JP3499971B2 - Hair restoration and hair restoration - Google Patents

Hair restoration and hair restoration

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JP3499971B2
JP3499971B2 JP15933295A JP15933295A JP3499971B2 JP 3499971 B2 JP3499971 B2 JP 3499971B2 JP 15933295 A JP15933295 A JP 15933295A JP 15933295 A JP15933295 A JP 15933295A JP 3499971 B2 JP3499971 B2 JP 3499971B2
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美知代 笹島
敦 大内
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Kao Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は養毛・育毛料に関し、更
に詳細には毛包組織の増殖を促進し、毛伸長促進効果に
優れる養毛・育毛料に関する。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】男性型
脱毛症、円形脱毛症等の脱毛症の多くは、未だその発症
機序や詳細が不明である。従来、その治療には経験的に
天然物抽出エキス、血行促進剤、免疫抑制剤、代謝促進
剤、ビタミン剤、抗男性ホルモン剤等が用いられてい
る。しかしながら、これらの薬剤は症状や個人によって
は効果がない場合が多いだけでなく、その効果も満足で
きるものではなかった。 【0003】そこで、毛の根本的な伸長を促し、多くの
脱毛症に対して優れた育毛活性を有する養毛・育毛料の
開発が望まれていた。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる実
情に鑑み広く各種生体成分及び生理機能調節因子につい
てスクリーニングしてきたところ、全く意外にもプラス
ミノーゲン・アクチベータ阻害作用を有する物質が、毛
包組織の増殖及び毛伸長作用を有し、脱毛症の種類を問
わず優れた育毛活性を有する養毛・育毛料として有用で
あることを見出し、本発明を完成するに至った。 【0005】すなわち、本発明はAla-Arg-Met-Ala-Pro-
Gluで示されるヘキサペプチドを含有する養毛・育毛料
を提供するものである。 【0006】本発明に用いられるプラスミノーゲン・ア
クチベータ阻害作用を有する成分としては、特に制限さ
れないが、例えばプラスミノーゲン・アクチベータ・イ
ンヒビター1、プラスミノーゲン・アクチベータ・イン
ヒビター2、プラスミノーゲン・アクチベータ・インヒ
ビター3、プロテアーゼ・ネキシン1、ベンズアミド、
6−アミノカプロン酸、トラネキサム酸、アプロチニ
ン、大豆由来トリプシン・インヒビター、式(1) 【0007】 【化4】X1-Arg-Met-Y1 (1) 【0008】(式中、X1-はH-、Ala-、Ser-Ala-、Val-S
er-Ala-又はIle-Ser-Ala-を示し、-Y1は-H、-Ala、-Ala
-Pro、-Ala-Pro-Glu又は-Ala-Pro-Thrを示す)で表わさ
れるオリゴペプチド、式(2) 【0009】 【化5】X2-Arg-Thr-Y2 (2) 【0010】(式中、X2-はH-、Gly-、Thr-Gly-又はMet
-Thr-Gly-を示し、-Y2は-H、-Gly、-Gly-His又は-Gly-H
is-Glyを示す)で表わされるオリゴペプチド及び式
(3) 【0011】 【化6】X3-Arg-Ser-Y3 (3) 【0012】(式中、X3-はH-、Phe-、Thr-Phe-、Phe-T
hr-Phe-、Ala-、Ile-Ala-又はLeu-Ile-Ala-を示し、-Y3
は-H、-Ala、-Ala-Arg、-Ala-Arg-Leu、-Ser、-Ser-Pro
又は-Ser-Pro-Proを示す)で表わされるオリゴペプチド
等が挙げられる。 【0013】上記式(1)〜(3)においてX1
1 、X2 、Y2 、X3 及びY3 がHを示す場合は、こ
れら式(1)〜(3)のN末端及びC末端に置換基がな
くジペプチドであることを意味する。 【0014】これらの成分のうち、上記式(1)〜
(3)で表わされるオリゴペプチドがより好ましく、式
(1)で表わされるオリゴペプチドが特に好ましい。な
