JP3502054B2 - 減圧弁 - Google Patents

減圧弁

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JP3502054B2
JP3502054B2 JP2001092559A JP2001092559A JP3502054B2 JP 3502054 B2 JP3502054 B2 JP 3502054B2 JP 2001092559 A JP2001092559 A JP 2001092559A JP 2001092559 A JP2001092559 A JP 2001092559A JP 3502054 B2 JP3502054 B2 JP 3502054B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイヤフラム、ピ
ストン等の圧力−変位変換要素の破損に対応した減圧弁
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、減圧弁の弁箱上部には、弁体に弁
棒を介して連結されると共に、二次側圧力室の圧力変動
で変位するダイヤフラム、ピストン等の圧力−変位変換
要素と、該圧力−変位変換要素を弁体の開弁方向へ付勢
する調節バネを内装したバネカバーとで囲繞されたバネ
室を設けており、バネカバーの上端には、調節バネを弾
圧する調節ネジが螺着されると共に、バネカバーの側部
には、外部に連通する小孔状の通気口を開設してバネ室
に空気を流通させ、該バネ室の内圧が温度変化によって
も変化しない様にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、万一、
減圧弁に内蔵されたダイヤフラム、又はピストンに周設
されたOリングが破損して、二次側圧力室からバネ室に
圧力水が流入すると、バネカバーに螺着した調節ネジの
ネジ部の隙間や、上記通気口より漏水し、減圧弁周辺が
水浸しになる。この様に故障した減圧弁は、その機能が
果たされないばかりでなく、漏水によって、例えば石油
給湯機、電気温水器等に備されたものでは、減圧弁の近
傍に設置された配電盤を漏電させる危険を招来するなど
の不具合を生じていた。本発明は、ダイヤフラム、ピス
トン等の圧力−変位変換要素が万一破損した時に、漏水
を防止できる減圧弁を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
み、減圧弁において、二次側圧力室の圧力変動で変位す
るピストン、ダイヤフラム等の圧力−変位変換要素と、
調節バネを内装したバネカバーとで気密状に密閉して設
けたバネ室と、該バネ室内に外部に連通して設けた大気
圧室とを別途設けたダイヤフラム、ベローズ、又はピス
トンから成る圧力−変位変換要素で気密状に区画するこ
とにより、通常使用では、気密閉塞されたバネ室内の温
度変化により変動するバネ室内圧力に応じ、バネ室と大
気圧室とを区画する後者のダイヤフラム等がバネ室側又
は大気圧室側に変位することにより、バネ室の容積を膨
張又は収縮させて圧力変動を吸収し、常にバネ室内圧力
を一定に保持する様にして、二次側圧力を受圧する前者
のダイヤフラム等にバネ室内圧力を開弁方向へ押圧する
様に作用させない。そして、前者のダイヤフラム等が万
一破損し、二次側圧力室からバネ室内へ圧力水が流入し
ても、バネ室の気密性により漏水を防止する様にして、
上記課題を解決する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図面に基
づいて説明する。図1に弁箱2と、内部にバネ室4及び
大気圧室5とを区画して設けたバネカバー3とを組み付
けた減圧弁1の縦断面図を示す。弁箱2は、その左右両
側方に流入口6及び流出口7を開設すると共に、内部に
流入口6及び流出口7に通ずる一次側圧力室8と二次側
圧力室9とを設けている。弁箱2の中央には、一次側圧
力室8と二次側圧力室9を上下に区画した隔壁10を設
け、該隔壁10に弁口11を開設して両圧力室8、9を連通
している。弁箱2上部には、上方が開口すると共に、底
