JP3500723B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

Info

Publication number
JP3500723B2
JP3500723B2 JP23189394A JP23189394A JP3500723B2 JP 3500723 B2 JP3500723 B2 JP 3500723B2 JP 23189394 A JP23189394 A JP 23189394A JP 23189394 A JP23189394 A JP 23189394A JP 3500723 B2 JP3500723 B2 JP 3500723B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volume level
output
instruction command
switching
electronic device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23189394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0898108A (ja
Inventor
邦夫 袴田
一寿 丸岡
治 杉山
健一 小沼
直 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP23189394A priority Critical patent/JP3500723B2/ja
Publication of JPH0898108A publication Critical patent/JPH0898108A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3500723B2 publication Critical patent/JP3500723B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機、
VTR、プロジェクター装置、そしてオーディオ装置等
の音声出力端子を備えた電子機器に関し、特に、音声出
力端子に改良を加えた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子技術の目覚ましい発展や、ユ
ーザニーズの高まりにより複合型商品や多機能商品が続
々登場している。例えば、テレビジョン受像機において
はアスペクト比が16:9のハイビジョン(HDTV)
やワイドテレビジョン受像機も普及している。これらの
テレビジョン受像機は、横長画面の特徴を生かして2画
面表示やピクチャー・イン・ピクチャー(Picture in P
icture:以下、単に「PinP」と記す)等の機能を一
般的に有している。一方、音声信号もステレオ化の対応
がなされ、或いはステレオ・パワーアンプとスピーカを
内蔵してステレオサウンドを楽しむことができるように
なされている。また、これらのテレビジョン受像機は、
各種の入出力端子を備えている。以下、従来技術の電子
機器の一例としてテレビジョン受像機を採り上げ、説明
を行う。
【0003】 従来技術の電子機器を、図4及び図5を
参照して説明する。図4は、従来技術の電子機器の主に
音声処理部を示すブロック図であり、図5は、従来技術
の電子機器の出力端子部の正面図であり、(a)は、
「固定」と「可変」とが別々に設置された例を示す図で
あり、(b)は、「固定」と「可変」とを切り替えるス
イッチが設置された例を示す図である。
【0004】 始めに、図4を参照して従来技術の電子
機器の構成と動作を説明する。従来技術の電子機器(テ
レビジョン受像機)において、U/Vアンテナ1は、放
送信号を受信してRF信号を生成し、そのRF信号をU
/Vチューナ2に送出する。前記U/Vチューナ2に
は、RF信号を復調するチューナ、VIF/SIF回
路、選曲、音声多重デコーダ等の処理回路が内挿されて
おり、これらの回路で選曲及び復調がなされてU/Vチ
ューナ2の出力にはコンポジットビデオ信号V(以下、
単に「ビデオ信号」と記す)と、ステレオ音声信号L及
びRが出力される。
【0005】外部ビデオ入力3はビデオディスク・プレ
ーヤやハイファイVTR等の外部入力を接続するため具
備されており、例えばハイファイVTRからビデオ信号
Vやステレオ音声信号L及びRは、次段のAVスイッチ
4に入力される。前記AVスイッチ4ではこれら入力信
号の切り替え動作を行なう。AVスイッチ4から出力さ
れたビデオ信号Vはビデオ処理回路5に送出される。こ
のビデオ処理回路5においてR、G、B信号に変換され
た後CRT6に送出され、前記CRT6において所望の
映像を映出する。
【0006】前記AVスイッチ4や、ビデオ処理回路5
や、後述するオーディオ処理回路7はマイコン10によ
って管理がなされており、これらは制御ラインで接続さ
れている。例えば、視聴者からの音量レベルの増減等の
制御はキー11や、リモコン12の操作によって行わ
れ、リモコン12の操作情報は受光部13で受信されて