お、これらのオリゴペプチドは常法、例えばペプチド自
動合成機によって合成できる。 【0015】上記成分のうち、プラスミノーゲン・アク
チベータ・インヒビター1及びプラスミノーゲン・アク
チベータ・インヒビター2については、特開平6−27
9316号公報に角化異常に優れた効果を示すことが記
載されているが、これらの成分の毛伸長に及ぼす効果に
ついては何も記載されていない。 【0016】上記プラスミノーゲン・アクチベータ阻害
作用を有する成分は、単独で又は二種以上を組み合わせ
て用いることができ、その配合量は特に制限されない
が、効果の観点から本発明の養毛・育毛料中に0.00
01〜20重量%、特に0.01〜10重量%とするこ
とが好ましい。 【0017】上記プラスミノーゲン・アクチベータ阻害
作用を有する成分は、他の成分を併用せずにこのものだ
けで用いてもよいが、更に育毛効果を増強する目的で血
行促進剤、抗菌剤、角質溶解剤、抗脂漏剤、局所刺激
剤、抗炎症剤、保湿剤、抗男性ホルモン剤、毛包賦活剤
等の他の成分と併用してもよい。これら他の成分は毛伸
長に直接的に作用するものではなく、プラスミノーゲン
・アクチベータ阻害作用を有する成分とは異なる機作を
有するものであるから、併用により育毛作用がより強く
発現される。例えば血行促進剤は毛母細胞への栄養補給
や毛母細胞からの代謝物の輸送を促進することにより、
また抗菌剤は頭皮に対する菌の作用を抑制することによ
り、それぞれ間接的に毛の成長を促すものである。 【0018】これらの成分のうち、血行促進剤として
は、アセチルコリン、センブリエキス、ニンジンエキ
ス、イチョウエキス、塩化カルプロニウム、塩酸ジフェ
ンヒドラミン、γ−オリザノール、サークレチン、クロ
マカリム、セファランチン、ニコランジル、ビタミン
E、ビタミンEニコチネート等のビタミンE誘導体、ピ
ナシジル、ミノキシジル、フタリド類、キナエキス、シ
ョウブ根エキス、トウヒエキス、当薬エキス、ユズ抽出
液等が挙げられる。このうち、アセチルコリン、センブ
リエキス、ニンジンエキス、イチョウエキス、ビタミン
E及びその誘導体、セファランチン、ミノキシジル、塩
化カルプロニウム、塩酸ジフェンヒドラミン、γ−オリ
ザノール、サークレチン、クロマカリム、セファランチ
ン、ニコランジル、ピナシジル、ミノキシジル、フタリ
ド類、キナエキス、ショウブ根エキス、トウヒエキス、
当薬エキス、ユズ抽出液が好ましく、特にセンブリエキ
ス、ニンジンエキス、イチョウエキス、ビタミンE及び
その誘導体、セファランチン、ミノキシジル、塩化カル
プロニウム並びにフタリド類が好ましい。 【0019】抗菌剤としては、イソプロピルメチルフェ
ノール、塩化ベンザルコニウム、オクトピロックス、感
光色素101、感光色素201、クロルヘキシジン、サ
リチル酸、ジンクピリチオン、ソルビン酸カリウム、ビ
オゾール、ヒノキチオール、フェノール等が挙げられ
る。また局所刺激剤としては、カンファー、l−メント
ール、ノニル酸ワニリルアミド、ショウキョウチンキ、
オランダガラシエキス、カンタリスチンキ、サンショウ
エキス、ハッカ油、ワサビ大根エキス等が挙げられる。
このうち、オクトピロックス、塩化ベンザルコニウム、
ジンクピリチオン、サリチル酸及びイソプロピルメチル
フェノールが好ましい。 【0020】角質溶解剤としては、アスピリン等が挙げ
られる。抗脂漏剤としては、イオウ、チオキソロン、バ
ンサイド、ポリソルベート類、レシチン、カシュウエキ
ス等が挙げられる。 【0021】抗炎症剤としては、アズレン、グアイアズ
レン、抗ヒスタミン剤(ジフェンヒドラミンなど)、酢
酸ヒドロコルチゾン、プレドニゾロン、オウゴンエキ
ス、カミツレエキス、カワラヨモギエキス、キキョウエ
キス、キョウニンエキス、クチナシエキス、熊笹抽出
液、ゲンチアナエキス、コンフリーエキス、サンザシエ
キス、シラカバエキス、セイヨウノコギリソウエキス、
ゼニアオイエキス、トウニンエキス、桃葉エキス、ビワ
葉エキス等が挙げられる。 【0022】保湿剤としては、オトギリソウ、可溶性コ
ラーゲン、グリセリン、コンドロイチン硫酸、チューベ
ローズポリサッカライド、冬虫夏草、トリサッカライ
ド、尿素、バイオヒアルロン酸、ヒアルロン酸、ビタミ
ンCリン酸エステルカルシウム塩、ピロリドンカルボン
酸ナトリウム、プロピレングリコール、延命草エキス、
オオムギ抽出液、オレンジ抽出液、海藻エキス、キュー
カンバーエキス、ゴボウエキス、シイタケエキス、ジオ
ウエキス、デュークエキス、ビワ抽出液、ブドウ葉エキ
ス、プルーンエキス、ヘチマエキス、マイカイエキス、
ミニササニシキ、ユリエキス、リンゴエキス等が挙げら
れる。 【0023】抗男性ホルモン剤としては、エチニルエス
