JP3496791B2 - 無機繊維質断熱材の炉壁構造体及びその補修方法 - Google Patents

無機繊維質断熱材の炉壁構造体及びその補修方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無機繊維質断熱
材の炉壁構造体及びその補修方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工業用加熱炉や石油化学プラント等の各
種熱処理装置は、断熱性の高い無機繊維耐火物で内張さ
れる。
【0003】内張の施工方法の1つに、炉の鉄皮内面に
スタッドボルトを溶接し、このスタッドボルトに無機繊
維質ブランケットを通して積層し、ワッシャとナットで
固定する方法がある。
【0004】他の方法として、無機繊維質ブランケット
を積層してブロックを作製し、このブロックを専用の支
持金具で鉄皮に固定する方法がある。
【0005】また、炉の鉄皮内面にアンカーを溶接し、
そこに不定形材を吹き付ける方法等もある。
【0006】これらの方法で内張された無機繊維質断熱
材は、炉を長期間使用すると、内面側から徐々に劣化し
ていく。また、短期間の使用でも、過酷な使用条件で炉
を運転した場合には、劣化が進み、剥離や脱落に至るこ
ともあった。
【0007】内張に損傷が生じた場合には、適宜部分的
な補修を行う必要がある。しかし、損傷が激しい場合に
は、内張材全体を剥がし、新しい内張材を取り付けるの
が常であった。
【0008】また、損傷が小さくても、劣化した内張材
は繊維が変質して脆くなっているため、その上に新しい
内張材を接着しても十分な接着強度が得られず安定性に
欠けることが多かった。このため、劣化部分が小さくと
も、当該損傷部は鉄皮のところまで全部剥がしてから、
新しい内張材を取り付ける場合が多かった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内張材
を鉄皮のところまで剥がして、全く新しい内張材を付け
換える作業には、多くの手数と時間が必要であった。ま
た、損傷の少ない内張材や全く損傷の無い内張材までも
全て除去することは、不経済でもあった。
【0010】一方、内張材の劣化した部分のみを取り除
く作業にも多くの手数と時間が必要となる。その際、長
期使用後の無機繊維は結晶化が進んで脆化し、粉になり
易いため、粉塵が発生して作業環境が劣悪となる不具合
があった。
【0011】本発明の目的は、このような従来技術の問
題点を解消し、作業性に優れ、作業時に粉塵の発生が少
なく、コスト的にも有利な無機繊維質材の炉壁構造体及
びその補修方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願第1発明は、無機繊
維質断熱材を内張に用いた炉壁構造体の補修方法におい
て、補修箇所にある既設の無機繊維質断熱材に防塵材を
吹き付け、その後で無機繊維質接着材を吹き付け、さら
に補修用の無機繊維質湿式吹付材を吹き付けることを特
徴とする炉壁構造体の補修方法を要旨としている。
【0013】本願第2発明は、炉壁の低温側に既設の無
機繊維質断熱材が配置されており、その既設の無機繊維
質断熱材の表面に、無機繊維質接着剤を介して無機繊維
質湿式吹付材が吹付施工されて新規の無機繊維質断熱材
が新設されており、無機繊維質接着剤のところに既設の
無機繊維質断熱材の劣化部分が残存していることを特徴
とする炉壁構造体を要旨としている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の無機繊維質断熱材の炉壁
構造体の補修方法は、部分的に損傷した炉壁構造体の補
修に最適な方法であり、補修箇所にある既設の無機繊維
質断熱材に防塵材を吹き付け、その後で無機繊維質接着
材を吹き付け、さらに補修用の無機繊維質湿式吹付材を
吹き付けることを特徴としている。
【0015】このため、無機繊維質断熱材を内張した炉
壁の補修に際して、粉塵の発生し易い炉内表面の劣化部
分を除去することなく、補修用の無機繊維質断熱材を劣
化部分の表面及び損傷部分に容易に施工することができ
