JP3501908B2 - ホース用口元拡げ工具 - Google Patents

ホース用口元拡げ工具

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JP3501908B2 JP27895296A JP27895296A JP3501908B2 JP 3501908 B2 JP3501908 B2 JP 3501908B2 JP 27895296 A JP27895296 A JP 27895296A JP 27895296 A JP27895296 A JP 27895296A JP 3501908 B2 JP3501908 B2 JP 3501908B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気体や液体の輸送
に用いるホースをジヨイント部に差込む場合に用いて好
適なホース用口元拡げ工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】気体や液体を洩らさずにホースを用いて
輸送するには、ホースの口元をジヨイント部に確りと差
込んで気密に接続する必要があり、そこで従来は、緩め
のホースをジヨイント部に差込んだ後、その周囲にホー
スバンドを取付け、これを締付けて接続するか、或は、
少しきつめのホースをお湯に漬けて柔らかく(伸びやす
く)なるまで待ち、その後、ジヨイント部に差込んで接
続する方法が講じられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ホースバンド
で締付ける前者の接続方法の場合は、ホースバンドを使
用するため接続コストが高く付き、また、接続に時間が
掛る問題があり、更に、お湯に漬ける後者の接続方法の
場合は、お湯で周囲が濡れて作業環境の悪化を招く、接
続に時間がかかる、温度と時間の管理が必要なため大量
生産には不向きである、客先や作業現場等では手軽に作
業できない、と云った各種の問題点があり、結局のとこ
ろ、力まかせにホースをジヨイント部に差込む作業にな
ってしまって、ホース破損、接続不備等による漏洩と云
った各種事故が多く発生する問題があった。
【0004】従って本発明の技術的課題は、常温では手
で差込むことのできない少しきつめのホースの口元を、
ワンタッチにて極めて簡単に拡げて、ジヨイント部に容
易に差込んで接続できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0006】(1) 先端部にホースの口元に挿入可能
な主爪体を取付け、中間部の側面に主係止ピンを移動自
在に嵌込んだ長孔を穿設した主レバー体と、この主レバ
ー体に対して支持軸を用いて上下回動自在に取付け、且
つ、中間部の側面に副係止ピンを移動自在に嵌込んだ長
孔を穿設した副レバー体と、主副レバー体の内側で上下
回動するように上記支持軸に軸支され、且つ、この軸支
部を挟んでその一側部に上記主副各係止ピンに係合する
ラチエット歯を形成し、他側先端部には上記ホースの口
元に挿入可能な副爪体を取付けたラチエット板と、上記
主副各係止ピンを夫々弾性によって常時上記のラチエッ
ト歯に係合した状態に維持するバネと、上記主副両レバ
ー体の間に取付けられていて、両レバー体を常時上下に
開く方向に弾発作用する圧縮バネとから成り、上記副レ
バーの握り回動に従って副係止ピンがラチエット歯を順
次送って、ラチエット板を上記副爪体が上記主爪体との
対向間隔を拡げる方向に回動するように構成すること。
【0007】(2) 支持軸又は主副レバー体のいずれ
かに、主副各係止ピンを各バネの弾性に抗して押動し
て、ラチエット板のラチエット歯に対する上記各係止ピ
ンの係合を解くことができる解除レバー体を取付けるこ
と。
【0008】(3) 主副両爪体を、接合した時の断面
形状が円形になるように夫々断面半円形状に構成し、且
つ、これ等両爪体を主レバー体とラチエット板の各取付
部に対して着脱自在に構成すること。
【0009】上記(1)で述べた手段によれば、主副両
爪体を合せた状態にして、これを常温では手で差込むこ