トラジオール、酢酸クロルマジノン等が挙げられる。 【0024】毛包賦活剤としては、N−アセチル−L−
メチオニン、アデノシン三リン酸ジナトリウム、アスパ
ラギン酸カリウム、感光色素301、ペンタデカン酸グ
リセリド、ネタカナール、パントテン酸エチル、パンテ
ノール、ビオチン、モノニトログアヤコールナトリウ
ム、酵母エキス、真珠蛋白抽出液、タイソウエキス、チ
クセツニンジン、ニンニク成分、プラセンタエキス、ロ
ーヤルゼリーエキス等が挙げられる。 【0025】上記他の成分は一種又は二種以上を混合し
て用いるのが好ましく、また、水又は水−低級アルコー
ル等の溶媒に溶解して使用することが好ましい。 【0026】上記他の成分は、プラスミノーゲン・アク
チベータ阻害作用を有する成分との相乗効果及び頭皮に
対する刺激感の観点から本発明の養毛・育毛料中に0.
001〜5重量%、特に0.01〜3重量%配合するの
が好ましい。 【0027】本発明の養毛・育毛料は外用剤として用い
られるもので、その剤型は液剤を主とし、ローションが
代表的なものであるがクリームやジェルとすることもで
きる。液剤には更に炭酸ガスを含有せしめることが特に
好ましい。 【0028】炭酸ガスは、これが溶解している溶液のpH
が酸性の場合にはCO2 分子として存在し、血管拡張作
用を示すことが知られている。従って、炭酸ガスを配合
した本発明の養毛・育毛料の液性はpH7以下、特にpH
4.5〜6.5に調整するのが好ましい。なお、養毛・
育毛料のpHは炭酸ガスが圧入され、これが養毛・育毛料
中に溶け込むと更に酸性度が強くなるが、最終pHが上記
範囲になるように調節すればよい。このpH調節剤として
は、例えばクエン酸、酒石酸、乳酸等の有機酸又はこれ
らの塩、あるいはリン酸又はその塩が好適に使用され
る。 【0029】炭酸ガスを本発明の養毛・育毛料に配合す
るには、炭酸ガスを除く他の成分を耐圧容器に入れ、こ
れに高圧炭酸ガスを封入する方法、耐圧容器に炭酸水素
ナトリウム等の炭酸塩を含ませた炭酸ガスを発生する成
分を入れ、これにpH調節剤を加えて炭酸ガスを発生さ
せ、直ちに密封する方法、あるいはドライアイスペレッ
トを容器内に入れて密封する方法等が採用されるが、特
に高圧炭酸ガスを封入する方法が好ましい。 【0030】このようにするとき、炭酸ガスの一部は本
発明の養毛・育毛料中に溶解して配合され、また一部は
容器中に気体として存在する。本発明においては炭酸ガ
スが養毛・育毛料中に溶けて配合されていることが重要
であり、この配合量は炭酸ガス濃度が60ppm以上であ
ることが好ましく、これより少ないと十分な炭酸ガスの
添加効果は得られない。炭酸ガスの配合量の調節は、炭
酸ガスの注入(圧入)量によって行うことができ、一般
には容器中の圧力が35℃の温度で1.2〜8kg/cm2
(ゲージ圧)になるようにするのが好ましい。 【0031】本発明の養毛・育毛料には上記成分の他
に、必要に応じ、本発明の効果を損なわない範囲で、通
常の化粧料に使用される油性基剤、ゲル化剤、各種乳化
剤、香料、パラヒドロキシ安息香酸エステル等の酸化防
止剤、染料等の着色剤を添加配合することができ、具体
的には蒸留水、エタノール等の低級アルコール類、セタ
ノール等の高級アルコール類、プロピレングリコール等
の多価アルコール類、ワセリン、シリコーン、界面活性
剤などが挙げられる。 【0032】本発明の養毛・育毛料は、前記必須成分及
び任意成分を、常法に従い、混合等の操作を施すことに
より製造することができる。 【0033】 【発明の効果】本発明の養毛・育毛料は、毛包組織の増
殖を促進し、直接毛伸長促進作用に優れるので症状や個
人差に係わらず多くの脱毛症に対して優れた育毛活性を
有する。 【0034】 【実施例】以下に実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。 【0035】実施例1 <毛幹伸長に及ぼす効果>生後一週間のウィスター系ラ
ットより、髭毛包組織を外科的に摘出し、組織培養用シ
ャーレ中のステンレスメッシュ上で4日間培養した。培
養は、培地としてRPMI 1640を用い、37℃、
90%O2、5%CO2の条件で行った。被検体は濃度が
1μM 〜100μM になるように培地中に添加した。培
養後に毛伸長を観察し、対照群(被検体無添加群)を1
00%とした場合の相対値で表わした。その結果、表1
に示すようにプラスミノーゲン・アクチベータ阻害作用
を有する成分には明らかな毛伸長促進効果が認められ
た。 【0036】 【表1】 【0037】実施例2 <組織培養毛包に対する効果>生後4日齢のウィスター
系ラットより、常法に従い組織培養毛包及び皮膚線維芽
細胞を採取し、コラーゲンゲル中で混合培養を行った。
