JP3488698B2 - 減圧弁 - Google Patents

減圧弁

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JP3488698B2
JP3488698B2 JP2001092560A JP2001092560A JP3488698B2 JP 3488698 B2 JP3488698 B2 JP 3488698B2 JP 2001092560 A JP2001092560 A JP 2001092560A JP 2001092560 A JP2001092560 A JP 2001092560A JP 3488698 B2 JP3488698 B2 JP 3488698B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイヤフラム、ピ
ストン等の圧力−変位変換要素の破損に対応した減圧弁
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、減圧弁の弁箱上部には、弁体に弁
棒を介して連結されると共に、二次側圧力室の圧力変動
で変位するダイヤフラム、ピストン等の圧力−変位変換
要素と、該圧力−変位変換要素を弁体の開弁方向へ付勢
する調節バネを内装したバネカバーとで囲繞されたバネ
室を設けており、バネカバーの上端には、調節バネを弾
圧する調節ネジが螺着されると共に、バネカバーの側部
には、外部に連通する小孔状の通気口を開設してバネ室
に空気を流通させ、該バネ室の内圧が温度変化によって
も変化しない様にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、万一、
減圧弁に内蔵されたダイヤフラム、又はピストンに周設
されたOリングが破損して、二次側圧力室からバネ室に
圧力水が流入すると、バネカバーに螺着した調節ネジの
ネジ部の隙間や、上記通気口より漏水し、減圧弁周辺が
水浸しになる。この様に故障した減圧弁は、その機能が
果たされないばかりでなく、漏水によって、例えば石油
給湯機、電気温水器等に備されたものでは、減圧弁の近
傍に設置された配電盤を漏電させる危険を招来するなど
の不具合を生じていた。本発明は、ダイヤフラム、ピス
トン等の圧力−変位変換要素が万一破損した時に、漏水
を防止できる減圧弁を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
み、減圧弁において、二次側圧力室の圧力変動で変位す
るピストン、ダイヤフラム等の圧力−変位変換要素と調
節バネを内装したバネカバーとで気密状に密閉して設け
たバネ室と、該バネ室と外部の夫々に連通する圧力吸収
室とを別設すると共に、該圧力吸収室内を別途設けた圧
力−変位変換要素でバネ室連通側と外部連通側とに気密
状に区画することにより、通常使用では、バネ室連通側
を含むバネ室内の温度変化により変動する内圧に応じ、
圧力吸収室内を二分する後者のダイヤフラム等がバネ室
連通側又は外部連通側に変位することにより、圧力吸収
室内におけるバネ室連通側の容積を膨張又は収縮させて
圧力変動を吸収し、バネ室の内圧を常に一定に保持する
様にして、二次側圧力を受圧する前者のダイヤフラム等
に前記内圧を開弁方向へ押圧する様に作用させない。そ
して、前者のダイヤフラム等が万一破損し、二次側圧力
室からバネ室内へ圧力水が流入しても、バネ室及び圧力
吸収室内におけるバネ室連通側の気密性により漏水を防
止する様にして、上記課題を解決する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図面に基
づいて説明する。図1に弁箱2と、バネ室4とその外部
に別設した圧力吸収室5とを夫々内装したバネカバー3
とを組み付けた減圧弁1の縦断面図を示す。弁箱2は、
その左右両側方に流入口6及び流出口7を開設すると共
に、内部に流入口6及び流出口7に通ずる一次側圧力室
8と二次側圧力室9とを設けている。弁箱2の中央に
は、一次側圧力室8と二次側圧力室9を上下に区画した
隔壁10を設け、該隔壁10に弁口11を開設して両圧力室
8、9を連通している。弁箱2上部には、上方が開口す
ると共に、底部の一部が開口して二次側圧力室9に連通
した略円形状の凹部12を設け、該凹部12とバネカバー3
とを合成ゴム製又はステンレス製の圧力−変位変換要素
であるダイヤフラム13を介して接合固定して成り、該ダ
イヤフラム13とバネカバー3とで区画された上方空間
(バネカバー3内部でダイヤフラム13に対面した大空
間)に調節バネ14を配設し、その上方空間をバネ室4と
成している。バネ室4は、横断面形状が六角形などの多