前記マイコン10に入力される。前記マイコン10から
所定の制御命令が制御ラインを介して発生され各種制御
は実行される。
【0007】一方、前記AVスイッチ4から出力された
ステレオ音声信号L及びRは、オーディオ処理回路7に
入力される。前記オーディオ処理回路7において、マイ
コン10によって処理された視聴者からの操作情報に基
づき音量レベルや音質等を調整する。前記オーディオ処
理回路7の内部には可変手段7Aや固定手段7Bが原理
的に備えられており、この可変手段7Aは前述の視聴者
からの操作情報に基づいて、例えば音量レベルの増減の
操作情報は可変手段7Aに伝達され、前記可変手段7
A、所謂電子ボリュームの作用で音量レベルが増減され
る。このオーディオ処理回路7から出力されたステレオ
音声信号L及びRは、AMP8により電力増幅されスピ
ーカ9に送出される。前記スピーカ9においてステレオ
音声信号として再生される。また、このオーディオ処理
回路7から出力されたステレオ音声信号L及びRは、可
変出力端子14として出力される。また、前記オーディ
オ処理回路7の内部に設けられた固定手段7Bは、予め
所定の音量レベルに設定されており、固定出力端子15
として出力される。
【0008】次に、本発明に係わる可変出力端子及び固
定出力端子の果たす役割について図4及び図5を参照し
て説明する。従来技術のテレビジョン受像機は、図4に
示す如く音声レベルの可変出力端子14と固定出力端子
15の両方の音声出力端子を備えているのが一般的であ
る。その場合、図5(a)に示すように固定出力端子と
可変出力端子を別々に設ける場合や、図5(b)に示す
ように固定出力端子と可変出力端子を切り替えるメカニ
カルスイッチ16を備える場合とがある。
【0009】ここで、前記可変出力端子14は、テレビ
ジョン受像機に内蔵された小出力のパワーアンプやスピ
ーカを使用せず、パワーアンプを備えたスピーカに接続
して更に迫力あるサウンドを楽しむ場合や、音声入力レ
ベルの調節機能付きハイファイVTR等の機器に接続し
て使用する場合の用途に供される。
【0010】また、固定出力端子15の主な用途として
は、ステレオアンプのAUX(補助入力)端子等に接続
して本格的なステレオサウンドを楽しむための端子であ
る。また、ハイファイVTRや、MD(ミニディスク)
や、カセットデッキ等を使用してAVソースの録音も可
能となされている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4に示した
従来技術の電子機器では、固定出力端子や可変出力端子
を図5(a)に示すように別々に設けていたため、電子
機器背面のスペースの無駄や、コストアップの原因とな
っていた。また、視聴者は、配線の煩わしさからその機
能を充分に活用できず、可変出力端子は殆ど使用されな
いといった問題点があった。
【0012】また、図5(b)に示すようなメカニカル
な切り替えスイッチを配設して、このスイッチを操作す
ることにより、音量レベルの固定出力や可変出力の制御
を行うことも可能であるが、このようなメカニカルな構
造体の場合には、視聴者は背面に廻って操作する必要が
あり、不便であるばかりかスイッチ部に塵等が侵入して
スイッチが機能不能となる虞れがあった。
【0013】 本発明は、以上のような問題点を解決す
ることを課題とするものであり、固定出力端子と、可変
出力端子を別々に設けることによる無駄スペースの発生
や、コストアップを無くし、また、メカニカルな切り替
えスイッチを配設することによる塵等が侵入する虞のな
い電子機器を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明においては、音声信号の音量レベルを任意の
音量レベルに調整する第1の音量レベル可変手段と、音
声信号の音量レベルを所定の音量レベルにする音量レベ
ル固定手段と、第1の音量レベル可変手段からの出力
と、音量レベル固定手段からの出力とを切り替える切り
替え選択手段と、切り替え選択手段によって切り替えら
れた第1の音量レベル可変手段からの出力又は音量レベ
ル固定手段からの出力を外部へ出力する当該電子機器の
背面部に設けられた音声出力端子と、音声信号の音量レ
ベルを任意の音量レベルに調整する第2の音量レベル可
変手段と、第2の音量レベル可変手段によって任意の音
量レベルに調整された音声信号を増幅して音声として出
力する増幅出力手段と、第1の音量レベル可変手段の音
量レベル調整、第2の音量レベル可変手段の音量レベル
調整、切り替え選択手段による切り替え操作の指示命令
を入力する当該電子機器の前面に設けられた指示命令入
力手段と、指示命令入力手段よる指示命令に応じて、第
1の音量レベル可変手段の音量レベル調整、第2の音量
レベル可変手段の音量レベル調整、切り替え選択手段に
よる切り替え操作を、所定の制御バスを介して制御する
制御手段を備える。
【0015】
【作用】本発明の電子機器は、指示命令入力手段から入
力された指示命令に応じて、制御手段によって切り替え
選択手段を制御し、第1の音量レベル可変手段で音量レ
