JP3502725B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3502725B2
JP3502725B2 JP22867196A JP22867196A JP3502725B2 JP 3502725 B2 JP3502725 B2 JP 3502725B2 JP 22867196 A JP22867196 A JP 22867196A JP 22867196 A JP22867196 A JP 22867196A JP 3502725 B2 JP3502725 B2 JP 3502725B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2成分現像剤また
は1成分現像剤を用いた電子写真方式のプリンター、フ
ァクシミリ、複写機等の画像形成装置に関し、さらに
は、現像装置にトナーを供給するトナー供給装置や、画
像形成体(感光体、中間転写体等)のクリーニング装
置、転写紙搬送体のクリーニング装置を備え、トナー供
給装置から現像装置へのトナー移送や、クリーニング装
置により回収されたトナーの回収トナーボトルまたは現
像装置へのトナー移送の構成を備えた画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】2成分現像剤または1成分現像剤を用い
たプリンター、ファクシミリ、あるいは複写機等の電子
写真方式の画像形成装置において、現像装置の現像部
に、この現像装置と別体に設けられたトナー貯蔵部より
トナーを供給するトナー供給装置に関する技術として
は、次のようなものがある。 2成分現像剤を用いた現像装置にて、トナー貯蔵部と
現像部とをパイプで結び、このパイプの内部に設けられ
たコイルスクリューにてトナーを現像部に移送しトナー
供給を行う技術(特開昭61−188564号公報
等)。 現像部と近接した位置にトナー貯蔵容器を具備し、主
として重力によりトナー貯蔵容器より現像部へトナー供
給する技術。
【0003】また、画像形成後の残留トナー(感光体や
中間転写体等の画像形成体上の残留トナー、及び転写ベ
ルト等の転写紙搬送体上の残留トナー)をクリーニング
し回収するクリーニング装置を備えた画像形成装置にお
いて、クリーニング装置と別体に設けられた回収トナー
貯蔵部、または現像装置に、クリーニング装置からトナ
ーを移送する回収トナー移送装置に関する技術として
は、次のようなものがある。 クリーニング装置の回収トナー排出部と、このクリー
ニング装置と別体に設けられた回収トナー貯蔵手段とを
パイプで結び、このパイプの内部に設けられたコイルス
クリュー(あるいはコイル状回収スプリング)にて回収
トナーを回収トナー貯蔵手段に移送する技術(特開昭5
6−46281号公報、特開昭56−57076号公報
等)。 クリーニング装置の回収トナー排出部と近接した位置
に回収トナー貯蔵手段を具備し、主として重力により回
収トナーを回収トナー貯蔵手段に移送する技術(特開昭
58−54369号公報等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電子写真プロセスを用
いた画像形成装置において、現像部へのトナー供給や、
廃トナーの回収あるいはトナーリサイクル等を行うため
には、トナーの搬送が不可欠となる。しかし、従来のト
ナー移送装置では、移送手段として、パイプと、このパ
イプの内部に設けられたコイルスクリューによって回収
トナーを移送するトナー移送手段、あるいは、回収トナ
ーの重力による自然落下でトナー移送を行うトナー移送
手段が用いられていた。
【0005】これらのトナー移送手段においては、コイ
ルスクリューを現像装置や回収トナー貯蔵手段のごく近
傍まで付設する必要があり、また、このコイルスクリュ
ーの確実な回転を保証するために、望ましくは直線移送
または大きな曲線移送とした移送路の確保が必要であり
(屈曲した移送路は不可)、さらにトナーの排出側はト
ナーの送り側に対して(水平方向より)下側が望まし
い、などの種々の制約がある。さらに従来のトナー移送
装置では、コイルスクリューの負荷低減(パイプとの摩
擦負荷大)や長距離移送が困難、構成部分が大型にな
り、装置構成が複雑かつ耐久性の確保が困難であるとと
もに、装置メンテナンス時の操作性が困難であるとの問
題があった。また、トナー移送装置の取り付け位置の制
約から、画像形成装置の大型化、複雑化、本体コストの
増大という問題も生じている。
【0006】そこで上記問題を解消するため、本出願人
は先に、現像部へのトナー供給や、廃トナーの回収等を
行うための、確実なトナーの移送を簡易で低コストな装
置構成で可能とするトナー移送手段として、回転するこ
とにより軸方向にトナーを移動させるローターとロータ
ーを包み込むように配置されローターの通路を有し該ロ
ーターと接触係合する固定されたステイターとを有する
スクリューポンプと、該スクリューポンプにより移動す
