JP2001266354A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2001266354A
JP2001266354A JP2000074613A JP2000074613A JP2001266354A JP 2001266354 A JP2001266354 A JP 2001266354A JP 2000074613 A JP2000074613 A JP 2000074613A JP 2000074613 A JP2000074613 A JP 2000074613A JP 2001266354 A JP2001266354 A JP 2001266354A
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signal
value
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JP2000074613A
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Takashi Onaka
隆司 大仲
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 光磁気ディスクの1回転に相当する映像信号
を初期値の再生レーザパワーで再生して誤り率を求め、
回転角度30度毎の誤り率をワークエリアテーブル76
aの誤り率格納エリアに、再生レーザパワー値p0をレ
ーザパワー値格納エリアにそれぞれ格納する。誤り率が
誤り訂正符号の訂正限界を超える回転角度については、
誤り率が最も低くなる最適再生レーザパワーを求め初期
値p0と置き換える。誤り率格納エリアに格納されてい
る再生レーザパワー値を線形補間によって連続値とし、
周期的な再生レーザパワーを作成する。この周期再生レ
ーザパワー値のレーザ光を光磁気ディスクの回転位相に
同期させて照射し、映像信号を再生する。 【効果】 再生信号に含まれる周期的な誤り信号の量を
低下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディスク装置に関
し、特にたとえば、半導体レーザから出力されたレーザ
光を光ディスクの記録面に照射して前記記録面から信号
を再生する、ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクから再生される信号には、本
来再生されるべき信号と相違する信号、つまり誤り信号
が含まれることがある。この誤り信号は、信号を記録/
再生するレーザ光の条件および光ディスクの条件などに
起因して発生する。
【0003】誤り信号を発生させる要因の1つとして、
光ディスクの反りがある。光ディスクは、異なる材料に
よって形成された複数のディスク状膜を張り合わせるこ
とによって製造されており、このディスク状膜の収縮率
の違いなどが原因で光ディスクに反りが生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光ディスクの反りがあ
る記録面には、反りがなく平坦な記録面に対する入射角
度と異なる入射角度でレーザ光が入射される。この入射
角度の違いによって誤り信号が発生する。再生信号に
は、この反りに起因する誤り信号が周期的に現れる。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、再
生信号に発生する周期的な誤り信号を低減できる、ディ
スク装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、半導体レー
ザから出力されたレーザ光を回転する光ディスクの記録
面に照射して記録面から信号を再生するディスク装置に
おいて、半導体レーザを駆動して記録面から所定信号を
再生する第1再生手段、第1再生手段によって再生され
た所定信号の誤り率を検出する誤り率検出手段、誤り率
検出手段によって検出された誤り率を所定回転角度おき
に取り込む取り込み手段、取り込み手段によって取り込
まれた誤り率に基づいて光ディスクの回転に応じて周期
的に変化し、かつ誤り率が所定閾値を下回るようなレー
ザパワー値を決定する決定手段、および決定手段によっ
て決定された前期レーザパワー値で半導体レーザを駆動
して記録面から所望信号を再生する第2再生手段を備え
ることを特徴とする、ディスク装置である。
【0007】
【作用】この発明においては、光ディスクの回転に応じ
て周期的に変化するレーザパワー値を決定し、このレー
ザパワー値のレーザ光を光ディスクの記録面に照射して
信号を再生する。つまり、第1再生手段は、半導体レー
ザを駆動して所定のレーザパワー値のレーザ光を出力さ
せて、記録面から所定信号を再生する。誤り率検出手段
は、第1再生手段によって再生された所定信号の誤り率
を検出し、取り込み手段は、所定信号の誤り率を光ディ
スクの所定回転角度おきに取り込む。これによって、光
ディスクの所定回転角度おきの各位置における誤り率が
得られる。つぎに、決定手段は、所定回転角度の各位置
