JP3497111B2 - 口輪筋力測定装置 - Google Patents

口輪筋力測定装置

Info

Publication number
JP3497111B2
JP3497111B2 JP34468099A JP34468099A JP3497111B2 JP 3497111 B2 JP3497111 B2 JP 3497111B2 JP 34468099 A JP34468099 A JP 34468099A JP 34468099 A JP34468099 A JP 34468099A JP 3497111 B2 JP3497111 B2 JP 3497111B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measuring device
orbicularis
load sensor
load
peak hold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34468099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001157673A (ja
Inventor
俊一 横山
康浩 田代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cosmo Instruments Co Ltd
Original Assignee
Cosmo Instruments Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cosmo Instruments Co Ltd filed Critical Cosmo Instruments Co Ltd
Priority to JP34468099A priority Critical patent/JP3497111B2/ja
Priority to US09/727,697 priority patent/US20010003147A1/en
Publication of JP2001157673A publication Critical patent/JP2001157673A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3497111B2 publication Critical patent/JP3497111B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/103Detecting, measuring or recording devices for testing the shape, pattern, colour, size or movement of the body or parts thereof, for diagnostic purposes
    • A61B5/11Measuring movement of the entire body or parts thereof, e.g. head or hand tremor, mobility of a limb
    • A61B5/1107Measuring contraction of parts of the body, e.g. organ, muscle
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B2562/00Details of sensors; Constructional details of sensor housings or probes; Accessories for sensors
    • A61B2562/02Details of sensors specially adapted for in-vivo measurements
    • A61B2562/0261Strain gauges
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/45For evaluating or diagnosing the musculoskeletal system or teeth
    • A61B5/4519Muscles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/68Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient
    • A61B5/6801Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient specially adapted to be attached to or worn on the body surface
    • A61B5/6813Specially adapted to be attached to a specific body part
    • A61B5/6814Head
    • A61B5/682Mouth, e.g., oral cavity; tongue; Lips; Teeth