るトナーを流動化させるための空気を該スクリューポン
プに供給するための空気供給手段とを具備したトナー移
送装置を備えた画像形成装置を提案した(特開平7−2
19329号公報、特願平7−89697号、特願平7
−339182号等)。
【0007】このトナー移送装置では、スクリューポン
プと該スクリューポンプに空気を供給する空気供給手段
を用いたことにより、トナーを空気との混合気状態で現
像装置や回収トナー貯蔵部へ移送することができるた
め、移送路にフレキシブルなパイプ等を用いることがで
き、移送経路の自由度が大きく、移送負荷も小さいた
め、確実なトナーの移送を簡易で低コストな装置構成で
可能とすることができる。
【0008】ところで、上記のようなトナー移送装置を
用いた画像形成装置では、トナー移送経路はフレキシブ
ルなパイプ(チューブ)部材のみで構成可能なため、従
来のコイルスクリュー部材+パイプによるトナー移送方
式に比べて、レイアウトの自由度が格段に高いという大
きなメリットを持つ。しかしながら、このトナー移送装
置では、トナー移送の安定化のために、空気混入による
トナーの流動化が必要となり、その結果、供給トナーや
回収トナーの移送先(トナー排出部)にはトナーが空気
との混合気状態で送られてくるため、現像装置等の移送
先(トナー排出部)での内圧の上昇等により、トナー排
出部でのトナー飛散という課題をもっている。
【0009】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、確実なトナー移送を簡易で低コストな装置構成で
可能とすると共に、トナーの移送先(トナー排出部)で
のトナー飛散の問題も解消することができるトナー移送
の構成を備えた画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、画像形成体上に静電潜像を
形成し、該潜像を現像装置の現像剤中のトナーにより現
像して可視像化し、その可視像を転写材に転写して画像
形成を行う電子写真プロセスを用いた画像形成装置にお
いて、回転することにより軸方向にトナーを移動させる
ロータと、前記ロータを内包するように配置されて該ロ
ータの通路を構成し該ロータと接触係合する不動のステ
ータとを備えるトナー送出手段(スクリューポンプ)
と、前記トナー送出手段内で移動するトナーに対して空
気を供給して流動化させる空気供給手段とにより構成さ
れるトナー移送装置を有し、前記トナー移送装置から送
出されたトナーの移送経路となるトナー移送手段を有
し、前記トナー移送装置における空気供給手段としてエ
アーポンプを用い、該エアーポンプの空気吸い込み部が
前記トナー移送手段の接続先であるトナー排出部の空間
に接続されている構成を具備し、前記エアーポンプは、
前記ロータを駆動する駆動モータとほぼ同じタイミング
で駆動され、前記トナー送出手段への空気の供給と、前
記トナー排出部の空間からの空気の吸引とを同時に行う
ことを特徴としている。
【0011】 すなわち、請求項1記載の画像形成装置
では、トナー移送装置にトナー送出手段(スクリューポ
ンプ)と該トナー送出手段に空気を供給する空気供給手
(エアーポンプ)を用いたことにより、トナーをトナ
ー移送装置により空気との混合気状態で移送することが
できるため、移送経路となるトナー移送手段にフレキシ
ブルなパイプ等を用いることができ、移送経路の自由度
が大きく、移送負荷も小さいため、確実なトナーの移送
を簡易で低コストな装置構成で可能とすることができ
る。そして、トナー移送装置における空気供給手段であ
るエアーポンプの空気吸い込み部がトナー移送手段(フ
レキシブルなパイプ等)の接続先であるトナー排出部の
空間に接続されている構成なので、エアーポンプの空気
吸い込み部によりトナー排出部で強制的に空気を吸引す
ることにより、トナー移送先での空気圧の上昇を低減で
き、トナー飛散が低減される。また、空気の吸引は、ト
ナー移送装置のトナー送出手段で必要となる空気を供給
するエアーポンプの空気吸い込み部兼ねるため、最適
な空気吸引量とすることができる。
【0012】 請求項2記載の発明は、請求項1記載の
画像形成装置において、前記トナー移送手段の接続先
あるトナー排出部に、移送されたトナーと空気の混合気
よりトナーのみを分離し捕集するトナー捕集手段を有
し、前記トナー捕集手段は、円錐形状からなり、その上
部側面に前記トナー移送手段が接続され、その上面に前
記空気供給手段であるエアーポンプにおける空気吸い込
み部が接続され、その最低部をトナー排出口とすること
を特徴としている。
【0013】 請求項1の構成では、トナー移送装置に
おける空気供給手段であるエアーポンプの空気吸い込み
部がトナー移送手段(フレキシブルなパイプ等)の接続
であるトナー排出部の空間に接続されている構成のた
め、空気吸引時にトナーが混入し、空気供給手段の経路
での目詰まり等による信頼性の低下が問題となるが、請
求項2記載の画像形成装置では、トナー排出部に設けら
れたトナー捕集手段によりトナーと空気とを分離し、分
