JP3494599B2 - カラーマトリクス変換装置 - Google Patents

カラーマトリクス変換装置

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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル映像信
号の輝度色差信号とRGB信号におけるカラーマトリク
ス変換処理に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テレビジョン等の映像信号を伝
送する場合、送信側はカメラから得られたR(赤)G
(緑)B(青)の三原色信号を輝度色差信号に変換する
ことで、人間の目の特性を生かしたフィルタリングや符
号化、変調等の各種処理を施して伝送する。受信側では
受け取った信号の各種デコード処理をして得られた輝度
色差信号をRGB信号に変換してモニタに表示する。
【0003】この時、使われる輝度色差信号とRGB信
号のカラーマトリクス変換には、規格により異なるが、
例えば、ITU−R709によれば次の様なマトリクス
係数との積和演算式が使われる。 EY=0.7154EG+0.0721EB+0.212
5ER EPb=−0.386EG+0.500EB−0.500
ER EPr=−0.454−0.046EB+0.500ER ここでEYは輝度信号、EPb,EPrは色差信号、E
R,EG,EBはそれぞれR(赤),G(緑),B
(青)信号であり、各信号はアナログ信号に対応してい
る。
【0004】これらの信号をディジタル化して8bit
の画像データとして扱う場合、アナログ信号のオーバー
シュート等を考慮した演算結果のスケーリングやオフセ
ット、特に、色差信号の場合はマイナスレベルの底上げ
をするためのオフセットが与えられるが、基本的には係
数を適当に選ぶことにより以下の式で表すことができ
る。 Y=(a*G+b*B+c*R)/P+J Cb=(d*G+e*B+f*R)/P+K Cr=(g*G+h*B+i*R)/P+L
【0005】ここで、Yは輝度信号、Cb,Crは色差
信号、a〜iはマトリクス係数、J〜Lはオフセット係
数である。また、Pはマトリクス係数のビット精度に対
応したビットシフト係数であり、例えば、マトリクス係
数が8bitの精度とすれば、Pは256で演算後に8
bitシフトすることを意味する。逆に輝度差信号から
RGB信号を得る場合も上式で各係数を適当に設定する
ことで対応できる。
【0006】尚、マトリクス係数はアナログ値が仮に
0.7154とすれば 0.7154*256=183(8bitデータ) である。ここで、実際に0.7154の精度を保つため
にはマトリクス係数は14bitの精度が必要である
が、説明はすべて8bit精度で行う。
【0007】よって、マトリクス変換回路は上式から乗
算器と加算器の組み合わせで表現できるが、乗算器はR
OM等を使ったルックアップテーブル方式(図7)と片
方のデータをビット分解してもう片方にマスクをかけ、
それらの総和と出す方式(図8)が考えられる。係数の
精度を8bitとした場合、図7に示したルックアップ
テーブル方式ではROMのアドレスに(係数8bit+
データ8bit)の計16bit、出力データは16b
it必要で、ROMは1Mbitの容量が必要である。
これに対し、図8に示したビット分解による方式では、
高ビットレートのデータを処理するため総和をとる段階
でパイプライン処理をしたとして、図8に示す様に、レ
ジスタ128個と加算器7個で構成できる。
【0008】回路を構成する場合、前者(図7)の方が
簡単であるが回路規模は後者(図8)の方が勝る。いず
れの場合も、これらの乗算器を3個使い、結果を加算し
てビットシフトした後、オフセット値を加算することで
輝度もしくは色差のデータを1個得ることができ、マト
リクス変換回路としては、これらを3セット用いて構成
することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、図8に
示したビット分解して総和をとる方式を使った構成は、
図7に示したルックアップテーブル方式を使った構成よ
りも回路規模を小さくできるが、それでも、概算で、レ
ジスタ数は1000個を越える。係数を固定にすれば回
路規模は大幅に削減できるが、放送方式のディジタル化
にともない映像フォーマットの多様化が計られ、一般家
庭で用いる映像機器においても複数の規格に対応する必
要性がでてきた。
【0010】本発明は、上述のような状況に鑑みてなさ
れたもので、複数規格のカラーマトリクス変換に対応
し、かつ、回路規模を削減した安価な映像装置を構成で
きるようにするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)1段目
においてRGBもしくは輝度色差の3系統のディジタル
信号を2系統と1系統に分け、2系統に対応するマトリ
クス係数b,cの4パターンの演算即ち(0,b,c,
b+c)と1系統に対応するマトリクス係数aの4パタ
ーンの演算即ち(0,a,2a,3a)を行い、2系統
はそれぞれビット分解して各ビット毎にペアをつくり、
これをセレクト信号として前述のこれらに対応する演算
結果を選択し、また1系統のほうはビット分解してLS
Bから2ビット毎に区切ったものをセレクト信号として
前述のこれらに対応する演算結果を選択する手段と、
(b)2段目において1段目でそれぞれ選択されたマト
リクス係数の演算結果を下位から桁を合わせて並べ、下
位からペアをつくってそれぞれビット拡張しながら加算
を行う手段と、(c)3段目から5段目まで2段目と同
様にして加算をしていきその過程で最終的な演算結果に
反映されない下位ビットをその都度切り捨てていく手段
と(d)最終段の6段目にオフセット値を加算して、丸
め処理とサチレーションを行う手段を具備したことを特
徴としたものである。
【0012】また、本発明は、前記(a)〜(c)の手
段と、(d)4段目において、上位のペアがない演算結
果とオフセット値を桁合わせして加算し5段目に渡す手
段と、(e)5段目において、2段目と同様に加算し、
最終的な演算結果に反映されない下位ビットを切り捨て
ていく手段と、(f)6段目において、丸め処理とサチ
レーションを行う手段を具備したことを特徴としたもの
である。
【0013】更に、本発明は、前記カラーマトリクス変
換装置の前段に外部から入力されるフォーマット情報等
のデータを外部から得て、これらに対応したマトリクス
係数及びオフセット値を映像の垂直ブランキング期間等
のある時点において設定する手段を有し、これらの設定
値に基づいてカラーマトリクス変換を行うことを特徴と
したものである。
【0014】更に、本発明は、前記カラーマトリクス変
換装置の後段に、外部へ出力するフォーマット情報等の
データを外部から得て、これらに対応した同期信号を生
成する手段を有し、出力フォーマットに応じて同期を含
んだ画像データを出力することを特徴としたものであ
る。
【0015】更に、本発明は、前記カラーマトリクス変
換装置において、マトリクス係数に任意の係数を掛け合
わせることによって、出力のダイナミックレンジを変更
することができることを特徴としたものである。
【0016】更に、本発明は、前記カラーマトリクス変
換装置において、マトリクス係数を0にすることによっ
て映像を非表示にすることを特徴としたものである。
【0017】更に、本発明は、前記カラーマトリクス変
換装置において、マトリクス係数を徐々に0に近づけて
いくことによって映像をフェードアウトさせることを特
徴としたものである。
【0018】更に、本発明は、前記カラーマトリクス変
換装置において、マトリクス係数を0から徐々に規定値
に近づけていくことによって映像をフェードインさせる
ことを特徴としたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるマトリクス
変換装置のレジスタ構成を説明するための機能ブロック
図で、図中のa,b,cはそれぞれディジタル信号系列
で、1段目において、これらの3系統のディジタル信号
a,b,cを、図2に示すように、2系統(b,cの
組)と1系統(aの組)に分け、2系統に対応するマト
リクス係数b,cの4パターンの演算即ち(0,b,
c,b+c)と1系統に対応するマトリクス係数aの4
パターンの演算即ち(0,a,2a,3a)を行い、2
系統(b,c)はそれぞれビット分解して各ビット毎に
ペアをつくり、これをセレクト信号としてこれらに対応
する2系統の演算結果を選択し、また、1系統(a)の
ほうはビット分解してLSBから2ビット毎にペアをつ
くり、これをセレクト信号として対応する1系統の演算
結果を選択する。2段目において、1段目でそれぞれ選
択されたマトリクス係数の演算結果を下位から桁を合わ
せて並べ、下位からペアをつくってそれぞれビット拡張
しながら加算を行う(演算結果に反映されない部分を切
り捨てる)。3段目において、2段目と同様にして加算
をし、その過程で最終的な演算結果に反映されない下位
ビットを切り捨て、4段目において、上位のペアがない
演算結果とオフセット値を桁合わせして加算する。5段
目において、2段目と同様に加算し、最終的な演算結果
に反映されない下位ビットを切り捨て、6段目におい
て、丸め処理とサチレーションを行う。(実施例1)図
3は、本発明によるカラーマトリクス変換装置の実施形
態における構成の一例で、図中、1,2,3,は演算回
路で、これら演算回路は、輝度信号Yと色差信号Pb,
PrからRGB信号への変換を行う。前述のように、I
TU−R709によれば次の様なマトリクス係数との積
和演算式が使われる。 EY=0.7154EG+0.0721EB+0.212
5ER EPb=−0.386EG+0.500EB−0.115
ER EPr=−0.454EG−0.046EB+0.500
ER
【0020】ここでEYは輝度信号、EPb,EPrは
色差信号、ER,EG,EBはRGB信号であり、各信
号はアナログ信号に対応している。
【0021】上記のアナログ信号を8bitの画像デー
タとして扱い、係数の精度を8bitとすると以下の式
で表すことができる。 G=(256Y−48Pb−120Pr)/256+8
4 B=(256Y+475Pb)/256−238 R=(256Y+403Pr)/256−202 ここで、Yは輝度信号、Pb,Prは色差信号に対応し
ている。
【0022】上記の式で表されるマトリクス変換装置は
映像データの3出力G,B,Rに対して、それぞれ上記
の式で示される係数が設定された演算回路1,2,3を
使用することで実現することができる。また、各々の演
算回路は画像データ8bit、係数10bit(符号:
1bit,マトリクス係数:9bit)の入力と、画像
データ8bitの出力を持ち、図4に示すようなレジス
タで構成される。
【0023】図4は、本発明によるカラーマトリクス変
換装置の一実施例(実施例1)を説明するためのレジス
タ構成図で、 (a):まず、1段目において、輝度色差の3系統のデ
ィジタル信号を、図5に示すように、Yの組とPr,P
bの組の2系統に分け、それぞれビット分解して、各ビ
ット毎に、Yについて4パターンの演算即ち(0,Y,
2Y,3Y)を行い、Pr,Pbについても4パターン
の演算即ち(0,Pb,Pr,Pb+Pr)を行う。そ
して、ビット分解した画像データをセレクト信号として
前述のこれらに対応する演算結果を選択する。
【0024】輝度信号Yについては0ビット目が0,1
ビット目も0の値を持つとすると1段目のビット分解さ
れた画像データの演算結果はALL0となり、0ビット
目が1,1ビット目が0の時の演算結果はY,0ビット
目が0,1ビット目が1の時は2Y,どちらも1の場合
は3Yを選択する。同様にして、2ビット目と3ビット
目というように隣り合わせたビットをペアにして演算を
行う。色差信号Pb,Prについては例えば0ビット目
について演算結果の選択を行うとすると、そのビットの
色差信号同士をペアとして扱い、それぞれの画像データ
の値をセレクト信号として輝度信号の場合と同様の処理
を行う。
【0025】(b):2段目においては、1段目におい
てそれぞれ選択されたマトリクス係数の演算結果をビッ
ト分解に対応した桁を揃えて並べ、下位からペアをつく
ってそれぞれビット拡張しながら加算を行い、 (c):3段目から5段目までは、2段目と同様にして
加算をしていき、その過程で最終的な演算結果に反映さ
れない下位ビットを3段目,4段目にて1bit,5段
目にて3bit切り捨てる。
【0026】(d):最終6段目において、オフセット
値を加算して、切り捨てられる下位ビットの最上位ビッ
トが1の時は切り上げ処理を行い、0の時は切り捨てを
する(丸め処理)。さらに、演算結果が8bitの精度
を超えることが考えられるので、サチレーションを行
う。具体的には、6段目のMSB(符号ビット)が1で
ある時は演算結果がマイナスになっているということな
ので0x00に、13ビット目もしくは12ビット目が
1の時は出力データが0xFFを超えているということ
なので0xFFに丸め込む。
【0027】上述のようにレジスタ構成された図3の
1,2,3にそれぞれY,Pb,Prを入力してやり、
これら3つの演算回路1,2,3に対して前述の積和演
算式で得られた対応するマトリクス係数を設定すると、
RGBの画像データが得られる。
【0028】(実施例2)図6は、本発明の他の実施例
(実施例2)を説明するための図であるが、図4に示し
た実施例1と同様のレジスタ構成を持つ演算回路なの
で、以下異なる点のみ説明する。図6に示した実施例2
においては、図4に示した実施例1では6段目で加算し
ていたオフセット値を、4段目におけるペアの無い上位
ビットの演算結果と桁合わせして加算している。この演
算結果を5段目に渡し、6段目にて丸め込み処理とサチ
レーションを行う。この手段によって、実施例1では6
段目でオフセット値を加算していた処理を4段目に移す
ことが可能となったので、パイプライン処理では段数と
レジスタの個数を減らすことができる。
【0029】(実施例3)図7は、前記実施例1もしく
は実施例2の演算回路を含んだマトリクス変換装置の一
例を示す図で、図中、1,2,3は図2に示した演算回
路、4は係数設定回路、5は同期生成及び同期付加回路
である。係数設定回路4では外部からの入・出力フォー
マット情報からマトリクス係数を演算回路1,2,3に
設定してやる。ここでのマトリクス係数とは、ITU−
Rで規定されているマトリクス変換の積和演算式に対し
て、画像データ幅・係数の精度を決めることによって得
られる積和演算式のマトリクス係数である。前述のマト
リクス係数の設定を変更することにより、ITU−R6
01で規定される色差信号からRGB信号への変換、I
TU−R709で規定される色差信号からITU−R6
01の色差信号への変換をすることができる。また、マ
トリクス変換係数を0に設定することにより映像を非表
示にすることも可能である。また、マトリクス係数を徐
々に0に近づけて行くことによって、映像をフェードア
ウトさせることができる。また、マトリクス係数を0か
ら徐々に規定値に近づけていくことによって、映像をフ
ェードインさせることができる。
【0030】同期生成及び同期付加回路5では出力フォ
ーマットに対応した垂直・水平同期信号を生成し、規定
された映像信号の領域にマトリクス変換された映像デー
タを組み込むことによって同期を付加した形の映像デー
タを出力する。映像信号に対する同期のオフセットのレ
ベルは例えばSMPTEの規定では、輝度信号,RGB
では映像信号の黒レベルと同じ値となっており、色差信
号ではセンターの値と等しくなっている。そのため、出
力の映像信号が色差信号であるかRGB信号であるかに
より、同期信号のオフセットの値を切り替える必要があ
る。この切り替えも同期を付加する際に行っている。
【0031】信号の流れとしては外部から入・出力フォ
ーマット情報等が与えられ、対応したマトリクス変換係
数をマトリクス演算回路に設定する。同様にして、外部
から与えられた出力フォーマットにより同期信号が生成
され、マトリクス変換された映像信号を同期信号に組み
込んで映像信号を出力する。
【0032】
【発明の効果】発明に係るマトリクス変換装置は、従来
の方式に比べ、回路規模を削減することが可能になると
共に処理速度を向上させ、コストダウンを図ることが可
能となる。
【0033】また、一つの回路で様々なマトリクスの変
換を行うことが可能となる。具体的には、画像データに
同期を付加する際に、出力フォーマットに応じた同期を
付加して出力することが可能となる。或いは、出力の画
像データのダイナミックレンジを外部のアナログ回路で
変更せずに、マトリクス変換装置内で変更することが可
能となる。或いは、外部装置を使わずにマトリクス変換
装置内の処理で、映像を非表示にすること、或いは、映
像をフェードアウトさせること、或いは、映像をフェー
ドインさせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマトリクス変換装置の一実施例を
示すレジスタ構成図である。
【図2】3系統のディジタル信号を2系統と1系統に分
ける例を示す図である。
【図3】本発明によるマトリクス変換装置が適用される
演算位置のブロック図である。
【図4】本発明によるマトリクス変換装置の輝度、色差
による一実施例を示すレジスタ構成図である。
【図5】輝度、色差の3系統を2系統と1系統に分ける
例を示す図である。
【図6】本発明によるマトリクス変換装置の他の実施例
を示す構成図である。
【図7】本発明によるマトリクス変換装置の他の実施例
を示すブロック図である。
【図8】バックアップテーブルを使用した乗算器の例を
示す図である。
【図9】ビット分解による乗算器のイメージ図である。
【符号の説明】
1,2,3…マトリクス演算回路、4…係数設定回路、
5…同期生成及び同期付加回路。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−239361(JP,A) 特開 平9−288563(JP,A) 特開 平10−135831(JP,A) 特開 平8−130750(JP,A) 特開 平4−291895(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/67

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)1段目において、RGBもしくは
    輝度、色差の3系統のディジタル信号を2系統と1系統
    に分け、2系統に対応するマトリクス係数b,cの4パ
    ターンの演算即ち(0,b,c,b+c)と1系統に対
    応するマトリクス係数aの4パターンの演算即ち(0,
    a,2a,3a)を行い、2系統はそれぞれビット分解
    して各ビット毎にペアをつくり、これをセレクト信号と
    してこれらに対応する演算結果を選択し、また、1系統
    のほうはビット分解してLSBから2ビット毎に区切っ
    たものをセレクト信号としてこれらに対応する演算結果
    を選択する手段と、 (b)2段目において、1段目でそれぞれ選択されたマ
    トリクス係数の演算結果を下位から桁を合わせて並べ、
    下位からペアをつくってそれぞれビット拡張しながら加
    算を行う手段と、 (c)3段目から5段目までにおいて、前記2段目と同
    様にして加算をしていきその過程で最終的な演算結果に
    反映されない下位ビットをその都度切り捨てていく手段
    と、 (d)最終段の6段目において、オフセット値を加算し
    て、丸め処理とサチレーションを行う手段を具備したこ
    とを特徴とするカラーマトリクス変換装置。
  2. 【請求項2】 (a)1段目において、RGBもしくは
    輝度、色差の3系統のディジタル信号を2系統と1系統
    に分け、2系統に対応するマトリクス係数b,cの4パ
    ターンの演算即ち(0,b,c,b+c)と1系統に対
    応するマトリクス係数aの4パターンの演算即ち(0,
    a,2a,3a)を行い、2系統はそれぞれビット分解
    して各ビット毎にペアをつくり、これをセレクト信号と
    してこれらに対応する演算結果を選択し、また、1系統
    のほうはビット分解してLSBから2ビット毎に区切っ
    たものをセレクト信号としてこれらに対応する演算結果
    を選択する手段と、 (b)2段目において、1段目でそれぞれ選択されたマ
    トリクス係数の演算結果を下位から桁を合わせて並べ、
    下位からペアをつくってそれぞれビット拡張しながら加
    算を行う手段と、 (c)3段目から5段目までにおいて、前記2段目と同
    様にして加算をしていきその過程で最終的な演算結果に
    反映されない下位ビットをその都度切り捨てていく手段
    と、 (d)4段目において、上位のペアがない演算結果とオ
    フセット値を桁合わせして加算し5段目に渡す手段と、 (e)5段目において、2段目と同様に加算し、最終的
    な演算結果に反映されない下位ビットを切り捨てる手段
    と、 (f)6段目において、丸め処理とサチレーションを行
    う手段を具備したことを特徴とするカラーマトリクス変
    換装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のカラーマト
    リクス変換装置の前段に外部から入力されるフォーマッ
    ト情報等のデータを外部から得て、これらに対応したマ
    トリクス係数及びオフセット値を映像の垂直ブランキン
    グ期間等のある時点において設定する手段を有し、これ
    らの設定値に基づいてカラーマトリクス変換を行うこと
    を特徴とするカラーマトリクス変換装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のカラーマトリクス変換装置の後段に、外部へ出力する
    フォーマット情報等のデータを外部から得て、これらに
    対応した同期信号を生成する手段を有し、出力フォーマ
    ットに応じて同期を含んだ画像データを出力することを
    特徴とするカラーマトリクス変換装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    のカラーマトリクス変換装置において、マトリクス係数
    に任意の係数を掛け合わせることによって、出力のダイ
    ナミックレンジを変更することができることを特徴とす
    るカラーマトリクス変換装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    のカラーマトリクス変換装置において、マトリクス係数
    を0にすることによって映像を非表示にすることを特徴
    とするカラーマトリクス変換装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    のカラーマトリクス変換装置において、マトリクス係数
    を徐々に0に近づけていくことによって映像をフェード
    アウトさせることを特徴とするカラーマトリクス変換装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載
    のカラーマトリクス変換装置において、マトリクス係数
    を0から徐々に規定値に近づけていくことによって映像
    をフェードインさせることを特徴とするカラーマトリク
    ス変換装置。
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