JP3361833B2 - マトリクス回路 - Google Patents

マトリクス回路

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JP3361833B2
JP3361833B2 JP13390292A JP13390292A JP3361833B2 JP 3361833 B2 JP3361833 B2 JP 3361833B2 JP 13390292 A JP13390292 A JP 13390292A JP 13390292 A JP13390292 A JP 13390292A JP 3361833 B2 JP3361833 B2 JP 3361833B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマトリクス回路に係り、
特にテレビジョン受像機やVTRなどの映像機器におい
て、三原色信号を輝度信号と色差信号とに変換するマト
リクス回路に関する。
【0002】近年、半導体集積回路や情報圧縮及び誤り
訂正などの信号処理技術の急速な進歩・発展もあって、
映像信号処理は高画質、多機能、高信頼性を目的として
ディジタル化が進んでおり、例えばハイビジョン信号を
帯域圧縮するMUSE(Multiple Sub-Nyquist Samplin
g Encoding) 方式や、国際標準化機構(ISO)で標準
化作業が進められている蓄積メディア用動画像符号化方
式(MPEG方式)などのようなディジタル処理を前提
とした、映像信号処理系の開発が盛んに行なわれてい
る。
【0003】かかるディジタル処理を前提とした映像信
号処理系は大規模集積回路(LSI)化が進められてお
り、従来アナログ回路で行なっていたマトリクス回路も
ディジタル回路で構成することが必要とされるようにな
った。この場合、ディジタルマトリクス回路はできるだ
け回路構成を簡略化することが必要とされる。
【0004】
【従来の技術】従来のマトリクス回路は図5に示す如き
アナログ回路で構成されている。同図中、緑(G)、青
(B)及び赤(R)の加法混色の三原色信号は、夫々抵
抗R1,R2 及びR3 を介して加算合成されて、次式で
表わされる輝度信号Yに変換されて出力される。
【0005】 Y=gG+bB+rR (1) (ただし、g+b+r=1)上式中、G,B及びRが入
力G信号、B信号及びR信号のレベル、g,b及びrが
抵抗R1 ,R2 及びR3 による係数を示す。上式は、G
=B=R=1のときY=1であることを示している。
【0006】これにより、色差信号B−Y,R−Yは夫
々次のように表わされる。
【0007】 B−Y=−gG+(1−b)B−rR (2) R−Y=−gG−bB+(1−r)R (3) 色差信号B−Y,R−Yの各振幅(最大値)を輝度信号
Yの振幅(最大値)と同様になるように、色差信号B−
Y,R−Yに夫々一定の係数を掛けて生成される色差信
号PB ,PR のうちPB は、
【0008】
【数1】
【0009】という条件が必要とされる。この条件
(4)式のようになるためには、色差信号PB とB−Y
との間には次式が成立するようにすればよい。
【0010】
【数2】
【0011】となる。
【0012】色差信号PR についても同様に次式が成立
する。
【0013】
【数3】
【0014】そこで、図5に示した従来のアナログマト
リクス回路では、抵抗R5 及びR6によりG信号及びR
信号に対して、例えばb/{2(1−b)},r/{2
(1−b)}なる係数を与えた後、演算回路1により、
これらの信号と抵抗R4 を介して1/2倍されて入力さ
れるB信号とを演算合成して(6)式で示される色差信
号PB を生成する。
【0015】また、これと同時に抵抗R8 及びR9 によ
りG信号とB信号に対して、例えばg/{2(1−
r)},b/{2(1−r)}な係数を付与した後、演
算回路2に供給し、ここで抵抗R7 を介して1/2倍さ
れて入力されるR信号とを演算合成して(8)式で表わ
される色差信号PR を生成する。
【0016】図6は上記のアナログマトリクス回路を単
純にそのままディジタル回路で構成したマトリクス回路
の構成図を示す。同図中、G信号は乗算器31 ,51
び8 1 により所定の係数を付与された後加算器4,7及
び10に入力される。B信号は乗算器32 ,1ビットシ
フタ6及び乗算器82 を通して加算器4,7及び10に
入力される。またR信号は乗算器33 ,52 及び1ビッ
トシフタ9を通して加算器4,7及び10に入力され