る。それゆえ、作業環境を良好に保ち、既設の無機繊維
質断熱材を無駄にせず、補修時の手間と時間を大幅に低
減することが可能となる。
【0016】また、無機繊維質接着剤を用いるため、既
設の断熱材と新設の断熱材との接合強度を向上でき、炉
壁構造体の全体としての強度を向上できる。
【0017】無機繊維としては、例えばアルミナ繊維、
シリカ繊維、アルミナシリカ繊維、アルミナジルコニア
シリカ繊維等を適宜用いることができる。
【0018】本発明の補修方法では、先ず、既設の無機
繊維質断熱材の表面に防塵材を吹き付ける。防塵材の吹
き付けは、補修箇所やその周辺の既設断熱材に対して適
宜行う。
【0019】防塵材を用いる第1の目的は粉塵の発生を
防止することであるが、防塵材として、乾燥後の強度を
向上する作用や、無機繊維質接着剤と既設の無機繊維質
断熱材の接着強度を向上する作用があるものを使用する
ことも好ましい。防塵材としては、粉塵を防止するのみ
であれば例えば水、油類、界面活性剤等を、強度も向上
するには、例えばシリカゾルやアルミナゾル等の無機系
結合材の水溶液を用いることができる。
【0020】防塵材の使用量は、好ましくは0.2〜
3.0l/m2 とする。0.2l/m2 未満では、粉塵
の発生を防止する効果が十分でない。3.0l/m2
超えても、それ以上の効果は期待できない。
【0021】防塵材を吹き付けた後で、例えば凸状のジ
グ等を押し当てることによって、既設の無機繊維質断熱
材の表面に窪み(凹所)を設けることが好ましい。
【0022】この窪みは、300×300mm当たり1
〜4箇所程度設けると良い。窪みの形状に制限はない
が、逆円錐状や円筒状が好適である。窪みの深さは30
〜60mm程度、径は10〜30mm程度が好ましい。
【0023】既設の無機繊維質断熱材に設ける窪みは、
既設と新設の無機繊維質断熱材の接触面積を大きくし、
また、劣化の少ない既設の無機繊維質断熱材に新設の断
熱材を接着させることによって接着力を高める作用を喚
起する。
【0024】ただし、窪みを付ける工程、すなわち凸状
ジグによるスタンプ工程は、補修領域が比較的狭い場合
には省略しても良い。
【0025】その後で、無機繊維質接着剤を補修箇所に
吹き付ける。無機繊維質接着剤は、防塵材が完全に乾燥
しないうちに吹き付けるのが好ましい。
【0026】無機繊維質接着剤としては、粉末状の無機
繊維、無機結合材、有機増粘材及び無機増粘材からなる
接着力の大きいペースト状の不定形材を用いることがで
きるが、無機繊維質製品同士を接着するものであれば他
の不定形材でも良い。
【0027】無機結合材としては、例えばアルミナゾル
やシリカゾルが使用できる。有機増粘材としては、例え
ばポリエチレンオキサイドやポリアクリルアマイドに代
表される有機高分子凝集剤、ヒドロキシエチルセルロー
スに代表されるセルロース類等が使用できる。無機増粘
材としては、例えばベントナイト、ソジウムモンモリロ
ナイト等の潤滑性粘土が使用できる。
【0028】無機繊維質接着剤は、好ましくは0.1〜
3.0l/m2 の割合でスプレーする。吹き付け量が
0.1l/m2 未満の場合には、接着剤として十分な接
着力が得られない。また、3.0l/m2 を超える接着
剤を吹き付けても、接着力の増大が期待できないばかり
か、反って接着力が低下する恐れがある。
【0029】無機繊維質接着剤を吹き付けた後で、当該
部分に無機繊維質湿式吹き付け材を吹き付ける。
【0030】無機繊維質湿式吹付材は、吹付施工され、
損傷部分を補い炉壁の断熱性能を向上させるための耐熱
性を有する断熱材である。このような吹付材を、圧縮空
気によって補修箇所に所定の厚さで吹き付ける。
【0031】無機繊維質湿式吹付材は、例えば無機繊
維、耐火粉末、有機増粘材、無機結合材及び水から構成
される。
【0032】耐火粉末としては、例えばアルミナ、ムラ
イト、シリカ等が使用できる。有機増粘材と無機結合材
は、無機繊維質接着材と同種の有機増粘材及び無機結合
材を用いることができる。
【0033】また、本発明の無機繊維質断熱材の炉壁構
造体は、炉壁の低温側に無機繊維質断熱材を配置し、無
機繊維質断熱材の表面に、無機繊維質接着剤を介して無