ベルが調整された音声信号又は音量レベル固定手段で所
定の音量レベルにされた音声信号のいずれかを当該電子
機器の背面部に設けた音声出力端子から出力させる。ま
た、第1の音量レベル可変手段による音量レベルの調整
も、指示命令入力手段から指示命令を入力することに応
じて制御手段が実行する。
【0016】
【実施例】以下、図1ないし図3を参照して、本発明の
電子機器の実施例を説明する。なお、従来技術の電子機
器を示すブロック図等と、同一部分には同一の符号を付
し、それらの構成や動作の説明を省略する。
【0017】 先ず、図1を参照して、本発明の電子機
器の構成と動作を説明する。図1は、本発明の電子機器
(テレビジョン受像機)の実施例を示すブロック図であ
り、同図に示したテレビジョン受像機において、U/V
アンテナ1では放送信号を受信してRF信号を生成し、
そのRF信号を主U/Vチューナ21に送出する。この
主U/Vチューナ21には、RF信号を復調するチュー
ナ、VIF/SIF回路、選曲、音声多重デコーダ等の
処理回路が内挿されており、これらの回路で選曲及び復
調がなされて主U/Vチューナ21の出力にはビデオ信
号Vと、ステレオ音声信号L及びRが出力される。
【0018】同じく、U/Vアンテナ1に接続された副
U/Vチューナ22は、主にPinP表示のための子画
面用チューナであり、上記と同様に選曲及び復調がなさ
れてビデオ信号Vとモノラル音声信号Mが出力される。
一方、衛星アンテナ23から入力された衛星電波はCS
/BSマイコン24の制御に基づいてCS/BSチュー
ナ25で選曲及び復調されて、CS/BSチューナ25
の出力にはビデオ信号Vとステレオ音声信号L及びRが
出力される。これらの出力は一括して次段のAVスイッ
チ26に送出される。更に、外部ビデオ入力3から入力
されたビデオ信号や音声信号もAVスイッチ26に入力
される。
【0019】前記AVスイッチ26において、入力信号
の切り替え動作が行われ、更にAVスイッチ26の出力
がビデオ信号Vの場合は3次元コムフィルタ28に入力
され、前記3次元コムフィルタ28において輝度信号Y
と色信号Cに分割され再度AVスイッチ26に戻され、
主の輝度信号Yと色信号Cとして次段のビデオプロセッ
サ30に送出さる。副のビデオ信号Vは、PinPブロ
ック29に入力され、前記PinPブロック29におい
て子画面や2画面等を映出するためのデジタル処理を行
い、デジタル処理された輝度信号Yと色差を次段のビデ
オプロセッサ30に出力する。
【0020】ビデオプロセッサ30は、輝度信号増幅や
色信号増幅を行うとともに、R−Y復調やB−Y復調及
びG−Yマトリクス処理してR、G、B信号に変換する
所謂Yクロマ回路と、同期処理等を行う通称ジャングル
回路と呼称される機能を一体的に備えてなり、ビデオプ
ロセッサ30においてピクチャーコントロールや画質調
整等の処理がなされてR、G、B信号を出力する。ま
た、前記ビデオプロセッサ30は、メインマイコン27
から I2C BUSインターフェイスの制御フォーマット
による制御信号により、ピクチャーや、明るさ、色合い
制御や画歪み等の補正を行う。更に、メインマイコン2
7から送出された画面表示に必要なデータは表示マイコ
ン31に入力され、表示マイコン31ではその所定デー
タを画面表示IC用として整形処理し、画面表示IC3
2に送出する。画面表示IC32は、その指示に従い管
面表示用R、G、B信号を前記ビデオプロセッサ30に
出力してCRT6を駆動するたの前記R、G、B信号に
重畳して各種情報をR、G、B各色にて画面表示する。
【0021】視聴者からの選曲等の制御は、本発明のテ
レビジョン受像機に配設されたキー17や、リモコン1
8の操作によって行われ、リモコン18の操作情報は受
光部19により受信されて、メインマイコン27に入力
され、 I2C BUSインターフェイスを介して各種制御
を実行する。メモリ20にはメインマイコン27の各種
制御に必要な情報が格納されており、その制御の用途に
供する。
【0022】前記U/Vアンテナ1や外部ビデオ入力3
から入力されてAVスイッチ26で選択されたステレオ
音声信号L及びRは、オーディオプロセッサ33に入力
される。前記オーディオプロセッサ33では、メインマ
イコン27によって処理された視聴者からの操作情報に
基づき音量レベル、音量バランス、サラウンド効果、そ
して音質等を調整する動作をする。
【0023】特に、この音量レベルはオーディオプロセ
ッサ33内に内蔵された可変手段33A及び可変手段3
3B(電子ボリューム)は各々独自に音量レベルが調整
可能となされており、可変手段33Aはスピーカ9用と
して、可変手段33Bは音声出力端子34用として使用
される。視聴者により所望の音量レベルに調整された音
声信号L、Rは、AMP8により電力増幅されてスピー
カ9に出力され、スピーカ9においてステレオ音声信号
として再生される。なお、オーディオプロセッサ33の
実際の動作はメインマイコン27が発する所定データに
よりデジタル的に処理されるが、図1においてはオーデ
ィオプロセッサの内部機能を模式的に示した。また、簡