離されたトナーは重力により落下してトナー捕集手段の
最低部に設けたトナー排出口に向かい、空気はトナー捕
集手段の上面に設けられた空気吸い込み部を介してエア
ーポンプに吸引されるため、空気供給手段(エアーポン
プ)の経路に流れ込むトナーを低減することができ、本
トナー移送装置の信頼性が向上する。
【0014】 請求項3記載の発明は、請求項1また2
記載の画像形成装置において、前記空気供給手段である
エアーポンプの空気吸い込み部は、フィルターを介して
前記トナー移送手段の接続先であるトナー排出部に接続
されていることを特徴としている。
【0015】 請求項1の構成では、トナー移送装置に
おける空気供給手段であるエアーポンプの空気吸い込み
部がトナー移送手段(フレキシブルなパイプ等)の接続
であるトナー排出部の空間に接続されている構成のた
め、空気吸引時にトナーが混入し、空気供給手段の経路
での目詰まり等による信頼性の低下が問題となり、ま
た、請求項2の構成でも、空気吸引時にトナーが混入す
る恐れが残るが、請求項3記載の画像形成装置では、空
気供給手段であるエアーポンプの空気吸い込み部にフィ
ルターを設けたので、フィルターにより、トナーと空気
とが確実に分離され、空気のみがエアーポンプの空気吸
い込み部に吸引されるので、トナーが空気供給手段(エ
アーポンプ)の経路に流れ込むことを防止でき、本トナ
ー移送装置の信頼性が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
の実施例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一
実施例を示す画像形成装置の概略構成図である。図1に
おいて、この画像形成装置は複写機の例であり、該複写
機本体100は従来公知の電子写真方式による画像形成
を行なうための、露光部20、画像形成部30、給紙部
40から構成されている。露光部20は、コンタクトガ
ラス21上に載置された原稿に光を照射するための光源
22と、原稿からの反射光像を感光体150上に露光す
るためのミラー23,24,25,27,28,29及
びレンズ26からなる露光光学系によって構成されてい
る。画像形成部30は、ドラム状の感光体150とその
周囲に配設された帯電ユニット160、現像装置20
0、転写ベルトユニット250、感光体クリーニングユ
ニット300、及び定着ユニット500などによって構
成されている。また、給紙部40には各種サイズの転写
紙が収容された複数の給紙カセットが設置されている。
尚、上記露光部20として、図示の例ではアナログ光学
系の例を示しているが、これに替えてレーザ光源と偏向
器を備えたレーザ走査光学系を用いて、画像信号に応じ
て感光体150上に光書込みを行なう方式にすればレー
ザプリンターの構成となり、さらに原稿読取装置を設置
すればデジタル複写機やファクシミリの構成となる。
【0017】図1において、画像形成動作が開始される
と、感光体150が帯電ユニット160により帯電さ
れ、露光部20からの原稿像が露光され静電潜像が形成
される。この静電潜像は現像装置200の現像剤(2成
分現像剤または1成分現像剤)のトナーによって現像さ
れ、感光体150上にトナー像が形成される。感光体1
50上のトナー像は、給紙部40から給紙され、レジス
トローラー170を介して転写位置(感光体150と転
写ベルト255とのニップ部)に給紙された転写紙に転
写される。そしてトナー像が転写された転写紙は、転写
ベルトユニット250の転写ベルト255で定着ユニッ
ト500に搬送され、定着ユニット500でトナー像が
転写紙に定着され、定着後の転写紙は排紙ローラー55
0を介して排紙トレイ600に排紙される。一方、トナ
ー像転写後の感光体150は感光体クリーニングユニッ
ト300により清掃され、残留トナーが除去、回収され
る。また、転写紙搬送後の転写ベルト255も転写ベル
トユニット250に付設されているクリーニング手段で
ある転写ベルトクリーニング装置251により清掃さ
れ、残留トナーが除去、回収される。尚、感光体クリー
ニングユニット300及び転写ベルトクリーニング装置
250のクリーニング方式としては、ブレードクリーニ
ング方式、ローラクリーニング方式、ブラシクリーニン
グ方式等がある。
【0018】さて、本実施例の複写機は、請求項1の構
成を基本として、請求項2,3を同時に反映した、トナ
ーの供給、回収、リサイクルを実現する画像形成装置で
あり、新しいトナーを収容するトナー収容容器と該トナ
ーを現像装置200に供給するトナー移送装置とからな
るトナー供給装置350、及び、各クリーニング部で回
収された回収トナーを現像装置200に移送してリサイ
クルする回収トナー移送装置400を備えている。以
下、トナーの供給、回収、リサイクルの構成について詳
細に説明する。
【0019】トナー送出手段と空気供給手段からなるト
ナー移送装置を含むトナー供給装置350は、複写機本