角形状に形成されており、バネ室4の側部には、外部に
連通する空気抜き口15を設け、該空気抜き口15にはバネ
カバー3外側部より密栓16にて気密閉塞されている。
【0006】バネカバー3内部において、その中心軸周
囲を除くバネ室4の上部には、圧力吸収室5を設けてい
る。圧力吸収室5は、バネカバー3上端より下方へ穿設
した略円柱状の竪穴であり、その底部の一部がバネ室4
の上部に連通する様に開口して成り、圧力吸収室5の上
方開口部は空気流通口17を設けた蓋体18で気密状に閉塞
されており、該蓋体18の内側面には、その表面に露出す
る空気流通口17を気密状に囲繞する様に、合成ゴム製又
はステンレス製にして、且つ、上下方向に伸縮自在なベ
ローズ(圧力変位−変換要素)19の開口端を固着し、こ
のベローズ19により圧力吸収室5は外部流通側OS(空
気流通口17を介して外部に通ずるベローズ19内部)とバ
ネ室連通側ISとに気密状に区画されている。
【0007】調節バネ14は、ダイヤフラム13上面に接合
したダイヤフラム押さえ20と、該ダイヤフラム押さえ20
にその上方で対向配置したバネ受け21との間に圧縮介装
され、これによりダイヤフラム13を下方(開弁方向)へ
付勢している。バネ受け21は、バネ室4の横断面に略対
応した多角形状に形成して成り、バネ受け21の中心部を
バネカバー3上端の中心より挿入した調節ネジ22の下方
に螺着している。調節ネジ22は、調節バネ14を弾圧する
バネ受け21の上下位置を調節する様に設けたものであ
り、バネカバー3上端中心からバネ室4内へ貫設した挿
通穴3aに、調節ネジ22の上方部位に設けた無ネジ部22a
を挿通し、バネ室4内に突出する調節ネジ22の下方部位
に設けた雄ネジ部22bにバネ受け21を螺着しており、バ
ネカバー3上端より上方突出した突端には、袋ナット23
を螺着している。又、調節ネジ22において、無ネジ部22
aと雄ネジ部22bとの間には、バネ室4上端面に調節ネ
ジ22の回転方向で摺動自在に当接した鍔部22cを設けて
おり、該鍔部22cは、バネ室4の上端面との当接面に挿
通穴3aより大径なOリングPを配設して挿通穴3aとバネ
室4とを気密状に区画するシール手段Mと成している。
そして、袋ナット23を外した調節ネジ22を回転させる
と、バネ受け21はバネ室4の横断面形状に対応している
ため回転せず、雄ネジ部22bに沿って上下動し、バネ受
け21の上下位置により、調節バネ14によるダイヤフラム
13に対する開弁方向への付勢力が調整される。
【0008】凹部12において、弁口11に対応した下部中
央には、円形状の開口部24を設けて一次側圧力室8に連
通し、この開口部24に下方連続して所定長さの筒状部25
を設けている。又、ダイヤフラム13の中心には、筒状部
25及び弁口11を挿通した弁棒26を垂下形成し、該弁棒26
の下端には、弁口11を開閉する弁体27を設けている。弁
体27は一次側圧力を開弁方向に受ける様に、弁口11の周
囲に設けた弁座28に着離自在に設けて成り、弁体27にお
いて弁座28に対面しない背面と、これに対向して二次側
圧力室9の底部に設けた凹部9aとの間には、弁体27を閉
弁方向に付勢する弁バネ29を圧縮介装している。又、弁
棒26の中途部位には、筒状部25の内壁を摺動する鍔部30
を外方突設し、該鍔部30にはOリングPを周設し、一次
側圧力室8と凹部12(二次側圧力室9)とを水密状に区
画している。ダイヤフラム13の下面に接合したダイヤフ
ラム押さえ31は、開口部24より大径に形成し、ダイヤフ
ラム13が最下限に変位した状態で、このダイヤフラム押
さえ31が開口部24を閉塞する様にその周縁に着座し、か
かる状態での弁体27のリフトを規制している。
【0009】次に、減圧弁1の変形例1、2を図2、3
に基づき説明する。この減圧弁1は、圧力吸収室5を外
部流通側OSとバネ室連通側ISとに気密状に区画する
圧力−変位変換要素19を変更したものであり、この圧力
−変位変換要素19に関わる構成以外は、上記と同一構成
であり、上記と同一又は相当部分には同じ符号を付し、
説明を省略する。
【0010】図2に示す変形例1における圧力−変位変
換要素19は、合成ゴム製又はステンレス製のダイヤフラ
ムであり、該ダイヤフラム19は略凸面(図示例では下方
へ凸)状に形成され、外部流通側OSとバネ室連通側I
Sとの境界に配置して成り、通常、バネ室連通側ISへ
凸面で、バネ室4の内圧の上昇時には凸面が外部流通側
OSへ反転する(裏返る)様に成している。圧力吸収室
5において、バネ室連通側ISにはその内周面に外接す
る薄肉円筒状のカラー32を配置し、該カラー32の上端面
