顔テンプレートTの向きを変更すること
ができる。例えば、図3における斜線部分の領域Aを左
クリックすることにより顔テンプレートTの向きを向か
って右に向けることができ、その回数に応じて例えば図
4に示すように左を向いた顔となるように顔テンプレー
トTの向きを変更することができる。
【0037】そして、ユーザはモニタ4に表示された画
像から抽出すべき顔を選択するとともに、顔テンプレー
トTをモニタ4に表示させ、入力手段5により顔テンプ
レートTをその顔の位置へ移動し、上述したように顔テ
ンプレートTを、変形(向きの変更を含む)、拡大縮小
および/または回転して、顔テンプレートTと顔領域と
の位置合わせを行う。
【0038】抽出手段9は、まず顔テンプレートTと対
応する領域内の画像データSに対して、ラプラシアンフ
ィルタなどによりフィルタリング処理を施すことにより
輪郭線を抽出して輪郭線データFを得る。そして、この
輪郭線データFのボケ画像データFusおよび顔テンプレ
ートデータTDのボケデータTusを作成し、位置合わせ
手段7におけるユーザの位置合わせ動作毎、すなわち顔
テンプレートTを移動、変形および/または回転させる
毎に、下記の式(1)に示すように、ボケ画像データF
usとボケデータTusとのマッチング度Mを算出する。
【0039】 M=(Σ|Tusij−Fusij|)/n (1) 但し、Tusij:ボケデータTusにより表される画像の画
素値 Fusij:ボケデータTusijと対応するボケ画像データF
usにより表される画像の画素値 n:ボケデータTusijまたはボケ画像データFusijによ
り表される画像の画素数 そして、算出されたマッチング度Mを所定の閾値αと比
較し、マッチング度Mが閾値αを越えたときに、顔領域
が抽出された旨をモニタ4に表示するものである。
【0040】ここで、厳密な輪郭線によりマッチング度
Mを算出すると、顔テンプレートTと顔領域とを精度よ
く一致させないと、マッチング度Mが閾値αを越えにく
くなるため、位置合わせのための操作が煩わしいものと
なる。一方、輪郭線データFのボケ画像データFusおよ
び顔テンプレートTのボケデータTusを求め、ボケ画像
同士でマッチング度Mを算出すれば、顔テンプレートT
と顔領域とを厳密に一致させなくとも、マッチング度M
が閾値αを越えやすくなるため、顔領域と顔テンプレー
トTとの位置合わせをより簡易に行うことができる。
【0041】このようにして顔領域が抽出されると、画
像処理手段2は以下のようにして画像データSに対して
画像処理を施す。まず、抽出された顔領域内において、
ストロボハイコンによる白い肌色から逆光による暗い肌
色を含む予め定められた範囲内にある肌色の領域を抽出
する。これは、図5に示すようにL***空間におい
て円形で囲んだ領域を肌色領域Dとして定めておき、顔
領域の画素値をL***空間に変更し、肌色領域Dに
含まれる画素値を有する画素を顔領域内の肌色領域とし
て抽出することにより行われる。
【0042】このように顔領域内において肌色領域が抽
出されると、予め定められた目標とする色階調を有する
画像(以下目標画像とする)とこの肌色領域の累積ヒス
トグラムが作成される。図6は目標画像および肌色領域
の累積ヒストグラムH1,H2を示す図である。なお、
図6において累積ヒストグラムH1における横軸は左に
向かうほどRGB濃度が大きくなり、累積ヒストグラム
H2における横軸は右に向かうほどRGB濃度が大きく
なる。また、累積ヒストグラムH1,H2は画像データ
SがRGBの色データからなるものとした場合、各色デ
ータ毎に作成されるが、簡便のためここでは各色データ
を1つのRGBデータとし、この1つのRGBデータか
ら累積ヒストグラムH1,H2を作成するものとして説
明する。ここで、累積ヒストグラムH1,H2はそれぞ
れ目標画像および顔領域の特徴量を表すものとなる。
【0043】なお、目標画像の色階調は上述したように
予め設定しておいてもよいが、互いに異なる色階調を有
する複数の顔画像をモニタ4に表示し、そこからユーザ
が所望とする色階調を有する顔画像を選択し、選択され
た顔画像の色階調を目標画像の色階調としてもよい。
【0044】このようにして累積ヒストグラムH1,H
2が作成されると、この累積ヒストグラムH1,H2に
基づいて肌色領域の色階調が目標画像の色階調となるよ
うに色変更処理が行われる。この色変更処理は図6の波
線に示すように累積ヒストグラムH1と累積ヒストグラ
ムH2とを対応付け、累積ヒストグラムH2においてR
GB濃度がP1となる画素の画素値がRGB濃度P2と
なるように、肌色領域の色階調を変更することにより行
われるものである。ここで、累積ヒストグラムH1を関
数g(d′)、累積ヒストグラムH2を関数f(d)で
表すと、図6の波線で示す処理は下記の式(2)により
表すことができる。
【0045】 d′=g-1(f(d)) (2) なお、肌色領域のみの色階調を変更すると、その境界部
分が不自然に見えるため、境界部分については連続的に