部の一部が開口して二次側圧力室9に連通した略円形状
の凹部12を設け、該凹部12とバネカバー3とを合成ゴム
製又はステンレス製の圧力−変位変換要素であるダイヤ
フラム13を介して接合固定して成り、該ダイヤフラム13
とバネカバー3とで区画された上方空間(バネカバー3
内部に相当)に調節バネ14を配設し、その上方空間をバ
ネ室4と成している。バネカバー3は、略筒状の胴部3b
とその上方開口部を蓋体3aで被冠して成り、蓋体3aと胴
部3bの上方開口部周縁に設けたフランジとの間にガスケ
ットGを介在してその接合面を気密状にシールしてい
る。又、蓋体3aの中心部を除く適所には、空気流通口15
を貫設している。
【0006】大気圧室5は、バネ室4内上部に気密状に
区画して設けられており、空気流通口15を設けたバネカ
バー3の上端(蓋体3a)内側面と、該内側面より垂下形
成した上下方向に伸縮自在な圧力−変位変換要素(ベロ
ーズ)16とで囲繞され、該ベローズ16をバネ室4と気密
状に区画する隔壁Wと成している。ベローズ16は、合成
ゴム製又はステンレス製から成り、その上部に設けたフ
ランジ16aの周縁上下を一対のガスケットGで挟持し、
該ガスケットGを胴部3bの上方開口端の内周に設けた環
状段部と蓋体3aの間に挟着している。かかる状態では、
ベローズ16のフランジ16a上面と蓋体3aとの間に空気流
通口15に通ずる隙間Sを有し、この隙間Sがフランジ16
aの中心の開口部16bを経てベローズ16内部の大気圧室
5に連通し、該大気圧室5を外部に連通させている。ベ
ローズ16の下端面には、その中心を貫通するシリンダー
17を一体的に設けており、該シリンダー17は、ベローズ
16の上下方向に突出して成り、バネカバー3上端(蓋体
3a)外側面の中心より大気圧室5を上下に貫通する調節
ネジ18の下端側の無ネジ部18cをシリンダー17に摺動自
在に挿通している。又、上記無ネジ部18cには、上下一
対のOリング溝を設け、該溝にOリングPを装着し、無
ネジ部18cを摺動するシリンダー17との隙間を気密状に
シールし、ベロース16で区画されたバネ室4の気密性を
保持している。調節ネジ18は、上端に六角形の頭部18a
を設け、該頭部18aの下方にはバネカバー3上端に螺着
する所定長さの雄ネジ部18bを連続形成し、該雄ネジ部
18bの下方にはこれより若干小径でシリンダー17のスト
ローク分の長さを有する無ネジ部18cを連続形成し、シ
リンダー17の下方開口部より突出する無ネジ部18cの下
端で調節バネ14上端のバネ受け19を押圧する様に成して
いる。調節バネ14は、ダイヤフラム13上面に接合したダ
イヤフラム押さえ20上に立設し、バネ受け19を介した調
節ネジ14の押圧によりバネ受け19とダイヤフラム押さえ
20の間に圧縮介装され、これによりダイヤフラム13を下
方(開弁方向)へ付勢しており、調節ネジ18を上下に移
動することにて調節バネ14によるダイヤフラム13に対す
る開弁方向への付勢力が調整される。
【0007】凹部12において、弁口11に対応した下部中
央には、円形状の開口部21を設けて一次側圧力室8に連
通し、この開口部21に下方連続して所定長さの筒状部22
を設けている。又、ダイヤフラム13の中心には、筒状部
22及び弁口11を挿通した弁棒23を垂下形成し、該弁棒23
の下端には、弁口11を開閉する弁体24を設けている。弁
体24は一次側圧力を開弁方向に受ける様に、弁口11の周
囲に設けた弁座25に着離自在に設けて成り、弁体24にお
いて弁座25に対面しない背面と、これに対向して二次側
圧力室9の底部に設けた凹部9aとの間には、弁体24を閉
弁方向に付勢する弁バネ26を圧縮介装している。又、弁
棒23の中途部位には、筒状部22の内壁を摺動する鍔部27
を外方突設し、該鍔部27にはOリングPを周設し、一次
側圧力室8と凹部12(二次側圧力室9)とを水密状に区
画している。ダイヤフラム13の下面に接合したダイヤフ
ラム押さえ28は、開口部21より大径に形成し、ダイヤフ
ラム13が最下限に変位した状態で、このダイヤフラム押
