JP3497249B2 - 太陽電池の製造法 - Google Patents

太陽電池の製造法

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JP3497249B2
JP3497249B2 JP22130294A JP22130294A JP3497249B2 JP 3497249 B2 JP3497249 B2 JP 3497249B2 JP 22130294 A JP22130294 A JP 22130294A JP 22130294 A JP22130294 A JP 22130294A JP 3497249 B2 JP3497249 B2 JP 3497249B2
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  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽電池の製造法に関
し、具体的には、CdS膜を窓層として備えCdTe膜
を吸収層として備えた太陽電池の製造法において、Cd
S膜の形成を有機硫黄カドミウム錯体の熱分解によって
行う太陽電池の製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CdS/CdTe太陽電池の作製法の一
つである塗布・焼結法は、特公昭56−28032号公
報に示されており、その基本構成は、図5に示すよう
に、まずガラス基板100上にCdS膜20を塗布・燒
結法で形成した後、CdTe膜4、カーボン電極6、A
g・In電極7およびAg電極8を同様な手段で積層さ
せ、CdTe膜中への不純物ドーピングはカーボン電極
中に添加した銅により行っていた。
【0003】更に、高効率化セルの作製法として、Cd
S膜を薄膜化してCdS膜の吸収端以下の波長の短波長
光も利用可能とするために、Proc. 22nd I
EEE PVSC,pp.952−956(1991)
などに示されるように、SnO2 膜などの透明電極を形
成したガラス基板上に塩化カドミウム、チオ尿素、アン
モニアからなる水溶液を用いた化学析出法でCdS薄膜
を形成し、近接昇華法などによりCdTe膜を積層した
電流出力増大法が試みられている。
【0004】このような製法では、良質なCdTe膜を
形成するためには600℃以上の基板温度が必要である
が、通常のCdS膜にはピンホールが発生して、セルに
微小短絡が多数生じる。それを防止することと界面再結
合準位密度を低減することを目的としてCdTe膜が積
層されると混晶層が形成できるように、水素雰囲気中で
熱処理を行い、CdS膜のグレインサイズの増大と表面
のイオウ分の除去を行っていた。
【0005】吸収層CdTe膜と透過光面側電極との間
にZnTe膜を用いて、透過光面側のオーミックコンタ
クトを良好にすると共にp型の高濃度層を形成して、拡
散電位を増大させて開放電圧を向上する試みとして、S
olar Energy Materials and
Solar Cells 26(1992)181ー
187などに示されるように、電着法や真空成膜法でZ
nTe膜を作製する試みがなされている。
【0006】窓層で吸収されて光電変換に寄与しない短
波長光を利用可能とするために、CdS膜の代わりにC
dZnS膜を用いる検討が試みられており、Journ
alof Crystal Growth 86(19
88)906−911等に示されるように、CdZnS
膜の禁制帯幅を増大させるために、Znの濃度を50%
程度に増大させる試みがなされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の塗布・乾燥・燒
結法では、集電電極を兼ねるCdSの膜厚が20〜30
μmと厚く、CdS膜の吸収端の520nm以下の波長
の光はCdS膜内でほとんど吸収されてしまう結果、発