における誤り率に基づいて、光ディスクの所定回転角度
の各位置に照射するレーザ光のレーザパワー値を、誤り
率が所定閾値よりも小さくなるようなレーザパワー値に
決定する。決定手段によって決定されたレーザパワー値
は光ディスクの回転に応じて周期的に変化する。さら
に、第2再生手段は、所望信号が記録されている記録面
の回転角度位置に対応するレーザパワー値のレーザ光を
照射して所望信号を再生する。回転角度が等しい記録面
上の位置には、決定手段によって決定された同じレーザ
パワー値のレーザ光が照射される。したがって、再生信
号に含まれる周期的な誤り率を閾値よりも低く抑えるこ
とができる。
【0008】この発明の好ましい実施例では、第1再生
手段は、半導体レーザから出力させた変化しない所定の
レーザパワー値のレーザ光を記録面に照射して所定信号
を再生する。誤り率検出手段は、所定信号の誤り率を検
出し、取り込み手段は、この誤り率を所定回転角度おき
に取り込む。比較手段は、所定回転角度位置の誤り率を
予め設定された所定の閾値と比較し、当該誤り率が閾値
以下であれば第1決定手段が、記録面の当該回転角度位
置に照射するレーザ光のレーザパワー値を第1再生手段
によって所定信号を再生したときの所定レーザパワー値
に決定する。当該誤り率が閾値よりも大きければ、特定
手段が当該回転角度位置から再生される所定信号の誤り
率が最低となるような最適レーザパワー値を特定する。
さらに、第2決定手段は、特定手段によって特定された
最適レーザパワー値を記録面の当該回転角度位置に照射
するレーザ光のレーザパワー値に決定する。
【0009】この発明の他の好ましい実施例では、第1
決定手段および第2決定手段によって決定された各回転
角度位置ごとの各レーザパワー値に対して、線形補間手
段が線形補間の処理を施して連続するレーザパワー値と
する。
【0010】
【発明の効果】この発明によれば、光ディスクの回転に
応じて周期的に変化し、かつ再生された所定信号の誤り
率が所定の閾値以下となるようなレーザ光のレーザパワ
ー値を決定し、このレーザパワー値が周期的に変化する
レーザ光を記録面に照射することによって所望の信号を
再生する。したがって、再生される所望信号に含まれる
周期的な誤り信号の量を低下することができる。
【0011】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0012】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディジタルカ
メラ10は、被写体を撮影するイメージセンサ(固体撮
像素子)12を含む。イメージセンサ12は、受光面に
入射された被写体の光像に光電変換を施し、光像に対応
する電荷(カメラ信号)を生成する。ディジタルカメラ
10は、静止画像および動画像の記録が可能であり、記
録モード切換スイッチ34によって記録モードが切り換
えられる。
【0013】静止画像記録モードのときにシャッタボタ
ン36が押し下げられると、システムコントローラ32
は、TG(Timing Generator)14に対して1画面分の
カメラ信号を全画素読み出しで読み出す命令を与える。
TG14が、1画面に相当する期間だけ、イメージセン
サ12を全画素読み出し方式で駆動することによって、
受光面で生成された静止画像のカメラ信号が、イメージ
センサ12から出力される。
【0014】一方、動画像記録モードのときにシャッタ
ボタン36が押し下げられると、コントローラ32は、
TG14に対してカメラ信号を間引き読み出しで読み出
す命令を与える。TG14は、再度シャッタボタン36
が押し下げられるまでイメージセンサ12を間引き読み
出し方式で駆動する。これによって、イメージセンサ1
2から動画像のカメラ信号が出力される。
【0015】イメージセンサ12から出力されたカメラ
信号は、CDS(Correlation Double Sampling) /A
GC(Automatic Gain Control)回路16に与えられる。
CDS/AGC回路16は、カメラ信号にノイズ除去お
よびレベル調整を施し、A/D変換器18に与える。A
/D変換機18によってディジタル信号に変換されたカ
メラ信号は、信号処理回路20によってYUV信号に変
換され、さらにJPEG圧縮を施される。圧縮されたY
UV信号は、信号処理回路20によってバッファメモリ
22に書き込まれる。バッファメモリ22に格納された
圧縮YUV信号は、ディスク制御回路24によって読み
出され、光ピックアップ26に設けられたレーザダイオ
ード26aおよび磁気ヘッド28によって光磁気ディス
ク30に記録される。なお、光磁気ディスク30として
は、AS−MO(Advanced Storage Magneto Optical)
のような着脱可能なディスクが用いられる。
【0016】光ピックアップ26およびディスク制御回
路24は、具体的には図2に示すように構成されてい
る。光磁気ディスク30の径方向における光ピックアッ
プ26の位置は、スレッドサーボ機構54によって制御
される。また、光ピックアップ26に設けられた光学レ
