JP3100062B2 - 骨盤底筋組織の収縮性を監視する装置 - Google Patents

骨盤底筋組織の収縮性を監視する装置

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、骨盤底筋組織の収縮性を監視する装置に係
わり、その際ゾンデヘッドは少なくとも１個の測定ライ
ンあるいは測定誘導部材（MeBleitung）を介して指示計
器と結合され得る。
上記のような装置は例えば東ドイツ特許第157 594号
から公知であり、この例では片側で閉じている細管が部
分的に可撓性ジャケットによって囲繞されており、対応
する測定装置を介して、監視されるべき括約筋がゾンデ
ヘッドに及ぼす作用が確認され得る。同様の構成がスイ
ス特許第346 971号から知見され、この例ではシリンダ
形の中空ボディが、圧力計と結合された送風器によって
膨らまされ得る。これらの構成は、ゾンデヘッドの全長
に作用するあらゆる応力が示度に表わされ、所定の筋肉
領域の動きを表わす示度が正確に限定され得ないという
点で不利である。
同様の構成は米国特許第4 768 522号からも知見さ
れ、この例では正確な位置決めが可能となるようにゾン
デヘッドにばね要素が埋め込まれている。
ドイツ特許出願公開第32 21 115号からは輪状筋の収
縮性を測定する装置が公知であり、この装置では身体開
口部に挿入され得るゾンデが内側ボディを有し、このボ
ディはその長さの一部を、弾性的に伸縮可能な薄い材料
から成るチューブによって囲繞されており、その際前記
チューブは内側ボディの少なくとも１個の開口部を介し
て内側ボディの内部スペースと結合されている。この公
知構成では、測定誘導部材は同心二重管として形成され
ており、これは特に、上記ゾンデを例えば腸収縮の測定
に用いるためであり、従ってゾンデヘッドの十分な可撓
性は広範囲にわたって必須である。
骨盤底筋組織は女性の身体において、特に尿を引き留
め、尿管を確実に閉塞するという役割を果たす。これに
関して、骨盤底筋組織は筋板に配置されており、かつ実
質的に一つの中心輪状筋を有する。骨盤底筋組織は女性
では妊娠期間において比較的高い緊張を受け、この緊張
によって該筋肉は或る程度の強度及び力を有するように
なる。しかし、分娩時には骨盤底筋組織はきわめて甚だ
しく引き伸ばされ、妊娠によって或る程度鍛えられた筋
組織もそのような強力な引き伸ばし、もしくは過度の引
き伸ばしの後直ちに望ましい機能を回復することはでき
ない。その結果、特に経産婦の場合失禁の危険性が少な
くとも産後の時期には特に高くなり、この理由から妊娠
後、過度に用いられた、もしくはその機能をもはや完全
には保証しない筋肉のための一連のトレーニングプログ
ラムが病院において提供される。
ごく頻繁に見られる徴候即ち失禁の場合、患者は適切
な訓練により、随意に動かせる骨盤筋組織を収縮させな
ければならず、その際同時に、確かにトレーニングされ
るべき筋組織が収縮されると共に他の筋肉への圧力付与
は惹起されないように配慮がなされなければならない。
また、他の筋肉の動きは、公知装置を用いるテラピスト
及び患者に適正な筋肉トレーニングが行なわれていると
いう誤った印象を抱かせかねず、これまでのこのような
訓練で治療効果を何等かの方法で監視することは容易に
は可能でない。
そこで本発明は、冒頭に述べたような装置であって、
治療プログラム、特にトレーニング効果の容易な監視及
び指示を可能にする装置を創出することを目的とする。
この目的の達成のために、本発明による装置は実質的
に、ゾンデヘッドがその周囲に少なくとも１個の圧力セ
ンサか、または互いから分離された、流体に対して弾性
的に変形可能な領域を有することを特徴とする。少なく
とも１個の圧力センサをゾンデヘッドの周囲または周囲
近傍に適当に配置すれば、特定の筋肉部位の動きの適切
な監視を首尾よく行なうことができる。幾つかの筋肉部
位を特定して監視することは、互いから分離された複数
の、流体によって変形し得る弾性領域の配置によっても
同様に可能である。
評価回路及び指示計器を含む対応する測定器と電気的
測定誘導部材を介して結合された、好ましい一構成に対
応するような伸び測定テープなどの形態の圧力測定セン
サを用いる以外に、とりわけゾンデヘッドに流体に対し
て弾性的に変形可能な領域を設けることによって特に単
純な装置が実現され得、その際好ましくは測定誘導部材
は流体導管として形成され、この導管は圧力セル及び該
