JP3498553B2 - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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JP3498553B2
JP3498553B2 JP30730197A JP30730197A JP3498553B2 JP 3498553 B2 JP3498553 B2 JP 3498553B2 JP 30730197 A JP30730197 A JP 30730197A JP 30730197 A JP30730197 A JP 30730197A JP 3498553 B2 JP3498553 B2 JP 3498553B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、各画素が3原色の
各1つに対応する信号を発生する電荷結合素子(以下
「CCD」と称す)を撮像素子として有するビデオカメ
ラに関するものである。 【0002】 【従来の技術】カメラにおいては、さまざまな要因で画
像信号にノイズが発生してしまう。このノイズを取り除
くことは、できるだけきれいな映像を得るためには不可
欠なことである。隣接画素間で異なる色の信号を発生す
るように構成されたCCDを撮像素子とするカメラにお
いては、ノイズ発生の大きな要因として、隣接画素間に
おけるクロストークが挙げられる。クロストークによる
ノイズ発生の原理について説明する。 【0003】連続して読み出される隣接画素間の画像信
号の出力レベルに差があると、アナログ処理回路系にお
いては、前記画像信号が互いに影響し合い、それぞれの
信号レベルが本来の信号レベルからずれてしまう。この
現象を、本明細書においてはクロストークということに
する。このクロストークは、隣接画素間の信号レベル差
が大きいほど顕著となる。 【0004】クロストークによるノイズ発生とは、隣接
画素間の信号レベル差の違いによりクロストークの影響
の大きさに違いが生じ、この違いによりノイズが発生す
ることをいう。図7、図8を用いてクロストークによる
ノイズ発生について具体例を示して説明する。 【0005】図7は、CCDに接着されているモザイク
フィルターを示す。原色のGREEN(G)、BLUE
(B)、RED(R)の各色フィルターが格子状に交互
に配置されている。水平ラインについては、RGライン
とGBラインが交互に配されている。また、G画素は市
松模様状に配されている。CCDの各画素は対応するフ
ィルターの色の信号を発生する。CCDの画素の電荷は
水平ライン毎順番に、つまりRGラインとGBラインが
交互に読み出される。このような原色フィルターによる
と、特に隣接画素間の信号レベル差が大きくなりクロス
トークが発生しやすい。 【0006】連続して読み出されるRGラインと、GB
ラインの画像信号が図8(a)に示すようであった場合
は、RGラインの隣接画素の信号レベル差と、BGライ
ンの隣接画素の信号レベル差はほぼ同じとなり、G画素
が受けるクロストークの影響が両ラインでほぼ同じとな
る。よって、G画素の黒信号レベル80からのずれWは
両ラインでほぼ同じとなる。この2ラインについてそれ
ぞれ隣接画素の平均によりG画素の補間を行った場合
は、図8(b)に示すようになる。 【0007】一方、RGラインの隣接画素の信号レベル
差と、GBラインの隣接画素の信号レベル差の違いが大
きくそれぞれの画像信号が図8(c)に示すようであっ
た場合は、G画素が受けるクロストークの影響が両ライ
ンで異なることとなる。つまり、GBラインでは、隣接
画素間の信号レベル差が大きいためにG画素はB画素に
よるクロストークの影響を大きく受けて上方に引きづら
れ、黒信号レベル80からのずれWが大きくなる。一
方、RGラインのG画素の信号レベルのずれWはGBラ
インのものより小さくなる。 【0008】よって、この2ラインについてそれぞれ隣
接画素の平均によりG補間を行った場合、つまり、G画
素とG画素の間に存するR画素(RGラインの場合)や
B画素(GBラインの場合)の部分をG信号で補間する
(例えば各ラインの上下に隣接するラインのG画素の平
均で補間する)と、図8(d)に示すようにドット状の
ノイズが発生したものとなる。このノイズはクロストー
クが原因となり発生したものである。 【0009】また、画素補間を行わない場合において
も、RGラインとGBラインのG画素の信号レベルに差
があることになる(被写体の色が変わる境目でない限り