ンズ26cの光軸方向における位置は、フォーカスサー
ボ機構50によって制御される。さらに、光磁気ディス
ク30の径方向における光学レンズ26cの位置は、ト
ラッキングサーボ機構52によって制御される。一方、
レーザドライブ56のレーザパワー値は、MPU68か
ら与えられる制御信号によって設定される。レーザドラ
イブ56は、設定されたパワーのレーザ光が発振される
ようにレーザダイオード26aを駆動する。こうして、
所望のレーザパワーのレーザ光がレーザダイオード26
aから発振される。
【0017】レーザダイオード26aから発振されたレ
ーザ光は、光学レンズ26cで収束されて光磁気ディス
ク30の表面に照射される。レーザ光が照射されると、
光磁気ディスク30の光磁気膜の温度がキュリー温度ま
で上昇し、レーザの照射が止むと、光磁気膜の温度が低
下する。光磁気膜の温度が一旦キュリー温度へ上昇して
から低下するまでの間に、磁気ヘッド28によって磁界
が加えられると、光磁気膜のレーザ照射された個所が磁
気ヘッド28の磁界の方向に応じて磁化される。光磁気
膜の磁化された個所の各々はピットと呼ばれ、このピッ
ト列が形成されることによって所望の信号が光磁気ディ
スク30に記録される。
【0018】磁気ヘッド28は、ECCエンコーダ70
から与えられるエンコード信号に応じて磁界を発生す
る。ECCエンコーダ70は、バッファメモリ22から
与えられる圧縮YUV信号に誤り訂正符号(ECC: Error
Correcting Code)を付加し、この誤り訂正符号を付加
した圧縮YUV信号に対応する制御信号を磁気ヘッド2
8に与える。誤り訂正符号は、所定量の圧縮YUV信号
に対してそれぞれ付加される符号であり、誤り訂正符号
が付加された圧縮YUV信号の塊は、1ECCブロック
と呼ばれる。さらに1ECCブロックは、ラインと呼ば
れる信号の集合を複数含んでいる。
【0019】光磁気ディスク30から再生される圧縮Y
UV信号には、記録時および再生時の条件などにより、
本来の信号と異なる、誤った信号(以下、「誤り信号」
と呼ぶ)が含まれる場合がある。ECCブロックは、ブ
ロック内に含まれる誤り信号を誤り訂正符号によって検
出し、自動的に訂正することができる。しかし、1EC
Cブロックにおいて、誤り訂正符号を用いて訂正ができ
る誤り信号の量には限界がある。そのため、1ECCブ
ロックに含まれる誤り信号の量を少なくするための工夫
が必要となる。なお、誤り訂正は、ECCブロックに含
まれるラインを最小の単位として行われる。
【0020】光磁気ディスク30に記録された圧縮YU
V信号を再生するときには、まずMPU68が再生レー
ザパワー値をレーザドライブ56に設定する。レーザド
ライブ56は、設定されたレーザパワー値に基づいてレ
ーザダイオード26aを駆動してレーザ光を発振させ
る。発振されたレーザ光は、光学レンズ26cを介して
光磁気ディスク30の表面に照射され、光磁気ディスク
30の表面で反射されたレーザ光が、同じ光学レンズ2
6cを通過して光検出器26bに入射する。
【0021】光検出器26bは、受け取った検出光に応
じた信号(RF信号)をイコライザ58に与える。イコ
ライザ58はRF信号の周波数特性を補償し、PRML
60(Partial Response Maximum Likelihood)に与え
る。PRML60は、RF信号に基づいてディジタル信
号を生成し、生成したディジタル信号をECCデコーダ
62に与える。ECCデコーダ62は、PRML60か
ら与えられたディジタル信号に含まれる誤り信号を1E
CCブロック毎に誤り訂正するとともに、ECCブロッ
クの1ライン当たりにどれだけの誤り信号が含まれてい
るかを示す誤り量情報を符号誤り率算出回路64に与え
る。符号誤り率算出回路64は、ECCデコーダ62か
ら与えられた誤り量情報に基づいて誤り率を算出し、M
PU68に与える。
【0022】ECCデコーダ62によって誤り訂正され
た圧縮YUV信号は、ディスク制御回路24から出力さ
れ、バッファメモリ22を介して信号処理回路20に与
えられる。圧縮YUV信号は信号処理回路20によって
JPEG伸長され、モニタドライバ40に与えられる。
モニタドライバ40は与えられた伸長YUV信号に応答
してモニタ42を駆動し、この結果所望の画像がモニタ
42に表示される。
【0023】光磁気ディスク30はスピンドル(図示せ
ず)の上に搭載され、スピンドルはシャフト74を介し
てスピンドルモータ72に連結されている。スピンドル
モータ72は、MPU68から与えられる制御信号に応
じてシャフト74を一定の角速度で回転させる。シャフ
ト74の回転に伴ってスピンドル、つまり光磁気ディス
ク30が一定の角速度で回転する。また、スピンドルモ
ータ72は回転に関連するPGパルスおよびFGパルス
を発生し、MPU68に与える。PGパルスは、スピン
ドルモータ72が1回転する毎に発振される信号であ
り、FGパルスは、スピンドルモータ72が一定角度回
転する毎に発振される信号である。PGパルスおよびF
Gパルスに基づいてシャフト60に連結されたスピンド