とのできない少しきつめのホースの口元内に差込み、次
いで副レバー体を握り回動すれば、副レバー体に取付け
た係止ピンがラチエット歯に係合してラチエット板を送
り回動するため、主副両爪体の間隔を開いてホースの口
元を拡げることができるものであって、上記副レバー体
の握り回動を必要回数繰返してホースの口元を必要な広
さに拡げた後、主副両爪体を引抜いてこの口元にジヨイ
ント部を差込めば、ホースの接続を容易に行うことがで
き、また、接続後はホースの口元が自然にほぼ元の径に
戻るため、ホースバンド等を使用せずにホースの口元を
ジヨイント部側に密着した状態に接続することを可能に
する。
【0010】上記(2)で述べた手段によれば、ホース
の口元を必要な大きさに拡げた後、解除レバー体を操作
すれば、主副各係止ピンがラチエット歯から外れてラチ
エット板をフリーにするため、拡げた主副両爪体の間隔
を狭めてホースの口元から容易に抜き出すことを可能に
する。
【0011】上記(3)で述べた手段によれば、主副両
爪体の外周面を円形に構成したから、両爪体の間隔を開
いて口元を拡げる場合に、ホースの内側面を傷めること
がなく、また、内径が異なるホースに対しては、着脱自
在に構成した複数の爪体の中から所定サイズの主副両爪
体を選んで、これを主レバー体とラチエット板の各取付
部に交換して取付けることによって、対応することがで
きる。
【0012】以上の如くであるから、上記(1)〜
(3)に述べた手段によって上述した技術的課題を解決
して、前記従来の技術の問題点を解消することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、上述した本発明に係るホ
ース用口元拡げ工具の実施の形態を、添付した図面と共
に詳細に説明する。
【0014】図1は本発明に係るホース用口元拡げ工具
の外観を説明した側面図、図2の(A)はその平面図、
同(B)は同じく正面図、図3と図4は本発明の工具を
用いてホースの口元を拡げている状態を説明した要部の
側面図、図5の(A)は図3の状態に於ける本発明の正
面図、同(B)は同じく図4の状態に於ける正面図、図
6は解除レバー体の作動状態を説明した要部の側面図を
示したものであって、本発明に係るホース用口元拡げ工
具は、大別して主爪体1Zを取付けた主レバー体1と、
副レバー体2と、副爪体3Zを取付けたラチエット板3
と、主副の各係止ピン9A,9Bと、これ等の係止ピン
9A,9Bを弾発又は牽引してラチエット板3のラチエ
ット歯3gに係合するバネ9S,9S′と、主副両レバ
ー体1,2の間に取付けた圧縮バネ8Sと、上記ラチエ
ット歯3gに対する係止ピン9A,9Bの係合を解除す
る解除レバー体4とによって構成されるものであって、
以下にその詳細な構造を説明する。
【0015】上記の主レバー体1は、10図の(A)に
示した側面図と、同(B)に示した一部断面平面図に記
載の如く、断面が下向きの略コ字状を成す細長いレバー
状に造られていて、先端側部分には後述する支持軸を挿
通する軸穴1aが穿設され、先端下側部には上述した主
爪体1Zを取付けるためのボルト挿通穴1b,1bと下
向きの取付溝1cが形成されており、中間部横方向には
上述した主係止ピン9Aを移動自在に嵌込む長孔1Xが
穿設されている。
【0016】更に主レバー体1の上面には、上述したラ
チエット板3の回動を逃がすための切欠穴1dが形成さ
れ、前端部には後述する戻しバネ用の引掛穴1fが設け
られ、更に中間部の上面には、上述した圧縮バネ8S取
付用のネジ穴1eが穿設されている。
【0017】上記の副レバー体2は、図11の(A)に
示した側面図と、同(B)に示した平面図の記載から明
らかなように、断面が上向きの略コ字状を成す細長いレ
バー状に造られていて、その先端部には後述する支持軸
を挿通する軸穴2aが穿設され、中間部横方向には上述
した副係止ピン9Bを移動自在に嵌込む長孔2X穿設さ
れると共に、底面には上述したラチエット板3の回動を
逃がすための切欠穴2bが開口され、更に、先端部の下
側縁には前述したバネ9S′の一端を引掛ける穴2d