体100とは別体で独立ユニットとして構成されてお
り、供給用の新規トナー351は、トナー移送手段であ
るトナー供給パイプ352を介して、複写機本体150
の現像装置200に供給される。
【0020】また、トナー送出手段、空気供給手段を含
む回収トナー移送装置400は、複写機本体100の背
面に設置されており、感光体クリーニングユニット30
0と転写ベルトクリーニング装置251からの回収トナ
ー排出部と接続されている。回収トナー401は、トナ
ー移送手段である回収トナー移送パイプ402を介し
て、複写機本体100の現像装置200に供給される。
【0021】次に図2に現像装置200の構成例を示
す。ここで現像装置200は、2成分磁気ブラシ現像方
式を用いた例を示す。図2において、現像装置200の
ケーシング201内に収納された現像剤202は、現像
部200Aの撹拌ローラ203、現像スリーブ204、
現像アジテータ205により循環・移送され、現像工程
を行う。本現像ユニットへのトナー補給は、トナー補給
部200Bのトナー移送容器210内に設けられたアジ
テータ206によりトナー207が現像装置200の片
端部より中央に移送され、該中央部の開口よりトナー補
給ローラ208によりトナー207が前記の現像部20
0Aの現像アジテータ205部に落下し供給される。そ
して、現像アジテータ205にて、現像剤202と撹拌
・混合される。尚、ここでは、2成分磁気ブラシ現像方
式による現像装置を上げているが、1成分現像方式を用
いても、本発明に何等影響を与えない。
【0022】次に図3,4,5に上記現像装置200に
おけるトナー補給部200Bの構成例を示す。図3にお
いて、トナー供給装置350(あるいは回収トナー移送
装置400)より移送されてきたトナー351(あるい
は回収トナー401)は、後述するトナー捕集装置20
9を経て、トナー補給部200Bのトナー移送容器21
0の片端部に設けられた開口部211より現像装置20
0に供給される。現像装置内では、移送スクリュー形状
をなしたアジテータ206により現像装置中央部へトナ
ーが移送され、前述のようにトナー補給ローラ208に
より現像部200Aの現像アジテータ205部に落下供
給され、現像アジテータ205部にて現像剤202と撹
拌・混合される。
【0023】図4,5において、前述のトナー供給装置
350(あるいは回収トナー移送装置400)より移送
されてきたトナー351(あるいは回収トナー401)
は、トナーと空気との混合気の状態で移送されており、
このまま現像装置200に供給を行うと、空気圧により
トナーが現像装置200から吹き出し、機内汚染、粉塵
による画像損傷、異常画像の発生、安全衛生面への危
惧、等の問題を生じる。これらのトラブルを防止するた
めに、トナー補給部200Bには、トナー捕集装置20
9が組み込まれている。このトナー捕集装置209は、
トナーと空気とを分離し、トナーだけを現像装置200
のトナー補給部200Bに補給するためのものであり、
本トナー捕集装置209の基本的な捕集方式は、従来公
知のサイクロン方式を用いる。
【0024】トナー捕集装置209に移送されてきたト
ナーと空気との混合気は、下側が小径の円錐形状からな
るホッパー212の上部に設けられた導入孔213a、
213bより、ホッパー212内に移送される。そして
ホッパー内壁に沿って回動する。この間に、重量のある
トナーは沈降し、ホッパー下部で捕集されてトナー排出
孔214よりトナー移送容器210の片端部に設けられ
た開口部211を経て、アジテータ206により現像装
置内に供給される。
【0025】一方、トナーと分離された空気は、ホッパ
ー内上部に設けられた空気排出部材215の排出孔より
フィルター216を通過し、ジョイント217を介して
接続された後述するトナー供給装置350及び回収トナ
ー移送装置400における空気供給手段367,415
の空気吸い込み用の空気移送管371,419により、
空気供給手段367,415へと供給される。
【0026】したがって、現像装置200にはトナーが
安定して補給されるばかりでなく、混合気は減圧される
ので、現像装置内からのトナー飛散は生じない。特にこ
の空気の減圧は、後述するトナー供給装置350及び回
収トナー移送装置400の空気供給手段を使って強制的
に行われるため、安定した性能を得ることができる。ま
た、トナー捕集装置209及びフィルター216によ
り、トナーと空気がほとんど分離されるため、前記の空
気供給手段にトナーが混入し目詰まり等の故障が発生す
るという心配がない。
【0027】ここでは、請求項2におけるトナー分離捕
集手段、請求項3におけるフィルターを設けて、前記の
空気供給手段へのトナー混入を低減しているが、これら
の部材なしで、トナー移送手段の接続先の空間となる場
所、例えば、トナー移送容器210の上面部分などに、
前記の空気移送管371,419を直接接続しても、本
発明の基本的な性能は維持される。ただし、この場合、
空気に混じりトナーも混入するため、それに耐えうる性