圧力セルと結合された指示計器と結合され得る。このよ
うな構成では、例えば血圧測定に用いられるような、医
学的−技術的分野で通常みられる測定器が顕著な変更を
加えずに直接用いられ得るが、いずれにせよ好ましくは
液状の流体、特に流体として生理学的に支障ない液体、
特に二回蒸留水（aqua bidestillata）が適用される。
本発明による装置が測定もしくは指示に適した位置に
係止して確かにトレーニングされるべき筋組織の領域の
測定値をもたらすことを保証するために、本発明の構成
は好ましくは、ゾンデヘッドがその中央領域にくびれを
有する長尺体として形成されており、その際好ましくは
ゾンデヘッドの中央のくびれ領域に弾性変形可能なジャ
ケットが設置されており、このジャケットの変形能はゾ
ンデヘッドの中央領域に隣接する部分領域の変形能より
大きいように実現される。このような構成によって、輪
状筋状の骨盤底筋組織の収縮性が選択的に測定され、そ
の際圧力、特に腹圧によって及ぼされるような悪影響は
測定地点から可能なかぎり遠ざけておかれる。上記腹圧
が軸線方向圧縮という間接的手段で偽測定値として機能
することも阻止するために、本発明の構成は好ましく
は、上記中央領域にゾンデヘッドの軸線方向に伸長する
補強材、特にくびれ領域を軸線方向に貫通して中央領域
に隣接する比較的変形しにくい領域と結合されたロッド
が設置されているように実現される。
本発明による装置を用いれば、望ましくない腹圧の作
用を別個に指示することもきわめて容易に可能である。
このようにして治療効果を、どれがトレーニングされる
べき筋組織であるかが患者に一層明確に分かるところま
で高めるために、本発明の構成は好ましくは、ゾンデヘ
ッドがその自由端部に少なくとも１個の別の圧力センサ
か、または弾性変形可能な膜によって構成されたチャン
バを有し、その際別の測定誘導部材が測定及び指示計器
と結合され得るように実現される。別の誘導部材を介し
て外部と結合された上記のような別の、即ち第二の圧力
センサは、付加的なこの圧力センサの測定値の上昇が望
ましい治療効果に有用であり得ないことを直接認識させ
る付加的測定値の利用を可能にする。
トレーニング効果を高め、かつ様々な開始条件への適
合を可能にするために、本発明の構成は好ましくは、変
形可能領域または測定誘導部材に弁構成、特に逆止め弁
の介在下に圧力源が接続され得るように実現される。そ
れによって、変形可能領域において開始圧力レベルを広
い限界内で任意に設定し、対応する筋組織のトレーニン
グが進行したら元の圧力を上昇させることによってトレ
ーニング効率を高めることができる。その際取り扱いが
容易であるように、測定器は選択された開始圧力から独
立に、リセット可能なゼロ示度をその都度有し得る。圧
力指示のための媒体として流体が用いられる場合、圧力
源は容易に同じ流体によって運転され、同時に流体容器
として機能する。例えば伸び測定テープの形態の圧力セ
ンサが変形可能領域の周囲に適用される場合は、圧力源
は分離された誘導部材を介して変形可能領域へと開口
し、例えば圧縮空気源として形成され得る。
互いから分離された複数の、流体に対して弾性的に変
形可能な領域が用いられる場合、本発明の構成は好まし
い一例によれば、それぞれ異なった圧力で流体から応力
を付与され得る、半径方向において互いから分離された
チャンバが配置されているように実現される。このよう
な構成によって、外部から作用する圧力に、例えば非線
形に上昇する背圧を対置することができ、それによって
トレーニング効果は改善され、高められ得る。
ゾンデヘッドの周囲の領域に圧力センサが配置される
場合の本発明の構成は好ましい一例によれば、ゾンデヘ
ッドが少なくともその長さの一部にわたって、長手方向
に伸長するギャップを具えた中空シリンダによって構成
されており、このシリンダの内周に測定誘導部材と結合
された伸び測定テープが少なくとも１個配置されている
ように実現される。このような構成は、ゾンデヘッドの
本来の測定領域もしくは感応領域を具現する中空シリン
ダの製造が特に容易であるという点で優れており、また
このような構成では少なくとも１個の伸び測定テープの
使用によって非常に僅かな圧力変化さえも確認され得、
その結果中空シリンダのきわめて僅かな変形さえも測定
される。そのため、中空シリンダは比較的硬質に形成さ
れ得、それによってゾンデヘッドの本来の形状がほぼ不
変に保たれる。その際、中空シリンダの外径寸法を様々
に決定することによって解剖学的実状への対応した適合