本来はほぼ同じレベルである)。よって、例えばこのデ
ータを表示手段に表示した場合に、ライン毎交互に濃淡
が変化するようなノイズがのった映像となってしまう。
このようなノイズも、クロストークが原因となり発生し
たものである。 【0010】上記のようなノイズの発生を防ぐための方
法として、フィルタリングにより画像全体の色変調度を
下げる方法が提案されている。この方法によると、隣接
画素間の信号レベル差が小さくなり、クロストークの影
響も小さくなる。よって、クロストークの影響度の差に
よる補間後のデータのノイズの発生も少なくなる。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ノイズ
の発生を防ぐために上記方法を採用すると、画像全体の
鮮明度が低下してしまうことになる。その他、画像の解
像度を落とせば、クロストークの影響は少なくなり、ノ
イズの発生も少なくなると考えられる。 【0012】上記のように、従来の方法では、クロスト
ークにより発生するノイズの除去に伴う画像全体の解像
度や鮮明度の低下が問題であった。 【0013】本発明は、画像の色再現性の低下が少な
く、また解像度を損なわずにクロストークにより発生す
るノイズを除去できるビデオカメラを提供することを目
的とする。 【0014】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、3色の各1つに対応する信号をそれぞれ
発生する第1、第2、第3画素について第1、第2画素
を水平方向に交互に配して成る第1ラインと、第1、第
3画素を水平方向に交互に配して成る第2ラインを垂直
方向に交互に且つ第1画素が垂直方向に1画素おきに位
置するように繰り返し配した電荷結合素子を撮像素子と
して有するビデオカメラにおいて、注目ライン上の注目
第1画素とこれに隣接する画素から出力される信号のレ
ベル差をとる第1減算手段と、前記注目ラインに隣接す
るライン上の画素であって且つ前記第1減算手段に用い
られる2つの画素に対して垂直方向に隣接する2つの画
素から出力される信号のレベル差をとる第2減算手段
と、第1、第2減算手段の出力の絶対値のレベル差が所
定値以上の場合に、前記注目第1画素から出力される信
号のレベルを前記注目第1画素から出力される信号レベ
ルと前記注目第1画素の周囲の複数の第1画素から出力
される信号レベルにそれぞれ所定の係数をかけて足し合
わせた値に補正する手段とからなる構成とし、前記所定
の係数は前記注目第1画素の係数K0と前記複数の第1
画素の係数K1とがK0>K1の関係にあるようにする。 【0015】尚、上記構成において、第1画素として
は、RGB3原色の内最も人間の視感度に近いGの信号
を出力する画素とすることが望ましい。 【0016】 【発明の実施の形態】図1は、本実施形態の電子スチル
ビデオカメラのブロック構成図を示したものである。撮
影レンズ1から入射した光は、光学絞り2により光量制
御された後、CCDセンサー3に結像される。尚、撮像
光の光量に応じてフラッシュ22が動作する。CCDセ
ンサー3は全画素を水平ライン毎に読み出すタイプのエ
リアセンサーで、従来技術の図7に示したモザイクフィ
ルターと同様のものが前面に接着されている。尚、フィ
ルターは各最小単位(R、G、B)がCCDセンサー3
の1画素に対応するように接着されている。以下、R、
G、Bのフィルターが貼られているCCDセンサー3の
画素のことをそれぞれR画素、G画素、B画素というこ
とにする。 【0017】絞り2の絞り値、及びCCDセンサー3の
蓄積時間(電子シャッター速度)の露出制御データは、
測光センサー21により測光された光量データに基づい
てカメラ制御CPU16で算出される。カメラ制御CP
U16は算出された露出データに基づいて、CCDセン
サー3への露光量が適正となるように絞りドライバー1
4とタイミングジェネレーター15を制御する。絞りド
ライバー14は絞り2の絞り値を制御し、タイミングジ
ェネレーター15はCCDセンサー3の蓄積時間を制御
するものである。 【0018】CCDセンサー3で光電変換された画像信
号は、CDS4でサンプリングされリセットパルスの影
響で発生するノイズが除去される。この画像信号はAG
C回路5で感度補正された後、A/D変換器6でアナロ
グ信号からデジタル信号に変換されて画像処理CPU1
3に取り込まれる。そして、CCDセンサー3の電荷読
み出しに同期して、画像メモリー20に書き込まれる。
以下の処理は、この画像メモリー20の画像データにア
クセスして行われる。 【0019】画像メモリー20の画像データは、クロス