ル、つまり光磁気ディスク30の回転数が適切に制御さ
れる。これによって、レーザダイオード26aから出力
されたレーザ光が光磁気ディスク30の所望の位置に照
射され、信号が適切に記録/再生される。
【0024】光磁気ディスク30の所望の位置にレーザ
光を照射して信号を記録/再生した場合にも、RF信号
には誤り信号が含まれる。RF信号に誤り信号が発生す
る原因には、ディスク装置内におけるRF信号の伝送に
よるもの、および光磁気ディスク30の光磁気膜に形成
されたピットの読み取りなどの光学的要因によるものな
どがある。光学的要因には、光磁気ディスク30の表面
に反りが存在するために、光ディスク30の表面に対す
るピックアップ26の傾きが光磁気ディスク30の回転
に応じて変化するというものがある。光磁気ディスク3
0の表面とピックアップ26との傾きの変化に応じてR
F信号の振幅が低下し、誤り率が増加する。このRF信
号の振幅低下および誤り率の増加は、ピックアップのチ
ルト(Tilt)特性と呼ばれ、光磁気ディスク30の回転に
同期した周期的性質を有する。チルト特性による再生性
能の低下は再生レーザパワーを変更することにより改善
することができる。
【0025】通常、1ECCブロック内に含まれる誤り
信号は、ECCデコーダ62において誤り訂正符号によ
って検出され、正しい信号に訂正される。しかし、光磁
気ディスク30の反りの程度が大きいときには誤り信号
の量が増大し、誤り訂正符号による訂正が可能な訂正限
界を超える可能性がある。この場合に、誤り信号がその
まま出力されると、再生信号にノイズを生じる。再生信
号が静止画像記録モードで記録された圧縮YUV信号で
あれば、誤り信号によるノイズが目に付きやすい。
【0026】そこで、光磁気ディスク30の1回転分の
チルト特性を測定し、チルト特性を改善するように再生
レーザパワーを変更し、この再生レーザパワーで圧縮Y
UV信号を再生する。
【0027】具体的には、まず初期値の再生レーザパワ
ーで光磁気ディスク30の1回転分の映像信号を再生
し、1回転における再生信号の誤り率を測定する。つぎ
に測定した誤り率を所定の回転角度毎にサンプリング
し、誤り率が誤り訂正符号の訂正限界を超えている回転
角度を取得する。訂正限界を超えている回転角度につい
て、再生レーザパワー値を変更して圧縮YUV信号を繰
り返し再生し、誤り率が最も低くなる再生レーザパワー
値(以下、「最適再生レーザパワー」と呼ぶ)を決定す
る。初期値の再生レーザパワーを、その回転角度におけ
る最適再生レーザパワー値に置き換えることにより、光
磁気ディスク30の1回転分の再生レーザパワー値(以
下、「周期再生レーザパワー」と呼ぶ)を作成し、この
周期再生レーザパワーで圧縮YUV信号を再生する。
【0028】ディジタルカメラ10に設けられたディス
ク装着部のスピンドル(図示せず)に光磁気ディスク3
0が装着され、電源スイッチ38が押し下げられると、
システムコントローラ32が起動信号をMPU68に与
える。すると、MPU68は、図3から図7に示すフロ
ー図を処理する。
【0029】スタートするとMPU68は、まずステッ
プS1において、光磁気ディスク30がスピンドルに搭
載されているかどうか判断する。搭載されていないと判
断する間はステップS1を繰り返す。搭載されていると
判断するとMPU68は、ステップS3において、制御
信号を与えてスピンドルモータ72を駆動させる。スピ
ンドルモータ72が駆動するとその回転がシャフト74
を介してスピンドルに回転が伝わり、光磁気ディスク3
0が回転する。ステップS5においてMPU68は、レ
ーザドライブ56に制御信号を与えてピックアップ26
およびレーザドライブ56を含むレーザ駆動系をオンに
する。ステップS7では、フォーカスサーボ機構50、
トラッキングサーボ機構52およびスレッドサーボ機構
54に制御信号を与えて各サーボ機構系をオンにし、続
くステップS9では各サーボ機構のパラメータをキャリ
ブレーションする。
【0030】光磁気ディスク30の回転およびピックア
ップ26制御の準備が整うと、MPU68はステップS
11において、光磁気ディスク30の1回転相当の再生
レーザパワー値を決定する。MPU68は、ステップS
11の処理の詳細を図4のフロー図にしたがって処理す
る。
【0031】まず、ステップS31において、MPU6
8はフォーカスサーボ機構50、トラッキングサーボ機
構52、およびスレッドサーボ機構54を駆動させてピ
ックアップ26を光磁気ディスク30の所定のトラック
位置にシークする。光磁気ディスク30の半径方向外側
になるほど表面の反りの程度が顕著になるので、シーク
させるトラックの位置は外側であるほどよい。以下、こ
のトラックを「測定トラック」と呼ぶ。この実施例で
は、説明上光磁気ディスク30の外側まで圧縮YUV信
号が記録されているものとする。つぎに、ステップS3
3において、MPU68はレーザドライブ56に制御信
号を与えて再生レーザパワー値を初期値に設定する。レ
ーザパワー値の設定を終えると、ステップS35で、ス
ピンドルモータ72から発せられるPGパルスおよびF