培地としてM199を用い、37℃、90%O2、5%
CO2の条件で行った。ヘキサペプチド(Ala-Arg-Met-A
la-Pro-Glu)を濃度が0.03〜1μM になるように培
地中に添加した。16時間後に組織培養毛包のチミジン
の取り込みを測定し、対照群を100%とした場合の相
対値で表わした。その結果、表2に示すようにプラスミ
ノーゲン・アクチベーター阻害作用を有する成分に、毛
髪の構築に重要な組織培養毛包の増殖を促進する効果が
認められた。 【0038】 【表2】 【0039】実施例3 養毛・育毛料 【表3】 (重量%) A ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.8 エタノール 30.0 B ヘキサペプチド(Ala-Arg-Met-Ala-Pro-Glu) 1.0 ドデシル硫酸ナトリウム 0.1 ドデシルメチルアミンオキシド 0.2 イソプロピルアルコール 15.0 ベンジルアルコール 15.0 香料 0.1 精製水 バランス 【0040】Aに属する成分を溶解し、別にBに属する
成分を溶解し、AにBを添加して均一に攪拌混合し、養
毛・育毛料を得た。 【0041】実施例4 養毛・育毛料 【表4】 (重量%) A ヘキサペプチド(Ala-Arg-Met-Ala-Pro-Glu) 1.0 セタノール 1.2 プロピレングリコール 4.0 エタノール 50.0 pH調整剤(乳酸) 適量 香料 0.1 精製水 バランス B 炭酸ガス 2.0 【0042】Aに属する成分を均一に混合し容器に入
れ、常法によりBを容器に充填した。 【0043】実施例5 養毛・育毛料 【表5】 (重量%) A ヘキサペプチド(Ala-Arg-Met-Ala-Pro-Glu) 1.0 セタノール 1.2 プロピレングリコール 4.0 エタノール 40.0 香料 0.1 精製水 バランス B 噴射剤(ジメチルエーテル;DME) 10.0 【0044】Aに属する成分を均一に混合し容器に入
れ、常法によりBを容器に充填した。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a hair-growth / hair-growth material, and more particularly to a hair-growth / hair-growth that promotes the growth of hair follicle tissue and is excellent in promoting hair growth. About charges. [0002] Almost all alopecia such as male pattern baldness, alopecia areata, etc., the mechanism and details of its onset are unknown. Conventionally, natural medicine extracts, blood circulation enhancers, immunosuppressants, metabolic enhancers, vitamins, antiandrogens, and the like have been used empirically for the treatment. However, these drugs often have no effect depending on the symptoms and individuals, and their effects have not been satisfactory. [0003] Therefore, there has been a demand for the development of a hair-growing / hair-growing agent that promotes the fundamental growth of hair and has excellent hair-growth activity against many alopecia. [0004] The present inventors have screened various biological components and physiological function regulators widely in view of such circumstances, and surprisingly have a plasminogen activator inhibitory action. It has been found that the substance has a hair follicle tissue growth and hair elongation action, and is useful as a hair growth and hair restoration material having excellent hair growth activity regardless of the type of alopecia, and has completed the present invention. . That is, the present invention relates to Ala-Arg-Met-Ala-Pro-