トーク除去回路7、画素補間回路47、帯域補正回路2
3、カラーバランス制御回路8、ガンマ補正回路9の各
回路により画像処理がなされて再び画像メモリー20に
書き込まれる。以下、各回路の処理について説明する。 【0020】画像データは、まず、クロストーク除去回
路7で画像処理がなされる。ここでは、クロストークに
より許容量以上のノイズが発生すると予想される場合、
左右の画素信号のレベル差の隣接水平ライン間での違い
を小さくするようなフィルタリングを行う。 【0021】図2に、クロストーク除去回路7の制御フ
ローチャートを示す。データ入力部24に、各画素デー
タを順番にその画素を中心として3×3画素のデータを
入力する。次にG画素抽出部25で、中心画素のデータ
p22がG画素データか否かを判定する。 【0022】G画素データでない場合(判定2)は、ク
ロストークの影響によるノイズは発生しないとみなせる
ので、p22のデータを補正することなく29で補正後
のデータp’22をp’22=p22として出力する。
G画素データの場合(判定1)は、変調度演算部26に
進む。ここでは、隣接画素の信号レベル差S1、S2を
算出する。尚、S1=|p22−p23|、S2=|p
32−p33|とする。 【0023】ここでS1、S2について具体例を示して
説明する。p22が例えば図9に示すG画素91の信号
レベルであるとする。そして、信号レベルがp23、p
32、p33の画素はそれぞれB画素92、R画素9
3、G画素94とする。このとき、図示のように、S1
はG画素91とB画素92の信号レベル差、S2はR画
素93とG画素94の信号レベル差となる。 【0024】図2に戻って、本実施形態では、S1を算
出する手段を第1減算手段、S2を算出する手段を第2
減算手段とする。S1、S2を算出後、判定部27へ進
む。ここでは、クロストーク基準レベルREFを予め設
定しておき、S1、S2の値に基づいて判定を行う。|
S1−S2|≧REFであれば判定Aとする。|S1−
S2|<REFであれば判定Bとする。尚、判定Aは、
左右隣接画素間の信号レベルの差の隣接水平ラインでの
差が所定値(REF)以上であるために許容量以上のノ
イズが発生すると予測される。よって、ノイズが発生し
ないように補正部28で補正を行う(補正フィルターA
で補正を行う)。一方、判定Bの場合は許容量以上のノ
イズは発生しないと予測されるので、補正部28でデー
タの補正は行わない(補正フィルターBにより補正を行
う)。 【0025】ここでいう補正フィルターによる補正と
は、3×3画素の各データに補正フィルターの対応する
画素の値を係数としてかけ、これらの値を足し合わせ
る。そして足し合わせた値を中心画素の補正データp’
22とすることである。つまり、補正フィルターAによ
ると、p’22=0.125×p11+0.125×p
13+0.5×p22+0.125×p31+0.12
5×p33となる。 【0026】このような補正を行うと、例えば図9の場
合は、G画素91の信号レベルは、補正前よりG画素9
4、95、96、97の信号レベルに近い値となる。
尚、画像信号は被写体の色が変化する境目でない限り、
図9に示すように一つのラインに隣接する二つのライン
(図9の場合は、GBライン1に隣接する二つのRGラ
イン1、2)のG画素の信号レベルはほぼ同じとなる
(前記二つのラインでG画素がうけるクロストークの影
響が同程度だからである)。よって、補正フィルターA
による補正は隣接ライン間のG画素の信号レベルの差を
小さくすることになる。 【0027】隣接ライン間のG画素の信号レベル差が小
さくなると、後述の画素補間処理において、G画素補間
をする際に、隣接するG画素の信号レベルの差が小さく
なる。つまり、発生するノイズが小さくなる。また、画
素補間処理を行わない場合においても、本来は同じレベ
ルであるはずのG画素の信号レベルの差が小さくなる。
よって、発生するノイズが小さくなる。 【0028】補正フィルターBによると、p’22=p
22となる。そして、算出したp’22を補正後のp2
2として出力する。全画素について以上の処理を行う。 【0029】次に、画素補間回路47で画素補間処理を
行う。画素補間処理とは、R、G、B信号はとびとびに
しか存在しないので、各信号で全画素を埋めたそれぞれ
の画像データ(計3枚)を形成するようにするために行
う処理である。この画素補間処理により、1枚の画像デ
ータからR画像、G画像、B画像3枚の画像データが形
成される。図3に画素補間回路47による処理のフロー