る。1ビットシフタ6及び9は入力信号をLSB方向に
1ビットシフトして、入力信号の値を1/2倍して出力
する。
【0017】このようにして、加算器4,7及び10か
らは前記(1)式で表わされる輝度信号Y、(6)式で
表わされる色差信号PB 及び(8)式で表わされる色差
信号PR が夫々取り出される。
【0018】図7は従来のマトリクス回路の他の例の構
成図を示す。同図中、G信号,B信号及びR信号は乗算
器111 ,112 及び113 で夫々所定の係数と乗算さ
れた後加算器12に夫々供給され、ここで加算されて
(1)式で表わされる輝度信号Yに変換される。
【0019】また、B信号は減算器13に供給され、こ
こで加算器12からの輝度信号Yと減算されて(2)式
で表わされる色差信号B−Yに変換される。この色差信
号B−Yは乗算器15に供給され、ここで1/{2(1
−b)}倍されることにより(5)式で表わされる色差
信号PB に変換される。
【0020】一方、R信号は減算器14で前記加算器1
2よりの輝度信号Yと減算されることにより、(3)式
で表わされる色差信号R−Yに変換される。この色差信
号R−Yは乗算器16に供給され、ここで1/{2(1
−r)}倍されて(7)式で表わされる色差信号PB
変換されて出力される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】マトリクス回路をディ
ジタル回路で構成した場合は、シフタ、加算器及び減算
器に比し、ゲート数を多く必要とし回路規模も大型な乗
算器の数をできるだけ少なくして構成することが回路規
模の縮小化及び消費電力の節減にとって重要である。
【0022】しかるに、図6に示した従来のマトリクス
回路では、乗算器が31 〜33 ,5 1 ,52 ,81 及び
2 の計7個必要になり、また図7に示した従来のマト
リクス回路では乗算器が111 〜113 と15及び16
の計5個必要になり、乗算器の数を多く必要とするため
回路規模の縮小化や消費電力の節減が不十分であるとい
う課題がある。
【0023】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、乗算器の数をできるだけ少なくすることにより、上
記の課題を解決したマトリクス回路を提供することを目
的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図を示す。本発明は三原色信号を互いに最大信号振幅の
等しい輝度信号Yと第1の色差信号PB 及び第2の色差
信号PR とに夫々変換するマトリクス回路であって、減
算器101、第1及び第2のシフタ102及び103,
第1乃至第4の乗算器104〜107、第1乃至第3の
加算器108〜110を有する。
【0025】減算器101は三原色信号G,B及びRが
入力され、互いに異なる複数の差分信号を生成する。第
1及び第2のシフタ102及び103は夫々上記の複数
の差分信号のうち、緑色信号を含む2種類の差分信号を
シフトする。第1乃至第4の乗算器104〜107は減
算器101の出力差分信号に対して夫々予め設定された
係数を乗じて出力する。
【0026】第1の加算器108は三原色信号のうちの
所定の一の原色信号と第1及び第3の乗算器104,1
06の出力信号を夫々加算して輝度信号Yを生成出力す
る。第2の加算器109は第1のシフタ102及び第4
の乗算器107の各出力信号を夫々加算して第1の色差
信号PB を生成出力する。第3の加算器110は第2の
シフタ103及び第2の乗算器105の各出力信号を夫
々加算して第2の色差信号PR を生成出力する。
【0027】
【作用】前記(1)式より輝度信号Yは次式で表わせ
る。
【0028】 Y=gG+bB+rR =G+bB+rR+(g−1)G =G+bB+rR+(g−r−g−b)G =G+b(B−G)+r(R−G) (9) これは2種類の緑色信号を含む差分信号(B−G)と
(R−G)を作成する減算器101と、2個の乗算器1
04及び106の各出力信号と一の原色信号Gとを夫々
加算する第1の加算器108より輝度信号Yを生成でき
ることを示している。
【0029】また、前記(6)式より第1の色差信号P
B は次式で表わされる。
【0030】
【数4】
【0031】これは、減算器101と1個のシフタ10
2と1個の乗算器107と、1個の加算器109とから
第1の色差信号PB を生成できることを示している。
【0032】同様にして第2の色差信号PR も次式で表