電に寄与せず、光の利用率が低くなり、短絡電流密度が
小さい点とCdTe膜のアクセプタ濃度が小さいにも拘
わらず、直接電極を取り出しているために、拡散電位が
小さくて、開放電圧が小さく、コンタクト抵抗が大きい
ため曲線因子が低いという問題があった。
【0008】一方、520nm以下の波長の光を有効に
活用するために、真空蒸着法や化学析出法により、Cd
S膜の薄膜化も試みられている。しかしながら、第一
に、CdS薄膜そのものに、結晶形が均一で、基板との
密着性の大きい膜を形成することができないという問題
があった。それゆえ、粒径の違いや立方晶と六方晶との
結晶形の違いによる不均一性や基板との密着性が悪いこ
となどから、CdTe成膜中にピンホールが発生して、
セルの微小短絡を引き起こす。さらに膜表面の平坦性が
十分でないことから開放電圧の低下を招き、高効率太陽
電池を作製できないという問題点があった。
【0009】第二に、520nm以下の波長の光の有効
活用の別の手段として、窓層として禁止帯幅の広いCd
ZnS膜を真空蒸着法により形成すると、CdZnS膜
の禁止帯幅を十分に増大させるには、Zn濃度が40%
程度以上にならなければ効果は期待できない。しかしな
がら、その濃度では膜抵抗が大幅に増加するため、太陽
電池用の窓層としては不充分であった。
【0010】第三に、格子不整合から、CdS膜とCd
Te膜との層間に界面再結合準位が形成される。この不
整合を緩和するために混晶層を形成する必要がある。そ
のために、水素雰囲気中での熱処理を行ってCdS膜表
面のイオウ分を除去した後、CdTe膜を形成すること
で、Te比の大きい混晶層を形成しているが、水素の拡
散性が大きく、透明電極の還元による光線透過率の低下
という問題が生じてしまうので、水素雰囲気中での熱処
理を長時間実施して、より良好な混晶層の形成を行うこ
とができず、界面再結合準位密度を十分に下げることが
できないという問題点があった。
【0011】第四に、近接昇華法などにより形成される
CdTe膜の場合、基板温度を600℃以上に加熱しな
ければ結晶性と配向性のよい膜は得られない。そのた
め、下層のCdS膜に大きなダメージを与え、ピンホー
ルを発生させるので、セルを微小短絡させてしまい、高
効率の太陽電池を作製できないという問題点があった。
さらには、600℃以上の熱処理温度が必要であり、ソ
ーダライムガラスなどの安価な基板が使用できないため
に、低コスト化の大きな障害となっていた。
【0012】第五に、CdS/CdTe太陽電池は主に
アクセプター不純物の膜中での活性化率が低く、p型C
dTe層が低抵抗化できないので、CdTe層自身の抵
抗と裏面電極とのコンククト抵抗が大きいために、内部
抵抗の小さい高効率太陽電池を作製できないという問題
点があった。
【0013】第六に、一般的にはCdTe膜から直接コ
ンタクトを取る構造が採用されているが,CdTe膜の
アクセプタ濃度が小さく、コンタクト抵抗の小さい電極
材料が見いだされておらず、拡散電位が大きく、コンタ
クト抵抗を小さくするためにZnTe膜を電極とCdT
e膜との間に設ける構造も検討されているが、ZnTe
膜の膜質が十分でないために、所望の開放電圧や曲線因
子は得られないという問題点があった。
【0014】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、低コストで高効率太陽電池を製造する方法を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の太陽電池の製造
法は、上記目的を達成すべく、窓層として約520nm
以下の波長の光を実質的に透過させうるCdS膜を備
、吸収層としてCdTe膜を備えた太陽電池の製造法
において、有機硫黄カドミウム錯体を熱分解することに
よって該CdS膜を形成し、前記CdS膜上にCdTe