Gを用いてタイミングを計り、初期値の再生レーザパワ
ーで光磁気ディスク30から1回転に相当する圧縮YU
V信号を再生する。
【0032】ステップS37で、符号誤り率算出回路に
よって再生された圧縮YUV信号から算出された誤り率
を取り込み、メモリ76に書き込む。圧縮YUV信号か
ら算出された誤り率と回転角度の関係のモデルを図8
(B)に示す。また、再生レーザパワー値は、図8
(A)に示すように一定である。
【0033】MPU68は、ステップS39で、メモリ
76に保持された誤り率の値を30度毎にサンプリング
してメモリ76に設けられたワークエリアテーブル76
a(以下、「テーブル76a」と呼ぶ)に格納する。誤
り率は、図8(C)に示すように0度から360度の1
3箇所(0度と360度とが重複)でサンプリングされ
る。テーブル76aは、図10(A)に示す構造となっ
ており、回転角度0度から360度までの誤り率を格納
する13個の誤り率格納エリアと、0度から360度ま
での各回転角度における再生レーザパワー値を格納する
13個のレーザパワー値格納エリアを有している。
【0034】ステップS39の処理が完了した時点で
は、図10(B)に示すように、サンプリングされた誤
り率e0〜e360がそれぞれの誤り率格納エリアに格納さ
れ、再生レーザパワーの初期値p0がそれぞれのレーザ
パワー値格納エリアに格納される。
【0035】つぎに、テーブル76aに格納された誤り
率を参照するために、MPU68はステップS40でテ
ーブル76aの先頭をポイントする 以下、ステップS41からステップS47を繰り返し
て、誤り率が訂正限界を超えている回転角度について、
誤り率が最低となる最適再生レーザパワーを決定する。
この実施例では、誤り率の値が訂正限界値を超えている
回転角度は、図10(B)に示すように120度、15
0度、180度、210度、および240度であり、こ
れらの回転角度における再生レーザパワーを最適再生レ
ーザパワーに変更する。
【0036】MPU68は、ステップS41において、
現在ポイントしているテーブル76aの誤り率が訂正限
界を超えているかどうか判断する。誤り率が訂正限界を
超えていると判断すると、ステップS43で当該回転角
度における最適再生レーザパワー値の決定を行う。MP
U68は、ステップS41の処理を図5および図6のサ
ブルーチンを処理することによって実行する。
【0037】MPU68は、ステップS51で大小比較
をするために誤り率を格納するワークエリア68a(以
下、「エリア68a」と表記する)を初期化し、ステッ
プS53で、レーザドライブ56に制御信号を与えて再
生レーザパワーの初期値をp 0に設定する。
【0038】ステップS55では、再生レーザパワー値
が予め設定されたレーザパワーの上限値に一致するかど
うかを判断する。上限値と一致しないと判断すると、ス
テップS57で再生レーザパワー値を所定値だけ上昇さ
せる。
【0039】つぎに、ステップS59でMPU68は、
スピンドルモータ72から取得したFGパルスおよびP
Gパルスに基づいて、光磁気ディスク30の当該回転角
度に対応する位置にアクセスする。つまり、この実施例
では、スピンドルモータ72は、光磁気ディスク30が
1回転する間にFGパルスを12回発生するものとす
る。MPU68は、PGパルスによって光磁気ディスク
30の回転角度0度の位置を判断し、PGパルスが発生
した後に発生するFGの発生回数によって当該回転角度
に相当する光磁気ディスク30の位置を判断する。これ
によって、MPU68は、当該回転角度に対応する光磁
気ディスク30の位置を決定する。
【0040】ステップS61では、当該回転角度に位置
する映像信号(ECCブロック)を測定トラックから再
生する。
【0041】再生されたECCブロックは、ライン毎に
誤り検出および誤り訂正が施され、各々のラインの誤り
量情報が得られる。さらにこの誤り量情報から誤り率が
算出され、ステップS63においてMPU68は、当該
回転角度位置に対応するラインの誤り率を取り込んでエ
リア68aに格納する。この誤り率が当該回転角度位置
における誤り率である。以下、この誤り率を「測定誤り
率」と呼ぶ。
【0042】ステップS65で、測定誤り率の値をテー
ブル76aの誤り率格納エリアに現在格納されている誤
り率の値と比較して、どちらが小さいかを判断する。以
下、テーブル76aの誤り率格納エリアに格納されてい
る誤り率の値を「現最低誤り率」と呼ぶ。測定誤り率の
値が現最低誤り率の値よりも小さいときに、測定誤り率
の値をテーブル76aの誤り率格納エリアに格納して当
該回転角度の現最低誤り率を更新し、さらに現在の再生
レーザパワー値をレーザパワー値格納エリアに格納して
更新し、ステップS55に戻る。
【0043】ステップS65で、測定誤り率の値が現最
低誤り率の値以上であるときは、現最低誤り率および再
生レーザパワーを更新せずに、つまりステップS67を
スキップしてステップS55に戻る。こうして、より低
い誤り率の値、およびそのときの再生レーザパワー値が
テーブル76aにそれぞれ格納される。