わされるから、減算器101と1個のシフタ103と1
個の乗算器105と1個の加算器110とから第2の色
差信号PR を生成できる。
【0033】
【数5】
【0034】従って、本発明では三原色信号から輝度信
号Yと色差信号PB 及びPR とを生成するマトリクス回
路内の乗算器は、104〜107の全部で4個から構成
することができる。
【0035】
【実施例】図2は本発明の第1実施例の構成図を示す。
同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付してあ
る。図2において、減算器21及び22は前記減算器1
01を構成している。減算器21は入力三原色信号のう
ち青色信号Bから緑色信号Gを差し引いて第1の差分信
号(B−G)を生成し、この差分信号を1ビットシフタ
23、乗算器24及び25に夫々入力する。
【0036】一方、減算器22は入力三原色信号のうち
赤色信号Rから緑色信号Gを差し引いて第2の差分信号
(R−G)を生成し、この差分信号を1ビットシフタ2
6、乗算器27及び28に夫々入力する。1ビットシフ
タ23及び26は夫々前記した第1及び第2のシフタ1
02及び103を構成している。また、乗算器24,2
5,27及び28は夫々前記乗算器104,105,1
06及び107を構成している。
【0037】ここで、本実施例では国際無線通信諮問委
員会(CCIR)の勧告XA/11として具体的に規格
化された、次式に基づいて輝度信号Yを生成するものと
する。
【0038】 Y=0.7154G+0.0721B+0.2125R (13) ここで、g=0.7154、b=0.0721、r=
0.2125である。
【0039】前記したように、本発明では輝度信号Yは
(9)式に基づいて差分信号(B−G)をb倍、差分信
号(R−G)をr倍し、これらの信号と緑色信号Gとを
加算することで生成される。
【0040】従って、乗算器24は入力差分信号(B−
G)をb倍、すなわち0.0721という係数を差分信
号(B−G)に乗算して加算器108へ乗算結果を出力
する。また、乗算器27は入力差分信号(R−G)をr
倍、すなわち0.2125という係数を差分信号(R−
G)に乗算し、その乗算結果を加算器108に出力す
る。
【0041】加算器108は上記の乗算器24及び27
からの各乗算結果と緑色信号Gとを夫々加算合成し、
(13)式及び(9)式に示されるCCIR勧告の輝度
信号Yを生成出力する。
【0042】一方、加算器109は1ビットシフタ23
により1ビットLSB方向へシフトされることにより、
1/2倍された差分信号(B−G)と、乗算器28にお
いて係数「−0.1145」と乗算された差分信号(R
−G)とが夫々入力され、これらを加算合成する。
【0043】ここで、上記の係数「−0.1145」は
(11)式中の右辺第2項の−r/{2(1−b)}
に、前記r=0.2125、b=0.0721を代入し
た値である。従って、加算器109からは(11)式で
表わされた第1の色差信号PBが取り出される。
【0044】また、加算器110は1ビットシフタ26
により1ビットLSB方向へシフトされることにより1
/2倍された差分信号(R−G)と、乗算器25におい
て係数「−0.0458」と乗算された差分信号(B−
G)とが夫々入力され、これらを加算合成する。
【0045】上記の係数「−0.0458」は前記(1
2)式中の右辺第2項の−b/{2(1−r)}に、前
記r=0.2125、b=0.0721を代入した値で
ある。従って、加算器110からは(12)式で表わさ
れた第2の色差信号PR が取り出される。以上より、本
実施例によれば、乗算器は4個の乗算器24,25,2
7及び28で所望のマトリクス演算ができる。
【0046】次に本発明の第2実施例について図3の構
成図と共に説明する。同図中、図1及び図2と同一構成
部分には同一符号を節、その説明を省略する。図3にお
いて、減算器101は減算器21,22及び31よりな
る。また、乗算器32及び33は夫々前記第1及び第3
の乗算器104,106を構成している。
【0047】減算器31は青色信号Bから緑色信号Gを
差し引いて、第1の差分信号(B−R)を生成し、その
第3の差分信号を乗算器32に供給する。一方、減算器
22の出力差分信号(R−G)は乗算器28及び1ビッ
トシフタ26と共に、乗算器33に供給され、ここで係
数「0.2846」と乗算される。
【0048】本実施例は輝度信号のマトリクス演算のし