が、また、中間部の底面には上述した圧縮バネ8S取付
用のネジ穴2cが設けられている。
【0018】上述したラチエット板3は、図9の(A)
に示した側面図、同(B)に示した平面図の記載から明
らかな如く、中央部に後述する支持軸を挿通する軸穴3
aを穿設すると共に、断面を上向きの略コ字状に形成し
た先端部3Rの側面に、上述した副爪体3Zを取付ける
ためのボルト挿通穴3b,3bと上向きの取付溝3cが
形成され、上面には上述したバネ9Sの一端を引掛ける
穴3eを設けた支持片3dを連設し、背面板3Xの外側
辺に複数のラチエット歯3g…を下向きに突設した構成
に成っていて、図示したように上記副爪体3Zの取付部
とラチエット歯3g…とは、軸穴3aを挟んでその左右
両側に夫々設けられている。
【0019】6は上述した主副各レバー体1,2の軸穴
1aと2a、及び、ラチエット板3の軸穴3aを挿通す
ることによって、各レバー体1,2を丁度ハサミのよう
に上下に開閉作動自在に軸支し、且つ、これ等両レバー
体1,2の内側にラチエット板3を上下回動自在に軸支
した支持軸であって、上下の主副両レバー体1,2の内
側面には、上述した各ネジ穴1e,2cにネジ込んだ取
付ネジ8,8′によってバネ取付子8a,8a′が取付
けられ、更に、これ等両バネ取付子8a,8a′の間に
は両レバー体1,2を常時上下に開く方向に弾発する圧
縮バネ8Sが取付けられている。
【0020】また、上述した主副両係止ピン9A,9B
には、図1乃至図4に示すように上述したバネ9S,9
S′の先端部が取付けられていて、その弾性によって各
係止ピン9A,9Bを常時ラチエット板3のラチエット
歯3g…に係合するように構成され、副レバー体2を図
1の状態から図3の状態に握り回動すると、副レバー体
2の副係止ピン9Bがラチエット歯3gを送ってラチエ
ット板3を支持軸6を中心に図1及び図3に於いて反時
計回転方向に送り回動して、主レバー体2とラチエット
板3の各先端部の間隔を拡げ、この副レバー体2の握り
回動を更に繰返すことによって、間隔をより大きく拡げ
る仕組になっている。
【0021】尚、握り回動した副レバー体2は手を緩め
ることによって圧縮バネ8Sの弾発力によって図1に示
した開いた状態に戻り、これと一緒に副係止ピン9Bも
ラチエット歯3gとの係合を解いて元の位置に戻るが、
この時主係止ピン9Aがラチエット歯3gとの係合状態
を維持するため、ラチエット板3は逆転が防止されて送
り回動された位置に保持される。
【0022】上述した主副両爪体1Z,3Zには、図1
乃至図6に示すように夫々根端部に取付台1Y,3Yが
一体形成されていて、これ等各取付台1Y,3Yを上述
した主レバー体1とラチエット板3の各先端部に切欠形
成した下向きと上向きの取付溝1c,3cに嵌込み、且
つ、各ボルト挿通穴1b,1bと3b,3bに夫々ボル
ト1T,3Tを通して締付けることによって、夫々主レ
バー体1とラチエット板3に取付けることができると共
に、各ボルト1T,3Tを外すことによって簡単に取外
せる仕組に成っている。
【0023】また、上記の各爪体1Z,3Zは、図1に
示すように双方を接合すると丁度円形を成すように夫々
が断面半円形状に形成されていて、複数のサイズの中か
ら拡げるホースHのサイズ(内径)合ったサイズのもの
を選び、これを、主レバー体1とラチエット板3の各取
付部に自由に取付けて使用できるように、いずれも交換
自在なカセットタイプに構成されている。
【0024】上述した解除レバー体4は、図7に示した
側面図に記載の如く、上述した支持軸6を挿通して全体
を上下回動自在に軸支する軸穴4aと、図8に示した操
作レバー体5を取付けるためのネジ穴4b,4bが穿設
され、また、その後辺部には上述した主副両係止ピン9
A,9Bに係合する係止部4c,4dと、この解除レバ
ー体4を下方へ押圧回動した時に、図6に示すように上
記の主副両係止ピン9A,9Bを上述した各バネ9S,
9S′の弾性に抗した状態で、各長孔1X,2Xに沿っ
て図面上右方向に押動して、上記ラチエット板3の各ラ
チエット歯3g…との係合を外すことができる押圧辺4
e,4e′が形成されている。