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は口輪筋力を測定す
る口輪筋力測定装置に関する。
【0002】
【発明の背景】人は誰彼を問わず、ある年齢を超えると
老化が始まり、悪くすると脳機能が低下し、いわゆるボ
ケが始まる。最近の研究によれば唇(くちびる)を活発
に動かすことにより脳血流が増加することが明らかにさ
れている。更には口輪筋(唇の周りの筋肉を鍛えること
により脳機能の低下を抑えることができることも解明さ
れつつある。
【0003】口輪筋を鍛える用具も開発されている。図
18及び図19に口輪筋を鍛えるために考えられたスト
レッチ用具の一例を示す。1はこのストレッチ用具を示
す。このストレッチ用具1は弾性変形が可能な樹脂材に
よって形成され、幅広の部分2を口の中に含み、上下に
形成された溝2に唇を挿入した状態で唇を閉じる動作を
繰り返すことにより、樹脂材が変形する際に発生する反
発に抗して唇を閉じることにより徐々に口輪筋が鍛えら
れるとするものである。口輪筋力の発達(復元)と脳機
能の修復度との間の関係も研究されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】唇を動かす状況下にお
いて脳血流が増加する現象を測定する測定器は、既に存
在し実用されている。然し乍ら、各人の口輪筋力(口唇
力とも呼ばれているがここでは口輪筋力と称することに
する)が如何程であるか、また、筋力が低下傾向にある
のか或いは増強傾向にあるのかを測定する手段が存在し
ない。従って、口輪筋力と脳機能との関連を定性的に検
証することができない状況にある。
【0005】また、これまでの研究によれば口輪筋力の
低下とボケの進行とは相関性を持つことはある程度推定
されているから、各人においても極力口輪筋を鍛えるこ
と、及び口輪筋力の低下傾向を逸速く察知できる状況に
あることが望ましい。この発明の第1の目的は口輪筋力
が低下傾向にあるのか或いは増強傾向にあるのかを定量
的に測定し、口輪筋力と脳機能との関連を定性的に測定
することに利用する口輪筋力測定装置を提供することに
ある。
【0006】この発明の第2の目的は各家庭内において
も簡単に口輪筋力を測定することを可能とし、各人が口
輪筋力の低下を逸速く察知し、更には口輪筋力を鍛える
場合においても、どの程度回復したかを測定し知ること
ができる口輪筋力測定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では唇の間に挟
み込むことができる形状とされ、唇を閉じる口輪筋力を
測定する荷重センサと、この荷重センサが検出する荷重
値を表示する表示器と、荷重センサが検出する荷重値の
最大値を検出して、その最大値を記憶し、その記憶した
最大値を表示器に表示するピークホールド手段と、によ
って口輪筋力測定装置を構成した点を特徴とするもので
ある。
【0008】荷重センサと測定器本体、つまり表示器と
ピークホールド手段を格納した測定器本体とをケーブル
によって接続し、荷重センサと測定器本体とを別体構造
(請求項2)にすることもでできるが、請求項3で提案
するように表示器とピークホールドとを格納した測定器
本体の一部に荷重センサを装着し、荷重センサと測定器
本体とを一体化した構造を採ることもできる。更に、表
示器は請求項4で提案するように指針型のアナログ表示
器とし、アナログ式のピークホールド回路によってピー
クホールド手段を構成することもできる。
【0009】また表示器は請求項5で提案するようにデ
ジタル式の表示器とし、ピークホールド手段もデジタル
回路によって構成することもできる。また、請求項6で
提案するように、荷重センサは剛体と、この剛体に貼着
した歪みセンサとによって構成することができる。更
に、請求項7で提案するように、荷重センサは弾性変形
可能な弾性体と、この弾性体の変形量を計測する変位検
出器とによって構成することもできる。
【0010】更に、請求項8で提案するように荷重セン
サは圧力センサによって構成することもできる。
【0011】
【作用】この発明によれば唇の間に荷重センサを挟み込
み、この荷重センサに唇から締付ける力を与えることに
より荷重センサはその締付ける力を測定し、その荷重値
を表示器に表示する。荷重値の最大値をピークホールド
手段によって記憶し、そのピークホールド値を表示器に
表示するから、瞬時に発生した力でも確実に測定するこ
とができる。
【0012】従って、口輪筋力を定量的に測定できるた
め、この測定を継続的に行うことにより口輪筋力が低下
傾向にあるのか或いは増強傾向にあるのかを的確に判断
することができる。また脳機能との間の相関に関しても
定性的に比較検討が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1にこの発明による口輪筋力測
定装置の一実施例を示す。この実施例では請求項2で提