かたに特徴があり、第1及び第2の色差信号PB 及びP
R の作成方法は第1実施例と同じである。輝度信号Yは
緑色信号Gと、乗算器32より係数「0.0721」と
乗算されて出力された差分信号0.0721(B−R)
と、乗算器33より係数「0.2846」と乗算されて
出力された差分信号0.2846(R−G)とを加算器
108において加算合成して生成する。
【0049】すなわち、(1)式に示した輝度信号Yは
次式で示される。
【0050】 Y=gG+bB+rR =(1−b−r)G+bB+(b+r−b)R =G+(b+r)(R−G)+b(B−R) (14) 上式中、右辺第2項の係数(b+r)は、b=0.07
21、r=0.2125を代入すると「0.2846」
となる。また、上式の右辺第3項の係数bは0.072
1である。
【0051】従って、差分信号(R−G)に乗算器33
で0.2846(=b+r)を乗算し、かつ、差分信号
(B−R)に対しては乗算器32で0.0721(=
b)を乗算し、それらの乗算結果と緑色信号Gとを加算
することにより、(14)式で表わされる輝度信号Yを
生成することができる。
【0052】本実施例は第1実施例に比し、減算器の個
数が1個増加するが、乗算器は32,33,25及び2
8の4個であり、第1実施例と同様に従来より少ない数
で構成することができるため、LSIの小型化に有効で
あり、また消費電力の節約に有効である。
【0053】次に本発明の第3実施例について図4の構
成図と共に説明する。同図中、図1及び図2と同一構成
部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図4に
おいて、減算器101は減算器21,22及び41より
なる。また、乗算器42及び43は夫々前記第1及び第
3の乗算器104及び106を構成している。
【0054】減算器41は赤色信号Rから青色信号Bを
差し引いて第1の差分信号(R−B)を生成する。また
減算器21は第2の差分信号(B−G)を生成し、減算
器22は第3の差分信号(R−G)を生成する。乗算器
42は差分信号(R−B)と係数「0.2125」とを
乗算し、その乗算結果を加算器108へ出力する。乗算
器43は差分信号(B−G)と係数「0.2846」と
を乗算し、その乗算結果を加算器108へ出力する。
【0055】本実施例は輝度信号のマトリクス演算のし
かたに特徴があり、第1及び第2の色差信号PB 及びP
R のマトリクス演算は前記第1及び第2実施例と同じで
ある。すなわち、輝度信号Yは(1)式を変形すること
により、次式で表わされる。 Y=gG+bB+rR =(1−b−r)G+(b+r−b)R+rR =G+(b+r)(B−G)+r(R−B) (15) 上式中、右辺第2項の係数(b+r)は前述したb=
0.0721、r=0.2125を代入することにより
「0.2846」となる。また、上式の右辺第3項の係
数rは「0.2125」である。
【0056】従って、差分信号(R−B)に対して乗算
器42で係数0.2125(=r)を乗算し、また差分
信号(B−G)に対しては乗算器43で係数0.284
6(=b+r)を乗算し、それらの乗算結果と入力緑色
信号Gとを加算器108で加算合成することにより、加
算器108からは(15)式で表わされる輝度信号Yが
取り出される。これにより、本実施例は第2実施例と同
一の特長を有する。
【0057】なお、本発明は以上の実施例に限定される
ものではなく、放送技術開発協議会(BTA)の規格な
ど別の規格に基づくマトリクス演算にも適用できる。
【0058】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、従来のデ
ィジタル回路構成のマトリクス回路よりも少ない数の乗
算器でマトリクス回路を構成することができるため、従
来に比し回路規模を縮小することができるため、LSI
の小型化及び消費電力の節約に有効である等の特長を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の第1実施例の構成図である。
【図3】本発明の第2実施例の構成図である。
【図4】本発明の第3実施例の構成図である。
【図5】従来のアナログマトリクス回路の一例の構成図
である。
【図6】従来の一例の構成図である。
【図7】従来の他の例の構成図である。
【符号の説明】