を実現することが企図され得る。きわめて僅かな圧縮応
力の下で測定結果を最適化し、それによって比較的単純
な増幅及び評価回路で十分とするために、本発明の構成
は好ましくは、伸び測定テープが中空シリンダのギャッ
プに対向して配置されているように実現される。
伸び測定テープの使用に替えて、一変形例によれば本
発明の構成は、ゾンデヘッドが少なくともその長さの一
部にわたって、長手方向に伸長するギャップを具えた中
空シリンダによって構成されており、前記ギャップの領
域に測定誘導部材と結合された導電性プレートが配置さ
れているように実現され得る。上記導電性プレートの配
置によってこの例でも、ゾンデヘッドの感応領域を具現
する中空シリンダの僅かな変形の際にも単純な手段で再
生可能でかつ容易に評価可能な測定結果を得ることが可
能となる。
ゾンデヘッドの感応領域の圧縮性を向上させるため
に、本発明の構成は好ましくは、ゾンデヘッドが、例え
ばフォームプラスチック、ゴム等である弾性材料で被覆
されているように実現され得る。
本発明の別の好ましい一例によれば、ゾンデヘッド
が、例えば炭素粉末、導電性液体もしくは溶液等である
導電性材料を含む弾性領域を有し、前記導電性材料中に
測定誘導部材と結合された電極が埋め込まれていること
によって、ゾンデヘッド、特にその感応領域の非常に単
純な構成が実現され得る。弾性材料を対応して選択する
ことにより、この装置の圧縮性の調和も容易に達成され
得る。
監視されるべき筋肉部位に関してのゾンデヘッドの手
軽かつ容易な取り扱い及び位置決めのために、本発明の
構成は好ましくは、ゾンデヘッドの、その自由端部とは
反対側の端部に位置決めストッパが配置されているよう
に実現され、その際正確な定位のために本発明の構成は
好ましくは、位置決めストッパが、特に可撓性であるプ
ラスチックプレートによって構成されており、このプレ
ートの外径はゾンデヘッドの直径を該直径の少なくとも
1/3だけ上回るように実現される。
本発明による装置の取り扱いは、上記のような構成の
場合位置決めストッパにグリップが設置されていること
によって好ましく簡便化され、その際部分的に異なる解
剖学的特徴への適合のために本発明の構成は好ましく
は、位置決めストッパがゾンデヘッドに、該ヘッドの自
由端部に対して所与の距離を置いて取り付けられ得るよ
うに実現される。
本発明を、添付図面に概略的に示した実施例に基づき
以下に詳述する。添付図面の図１は本発明による装置の
第一の例を一部省略して示す説明図であり、図２は本発
明による装置のゾンデヘッドの一変形例を一部省略して
示す説明図であり、図３は図２の線III−IIIにおける断
面図であり、図４は本発明による装置の伸び測定テープ
が用いられた変形例の、図３に類似の断面図であり、図
５は図４の線Ｖ−Ｖにおける断面図であり、その際図４
は図５の線IV−IVにおける断面を表わしており、図６は
圧力センサとして導電性プレートが用いられた変形例
の、図４に類似の断面図であり、図７は図６の線VII−V
IIにおける断面図であり、その際図６は図７の線VI−VI
における断面を表わしており、図８は本発明による装置
のゾンデヘッドの別の変形例を一部省略して示す、図２
に類似の説明図であり、図９は本発明による装置のゾン
デヘッドの、特に様々な位置に固定され得る位置決めス
トッパを具備した更に別の変形例の概略的説明図であ
る。
図１に、膣に挿入されるべきゾンデヘッドが参照符号
１を付して示してあり、このゾンデヘッドは測定誘導部
材２を介して測定及び指示計器３と結合されている。ゾ
ンデヘッド１はその中央に、弾性的に変形可能な膜５に
よって包囲されたくびれ領域４を有する。弾性的に変形
可能なジャケット５によって規定されたチャンバ６内
に、大気圧セル（BarometermeBdose）及び指示計器３と
結合された流体導管が進入している。中央のくびれ領域
４に、比較的硬質で圧縮されにくい領域７及び８が隣接
し、その際特にゾンデヘッド１の端部領域７には、ここ
に詳述しない別の流体導管もしくは測定誘導部材を介し
て別の測定器と結合された付加的な圧力センサ９が配置
され得る。あるいは他の場合には、測定器３が２種のス
ケールもしくは示度を有し、またはこれらの間で切り替
えられ得ることも可能である。
ゾンデヘッド１の、比較的圧縮されにくい二つの部分
領域７及び８は、ゾンデヘッド端部の領域７に圧力が掛
かった場合の圧縮と、それに伴うチャンバ６内での圧力
上昇との防止のために軸線方向結合部材もしくはロッド