色階調を変更することが好ましい。
【0046】次いで、本実施形態の動作について説明す
る。図7は本実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。まず、画像データSが読み出されて顔抽出手段2に
入力される(ステップS1)。顔抽出手段2において
は、モニタ4に画像データSにより表される画像および
顔テンプレートTが表示され、ユーザは入力手段5を操
作して位置合わせ手段7により画像中における顔領域と
顔テンプレートTとの位置合わせを行う(ステップS
2)。そして、ユーザによるテンプレートTの移動、変
形および/または回転の動作が行われる毎にマッチング
度Mが算出され(ステップS3)、マッチング度Mが閾
値αを越えたか否かが判断される(ステップS4)。ス
テップS4が否定された場合はステップS2に戻り、ス
テップS2からステップS4の処理を繰り返す。ステッ
プS4が肯定された場合には、その時点における顔テン
プレートTと対応する位置の画像を顔領域として抽出す
る(ステップS5)。
【0047】このようにして、顔領域が抽出されると、
その旨が画像処理手段2に入力される(ステップS
6)。画像処理手段2においては、顔領域に含まれる肌
色領域が抽出される(ステップS7)。肌色領域が抽出
されると、予め定められた目標画像および肌色領域の累
積ヒストグラムH1,H2が作成される(ステップS
8)。そしてこの累積ヒストグラムH1,H2に基づい
て上記式(2)に示すように肌色領域の色階調が目標画
像の色階調と同一になるように変更されて処理済み画像
データS1が得られ(ステップS9)、処理を終了す
る。
【0048】このように、本実施形態においては、顔テ
ンプレートTを移動等することにより、顔テンプレート
Tと抽出すべき顔領域との位置合わせを行い、この位置
合わせ結果に基づいて顔領域を抽出するようにしたた
め、顔領域のコントラストが大きい場合でも、顔テンプ
レートTと抽出すべき顔領域とを一致させれば、抽出す
べき顔領域の全てを抽出することができる。また、顔の
背景が肌色に近い色を有するものであっても、画像から
顔領域のみを抽出することができる。さらに、顔テンプ
レートTを移動等することにより、顔テンプレートTと
顔領域との位置合わせを行っているため、上記従来技術
で説明した方法2のように顔の輪郭を正確に指定する必
要がなくなり、顔領域を指定するための操作の煩わしさ
を軽減できる。したがって、画像から顔領域を簡易かつ
正確に抽出することができることとなる。
【0049】また、所望とする色階調を有する目標画像
を予め設定し、この目標画像の色階調と同一になるよう
に顔領域の色階調を変更するようにしたため、抽出され
た顔領域の肌色領域をユーザが望む色および階調を有す
る画像となるように変更することができる。
【0050】さらに、顔テンプレートTの色を肌色の補
色としているため、画像上において顔テンプレートが一
層目立つようになり、その結果、位置合わせの操作を容
易に行うことができることとなる。
【0051】なお、上記実施形態においては、顔テンプ
レートTを3次元ワイヤーフレームにより形成されてな
るものとしているが、3次元形状を有するものであれ
ば、いかなるテンプレートであってもよい。また、2次
元形状を有するものとしてもよい。このように顔テンプ
レートTを2次元形状を有するものとした場合、顔テン
プレートTの向きを変更することはできないこととな
る。
【0052】また、上記実施形態においては、顔テンプ
レートTを顔の形状、目および口の輪郭線からなるもの
としているが、顔の形状および目の輪郭線のみからなる
ものであってもよい。さらに、顔テンプレートTは、顔
の形状、目および口の輪郭線に加えて、鼻や耳の輪郭線
を含むものであってもよい。
【0053】さらに、上記実施形態においては、顔テン
プレートTの色を肌色の補色であるCB色としている
が、これに限定されるものではなく、肌色とは異なる色
であればいかなる色としてもよい。
【0054】さらにまた、上記実施形態においては、顔
領域の肌色領域のみの色階調を変更しているが、顔領域
全体の色階調を変更してもよく、顔領域を含む所定範囲
の領域あるいはモニタ4に表示されている画像全体の色
階調を変更してもよい。
【0055】また、上記実施形態においては、目標画像
の累積ヒストグラムH1を作成しているが、目標画像に
ついて予め累積ヒストグラムを作成しておいてもよい。
【0056】さらに、上記実施形態においては、顔テン
プレートTを移動等することにより顔テンプレートTと
顔領域との位置合わせを行っているが、画像データSに
より表される画像を移動、変形および/または回転する
ことにより、顔テンプレートTと顔領域との位置合わせ
を行ってもよい。この場合、図8に示すように画像デー
タSにより表される画像の4隅に、図3における点10
A〜10Dに対応する点11A〜11Dを表示し、これ
らの点11A〜11Dをマウスによりドラッグすること