案した荷重センサ10と測定器本体20とをケーブル3
0で接続し、更に、表示器21は請求項4で提案したア
ナログ表示器を利用し、更に荷重センサ10は請求項6
で提案した構造の荷重センサを用いた場合を示す。荷重
センサ10はリング状の剛体11と、この剛体11の外
周と内周に貼着した歪みセンサA、B、C、D、とによ
って構成した場合を示す。リング状の剛体11は例えば
ステンレスの円筒体によって構成することができる。円
筒の軸方向の長さは、例えば5〜10mm程度、外径は
約15mmφ程度に設定し、図18に示したストレッチ
用具1の開口部4に挿入できる形状(大きさ)に形成す
る。
【0014】歪みセンサ、A、B、C、Dは例えばスト
レンゲージと呼ばれる歪みセンサを用いることができ
る。リング状の剛体11の径方向に揃った位置の外周面
と内周面に歪みセンサA、B、C、Dを貼着する。歪み
センサA、B、C、Dを貼着した位置と直交する向きに
口輪筋力Wが加わるようにストレッチ用具1に剛体11
を挿入する。尚、ストレッチ用具1と荷重センサ10は
別々に取り扱われ、測定時にだけ荷重センサ10をスト
レッチ用具1の開口部4にセットする。
【0015】歪みセンサA、B、C、Dの貼着位置と直
行する位置で口輪筋力W(圧縮荷重)が与えられると、
剛体11の外周面に貼着した歪みセンサAとBの抵抗値
が増加方向に変化し、内周面に貼着した歪みセンサCと
Dは抵抗値が減少する方向に変化する。歪みセンサA、
B、C、Dは、図2に示すようにブリッジ回路に接続さ
れており、無加重の状態ではブリッジ回路は平衡状態と
されている。荷重が与えられることにより歪みセンサA
とBの抵抗値が増加し、歪みセンサCとDの抵抗値が減
少する方向に変化するから、ブリッジ回路の出力端子J
1とJ2の間には歪みセンサA、B、C、Dの抵抗変化
に対応した電圧VDが発生する。
【0016】この電圧VDは口輪筋力Wに比例して発生
するから、この電圧VDを必要に応じて増幅器21で増
幅し、ピークホールド手段22を通じて表示器23に供
給することにより、表示器23には口輪筋力Wに対応し
た値を指示させることができる。剛体11に与える口輪
筋力Wと表示器23の表示値とを予め校正しておくこと
により、表示器23の指示値から口輪筋力をg(グラ
ム)或いはKg(キログラム)の単位で直読することが
できる。
【0017】尚、ピークホールド手段22はこの例では
アナログ式のピークホールド回路を用いた場合を示す。
アナログ式のピークホールド回路はよく知られている主
要部は単一方向素子(ダイオード)とコンデンサとによ
って構成され、ダイオードを通じて増幅器21から出力
される荷重検出信号をコンデンサに充電することによ
り、その後荷重検出信号が零に戻っても、コンデンサに
はその最大電圧がホールドされる回路で構成される。こ
のピークホールド回路は既によく知られている回路であ
るから、これ以上の説明は省略する。24はピークホー
ルドしたコンデンサの電圧を零にリセットするためのリ
セットスイッチを示す。また25は荷重センサ10に電
圧を印加するための電圧源を示す。
【0018】図3及び図4はこの発明の請求項2で提案
する口輪筋力測定装置の変形実施例を示す。この実施例
では荷重センサ10を構成するリング状の剛体11に把
手12を装着し、この把手12を通じてケーブル30を
剛体11に貼着した歪みセンサA、B、C、Dに接続し
た場合を示す。このため把手12はパイプ状とし、この
パイプの中空孔にケーブル30を挿通させて、ケーブル
30と歪みセンサA、B、C、Dとの接続状態を安定に
維持させる構造とした場合を示す。把手12は口輪筋力
を測定する者が手に持ち、荷重センサ10を測定される
者が口に含んだストレッチ用具1の開口部4に挿入する
場合に用いられる。
【0019】ケーブル30の他端側には測定器本体20
が接続される。測定器本体20には図1に示したアナロ
グ表示式の表示器23と、リセットスイッチ24と、電
源スイッチ26とが表面に配置される。図5は測定器本
体20をデジタル回路で構成した場合を示す。デジタル
回路で構成する場合においても必要に応じて増幅器21
が設けられ、この増幅器21で所望の電圧に増幅すると
共に、その増幅した荷重検出信号をアナログ・デジタル
変換器27でデジタル信号に変換する。アナログ・デジ
タル変換器27でデジタル信号に変換された荷重検出信
号はデジタル回路で構成されるピークホールド手段22
に入力される。ピークホールド手段22では入力された
荷重検出信号の最大値を記憶し、そのピークホールド値
を表示器28に表示させる。表示器28は数値表示式の
デジタル表示器が用いられる。
【0020】デジタル回路で構成されるピークホールド
手段22にもリセットスイッチ24が設けられ、測定値
を読み取った後はリセットスイッチ24を操作してピー
クホールド値をゼロに戻す。図6乃至図9は荷重センサ