An object of the present invention is to provide a hair restoration / hair restoration material containing a hexapeptide represented by Glu. [0006] The components having a plasminogen activator inhibitory activity used in the present invention are not particularly limited. For example, plasminogen activator inhibitor 1, plasminogen activator inhibitor 2, plasminogen activator・ Inhibitor 3, Protease Nexin 1, Benzamide,
6-aminocaproic acid, tranexamic acid, aprotinin, soybean-derived trypsin inhibitor, formula (1): X 1 -Arg-Met-Y 1 (1) wherein X 1 -is H-, Ala-, Ser-Ala-, Val-S
er-Ala- or indicates Ile-Ser-Ala-, -Y 1 is -H, -Ala, -Ala
An oligopeptide represented by -Pro, -Ala-Pro-Glu or -Ala-Pro-Thr), which is represented by the formula (2): X 2 -Arg-Thr-Y 2 (2) Wherein X 2 -is H-, Gly-, Thr-Gly- or Met
-Thr-Gly-, -Y 2 is -H, -Gly, -Gly-His or -Gly-H
an oligopeptide represented by is-Gly) and X 3 -Arg-Ser-Y 3 (3) wherein X 3 -is H-, Phe -, Thr-Phe-, Phe-T
indicates hr-Phe-, Ala-, Ile-Ala- or Leu-Ile-Ala-, -Y 3
Is -H, -Ala, -Ala-Arg, -Ala-Arg-Leu, -Ser, -Ser-Pro
Or -Ser-Pro-Pro). In the above formulas (1) to (3), X 1 ,
When Y 1 , X 2 , Y 2 , X 3, and Y 3 represent H, it means that there is no substituent at the N-terminus and C-terminus of these formulas (1) to (3), and the peptide is a dipeptide. Among these components, the above formulas (1) to (1)
The oligopeptide represented by (3) is more preferred, and the oligopeptide represented by formula (1) is particularly preferred. In addition, these oligopeptides can be synthesized by a conventional method, for example, by an automatic peptide synthesizer. Among the above-mentioned components, plasminogen activator inhibitor 1 and plasminogen activator inhibitor 2 are described in JP-A-6-27.