膜を形成することを特徴とする。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】上記有機硫黄カドミウム錯体には、各種の
公知の有機硫黄カドミウム錯体が含まれ得るが、例え
ば、ジチオカルバミン酸カドミウム誘導体、メルカプト
ベンゾチアゾールカドミウムおよびメルカプトベンゾイ
ミダゾールカドミウムなどから選ばれる一種以上の有機
硫黄カドミウム錯体が好ましい。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】さらに、上記ジチオカルバミン酸カドミウ
ム誘導体には、各種の公知の誘導体が含まれ得るが、例
えば、ジメチルジチオカルバミン酸カドミウム、ジエチ
ルジチオカルバミン酸カドミウムおよびジブチルジチオ
カルバミン酸カドミウムなどのようなジアルキルジチオ
カルバミン酸カドミウム、ピペリジウムペンタシチレン
ジチオカルバミン酸カドミウム、ピペコリンピペコリル
ジチオカルバミン酸カドミウム、ジフェニルジチオカル
バミン酸カドミウム、ならびにβ−ヒドロキシ・エチル
−メチルジチオカルバミン酸カドミウムなど、またそれ
らの混合物が包含される。また、上記ジチオカルバミン
酸亜鉛誘導体、ジチオカルバミン酸テルライド誘導体、
ジチオカルバミン酸銅誘導体の場合にも、上記ジチオカ
ルバミン酸カドミウム誘導体の場合と同様な誘導体が包
含され得る。また、メルカプトベンゾチアゾール錯体、
メルカプトベンゾイミダゾール錯体についても、上記ジ
チオカルバミン酸錯体の場合と同様に、種々の誘導体が
包含され得る。
【0026】
【作用】本発明は、有機硫黄カドミウム錯体を熱分解す
ることによって、基板との密着性と、膜質の均一性及び
表面の平坦性に優れたCdS薄膜が容易に得られること
に着目したものである。また、これらの製造法により作
製された太陽電池の場合、その高い短絡電流密度、開放
電圧あるいは曲線因子から得られる高い変換効率が確保
できた。
【0027】
【実施例】以下、本発明によって得られるCdTe太陽
電池について実施例1ー70及び比較例1−6に基づい
て詳細に説明する。 (実施例l)図lに示した構造の太陽電池を以下のよう
にして製造した。
【0028】まず、ガラス基板10(コーニング#70
59)上にSnO2 膜11(4500Å)を成膜したS
nO2 基板1をホットプレート上で350℃に加熱し、
ジエチルジチオカルバミン酸カドミウムをジメチルスル
ホキシドに溶解させた飽和溶液を、スプレー用ノズルの
先端から、窒素をキャリアガスに用いて前記基板1上に
噴霧し、熱分解せしめて、CdS薄膜2を2000Å堆
積した。その後、抵抗加熱式の真空蒸着装置にて、パタ
ーン状にCdTe膜4を2μm成膜した。この後、該基
板をCdCl2 のメタノール溶液中に浸漬して乾燥させ
た後、500℃で20分間不活性雰囲気中で加熱した。
その後、カーボン膜6、Ag・In膜7及びAg膜8を
スクリーン印刷法で順次形成し、図1に示す構造の太陽
電池を作製した。 (実施例2)実施例1では、ジエチルジチオカルバミン
酸カドミウムを用いたが、本実施例では、ジチオカルバ
ミン酸カドミウム誘導体としてジメチルジチオカルバミ
ン酸カドミウムを用い、基板を370℃に加熱した点以
外は実施例1と同様にして、CdS薄膜2を2000Å
堆積し、図1に示す構造と同様の太陽電池を作製した。 (実施例3)実施例1では、ジエチルジチオカルバミン
酸カドミウムを用いたが、本実施例では、ジチオカルバ
ミン酸カドミウム誘導体としてジブチルジチオカルバミ
ン酸カドミウムを用い、基板を400℃に加熱した点以
外は実施例1と同様にして、CdS薄膜2を2000Å
堆積し、図1に示す構造と同様の太陽電池を作製した。 (実施例4)実施例1では、ジエチルジチオカルバミン
酸カドミウムを用いたが、本実施例では、ジチオカルバ
ミン酸カドミウム誘導体としてピペリジウムペンタシチ