略化のため構成要素はモノラルで表示した。
【0024】更に、オーディオプロセッサ33は、前記
可変手段33Bとともに次段の音声出力端子34に音声
信号を供給するための固定手段33Cやこれらを選択す
る選択手段33Dを備えて構成される。即ち、本発明の
音声出力端子34は音量レベルの出力形態を「可変」或
いは「固定」の何方かに切り替えて使用可能となされて
いる。つまり、視聴者がキー17又はリモコン18の操
作により、「可変」或いは「固定」の音量レベルの出力
形態が指示されると、メインマイコン27により制御命
令が I2C BUSインターフェイスを介して発せられ、
前記選択手段33Dを切り替えることにより所望の出力
形態を実現する。
【0025】次に、図2を参照して本発明のテレビジョ
ン受像機の構成を説明する。図2(a)において、符号
100は本発明のテレビジョン受像機であり、前記本発
明のテレビジョン受像機100は、操作部101や、視
聴者が所望の映像や操作メニュー等を表示する表示部1
02で略構成される。前記操作部101の細部構成は設
定103、選択+、選択−、決定104の各ボタンを備
えて構成される。
【0026】このような構成の本発明のテレビジョン受
像機100の音量レベルの出力形態の設定方法を説明す
る。前述のように本発明の音声出力端子34は音量レベ
ルの出力形態を「可変」或いは「固定」の何方かに切り
替え可能であり、その設定方法は以下のとおりである。
先ず、操作部101を開蓋して設定ボタン103を押圧
操作する。この押圧操作に応動して前記表示部102に
は、同図(b)に示す如く設定メニューが現出する。こ
のとき、選択+或いは選択−ボタンを操作してポインタ
105を可動して初期設定を選択する。この選択操作に
応動して前記表示部102には、同図(c)に示す如き
設定メニューが現出する。このとき前述と同様に、選択
+或いは選択−ボタンを操作してポインタ105を可動
して音声出力を選択すると「可変」或いは「固定」が表
示される。この「可変」或いは「固定」は前記選択+或
いは選択−ボタンを再度操作することにより、トグル式
に表示が変化し、その何方かを選択して操作部101の
決定ボタン104を押圧操作して決定し一連の設定操作
を終了する。
【0027】次に、図3を参照して本発明のテレビジョ
ン受像機100の音量レベルの出力形態の他の設定方法
を説明する。本発明のテレビジョン受像機100におけ
る音量レベルの出力形態の選択は図3に示すリモコン1
8によっても操作可能である。その場合、初めにテレビ
ジョン受像機本体の操作部101の設定ボタン103を
押圧してリモコン操作に移る。すると、前述と同様に図
2(b)に示す如き設定メニューが表示部102に表示
される。このとき、リモコン22下部の蓋35を開蓋し
て操作部36を露出し、選択ボタン37を上下動作して
図2(b)のポインタ105を初期設定に合致させる。
次に、図2(c)に示す設定メニューに移り、前述と同
様に音声出力を選択する。すると「可変」或いは「固
定」がトグル式に表示され、前記選択ボタン37を上下
動作してその何方かを選択し、決定ボタン38にて決定
する。なお、本発明のテレビジョン受像機100の製品
出荷時には使用頻度の高い「固定」に設定されており、
視聴者が選択動作を行わない場合には前記音声出力端子
23の音量レベルは「固定」の選択がなされている。
【0028】本発明は前記実施例に限定されず、種々の
実施形態を採ることができる。例えば、本実施例ではテ
レビジョン受像機について説明したが、無論他のAV機
器一例としてテレビ一体型VTRや、プロジョクター装
置や、モニター装置や、そしてオーディオ装置等にも応
用が可能である。また、本実施例では対話形式で設定す
る方式について説明したが、リモコンに「音声出力」ボ
タンを設けて直接設定するようにしても良い。更に、本
発明は以上示した一実施形態にとらわれず様々な形態に
発展出来ることは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子機器
は、指示命令入力手段から入力された指示命令に応じ
て、制御手段によって切り替え選択手段を制御し、第1
の音量レベル可変手段で音量レベルが調整された音声信
号又は音量レベル固定手段で所定の音量レベルにされた
音声信号のいずれかを当該電子機器の背面部に設けた音
声出力端子から出力させる。また、第1の音量レベル可
変手段による音量レベルの調整も、指示命令入力手段か
ら指示命令を入力することに応じて制御手段が実行す
る。したがって、音声出力端子を統一したことによっ
て、当該電子機器背面部のスペースの削減、部品点数、
組立工数の削減が可能となると共に、煩わしい配線処理
が簡便になることから、第1の音量レベル可変手段又は
音量レベル固定手段からの出力をユーザが積極的に活用
することが可能となる。また、音声出力端子から音声信
号を出力する系とは別に、指示命令入力手段から入力さ
れた指示命令に応じた制御手段による制御によって音声
信号の音量レベルを調整可能な第2の音量レベル可変手