能が前記空気供給手段に要求される。
【0028】尚、導入孔213aはトナー供給用パイプ
352によりトナー供給装置350と連通し、導入孔2
13bは回収トナー移送パイプ402により回収トナー
移送装置400と連通している。従って、トナー供給装
置350からの新規トナーの供給に加えて、後述の各ク
リーニング装置からの回収トナーも、同様に現像装置2
00内に供給される。
【0029】次に図6,7にトナー供給装置350の構
成例を示す。図6において、トナー収容容器353の本
体部353aは板状部材を略U字形状に折り曲げて形成
されており、この両側には側板354,355がシール
群356を介して取り付けられ、上部には天板353b
が取り付けられている。トナー351は、トナー収容容
器353の天板353bの一部に具備した開口部357
より、装填・補充される。そして、トナー収容容器35
3内のトナー351は、トナー自身の自重と、駆動モー
タ358により駆動部材359を介して回転するアジテ
ータ360、横搬送スクリュー361により、確実にト
ナー移送装置のトナー送出手段362に移送されるよう
になっている。
【0030】次に上記トナー供給装置350におけるト
ナー移送装置のトナー送出手段362について説明す
る。図6,7に示すように、トナー送出手段362は、
従来公知の粉体ポンプである通称モーノポンプと呼ばれ
るスクリューポンプを用いる。これは、回転することに
より軸方向にトナーを移動させるロータ363と、ゴム
材料等の弾性部材で作られていてロータ363を包囲し
ている固定ステータ364より基本構成され、ステータ
364の外周部をホルダ365により保持されている。
また、ロータ363は横搬送スクリュー361と係合
し、且つ横搬送スクリュー361の他端部は、ギヤ等か
らなる駆動部材359を介して、駆動モータ358と係
合している。
【0031】トナー送出手段362におけるロータ36
3、ステータ364の大きさ、ロータ363の回転数
は、トナーの移送距離、移送量に合わせて選択する。駆
動モータ358は、現像装置200のトナー移送容器2
10の片端面に具備されるトナーニヤエンド検知器21
8の情報を基に、後述する制御装置のCPUにより駆動
制御される。
【0032】次に上記トナー供給装置350におけるト
ナー移送装置の空気供給手段について説明する。トナー
送出手段362におけるステータ363の外部側面とホ
ルダ365の内部側面の間には1mm程度の隙間があ
り、トナー通路に連通している。その隙間からトナー通
路に吹き込むように空気供給口366が設けられてお
り、この空気供給口366はエアーポンプからなる空気
供給手段367に設けられた空気吐出口368と空気移
送管369を介して連通している。
【0033】空気供給手段367は作動すると空気供給
口366を介してトナー送出手段362のトナー通路
に、0.5〜2.0リットル/分程度の空気を吹き込
む。これによりトナー送出手段362から出るトナーは
流動化が促進され、トナー送出手段362でのトナー移
送がより確実なものとなる。また、空気供給手段367
への空気の供給は、空気吸い込み口370に接続される
空気移送管371を介して行われる。ここで、空気移送
管371は、図4,5に示したように、現像装置200
におけるトナー捕集装置209とジョイント217を介
して接続されている。この結果、空気供給手段367に
おける空気の流出・流入は、現像装置200との間で循
環状態となる。尚、空気供給手段367はトナー送出手
段362の駆動モータ358とほぼ同じタイミングで駆
動させる。
【0034】トナー送出手段362を通過したトナーは
トナー供給パイプ352を介して複写機本体100の現
像装置200のトナー補給部200Bの一部であるトナ
ー捕集装置209の導入孔213aより現像装置200
内に送られる。尚、トナー供給パイプ352はフレキシ
ブルで且つ耐トナー性に優れた材料(例えば、軟質塩化
ビニール、ナイロン、テフロン、等)を用いることが有
効である。また、上記のようにトナー供給パイプ352
にフレキシブルな材料を使うことによって、移送方向は
上下左右に任意に選択可能となる。
【0035】次に図8,9,10を参照して回収トナー
移送装置400の構成例について説明する。図8,9に
おいて、複写機本体100の感光体クリーニングユニッ
ト300により回収されたトナーは、前記感光体クリー
ニングユニット300の一部に設けられた回収トナー排
出部301より、これと係合する回収トナー移送装置4
00の一部であるトナーガイド部材403に移送され
る。この時のトナー搬送は、前記回収トナー排出部30
1内に設けられた回収トナー排出部材302(コイルス
クリュー等)によって行われる。尚、トナーガイド部材
403は、感光体クリーニングユニット300からトナ
ー送出手段404へトナーを送るためのトナー移送経路
の役割を果たす。
【0036】また、転写ベルトユニット250のクリー