レンジチオカルバミン酸カドミウムを用い、基板を36
0℃に加熱した点以外は実施例1と同様にして、CdS
薄膜2を2000Å堆積し、図1に示す構造と同様の太
陽電池を作製した。 (実施例5)実施例1では、ジエチルジチオカルバミン
酸カドミウムを用いたが、本実施例では、ジチオカルバ
ミン酸カドミウム誘導体としてピペコリンピペコリルジ
チオカルバミン酸カドミウムを用い、基板を390℃に
加熱した点以外は実施例1と同様にして、CdS薄膜2
を2000Å堆積し、図1に示す構造と同様の太陽電池
を作製した。 (実施例6)実施例1では、ジエチルジチオカルバミン
酸カドミウムを用いたが、本実施例では、ジチオカルバ
ミン酸カドミウム誘導体としてジフェニルジチオカルバ
ミン酸カドミウムを用い、基板を400℃に加熱した点
以外は実施例1と同様にして、CdS薄膜2を2000
Å堆積し、図1に示す構造と同様の太陽電池を作製し
た。 (実施例7)実施例1では、ジエチルジチオカルバミン
酸カドミウムを用いたが、本実施例では、ジチオカルバ
ミン酸カドミウム誘導体としてβ−ヒドロキシ・エチル
−メチルジチオカルバミン酸カドミウムを用い、基板を
150℃に加熱した点以外は実施例1と同様にして、C
dS薄膜2を2000Å堆積し、図1に示す構造と同様
の太陽電池を作製した。 (実施例8)実施例1では、ジエチルジチオカルバミン
酸カドミウムを用いたが、本実施例では、有機硫黄カド
ミウム錯体としてメルカプトベンゾチアゾールカドミウ
ムを用い、基板を400℃に加熱した点以外は実施例1
と同様にして、CdS薄膜2を2000Å堆積し、図1
に示す構造と同様の太陽電池を作製した。 (実施例9)実施例1では、ジエチルジチオカルバミン
酸カドミウムを用いたが、本実施例では、有機硫黄カド
ミウム錯体としてメルカプトベンゾイミダゾールカドミ
ウムを用い、基板を380℃に加熱した点以外は実施例
1と同様にして、CdS薄膜2を2000Å堆積し、図
1に示す構造と同様の太陽電池を作製した。 (実施例10)実施例1では、ジエチルジチオカルバミ
ン酸カドミウムを用いたが、本実施例では、有機硫黄カ
ドミウム錯体としてジエチルジチオカルバミン酸カドミ
ウムとメルカプトベンゾチアゾールカドミウムをモル比
で1:1の割合で混合して用いた以外は実施例1と同様
にして、CdS薄膜2を2000Å堆積し、図1に示す
構造と同様の太陽電池を作製した。 (実施例l1〜22)実施例1と同様に、SnO2 基板
1をホットプレート上で、後述の表1に示す温度に加熱
し、表1に記載のそれぞれの有機硫黄カドミウム錯体と
有機硫黄亜鉛錯体とをモル比で6:4の比率で混合し、
ジメチルスルホキシドに溶解させた飽和溶液を、スプレ
ー用ノズルの先端から、窒素をキャリアガスに用いて前
記基板1上に噴霧し、熱分解せしめて、CdZnS薄膜
21を2000Å堆積した。(図2)その後、抵抗加熱
式の真空蒸着装置にて、パターン状にCdTe膜4を2
μm成膜した。この後、該基板をCdCl2 のメタノー
ル溶液中に浸漬して乾燥させた後、500℃で20分間
不活性雰囲気中で加熱した。その後、カーボン膜6、A
g・In膜7及びAg膜8をスクリーン印刷法で順次形
成し、図2に示す構造の太陽電池を作製した。
【0029】実施例20、21、22は有機硫黄亜鉛錯
体を2種、モル比で1:1に混合し、これを有機硫黄カ
ドミウム錯体に対して、モル比で6:4に配合した。
【0030】
【表1】
【0031】(実施例23〜34)CdS粉末およびプ
ロピレングリコール等よりなるCdSペーストを用い
て、スクリーン印刷法にて、塗布・乾燥・燒結プロセス
により20〜30μmのCdS膜20をガラス基板(コ
ーニング#7059)100上に形成した(図3)後、
実施例1と同様にCdTe膜4を2μm成膜し、次いで
該基板をCdCl2 のメタノール溶液中に浸漬して乾燥
させ、500℃で20分間不活性雰囲気中で加熱した。