10の変形実施例を示す。図6に示す実施例では金属板
にスリット13を形成し、このスリット13が形成され
ない側の板面に歪みセンサA、B、C、Dを貼付ける。
図6ではAとCを示すが、金属板の裏側に歪みセンサB
とDを貼付けるAとBはスリット13から遠くの位置に
貼着し、CとDはスリット13に近づけて貼着する。
【0021】これにより、スリット13の開放端側に口
輪筋力Wが与えられることにより歪みセンサAとBの位
置では張力方向の歪みが与えられて歪みセンサAとBの
抵抗値は増加方向に変化し、歪みセンサCとDには圧縮
方向の歪みが与えられて抵抗値は減少方向に変化する。
従って、図2で説明したと同様に口輪筋力Wが与えられ
たことによりブリッジ回路が不平衡状態となり、その口
輪筋力に対応した荷重検出信号がブリッジ回路から出力
される。
【0022】金属板は幅L1が約15mm、長さが例え
ば50〜80mm程度の短冊形とされる。スリット13
の開方端側の上下には例えば図18及び図19に示した
ストレッチ用具1を受ける受具14を取り付ける。また
金属板の後端側には金属板と一体又は別の金属体により
把手12を突出して形成する。ケーブル30は把手12
に沿わせてチューブ15等では把手12に締付けて固定
し、歪みセンサA、B、C、Dとの接続部分を保護す
る。
【0023】図7は荷重センサ10の更に他の実施例を
示す。この実施例ではフランジFGと、FGの間にロッ
ド16を配置し、このロッド16に縦方向に歪みセンサ
AとB(Bは図では裏側)を貼り付け、歪みセンサCと
D(Dは裏側)は横向けに貼り付ける。歪みセンサ(ス
トレンゲージ)は長手方向の歪みに対して抵抗値が変化
するように動作するから、歪みセンサAとBは圧縮荷重
に対して抵抗値が小さくなる方向に変化する。一方、横
向きに貼りつけた歪みセンサCとDはロッド16に掛け
る圧縮荷重に対して抵抗値が小さくなる方向に変化す
る。一方、横向きに貼りつけた歪みセンサCとDはロッ
ド16に掛かる圧縮荷重に対しては応動しない。つま
り、抵抗値は変化しない。よって、この場合も、フラン
ジFG間に口輪筋力Wが与えられることにより図2に示
したブリッジ回路の歪みセンサAとBの抵抗値が小さく
なり、この抵抗変化により、ブリッジ回路は不平衡状態
となり、圧縮荷重に対応した荷重検出信号を出力するこ
とができる。
【0024】図8は荷重センサ10の更に他の実施例を
示す。この実施例では固定ロッド17Aとこの固定ロッ
ド17Aの内部に摺動自在に装着した可動ロッド17B
とを具備し、この固定ロッド17Aと可動ロッド17B
の間に差動トランスを装着し、差動トランスによって図
18及び図19に示したストレッチ用具1の変形量を測
定する構造とした場合を示す。この場合にはストレッチ
用具1の変形量と荷重値との関係を校正しておくことに
より、正しく口輪筋力を測定することができる。
【0025】図9は荷重センサ10の更に他の変形実施
例を示す。この実施例では電極18Aと18Bの間に感
圧素子19を挟み込み感圧素子19に口輪筋力Wを与え
て圧縮荷重を与えることにより、感圧素子19の抵抗値
を変化させて口輪筋力Wを測定する構造とした場合を示
す。感圧素子19は例えば導電性ゴム系の感圧素子を用
いることができる。一般的に感圧素子は圧縮力を与える
ことにより抵抗値が小さくなる方向に変化する。この抵
抗変化を測定することにより口輪筋力Wを測定すること
ができる。尚、電極18Aと18Bの間にはわずかな電
圧が印加されるが、この電圧は人体に実害を与えるおそ
れはない。然し乍ら、安全のために電極18Aと18B
の表面に絶縁シート等を積層し、絶縁してもよい。
【0026】図10及び図11はこの発明の請求項3で
提案する口輪筋力測定装置の実施例を示す。この発明の
請求項3で提案する口輪筋測定装置は測定器本体20の
一部に荷重センサ10を装着し、荷重センサ10と測定
器本体20とを一体構造とした点を特徴とするものであ
る。図10と図11はアナログ式表示器23を用いた実
施例を示す測定装置本体20は手のひらに乗る程度の形
状とされ、厚み、特に荷重センサ10を装着した部分の
厚みは図18と図19に示したストレッチ用具1の開口
部4に挿入できる例えば15mm程度に選定する。但
し、必ずしもストレッチ用具1を用いる必要はなく、唇
を直接荷重センサ10の部分に当てて測定してもよいこ
とは容易に理解できよう。
【0027】図12と図13はデジタル式表示器28を
用いた実施例を示す。アナログ式でもデジタル式でも表
面には、リセットスイッチ24と電源スイッチ26が配
置され、電源のオン、オフと、表示のリセットが行える
構造とされる。尚、リセットスイッチ24と電源スイッ
チ26の他に例えば測定レンジの切替スイッチを設ける
場合もある。図14乃至図17にこの発明の請求項3で
提案する口輪筋力測定装置の変形実施例を示す。この実
施例ではバネ計りの構造をこの発明に適用した場合を示