No. 9316 discloses that it shows an excellent effect on abnormal keratinization, but does not disclose any effect of these components on hair elongation. The above-mentioned components having a plasminogen activator inhibitory action can be used alone or in combination of two or more. The amount of the components is not particularly limited. 0.00 in fee
It is preferably from 0.01 to 20% by weight, particularly preferably from 0.01 to 10% by weight. The above-mentioned component having a plasminogen activator inhibitory effect may be used alone without using other components in combination. However, in order to further enhance the hair growth effect, a blood circulation promoting agent, an antibacterial agent, It may be used in combination with other components such as a solubilizer, an antiseborrheic agent, a local irritant, an anti-inflammatory agent, a humectant, an antiandrogen, and a hair follicle activator. These other components do not act directly on hair elongation, but have a different mechanism from the components having a plasminogen activator inhibitory effect, so that the combined use exerts a stronger hair-growth effect. For example, blood circulation enhancers enhance nutrition and supply of metabolites from hair mother cells,
Antibacterial agents also indirectly promote hair growth by suppressing the action of bacteria on the scalp. Among these components, blood circulation promoters include acetylcholine, syrup extract, carrot extract, ginkgo extract, carpronium chloride, diphenhydramine hydrochloride, γ-oryzanol, circretin, cromakalim, cepharanthin, nicorandil, vitamin E, vitamin E nicotinate And the like, pinacidyl, minoxidil, phthalides, kina extract, shobu root extract, spruce extract, this drug extract, yuzu extract and the like. Among them, acetylcholine, assembly extract, carrot extract, ginkgo extract, vitamin E and its derivatives, cepharanthin, minoxidil, carpronium chloride, diphenhydramine hydrochloride, γ-oryzanol, circretin, cromakalim, cepharanthin, nicorandil, pinacidil, minoxidil, phthalides, kina extract , Shobu root extract, spruce extract,
This drug extract and yuzu extract are preferable, and particularly, assembly extract, carrot extract, ginkgo extract, vitamin E and its derivatives, cepharanthin, minoxidil, carpronium chloride, and phthalides are preferable. Examples of the antibacterial agent include isopropylmethylphenol, benzalkonium chloride, octopirox, photosensitive dye 101, photosensitive dye 201, chlorhexidine, salicylic acid, zinc pyrithione, potassium sorbate, biosol, hinokitiol, and phenol. In addition, as a local stimulant, camphor, l-menthol, nonylate vanillylamide, ginger tincture,
Dutch galaxy extract, cantaris tincture, salamander extract, peppermint oil, wasabi radish extract and the like.
Of these, octopirox, benzalkonium chloride,
Zinc pyrithione, salicylic acid and isopropylmethylphenol are preferred. Examples of the keratolytic agent include aspirin and the like. Antiseborrheic agents include sulfur, thioxolone, banside, polysorbates, lecithin, cashew extract and the like. Examples of the anti-inflammatory agent include azulene, guaiazulene, antihistamines (diphenhydramine and the like), hydrocortisone acetate, prednisolone, pentagon extract, chamomile extract, sagebrush extract, fennel extract, kyonin extract, gardenia extract, kumazasa extract, gentian extract, konjiana extract Free extract, hawthorn extract, birch extract, Yarrow extract,
Gentle oil extract, tonin extract, peach leaf extract, loquat leaf extract and the like. Examples of humectants include hypericum, soluble collagen, glycerin, chondroitin sulfate, tuberose polysaccharide, cordyceps, trisaccharide, urea, biohyaluronic acid, hyaluronic acid, calcium vitamin C phosphate, sodium pyrrolidone carboxylate, propylene Glycol, prolonged life extract,
Barley extract, orange extract, seaweed extract, cucumber extract, burdock extract, shiitake extract, syrup extract, duke extract, loquat extract, grape leaf extract, prune extract, loofah extract, Maikai extract,
Mini Sasanishiki, lily extract, apple extract and the like can be mentioned. Examples of the antiandrogen include ethinyl estradiol, chlormadinone acetate and the like. As the hair follicle activator, N-acetyl-L-
Methionine, disodium adenosine triphosphate, potassium aspartate, photosensitive dye 301, pentadecanoic acid glyceride, netacanal, ethyl pantothenate, panthenol, biotin, mononitroguaiacol sodium, yeast extract, pearl protein extract, daisy extract, chik Ginseng, garlic components, placenta extract, royal jelly extract and the like. The above-mentioned other components are preferably used alone or as a mixture of two or more, and are preferably used after being dissolved in water or a solvent such as water-lower alcohol. The above-mentioned other components are added to the hair-growing / hair-growing agent of the present invention in an amount of 0.1% from the viewpoint of synergistic effect with a component having a plasminogen activator inhibitory effect and irritation to the scalp.