チャートを示す。 【0030】まず、ステップ#5で画像データを入力し
た後、ステップ#10でそれぞれG(R、B)マスキン
グ処理を行う。G(R、B)マスキング処理とは、G
(R、B)以外の画素の信号を0とする処理である。マ
スキング処理後、ステップ#15で補間処理を行う。補
間処理は、各画素毎行う。まず、それぞれの画素につい
て、その画素を中心とする3×3画素の信号を読み出
す。そして、補間フィルターで処理を行う。 【0031】G画素についてはメディアンフィルターで
処理を行う。メディアンフィルターによる処理とは、読
み出した3×3画素の中心画素に対して左右上下に隣接
する4画素の信号の値の中間2値の平均値に中心画素の
信号値を足し合わせた値を補間後の中心画素の値とする
処理である。 【0032】つまり、30が読みだした3×3画素の信
号であり、画素内の値が信号値を表すとすると、メディ
アンフィルターによる処理を行うと、g’22=(g1
2、g21、g23、g32の内の中間2値の平均値)
+g22となる。ステップ#20では、g’22を補間
処理後の3×3画素30の中心画素の信号値として出力
する。 【0033】R画素とB画素の補間処理(ステップ#1
5)は平均補間フィルター31により行う。処理は同じ
なので、R画素についてのみ説明する。処理内容として
は、平均補間フィルター31の対応する画素内の数値を
各画素の信号値にかける係数とし、各画素の信号値に係
数をかけてから足し合わせる。そして、算出後の値を補
間後の中心画素の値r’22とする。つまり、32が読
み出した3×3画素であるとし、画素内の値が信号値を
表すとするとr’22=1/4×r11+1/2×r1
2+1/4×r13+1/2×r21+r22+1/2
×r23+1/4×r31+1/2×r32+1/4×
r33となる。 【0034】上記に示した補間処理をマスキング処理後
の各画像の全画素に対して行う。そして、補間後の3枚
の画像データを出力する(ステップ#25)。この画像
データに対して、次は帯域補正回路23で帯域補正処理
を行う。帯域補正処理とは、周波数特性により周波数が
高くなるほど出力応答性が下がってしまうので、これを
補正するために行う処理である。 【0035】図4を用いて帯域補正の原理を説明する。
特別な処理を施さない限り、画像データは周波数特性に
より曲線35に示すように高周波ほど出力応答性が下が
る。きれいな画像とするためにはどの周波数でも一律に
出力応答性が高いことが理想的である。本実施形態の帯
域補正処理は、結果的にこの出力応答性をより理想的な
形とするために行う処理である。 【0036】帯域補正処理によると、例えば35の曲線
が36の曲線のように補正される。本実施形態では、上
記帯域補正処理をG画像に関して行う。R、B画像の処
理に関しては、G画像と比較して低域成分しか含まない
ので、G画像の中・高域成分を加算することにより、よ
りエッジのはっきりしたきれいな画像データとする。 【0037】図5に帯域補正回路23の制御ブロック図
を示す。37では、入力されたG画像データから、GL
ローパスフィルターによりR、B画像と同じ帯域制限を
かけ低域信号を取り出す。そして、元データからこの低
域信号を減算して中域信号を抽出する。41では、G画
像の元データからエンハンサフィルターにより高域信号
のみを抽出する。 【0038】37で抽出した中域信号は、38でレベル
調整Ampによりレベル調整した後、39、40、42
でそれぞれG、R、B画像データに加算される。また、
41で抽出した高域信号は、43でレベル調整Ampに
よりレベル調整され、44でCLIP回路によりベース
クリップされた後、39、45、46でそれぞれG、
R、B画像データに加算される。各色の画像データに
は、G画像の中域信号と高域信号が加算され帯域補正回
路23より出力される。 【0039】帯域補正を行った画像信号は、カラーバラ
ンス制御回路8によりカラーバランス制御処理がなされ
る。カラーバランス制御とは、撮像光の色温度に合わせ
て映像信号の色信号のバランスをとり、白色が正しい白
色として再現できるようにする制御することである。具
体的には、まず、カメラ制御CPU16において、測色
センサー21から送られてくる撮像光全体のR、G、B
のデータより、G/R、G/Bが演算される。そして、
R、B画像データの補正ゲインが決定される。この補正
ゲインに基づいて、カラーバランス制御手段8ではR、
B画像データの補正を行う。 【0040】各色の画像データは、カラーバランス制御