その後、この基板をホットプレート上で以下の表2に示
す温度に加熱し、表中に示すそれぞれの有機硫黄亜鉛錯
体と有機硫黄テルライド錯体とをモル比で1:1の割合
で混合し、ジメチルスルホキシドに溶解させた飽和溶液
を、スプレー用ノズルの先端から、窒素をキャリアガス
に用いて前記CdTe膜4上に噴霧し、熱分解させた
後、水素雰囲気中で、500℃で30分間加熱すること
で脱硫し、ZnTe膜5を1000Å堆積させた。その
後、カーボン膜6、Ag・In膜7及びAg膜8をスク
リーン印刷法で順次形成し、それぞれ図3に示す構造の
太陽電池を作製した。
【0032】実施例32、33、34は有機硫黄テルラ
イド錯体を2種、モル比で1:1に混合し、これを有機
硫黄亜鉛錯体に対して、モル比で1:1に配合した。
【0033】
【表2】
【0034】(実施例35〜46)実施例1と同様に、
SnO2 基板1をホットプレート上で450℃に加熱
し、ジエチルジチオカルバミン酸カドミウムをジメチル
スルホキシドに溶解させた飽和溶液を、スプレー用ノズ
ルの先端から、窒素をキャリアガスに用いて前記基板1
上に噴霧し、熱分解せしめて、CdS薄膜2を2000
Å堆積した。その後、この基板をホットプレート上で以
下の表3に示す温度に加熱し、表中に示すそれぞれの有
機硫黄カドミウム錯体と有機硫黄テルライド錯体とをモ
ル比で1:1の比率で混合し、ジメチルスルホキシドに
溶解させた飽和溶液を、スプレー用ノズルの先端から、
窒素をキャリアガスに用いて前記CdS薄膜2上に噴霧
し、熱分解させた後、水素雰囲気中で、500℃で30
分間加熱することで脱硫し、CdTe膜4を2μm堆積
した。その後、カーボン膜6、Ag・In膜7及びAg
膜8をスクリーン印刷法で順次形成し、図1に示す構造
の太陽電池を作製した。
【0035】実施例44、45、46は有機硫黄テルラ
イド錯体を2種、モル比で1:1に混合し、これを有機
硫黄テルライド錯体に対して、モル比で1:1に配合し
た。
【0036】
【表3】
【0037】(実施例47〜58)実施例1と同様に、
SnO2 基板1をホットプレート上で450℃に加熱
し、ジエチルジチオカルバミン酸カドミウムをジメチル
スルホキシドに溶解させた飽和溶液を、スプレー用ノズ
ルの先端から、窒素をキャリアガスに用いて前記基板1
上に噴霧し、熱分解せしめて、CdS薄膜2を2000
Å堆積した。その後、この基板をホットプレート上で以
下の表4に示す温度に加熱し、表中に示すそれぞれの有
機硫黄カドミウム錯体と有機硫黄テルライド錯体とをモ
ル比で1:9の比率で混合し、ジメチルスルホキシドに
溶解させた飽和溶液を、スプレー用ノズルの先端から、
窒素をキャリアガスに用いて前記CdS薄膜2上に噴霧
し、熱分解させて、前記混晶層3を形成した(図4)
後、抵抗加熱式の真空蒸着装置にて、パターン状にCd
Te膜4を2μm成膜した。この後、該基板をCdCl
2 のメタノール溶液中に浸漬して乾燥させた後、500
℃で20分間不活性雰囲気中で加熱した。その後、カー
ボン膜6、Ag・In膜7及びAg膜8をスクリーン印
刷法で順次形成し、図4に示す構造の太陽電池を作製し
た。
【0038】実施例56、57、58は有機硫黄テルラ
イド錯体を2種、モル比で1:1に混合し、これを有機
硫黄カドミウム錯体に対して、モル比で1:1に配合し
た。
【0039】
【表4】
【0040】(実施例59〜70)実施例1と同様に、
SnO2 基板1をホットプレート上で450℃に加熱
し、ジエチルジチオカルバミン酸カドミウムをジメチル
スルホキシドに溶解させた飽和溶液を、スプレー用ノズ
ルの先端から、窒素をキャリアガスに用いて前記基板1
上に噴霧し、熱分解せしめて、CdS薄膜2を2000
Å堆積した。その後、この基板をホットプレート上で以
下の表5に示す温度に加熱し、表中に示すそれぞれの有
機硫黄カドミウム錯体、有機硫黄テルライド錯体および