段と、音量レベルが調整された音声信号を増幅して音声
として出力する増幅出力手段とからなる系を独立して備
えることで、ユーザの多様な音声信号の利用形態に対応
することができる。
【0030】 さらにまた、本発明の電子機器は、音声
出力端子から出力させる音声信号の切り替えを指示命令
入力手段から入力された指示命令に応じた制御手段の制
御によって純電子式に行うので、メカニカルな切り替え
スイッチのように塵などによる接触障害などが生じやす
い機構がないため、製品としての信頼性を高くすること
が可能となる。また、音声出力端子から出力させる音声
信号の切り替え動作を始め、音量レベルの調整も純電子
式で行うことから、遠隔指示命令入力装置による遠隔操
作も可能となり、ユーザの利便性を大幅に向上させるこ
とができる。また、制御手段から第1の音量レベル可変
手段、第2の音量レベル可変手段、切り替え選択手段へ
制御信号を送出する制御バスをIC BUSとするこ
とで、設計、開発を容易にすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電子機器の実施例を示すブロック図
である。
【図2】 本発明の電子機器の説明に供する図であり、
(a)は電子機器を示す斜視図であり、(b)は表示部
に表示されるメニューの表示例を示す第1図であり、
(c)は表示部に表示されるメニューの表示例を示す第
2図である。
【図3】 本発明の電子機器を操作するリモコンの一例
を示す図である。
【図4】 従来技術の電子機器の主に音声処理部を示す
ブロック図である。
【図5】 従来技術の電子機器の出力端子部の正面図で
あり、(a)は「固定」と「可変」とが別々に設置され
た例を示す図であり、(b)は「固定」と「可変」とを
切り替えるスイッチが設置された例を示す図である。
【符号の説明】
8 AMP、9 スピーカ、17 キー、18 リモコ
ン、19 受光部、26 AVスイッチ、27 メイン
マイコン、31 表示マイコン、32 画面表示IC、
33 オーディオプロセッサ、33A,33B 可変手
段、33C 固定手段、33D 選択手段、34 音声
出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小沼 健一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 藤本 直 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−102571(JP,A) 実開 昭63−108271(JP,U) 実開 昭61−146038(JP,U) 特公 平4−76525(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/60 H04N 5/44 H03G 3/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号の音量レベルを任意の音量レベ
    ルに調整する第1の音量レベル可変手段と、 音声信号の音量レベルを所定の音量レベルにする音量レ
    ベル固定手段と、 前記第1の音量レベル可変手段からの出力と、前記音量
    レベル固定手段からの出力とを切り替える切り替え選択
    手段と、 前記切り替え選択手段によって切り替えられた前記第1
    の音量レベル可変手段からの出力又は前記音量レベル固
    定手段からの出力を外部へ出力する当該電子機器の背面
    部に設けられた音声出力端子と、 音声信号の音量レベルを任意の音量レベルに調整する第
    2の音量レベル可変手段と、 前記第2の音量レベル可変手段によって任意の音量レベ
    ルに調整された前記音声信号を増幅して音声として出力
    する増幅出力手段と、 前記第1の音量レベル可変手段の音量レベル調整、前記
    第2の音量レベル可変手段の音量レベル調整、前記切り
    替え選択手段による切り替え操作の指示命令を入力する
    当該電子機器の前面に設けられた指示命令入力手段と、 前記指示命令入力手段よる指示命令に応じて、前記第1
    の音量レベル可変手段の音量レベル調整、前記第2の音
    量レベル可変手段の音量レベル調整、前記切り替え選択
    手段による切り替え操作を、所定の制御バスを介して制
    御する制御手段を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 遠隔指示命令入力装置から送信される、
    前記第1の音量レベル可変手段の音量レベル調整、前記
    第2の音量レベル可変手段の音量レベル調整、前記切り
    替え選択手段による切り替え操作の指示命令を受信する
    指示命令受信手段を備え、 前記制御手段は、前記指示命令受信手段によって受信し
    た前記指示命令に応じて、前記第1の音量レベル可変手
    段の音量レベル調整、前記第2の音量レベル可変手段の
    音量レベル調整、前記切り替え選択手段による切り替え
    操作を、所定の制御バスを介して制御することを特徴と