後、ガンマ補正回路9でガンマ補正がなされる。ガンマ
補正回路9では、各色データに非線形変換を行うもので
出力CRTに適した階調変換が行われる。ガンマ補正回
路9による信号レベルの変換を図6に具体的に示す。ガ
ンマ補正されない場合は、点線48に示すように入力値
と出力値は比例関係となるが、ガンマ補正されると、曲
線49に示すような関係となる。この補正により、モニ
ター18で表示される画像は、階調再現性の高いものと
なる。ガンマ補正後の3枚の画像データは画像メモリ2
0に格納される。 【0041】シャッター17が、半押状態(プレビュー
状態)の場合、上述の一連の画像処理がなされた3枚の
画像データが画像メモリ20より読み出され、ビデオエ
ンコーダー11でNTSC/PALにエンコードされ内
蔵モニター18に出力される。画像データは、所定のフ
レーム周期で更新され動画としてモニター18上に表示
される。 【0042】シャッター17が、押状態(カメラレリー
ズ状態)の場合、上述の半押状態と同様の処理がなさ
れ、映像データがモニター上18に表示されるととも
に、画像圧縮回路10で圧縮処理がなされメモリーカー
ドドライバー12よりメモリーカード19に記録され
る。 【0043】 【発明の効果】本発明によると、画像の解像度を落とさ
ずに、特定の領域に発生するクロストークによるノイズ
を抑圧することが可能となる。よって、再現性の高いき
れいな映像が画像データとして記録されることになる。
また、プレビューモードで見る映像も、ノイズの少ない
きれいなものとなる。 【0044】さらに、制御方法は複雑な計算処理等を有
することなく簡単なものなので、低コストで構成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本実施形態の電子スチルビデオカメラのブロッ
ク構成図。 【図2】クロストーク除去回路の制御フローチャート。 【図3】画素補間回路による処理のフローチャート。 【図4】画像データの帯域補正前後の周波数特性を示し
た図。 【図5】帯域補正回路の制御ブロック図。 【図6】ガンマ補正回路における入出力信号レベルの関
係を示した図。 【図7】CCDに接着されているモザイクフィルターを
示した図。 【図8】クロストークによるノイズ発生の原理を説明す
るための図。 【図9】クロストーク除去回路による制御を説明するた
めの画像データの具体例を示した図。 【符号の説明】 1 撮影レンズ 2 絞り 3 CCDセンサー 4 CDS 5 AGC回路 6 A/D変換器 7 クロストーク除去回路 8 カラーバランス制御回路 9 ガンマ補正回路 10 画像圧縮回路 13 画像処理CPU 16 カメラ制御CPU 18 モニター 19 メモリーカード 20 画像メモリー 26 変調度演算部(第1、第2の減算手段から成る) 27 判定部 28 補正部 47 帯域補正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/07

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 3色の各1つに対応する信号をそれぞれ
    発生する第1、第2、第3画素について第1、第2画素
    を水平方向に交互に配して成る第1ラインと、第1、第
    3画素を水平方向に交互に配して成る第2ラインを垂直
    方向に交互に且つ第1画素が垂直方向に1画素おきに位
    置するように繰り返し配した電荷結合素子を撮像素子と
    して有するビデオカメラにおいて、 注目ライン上の注目第1画素とこれに隣接する画素から
    出力される信号のレベル差をとる第1減算手段と、 前記注目ラインに隣接するライン上の画素であって且つ
    前記第1減算手段に用いられる2つの画素に対して垂直
    方向に隣接する2つの画素から出力される信号のレベル
    差をとる第2減算手段と、 第1、第2減算手段の出力の絶対値のレベル差が所定値
    以上の場合に、前記注目第1画素から出力される信号の
    レベルを前記注目第1画素から出力される信号レベルと
    前記注目第1画素の周囲の複数の第1画素から出力され
    る信号レベルにそれぞれ所定の係数をかけて足し合わせ
    た値に補正する手段とからなり、 前記所定の係数は前記注目第1画素の係数K0と前記複
    数の第1画素の係数K1とがK0>K1の関係にあること
    を特徴とするビデオカメラ。
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