10を介して互いに結合され得る。
チャンバ６が流体で満たされる場合は更に、開始圧力
レベルを様々な高さに調節するため流体導管２に、逆止
め弁12を具備した導管11を介して流体のための圧力源13
が接続され得る。圧力源13は流体ストックとしても機能
する。あるいは他の場合には、導管11を膜５によって規
定されたチャンバ６内に直接引き込むことも可能であ
る。取り扱いがより容易となるように、この場合測定器
３はゼロ値への復帰のためのリセットキーを有し、それ
によって開始圧力から独立にトレーニング効率が監視さ
れ得る。
図２及び図３に示した変形例では、測定領域を具現す
る中央領域４に、半径方向において互いから分離された
複数のチャンバ14、15及び16が設けられており、これら
のチャンバは概略的に図示した測定誘導部材もしくは流
体導管２を介して測定器及び／または圧力源と、図１の
例の場合と同様に結合されている。半径方向において互
いから分離された複数のチャンバが配置されることによ
って、外部から作用する圧力に、例えば非線形に上昇す
る背圧を対置することが可能となり、それによってトレ
ーニング効果は改善され得る。即ち、上記チャンバ内の
圧力は例えば外側から内側へ、実質的に外側に位置する
チャンバ内の流体が圧縮されて初めて次の、より内側に
位置するチャンバに応力が付与されるように上昇し得
る。半径方向チャンバ14、15及び16と結合された圧力源
が設置される場合、例えば非線形に推移する対応する背
圧が実現され得、この背圧は非線形ばねのばね特性曲線
に対応しよう。
図４〜図７に示した例の場合、ゾンデヘッド１は少な
くともその軸線方向長さの一部にわたって、長手方向に
伸長するギャップ18を具えた中空シリンダ17によって構
成されている。図４及び図５に示した例ではシリンダ17
の内側面に伸び測定テープ19が配置されており、テープ
19はこの図でも参照符号２を付して概略的に示した測定
誘導部材を介して、ここに詳述しない評価もしくは指示
ユニットと結合されている。伸び測定テープの使用によ
って中空シリンダ17への些細な圧力作用すら確認され
得、従って中空シリンダ17は比較的硬質に形成され得
る。最適の信号評価のために、伸び測定テープ19はこの
例ではギャップ18に対向して配置されている。周知の伸
び測定テープ感度のゆえに、また使用時の受容度を高め
るために、中空シリンダ17は弾性材料20で被覆されてお
り、その際弾性材料としては例えばフォームプラスチッ
ク、ゴム等が用いられ得る。
図６及び図７に示した例は、ギャップ18の領域に全体
としてコンデンサを構成する導電性プレート21が設置さ
れていることによって上述の例に相違する。圧縮応力の
作用によりシリンダ17が変形することによって、コンデ
ンサを構成する導電性プレート21から、骨盤底筋組織の
収縮性の監視を直接可能にする測定値が取得され得る。
図８に示した構成では、シリンダ形のコア22の周囲に
スポンジ状の、弾性でかつ絶縁性の材料23が配置されて
いる。材料23の細孔内に、例えば炭素粉末、導電性液体
もしくは溶液等から成る、所与の導電性を有する材料が
収蔵される。材料23中には、この図でも参照符号２を付
して概略的に示す測定誘導部材と結合された電極24が埋
め込まれている。材料23の圧縮によって細孔は押し潰さ
れ、それによって導電性材料との接触面が変化すること
により、この例でも対応する信号が取得され得る。
図９に示した構成の場合、ゾンデヘッド１の測定領域
４は先に述べた諸例のいずれかに従って形成され得る。
取り扱い及び適用がより容易となり、かつその都度同じ
位置が確保されるように、この例では、例えば可撓性の
プラスチックプレートから成り得る位置決めストッパ25
が設置されている。その際、位置決めプレート25の外径
はゾンデヘッド１の直径を上回る。ゾンデヘッド１の把
持のために、プラスチックプレートから成るストッパ25
に保持グリップ26が設けられている。位置決めが適当に
行なわれ得るように、位置決めストッパ25は双方向矢印
27の向きにゾンデヘッド１の測定領域４に関して変位可
能であり、もしくは異なる位置に取り付けられ得る。こ
の取り付けは異なる位置での係止によって容易に実現さ
れ得、その際参照符号28を付して概略的に図示した溝に
ストッパ25の対応する突起が係止し得る。