によって、画像データSにより表される画像の移動、変
形および/または回転を行い、顔テンプレートTと画像
中の顔領域との位置合わせを行うことができる。なお、
この場合、画像データSにより表される画像のみなら
ず、この画像と顔テンプレートTとの双方を移動等して
もよい。
【0057】また、画像データSにより表される画像全
体ではなく、抽出すべき画像を選択し、その選択された
顔を含む所定範囲の領域のみを移動等するようにしても
よい。例えば、図9に示すように、左端の人物の顔を抽
出すべき顔として選択した場合、その顔を含む矩形領域
A0を設定し、さらに矩形領域A0の4隅に図3におけ
る点10A〜10Dに対応する点12A〜12Dを表示
する。そして、これらの点12A〜12Dをマウスによ
りドラッグすることによって、矩形領域A0の移動、変
形および/または回転を行い、顔テンプレートTと画像
中の顔領域との位置合わせを行うことができる。なお、
この場合、矩形領域A0のみならず、この矩形領域A0
と顔テンプレートTとの双方を移動等してもよい。
【0058】なお、図8および図9に示すように画像デ
ータSにより表される画像またはこの画像に設定された
矩形領域A0については、顔テンプレートTとは異な
り、図4に示すように向きを変更することはできないも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による画像処理装置の構成を
示すブロック図
【図2】モニタに表示される画像を示す図
【図3】顔テンプレートを示す図
【図4】顔テンプレートの向きを変更した状態を示す図
【図5】L***空間における肌色領域を示す図
【図6】累積ヒストグラムを示す図
【図7】本実施形態の動作を示すフローチャート
【図8】画像の移動等を説明するための図
【図9】画像内の顔領域の移動等を説明するための図
【符号の説明】
1 読出手段 2 顔抽出手段 3 画像処理手段 4 モニタ 5 入力手段 7 位置合わせ手段 8 記憶手段 9 抽出手段

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人物の顔を含む画像から顔領域を抽出
    する顔抽出方法であって、 前記画像と予め定められた顔テンプレートとを表示し、 入力手段からの入力に応じて、前記顔テンプレートおよ
    び/または前記画像を移動、変形および/または回転し
    て、該顔テンプレートと抽出すべき顔領域との位置合わ
    せを行い、 該位置合わせ結果に基づいて、前記顔領域を抽出するこ
    とを特徴とする顔抽出方法。
  2. 【請求項2】 前記位置合わせ結果に基づいて、前記
    顔テンプレートと前記顔領域とのマッチング度を算出
    し、 該マッチング度に基づいて前記顔領域を抽出することを
    特徴とする請求項1記載の顔抽出方法。
  3. 【請求項3】 前記顔テンプレートおよび前記画像上
    の該顔テンプレートと対応する領域におけるボケ画像を
    作成し、 該各ボケ画像上において前記マッチング度の算出を行う
    ことを特徴とする請求項2記載の顔抽出方法。
  4. 【請求項4】 前記顔テンプレートが、3次元形状を
    有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項
    記載の顔抽出方法。
  5. 【請求項5】 前記3次元形状が、3次元ワイヤーフ
    レームにより形成されてなることを特徴とする請求項4
    記載の顔抽出方法。
  6. 【請求項6】 前記顔テンプレートが肌色と異なる色
    を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1
    項記載の顔抽出方法。
  7. 【請求項7】 前記肌色と異なる色が、該肌色の補色
    であることを特徴とする請求項6記載の顔抽出方法。
  8. 【請求項8】 人物の顔を含む画像から顔領域を抽出
    する顔抽出装置であって、 前記画像と予め定められた顔テンプレートとを表示する
    表示手段と、 前記顔テンプレートおよび/または前記画像を移動、変
    形および/または回転するための入力を受け付ける入力
    手段と、 該入力手段からの入力に応じて、前記顔テンプレートお
    よび/または前記画像を移動、変形および/または回転
    して前記顔テンプレートと抽出すべき顔領域との位置合
    わせを行う位置合わせ手段と、 該位置合わせ手段による位置合わせ結果に基づいて、前
    記顔領域を抽出する抽出手段とを備えたことを特徴とす
    る顔抽出装置。
  9. 【請求項9】 前記抽出手段は、前記位置合わせ手段
    による位置合わせ結果に基づいて、前記顔テンプレート
    と前記顔領域とのマッチング度を算出し、該マッチング
    度に基づいて前記顔領域を抽出する手段であることを特
    徴とする請求項8記載の顔抽出装置。
  10. 【請求項10】 前記抽出手段は、前記顔テンプレー