有機硫黄銅錯体をモル比で100000:10000
0:1の比率で混合し、ジメチルスルホキシドに溶解さ
せた飽和溶液を、スプレー用ノズルの先端から、窒素を
キャリアガスに用いて前記CdS薄膜2上に噴霧し、熱
分解させて、銅をドーピングしたp型CdTe膜4を形
成した後、カーボン膜6、Ag・In膜7及びAg膜8
R>をスクリーン印刷法で順次形成し、図1と同様の構造
の太陽電池を作製した。
【0041】
【表5】
【0042】以下、各実施例の効果を検討するために各
種比較試験を行った。 (比較例1)CdS粉末およびプロピレングリコール等
より成るCdSペーストを用いてスクリーン印刷法に
て、塗布・乾燥・燒結プロセスにより、20〜30μm
のCdS膜20をガラス(コーニング#7059)基板
100上に形成した(図5)後、実施例1と同様の方法
で図5に示した構造と同様の太陽電池を作製した。 (比較例2)CdCl2 1×10ー3モル%,NH4
l 1×10ー2モル%、チオ尿素2×10ー3モル%およ
びアンモニア 0.2モル%を混合し、80℃に加熱し
た水溶液中に前記SnO2 基板1を浸漬し、十分攪拌し
ながら20分間でCdS薄膜2を2000Å成膜した。
その後、実施例1と同様の方法で図1に示した構造と同
様の太陽電池を作製した。 (比較例3)図1に示した太陽電池のガラス基板10
(コーニング#7059)の全面に、SnO2 膜11
(4500Å)を成膜したSnO2 基板1を用い、高周
波スパッタリング法でCdSとZnSとをモル比で6:
4の比率で作製した燒結ターゲットを用いて、膜厚20
00ÅのCdZnS膜21の成膜を行った(図2)。そ
の後は、実施例1と同様な方法で、図2に示した構造と
同様の太陽電池を作製した。 (比較例4)図2に示した太陽電池のガラス基板10
(コーニング#7059)の全面に、SnO2 膜11
(4500Å)を成膜したSnO2 基板1を用い、実施
例1と同様な方法で、CdS薄膜2とCdTe膜4とを
積層した後、抵抗加熱式真空蒸着装置でZnTe膜5を
1000Å成膜した。その後は、実施例1と同様な方法
で、図3に示した構造と同様の太陽電池を作製した。 (比較例5)実施例1と同様にCdS薄膜2を作製した
後、マグネトロンスパッタリング法で混晶層3を100
0Å堆積し、抵抗加熱式真空蒸着装置でCdTe膜4を
2μm成膜した。その後は、実施例1と同様な方法で図
4に示した構造と同様の太陽電池を作製した。 (比較例6)実施例1と同様にCdS薄膜2を作製した
後、Cuをモル比で10ppm混入したCdTeターゲ
ットを用いて、マグネトロンスパッタリング法により、
CuをドーピングしたCdTe膜4を2μm成膜した。
その後は、実施例1と同様な方法で図1に示した構造と
同様の太陽電池を作製した。
【0043】本発明の効果を確認するため、第一に、実
施例1〜10ならびに比較例1および2で作製した太陽
電池について、AM 1.5 100mW/cm2 下で
の短絡電流密度、開放電圧および曲線因子の比較評価を
行った。その比較結果を表6に示す。
【0044】
【表6】
【0045】この結果より明らかなように、比較例1で
は、高い開放電圧の値を持つが、CdS膜が厚く短波長
光を吸収してしまい、発電層のCdTe層への入射光量
が減るために、短波長域での光の利用率が悪く、短絡電
流密度が低い。一方、比較例2では、CdS薄膜の密着
性の不十分さと表面の平坦性の悪さから生じた微小短絡
により開放電圧と曲線因子が低下した。しかしながら、
実施例1〜10で作製した太陽電池では、CdS薄膜は
密着性と平坦性の良さを反映して、開放電圧と曲線因子
は高い値を維持して、短絡電流密度が改善されることが
明らかとなった。
【0046】第二に、実施例11〜22ならびに比較例
1および3で作製した太陽電池のAM 1.5 100
mW/cm2 下での短絡電流密度、開放電圧および曲線
因子の比較評価結果を表7に示す。