ニング装置251により回収されたトナーについても同
様に、転写ベルトユニット250の一部に設けられた回
収トナー排出部252より、これと係合する回収トナー
移送装置400の一部であるトナーガイド部材403に
移送される。この時のトナー搬送は、前記回収トナー排
出部252内に設けられた回収トナー排出部材253
(コイルスクリュー等)によって行われる。
【0037】図8,9において符号101は複写機本体
100の本体構造体(本体駆動側板)であり、この本体
構造体101には、感光体クリーニングユニット30
0、転写ベルトユニット250、感光体150、現像装
置200、その他の画像形成部材、回収トナー移送装置
400等が取り付けられている。
【0038】尚、本実施例では、転写ベルトユニット2
50を用いた複写機の例を示しているが、この転写ベル
トユニット250に替えて従来より用いられているコロ
ナ転写装置やバイアスローラ転写装置を用いてもよい。
これらの転写装置では通常、転写装置のクリーニング装
置を持たないので、本実施例の図1、図8中の転写ベル
トクリーニング装置251は不要となる。
【0039】次に上記回収トナー移送装置400におけ
るトナー送出手段404について説明する。図8〜10
に示すように、トナー送出手段404は従来公知の粉体
ポンプである通称モーノポンプと呼ばれるスクリューポ
ンプを用いる。これは、回転することにより軸方向にト
ナーを移動させるロータ405と、ゴム材料等の弾性部
材で作られていてロータ405を包囲している固定ステ
ータ406より基本構成され、ステータ406の外周部
をホルダ407により保持されている。また、ロータ4
05は横搬送スクリュー408の一端部とほぼ同軸で係
合し、且つ横搬送スクリュー408の他端部は、シール
部材409を通して支持部材420に固定された軸受け
410に支持され、ホッパー外の従動歯車411と係合
し、さらに、従動歯車411は駆動歯車412を介し
て、駆動モータ413と係合している。
【0040】また、この横搬送スクリュー408が内部
に配設されているホッパー414は支持部材420に支
持されトナーガイド部材403と係合し、各クリーニン
グ手段の回収トナー排出部301,252からトナーガ
イド部材403を介して移送されてきた回収トナーを、
トナー送出手段404へ移送する回収トナー移送経路を
構成している。
【0041】トナー送出手段404におけるロータ40
5、ステータ406の大きさ、ロータ405の回転数
は、トナーの移送距離、移送量に合わせて選択する。ま
た、駆動モータ413は、回収トナーが発生するタイミ
ング、つまりは、感光体150、転写ベルトユニット2
50の駆動とほぼ同じタイミングで駆動させる。
【0042】尚、本実施例では、トナー送出手段404
は、駆動モータ413により駆動させているが、これを
本体の駆動系(感光体、クリーニング等の駆動系)とギ
ヤ等の駆動部材を介して連結させて駆動する構成とすれ
ば、駆動モータ413を省略することができ、更なる小
型化、簡易化、低コスト化に有利であることは言うまで
もない。
【0043】次に上記回収トナー移送装置400におけ
る空気供給手段について説明する。トナー送出手段40
4におけるステータ405の外部側面とホルダ407の
内部側面の間には1mm程度の隙間があり、トナー通路
に連通している。その隙間からトナー通路に吹き込むよ
うに空気供給口421が設けられており、この空気供給
口421はエアーポンプからなる空気供給手段415に
設けられた空気吐出口416と空気移送管417を介し
て連通している。
【0044】空気供給手段415は作動すると空気供給
口421を介してトナー送出手段404のトナー通路
に、0.5〜2.0リットル/分程度の空気を吹き込
む。これによりトナー送出手段404から出るトナーは
流動化が促進され、トナー送出手段404でのトナー移
送がより確実なものとなる。また、空気供給手段415
への空気の供給は、空気吸い込み口418に接続される
空気移送管419を介して行われる。ここで、空気移送
管419は、図4,5に示したように、現像装置200
におけるトナー捕集装置209とジョイント217を介
して接続されている。この結果、空気供給手段415に
おける空気の流出・流入は、現像装置200との間で循
環状態となる。尚、空気供給手段417はトナー送出手
段404の駆動モータ413とほぼ同じタイミングで駆
動させる。
【0045】トナー送出手段404を通過した回収トナ
ーは回収トナー移送手段である回収トナー移送パイプ4
02を介して複写機本体100の現像装置200のトナ
ー補給部200Bの一部であるトナー捕集装置209の
導入孔213bより現像装置200内に送られる。尚、
回収トナー移送パイプ402はフレキシブルで且つ耐ト
ナー性に優れた材料(例えば、軟質塩化ビニール、ナイ
ロン、テフロン、等)を用いることが有効である。ま
た、上記のように回収トナー移送パイプ402にフレキ
シブルな材料を使うことによって、移送方向は上下左右
