JP3496732B2 - 光ケーブルの接続部 - Google Patents

光ケーブルの接続部

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徹 松村
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は光ケーブルの接続部、特
に電力、光複合海底ケーブルにおける光ケーブルの工場
加工接続部に関するものである。 【0002】 【従来の技術】電力、光複合海底ケーブルの場合、光ケ
ーブルの接続部に高張力が必要なため、光ケーブルの抗
張力体同士を金属筒内で溶接又は銀ロー付けして接続し
ており、光ファイバは上記金属筒の周囲に巻付けてい
る。図3はこのような光ケーブル接続部の一例の説明図
である。図面において、1は接続すべき光ケーブルで、
中心の鋼線等の抗張力体3上に樹脂被覆層4を施し、そ
の上に複数本の光ファイバ2を所定のピッチで巻付け、
さらにその上に金属、プラスチック等の外部被覆層を施
して構成されている。そして、上記抗張力体3同士は溶
接又は銀ロー付け等により接続8され、上記接続部8を
内包して半割れの金属筒10を、その端部を前記樹脂被覆
層4上に位置せしめて設けてある。 【0003】上記金属筒10の周囲には光ファイバ2が巻
付けられて接続余長5を形成し、光ファイバ2の融着接
続部等の接続部6は補強治具等により補強を施して、前
記金属筒10上に締付けバンド18等により固定されてい
る。このような接続部を内包して、その外側には金属、
プラスチック等の保護筒(図示せず)が、接続すべき光
ケーブル1の外部被覆層上に跨って施される。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光ケー
ブルの接続において、抗張力体同士を溶接する方法は、
引張力を得ることは容易であるが、抗張力体とその接続
部の長さ方向の位置関係が固定できない。又光ファイバ
の接続余長を円筒上に巻付ける方法は、仕上り外径が大
きくなって工場加工接続部に不向きであるとともに、テ
ープ状光ファイバ心線には捩りが加わるため適用できな
いという問題がある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解消し、金属筒内において光ケーブルの抗張力体端部を
引留固定するとともに、金属筒内に光ファイバの接続余
長及び接続部を収納することにより、接続部仕上り外径
の縮小をはかり、併せてテープ状光ファイバ心線にも容
易に適用し得る光ケーブルの接続部を提供するもので、
その特徴は、接続すべき光ケーブルの抗張力体の端部に
取付けた金属スリーブを、金属筒内の両端近くに設けた
嵌合溝にそれぞれ嵌合して抗張力体を引留めるととも
に、上記金属筒内に光ファイバの接続余長及び接続部を
収納したことにある。 【0006】 【作用】上述した本発明の光ケーブルの接続部において
は、光ケーブルの抗張力体の端部に取付けた金属スリー
ブを、金属筒内に設けた嵌合溝に嵌合して抗張力体を引
留めることにより、抗張力体の端部の位置決めができ
る。又光ファイバの接続余長及び接続部を金属筒内に収
納するので、接続部仕上り外径の縮小が可能であり、テ
ープ状光ファイバ心線でも容易に適用できる。 【0007】 【実施例】図1は本発明の光ケーブル接続部の具体例の
一部欠截縦断面図、図2は本発明において用いる金属筒
の縦断面図である。本発明において用いる金属筒10は半
割れの金属筒により形成されており、組合せたときその
両端は紡錘状をなしている。図2に示すように、両端に
光ケーブル1(図1参照)の外部被覆層端部を係合する
溝15を有し、端部近くには抗張力体引留部11を有し、中
間の中空部は光ファイバの余長及び接続部収納部12を形
成している。そして上記抗張力体引留部11は光ケーブル
1の樹脂被覆層4の端部の係合溝14及び光ケーブル1の
抗張力体3の端部に取付けた金属スリーブ7の嵌合溝13
が形成されている。 【0008】光ケーブル1の端末部を段剥ぎして露出し
た抗張力体3の端部に、圧着等により金属スリーブ7を
取付ける。この金属スリーブ7は光ケーブル1の回転防
止のため断面形状を角形とするのが望ましい。そして光
ケーブル1の外部被覆層端部を金属筒10の両端の係合溝
15に係合し、樹脂被覆層4端部を係合溝14に係合すると
ともに、前記抗張力体3の端部に取付けた金属スリーブ
7を嵌合溝13に嵌合して抗張力体3の端部を引留める。
この際、光ケーブル1と金属筒10との境界部には補強を
施して、光ケーブル1に極端な曲りが加わらないように
しておくのが好ましい。 【0009】光ケーブル1の光ファイバ2は、その接続
余長5をループ状にして両側の抗張力体引留部11の間に
形成された余長、接続部収納部12に光ファイバ接続部6
とともに収納し、半割れのもう一方の金属筒を組合せて
接続部を形成する。上記金属筒10の上には、両端に補強
部16を形成した後、絞り加工等により鉛管17を設けて保
護する。 【0010】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ケーブ
ルの接続部によれば、光ケーブルの抗張力体の端部に金
属スリーブを取付け、これを金属筒内に設けた嵌合溝に
嵌合して引留めることにより、抗張力体端部の位置決め
ができる。又光ファイバの接続全長及び接続部を金属筒
内に収納することにより、接続部全体の仕上り外径の縮
小化をはかることができ、さらにテープ状光ファイバ心
線にも容易に適用することができる。従って、本発明を
光ケーブルの工場加工接続部等に利用するとき、その効
果は大きいものがある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の光ケーブル接続部の具体例の一部欠截
縦断面図である。 【図2】本発明において用いる金属筒の縦断面図であ
る。 【図3】従来の光ケーブル接続部の一例の説明図であ
る。 【符号の説明】 1 光ケーブル 2 光ファイバ 3 抗張力体 4 樹脂被覆層 5 光ファイバ接続余長 6 光ファイバ接続部 7 金属スリーブ 10 金属筒 11 抗張力体引留部 12 余長、接続部収納部 13 金属スリーブ嵌合溝 14 樹脂被覆層端部係合溝 15 外部被覆層端部係合溝 16 補強体 17 鉛管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細江 勝広 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友 電気工業株式会社大阪製作所内 (56)参考文献 特開 平5−264842(JP,A) 特開 昭57−124703(JP,A) 特開 昭59−50413(JP,A) 特開 昭62−209403(JP,A) 実開 平5−61704(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/24

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 接続すべき光ケーブルの抗張力体の端部
    に取り付けられた断面形状が角形の金属スリーブと、金属スリーブとともに、光ケーブル端部を収納する半割
    れを組合せた金属筒とを具え、 半割れの金属筒は、その内面側に、 筒両端の端部近くに設けられ、金属スリーブが嵌合され
    る嵌合溝が形成される抗張力体引留部と、 抗張力体引留部の間に形成される光ファイバの接続余長
    及び接続部を収納する余長及び接続部収納部とを有し、 前記嵌合溝に、金属スリーブが嵌合されて抗張力体を引
    留めることで、抗張力体端部の長さ方向の位置決めを行
    うことを特徴とする光ケーブルの接続部。
JP31575694A 1994-11-25 1994-11-25 光ケーブルの接続部 Expired - Fee Related JP3496732B2 (ja)

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