【0025】上述した操作レバー体5は、図8の(A)
に示した一部断面側面図、同(B)に示した平面図の記
載から明らかな如く、断面が下向きの略コ字状を成す形
状に造られていて、その一側面に取付ネジ7,7を挿入
して上記の解除レバー体4を取付けることができるネジ
穴5b,5bを形成すると共に、下方に長く垂設した一
方の脚板5eの一側部に、上述した支持軸6を挿通して
全体を上下回動自在に支持する軸穴5aを穿設し、更
に、他方の脚板を水平方向に折り曲げることによって押
圧板5cを連設し、且つ、上辺の先端には、上述した主
レバー体1の先端部に設けた穴1fにその一端を引掛け
た戻しバネ5Sの他端を引掛ける穴5dを穿設した構成
に成っている。
【0026】従って、上記の押圧板5cを指で押して操
作レバー体5を図6の如く下方に押圧回動すると、解除
レバー体4が一緒に下方に回動して主副両係止ピン9
A,9Bをラチエット歯3g…から外すことができ、ま
た、上記押圧板5cの押圧を解くと、上述した戻しバネ
5Sの牽引作用によって操作レバー体5と解除レバー体
4を図1に示した元の水平状態に戻して、両係止ピン9
A,9Bに対する押圧を解除することができる。
【0027】尚、上記解除レバー体4の押圧辺4e,4
e′が各係止ピン9A,9Bを押してラチエット歯3g
…との係合を外すと、主係止ピン9Aとラチエット板3
の支持片3dとの間に取付けたバネ9Sの弾性作用(牽
引作用)によって、図6に示すように上方に送り回動さ
れていたラチエット板3が下方に引戻されて、図1に示
した当初の位置にリセットされる仕組に成っている。
【0028】本発明に係るホース用口元拡げ工具は以上
述べた如き構成であるから、ホースHの口元を拡げるに
当っては、先ず図1の接合状態にセットされている主副
各爪体1Z,3Zを図2の(A)及び(B)に示すよう
にホースHの口元内に差込み、次いで、副レバー体2を
図3の状態に握り回動すれば、ラチエット板3が支持軸
6を中心に図面上反時計回転方向、即ち、上方に送り回
動されるため、このラチエット板3の先端部に取付けた
副爪体3Zが下方に回動して主爪体1Zとの間隔を開い
て、ホースHの口元を同図並びに図5(A)の如く上下
に拡げることができる。
【0029】更に上記の口元を広く拡げたい場合には、
上記副レバー体2の握り回動を繰返してラチエット板3
の上方への送り回動を続ければよく、その結果、ホース
Hの口元は図4並びに図5(B)の如くより大きく拡げ
られる。
【0030】その後、操作レバー体5の押圧板5cを押
して解除レバー体4を降下作動することにより、図6に
示す如く主副各係止ピン9A,9Bをラチエット歯3g
…から外せば、ラチエット板3が引戻されて主爪体1Z
に対して広く開いていた副爪体3Zを図1の元の状態に
戻すため、口元が拡がったホースHを両爪体1Z,3Z
から容易に引抜くことができ、また、この状態で口元を
ジヨイント部に対して容易に差込むことができる。
【0031】以上のように拡げた口元は素材自身の復元
性によって短時間のうちに元の径に戻るため、ホースバ
ンドを用いなくてもホースHの口元をジヨイント部に対
して密着した状態に接続することができる。
【0032】尚、ホースHの口元の径に上述した主副両
爪体1Z,3Zのサイズが合わない場合は、着脱自在に
構成した各種サイズの主副両爪体1Z,3Z…の中から
合致するものを選び、これをボルト1T,3Tを外して
交換して取付ければよい。
【0033】
【発明の効果】以上述べた次第で、本発明に係るホース
用口元拡げ工具によれば、常温にて手では差込むことの
できないきつめのホースの口元をワンタッチで拡げて、
これをジヨイント部に容易に差込むことができるもので
あって、作業時間の短縮と作業性の改善、及び、作業品
質の均一化と向上を図ることができると共に、組立現場
や客先でも簡単に使用して、ホースをジヨイント部に対
して速やかに接続できる利点を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るホース用口元拡げ工具の全体を説
明した側面図である。