更に、バイメタル圧力センサの使用も可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許3726273（ＵＳ，Ａ) 米国特許4050449（ＵＳ，Ａ) 米国特許4873990（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A61B 5/20 A61B 5/00 101 A63B 23/20

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】骨盤底筋組織の収縮性を監視する装置であ
    って、ゾンデヘッド（１）は少なくとも１個の測定ライ
    ン（２）を介して指示計器（３）と結合され得、ゾンデ
    ヘッド（１）がその周囲に少なくとも１個の圧力センサ
    （19、21、24）か、または互いから分離された、流体に
    対して弾性的に変形可能な領域（６、７、14、15、16）
    を有し、ゾンデヘッド（１）がその中央領域（４）にく
    びれを有する長尺体として形成され、ゾンデヘッド
    （１）の中央のくびれ領域（４）に弾性変形可能なジャ
    ケットが設置されており、このジャケットの変形能はゾ
    ンデヘッドの中央領域（４）に隣接する部分領域（７、
    ８）の変形能より大きいことを特徴とする装置。
  2. 【請求項２】測定ライン（２）が流体導管として形成さ
    れており、かつ圧力セル（３）及び該圧力セルと結合さ
    れた指示計器と結合され得ることを特徴とする請求項１
    に記載の装置。
  3. 【請求項３】中央領域（４）にゾンデヘッド（１）の軸
    線方向に伸長する補強材（10）、特にくびれ領域を軸線
    方向に貫通してこの中央領域に隣接する比較的変形しに
    くい領域（７、８）と結合されたロッドが設置されてい
    ることを特徴とする請求項１または２に記載の装置。
  4. 【請求項４】ゾンデヘッド（１）がその自由端部に少な
    くとも１個の別の圧力センサ（９）か、または弾性変形
    可能な膜によって構成されたチャンバを有し、その際別
    の測定ラインは測定及び指示計器と結合され得ることを
    特徴とする請求項１から３のいずれか一項に記載の装
    置。
  5. 【請求項５】変形可能領域（６、７、14、15、16）また
    は測定ライン（２）に弁構成（12）、特に逆止め弁の介
    在下に圧力源（13）が接続され得ることを特徴とする請
    求項１から４のいずれか一項に記載の装置。
  6. 【請求項６】流体として生理学的に支障ない液体、特に
    二回蒸留水が適用されていることを特徴とする請求項１
    から５のいずれか一項に記載の装置。
  7. 【請求項７】それぞれ異なった圧力で流体から応力を付
    与され得る、半径方向において互いから分離されたチャ
    ンバ（14、15、16）が配置されていることを特徴とする
    請求項１から６のいずれか一項に記載の装置。
  8. 【請求項８】ゾンデヘッド（１）が少なくともその長さ
    の一部にわたって、長手方向に伸長するギャップ（18）
    を具えた中空シリンダ（17）によって構成されており、
    このシリンダの内周に測定ライン（２）と結合された伸
    び測定テープ（19）が少なくとも１個配置されているこ
    とを特徴とする請求項１から７のいずれか一項に記載の
    装置。
  9. 【請求項９】伸び測定テープ（19）がギャップ（18）に
    対向して配置されていることを特徴とする請求項８に記
    載の装置。
  10. 【請求項１０】ゾンデヘッド（１）が少なくともその長
    さの一部にわたって、長手方向に伸長するギャップ（1
    8）を具えた中空シリンダ（17）によって構成されてお
    り、前記ギャップの領域に測定ライン（２）と結合され
    た導電性プレート（21）が配置されていることを特徴と
    する請求項１から７のいずれか一項に記載の装置。
  11. 【請求項１１】ゾンデヘッド（１）が、例えばフォーム
    プラスチック、ゴム等である弾性材料（20）で被覆され
    ていることを特徴とする請求項１から10のいずれか一項
    に記載の装置。
  12. 【請求項１２】ゾンデヘッド（１）が、例えば炭素粉
    末、導電性液体もしくは溶液等である導電性材料を含む
    弾性領域（23）を有し、前記導電性材料（23）中に測定
    ライン（２）と結合された電極（24）が埋め込まれてい
    ることを特徴とする請求項１から11のいずれか一項に記