す。図14に示す表示器23は荷重を表示する指針23
Aと、ピークホールド手段を構成する置針23Bとを具
備する。
【0028】指針23Aは受具14に与えられる口輪筋
力Wに従って回動する。指針23Aは図16に示すよう
に置針23Bと係合する突片41を具備している。受具
14に口輪筋力Wが与えられ、指針23Aが回動すると
き、置針23Bをも回動させる。指針23Aが最高値に
達してゼロの位置に戻るとき、置針23Bは最高値に取
り残されピーク値を指示し続ける。この結果、置針23
Bの指示を読むことにより口輪筋力の最大値を測定する
ことができる。
【0029】受具14は測定器本体20の背面側におい
て、測定器本体20内に設けたラック42に連結され
る。ラック42は測定器本体20の内部で上下方向に推
動自在に支持されている。ラック42にはピニオン43
が噛合し、このピニオン43の軸が指針23Aに連結さ
れている。ラック42にはバネ44が係合し、このバネ
44の反発力によりラック42に上向きの偏倚力を与え
る。この偏倚力とラック42の移動量を予め既知の荷重
値によって校正しておくことにより指針23Aの指示か
ら口輪筋力を荷重値として直読することができる。
【0030】従って、バネ44とラック42と、ピニオ
ン43とによって変位検出型の荷重センサ10を構成し
ていると言うことができる。尚、45はリセット釦を示
す。このリセット釦45を押し込むことにより、置針2
3Bを指示する軸(指針23Aの軸の内側に貫通された
内軸)に装着したカム46(図17)を一定の方向に回
動させ、置針23Bをゼロの位置にリセットさせる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
口輪筋力を定量的に測定することができる。従って、口
輪筋力と脳機能との関連を定量的に計測し、記録するこ
とができるから、口輪筋力と脳機能との関連を解明する
手段として利用することができる。また、図10乃至図
17に示したように測定器本体20に荷重センサ10を
組込んだ構造にすることによって、誰にでも簡単に自身
の口輪筋力を測定することができる。従って、各家庭で
自己の口輪筋力を測定することにより、口輪筋力の低下
傾向を逸速く察知することができる。これに基づいて例
えばストレッチ用具1等を用いて口輪筋力を鍛えること
により、ボケの進行を防ぐことができる等の大きな効果
が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するための接続配置
図。
【図2】図1に示した実施例に用いた荷重センサの、動
作を説明するための接続図。
【図3】図1に示した実施例に用いた荷重センサの、変
形実施例を説明するための正面図。
【図4】図3に示した荷重センサと測定器本体の組合わ
せの一例を説明するための図。
【図5】図1に示した実施例の変形実施例を説明するた
めの接続配置図。
【図6】この発明に用いることができる荷重センサの変
形実施例を示す傾斜図。
【図7】図6と同様に、この発明に用いることができる
荷重センサの変形実施例を示す側面図。
【図8】図6と同様に、この発明に用いることができる
荷重センサの変形実施例を示す斜視図。
【図9】図6と同様に、この発明に用いることができる
荷重センサの変形実施例を示す斜視図。
【図10】この発明の請求項3で提案する口輪筋力測定
装置の実施例を示す平面図。
【図11】図10の側面図。
【図12】この発明の請求項3で提案する口輪筋力測定
装置の変形実施例を示す平面図。
【図13】図12の側面図。
【図14】この発明の変形実施例を説明するための正面
図。
【図15】図14の背面側から見た内部構造を説明する
ための背面図。
【図16】図14の内部構造を説明するための断面図。
【図17】図14に示した実施例に用いるピークホール
ド手段のリセット機構を説明するための図。
【図18】従来の技術を説明するための正面図。
【図19】図18の側面図。
【符号の説明】
1 ストレッチ用具 4 開口部 10 荷重センサ 11 剛体 12 把手 13 スリット 20 測定器本体 21 増幅器 22 ピークホールド手段 23 アナログ式表示器 24 リセットスイッチ 25 電圧源 A、B、C、D 歪みセンサ 26 電源スイッチ 27 アナログ・デジタル変換器 28 デジタル式表示器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−299313(JP,A) 特開 平8−215223(JP,A) 特開 昭61−247434(JP,A) 特開 平3−168144(JP,A) 実開 昭58−136121(JP,U) 八若保孝(外3名),筋機能訓練によ る口唇圧の変化,小児歯科学雑誌,日 本,1992年12月,Vol.30 No. 5,893−903頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/22