【0044】ステップS55以降で、さらに再生レーザ
パワー値を上昇させて誤り率を測定し、現最低誤り率、
および再生レーザパワー値の更新を行う。ステップS5
5で再生レーザパワー値が上限に一致すると判断される
と、ステップS71(図6)に進む。ステップS55か
らステップS67までの処理を繰り返すことにより、初
期値から上限値までの範囲で、誤り率の値を最も小さく
する再生レーザパワー値がテーブル76aのレーザパワ
ー値格納エリアに格納され、そのときの誤り率の値が誤
り率格納エリアに格納される。
【0045】ステップS71以降では、再生レーザパワ
ー値を初期値から徐々に降下させて誤り率を測定する。
この処理の手順は図5に示した、初期値よりも高い再生
レーザパワー値で誤り率を測定する手順と同様である。
【0046】まず、ステップS71で再生レーザパワー
の初期値をレーザドライブ56に設定する。つぎに、再
生レーザパワー値が予め設定された下限値に一致するか
どうかをステップS73で判断する。再生レーザパワー
値が下限値と一致しないと判断したとき、ステップS7
5で再生レーザパワー値を所定の値だけ降下させる。
【0047】MPU68は、ステップS77で、スピン
ドルモータ72から受け取ったPGパルスおよびFGパ
ルスに基づいて、当該回転角度に対応する光磁気ディス
ク30の位置にアクセスする。
【0048】ステップS79で、MPU68は、光ピッ
クアップ26のレーザダイオード26aからレーザ光を
照射して、当該回転角度位置に記録されている映像信号
(ECCブロック)を再生する。再生されたECCブロ
ックに含まれる複数のラインの各々について、誤り量情
報から誤り率が算出され、MPU68がステップS81
で当該回転角度位置に対応するラインの誤り率を取り込
み、エリア68aに格納する。
【0049】この測定誤り率の値をテーブル76aに格
納されている現最低誤り率の値をステップS83で比較
し、測定誤り率の値が現最低誤り率の値よりも小さいと
きにステップS85に進む。ステップS85では、テー
ブル76aに格納されている現最低誤り率の値をエリア
68aに格納されている測定誤り率の値に置き換え、現
在の再生レーザパワー値をレーザパワー値格納エリアに
格納する。
【0050】最低誤り率と再生レーザパワー値の更新が
終了すると、ステップS73に戻り、再生レーザパワー
値をさらに降下させて誤り率の測定を続ける。ステップ
S83で、測定誤り率の値が現最低誤り率の値以上であ
るとMPU68が判断すると、ステップS85をスキッ
プ、つまり測定誤り率の値を放棄し、つぎの再生レーザ
パワー値で誤り率を測定するために、ステップS73に
戻る。
【0051】ステップS73で、再生レーザパワー値が
下限値に一致するとMPU68が判断すると、当該回転
角度の最適再生レーザパワーの決定処理(ステップS4
3:図4)を終了する。
【0052】1回目のステップS43が終了すると、回
転角度0度の最適再生レーザパワー値、およびこれに対
応する誤り率の値が、テーブル76aの先頭のレーザパ
ワー値格納エリアおよび誤り率格納エリアにそれぞれ格
納されている。当該回転角度の最適再生レーザパワー値
が決定すると、ステップS45で、ポインタがテーブル
76aの末尾であるかどうか、つまり、全ての回転角度
の処理が終了したかどうかを判断する。ポインタがテー
ブル76aの末尾でないときは、ステップS47でポイ
ンタを一つ進めて、つぎの回転角度の誤り率格納エリア
をポイントし、ステップS41に戻る。ステップS41
以降では、つぎの回転角度について同様の処理を行う。
こうして、全ての回転角度についての処理を終え、MP
U68がステップS45でポインタがテーブル76aの
末尾であると判断すると、ステップS49に進む。
【0053】0度から360度までのすべての回転角度
に対してステップS41からステップS47までの処理
が実行されることによって、誤り率の値が訂正限界値を
超える回転角度の再生レーザパワー値が、各回転角度に
おける最適再生レーザパワー値に変更される。図10
(C)に示すように、誤り率の値が訂正限界値を超える
と仮定した回転角度120度、150度、180度、2
10度、および240度の再生レーザパワー値の初期値
0から各回転角度における最適レーザパワー値p1、p
2、p3、p4、およびp5にそれぞれ変更される。
【0054】図10(C)に示す再生レーザパワー値を
グラフ化したものが、図9(A)であり、この図に示す
ように、再生レーザパワー値が決定している回転角度
は、30度毎の角度である。MPU68はステップS4
9で、回転角度軸上で互いに隣り合う再生レーザパワー
値を線形補間して、図9(B)に示すような再生レーザ
パワーの連続値(周期再生レーザパワー)とする。この
周期再生レーザパワーをMPU68はメモリ76に書き
込んで保持する。回転角度0度の再生レーザパワー値と
回転角度360度の再生レーザパワー値とが異なるとき
は、線形補間する前に、それぞれの値を互いの値の平均
値に置き換えるとよい。このようにすることにより、図
9(B)に示す周期再生レーザパワーは、回転角度範囲