    トおよび前記画像上の該顔テンプレートと対応する領域
    におけるボケ画像を作成し、 該各ボケ画像上において前記マッチング度の算出を行う
    手段であることを特徴とする請求項9記載の顔抽出装
    置。
  11. 【請求項11】 前記顔テンプレートが、3次元形状
    を有することを特徴とする請求項8から10のいずれか
    1項記載の顔抽出装置。
  12. 【請求項12】 前記3次元形状が、3次元ワイヤー
    フレームにより形成されてなることを特徴とする請求項
    11記載の顔抽出装置。
  13. 【請求項13】 前記顔テンプレートが肌色と異なる
    色を有することを特徴とする請求項8から12のいずれ
    か1項記載の顔抽出装置。
  14. 【請求項14】 前記肌色と異なる色が、該肌色の補
    色であることを特徴とする請求項13記載の顔抽出装
    置。
  15. 【請求項15】 人物の顔を含む画像から顔領域を抽
    出する顔抽出方法をコンピュータに実行させるためのプ
    ログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
    であって、 前記プログラムは、前記画像と予め定められた顔テンプ
    レートとを表示する手順と、 入力手段からの入力に応じて、前記顔テンプレートおよ
    び/または前記画像を移動、変形および/または回転し
    て、該顔テンプレートと抽出すべき顔領域との位置合わ
    せを行う手順と、 該位置合わせ結果に基づいて、前記顔領域を抽出する手
    順とを有することを特徴とするコンピュータ読取り可能
    な記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記顔領域を抽出する手順は、前記
    位置合わせ結果に基づいて、前記顔テンプレートと前記
    顔領域とのマッチング度を算出する手順と、 該マッチング度に基づいて前記顔領域を抽出する手順と
    を有することを特徴とする請求項15記載のコンピュー
    タ読取り可能な記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記マッチング度を算出する手順
    は、前記顔テンプレートおよび前記画像上の該顔テンプ
    レートと対応する領域におけるボケ画像を作成する手順
    と、 該各ボケ画像上において前記マッチング度の算出を行う
    手順とを有することを特徴とする請求項16記載のコン
    ピュータ読取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記顔テンプレートが、3次元形状
    を有することを特徴とする請求項15から17のいずれ
    か1項記載のコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記3次元形状が、3次元ワイヤー
    フレームにより形成されてなることを特徴とする請求項
    18記載のコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記顔テンプレートが肌色と異なる
    色を有することを特徴とする請求項15から19のいず
    れか1項記載のコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記肌色と異なる色が、該肌色の補
    色であることを特徴とする請求項20記載のコンピュー
    タ読取り可能な記録媒体。
  22. 【請求項22】 請求項1から7のいずれか1項記載
    の顔抽出方法により抽出された顔領域に対して画像処理
    を施す画像処理方法であって、 前記顔領域を含む所望とする領域の色階調を予め定めら
    れた目標画像の色階調に変更することを特徴とする画像
    処理方法。
  23. 【請求項23】 請求項8から14のいずれか1項記
    載の顔抽出装置により抽出された顔領域に対して画像処
    理を施す画像処理装置であって、 前記顔領域を含む所望とする領域の色階調を予め定めら
    れた目標画像の色階調に変更する変更手段を備えたこと
    を特徴とする画像処理装置。
  24. 【請求項24】 請求項1から7のいずれか1項記載
    の顔抽出方法により抽出された顔領域に対して画像処理
    を施す画像処理方法をコンピュータに実行させるための
    プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒
    体であって、 前記プログラムは、前記顔領域を含む所望とする領域の
    色階調を予め定められた目標画像の色階調に変更する手
    順を有することを特徴とするコンピュータ読取り可能な
    記録媒体。
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