【図2】(A)は本発明の要部の構成を示した平面図
で、(B)はその正面図である。
【図3】本発明に係るホース用口元拡げ工具を用いてホ
ースの口元を少し拡げた状態を示した要部の側面図であ
る。
【図4】同じくホースの口元を大きく拡げた状態を示し
た要部の側面図である。
【図5】(A)は図3に示した状態に於ける要部の正面
図、(B)は図4に示した状態に於ける要部の正面図で
ある。
【図6】解除レバー体によって係止ピンによるラチエッ
トの係合を解除している状態を示した要部の側面図であ
る。
【図7】解除レバー体の側面図である。
【図8】(A)は操作レバー体の側面図、(B)はその
平面図である。
【図9】(A)はラチエット板の側面図、(B)はその
平面図である。
【図10】(A)は主レバー体の一部断面側面図、
(B)はその平面図である。
【図11】(A)は副レバー体の一部断面側面図で、
(B)はその平面図である。
【符号の説明】
H ホース 1 主レバー体 1Z 主爪体 1X 長孔 2 副レバー体 2X 長孔 3 ラチエット板 3g ラチエット歯 3Z 副爪体 4 解除レバー体 6 支持軸 8S 圧縮バネ 9A 主係止ピン 9B 副係止ピン 9S,9S′ バネ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−29659(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25B 1/00 - 11/02 B25B 25/00 - 33/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部にホース(H)の口元に挿入可能
    な主爪体(1Z)を取付け、中間部の側面に主係止ピン
    (9A)を移動自在に嵌込んだ長孔(1X)を穿設した
    主レバー体(1)と、 この主レバー体(1)に対して支持軸(6)を用いて上
    下回動自在に取付け、且つ、中間部の側面に副係止ピン
    (9B)を移動自在に嵌込んだ長孔(2X)を穿設した
    副レバー体(2)と、 主副レバー体(1,2)の内側で上下回動するように上
    記支持軸(6)に軸支され、且つ、この軸支部を挟んで
    その一側部に上記主副各係止ピン(9A,9B)に係合
    するラチエット歯(3g…)を形成し、他側先端部には
    上記ホース(H)の口元に挿入可能な副爪体(3Z)を
    取付けたラチエット板(3)と、 上記主副各係止ピン(9A,9B)を夫々弾性によって
    常時上記のラチエット歯(3g…)に係合した状態に維
    持するバネ(9S,9S′)と、 上記主副両レバー体(1,2)の間に取付けられてい
    て、両レバー体(1,2)を常時上下に開く方向に弾発
    作用する圧縮バネ(8S)とから成り、 上記副レバー体(2)の握り回動に従って副係止ピン
    (9B)がラチエット歯(3g)を順次送って、ラチエ
    ット板(3)を上記副爪体(3Z)が上記主爪体(1
    Z)との対向間隔を拡げる方向に回動するように構成し
    たことを特徴とするホース用口元拡げ工具。
  2. 【請求項2】 支持軸(6)又は主副レバー体(1,
    2)のいずれかに、主副各係止ピン(9A,9B)を各
    バネ(9S,9S′)の弾性に抗して押動して、ラチエ
    ット板(3)のラチエット歯(3g…)に対する上記各
    係止ピン(9A,9B)の係合を解くことができる解除
    レバー体(4)を取付けたことを特徴とする請求項1記
    載のホース用口元拡げ工具。
  3. 【請求項3】 主副両爪体(1Z,3Z)を、接合した
    時の断面形状が円形になるように夫々断面半円形状に構
    成し、且つ、これ等両爪体(1Z,3Z)を主レバー体
    (1)とラチエット板(3)の各取付部に対して着脱自
    在に構成したことを特徴とする請求項1記載のホース用
    口元拡げ工具。
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