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A、唇の間に挟み込むことができる形状と
    され、唇を閉じる口輪筋力を測定する荷重センサと、 B、この荷重センサが検出する、荷重値を表示する表示
    器と、 C、上記荷重センサが検出する、荷重値の最大値を検出
    し、その最大値を記憶し、その記憶値を上記表示器に表
    示させるピークホールド手段と、 を具備して構成したことを特徴とする口輪筋力測定装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の口輪筋力測定装置におい
    て、上記表示器とピークホールド手段を格納した測定器
    本体と上記荷重センサとの間をケーブルによって接続し
    た構成を特徴とする口輪筋力測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の口輪筋力測定装置におい
    て、上記表示器とピークホールド手段を格納した測定器
    本体の一部に荷重センサを装着し、荷重センサと測定器
    本体とを一体化した構成としたことを特徴とする口輪筋
    力測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載の口輪筋力測定装置
    の何れかにおいて、上記表示器はアナログ表示器とさ
    れ、上記ピークホールド手段もアナログ式のピークホー
    ルド回路で構成したことを特徴とする口輪筋力測定装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3記載の口輪筋測定装置の
    何れかにおいて、上記表示器はデジタル表示器とされ、
    上記ピークホールド手段もデジタル回路で構成したこと
    を特徴とする口輪筋力測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5記載の口輪筋力測定装置
    の何れかにおいて、上記荷重センサは剛体と、この剛体
    に貼着され剛体の歪みを測定する歪みセンサとによって
    構成したことを特徴とする口輪筋力測定装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5記載の口輪筋力測定装置
    の何れか上記荷重センサは、口輪筋力によって弾性変形
    可能な弾性体と、この弾性体の弾性変形の変形量を測定
    する変位検出器とによって構成したことを特徴とする口
    輪筋力測定装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至5記載の口輪筋力測定装置
    の何れかにおいて、上記荷重センサを、感圧素子によっ
    て構成したことを特徴とする口輪筋力測定装置。
JP34468099A 1999-12-03 1999-12-03 口輪筋力測定装置 Expired - Fee Related JP3497111B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34468099A JP3497111B2 (ja) 1999-12-03 1999-12-03 口輪筋力測定装置
US09/727,697 US20010003147A1 (en) 1999-12-03 2000-12-04 Apparatus for measuring musculus orbicularis oris power