It is preferable to add 001 to 5% by weight, particularly 0.01 to 3% by weight. The hair-growing / hair-growing agent of the present invention is used as an external preparation, and its dosage form is mainly liquid, and is typically a lotion, but it can also be a cream or gel. It is particularly preferable that the liquid preparation further contain carbon dioxide gas. Carbon dioxide gas is the pH of the solution in which it is dissolved.
It is known that when is acidic, it exists as a CO 2 molecule and exhibits a vasodilator effect. Therefore, the liquidity of the hair growth and fostering composition of the present invention containing carbon dioxide is pH 7 or less, especially pH
It is preferable to adjust to 4.5 to 6.5. In addition, hair growth
The pH of the hair restorer is such that carbon dioxide gas is injected into the hair restorer and the acidity further increases when the carbon dioxide gas dissolves into the hair restorer / hair restorer. The pH may be adjusted so that the final pH falls within the above range. As the pH adjuster, for example, organic acids such as citric acid, tartaric acid and lactic acid or salts thereof, or phosphoric acid or salts thereof are suitably used. In order to incorporate carbon dioxide into the hair growth and fostering material of the present invention, a method other than putting carbon dioxide into a pressure-resistant container and filling the container with high-pressure carbon dioxide, sodium bicarbonate or the like in the pressure-resistant container A method of adding a component that generates carbon dioxide gas containing carbonate and adding a pH adjuster to the mixture to generate carbon dioxide gas and sealing immediately, or a method of sealing by placing dry ice pellets in a container, etc. Although it is adopted, a method of filling high-pressure carbon dioxide gas is particularly preferable. In this case, a part of the carbon dioxide gas is dissolved and mixed in the hair growth and fostering material of the present invention, and a part thereof is present as a gas in the container. In the present invention, it is important that the carbon dioxide gas is dissolved and compounded in the hair growth and hair growth material, and the compounding amount is preferably a carbon dioxide gas concentration of 60 ppm or more. Cannot be obtained. The amount of carbon dioxide gas can be adjusted by the amount of carbon dioxide gas injected (press-fitted). In general, the pressure in the vessel is 35 ° C. and 1.2 to 8 kg / cm 2.
(Gauge pressure). In addition to the above-mentioned components, the hair-growing / hair-growing composition of the present invention may contain, if necessary, oily bases, gelling agents, and various kinds of oils used in ordinary cosmetics, as long as the effects of the present invention are not impaired. Emulsifiers, fragrances, antioxidants such as parahydroxybenzoic acid esters, and coloring agents such as dyes can be added and blended. Specifically, distilled water, lower alcohols such as ethanol, higher alcohols such as cetanol, and propylene Examples include polyhydric alcohols such as glycol, vaseline, silicone, and surfactant. The hair-growing / hair-growing agent of the present invention can be produced by subjecting the above-mentioned essential components and optional components to operations such as mixing according to a conventional method. EFFECTS OF THE INVENTION The hair-growing / hair-growing agent of the present invention promotes the growth of hair follicle tissue and is excellent in promoting hair growth directly, so it is excellent against many alopecia irrespective of symptoms and individual differences. Has hair growth activity. EXAMPLES The present invention will be described in more detail with reference to the following Examples, but it should not be construed that the present invention is limited thereto. Example 1 <Effect on Hair Shaft Elongation> A hair follicle tissue was surgically removed from a one-week-old Wistar rat and cultured on a stainless steel mesh in a tissue culture dish for 4 days. The culture was performed using RPMI 1640 as a medium at 37 ° C.