    載の装置。
  13. 【請求項１３】骨盤底筋組織の収縮性を監視する装置で
    あって、ゾンデヘッド（１）は少なくとも１個の測定ラ
    イン（２）を介して指示計器（３）と結合され得、ゾン
    デヘッド（１）がその周囲に少なくとも１個の圧力セン
    サ（19、21、24）か、または互いから分離された、流体
    に対して弾性的に変形可能な領域（６、７、14、15、1
    6）を有し、ゾンデヘッド（１）の、その自由端部とは
    反対側の端部に位置決めストッパ（25）が配置されてい
    ることを特徴とする装置。
  14. 【請求項１４】位置決めストッパ（25）が、特に可撓性
    であるプラスチックプレートによって構成されており、
    このプレートの外径はゾンデヘッド（１）の直径を該直
    径の少なくとも1/3だけ上回ることを特徴とする請求項1
    3に記載の装置。
  15. 【請求項１５】位置決めストッパ（25）にグリップ（2
    6）が設置されていることを特徴とする請求項13または1
    4に記載の装置。
  16. 【請求項１６】位置決めストッパ（25）がゾンデヘッド
    （１）に、該ヘッドの自由端部に対して所与の距離を置
    いて取り付けられ得ることを特徴とする請求項13から15
    のいずれか一項に記載の装置。
  17. 【請求項１７】骨盤底筋組織の収縮性を監視する装置で
    あって、ゾンデヘッド（１）は少なくとも１個の測定ラ
    イン（２）を介して指示計器（３）と結合され得、ゾン
    デヘッド（１）がその周囲に少なくとも１個の圧力セン
    サ（19、21、24）か、または互いから分離された、流体
    に対して弾性的に変形可能な領域（６、７、14、15、1
    6）を有し、それぞれ異なった圧力で流体から応力を付
    与され得る、半径方向において互いから分離されたチャ
    ンバ（14、15、16）が配置されていることを特徴とする
    装置。
  18. 【請求項１８】骨盤底筋組織の収縮性を監視する装置で
    あって、ゾンデヘッド（１）は少なくとも１個の測定ラ
    イン（２）を介して指示計器（３）と結合され得、ゾン
    デヘッド（１）がその周囲に少なくとも１個の圧力セン
    サ（19、21、24）か、または互いから分離された、流体
    に対して弾性的に変形可能な領域（６、７、14、15、1
    6）を有し、ゾンデヘッド（１）が少なくともその長さ
    の一部にわたって、長手方向に伸長するギャップ（18）
    を具えた中空シリンダ（17）によって構成されており、
    このシリンダの内周に測定ライン（２）と結合された伸
    び測定テープ（19）が少なくとも１個配置されているこ
    とを特徴とする装置。
  19. 【請求項１９】骨盤底筋組織の収縮性を監視する装置で
    あって、ゾンデヘッド（１）は少なくとも１個の測定ラ
    イン（２）を介して指示計器（３）と結合され得、ゾン
    デヘッド（１）がその周囲に少なくとも１個の圧力セン
    サ（19、21、24）か、または互いから分離された、流体
    に対して弾性的に変形可能な領域（６、７、14、15、1
    6）を有し、ゾンデヘッド（１）が少なくともその長さ
    の一部にわたって、長手方向に伸長するギャップ（18）
    を具えた中空シリンダ（17）によって構成されており、
    前記ギャップの領域に測定ライン（２）と結合された導
    電性プレート（21）が配置されていることを特徴とする
    装置。
  20. 【請求項２０】骨盤底筋組織の収縮性を監視する装置で
    あって、ゾンデヘッド（１）は少なくとも１個の測定ラ
    イン（２）を介して指示計器（３）と結合され得、ゾン
    デヘッド（１）がその周囲に少なくとも１個の圧力セン
    サ（19、21、24）か、または互いから分離された、流体
    に対して弾性的に変形可能な領域（６、７、14、15、1
    6）を有し、ゾンデヘッド（１）が、例えば炭素粉末、
    導電性液体もしくは溶液等である導電性材料を含む弾性
    領域（23）を有し、前記導電性材料（23）中に測定ライ
    ン（２）と結合された電極（24）が埋め込まれているこ
    とを特徴とする装置。
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