に任意に選択可能となる。
【0046】次に図11は本発明の画像形成装置におけ
るトナー供給装置及び回収トナー移送装置の制御系の一
例を示すブロック図である。図11において、CPU7
10は公知のマイクロプロセッサやメモリ、クロック、
カウンタ、I/Oポート、インターフェース、制御回路
等から構成される中央処理装置であり、このCPU71
0及びドライバ720を具備した制御装置700によっ
てトナー供給装置350及び回収トナー移送装置400
が制御され、現像装置200への新規トナーの供給や、
回収トナーのリサイクルが実行される。
【0047】現像装置200のトナー移送容器210内
のトナー残量はトナーニヤエンド検知器218(圧電セ
ンサよりなり、図3に示したようにトナー移送容器21
0の片端面に装着され、トナー収容量を検知する)によ
って検知され、その出力は制御装置700のCPU71
0に取り込まれる。この検知出力結果により、現像装置
200へのトナー補給が必要な場合は、ドライバ720
を介して、トナー供給装置350におけるトナー移送装
置のトナー送出手段362の駆動モータ358及び空気
供給手段367を駆動するように構成されている。これ
らの制御により、現像装置200には、常に一定量のト
ナーが収容され、安定した現像工程が保証される。ま
た、トナー供給装置350によりトナー供給を行って
も、トナーニヤエンド検知器218によるトナー収容量
の判定結果がトナー無しと判断された場合は、複写機本
体100に設けられた図示しない操作パネル上の表示部
に、オペレータに判るような警告を発すると共に、必要
に応じて画像形成動作を停止する。これにより、トナー
供給装置350へのトナー補給を適正な時期に行うこと
ができる。
【0048】また、画像形成中においては、回収トナー
を各クリーニング装置300,251から現像装置20
0に移送するべく、回収トナー移送装置400の駆動モ
ータ413及び空気供給手段415を駆動するように構
成されている。これにより、回収トナーのリサイクルを
確実に行うことができる。
【0049】尚、制御装置700のCPU710はタイ
マー機能を有しており、任意のタイミングでトナー供給
装置350や回収トナー移送装置400の駆動モータ3
58,413、空気供給手段367,415等を駆動制
御することができる。
【0050】
【発明の効果】従来の画像形成装置に用いられているト
ナー移送装置では、コイルスクリュー等とパイプによる
トナー移送方式が一般的であったが、コイルスクリュー
とパイプによる機械的ストレスは、トナーの損傷(ブロ
ッキング、凝集、熱融着、等)の原因となり、また、ト
ナー移送経路の配置は、コイルスクリューを回転駆動さ
せる方式上の理由から、かなりの制約を受けるという問
題があった。これに対して、請求項1記載の画像形成装
置においては、トナー移送装置は粉体ポンプ方式(スク
リューポンプ)のトナー送出手段と空気供給手段(エア
ーポンプ)とからなり、トナー移送パイプ中を空気との
混合気状態でトナーを移送させることから、機械的なス
トレスがほとんどかからず、また、トナー移送パイプ中
にコイルスクリュー等の回転部材が無いため、トナー移
送パイプにはフレキシブルな管を用いることができ、従
ってトナー移送経路の配置は、機内に配置される電線の
如く自由に行うことができ、レイアウト上の制約をほと
んど受けない。そして、粉体ポンプ方式(スクリューポ
ンプ)の課題であるトナー移送先のトナー排出部でのト
ナー飛散の問題は、トナー排出部の空間に空気供給手段
であるエアーポンプの空気吸い込み部を接続して強制的
に空気を吸引することにより空気圧を低減し、防止する
ことができる。しかも、その空気吸引は、粉体ポンプで
必要とする空気を供給するエアーポンプを用いて行うた
め、最適吸引量(=粉体ポンプでの空気供給量)で、低
コストで実現することができる。
【0051】請求項2記載の画像形成装置においては、
トナー排出部に設けられたトナー捕集装置により、トナ
ーと空気の分離を促し、空気供給手段(エアーポンプ)
の経路に流れ込むトナーを低減することができるので、
本トナー移送装置の信頼性を向上することができる。
【0052】請求項3記載の画像形成装置においては、
トナー排出部に接続される空気供給手段(エアーポン
プ)の空気吸い込み部にフィルターを設けたので、フィ
ルターによりトナーと空気とが確実に分離され、空気の
みが空気供給手段の空気吸い込み部に吸引されるので、
トナーが空気供給手段の経路に流れ込むことを防止で
き、本トナー移送装置の信頼性を向上することができ
る。
【0053】従って、本発明によれば、確実なトナー移
送を簡易で低コストな装置構成で可能とすると共に、ト
ナーの移送先(トナー排出部)でのトナー飛散の問題も
解消することができるトナー移送の構成(トナーの供
給、回収、リサイクルの少なくとも1つ以上のシステ
ム)を備えた画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像形成装置の概略構