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34468099A JP3497111B2 (ja) 1999-12-03 1999-12-03 口輪筋力測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001157673A JP2001157673A (ja) 2001-06-12
JP3497111B2 true JP3497111B2 (ja) 2004-02-16

Family

ID=18371156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34468099A Expired - Fee Related JP3497111B2 (ja) 1999-12-03 1999-12-03 口輪筋力測定装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20010003147A1 (ja)
JP (1) JP3497111B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008212576A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Matsumoto Shika Univ 口唇力測定装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10196092B3 (de) * 2000-04-17 2011-12-08 Makoto Nakao Muskeldruckmessgerät zum Messen des von einem Körperteil innerhalb des Mundbereichs ausgeübten Druckes sowie ein Adapter für ein solches Muskeldruckmessgerät
JP3655608B2 (ja) * 2002-11-07 2005-06-02 株式会社コスモ計器 体力測定装置
CA2726259C (en) 2008-06-04 2014-07-29 Colgate-Palmolive Company Oral care implement with cavitation system
JP5373345B2 (ja) * 2008-09-19 2013-12-18 東海旅客鉄道株式会社 基礎ブレーキ装置の押付力検出装置、基礎ブレーキ効率算出装置
CN102247217A (zh) * 2010-05-18 2011-11-23 赵性泉 一种用于测量,训练口唇闭合力的康复器具
CN107510465A (zh) * 2017-09-29 2017-12-26 中国医学科学院生物医学工程研究所 一种唇肌力量筛测仪、训练仪及诊疗系统
TWI673041B (zh) * 2018-08-30 2019-10-01 蔡淑真 嘴唇開閉力量測量裝置
CN113274038B (zh) * 2021-04-02 2023-06-13 上海大学 一种联合肌电和压力信号的唇形传感器装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
八若保孝(外3名),筋機能訓練による口唇圧の変化,小児歯科学雑誌,日本,1992年12月,Vol.30 No.5,893−903頁

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008212576A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Matsumoto Shika Univ 口唇力測定装置
JP4554630B2 (ja) * 2007-03-07 2010-09-29 学校法人松本歯科大学 口唇力測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20010003147A1 (en) 2001-06-07
JP2001157673A (ja) 2001-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3100062B2 (ja) 骨盤底筋組織の収縮性を監視する装置
JP3497111B2 (ja) 口輪筋力測定装置
WO1990014042A1 (en) Dolorimeter apparatus
GB2228330A (en) Non-invasive measurement of pressure
US20040027250A1 (en) Tension meter and wrench arrangement
KR950005275A (ko) 인체용 오링시험방법 및 장치
US6190335B1 (en) Orofacial myographic measurement probe
EP3593736A3 (en) Apparatus for ensuring strain gauge accuracy in medical reusable device
KR20100047054A (ko) 휴대용 손가락 악력기
US4240444A (en) Apparatus for sensing coughs
JP4012788B2 (ja) 握圧装置及びゴム袋式握力トレーニング計
US4928707A (en) Electronic pressure algometer apparatus
US4768521A (en) Pressure algometer apparatus
US20060129068A1 (en) Palpometer and methods of use thereof
KR101557786B1 (ko) 압력에 따른 통증 측정 장치
KR100745034B1 (ko) 근육기능의 통합 진단분석장치
KR950023383A (ko) 인체경락의 전기적 특성을 이용한 진단장치
JP4895017B2 (ja) 体動検知センサー及び体動モニタリングシステム
KR100431375B1 (ko) 휴대용 디지털 압통기
CN216417195U (zh) 用于颈椎病评估的手指夹力检测装置
RU2220657C2 (ru) Устройство для измерения и регистрации уровня напряжения мышц брюшного пресса
EP0634185A2 (en) Digital dual pressure guage
JP3975107B2 (ja) 舌筋力測定装置
JP3179711B2 (ja) 握力計
JPS6090536A (ja) 生体の軟部組織の圧反力測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081128

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081128

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091128

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091128

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101128

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees