JP3495434B2 - 冷凍装置 - Google Patents
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Description
圧縮機の駆動制御に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の冷凍装置においては、圧縮機と、
凝縮器と、減圧装置と、蒸発器とを用いた冷凍サイクル
を有し、この冷凍サイクルにより庫内を冷却するように
しているが、庫内が広く大きな冷凍能力が必要な場合に
は複数の、通常は2つの圧縮機を用いるようにしてい
る。そして、このような2つの圧縮機を備えた冷凍装置
では、例えば庫内温度がそれほど高くない場合には圧縮
機を1つだけ駆動し、庫内温度が高い場合には2つの圧
縮機を同時に駆動するようにしている。 【0003】ところで、このように庫内温度に応じて各
圧縮機の運転を制御することができるよう冷凍サイクル
中の低圧圧力を検出できる位置に設けられた圧力検知器
である圧力スイッチと、この圧力スイッチの検出出力に
基づいて複数の圧縮機毎に圧縮機の駆動/停止を制御す
る駆動制御部とを設けるようにしているものがあり、こ
のような従来の冷凍装置としては例えば特公平5−34
581号公報に示されるものがある。 【0004】一方、このような圧力スイッチの種類とし
ては機械式圧力スイッチと、例えばピエゾ素子を用いた
電子式圧力スイッチとがあり、細かな制御が必要な場合
には電子式圧力スイッチが使用されるようになってい
る。 【0005】ところで、このような電子式圧力スイッチ
においては、圧縮機を駆動する動作圧力(以下駆動圧力
という)及び圧縮機を停止する動作圧力(以下停止圧力
という)を複数組設定することができるものがあり、こ
のような電子式圧力スイッチを用いた場合には、図6に
示すように2つの圧縮機1a,1bを備えた冷凍サイク
ルにおいても使用する電子式圧力スイッチ2は一つで済
むようになっている。なお、同図において、3は凝縮
器、4はレシーバタンク、5は蒸発器、6はアキューム
レータ、7は電磁弁である。 【0006】そして、このような電子式圧力スイッチ2
にて2つの圧縮機1a,1bの運転を制御する場合は、
圧縮機1a,1b毎に駆動圧力及び停止圧力をそれぞれ
設定するようにし、庫内が暖かくなって低圧圧力が上昇
して図7に示すように一方の圧縮機(以下第1圧縮機と
いう)1aが駆動される第1駆動圧力P1となった場合
に電子式圧力スイッチ2は第1圧縮機1aに駆動信号を
出力するようになっており、これにより第1圧縮機1a
は駆動され、冷却運転が開始される。 【0007】また、第1圧縮機1aが駆動されても低圧
圧力がさらに上昇し、他方の圧縮機(以下第2圧縮機と
いう)1bが駆動される第2駆動圧力P2となった場合
に電子式圧力スイッチ2は第2圧縮機1bに駆動信号を
出力するようになっており、これにより第2圧縮機1b
も駆動されるようになり、2つの圧縮機1a,1bによ
る冷却運転が開始される。 【0008】一方、このような2つの圧縮機1a,1b
による冷却運転により庫内が冷えて低圧圧力が下降し、
やがて第2圧縮機1bを停止する第1停止圧力P3とな
った場合には、電子式圧力スイッチ2は第2圧縮機1b
に停止信号を出力して第2圧縮機1bの駆動を停止する
ようにしている。これにより、冷却運転は第1圧縮機1
aのみで行なわれ、庫内が冷え過ぎないようにしてい
る。 【0009】なお、第2圧縮機1bを停止しても低圧圧
力が下降して低圧圧力が第1圧縮機1aを停止する第2
停止圧力P4となった場合には、電子式圧力スイッチ2
は第1圧縮機1aに停止信号を出力して第1圧縮機1a
の駆動を停止するようにしており、これにより冷却運転
は停止され、庫内はそれ以上冷えないようになる。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の冷凍装置において、第1圧縮機の第1駆動圧力P
1と第2停止圧力P4との圧力差と、第2圧縮機の第2
駆動圧力P2と第1停止圧力P3との圧力差とが異なる
場合、圧力差が小さい方、同図においては第2圧縮機の
方が駆動と停止が短期間で繰り返されるようになるので
第2圧縮機の寿命が短くなるという不具合があった。 【0011】そこで、従来は、所定の間隔で電子式圧力
スイッチの動作圧力を変更して第1圧縮機の方の圧力差
を小さくすると共に、この動作圧力の変更を繰り返し行
うことにより、2つの圧縮機の寿命の均等化を図るよう
にしていた。しかし、扉の開放等の理由により庫内の温
度が急激に変化した場合、例えば図8に示すように圧縮
機の駆動と停止が短期間で繰り返される所謂ショートサ
イクル運転が行なわれるようになり、このようにショー
トサイクル運転が数多く行われると圧縮機の寿命が短く
なるという問題点があった。 【0012】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するためになされたものであり、圧縮機の寿命を長くす
ることができる冷凍装置を提供することを目的とするも
のである。 【0013】 【課題を解決するための手段】複数の圧縮機と、凝縮器
と、減圧装置と、蒸発器とを用いた冷凍サイクルを有す
る冷凍装置において、前記冷凍サイクル中の低圧圧力を
検出できる位置に設ける単一の圧力検出器と、この圧力
検出器の検出出力に基づいて前記複数の圧縮機毎に圧縮
機の駆動/停止を制御する駆動制御部とを設けると共
に、前記駆動制御部には前記圧力検出器の検出する圧力
値に対してそれぞれの圧縮機の駆動/停止を制御する動
作圧力を重ならないよう複数種類設定できる圧力設定部
と、前記圧力検出器の検出する圧力値が前記動作圧力に
達したときから所定時間の遅延の後に前記動作圧力に対
応する前記圧縮機の駆動を開始させる遅延制御部と、前
記圧縮機の所定運転時間が経過する毎に前記圧力設定部
により設定された一の種類の動作圧力から他の種類の動
作圧力に切り換えるためのタイマとを備えたことを特徴
とする。 【0014】 【作用】本発明では、複数の圧縮機と、凝縮器と、減圧
装置と、蒸発器とを用いた冷凍サイクル中の低圧圧力を
圧力検出器にて検出すると共に、この圧力検出器の検出
出力に基づいて駆動制御部により複数の圧縮機毎に圧縮
機の駆動/停止を制御するようにする。また、駆動制御
部に備えられた圧力設定部により、圧力検出器の検出す
る圧力値に対してそれぞれの圧縮機の駆動/停止を制御
する動作圧力を重ならないよう複数種類設定するように
する。さらに、駆動制御部に備えられた遅延制御部によ
り、圧力検出器の検出する圧力値が動作圧力に達したと
きから所定時間後に動作圧力に対応する圧縮機の駆動を
開始させるようにする。また、圧縮機の所定運転時間が
経過する毎に駆動制御部に備えられたタイマにより前記
圧力設定部により設定された一の種類の動作圧力から他
の種類の動作圧力に切り換える。 【0015】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。 【0016】図1は、本発明の一実施例に係る冷凍装置
の圧縮機駆動制御回路の回路図である。同図において、
図6と同一符号は同一又は相当部分を示している。 【0017】同図において、8は低圧圧力が圧縮機1
a,1bを停止する動作圧力P3,P4となり、電子式
圧力スイッチ2の検出圧力に基づいて圧縮機1a,1b
が停止させ、また、低圧圧力が圧縮機1a,1bを駆動
させる動作圧力P1,P2となり、電子式圧力スイッチ
2の検出圧力に基づいて圧縮機1a,1bを駆動させる
駆動信号を、所定時間遅延させた場合にのみ駆動信号を
圧縮機1a,1bに出力させる遅延制御部である遅延回
路である。 【0018】なお、同図において、S1は電源スイッチ
であり、8Aは遅延回路8と、電子式圧力スイッチ2の
検出する圧力値に対してそれぞれの圧縮機1a,1bの
駆動/停止を制御する動作圧力P1,P2,P3,P4
を重ならないよう設定する圧力設定部2Aとを備えた運
転制御部である。ここで、この圧力設定部2Aは電子式
圧力スイッチ2(単一の圧力検出器)の検出圧力に基づ
いて、即ち低圧圧力が動作圧力P1,P2,P3,P4
となったときにスイッチ動作するスイッチS2,S3を
有するものである。 【0019】そして、このような遅延回路8と圧力設定
部2Aとを備えることにより、運転制御部8Aは、電子
式圧力スイッチ2の検出する圧力値が圧縮機1a,1b
を駆動する動作圧力P1,P2に達したときから所定時
間が経過した場合にのみ駆動信号を圧縮機1a,1bに
出力するようになる。これにより、圧縮機1a,1bが
短時間で停止と駆動を繰り返すことがないようにするこ
とができ、圧縮機1a,1bの寿命を延ばすことができ
るようにしている。 【0020】なお、本実施例において、この遅延回路8
は電子式圧力スイッチ2の検出圧力に基づいて作動し、
所定時間が経過するまでは駆動信号を圧縮機1a,1b
に出力させないように動作する図示しないタイマ部を備
えたものである。そして、このようなタイマ部を備える
ことにより、遅延回路8は所定時間が経過した場合にの
み次の駆動信号を圧縮機1a,1bに出力させることが
できるようになっている。 【0021】ここで、この遅延回路8により圧縮機1
a,1bの駆動開始が所定時間だけ遅れると、圧縮機1
a,1bは庫内温度が駆動開始温度よりも僅かに上昇し
た後に駆動するようになるので、図2に示すように駆動
時間、即ちONとOFFの間隔が長くなり、これにより
圧縮機1a,1bの寿命を延ばすことができるようにな
っている。なお、同図に示す遅延回路8の遅延時間Ts
は、商品等の冷却に問題のない時間、本実施例において
は1〜3分程度としている。 【0022】次に、このように構成された冷凍装置にお
ける圧縮機駆動制御動作について図3に示すフローチャ
ートを用いて説明する。なお、このフローチャートは第
1圧縮機1aの制御に関するものであるが、この制御動
作は第2圧縮機1bにおいても同様である。 【0023】電源スイッチS1がONとなると、電子式
圧力スイッチ2は所定の間隔で低圧圧力の検出を行なう
ようになっており(処理50)、検出された低圧圧力が
駆動圧力P1となると(判断51のY)、運転制御部8
Aは駆動信号を遅延回路8を介して第1圧縮機1aに出
力する。 【0024】そして、この駆動信号が出力されてから所
定時間が経過した後、駆動信号は、直ちに遅延回路8を
経て第1圧縮機1aに出力され、これにより第1圧縮機
1aは駆動されるようになる(処理53)。 【0025】また、このように第1圧縮機1aが駆動さ
れると、低圧圧力が下がり、やがて検出された低圧圧力
が第1圧縮機1aの停止圧力P4となると(判断54の
Y)、運転制御部8Aは停止信号を遅延回路8を介して
第1圧縮機1aに出力し、第1圧縮機1aは停止するよ
うになる(処理56)。 【0026】一方、このように第1圧縮機1aを停止し
た後、扉の開放等の理由により庫内の温度が急激に変化
すると、短時間で低圧圧力が駆動圧力P1となることが
ある。このとき、前の停止信号が出力されてから所定時
間経過していない場合には、まだ遅延回路8のタイマが
作動しており(判断52のY)、これにより駆動信号は
第1圧縮機1aに出力されず第1圧縮機1aは停止した
ままである。そして、この後、所定時間経過してタイマ
が作動しなくなると(判断52のN)、第1圧縮機1a
が駆動されるようになる(処理53)。 【0027】このように、圧力検出器の検出する圧力値
が動作圧力に達したときから所定時間の遅延の後に動作
圧力に対応する圧縮機(第1圧縮機1a)の駆動を開始
させることにより、第1圧縮機1aの駆動停止の間隔を
長くするようにすることができる。 【0028】なお、これまでの説明において、遅延回路
8はタイマにより駆動信号を遅延させるものとして述べ
てきたが、本発明はこれに限らず、通常のコンデンサに
て構成される遅延回路を用いてもよい。また、この遅延
回路8に所定時間を変えるための時間調整部を設けるよ
うにしてもよく、このように時間調整部を設けて所定時
間を変えることにより、冷凍サイクルや冷凍装置自体の
特性に応じた遅延時間を設定することができる。 【0029】ところで、本実施例においては、図1に示
すように運転制御部8Aにカウンタ9を設け、このカウ
ンタ9により圧縮機1a,1bの起動回数及び停止回数
を計数する一方、このカウンタ9の値を冷却運転全体を
制御する図示しない制御部に入力するようにしている。
そして、この制御部は、カウンタ9の値を不揮発性のメ
モリ部に記憶すると共にLED又はLCD等で構成され
る表示部に表示するようにしており、このように圧縮機
1a,1bの起動回数及び停止回数を表示部に表示する
ことにより適当な時期に圧縮機本体の交換等を行うこと
ができるようにしている。 【0030】また、これまでの説明において、遅延回路
8により圧縮機1a,1bの駆動停止の間隔を長くする
ことにより圧縮機1a,1bの寿命を延ばすようにした
ものについて述べてきたが、本発明はこれに限らず、例
えば図4に示すように切換スイッチ10を設けると共
に、この切換スイッチ10にて圧縮機1a,1bの運転
時間を計数するタイマ11からの信号に基づいて動作圧
力の切換動作を行うことにより2つの圧縮機1a,1b
の寿命の均等化を図るようにようにしてもよい。 【0031】なお、本実施例においては、この切換スイ
ッチ10は図4に示すように2つのスイッチ部S4,S
5を備え、このスイッチ部S4,S5をタイマ11から
の切換信号に基づいてA状態、即ち低圧圧力が第1駆動
圧力P1となると第1圧縮機1aを駆動し、第2駆動圧
力P2となると第2圧縮機1bを駆動する一方、第1停
止圧力P3となると第2圧縮機1bを停止し、第2停止
圧力P4となると第1圧縮機1aを停止する状態と、低
圧圧力が第1駆動圧力P1となると第2圧縮機1bを駆
動し、第2駆動圧力P2となると第1圧縮機1aを駆動
する一方、第1停止圧力P3となると第1圧縮機1aを
停止し、第2停止圧力P4となると第2圧縮機1bを停
止するB状態とに切換えるようにし、この切換えにより
動作圧力の切換動作が行われるようになっている。 【0032】また、タイマ11は、所定運転時間が経過
する毎に切換スイッチ10に切換信号を出力するように
なっており、この切換信号により切換スイッチ10はス
イッチ部S4,S5をA状態及びB状態に交互に切り換
えることができるようになっている。 【0033】次に、このように構成された切換スイッチ
10を有する冷凍装置の圧縮機駆動制御動作について説
明する。 【0034】今、切換スイッチ10がA状態に切り換わ
っているとすると、電子式圧力スイッチ2にて検出され
た低圧圧力が第1駆動圧力P1となった場合には(判断
60のY)、切換スイッチ10がA状態であることから
(判断61のY)、運転制御部8Aは駆動信号を第1圧
縮機1aに出力して第1圧縮機1aを駆動する(処理6
2)。なお、このときタイマ11は各圧縮機1a,1b
の運転時間を計数している。 【0035】また、このように第1圧縮機1aを駆動し
ても低圧圧力が上昇し、低圧圧力が第2駆動圧力P2と
なった場合には(判断63のY)、切換スイッチ10が
A状態であることから(判断64のY)、運転制御部8
Aは駆動信号を第2圧縮機1bに出力して第2圧縮機1
bを駆動する(処理65)。 【0036】一方、このように2つの圧縮機1a,1b
を駆動すると、低圧圧力が下がり、やがて検出された低
圧圧力が第1停止圧力P3となった場合には(判断66
のY)、切換スイッチ10がA状態であることから(判
断67のY)、運転制御部8Aは停止信号を第2圧縮機
1bに出力して第2圧縮機1bを停止する(処理6
8)。 【0037】また、このように第2圧縮機1bを停止し
ても低圧圧力が下がり、やがて低圧圧力が第2停止圧力
P4となった場合には(判断69のY)、切換スイッチ
10がA状態であることから(判断70のY)、運転制
御部8Aは停止信号を第1圧縮機1aに出力して第1圧
縮機1aを停止する(処理71)。これにより、冷却運
転が停止され、庫内が冷えすぎることはない。そして、
このようなA状態における圧縮機1a,1bの駆動制御
は所定運転時間が経過するまで(判断72のN)行われ
る。 【0038】ところで、このようなA状態における圧縮
機1a,1bの駆動制御が行われて所定運転時間が経過
すると(判断72のY)、タイマ11からの信号が切換
スイッチ10に入力され、これにより切換スイッチ10
のスイッチ部S4,S5の状態が、この場合はA状態か
らB状態に切り換わる(処理73)一方、タイマ11は
リセットされると共に再スタートするようになる(処理
74)。 【0039】そして、このようにして切換スイッチ10
がB状態に切り換わると低圧圧力が第1駆動圧力P1と
なった場合には(判断60のY)、切換スイッチ10が
B状態であることから(判断61のN)、運転制御部8
Aは駆動信号を第2圧縮機1bに出力して第2圧縮機1
bを駆動する(処理65)。 【0040】また、このように第2圧縮機1bを駆動し
ても低圧圧力が上昇し、低圧圧力が第2駆動圧力P2と
なった場合には(判断63のY)、切換スイッチ10が
B状態であることから(判断64のN)、運転制御部8
Aは駆動信号を第1圧縮機1aに出力して第1圧縮機1
aを駆動する(処理62)。 【0041】一方、このように2つの圧縮機1a,1b
を駆動すると、低圧圧力が下がり、やがて検出された低
圧圧力が第1停止圧力P3となった場合には(判断66
のY)、切換スイッチ10がB状態であることから(判
断67のN)、運転制御部8Aは停止信号を第1圧縮機
1aに出力して第1圧縮機1aを停止する(処理7
1)。 【0042】また、このように第1圧縮機1aを停止し
ても低圧圧力が下がり、やがて低圧圧力が第2停止圧力
P4となった場合には(判断69のY)、切換スイッチ
10がB状態であることから(判断70のN)、運転制
御部8Aは停止信号を第2圧縮機1bに出力して第2圧
縮機1bを停止する(処理68)。これにより、冷却運
転が停止され、庫内が冷えすぎることはない。そして、
このようなB状態における圧縮機1a,1bの駆動制御
は所定運転時間が経過するまで(判断72のN)行われ
る。 【0043】このように、タイマ11により複数の圧縮
機1a,1bの運転時間を計数すると共に、タイマ11
からの信号に基づいて切換スイッチ10がA状態又はB
状態に切り換わるようにすることにより、圧縮機1a,
1b毎に設定された電子式圧力スイッチ2の動作圧力を
切り換えることができる。 【0044】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、圧力検出
器の検出する圧力値が動作圧力に達したときから所定時
間後に圧縮機の駆動を開始させるようにして圧縮機の駆
動/停止の間隔を長くすることにより、圧縮機の寿命を
長くすることができることに加え、圧縮機の所定運転時
間が経過する毎に駆動制御部に備えられたタイマにより
圧力設定部により設定された一の種類の動作圧力から他
の種類の動作圧力に切り換えることにより、複数の圧縮
機の寿命の均等化を図ることができる。
制御回路の回路図。 【図2】上記圧縮機駆動制御回路に設けられた遅延回路
により駆動信号が遅延される様子を示す図。 【図3】上記駆動信号の遅延動作を示すフローチャー
ト。 【図4】本発明の他の実施例に係る冷凍装置の圧縮機駆
動制御回路の回路図。 【図5】上記の圧縮機駆動制御回路の動作圧力の変更動
作を示すフローチャート。 【図6】従来の冷凍装置の圧縮機駆動制御回路の回路
図。 【図7】圧縮機の駆動圧力及び停止圧力を示す図。 【図8】従来の冷凍装置のショートサイクル運転の様子
を示す図。 【符号の説明】 1a,1b 圧縮機 2 電子式圧力スイッチ 2A 圧力設定部 8 遅延回路 8A 運転制御部 9 カウンタ 10 切換スイッチ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の圧縮機と、凝縮器と、減圧装置
と、蒸発器とを用いた冷凍サイクルを有する冷凍装置に
おいて、 前記冷凍サイクル中の低圧圧力を検出できる位置に設け
る単一の圧力検出器と、この圧力検出器の検出出力に基
づいて前記複数の圧縮機毎に圧縮機の駆動/停止を制御
する駆動制御部とを設けると共に、前記駆動制御部には
前記圧力検出器の検出する圧力値に対してそれぞれの圧
縮機の駆動/停止を制御する動作圧力を重ならないよう
複数種類設定できる圧力設定部と、前記圧力検出器の検
出する圧力値が前記動作圧力に達したときから所定時間
の遅延の後に前記動作圧力に対応する前記圧縮機の駆動
を開始させる遅延制御部と、前記圧縮機の所定運転時間
が経過する毎に前記圧力設定部により設定された一の種
類の動作圧力から他の種類の動作圧力に切り換えるため
のタイマとを備えたことを特徴とする冷凍装置。
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