と蓋体18の底面周縁との間にダイヤフラム19の周縁を挟
着している。蓋体18は、カラー32の上端面に達する長さ
を有し、圧力吸収室5と略同径の円柱状に形成され、蓋
体18の底面の周縁を除く部分を、ダイヤフラム19が外部
流通側OSへ凸面状に反転するのを妨げない深さを以て
凹設し、この凹状空間を外部流通側OSと成している。
【0011】図3に示す変形例2における圧力−変位変
換要素19は、円盤状のピストンであり、該ピストン19は
その周囲にOリングPを装着して圧力吸収室5の内周壁
を上下に摺動する様に設けられ、ピストン19を介して圧
力吸収室5を外部流通側OSとバネ室連通側ISに気密
性を以て二分している。又、ピストン19の中心は、圧力
吸収室5の上下に渡って垂設した案内軸33を気密性を以
て摺動自在に挿通し、ピストン19の上面と蓋体18の間、
及びピストン19の下面と圧力吸収室5底部の間の夫々に
は案内軸33に外嵌したコイルバネ34を介装している。
【0012】上記実施例においては、減圧弁1に設けた
二次側圧力を受圧する圧力−変位変換要素13はダイヤフ
ラムから成るものを示したが、これをピストン(図示せ
ず)に代えても良い。この場合、バネカバー3と凹部12
とはガスケットを介して接合され、凹部12内にピストン
が上下動自在に配置され、該ピストンに周設されたOリ
ングが凹部12の内壁を摺動する様に構成されている。
又、圧力吸収室5は、バネカバー3内においてバネ室4
上部に設けたものを示したが、圧力吸収室5内のバネ室
連通側ISがバネ室4に通じた構成であれば、かかる位
置に限定されず、例えば、空気抜き口15の様にバネ室4
の側部に圧力吸収室5を設けたり、バネカバー3の外部
にバネ室連通側ISがバネ室4に連通する様に圧力吸収
室5を設けても良い。尚、バネ室4に外部に連通する空
気抜き口15を設けたのは、減圧弁1の組み立て時に、バ
ネ室4を空気抜き口15を介して外部と連通させ、バネ室
4を密閉して組み付ける場合、ダイヤフラム13が膨出す
るなど不具合を解消するためであり、減圧弁1の組み立
て完了時には、空気抜き口15を密栓16し、バネ室4を気
密閉塞する。
【0013】次に、減圧弁1の作用について説明する。
減圧弁1の通常使用において、気密閉塞されたバネ室4
内の温度が上昇すると、これに応じてバネ室連通側IS
を含むバネ室4の内圧が上昇する。これにより、圧力吸
収室5をバネ室連通側ISと外部連通側OSとに区画す
る圧力−変位変換要素19が外部連通側OSに変位、即
ち、ベローズ19であればその全体が収縮(変位)し、ダ
イヤフラム19又はピストン19であればこれが外部連通側
OSへ変位することにより、バネ室連通側ISの容積を
膨張させて温度上昇による圧力上昇分を吸収し、又その
温度上昇値より温度が下がって圧力降下すると、その圧
力降下に対応して圧力−変位変換要素19が外部連通側O
Sへ変位し、常にバネ室4の内圧を一定に保持する。こ
れにより二次側圧力を受圧するダイヤフラム13に上記内
圧が開弁方向へ押圧する様に作用しない。従って、バネ
室連通側ISを含むバネ室4が気密閉塞されていても、
減圧弁1を支障なく機能、即ち二次側圧力及び弁バネ29
によるダイヤフラム13への上向き(閉弁方向)の力と、
調節バネ14による下向き(開弁方向)の力がバランスす
ることにより、弁体27の開度が制御され、二次側圧力が
一次側圧力より低いある一定の圧力に保持する。尚、圧
力−変位変換要素19の変位量は、減圧弁1の使用におい
てバネ室連通側IS及びバネ室4の内圧の最上値に応じ
た体積膨張量に対応する様に設定されている。又、図1
〜3は、バネ室連通側ISを含むバネ室4内と圧力吸収
室5における外部連通側OS内が同圧の状態を図示して
いる。そして、万一、減圧弁1のダイヤフラム13が破損
(ピストンにあってはOリングの摩損や欠損)して、二
次側圧力室9の圧力水がバネ室4に流入しても、圧力−
変位変換要素19が外部連通側OSへ変位するのみで、圧
力−変位変換要素19によるバネ室連通側ISと外部連通
側OSとの気密性によりバネ室内4に流入した圧力水は
外部へ漏水しない。
【0014】
【発明の効果】要するに本発明は、二次側圧力室9の圧
力変動で変位するダイヤフラム(又はピストン)13と、
ダイヤフラム13を弁体27の開弁方向へ付勢する調節バネ
14を内装したバネカバー3とで気密状に密閉してバネ室
4を設けたので、ダイヤフラム13が破損(ピストンにあ
っては、これに装着されたOリングの破損)し、二次側
圧力室9の圧力水がバネ室4に流入しても、この圧力水
がバネ室4から外部へ流出することはなく、よって減圧
弁1の周辺が水浸しになることや減圧弁1の近傍に設置
された配電盤等が漏電するといった不具合を解消でき