The test was performed under the conditions of 90% O 2 and 5% CO 2 . The test sample was added to the medium at a concentration of 1 μM to 100 μM. After the culture, hair elongation was observed.
It was represented by a relative value when it was set to 00%. As a result, Table 1
As shown in the figure, a component having a plasminogen activator inhibitory action had a clear hair elongation promoting effect. [Table 1] Example 2 <Effects on Tissue Culture Hair Follicle> Tissue culture hair follicles and skin fibroblasts were collected from Wistar rats aged 4 days according to a conventional method, and mixed and cultured in a collagen gel.
Using M199 as a medium, 37 ° C., 90% O 2 , 5%
The test was performed under the condition of CO 2 . Hexapeptide (Ala-Arg-Met-A
la-Pro-Glu) was added to the medium at a concentration of 0.03-1 μM. Sixteen hours later, thymidine uptake in the tissue culture hair follicles was measured and expressed as a relative value when the control group was taken as 100%. As a result, as shown in Table 2, a component having a plasminogen activator inhibitory effect was found to have an effect of promoting the growth of tissue culture hair follicles, which is important for hair construction. [Table 2] Example 3 Hair Restoration and Hair Restorative (Table 3) (% by weight) A Polyoxyethylene hydrogenated castor oil 0.8 Ethanol 30.0 B Hexapeptide (Ala-Arg-Met-Ala-Pro-Glu) 1 0.0 Sodium dodecyl sulfate 0.1 Dodecylmethylamine oxide 0.2 Isopropyl alcohol 15.0 Benzyl alcohol 15.0 Fragrance 0.1 Purified water Balance Dissolve components belonging to A and dissolve components belonging to B separately Then, B was added to A, and the mixture was uniformly stirred and mixed to obtain a hair restoration / hair restoration material. Example 4 Hair restorer / hair restorer (Table 4) (% by weight) A Hexapeptide (Ala-Arg-Met-Ala-Pro-Glu) 1.0 Cetanol 1.2 Propylene glycol 4.0 Ethanol 50. 0 pH adjuster (lactic acid) Appropriate amount Fragrance 0.1 Purified water Balance B Carbon dioxide 2.0 The components belonging to A were uniformly mixed and placed in a container, and B was filled into the container by a conventional method. Example 5 Hair Restoration / Hair Restorative (Table 5) (% by weight) A Hexapeptide (Ala-Arg-Met-Ala-Pro-Glu) 1.0 Cetanol 1.2 Propylene glycol 4.0 Ethanol 40. 0 Perfume 0.1 Purified water Balance B Propellant (dimethyl ether; DME) 10.0 The components belonging to A were uniformly mixed and placed in a container, and B was filled into the container by a conventional method.

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀田 光行 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式 会社研究所内 (56)参考文献 特開 平6−135821(JP,A) 特開 平5−286833(JP,A) 特開 平5−331024(JP,A) 特開 平7−126173(JP,A) 特開 平6−9425(JP,A) 特開 平5−328997(JP,A) 特開 平7−51097(JP,A) 特表 平11−504016(JP,A) 国際公開95/011987(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50 CA(STN)──────────────────────────────────────────────────続 き Continuation of the front page (72) Inventor Mitsuyuki Hotta 2606 Akabane, Kaiga-cho, Haga-gun, Tochigi Prefecture Kao Co., Ltd. Research Institute (56) References (JP, A) JP-A-5-331024 (JP, A) JP-A-7-126173 (JP, A) JP-A-6-9425 (JP, A) JP-A-5-328997 (JP, A) Published Japanese Patent Application No. Hei 7-51097 (JP, A) Table of International Patent Application No. Hei 11-504016 (JP, A) WO 95/011987 (WO, A1) (58) Fields investigated (Int. Cl. 7 , DB name) A61K 7 / 00-7/50 CA (STN)

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 Ala-Arg-Met-Ala-Pro-Gluで示されるヘ
キサペプチドを含有する養毛・育毛料。
(57) [Claims] [Claim 1] A hair restorer / hair restorer containing a hexapeptide represented by Ala-Arg-Met-Ala-Pro-Glu.
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