さえ28が開口部21を閉塞する様にその周縁に着座し、か
かる状態での弁体24のリフトを規制している。
【0008】次に、減圧弁1の変形例1、2を図2、3
に基づき説明する。この減圧弁1は、大気圧室5を変更
したものであり、この大気圧室5に関わる構成以外は、
上記と同一構成であり、上記と同一又は相当部分には同
じ符号を付し、説明を省略する。
【0009】図2に示す変形例1における大気圧室5
は、空気流通口15を設けたバネカバー3の上端内側面
と、該内側面より垂下形成した筒体29と、筒体29の下方
開口部を閉塞するダイヤフラム(圧力−変位変換要素)
16とで囲繞され、筒体29及びダイヤフラム16をバネ室4
と気密状に区画する隔壁Wと成している。筒体29は、そ
の上方開口部周縁にフランジ29aを設け、該フランジ29
aがガスケットGと共に胴部3bの上方開口端の内周に設
けた環状段部と蓋体3aの間に挟着されることで筒体29を
固定している。フランジ29a上面と蓋体3aとの間には空
気流通口15に通ずる隙間Sを有し、この隙間Sが筒体29
の上方開口部を経て筒体29内部の大気圧室5に連通し、
該大気圧室5を外部に連通させている。ダイヤフラム16
は、合成ゴム製又はステンレス製から成り、筒体29の下
方開口端の内周に設けた環状段部と、該段部に装着され
るリング間にダイヤフラム16の周縁が挟持されている。
又、ダイヤフラム16は、その中心を貫通する様に設けた
偏平状のシリンダー17を一体的に設けており、該シリン
ダー17に調節ネジ18の無ネジ部18cを摺動自在に挿通し
ている。そして、シリンダー17の内周には、無ネジ部18
cを摺接するOリングPを配設し、無ネジ部18cとシリ
ンダー17との隙間を気密状にシールし、ダイヤフラム16
で区画されたバネ室4の気密性を保持している。従っ
て、無ネジ部18c自体には、OリングPを装着していな
い。
【0010】図3に示す変形例2における大気圧室5
は、空気流通口15を設けたバネカバー3の上端内側面
と、該内側面より垂下形成した筒体29と、その下方開口
部を閉塞する様に筒体29に上下動自在に挿嵌したピスト
ン(圧力−変位変換要素)16とで囲繞され、筒体29及び
ピストン16をバネ室4と気密状に区画する隔壁Wと成し
ている。筒体29は、その上部に設けたフランジ29aが変
形例1と同様に胴部3bの環状段部と蓋体3aの間に挟着さ
れ、空気流通口15も変形例1と同様に隙間Sを介して筒
体29内部の大気圧室5に連通している。又、筒体29はそ
の下方開口部のみを小径に形成してピストン16を抜止め
し、ピストン16の下端は前記下方開口部に対応する様に
小径に形成している。ピストン16は、その中心に上下方
向に貫通した中空状のシリンダー17を設け、該シリンダ
ー17に調節ネジ18の無ネジ部18cを摺動自在に挿通し、
又ピストン16の外周には上下一対のOリング溝を形成
し、該溝にOリングPを装着し、このOリングと無ネジ
部18cに設けたOリングPとにより、ピストン16と筒体
29及び無ネジ部18cとシリンダー17との隙間を気密状に
シールし、ピストン16で区画されたバネ室4の気密性を
保持している。尚、変形例1、2においては、バネ室4
内に筒体28を設けたものを示したが、バネカバー3の胴
部3a上方を筒体28と成しても良い。
【0011】上記実施例においては、減圧弁1に設けた
二次側圧力を受圧する圧力−変位変換要素13はダイヤフ
ラムから成るものを示したが、これをピストン(図示せ
ず)に代えても良い。この場合、バネカバー3と凹部12
とはガスケットを介して接合され、凹部12内にピストン
が上下動自在に配置され、該ピストンに周設されたOリ
ングが凹部12の内壁を摺動する様に構成されている。
【0012】次に、減圧弁1の作用について説明する。
減圧弁1の通常使用において、気密閉塞されたバネ室4
内の温度が上昇すると、これに応じてバネ室内圧力が上
昇する。これにより、バネ室4と大気圧室5とを区画す
る圧力−変位変換要素16が大気圧室5側に変位、即ち、
ベローズ16であればその全体が収縮(変位)し、ダイヤ