【0047】
【表7】
【0048】比較例3では、比較例1に比べてCdZn
S膜の禁止帯幅の増大が不十分で短波長感度の改善が少
ないために、短絡電流密度は少ししか改善されず、膜抵
抗の増大によって曲線因子は低下した。しかしながら、
実施例11〜22で作製した太陽電池では、CdZnS
膜の大きい禁止帯幅を反映して、短波長感度が改善され
て、短絡電流密度が高いことと、膜抵抗が余り増大しな
いことを反映して、曲線因子は高い値を維持するするこ
とが明らかとなった。
【0049】第三に、実施例23〜34ならびに比較例
1および4で作製した太陽電池のAM 1.5 100
mW/cm2 下での短絡電流密度、開放電圧および曲線
因子の比較評価結果を表8に示す。
【0050】
【表8】
【0051】この結果より明らかなように、比較例1で
は、CdTe膜のアクセプタ濃度が小さいためにカーボ
ン電極とのオーミックコンタクトが十分ではなく、拡散
電位も小さいために、曲線因子と開放電圧が十分ではな
い。一方、比較例4では、ZnTe膜の結晶性が悪くア
クセプタ濃度が大きくないために、曲線因子と開放電圧
の改善は少ない。しかしながら、実施例23〜34で作
製した太陽電池では、結晶欠陥の少ない良質なZnTe
膜質を反映した良好な開放電圧と曲線因子が得られるこ
とが明らかとなった。
【0052】第四に、実施例35〜46および比較例1
で作製した太陽電池のAM 1.5100mW/cm2
下での短絡電流密度、開放電圧および曲線因子の比較評
価結果を表9に示す。
【0053】
【表9】
【0054】この結果より明らかなように、比較例1で
は高温でCdTe膜を形成するために、CdS膜とCd
Te膜との相互作用が大きすぎて、界面に多数の欠陥が
生成され、界面準位密度が大きく、曲線因子と開放電圧
の値は余り大きくはない。しかしながら、実施例35〜
46で作製した太陽電池では、低温で結晶性の良いCd
Te膜が作製できるため、CdS膜とCdTe膜との界
面の準位密度もCdTe膜中の欠陥密度も小さいことを
反映した良好な開放電圧と曲線因子が得られることが明
らかとなった。
【0055】第五に、実施例47〜58ならびに比較例
1および5で作製した太陽電池のAM 1.5 100
mW/cm2 下での短絡電流密度、開放電圧および曲線
因子の比較評価結果を表10に示す。
【0056】
【表10】
【0057】この結果より明らかなように、比較例5で
は、混晶層の結晶性が悪いためにCdS膜とCdTe膜
との間の界面準位密度の低減作用が小さく、曲線因子と
開放電圧の値は比較例1に比べて余り改善されない。し
かしながら、実施例47〜58で作製した太陽電池で
は、得られた混晶層の結晶性が良いために、CdS膜と
CdTe膜との界面の準位密度の低減効果が大きく、良
好な開放電圧と曲線因子が得られることが明らかとなっ
た。
【0058】第六に、実施例59〜70ならびに比較例
1および6で作製した太陽電池のAM 1.5 100
mW/cm2 下での短絡電流密度、開放電圧および曲線
因子の比較評価結果を表11に示す。
【0059】
【表11】
【0060】この結果より明らかなように、比較例1で
は、CdTe膜のアクセプタ濃度の小ささからセルの内
部抵抗が大きく、拡散電位も小さいために、曲線因子と
開放電圧が余り大きくない。一方、比較例6では、Cu
のイオン化率が小さいために、アクセプタ濃度の増加が
十分でない。しかしながら、実施例59〜70で作製し
た太陽電池では、Cuの高いイオン化率を反映して低抵
抗CdTe膜が得られ、良好な開放電圧と曲線因子が得
られることが明らかとなった。
【0061】なお、上記実施例では、本発明の方法を単
独に用いた場合についてのみ述べたが、これらを組み合
わせて用いても、各々の効果が独立して作用することが
確認された。また、上記実施例では、スプレー法のみに
ついて触れたが、塗布などの他の方法でも同様な効果が