る。又、バネ室4と外部の夫々に連通する圧力吸収室5
とを別設すると共に、該圧力吸収室5をバネ室連通側I
Sと外部連通側OSとに、ベローズ、ダイヤフラム又は
ピストンから成る圧力−変位変換要素19で気密状に区画
したので、通常使用では、圧力吸収室5のバネ室連通側
ISを含むバネ室4内の温度変化により変動する内圧に
応じ、圧力吸収室5内を二分する圧力−変位変換要素19
がバネ室連通側IS又は外部連通側OSへ変位すること
により、圧力吸収室5内におけるバネ室連通側ISの容
積を膨張又は収縮させて圧力変動を吸収し、気密閉塞さ
れたバネ室連通側ISを含むバネ室4の内圧を常に一定
に保持する様にして、二次側圧力を受圧するダイヤフラ
ム13に前記内圧を開弁方向へ押圧する様に作用させず、
バネ室4が外部と遮断された密閉空間で従来のバネ室の
様に外部連通する通気口がなくても、減圧弁1を支障な
く機能させられる。又、圧力吸収室5は、バネ室4に連
通するバネ室連通側IS内の圧力の増減でベローズ等か
ら成る圧力−変位変換要素19がバネ室連通側IS又は外
部連通側OSへ変位する構成であり、減圧弁1の取付け
姿勢に拘らず機能するため、減圧弁1の取付けに際し、
その取付け状態と圧力吸収室5の位置との関係を配慮す
ることなく減圧弁1を据え付けできる。
【0015】調節バネ14を弾圧するバネ受け21の上下位
置を調節する調節ネジ22を外部よりバネ室4内へ案内す
る挿通穴3aと、バネ室4とを気密状に区画するシール手
段Mを設けたので、従前の操作と何ら変わりなく、調節
ネジ22で以て調節バネ14の弾性力を調整できる様にバネ
室4を気密状に閉塞でき、しかもバネ室4に二次側圧力
室9からの圧力水が流入する事態を生じても、挿通穴3a
と調節ネジ22との隙間から圧力水が漏れることもない。
【0016】バネカバー3内部又は外部の適所に圧力吸
収室5を設けることにより、圧力吸収室5の組み付け位
置のバリエーションに富み、その中から減圧弁1の取付
け姿勢やその他の諸条件に最も適合したものを選択使用
できる等その実用的効果は甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】減圧弁の縦断面図である。
【図2】減圧弁の変形例1を示す縦断面図である。
【図3】減圧弁の変形例2を示す縦断面図である。
【符号の説明】
3 バネカバー 3a 挿通穴 4 バネ室 5 圧力吸収室 9 二次側圧力室 13 圧力−変位変換要素 14 調節バネ 19 圧力−変位変換要素 22 調節ネジ 26 弁棒 27 弁体 M シール手段 IS バネ室連通側 OS 外部連通側
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−12523(JP,A) 特開 昭53−22627(JP,A) 登録実用新案3060222(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 16/00 - 16/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁体に弁棒を介して連結されると共に、
    二次側圧力室の圧力変動で変位する圧力−変位変換要素
    と該圧力−変位変換要素を弁体の開弁方向へ付勢する調
    節バネを内装したバネカバーとで気密状に密閉して設け
    たバネ室と、該バネ室と外部の夫々に連通する圧力吸収
    室とを別設すると共に、該圧力吸収室内を別途設けた圧
    力−変位変換要素でバネ室連通側と外部連通側とに気密
    状に区画したことを特徴とする減圧弁。
  2. 【請求項2】 調節バネを弾圧するバネ受けの上下位置
    を調節する調節ネジを外部よりバネ室内へ案内する挿通
    穴と、バネ室とを気密状に区画するシール手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の減圧弁。
  3. 【請求項3】 圧力吸収室は、バネカバー内部又は外部
    の適所に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    減圧弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3060222U (ja) 1998-12-07 1999-08-17 株式会社ベン 減圧弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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