の両端においても連続した値となる。ステップS49の
線形補間処理を終えるとステップS11(図3)が終了
する。
【0055】周期再生レーザパワーが決定すると、ステ
ップS13でMPU68は、光磁気ディスク30からコ
ントロールデータ、ディフェクト情報、TOCなどのデ
ィスク情報を読み込む。
【0056】つぎに、MPU68は、電源がオン状態で
あるかどうかをステップS15で判断し、オンであると
判断すると、さらにステップS17で、再生ボタン37
がオン状態であるかどうかを判断する。再生ボタン37
がオン状態であると、ステップS19で映像信号の再生
を開始する。MPU68は、映像信号再生の処理を図7
のサブルーチンを処理することによって実行する。
【0057】まず、MPU68はステップS91で、ピ
ックアップ26を目的のトラックにシークさせる。つぎ
に、ステップS93でMPU68は、PGパルスを検出
して光磁気ディスク30の回転角度が0度となる位置を
判断し、光磁気ディスク30の回転角度が0度となるタ
イミングと周期再生レーザパワーの周期を開始するタイ
ミングを一致させる。さらに、ステップS95でMPU
68は、FGパルスを検出してスピンドルモータ72の
回転速度を算出する。算出したスピンドルモータ72の
回転速度に基づいて、周期再生レーザパワーの周期Tの
長さを決定する。つまり、周期再生レーザパワーの周期
Tを光磁気ディスク30が1回転するのにかかる時間に
一致させる。MPU68はステップS97で、周期再生
レーザパワー値をメモリ76から読み出し、ステップS
93で決定した周期を開始するタイミングで、周期再生
レーザパワー値を回転角度0度から順次レーザドライブ
56に設定する。MPU68は、映像信号の再生が終了
するまで、周期再生レーザパワー値をレーザドライブ5
6に設定し続ける。ステップS99で、MPU68はレ
ーザ光を照射させる制御信号をレーザドライブ56に与
え、映像信号の再生を開始する。
【0058】ステップS93およびステップS95の処
理によって、光磁気ディスク30の回転周期と周期再生
レーザパワーの周期が同期している。したがって、誤り
率が高い光磁気ディスク30の回転角度位置には、誤り
率が最も低くなるレーザパワーのレーザ光が照射され
る。この結果、再生信号に含まれる誤り信号の量が抑え
られ、図9(C)に示すように、すべての回転角度の誤
り率が訂正限界値以下となる。
【0059】ステップS19(図3)の再生開始処理が
終了すると、MPU68がステップS21で再生を終了
すると判断するまで、圧縮YUV信号の再生を続ける。
ステップS21では、再生ボタン37がオフ状態となる
か、もしくは要求された圧縮YUV信号を再生し終えた
ときに、再生の終了と判断する。MPU68が再生の終
了と判断すると、ステップS23で圧縮YUV信号の再
生を終了する。
【0060】圧縮YUV信号の再生を終了させると、ス
テップS15に戻り、電源がオフ状態になったと判断す
るまで、ステップS15からステップS23の処理を繰
り返す。電源がオフ状態になると図3のフロー図の処理
を終了する。
【0061】この実施例によれば、光磁気ディスク30
の1回転分に相当する信号を再生し、30度毎の光磁気
ディスク30の回転角度における再生信号の誤り率を求
め、回転角度に対応する誤り率が誤り訂正限界を超える
ときに、当該回転角度で照射されるレーザ光の再生レー
ザパワーを最適再生レーザパワーに変更する。誤り率が
訂正限界を超えるすべての回転角度について、再生レー
ザパワーを最適再生レーザパワーに変更することによっ
て光磁気ディスク30の1回転分に相当する周期再生レ
ーザパワー値を決定する。こうして決定した周期再生レ
ーザパワー値のレーザ光を光磁気ディスク30の回転に
合わせて照射する。したがって、光磁気ディスク30の
反りなどにより生じる周期的な誤り信号の量を低減でき
る。
【0062】この実施例は、上述の例に限らず種々に変
更して実施してもよい。たとえば、上述の例では、誤り
率が誤り訂正符号の訂正限界を超える回転角度について
のみ再生レーザパワーを最適再生レーザパワーに変更し
たが、すべての回転角度の再生レーザパワーを最適再生
レーザパワーとしてもよい。
【0063】また、再生レーザパワーを変更する間隔を
30度毎とし、サンプリングポイントを13個所(0度
と360度が重複)としたが、これに限らず実施例に合
わせてサンプリングポイントの数を変更してもよい。な
お、サンプリングポイントは9〜17箇所、つまり角度
にして45度から22.5度程度であれば、良好な周期
再生レーザパワー値を得ることができる。
【0064】さらに、実施例では光磁気ディスクの最外
周にまで映像信号が記録されていることとし、誤り率を
測定する測定トラックを1個所に固定したが、映像信号
が記録されている最外周のトラックを検出して、そのト
ラックを測定トラックとしてもよい。
【0065】また、測定トラックから測定される誤り率
に突出して高い値が含まれるときには、測定トラックを
変更するようにしてもよい。
【0066】さらに、測定トラックを複数箇所として、