得られることも確認された。さらに、他の有機硫黄錯体
との組み合わせでも同様な効果があることも確認され
た。
【0062】また、各実施例において、有機硫黄錯体の
例として各種ジチオカルバミン酸錯体を挙げたが、本発
明においては、該錯体として実施例に挙げたもののみに
限定されないことは当然であり、またメルカプトベンゾ
チアゾール錯体、メルカプトベンゾイミダゾール錯体に
ついても、種々の誘導体がジチオカルバミン酸錯体の場
合と同様に本発明で用いられることは言うまでもない。
【0063】また、上記実施例では脱硫処理として、水
素による還元についてのみ触れたが、水蒸気で水酸化物
と硫化水素を生じさせた後、水酸化物を酸化させたり、
さらにその後、この酸化物を還元させたりすることも本
発明に含まれることは自明であり、他の手段で硫化物か
ら変化させる場合も含まれることは明らかである。
【0064】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よるCdS薄膜形成法によれば、微小短絡のない高性能
の太陽電池が実現可能となった。大面積基板での均一な
CdS膜形成に起因した大面積太陽電池の高性能化が可
能となった。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1〜10、35〜46および5
9〜70ならびに比較例2および6において作製した太
陽電池の縦断面図。
【図2】本発明の実施例11〜22および比較例3にお
いて作製した太陽電池の縦断面図。
【図3】本発明の実施例23〜34および比較例4にお
いて作製した太陽電池の縦断面図。
【図4】本発明の実施例47〜58および比較例5にお
いて作製した太陽電池の縦断面図。
【図5】比較例1において作製した従来構造の太陽電池
の縦断面図。
【符号の説明】
1 SnO2基板 2 CdS薄膜 3 混晶層 4 CdTe膜 5 ZnTe膜 6 カーボン膜 7 Ag・In膜 8 Ag膜 10 ガラス(コーニング#7059)基板 11 SnO2膜 20 CdS膜 21 CdZnS薄膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 繁雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−180488(JP,A) 特開 平6−252433(JP,A) 特開 平4−74481(JP,A) 特開 平4−83379(JP,A) 特開 昭59−94883(JP,A) 特開 昭58−188168(JP,A) 特開 昭62−278159(JP,A) 特開 昭64−64368(JP,A) 特公 昭51−26366(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 31/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓層として約520nm以下の波長の光
    を実質的に透過させうるCdS膜を備え、吸収層として
    CdTe膜を備えた太陽電池の製造法において、有機硫
    黄カドミウム錯体を熱分解することによって該CdS膜
    を形成し、前記CdS膜上にCdTe膜を形成すること
    を特徴とする太陽電池の製造法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の有機硫黄カドミウム錯体
    が、ジチオカルバミン酸カドミウム誘導体、メルカプト
    ベンゾチアゾールカドミウムおよびメルカプトベンゾイ
    ミダゾールカドミウムから選ばれる一種以上の有機硫黄
    カドミウム錯体であることを特徴とする請求項l記載の
    太陽電池の製造法。
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