21,22,31,41,101 減算器 23,26 1ビットシフタ 24,32,34,104 第1の乗算器 25,105 第2の乗算器 27,33,43,106 第3の乗算器 28,107 第4の乗算器 108〜110 加算器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−200889(JP,A) 特開 平1−208984(JP,A) 特開 平2−122785(JP,A) 特開 平4−192988(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/67

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三原色信号を互いに最大信号振幅の等し
    い輝度信号(Y)と第1及び第2の色差信号(PB ,P
    R )とに夫々変換するディジタル回路構成のマトリクス
    回路であって、 前記三原色信号が入力され、互いに異なる複数の差分信
    号を生成する減算器(101)と、 該減算器(101)の出力差分信号のうち緑色信号を含
    む2種類の差分信号をシフトする第1及び第2のシフタ
    (102,103)と、 該減算器(101)の出力差分信号に対して夫々予め設
    定された係数を乗じて出力する第1乃至第4の乗算器
    (104〜107)と、 前記三原色信号のうちの所定の一の原色信号と前記第1
    及び第3の乗算器(104,106)の出力信号とを夫
    々加算して輝度信号(Y)を生成出力する第1の加算器
    (108)と、 前記第1のシフタ(102)及び前記第4の乗算器(1
    07)の各出力信号を夫々加算して前記第1の色差信号
    (PB )を生成出力する第2の加算器(109)と、 前記第2のシフタ(103)及び前記第2の乗算器(1
    05)の各出力信号を夫々加算して前記第2の色差信号
    (PR )を生成出力する第3の加算器(110)とを有
    することを特徴とするマトリクス回路。
  2. 【請求項2】 前記減算器(101)は青色信号と緑色
    信号との差分を示す第1の差分信号(B−G)と、赤色
    信号と緑色信号との差分を示す第2の差分信号(R−
    G)とを出力する回路(21,22)であり、 該第1の差分信号は前記第1及び第2の乗算器(10
    4,105;24,25)と前記第1のシフタ(10
    2,23)に入力され、該第2の差分信号は前記第3及
    び第4の乗算器(106,107;27,28)と前記
    第2のシフタ(103,26)に入力され、前記所定の
    一の原色信号は緑色信号であることを特徴とする請求項
    1記載のマトリクス回路。
  3. 【請求項3】 前記減算器(101)は青色信号と赤色
    信号との差分を示す第1の差分信号(B−R)と、青色
    信号と緑色信号との差分を示す第2の差分信号(B−
    G)と、赤色信号と緑色信号との差分を示す第3の差分
    信号(R−G)とを出力する回路(21,22,31)
    であり、 該第1の差分信号は前記第1の乗算器(104,32)
    に入力され、該第2の差分信号は前記第1のシフタ(1
    02,23)及び前記第2の乗算器(105,25)に
    入力され、該第3の差分信号は前記第2のシフタ(10
    3,26)と前記第3及び第4の乗算器(106,10
    7;33,28)に夫々入力され、前記所定の一の原色
    信号は緑色信号であることを特徴とする請求項1記載の
    マトリクス回路。
  4. 【請求項4】 前記減算器(101)は赤色信号と青色
    信号との差分を示す第1の差分信号(R−B)と、青色
    信号と緑色信号との差分を示す第2の差分信号(B−
    G)と、赤色信号と緑色信号との差分を示す第3の差分
    信号(R−G)とを出力する回路(21,22,41)
    であり、 該第1の差分信号は前記第1の乗算器(104,42)
    に入力され、該第2の差分信号は前記第1のシフタ(1
    02,23)と前記第2及び第3の乗算器(105,1
    06;25,43)とに夫々入力され、該第3の差分信
    号は前記第2のシフタ(103,26)及び前記第4の
    乗算器(107,28)に夫々入力され、前記所定の一
    の原色信号は緑色信号であることを特徴とする請求項1
    記載のマトリクス回路。
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