各測定トラックから測定される誤り率から周期的に発生
する誤り率のみを抽出し、この誤り率に基づいて最適再
生レーザパワーを決定してもよい。
【0067】また、光磁気ディスクの径方向に所定の間
隔で位置する複数のトラックを測定トラックとし、各測
定トラックから測定した誤り率に基づいて複数の周期再
生レーザパワーを決定しておき、信号を再生するトラッ
クの位置に応じて周期再生レーザパワーを選択するよう
にしてもよい。
【0068】さらに、実施例では、誤り率を測定して再
生レーザパワー値を決定する光ディスクの回転角度の間
隔を一定としたが、この間隔は一定でなくともよく、た
とえば、誤り率が高い位置においては、この間隔を他の
位置よりも狭くすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用したディジタルカメラの概要を
示すグロック図である。
【図2】図1のディスク制御回路およびピックアップの
詳細を示すブロック図である。
【図3】この発明を適用したディジタルカメラで映像信
号を再生する処理手順の一実施例を示すフロー図であ
る。
【図4】図3のフロー図におけるステップS11の詳細
な処理手順を示すフロー図である。
【図5】図4のフロー図におけるステップS43の詳細
な処理手順を示すフロー図である。
【図6】図5のフロー図に続く処理手順を示すフロー図
である。
【図7】図3のフロー図におけるステップS19の詳細
な処理手順を示すフロー図である。
【図8】回転角度と再生レーザパワーおよび誤り率の関
係を示す図解図で、(A)は初期再生レーザパワーを示
すブラフ、(B)は初期再生レーザパワーで映像信号を
再生したときの誤り率を示すグラフ、(C)は回転角度
30度毎にサンプリングされた誤り率を示すグラフであ
る。
【図9】回転角度と再生レーザパワーおよび誤り率の関
係を示す図解図で、(A)は変更後の再生レーザパワー
を示すグラフ、(B)は(A)を線形補間した周期再生
レーザパワーを示すグラフ、(C)は周期再生レーザパ
ワーで映像信号を再生したときの誤り率を示すグラフで
ある。
【図10】周期再生レーザパワーの決定に使用するワー
クエリアテーブルを示す図解図で、(A)は、ワークエ
リアテーブルの初期状態を示す図解図、(B)は、誤り
率測定後のワークエリアテーブルの状態を示す図解図、
(C)は、周期再生レーザパワー決定後のワークエリア
テーブルの状態を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …ディジタルカメラ 26 …光ピックアップ 26a …レーザダイオード 30 …光磁気ディスク 56 …レーザドライブ 62 …ECCデコーダ 64 …符号誤り率算出回路 68 …MPU
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 576 G11B 20/18 576C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体レーザから出力されたレーザ光を回
    転する光ディスクの記録面に照射して前記記録面から信
    号を再生するディスク装置において、 前記半導体レーザを駆動して前記記録面から所定信号を
    再生する第1再生手段、 前記第1再生手段によって再生された前記所定信号の誤
    り率を検出する誤り率検出手段、 前記誤り率検出手段によって検出された前記誤り率を所
    定回転角度おきに取り込む取り込み手段、 前記取り込み手段によって取り込まれた前記誤り率に基
    づいて、前記光ディスクの回転に応じて周期的に変化す
    るかつ前記誤り率が所定閾値を下回るようなレーザパワ
    ー値を決定する決定手段、および前記決定手段によって
    決定された前期レーザパワー値で前記半導体レーザを駆
    動して前記記録面から所望信号を再生する第2再生手段
    を備えることを特徴とする、ディスク装置。
  2. 【請求項2】前記第1再生手段は所定レーザパワー値で
    前記半導体レーザを駆動し、 前記決定手段は、前記誤り率を所定閾値と比較する比較
    手段、前記誤り率が前記所定閾値以下であるとき前記所
    定レーザパワー値を当該回転角度での前記レーザパワー
    値として決定する第1決定手段、前記誤り率が前記所定
    閾値より大きいとき前記誤り率が最低となる最適レーザ
    パワー値を特定する特定手段、および前記特定手段によ
    って特定された前記最適レーザパワー値を当該回転角度
    での前記レーザパワー値として決定する第2決定手段を
    含む、請求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】前記決定手段は、前記第1決定手段および
    前期第2決定手段によって決定された前期レーザパワー
    値に線形補間を施す線形補間手段をさらに含む、請求項
    2記載のディスク装置。
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