成図である。
【図2】図1に示す画像形成装置の現像装置の構成例を
示す断面図である。
【図3】図1,2に示す現像装置のトナー補給部の斜視
図である。
【図4】図3に示すトナー補給部の正面図である。
【図5】図3に示すトナー補給部の断面図である。
【図6】図1に示す画像形成装置のトナー供給装置の分
解構成図である。
【図7】図1に示す画像形成装置のトナー供給装置の断
面図である。
【図8】図1に示す画像形成装置の回収トナー移送装置
の斜視図である。
【図9】図1に示す画像形成装置の各クリーニング装置
の回収トナー排出部及び回収トナー移送装置の要部断面
図である。
【図10】図8に示す回収トナー移送装置の要部断面図
である。
【図11】本発明の画像形成装置におけるトナー供給装
置及び回収トナー移送装置の制御系の一例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
100:複写機(画像形成装置)本体 150:感光体(画像形成体) 200:現像装置 200A:現像部 200B:トナー補給部 206:アジテータ 208:トナー補給ローラ 209:トナー捕集装置 210:トナー移送容器 212:ホッパー 213a:導入孔(トナー供給パイプの接続部) 213b:導入孔(回収トナー移送パイプの接続部) 214:トナー排出孔 215:空気排出部材 216:フィルター 217:ジョイント 218:トナーニヤエンド検知器 250:転写ベルトユニット 251:転写ベルトクリーニング装置 252:回収トナー排出部 300:感光体クリーニングユニット 301:回収トナー排出部 350:トナー供給装置 352:トナー供給パイプ(トナー移送手段) 353:トナー収容容器 358:駆動モータ 360:アジテータ 361:横搬送スクリュー 362:トナー送出手段(スクリューポンプ) 363:ロータ 364:ステータ 365:ホルダ 367:空気供給手段 371:空気移送管(空気吸い込み部) 400:回収トナー移送装置 402:回収トナー移送パイプ(トナー移送手段) 403:トナーガイド部材 404:トナー送出手段(スクリューポンプ) 405:ロータ 406:ステータ 407:ホルダ 408:横搬送スクリュー 413:駆動モータ 414:ホッパー 415:空気供給手段 419:空気移送管(空気吸い込み部) 700:制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 507 G03G 15/08 112 G03G 21/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成体上に静電潜像を形成し、該潜像
    を現像装置の現像剤中のトナーにより現像して可視像化
    し、その可視像を転写材に転写して画像形成を行う電子
    写真プロセスを用いた画像形成装置において、 回転することにより軸方向にトナーを移動させるロータ
    と、前記ロータを内包するように配置されて該ロータの
    通路を構成し該ロータと接触係合する不動のステータと
    を備えるトナー送出手段と、前記トナー送出手段内で移
    動するトナーに対して空気を供給して流動化させる空気
    供給手段とにより構成されるトナー移送装置を有し、前
    記トナー移送装置から送出されたトナーの移送経路とな
    るトナー移送手段を有し、前記トナー移送装置における
    空気供給手段としてエアーポンプを用い、該エアーポン
    の空気吸い込み部が前記トナー移送手段の接続先であ
    トナー排出部の空間に接続されている構成を具備し、
    前記エアーポンプは、前記ロータを駆動する駆動モータ
    とほぼ同じタイミングで駆動され、前記トナー送出手段
    への空気の供給と、前記トナー排出部の空間からの空気
    の吸引とを同時に行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記トナー移送手段の接続先であるトナー排出部に、移送
    されたトナーと空気の混合気よりトナーのみを分離し捕
    集するトナー捕集手段を有し、前記トナー捕集手段は、
    円錐形状からなり、その上部側面に前記トナー移送手段
    が接続され、その上面に前記空気供給手段であるエアー
    ポンプにおける空気吸い込み部が接続され、その最低部
    をトナー排出口とすることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の画像形成装置にお
    いて、前記空気供給手段であるエアーポンプの空気吸い
    込み部は、フィルターを介して前記トナー移送手段の接
    続先であるトナー排出部に接続されていることを特徴と
    する画像形成装置。
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