JP3496387B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JP3496387B2 JP02858496A JP2858496A JP3496387B2 JP 3496387 B2 JP3496387 B2 JP 3496387B2 JP 02858496 A JP02858496 A JP 02858496A JP 2858496 A JP2858496 A JP 2858496A JP 3496387 B2 JP3496387 B2 JP 3496387B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪化粧料に関す
る。より詳しくは、毛髪に適用した際に優れたセット性
を示し、しかも洗髪性にも優れた毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】毛髪をセットする目的で用いられるヘア
スプレーには、従来より皮膜形成性ポリマーを非水系の
エタノールベースに含有させたヘアスプレーが主流であ
るが、近年では水ベースあるいは含水のヘアスプレーが
注目されつつある。
【0003】このような水ベース又は含水の毛髪セット
剤には、毛髪のセット成分としてポリビニルピロリド
ン、酸性ビニルエーテル系ポリマー、酸性アクリル系ポ
リマー、両性アクリル系ポリマーあるいは塩基性アクリ
ル系ポリマーなどが皮膜形成性ポリマーとして配合され
ている。
【0004】しかし、これらの皮膜形成性ポリマーは、
水を含有する系に配合された場合には必要以上に系の粘
度を高めてしまうという問題がある。このため、このよ
うな皮膜形成性ポリマーを含有する含水系の毛髪セット
剤をポンプスプレー容器やエアゾール容器から噴霧させ
た場合には、容器から噴霧される毛髪セット剤粒子の大
きさが比較的大きくなって乾きが遅くなり、また、容器
の噴霧ノズルが目詰まりし、あるいはスプレーパターン
が小さくなり、スプレー特性に問題がある。このよう
に、上述したような皮膜形成性ポリマーを使用した場合
には、非水系の毛髪用エアゾール化粧料と同様の性能を
実現することは困難であった。
【0005】この問題に対し、上述したような皮膜形成
性ポリマーに代えて0.1〜1μm径の水分散性アクリ
ル系ポリマーを使用することが提案されている(特開平
6−207073号公報)。このような水分散性アクリ
ル系ポリマーは良好なセット力を有し、しかも水を含有
する系に比較的高濃度で含有させても著しい粘度の増大
を起こさない。このため、この水分散性アクリル系ポリ
マーを含有する毛髪化粧料を噴射剤とともにポンプスプ
レー容器やエアゾール容器から噴霧した場合には、粒子
の大きさが小さくなって乾燥性が向上し、また噴霧ノズ
ルが目詰まりしにくいものとなり、スプレーパターンも
過度に小さくならないようにすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−207073号公報に記載されているような水分散
性アクリル系ポリマーの乾燥皮膜は水溶性が不十分であ
り、そのため洗髪した場合に洗い落としにくく、洗髪性
が不十分であった。
【0007】本発明は、以上の従来の技術の問題を解決
しようとするものであり、皮膜形成性ポリマーとして毛
髪セット性に優れた水分散性アクリル系ポリマーを含有
する毛髪化粧料で毛髪を処理した際に、水分散性アクリ
ル系ポリマーを含有する乾燥皮膜の洗髪性を向上させる
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、水分散性ア
クリル系ポリマーと、水溶性であるポリエチレングリコ
ール又はポリオキシエチレンセグメントを有する水溶性
ノニオン活性剤と併用することにより上述の目的を達成
できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0009】 即ち、本発明は、以下の成分(A)、
(B)及び(C) (A)(a)アルキルアクリレート(ここで、該アルキ
ルの炭素数は1〜5である)35〜74重量%と、
(b)アルキルメタクリレート(ここで、該アルキルの
炭素数は1〜5である)25〜65重量%と、(c)炭
素数3〜5のアクリレート酸又はその塩1〜15重量%
とを共重合させることにより得られ、粒径が0.01〜
10μmの水分散性アクリル系ポリマー; (B)ポリアルキレングリコール; (C)水を含有することを特徴とする毛髪化粧料を提供
する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0011】本発明の毛髪化粧料は、成分(A)として
皮膜形成性の水分散性アクリル系ポリマーを含有する。
この水分散性アクリル系ポリマーは、(a)アルキルア
クリレートと、(b)アルキルメタクリレートと、
(c)アクリレート酸又はその塩とを共重合させること
により得られるポリマーであり、良好な毛髪セット性を
有する。
【0012】ここで、成分(a)のアルキルアクリレー
トのアルキル基の炭素数は1〜5である。このようなア
ルキルアクリレートの具体例としては、メチルアクリレ
ート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、ブ
チルアクリレートなどを挙げることができる。中でもエ
チルアクリレートが好ましい。
【0013】また、アルキルアクリレートの成分(A)
中の含有量は、35〜74重量%、好ましくは40〜7
0重量%、より好ましくは50〜60重量%である。
【0014】成分(b)のアルキルメタクリレートのア
ルキル基の炭素数は1〜5である。このようなアルキル
メタクリレートの具体例としては、メチルメタクリレー
ト、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、
ブチルメタクリレートなどを挙げることができる。中で
もメチルメタクリレートが好ましい。
【0015】また、アルキルメタクリレートの成分
(A)中の含有量は、25〜65重量%、好ましくは3
0〜50重量%、より好ましくは30〜40重量%であ
る。
【0016】成分(c)のアクリレート酸はαβ不飽和
カルボン酸を意味する。このようなアクリレート酸とし
ては、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコ
ン酸などを挙げることができる。中でもアクリル酸又は
メタクリル酸が好ましく、両者を併用することが特に好
ましい。また、成分(c)のアクリレート酸として、そ
の塩を使用することもできる。この場合の塩の対イオン
としては、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属イ
オン、カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ土類金
属イオン、アミノメチルプロパノールなどの有機アミン
等を挙げることができる。
【0017】また、アクリレート酸の成分(A)中の含
有量は、1〜15重量%、好ましくは5〜15重量%、
より好ましくは8〜12重量%である。特に、成分
(c)としてアクリル酸とメタクリル酸とを併用した場
合には、合計が15重量%を超えないという条件下でそ
れぞれが2〜10重量%とすることが好ましい。
【0018】なお、以上の成分(a)、(b)及び
(c)の含有比率を変化させることにより、成分(A)
の水分散性アクリル系ポリマーのガラス転移点(Tg)
をコントロールすることができる。この場合、Tgが低
すぎるとセット力が十分でなく、高過ぎると皮膜が硬く
なり、毛髪に毛髪化粧料を適用した場合にごわつくの
で、好ましくはTgが0〜100℃となるように各成分
比率を調整することが好ましい。ここで、Tgは示差走
査熱量測定法(DSC法)などにより測定することがで
きる。
【0019】本発明の毛髪化粧料において、好ましい成
分(A)の水分散性アクリル系ポリマーとしては、
(a)エチルアクリレート50〜60重量%と、(b)
メチルメタクリレート30〜40重量%と、(c)アク
リル酸2〜10重量%及びメタクリル酸2〜10重量%
(但し、アクリル酸及びメタクリル酸の合計は15重量
%以下である。)とを共重合させることにより得られた
ものを挙げることができる。
【0020】このような成分(a)、(b)及び(c)
を共重合ユニットとしてなる成分(A)の水分散性アク
リル性ポリマーの粒径は、0.01〜10μm、好まし
くは0.05〜5μm、より好ましくは0.1〜1μm
である。その粒径が0.01μmを下回るとその製造が
困難となり、10μmを超えると分散安定性が低下する
ので好ましくない。
【0021】なお、粒径のコントロールは、後述するよ
うに乳化共重合により成分(A)の水分散性アクリル性
ポリマーを調製する場合には、重合時に使用する界面活
性剤の種類や量、その他の乳化条件を適宜調整すること
により好ましく行うことができる。
【0022】成分(A)の水分散性アクリル系ポリマー
は、公知の乳化重合法に従って、成分(a)、(b)及
び(c)を連鎖移動剤と重合開始剤との存在下、水媒体
中において通常約35〜90℃の温度で共重合させるこ
とにより好ましく調製することができ、通常、水性分散
液として得られる。このような乳化共重合の手順や条件
は当業者によく知られているところである(例えば、特
開平6−207073号公報、段落[0014]〜[0
018]参照)。
【0023】 本発明の毛髪化粧料は、成分(B)とし
てポリアルキレングリコール(好ましくはC2〜C3の
ポリアルキレングリコール)を含有する。このポリアル
キレングリコールは、成分(A)の水分散性アクリル系
ポリマーと共に水を含有する毛髪化粧料に併用した場合
には、成分(A)の水分散性アクリル系ポリマーの乾燥
皮膜中に取り込まれて、乾燥皮膜の洗髪性を向上させる
ことができる。しかも、分子量や化学構造を適切に選択
することにより成分(B)が皮膜の可塑剤的役割を果た
し、それにより成分(A)の水分散性アクリル系ポリマ
ーの毛髪セット力を補完することができる。
【0024】ここで、ポリアルキレングリコールとして
は、その数平均分子量が小さ過ぎるとべたつきが大きく
なり、大き過ぎると水溶性付与効果が小さくなるので、
好ましくは100〜10000、より好ましくは150
〜1000のものを使用する。このようなポリアルキレ
ングリコールの好ましい具体例としては、ポリエチレン
グリコールを挙げることができる。
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】 お、成分(A)の水分散性アクリル系
ポリマーと成分(B)のポリエチレングリコールとの重
量比率は、成分(A)が成分(B)より少ないと、成分
(B)によるべたつきの発生が懸念され、また、多すぎ
ると乾燥皮膜の洗髪性が大きく低下するので、1:1〜
20:1、好ましくは4:1〜10:1である。
【0029】本発明の毛髪化粧料は成分(C)として水
を含有する。水としては、イオン交換水を好ましく使用
することができる。
【0030】なお、本発明の毛髪化粧料は、そのpHを
必要に応じて公知のpH調整剤を用いて4〜8に調整す
ることが好ましい。pHが4を下回る場合には皮膚に対
する刺激性が増大し、また容器の安定性に問題を生じる
ことが懸念される。また、pHが8を超える場合には、
ポリマーの分散性が低下するので好ましくない。
【0031】本発明の毛髪化粧料は、以上の成分
(A)、(B)及び(C)に加え、使用感を向上させる
ために、感触向上剤を配合することが好ましい。このよ
うな感触向上剤としては、グリセライドなどのポリオー
ル類、ジメチルポリシロキサン又はその乳化物、ポリエ
ーテル変性シリコーン、アルキル又はアルコキシ変性シ
リコーンなどのシリコーン類、C8〜C24の直鎖又は
分岐脂肪酸のC1〜C24の直鎖又は分岐アルキルエス
テル等のエステル類、スクワラン、イソパラフィン等の
炭化水素等を挙げることができる。また、特開平2−2
76824号公報又は特開平7−133352号公報に
記載のオルガノポリシロキサンも感触向上剤として好ま
しく使用することができる。
【0032】更に、本発明の毛髪化粧料には、本発明の
効果を損なわない範囲で、通常の毛髪化粧料に配合され
る各種添加剤、例えば紫外線吸収剤、保湿剤、界面活性
剤、光沢付与剤、色素、香料などを適宜配合することが
できる。特に、毛髪化粧料の乾燥速度やスプレーパター
ンを調整する目的で、C2〜4の低級アルコールを、毛
髪化粧料の80重量%まで、好ましくは50重量%まで
配合することができる。
【0033】本発明の毛髪化粧料は、例えば、水性分散
液となっている成分(A)水分散性アクリル系ポリマ
ー、成分(B)ポリエチレングリコール又はPOE含有
水溶性ノニオン活性剤及び成分(C)水を常法により均
一に混合することにより製造することができる。
【0034】本発明の毛髪化粧料は、種々の剤型で使用
することができる。例えば、スプレー、ミスト、エアゾ
ール、ゲル、ローション、トニック、ブロー剤、クリー
ム、後発泡性ゲルなどの剤型とすることができる。特
に、操作性の点から、本発明の毛髪化粧料をエアゾール
化粧料として使用することが好ましい。この場合には、
毛髪化粧料を公知のポンプスプレー容器やエアゾール容
器に充填することとなるが、エアゾール容器に充填する
場合には、毛髪化粧料とともに、C1〜5アルカン類、
ジメチルエーテルなどの液化ガス、空気、窒素、二酸化
炭素などの圧縮ガスを噴射剤として封入することが好ま
しい。このようにして得られる毛髪用エアゾール化粧料
は、スプレー特性(スプレーパターン、噴霧粒子径、噴
射の勢い等)に優れたものとなる。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。なお、実施例4は成分(B)としてポリアルキレン
グリコールを使用した例であるが、実施例1〜3、5、
7は成分(B)としてポリオキシエチレンセグメントを
有する水溶性ノニオン界面活性剤を使用した参考例であ
る。
【0036】実施例1〜4及び比較例1 表1に示す配合の毛髪化粧料を常法に従って調製した。
なお、毛髪化粧料のpHは水酸化ナトリウム水溶液を用
いて調製した。
【0037】
【表1】 (重量%) 成分 実施例 比較例 1 2 3 4 1 成分(A) 水分散性アクリル系ホ゜リマー*1 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 成分(B) ホ゜リオキシエチレン(EO13)セチルエーテル*2 1.25 − − − − ホ゜リオキシエチレン(EO20)ソルヒ゛タンモノラウレート*3 − 0.50 − − − ホ゜リオキシエチレン変性シリコーン*4 − − 1.25 − − ホ゜リエチレンク゛リコール*5 − − − 0.50 − エタノール(99.5%) − − − 30.0 −成分(C)イオン交換水 ハ゛ランス ハ゛ランス ハ゛ランス ハ゛ランス ハ゛ランス 毛髪化粧料のpH値 7 7 7 7 7
【0038】表注 *1: アマホールドDR25(25%水溶液),アマコー
ル社製 *2: エマルゲン220,花王社製 *3: レオドールスーパーTW−L120,花王社製 *4: SH3746,東レ・ダウコーニング社製 *5: PEG300,三洋化成工業社製
【0039】(評価)得られた毛髪化粧料をポンプスプ
レー容器に充填し、毛髪用エアゾール化粧料とした。こ
の化粧料について、以下に示すように「洗髪性試験」及
び毛髪の「セット性試験」を行った。
【0040】(1)洗髪性試験 各化粧料を、ガラス板に噴霧し乾燥させ、形成された乾
燥皮膜上に水を垂らし、その10秒後の皮膜の状態を目
視にて以下の評価基準に従って評価した。得られた結果
を表2に示す。
【0041】洗髪性評価基準 ランク 状態 ◎: 軽く指で擦るだけで皮膜が取れる場合 ○: 軽く指で数回擦るだけで皮膜が取れる場合 △: 強く指で擦らなければ皮膜が取れない場合 ×: 強く指で数回擦っても皮膜が取れない場合
【0042】(2)セット性試験 長さ15cm、重さ2gの毛束を水で濡らし、直径4c
mのガラスロッドに巻き付け、50℃で3時間乾燥させ
た後、15cm離れた距離からエアゾール化粧料を噴霧
した。毛髪が乾燥した後に、ガラスロッドから外し、そ
の毛束を20℃で98%RHの雰囲気中で30分間振動
させた。そのときの毛束のカールの崩れの程度を観察
し、次の数式に従ってセット保持率を求め、得られた数
値を以下の評価基準に従って評価した。その結果を表2
に示す。
【0043】
【数1】セット保持率={(L0−L30)/(L0
i)}×100 (式中、L0=試験前の毛束の長さ Li=ガラスロッドから外した直後の毛束の長さ L30=30分間振動させた直後の毛束の長さ)
【0044】セット性評価基準 ランク セット保持率範囲 ◎: 80%≦セット保持率≦100% ○: 60%≦セット保持率<80% △: 40%≦セット保持率<60% ×: 20%≦セット保持率<40%
【0045】
【表2】 実施例 比較例 評価項目 1 2 3 4 1 洗髪性 ◎ ○ ◎ ○ ×セット性 ○ ○ ○ ○ ○
【0046】表2から、本発明の毛髪化粧料は、洗髪性
及びセット保持力について優れた結果を示した。
【0047】それに対し、比較例1の毛髪化粧料は、成
分(B)のポリエチレングリコール又はPOE含有水溶
性ノニオン活性剤を含有していないために、水分散性ア
クリル系ポリマーの乾燥皮膜が非常に洗い落としにくい
ものとなり、洗髪性が不十分な結果となった。
【0048】実施例5 表3に示す配合の毛髪化粧料をエアゾール容器に充填す
ることにより毛髪用エアゾール化粧料を製造した。な
お、毛髪化粧料のpHは水酸化ナトリウム水溶液を用い
てpH7に調整した。
【0049】
【表3】成分 重量% 水分散性アクリル系ポリマー*1 20.00 ポリエーテル変性シリコーン*6 0.5 グリセリン 0.3 香料 0.15 水 ハ゛ランスジメチルエーテル 35.00
【0050】表中 *1: 表1に同じ *6: SH3773C,東レ・ダウコーニング社製
【0051】得られた毛髪用エアゾール化粧料は、実施
例1〜4の毛髪化粧料と同様に洗髪性及びセット性につ
いて優れた結果を示した。また、処理された毛束はごわ
つきが少なかった。
【0052】実施例6 表4に示す配合の毛髪化粧料をエアゾール容器に充填す
ることにより毛髪用エアゾール化粧料を製造した。な
お、毛髪化粧料のpHは水酸化ナトリウム水溶液を用い
てpH7に調整した。
【0053】
【表4】成分 重量% 水分散性アクリル系ポリマー*1 20.00 ポリエチレングリコール*7 1.25 イソステアリン酸イソプロピル 0.1 香料 0.15 水 ハ゛ランス エタノール(99.5%) 30.00ジメチルエーテル 40.00
【0054】表注 *1: 表1に同じ *7: ポリエチレングリコール800,三洋化成工業
社製
【0055】得られた毛髪用エアゾール化粧料は、実施
例1〜4の毛髪化粧料と同様に洗髪性及びセット性につ
いて優れた結果を示した。また、処理された毛束はごわ
つきが少なかった。
【0056】実施例7 表5に示す配合の毛髪化粧料をエアゾール容器に充填す
ることにより毛髪用エアゾール化粧料を製造した。な
お、毛髪化粧料のpHは水酸化ナトリウム水溶液を用い
てpH7に調整した。
【0057】
【表5】成分 重量% 水分散性アクリル系ポリマー*1 20.00ホ゜リヒ゛ニルヒ゜ロリト゛ン -酢酸ヒ゛ニルコホ゜リマー*8 0.30ホ゜リオキシエチレン (EO9)ラウリルエーテル*9 0.30 オルガノポリシロキサン*10 0.20 香料 0.15 水 ハ゛ランス エタノール(99.5%) 30.00ジメチルエーテル 40.00
【0058】表注 *1: 表1に同じ *8: PVA/VA 73E(50%エタノ−ル溶
液),BASF社製 *9: エマルゲン109P,花王社製 *10: 特開平7−133352号公報の合成例3のポ
リマー
【0059】得られた毛髪用エアゾール化粧料は、実施
例1〜4の毛髪化粧料と同様に洗髪性及びセット性につ
いて優れた結果を示した。また、処理された毛束はごわ
つきが少なかった。
【0060】
【発明の効果】本発明の毛髪化粧料は良好なセット性を
有し、しかも洗髪により洗い落としやすい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−207073(JP,A) 特開 平5−255050(JP,A) 特開 平6−100418(JP,A) 特開 平8−92046(JP,A) 特開 平3−206023(JP,A) 特開 昭52−51035(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の成分(A)、(B)及び(C) (A)(a)アルキルアクリレート(ここで、該アルキ
    ルの炭素数は1〜5である)35〜74重量%と、
    (b)アルキルメタクリレート(ここで、該アルキルの
    炭素数は1〜5である)25〜65重量%と、(c)炭
    素数3〜5のアクリレート酸又はその塩1〜15重量%
    とを共重合させることにより得られ、粒径が0.01〜
    10μmの水分散性アクリル系ポリマー; (B)ポリアルキレングリコール; (C)水を含有することを特徴とする毛髪化粧料。
  2. 【請求項2】 成分(A)と成分(B)との比率が1:
    1〜20:1である請求項1記載の毛髪化粧料。
  3. 【請求項3】 成分(A)の水分散性アクリル系ポリマ
    ーが、(a)エチルアクリレート50〜60重量%と、
    (b)メチルメタクリレート30〜40重量%と、
    (c)アクリル酸2〜10重量%及びメタクリル酸2〜
    10重量%(但し、アクリル酸及びメタクリル酸の合計
    は15重量%以下である。)とを共重合させることによ
    り得られたものである請求項1又は2に記載の毛髪化粧
    料。
  4. 【請求項4】 成分(B)がポリエチレングリコールで
    ある請求項1又は2記載の毛髪化粧料。
  5. 【請求項5】 pHが4〜8である請求項1〜のいず
    れかに記載の毛髪化粧料。
  6. 【請求項6】 感触向上剤を含有する請求項1〜のい
    ずれかに記載の毛髪化粧料。
  7. 【請求項7】 請求項1〜のいずれかに記載の毛髪化
    粧料が、噴射剤とともにエアゾール容器に充填された毛
    髪用エアゾール化粧料。
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