フラム16又はピストン16であればこれが大気圧室5側に
変位することにより、バネ室4の容積を膨張させて温度
上昇による圧力上昇分を吸収し、又その温度上昇値より
温度が下がって圧力降下すると、その圧力降下に対応し
て圧力−変位変換要素16がバネ室4側に変位し、常にバ
ネ室内圧力を一定に保持する。これにより二次側圧力を
受圧するダイヤフラム13にバネ室内圧力が開弁方向へ押
圧する様に作用しない。従って、バネ室4が気密閉塞さ
れていても、減圧弁1を支障なく機能、即ち二次側圧力
及び弁バネ26によるダイヤフラム13への上向き(閉弁方
向)の力と、調節バネ14による下向き(開弁方向)の力
がバランスすることにより、弁体24の開度が制御され、
二次側圧力が一次側圧力より低いある一定の圧力に保持
する。尚、圧力−変位変換要素16の変位量は、減圧弁1
の使用においてバネ室内圧力の最上値に応じた体積膨張
量に対応する様に設定されている。又、図1〜3は、バ
ネ室4と大気圧室5内が同圧の状態を図示している。そ
して、万一、減圧弁1のダイヤフラム13が破損(ピスト
ンにあってはOリングの摩損や欠損)して、二次側圧力
室9の圧力水がバネ室4に流入しても、圧力−変位変換
要素16が大気圧室5側へ変位するのみで、隔壁Wの気密
性によりバネ室4内に流入した圧力水は外部へ漏水しな
い。
【0013】
【発明の効果】要するに本発明は、二次側圧力室9の圧
力変動で変位するダイヤフラム(又はピストン)13と、
ダイヤフラム13を弁体24の開弁方向へ付勢する調節バネ
14を内装したバネカバー3とで密閉されたバネ室4内
に、外部に連通する大気圧室5を気密状に区画して設け
ると共に、両室4、5を区画する隔壁Wに、ベローズ、
ダイヤフラム又はピストンから成る圧力−変位変換要素
16を配置したので、通常使用では、気密閉塞されたバネ
室4内の温度変化により変動するバネ室内圧力に応じ、
バネ室4と大気圧室5とを区画する圧力−変位変換要素
16がバネ室4側又は大気圧室5側へ変位することによ
り、バネ室4の容積を膨張又は収縮させて圧力変動を吸
収し、常にバネ室内圧力を一定に保持する様にして、二
次側圧力を受圧するダイヤフラム13にバネ室内圧力が開
弁方向へ押圧する様に作用させず、バネ室4が外部と遮
断された密閉空間で従来のバネ室の様に外部連通する通
気口がなくても、減圧弁1を支障なく機能させられる。
又、バネ室4は上記の様に気密閉塞されているので、万
一、ダイヤフラム13が破損(ピストンにあっては、これ
に装着されたOリングの破損)し、二次側圧力室9から
バネ室4内へ圧力水が流入しても、この圧力水がバネ室
4から外部へ流出することはなく、よって減圧弁1の周
辺が水浸しになることや減圧弁1の近傍に設置された配
電盤等が漏電するといった不具合を解消できる。又、大
気圧室5は、バネ室4内の圧力の増減でベローズ等から
成る圧力−変位変換要素16がバネ室4側又は大気圧室5
側へ変位する構成であり、減圧弁1の取付け姿勢に拘ら
ず機能するため、減圧弁1の取付けに際し、その取付け
状態と大気圧室5の位置との関係を配慮することなく減
圧弁1を据え付けできる。
【0014】大気圧室5は空気流通口15を設けたバネカ
バー3の上端内側面と、該内側面より垂下形成した上下
方向に伸縮自在なベローズ16、前記内側面より垂下形成
した筒体29と、筒体29の下方開口部を閉塞するダイヤフ
ラム16、又は前記筒体29と筒体29の下方開口部を閉塞す
る様に筒体29に上下動自在に挿嵌したピストン16とで囲
繞されて成り、前記ベローズ16の下端面、ダイヤフラム
16、又はピストン16に貫通する様に設けたシリンダー17
に、大気圧室5を上下貫通する様にバネカバー3上端に
螺着すると共に、調節バネ14上端のバネ受け19を押圧す
る様に設けた調節ネジ18を摺動自在に挿通したので、上
記の同様な効果を奏すると共に、従前の操作と何ら変わ
りなく、調節ネジ18で以て調節バネ14の弾性力を調整で
き、特に調節ネジ18を螺着しているバネカバー3の上端
は隔壁Wでバネ室4と気密状に区画されているため、バ
ネ室4に二次側圧力室9からの圧力水が流入する事態を