    する請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記所定の制御バスは、IC(Inter
    Integrated Circuit) BUSであることを特徴とする
    請求項1記載の電子機器。
JP23189394A 1994-09-27 1994-09-27 電子機器 Expired - Fee Related JP3500723B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23189394A JP3500723B2 (ja) 1994-09-27 1994-09-27 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23189394A JP3500723B2 (ja) 1994-09-27 1994-09-27 電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0898108A JPH0898108A (ja) 1996-04-12
JP3500723B2 true JP3500723B2 (ja) 2004-02-23

Family

ID=16930692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23189394A Expired - Fee Related JP3500723B2 (ja) 1994-09-27 1994-09-27 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3500723B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0898108A (ja) 1996-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3698221B2 (ja) ダブルデッキvcrとcd−カラオケシステム一体型ダブル/ワイドtv受像機を制御する簡便送信機のグラフィックを用いた制御方法
JP2700269B2 (ja) 受信装置
JP2545851B2 (ja) Vtr一体型のテレビ受像機
KR0160702B1 (ko) 일체형 더블/와이드 텔레비젼 수상기에서 매트릭스 방식의 입.출력원선택방법 및 그 장치
JP2544988B2 (ja) オ―ディオとビデオの切換装置
US6034737A (en) TV set and a combination apparatus of a TV set and an AV amplifier
JPH06303541A (ja) テレビジョン受像機
JPH0898102A (ja) テレビジョン受信機
JPH0457277A (ja) 音量制御回路
JP3500723B2 (ja) 電子機器
KR100188952B1 (ko) 영상 처리 장치 및 그에 적합한 재생 및 녹화 방법
JPH06311428A (ja) 多画面表示システム
JP2889238B2 (ja) 映像信号切換装置
JPH0898111A (ja) テレビジョン受像機
EP1437884A2 (en) Image processing with minimization of ringing artifacts and noise
KR0144888B1 (ko) 비디오카세트레코더와 씨디-오케이시스템을 내장한 더블/와이드 텔레비젼 수상기
JPH08111828A (ja) テレビジョン受像機
JPH08223011A (ja) 入出力端子を備えた電子装置
JPH09307833A (ja) 映像機器の音声制御装置および音声制御方法
KR0131525B1 (ko) 텔레비젼의 아날로그 컨트롤 장치
KR19980075189A (ko) 텔레비전 수상기에서 자막 저장 및 출력장치
JP3108240B2 (ja) Vtr装置
JP2650246B2 (ja) テレビジヨン受像機
KR0141857B1 (ko) 부화면을 이용한 화면조정 기능을 갖춘 텔레비젼 수상기
JP3036983B2 (ja) コントロールキー制御装置及びこれを備えたテレビジョン受像機

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081212

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091212

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091212

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101212

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101212

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees