JP3495669B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP3495669B2
JP3495669B2 JP2000010554A JP2000010554A JP3495669B2 JP 3495669 B2 JP3495669 B2 JP 3495669B2 JP 2000010554 A JP2000010554 A JP 2000010554A JP 2000010554 A JP2000010554 A JP 2000010554A JP 3495669 B2 JP3495669 B2 JP 3495669B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディスク装置に関
し、特にたとえば、半導体レーザから出力されたレーザ
光を照射して光ディスクに形成されたランドエリアおよ
びグルーブエリアに所望の情報信号を記録する、ディス
ク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のディスク装置では、光磁
気ディスクに形成されたランドエリアおよびグルーブエ
リアの各々に対する最適記録レーザパワーが予め設定さ
れ、信号は、設定された最適記録レーザパワーによって
ランドエリアおよびグルーブエリアに記録されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最適記録レー
ザパワーの値は、どの光磁気ディスクにおいてもまった
く同じではなく、個体差がある。また、同一の光磁気デ
ィスクであっても、温度や湿度などの外的要因が変化す
ると最適記録レーザパワーが異なってしまう。このた
め、従来技術では、最適な条件で信号を記録することが
できなかった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、光
磁気ディスクの個体差やディスク装置の外的要因の変化
にかかわらず、最適な条件で信号を記録することができ
る、ディスク装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、半導体レー
ザから出力されたレーザ光を光ディスクに照射して前記
光ディスクに形成されたランドエリアおよびグルーブエ
リアの一方に所望情報信号を記録するディスク装置にお
いて、前記半導体レーザに設定する記録レーザパワーを
段階的に切り換えながら所定情報信号を前記ランドエリ
アおよび前記グルーブエリアの各々に記録する第1記録
手段、前記第1記録手段によって記録された前記所定情
報信号を前記ランドエリアおよび前記グルーブエリアの
各々から再生する再生手段、前記再生手段によって前記
ランドエリアから再生された前記所定情報信号の誤り率
を検出する第1検出手段、前記第1検出手段によって検
出された前記誤り率の中から第1最低誤り率を特定する
第1特定手段、前記再生手段によって前記グルーブエリ
アから再生された前記所定情報信号の誤り率を検出する
第2検出手段、前記第2検出手段によって検出された前
記誤り率の中から第2最低誤り率を特定する第2特定手
段、前記第1最低誤り率および前記第2最低誤り率を互
いに比較する比較手段、および前記第1最低誤り率が前
記第2最低誤り率よりも低いとき前記ランドエリアを前
記所望情報信号の記録先として決定し、前記第2最低誤
り率が前記第1最低誤り率よりも低いとき前記グルーブ
エリアを前記所望情報信号の記録先として決定する第1
決定手段を備えることを特徴とする、ディスク装置であ
る。
【0006】
【作用】この発明においては、第1記録手段が半導体レ
ーザに設定する記録レーザパワーを段階的に切り換えな
がら所定情報信号をランドエリアおよびグルーブエリア
に記録し、再生手段がランドエリアおよびグルーブエリ
アのそれぞれに記録された所定情報信号を再生する。第
1検出手段がランドエリアから再生された所定情報信号
の誤り率を検出し、第1特定手段が第1検出手段が検出
した誤り率の中から最も誤り率が低い第1最低誤り率を
特定する。また、第2検出手段がグルーブエリアから再
生された所定情報信号の誤り率を検出し、第2特定手段
が第2検出手段が検出した誤り率の中から最も誤り率が
低い第2最低誤り率を特定する。比較手段が第1誤り率
および第2誤り率を比較し、第1決定手段が、より誤り
率が低い第1最低誤り率および第2最低誤り率に対応す
るランドエリアおよびグルーブエリアを所定情報信号の
記録先として決定する。
【0007】この発明の別の局面では、第2決定手段
が、より誤り率が高い第1最低誤り率および第2最低誤
り率に対応するランドエリアおよびグルーブエリアを所
定情報信号の記録先として決定する。また、選択手段
が、所望情報信号として静止画像信号を記録する静止画
像記録モードおよび所望情報信号として動画像信号を記
録する動画像記録モードのいずれか一方を選択する。さ
らに、能動化手段が、静止画像記録モードのときに第1
決定手段を能動化し、動画像記録モードのときに第2決
定手段を能動化する。
【0008】この発明の好ましい実施例では、第2記録
手段は、ランドエリアが記録先に決定されたとき第1最
低誤り率に対応する記録レーザパワーで所望情報信号を
記録し、記録先にグルーブエリアが決定されたとき第2
最低誤り率に対応する記録レーザパワーで所望情報信号
を記録する。
【0009】この発明の好ましい実施例では、誤り率
は、所定情報信号に付加された誤り訂正符号によって検
出される。
【0010】
【発明の効果】この発明によれば、比較手段の比較の結
果、ランドエリアおよびグルーブエリアのうち、より最
低誤り率が低いエリアに所望の情報信号を記録するよう
にしたため、より高品質に信号を記録することができ
る。
【0011】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0012】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディジタルカ
メラ10は、被写体を撮影するイメージセンサ(固体撮
像素子)12を含む。イメージセンサ12は、受光面に
入射された被写体の光像に光電変換を施し、光像に対応
する電荷(カメラ信号)を生成する。ディジタルカメラ
10は、静止画像および動画像の記録が可能であり、記
録モード切換スイッチ34によって記録モードが切り換
えられる。
【0013】記録モード切換スイッチ34によって静止
画像記録モードが選択されているときにシャッタボタン
36が押し下げられると、システムコントローラ32
は、TG14に対して1画面分のカメラ信号の全画素読
み出し命令を与える。TG14は、1画面に相当する期
間だけ、イメージセンサ12を全画素読み出し方式で駆
動する。これによって、受光面で生成された静止画像の
カメラ信号が、イメージセンサ12から出力される。
【0014】一方、記録モード切換スイッチ34によっ
て動画像記録モードが選択されているときにシャッタボ
タン36が押し下げられると、コントローラ32は、T
G14に対してカメラ信号の間引き読み出し命令を与え
る。TG14は、再度シャッタボタン36が押し下げら
れるまでイメージセンサ12を間引き読み出し方式で駆
動し、これによってイメージセンサ12から動画像のカ
メラ信号が出力される。
【0015】イメージセンサ12から出力されたカメラ
信号は、CDS/AGC回路16に与えられる。CDS
/AGC回路16は、カメラ信号にノイズ除去およびレ
ベル調整を施し、A/D変換器18に与える。A/D変
換機18によってディジタル信号に変換されたカメラ信
号は、信号処理回路20によってYUV信号に変換さ
れ、さらにYUV信号にJPEG圧縮が施される。圧縮
されたYUV信号は、信号処理回路20によってバッフ
ァメモリ22に書き込まれる。バッファメモリ22に格
納された圧縮YUV信号は、ディスク制御回路24によ
って読み出され、光ピックアップ26に設けられたレー
ザダイオード26aおよび磁気ヘッド28によって光磁
気ディスク30に記録される。なお、光磁気ディスク3
0としては、AS−MO(Advanced Storage Magneto O
ptical)のような着脱可能なディスクが用いられる。
【0016】光ピックアップ26およびディスク制御回
路24は、具体的には図2に示すように構成されてい
る。光磁気ディスク30の径方向における光ピックアッ
プ26の位置は、スレッドサーボ機構44によって制御
される。また、光ピックアップ26に設けられた光学レ
ンズ26cの光軸方向における位置は、フォーカスサー
ボ機構40によって制御される。さらに、光磁気ディス
ク30の径方向における光学レンズ26cの位置は、ト
ラッキングサーボ機構42によって制御される。一方、
レーザドライブ46のレーザパワーは、MPU50から
与えられる制御信号によって設定される。レーザドライ
ブ46は、設定されたレーザパワーでレーザダイオード
26aを駆動する。こうして、所望のレーザパワーのレ
ーザ光がレーザダイオード26aから発振される。
【0017】レーザダイオード26aから発振されたレ
ーザ光は、光学レンズ26cで収束されて光磁気ディス
ク30の表面に照射される。レーザ光が照射されると、
光磁気ディスク30の光磁気膜の温度がキュリー温度ま
で上昇し、レーザの照射が止むと、光磁気膜の温度が低
下する。光磁気膜の温度が一旦キュリー温度へ上昇して
から低下するまでの間に磁気ヘッド28によって磁界が
加えられることによって、光磁気膜のレーザ照射された
個所が磁気ヘッド28の磁界の方向に応じて磁化され
る。これによって、所望の信号が光磁気ディスク30に
記録される。光磁気膜の磁化された個所の各々はピット
と呼ばれ、各ピットの形状および磁化の程度は、ピット
形成時のレーザ光のパワーによって異なる。したがっ
て、情報信号を記録するときのレーザパワーが異なる
と、ピット列から読み取られる再生信号(RF信号)の
品質も異なる。ここでのRF信号の品質とは、RF信号
の誤りの量を指す。
【0018】磁気ヘッド28は、ECCエンコーダ62
から与えられるエンコード信号に応じて磁界を発生す
る。ECCエンコーダ62は、MPU50から与えられ
る映像信号に誤り訂正符号(ECC:Error Correcting Cod
e)を付加し、この誤り訂正符号を付加した映像信号に
対応する制御信号を磁気ヘッド28に与える。誤り訂正
符号は、所定量の映像信号に対して付加される符号であ
り、誤り訂正符号が付加された映像信号の塊は、1EC
Cブロックと呼ばれ、さらに1ECCブロックはライン
と呼ばれる信号の集合を複数含んでいる。ECCブロッ
クは、ブロック内のディジタル信号に誤りが発生したと
きに、誤った信号(以下、「誤り信号」と呼ぶ)が一定
の量以下であれば、誤り訂正符号を用いて自動的に訂正
することができる。
【0019】光磁気ディスク30に記録された映像信号
を再生するときには、レーザドライブ46がレーザダイ
オード26aを駆動してレーザ光を発振する。発振され
たレーザ光は、光学レンズ26cを介して光磁気ディス
ク30の表面に照射される。光磁気ディスク30の表面
からの反射光は、同じ光学レンズ26cを通過して光検
出器26bに入射される。光検出器26bは、受け取っ
た検出光に応じた信号(RF信号)をイコライザ38に
与える。イコライザ38はRF信号の周波数特性を補償
し、PRML48(Partial Response Maximum Likeli
hood)に与える。PRML48は、RF信号に基づいて
ディジタル信号を生成し、生成したディジタル信号をE
CCデコーダ54に与える。ECCデコーダ54は、P
RML48から与えられたディジタル信号に含まれる誤
り信号を1ECCブロック毎に誤り訂正するとともに、
ECCデコーダ54は、ECCブロックの1ライン中の
どれだけの誤り信号を訂正したかを示す訂正量情報を符
号誤り率算出回路56に与える。符号誤り率算出回路5
6は、ECCデコーダ54から与えられた訂正量情報に
基づいて誤り率を算出し、MPU50に与える。
【0020】なお、ECCデコーダ54によって誤り訂
正されたディジタル信号は、ディスク制御回路24から
出力され、バッファメモリ22を介して信号処理回路2
0に与えられる。ディジタル信号は信号処理回路20に
よってJPEG伸長され、モニタドライバ25に与えら
れる。モニタドライバ25はモニタ27を駆動してディ
ジタル信号をモニタ27に映像として表示する。
【0021】光磁気ディスク30はスピンドル(図示せ
ず)の上に搭載され、スピンドルはシャフト60を介し
てスピンドルモータ58に連結されている。スピンドル
モータ58は、MPU50から与えられる制御信号に応
じてシャフト60を駆動する。シャフト60の回転に伴
ってスピンドル、つまり光磁気ディスク30が回転す
る。また、スピンドルモータ58は回転数に関連するF
G信号を発生し、このFG信号はMPU50に与えられ
る。FG信号に基づいてシャフト60に連結されたスピ
ンドル、つまり光磁気ディスク30の回転数が適切に制
御される。これによって、レーザダイオード26aから
出力されたレーザ光が光磁気ディスク30の所望の位置
に照射され、信号が適切に記録/再生される。
【0022】光磁気ディスク30の所望の位置にレーザ
光を照射して信号を記録/再生した場合にも、RF信号
には誤り信号が含まれる。上述したように、誤り信号の
量は光磁気ディスク30の光磁化膜にピットを形成する
ときのレーザパワーによっても左右される。光磁気ディ
スク30は、情報を記録するエリアとしてランドエリア
およびグルーブエリアを備えており、同じレーザパワー
で記録した場合でもランドエリアとグルーブエリアと
で、再生される信号(RF信号)に含まれる誤り信号の
量が異なってくる。さらに、同じ記録エリアに等しいレ
ーザパワーで記録した場合にも、再生時に光磁気ディス
ク30に照射する再生レーザパワーが異なると、再生信
号に含まれる誤り信号の量が異なる。
【0023】通常、1ECCブロック内に含まれる誤り
信号は、ECCデコーダ54において誤り訂正符号を用
いて正しい信号に訂正される。しかし、光磁気ディスク
30に記録する記録装置と再生する再生装置とが異なる
ときや、記録時と再生時とで温度および湿度などの外的
要因が大きく異なるときなどには、誤り信号の量が増大
し、誤り訂正符号による訂正能力を超える可能性があ
る。この場合には、誤り信号がそのまま出力されると、
再生信号が静止画像であればその再生画像にノイズを生
じる。
【0024】そこで、この実施例では、極力誤り信号の
量が少なくなるようにランドエリアおよびグルーブエリ
アのそれぞれについて最も誤り率が低くなる記録時およ
び再生時のレーザパワーを決定する。さらに、ランドエ
リアおよびグルーブエリアのうち、より誤り率が低いエ
リアに優先的に映像信号を記録する。
【0025】具体的には、まず、光磁気ディスク30に
ランドエリアおよびグルーブエリアを含むテストエリア
30aを設定する。つぎに、初期値の記録レーザパワー
でテストエリア30aのランドエリアおよびグルーブエ
リアのそれぞれに誤り訂正符号を含む所定の信号(以
下、「テスト信号」と呼ぶ)を記録する。つづいて、再
生レーザパワーを数段階に変化させて、テストエリア3
0aの両エリアからテスト信号を再生し、誤り率が最も
低くなる再生レーザパワー(以下、「最適再生レーザパ
ワー」と呼ぶ)を両エリアについてそれぞれ決定する。
さらに、記録レーザパワーを数段階に変化させて、テス
トエリア30aの両エリアにテスト信号を記録する。先
に求めたそれぞれの最適再生レーザパワーで両エリアに
記録したテスト信号を再生し、最も低い誤り率およびそ
のときの記録レーザパワー(以下、「最適記録レーザパ
ワー」と呼ぶ)を両エリアについてそれぞれ決定する。
なお、ここでいう誤り率とは、再生されたテスト信号に
含まれる誤り信号の割合をさす。
【0026】ディジタルカメラ10に設けられたディス
ク装着部のスピンドル(図示せず)に光磁気ディスク3
0が装着され、電源ボタン37が押し下げられると、シ
ステムコントローラ32が起動信号をMPU50に与え
る。すると、MPU50は、図3から図12に示すフロ
ー図を処理する。
【0027】ステップS13で、MPU50は、制御信
号を送ってスピンドルモータ58を駆動させる。これに
よって、シャフト60を介してスピンドルに回転が伝わ
り、光磁気ディスク30が回転する。ステップS15
で、MPU50が制御信号を送りレーザドライブ46を
ONにする。ステップS17で、ランドエリアおよびグ
ルーブエリアのそれぞれの最低誤り率を求める。ステッ
プS17の詳細を図4のフロー図を用いて説明する。
【0028】まず、ステップS45およびステップS4
7で、ランドエリアおよびブルーブエリアにおける最適
再生レーザパワーを決定する。つぎに、ステップS49
およびステップS51で、ランドエリアおよびグルーブ
エリアにおける最低誤り率および最適記録レーザパワー
をそれぞれ決定する。
【0029】MPU50は、最適再生レーザパワーの決
定の処理に使用するワークエリアとしてエリア51
RP、51LRE、51GRP、51GRE、ならびに最適記
録レーザパワーの決定の処理に使用するワークエリアと
してエリア51LWP、51LWE、51GWP、51GRE
備えている。エリア51LRP、51GRPはランドエリア
およびグルーブエリアの最適再生レーザパワーの値を格
納するエリアであり、エリア51LRE、51GREは、そ
れぞれの最適再生レーザパワーに対応する最低誤り率の
値を格納するエリアである。また、エリア51LWP、5
1GWPはランドエリアおよびグルーブエリアの最適記録
レーザパワーの値を格納するエリアであり、エリア51
WE、51GWEは、それぞれの最適記録レーザパワーに
対応する最低誤り率の値を格納するエリアである。
【0030】ステップS45の詳細を図5および図6の
フロー図を用いて説明する。まず、ステップS60で、
記録レーザパワーを初期値に設定する。ステップS61
で、ランドエリアへシークしてテスト信号を記録する。
ステップS62で、エリア51LRE、51LRPを初期化
する。エリア51LREには、ランドエリアの最低誤り率
の値が格納され、エリア51LRPには最低誤り率となる
再生レーザパワー(最適再生レーザパワー)の値が格納
される。なお、エリア51REには、測定され得る最も高
い誤り率以上の値を初期値として設定する。ステップS
63で、再生レーザパワーの初期値をレーザドライブ4
6に設定する。ステップS65で、再生レーザパワーの
値が上限を超えるかどうかを判断する。上限を超えない
場合は、ステップS67に進み、テストエリア30aの
ランドエリアにシークして、現再生レーザパワーでテス
ト信号を再生する。つぎに、ステップS69で、再生し
たテスト信号の誤り率を符号誤り率算出回路56から取
り込む。符号誤り率算出回路56から取り込んだ誤り率
を、「測定誤り率」と呼ぶ。ステップS71で、測定誤
り率の値と現在の最低誤り率であるエリア51LREの値
とを比較する。測定誤り率の値がエリア51LREの値よ
り小さい場合にはステップS73に進み、エリア51RE
に測定誤り率の値を格納して更新し、エリア51LRP
現在の再生レーザパワーの値を格納して、ステップS7
5に進む。ステップS71で、測定誤り率の値がエリア
51LREの値以上の場合は、ステップS75に進む。ス
テップS75では、再生レーザパワーの値を所定レベル
上昇させて、ステップS65に戻る。再生レーザパワー
の値が予め設定した上限を超えるまで、ステップS65
からステップS75までの処理を繰り返す。これによっ
て、初期値以上の再生レーザパワーの値において最も低
い誤り率とそのときの再生レーザパワーの値が求まる。
ステップS65で、再生レーザパワーが上限を超える
と、ステップS77(図6)に進む。
【0031】ステップS77では、再生レーザパワーの
初期値をレーザドライブ46に設定する。ステップS7
9で、再生レーザパワーの値が下限を超えるかどうかを
判断する。下限を超えない場合は、ステップS81に進
み、テストエリア30aのランドエリアにシークして、
現再生レーザパワーをもってテスト信号を再生する。つ
ぎに、ステップS83で、ランドエリアから再生したテ
スト信号の誤り率を取り込む。ステップS85で、測定
誤り率の値とエリア51LREの値とを比較する。測定誤
り率の値がエリア51LREの値より小さい場合にはステ
ップS87に進み、測定誤り率と現在の再生レーザパワ
ーの値とをエリア51LRE、エリア51LRPのそれぞれ
に格納する。測定誤り率の値がエリア51LREの値以上
のときは、エリア51LRE、エリア51LRPに値を格納
せず、ステップS89に進む。ステップS89で、再生
レーザパワーの値を所定レベル降下させて、ステップS
79に戻る。再生レーザパワーの値が予め設定した下限
を超えるまで、ステップS79からステップS89まで
の処理を繰り返し、下限を超えるとステップS45(図
4)を終了する。
【0032】これによって、ランドエリアに初期値の記
録レーザパワーで記録したテスト信号を最も低い誤り率
で再生できるレーザパワー(最適再生レーザパワー)が
求まる。なお、エリア51LRE(最低誤り率)の値は、
エリア51LRP(最適再生レーザパワー)の値を求める
上で必要であったにすぎず、以降の処理では使用しな
い。
【0033】つぎに、ステップS47で、グルーブエリ
アの最適再生レーザパワーを決定する。ステップS47
の詳細を図7および図8のフロー図に示す。処理手順
は、テスト信号を再生する対象がグルーブエリアになっ
た点を除いて、図5および図6のフロー図に示したラン
ドエリアの最適再生レーザパワーを決定する処理手順と
同じであるため、詳細の説明を省略する。ステップS9
0からステップS119の処理によって、グルーブエリ
アに初期値の記録レーザパワーで記録したテスト信号を
最も低い誤り率で再生できるレーザパワー(最適再生レ
ーザパワー)がエリア51GRPに、そのときの最低誤り
率がエリア51GREにそれぞれ求まる。また、エリア5
1GRE(最低誤り率)の値も、エリア51GRP(最適再
生レーザパワー)の値を求める上で必要であったにすぎ
ず、以降の処理では使用しない。
【0034】ランドエリアおよびグルーブエリアのそれ
ぞれの最適再生レーザパワーが求まると、つぎにステッ
プS49で、ランドエリアの最適記録レーザパワーを求
める。
【0035】初期値の記録レーザパワーで記録したテス
ト信号を再生することによって、最適再生レーザパワー
を決定した。つぎに、記録レーザパワーを複数段階に変
更してテスト信号を記録し、先に決定した最適再生レー
ザパワーでテスト信号を再生する。このときの再生信号
の誤り率が最も低くなる記録レーザパワーを求める。こ
れが最適記録レーザパワーである。ステップS49の詳
細を図9および図10のフロー図を用いて説明する。
【0036】まず、ステップS121で、エリア51L
WEとエリア51LWEとを初期化する。エリア51LWP
は、ランドエリアにテスト信号を記録する記録レーザパ
ワーの値が格納され、エリア51LWEには、エリア51
WPの値のレーザパワーで記録したテスト信号を再生し
たときの誤り率が格納される。なお、エリア51L
WEは、測定され得る最も高い誤り率以上の値で初期化す
る。ステップS123で、再生レーザパワーの値として
エリア51LRPの値を設定する。ステップS125で、
記録レーザパワーを初期化する。ステップS127で、
記録レーザパワーの値が、予め設定した上限の値を超え
るかどうかを判断する。上限を超えないときは、ステッ
プS129に進む。ステップ129では、ランドエリア
にシークし、現在設定されている記録レーザパワーでテ
スト信号を記録する。ステップS131で、再びテスト
エリア30aのランドエリアにシークし、記録したテス
ト信号を最適再生レーザパワーで再生する。ステップS
133で、再生したテスト信号から算出された誤り率を
取り込み、ステップS135で、測定誤り率の値がエリ
ア51LWEの値よりも小さいかどうかを判断する。測定
誤り率の値がエリア5L WEの値よりも小さいときには、
ステップS137に進み、測定誤り率の値をエリア51
WEに、現在の記録レーザパワーの値をエリア51LWP
にそれぞれ格納してステップS139に進む。測定誤り
率の値がエリア51LWEの値以上のときには、ステップ
S137をスキップしてステップS139に進む。ステ
ップS139で、現在の記録レーザパワーの値を所定の
レベル上昇して、ステップS127に戻る。ステップS
127で、記録レーザパワーの値が上限を超えるまで、
ステップS127からステップS139までの処理を繰
り返し、上限を超えるとステップS127からステップ
S141(図10)に進む。ステップS127からステ
ップS139の処理を繰り返すことによって、初期値以
上のパワーにおける最適記録レーザパワーおよび最低誤
り率が求まる。
【0037】ステップS141以降では、初期値以下の
レーザパワーにおける最適記録レーザパワーを求める
が、測定誤り率の値がエリア51LWEにすでに格納され
ている値よりも小さいときのみエリア51LWEおよびエ
リア51LWPを更新する。したがって、初期値以下のレ
ーザパワーにおける最適記録レーザパワーを求める処理
が終了すると、記録レーザパワーの上限から下限の間に
おける最適記録レーザパワーおよび最低誤り率が求ま
る。
【0038】ステップS141で、記録レーザパワーを
再び初期化する。つぎに、ステップS143で、記録レ
ーザパワーの値が予め設定した下限を超えるかどうかを
判断する。下限を超えない場合には、テストエリア30
aのランドエリアにシークして、現在の記録レーザパワ
ーでテスト信号を記録する。ステップS147で再びラ
ンドエリアにシークしてテスト信号を再生する。ステッ
プS149で、再生したテスト信号から算出した誤り率
を取り込む。ステップS151で、測定誤り率の値とエ
リア51LWEの値とを比較し、測定誤り率の値がエリア
51LWEの値より小さいときに、ステップS153に進
み、測定誤り率の値がエリア5LWEの値以上のときに、
ステップS155に進む。ステップS153では、測定
誤り率の値をエリア51LWEに、現在の記録レーザパワ
ーの値をエリア51LWPにそれぞれ格納する。ステップ
S155では、記録レーザパワーの値を所定のレベル降
下してステップS143に戻る。ステップS143の判
断で記録レーザパワーの値が下限を超えるまでステップ
S143からステップS155の間の処理を繰り返す。
記録レーザパワーの値が下限を超えると、ステップS4
9(図4)を終了する。
【0039】ステップS49が終了してランドエリアの
最適記録レーザパワーが決定すると、ステップS51
で、グルーブエリアの最適記録レーザパワーを決定す
る。
【0040】ステップS51の詳細を図11および図1
2のフロー図に示す。誤り測定率の値と最適記録レーザ
パワーの値とを求める対象がランドエリアからグルーブ
エリアに変わった点を除いて図9および図10に示した
フロー図に示した処理手順と同じであるため、詳細な説
明を省略する。なお、ステップS51の処理の結果、エ
リア51GWEにグルーブエリアにおける最低誤り率の値
が格納され、エリア51GWPに最適記録レーザパワーが
格納される。
【0041】ステップS51(図4)が終了すると、ス
テップS17(図3)が終了する。ステップS17が終
了すると、ランドエリアの最低誤り率がエリア51LWE
に、最適記録レーザパワーがエリア51LWPにそれぞれ
格納されている。また、グルーブエリアの最低誤り率が
エリア51GWEに、最適記録レーザパワーがエリア51
WPにそれぞれ格納されている。
【0042】ステップS19で、ディジタルカメラ10
の電源がOFFでなければステップS21に進み、シャ
ッタボタン36(図1)がONであるかどうかを判断す
る。シャッタボタン36がOFFの間は、ステップS1
9およびステップS21を繰り返す。シャッタボタン3
6がONになるとステップS23に進む。ステップS2
3では、エリア51LWEの値とエリア51GWEの値とを
比較して、エリア51LWEの値がより低いときは、記録
エリアをランドエリアとし、エリア51GWEの値がより
低いときは、記録エリアをグルーブエリアとする。ま
た、記録エリアがランドエリアに決定したときは、記録
レーザパワーをエリア51LWPの値に設定し、記録エリ
アがグルーブエリアに決定したときは、記録レーザパワ
ーをエリア51GWPの値に設定する。
【0043】ステップS25で記録モード切換スイッチ
34(図1)の状態から記録モードが静止画像記録モー
ドであるか動画像記録モードであるか確認する。ステッ
プS27で、記録モードが静止画像記録モードであると
判断されたときは、ステップS29に進み、動画像記録
モードのときは、ステップS33に進む。ステップS2
9では、全画素読み出し方式でイメージセンサ12から
出力されたカメラ信号に対応する圧縮YUV信号を決定
済みの記録エリアに、設定されている最適記録レーザパ
ワーで記録する。ステップS31で記録を停止して、ス
テップS19に戻る。
【0044】ステップS27で記録モードが動画像記録
モードであると判断されたときは、ステップS33に進
む。ステップS33では、シャッタボタン36がOFF
かどうかを判断し、OFFでないときは、ステップS3
5に進む。ステップS35では、決定済みの記録エリア
に、最適記録レーザパワーで圧縮YUV信号を記録し、
ステップS33に戻る。こうして、シャッタボタン36
がOFFになるまでステップS33およびステップS3
5を繰り返す。ステップS33の判断で、シャッタボタ
ン36がOFFにされたと判断されるとステップS31
に進み、動画像の記録を停止して、ステップS19に戻
る。ステップS19で、電源スイッチがOFFであると
判断されると処理を終了する。
【0045】この発明の実施例によれば、ランドエリア
およびグルーブエリアのうちで最低誤り率が低い方のエ
リアに静止画像信号および動画像信号を記録する。ま
た、ランドエリアおよびグルーブエリアには、それぞれ
最も誤り率が低くなるレーザパワーで記録される。した
がって、静止画像信号および動画像信号を、より高品質
で記録できる記録エリアに最高の品質で記録することが
できる。
【0046】なお、より誤り率が低い記録エリアに空き
領域が十分残っていない場合には、他方の記録エリアに
映像信号を記録する。ただし、この場合にも、記録エリ
アにおける最適記録レーザパワーで記録する。
【0047】以上で説明した実施例は、記録する映像信
号が静止画像信号および動画像信号のどちらであって
も、より誤り率が低い記録エリアに記録する。しかし、
静止画像信号がカメラ信号の全画素読み出しによって得
られ、動画像信号がカメラ信号の間引き読み出しによっ
て得られることからもわかるように、静止画像信号と動
画像信号の品質は同じではない。また、動画像は像が連
続して変化するので再生信号に多少のノイズが含まれて
も視覚的に目立ちにくく、静止画像にノイズが含まれる
と目立ちやすい。
【0048】ディジタルカメラ10の他の実施例ではM
PU50は図13のフロー図を処理する。この実施例で
は、記録する映像信号が静止画像信号か動画像信号かに
よって、記録エリアを区別して記録する。
【0049】ステップS203からステップS207ま
での処理は、図3のフロー図におけるステップS11か
らステップS17までの処理と同じであり、ステップS
207を終了した時点で、ランドエリアおよびグルーブ
エリアのそれぞれの最低誤り率と最適記録レーザパワー
とが決定されている。
【0050】ステップS209で、ディジタルカメラ1
0の電源がOFFであるかを判断する。電源がOFFで
ない場合は、ステップS211に進む。ステップS21
1では、シャッタボタン36(図1)がONであるかど
うかを判断し、ONでないと判断されるときはステップ
S209に戻り、シャッタボタン36がONになったと
判断されるまでステップS209およびステップ211
を繰り返す。シャッタボタン36がONになったと判断
されると、ステップS213で記録モード切換スイッチ
34(図1)の状態から記録モードが静止画像記録モー
ドであるか動画像記録モードであるか判断する。ステッ
プS215で、記録モードが静止画像記録モードである
と判断されたときは、ステップS217に進む。
【0051】ステップS217では、静止画像記録モー
ドなので、ランドエリアおよびグルーブエリアのうち、
より誤り率が低いエリアを記録エリアとする。つまり、
エリア51LWEの値とエリア51GLWEの値とを比較し
て、エリア51LWEの値がより低いときは、記録エリア
をランドエリアとし、エリア51GLWEの値がより低い
ときは、記録エリアをグルーブエリアとする。また、ラ
ンドエリアが記録エリアとなるときは、記録レーザパワ
ーをエリア51LLWPの値に設定し、グルーブエリアが
記録エリアとなるときは、記録レーザパワーをエリア5
1GLWPの値に設定する。ステップS219で、一画面
分のカメラ信号に対応する圧縮YUV信号を記録エリア
に最適記録レーザパワーで記録する。一画面分のカメラ
信号に対応する圧縮YUV信号を記録するとステップS
221で圧縮YUV信号の記録を停止し、ステップS2
09に戻る。
【0052】ステップS215で、静止画像記録モード
でないと判断されたときはステップS223に進む。ス
テップS223では、動画像記録モードなので、エリア
51LWEの値とエリア51GWEの値とを比較してより誤
り率が高いエリアを記録エリアとする。また、記録エリ
アに応じてエリア51LWPもしくはエリア51GLWP
値を記録レーザパワーに設定する。ステップS225で
は、シャッタボタン36がOFFかどうかを判断し、O
FFでないと判断されたときは、ステップS227に進
む。ステップS227では、圧縮YUV信号を記録エリ
アに最適記録レーザパワーで記録し、ステップS225
に戻る。こうして、シャッタボタン36がOFFになっ
たと判断されるまでステップS225およびステップS
227を繰り返して圧縮YUV信号の記録を続ける。ス
テップS225で、シャッタボタン36がOFFになっ
たと判断されるとステップS221に進み、動画像の記
録を停止して、ステップS209に戻る。ステップS2
09で、電源スイッチがOFFであると判断されると処
理を終了する。
【0053】このようにして、静止画像信号はより誤り
率の低い記録エリアに、動画像信号はより誤り率の高い
記録エリアに、それぞれの記録エリアの最適記録レーザ
パワーで記録される。この実施例によれば、ノイズが目
立ちやすい静止画像信号を誤り率が低い記録エリアに記
録し、ノイズが目立ちにくい動画像信号を誤り率が高い
記録エリアに記録するので、光磁気ディスクの記憶容量
をより有効に活用することができる。なお、静止画像信
号を記録するときに、より誤り率の低い記録エリアの記
憶容量が満杯である場合は誤り率が高い他方の記録エリ
アに記録する。動画像信号を記録するときも同じであ
る。
【0054】なお、後者の実施例では、動画像信号を記
録するときに空き容量があれば必ず誤り率がより高い記
録エリアに記録することとしたが、ディジタルカメラに
記録エリアの切換スイッチを設け、手動にて記録エリア
を選択できるようにしてもよい。
【0055】また、上述のいずれの実施例においても、
ディジタルカメラの電源がONとなったときにランドエ
リアおよびグルーブエリアの誤り率を測定したが、光磁
気ディスクを交換したとき、前回測定したときと比べて
温度および湿度などの外的要因が大きく変化したとき、
記録エリアの記録されるトラック位置が大きく変化した
とき、および記録エリアから再生される映像信号の誤り
率が増加したときなどにも、誤り率および最適再生/記
録レーザパワーの測定を行うようにしてもよい。この場
合には、記録条件が変化しても最高の記録品質で映像信
号を光磁気ディスクに記録保存することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用したディジタルカメラの概要を
示すブロック図である。
【図2】図1のディスク制御回路およびピックアップの
詳細を示すブロック図である。
【図3】この発明を適用したディジタルカメラのデータ
を記録する処理手順の一実施例を示すフロー図である。
【図4】図3のフロー図におけるステップS17の詳細
な処理手順を示すフロー図である。
【図5】図4のフロー図におけるステップS45の詳細
な処理手順を示すフロー図である。
【図6】図5のフロー図に続く処理手順を示すフロー図
である。
【図7】図4のフロー図におけるステップS47の詳細
な処理手順を示すフロー図である。
【図8】図7のフロー図に続く処理手順を示すフロー図
である。
【図9】図4のフロー図におけるステップS49の詳細
な処理手順を示すフロー図である。
【図10】図9のフロー図に続く処理手順を示すフロー
図である。
【図11】図4のフロー図におけるステップS51の詳
細な処理手順を示すフロー図である。
【図12】図11のフロー図に続く処理手順を示すフロ
ー図である。
【図13】この発明を適用したディジタルカメラのデー
タを記録する処理手順の他の実施例を示すフロー図であ
る。
【符号の説明】
10 …ディジタルカメラ 26 …ピックアップ 26a …レーザダイオード 26b …光検出器 26c …光学レンズ 28 …磁気ヘッド 30 …光磁気ディスク 30a …テストエリア 50 …MPU 54 …ECCデコーダ 56 …符号誤り率算出回路 62 …ECCエンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013 G11B 11/00 - 11/105 G11B 20/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体レーザから出力されたレーザ光を光
    ディスクに照射して前記光ディスクに形成されたランド
    エリアおよびグルーブエリアの一方に所望情報信号を記
    録するディスク装置において、 前記半導体レーザに設定する記録レーザパワーを段階的
    に切り換えながら所定情報信号を前記ランドエリアおよ
    び前記グルーブエリアの各々に記録する第1記録手段、 前記第1記録手段によって記録された前記所定情報信号
    を前記ランドエリアおよび前記グルーブエリアの各々か
    ら再生する再生手段、 前記再生手段によって前記ランドエリアから再生された
    前記所定情報信号の誤り率を検出する第1検出手段、 前記第1検出手段によって検出された前記誤り率の中か
    ら第1最低誤り率を特定する第1特定手段、 前記再生手段によって前記グルーブエリアから再生され
    た前記所定情報信号の誤り率を検出する第2検出手段、 前記第2検出手段によって検出された前記誤り率の中か
    ら第2最低誤り率を特定する第2特定手段、 前記第1最低誤り率および前記第2最低誤り率を互いに
    比較する比較手段、および前記第1最低誤り率が前記第
    2最低誤り率よりも低いとき前記ランドエリアを前記所
    望情報信号の記録先として決定し、前記第2最低誤り率
    が前記第1最低誤り率よりも低いとき前記グルーブエリ
    アを前記所望情報信号の記録先として決定する第1決定
    手段を備えることを特徴とする、ディスク装置。
  2. 【請求項2】前記第1最低誤り率が前記第2最低誤り率
    よりも低いとき前記グルーブエリアを前記所望情報信号
    の記録先として決定し、前記第2最低誤り率が前記第1
    最低誤り率よりも低いとき前記ランドエリアを前記所望
    情報信号の記録先として決定する第2決定手段、 前記所望情報信号として静止画像信号を記録する静止画
    像記録モードおよび前記所望情報信号として動画像信号
    を記録する動画像記録モードのいずれか一方を選択する
    選択手段、および前記静止画像記録モードが選択された
    とき前記第1決定手段を能動化し、前記動画像記録モー
    ドが選択されたとき前記第2決定手段を能動化する能動
    化手段をさらに備える、請求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】前記記録先として前記ランドエリアが決定
    されたとき前記第1最低誤り率に対応する記録レーザパ
    ワーで前記所望情報信号を記録し、前記記録先として前
    記グルーブエリアが決定されたとき前記第2最低誤り率
    に対応する記録レーザパワーで前記所望情報信号を記録
    する第2記録手段をさらに備える、請求項1または2記
    載のディスク装置。
  4. 【請求項4】前記所定情報信号には誤り訂正符号が付加
    され、 前記誤り率は前記誤り訂正符号によって検出される誤り
    率である、請求項1ないし3のいずれかに記載のディス
    ク装置。
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