生じても、バネカバー3のネジ穴と調節ネジ18との隙間
から圧力水が漏れることもない等その実用的効果は甚だ
大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】減圧弁の縦断面図である。
【図2】減圧弁の変形例1を示す縦断面図である。
【図3】減圧弁の変形例2を示す縦断面図である。
【符号の説明】
3 バネカバー 4 バネ室 5 大気圧室 9 二次側圧力室 13 圧力−変位変換要素 14 調節バネ 23 弁棒 24 弁体 14 調節バネ 15 空気流通口 16 圧力−変位変換要素 17 シリンダー 18 調節ネジ 19 バネ受け 29 筒体 W 隔壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−12523(JP,A) 登録実用新案3060222(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 16/00 - 16/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁体に弁棒を介して連結されると共に、
    二次側圧力室の圧力変動で変位する圧力−変位変換要素
    と該圧力−変位変換要素を弁体の開弁方向へ付勢する調
    節バネを内装したバネカバーとで密閉されたバネ室を設
    け、該バネ室内には外部に連通する大気圧室を気密状に
    区画して設けると共に、両室を区画する隔壁に別途設け
    た圧力−変位変換要素を配置した減圧弁において、大気
    圧室は空気流通口を設けたバネカバーの上端内側面と、
    該内側面より垂下形成した上下方向に伸縮自在なベロー
    ズとで囲繞されて成り、該ベローズの下端面を貫通する
    様に設けたシリンダーに、大気圧室を上下貫通する様に
    バネカバー上端に螺着すると共に、調節バネ上端のバネ
    受けを押圧する様に設けた調節ネジを摺動自在に挿通し
    ことを特徴とする減圧弁。
  2. 【請求項2】 弁体に弁棒を介して連結されると共に、
    二次側圧力室の圧力変動で変位する圧力−変位変換要素
    と該圧力−変位変換要素を弁体の開弁方向へ付勢する調
    節バネを内装したバネカバーとで密閉されたバネ室を設
    け、該バネ室内には外部に連通する大気圧室を気密状に
    区画して設けると共に、両室を区画する隔壁に別途設け
    た圧力−変位変換要素を配置した減圧弁において、大気
    圧室は空気流通口を設けたバネカバーの上端内側面と、
    該内側面より垂下形成した筒体と、筒体の下方開口部を
    閉塞するダイヤフラムとで囲繞されて成り、ダイヤフラ
    ムを貫通する様に設けたシリンダーに、大気圧室を上下
    貫通する様にバネカバー上端に螺着すると共に、調節バ
    ネ上端のバネ受けを押圧する様に設けた調節ネジを摺動
    自在に挿通したことを特徴とする減圧弁
  3. 【請求項3】 弁体に弁棒を介して連結されると共に、
    二次側圧力室の圧力変動で変位する圧力−変位変換要素
    と該圧力−変位変換要素を弁体の開弁方向へ付勢する調
    節バネを内装したバネカバーとで密閉されたバネ室を設
    け、該バネ室内には外部に連通する大気圧室を気密状に
    区画して設けると共に、両室を区画する隔壁に別途設け
    た圧力−変位変換要素を配置した減圧弁において、大気
    圧室は空気流通口を設けたバネカバーの上端内側面と、
    該内側面より垂下形成した筒体と、筒体の下方開口部を
    閉塞する様に筒体に上下動自在に挿嵌したピストンとで
    囲繞されて成り、ピストンを貫通する様に設けたシリン
    ダーに、大気圧室を上下貫通する様にバネカバー上端に
    螺着すると共に、調節バネ上端のバネ受けを押圧する様
    に設けた調節ネジを摺動自在に挿通したことを特徴とす
    る減圧弁。
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