機繊維質湿式吹付材を吹付施工した構成になっている。
【0034】無機繊維質断熱材の表面には、窪みを設け
ておくことが好ましい。この窪みの設け方は、先の炉壁
構造の補修方法に関して述べたとおりである。
【0035】
【実施例】図1は、本発明による炉壁構造体の一実施例
を模式的に示す断面図である。
【0036】炉壁ケーシング5に無機繊維ブロック1が
内張されている。内張材の無機繊維ブロック1には、所
定間隔で複数の円錐状窪み4が設けられている。無機繊
維ブロックの表面は、無機繊維質接着剤2の薄い膜で覆
われている。その炉内面側に、無機繊維質湿式吹付材3
が施工されている。
【0037】無機繊維質接着剤2の薄膜及び無機繊維質
湿式吹付材3は、いずれも吹付施工によって形成され
る。
【0038】また、複数の窪み4は凸状のジグで設ける
と便利である。その形状、深さ、配置密度等は、図示さ
れたもの以外にも様々なバリエーションが可能である。
【0039】本発明の炉壁構造体の補修方法によって、
炉壁ケーシングに無機繊維ブロックを内張して、130
0℃で約2年間稼働させた加熱炉を補修した。
【0040】面積900×900mmの天井部分に関し
て、実施例1〜3及び比較例1〜3の各方法(表1参
照)で補修を行い、施工時の粉塵量を調べ、さらに、1
300℃で3カ月加熱した後の状態を観察した。
【0041】無機繊維質接着剤は、粉末状(繊維長さ1
0〜100μm程度)アルミナシリカ繊維とシリカゾル
水溶液とメチルセルロース水溶液とソジウムモンモリロ
ナイトを混練して、粘度を1〜10ポイズに調整したも
のを使用した。
【0042】無機繊維質湿式吹付材は、短繊維状(繊維
長さ1〜20mm程度)アルミナシリカ繊維とアルミナ
粉末とヒドロキシエチルセルロースとシリカゾル水溶液
を混練したものを使用した。
【0043】補修方法の詳細と3カ月使用後の観察結果
を表1に示す。表1からも明らかなように、実施例1〜
3は本発明の構成要件を満たす補修方法である。
【0044】
【表1】
【0045】
【発明の効果】本発明の無機繊維質断熱材の炉壁構造体
及びその補修方法によれば、強度の劣化した既設の無機
繊維質断熱材を大幅に除去することなく、その表面に新
規の無機繊維質断熱材を新設できる。このため、施工が
容易となり、工期も短縮でき、さらに、粉塵の発生を低
減できるので作業環境を改善する効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による炉壁構造体の一実施例を模式的に
示す断面図。
【符号の説明】 1 無機繊維ブロック 2 無機繊維質接着材 3 無機繊維質湿式吹付材 4 窪み 5 炉壁ケーシング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−137187(JP,A) 特開 平6−11270(JP,A) 実開 昭61−10494(JP,U) 実開 昭62−152197(JP,U) 実開 昭61−38498(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F27D 1/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機繊維質断熱材を内張に用いた炉壁構
    造体の補修方法において、補修箇所にある既設の無機繊
    維質断熱材に防塵材を吹き付け、その後で無機繊維質接
    着材を吹き付け、さらに補修用の無機繊維質湿式吹付材
    を吹き付けることを特徴とする炉壁構造体の補修方法。
  2. 【請求項2】 炉壁の低温側に既設の無機繊維質断熱材
    配置されており、その既設の無機繊維質断熱材の表面
    に、無機繊維質接着剤を介して無機繊維質湿式吹付材
    吹付施工されて新規の無機繊維質断熱材が新設されてお
    り、無機繊維質接着剤のところに既設の無機繊維質断熱
    材の劣化部分が残存していることを特徴とする炉壁構造
    体。
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