JP3494281B2 - スキャンインターリービング方法を利用したスケーラブル符号化装置と復号化装置及びその方法 - Google Patents

スキャンインターリービング方法を利用したスケーラブル符号化装置と復号化装置及びその方法

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JP3494281B2 JP18750798A JP18750798A JP3494281B2 JP 3494281 B2 JP3494281 B2 JP 3494281B2 JP 18750798 A JP18750798 A JP 18750798A JP 18750798 A JP18750798 A JP 18750798A JP 3494281 B2 JP3494281 B2 JP 3494281B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像の形状情報
(SHAPE INF0RMATI0N)符号化及び復号化に係わるも
ので、特に、スケーラブル状(SCALABLE SHAPE)情
符号化/復号化時に垂直方向検索と水平方向検索の検索
順序を異なるように適用するスキャンインターリービン
方法を利用したスケーラブル符号化装置と復号化装置
及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スケーラブル形状情報符号化は、解像度
が異なる複数個のレイヤを符号化して伝送し復号化する
機能であり、多くの分野においてこのような技術が要求
されている。複数個の異なる解像度を有する映像を符号
化するタイプには空間スケーラビリティ(Spatial Scal
ability)符号化と時間スケーラビリティ(Temporal Sc
alability)符号化がある。
【0003】図22に空間スケーラビリティ符号化方法
を示す概念図が図示される。空間解像度が低い階層をベ
ースレイヤと成し、空間解像度が高い階層をエンハンス
メントレイヤと成す。ベースレイヤは通常の符号化方法
が使用される。これに反して、拡張階層においてはベー
スレイヤの映像をアップセムフリング(ベースレイヤよ
り補間(Interpolation)を通じて高解像度画面にて造
る)エンハンスメントレイヤのような大きさの映像を造
り出し、エンハンスメントレイヤの映像からのみならず
この補間された映像から予測することにより、より効率
の高い符号化を実現する。白色矢印は予測の方向であ
る。
【0004】物体の映像を背景と分離して符号化すれば
圧縮効率が良くなり、このように物体のみを別途に符号
化するためには物体を構成する各ピクセルの輝度、色信
号等の情報と別途に映像において物体と背景を分離する
形状情報を符号化すべき必要がある。形状情報は物体の
内部または外部を示す2進化された映像である。すなわ
ち、物体の内部は“1”、物体の外部は“0”にて表示
することができる。スケーラブル符号化過程は色相情報
のみならず形状情報もやはり可能である。ベースレイヤ
の映像を利用してエンハンスメントレイヤの映像にて符
号化するためには、イントラ(Intra)映像を利用する
場合と予測映像(Predicted Image)を利用する場合が
ある。形状情報スケーラブル復号化方法としてベースレ
イヤのイントラ形状情報を利用すべき場合には、代表的
にスキャンインターリービング(Scan Interleaving)
方法を利用する。
【0005】図23はベースレイヤよりエンハンスメン
トレイヤを符号化するスキャンインターリーブの基本概
念図である。1,3,5番目列はレファレンススキャン
ラインであり、符号器側と復号器側において全て知って
いる値である。すなわち、ベースレイヤの画素値である
と言える。さらに、2,4番目列はコ−ドスキャンライ
ンであり、符号器側において符号化すべき部分である。
コ−ドスキャンラインの画素値を符号化するために、下
と上の2レファレンススキャンラインの画素値を検索す
る。
【0006】レファレンススキャンラインとコ−ドスキ
ャンラインとの間の関係は次の通りである。2レファレ
ンススキャンラインの画素値とコ−ドスキャンラインの
画素値が全て同一である場合がある。形状情報は、背景
が“0”物体が“1”またはその反対の値を有するため
に符号化しようとする大部分の画素がこの場合に属す
る。さらに、2レファレンススキャンラインの画素値が
異なる場合がある。この場合をトランジショナルサンプ
ル(TRANSITI0NAL SAMPLE)と言い、画素値を符号化し
なければならない。トランジショナルサンプルが発生す
る位置はレファレンススキャンラインにて知り得るので
伝送すべき必要がない。最後に、2レファレンススキャ
ンラインの画素値は同一であるがコ−ドスキャンライン
の画素とは異なる場合がある。この場合をエクセプショ
ナルサンプル(EXCEPTI0NAL SAMPLE)と言い、エクセ
プショナルサンプルが発生した画素の位置情報を伝送し
てやらなければならない。画素値はレファレンスライン
の画素値と反対の値を有するので伝送する必要がない。
【0007】したがって、ベースレイヤにおいてエンハ
ンスメントレイヤに符号化するためにスキャンインター
リーブ方法を利用する場合には,2種類のデータ、すな
わち、トランジショナルサンプルデータ(TRANSITI0NA
L SAMPLE DATA:以下TSDと言う)とエクセプショナ
ルサンプル(EXCEPTI0NAL SAMPLE DATA:以下ESDと
言う)を符号化しなければならない。
【0008】図24(A)および(B)にベースレイヤ
とエンハンスメントレイヤの解像度を示す。エンハンス
メントレイヤが横方向縦方向に全て2倍大きい解像度を
有する。ベースレイヤがM×Nの解像度を有するとすれ
ば、エンハンスメントレイヤは(2×M)×(2×N)
の解像度を有する。さらに、ベースレイヤの画素位置は
エンハンスメントレイヤの各2×2ブロックの右側下の
位置の値を有するように構成する。図24(B)の斜線
部分がベースレイヤを構成する画素の位置である。ベー
スレイヤを利用してエンハンスメントレイヤを符号化す
るためには、図24(B)において空白で表示された部
分を符号化しなければならない。この時、斜線で表示さ
れた部分はベースレイヤの値と同一であるため、さらに
符号化する必要がなく、エンハンスメントレイヤを符号
化する時使用される。エンハンスメントレイヤを符号化
するためには2段階が必要である。
【0009】図25(a)−(d)にエンハンスメント
レイヤを符号化するために垂直方向及び水平方向の検索
を示す。1番目は図25(a)でのようにベースレイヤ
(斜線部分の画素)の左側と右側画素値を参照値(Refe
rence value)として利用しエンハンスメントレイヤの
チェック模様部分を符号化する。次の段階として、図2
5(b)のようにベースレイヤと1番目段階において符
号化された画素(斜線にて表示される)の上側、下側の
画素値を参照値として利用しエンハンスメントレイヤの
黒色部分を符号化する。
【0010】他の方法として、図25(c)のようにベ
ースレイヤの上側と下側の画素値(斜線にて表示され
る)を参照値として利用しエンハンスメントレイヤのチ
ェック模様部分を符号化し、図25(d)のようにベー
スレイヤと1番目段階において符号化された画素(斜線
にて表示される)の左側と右側画素値を参照値として利
用しエンハンスメントレイヤのチェック模様部分を符号
化することができる。エンハンスメントレイヤを符号化
する方法の2段階中、左側と右側の画素値を参照値とし
て利用する方法を水平方向検索(H0RIZ0NTALSCANNIN
G)、上側と下側画素値を参照値として利用する方法を
垂直方向検索(VERTICAL SCANNING)と言う。
【0011】スキャンインターリービング方法は、上述
したように、2段階の検索段階を有するが、その検索順
序には垂直方向検索を先にして水平方向検索を後にする
方法と水平方向検索を先にして、垂直方向検索を後にす
る2種類の方法が存在する。現在、スキャンインターリ
ビング方法においては前に述べた2種類の検索方法の
中で一つの方法を選択して使用する。スキャンインター
リービング方法を利用する場合には2種類のデータ、す
なわち、TSDとESDを符号化しなければならない。
スキャンインターリーブ方法において符号化情報量を決
定する主な要因はTSDとESDの発生量に影響を多く
受ける。すなわち、TSDとESDが少なく発生するほ
ど符号化情報量は少なくなる。
【0012】ところが、形状情報の形態にしたがって垂
直方向検索と水平方向検索の順序によって符号化時にT
SDとESDの発生量が違うことがある。エンハンスメ
ントレイヤを符号化するためには、図25(a)−
(d)において図示されたように、垂直方向と水平方向
の2度の検索を経なければならないが、垂直方向、水平
方向の順序に関わりなく2番目の検索段階の符号化する
画素数が、1番目の検索段階の符号化する画素数より2
倍多くなる。
【0013】その理由は、1番目検索においては図25
(a)および(c)で知りことができるように、一ブロ
ックづつ越えて位置するベースレイヤの画素を参照して
エンハンスメントレイヤの画素を符号化し、2番目の検
索においては1番目の検索によってその値を知っている
画素に対して引き続き符号化するためである。図25
(a)−(d)にチェック模様にて示したように、1番
目検索を示す図25(a)及び(c)では16個の画素
に対し検索を、2番目の検索である図25(b)、
(d)においては32個の画素を検索しなければならな
い。
【0014】図26(a)−(d)に垂直境界線が多い
形状情報に対し検索方向の順序にしたがってTSDとE
SDの発生状態を示す。図26(a)、(b)は水平方
向検索を先にして、垂直方向検索を後にする方法であ
り、図26(c)、(d)は垂直方向検索を先にして水
平方向検索を後にする方法である。
【0015】水平方向検索を先にして垂直方向検索を後
にする場合、1番目検索過程を示す図26(a)におい
て4個のTSDが発生し、2番目検索過程を示す図26
(b)において1個のTSDが発生するので、総5個の
TSDが発生する。図26(b)においてはベースレイ
ヤを構成する画素間にある画素が水平検索によって検出
されたのでレファレンススキャンラインの画素値を知り
ことができ連続的に表示される。反対に、垂直方向検索
を先にして水平方向検索を後にした場合、1番目検索に
おいては1個のTSDが発生するが、2番目の検索にお
いて8個のTSDが発生して総9個のTSDが発生す
る。
【0016】したがって、形状情報において境界線が垂
直方向である場合、水平方向検索を先にして後で垂直方
向検索をする検索順序がTSDの発生量をより少なくす
ることができる。同様に、境界線が水平方向である場
合、垂直方向検索を先にして後で水平方向検索をする検
索順序がTSDの発生量をより少なくすることができ
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このように検索順序に
したがってTSDとESDの発生量が異なるようになる
ことがあるので、検索順序を一定に固定させた場合に
は、反対の検索順序よりさらに多いTSDとESDが発
生される場合が発生され得るので、このような場合には
反対の検索順序より符号化ビットが多くなり符号化効率
を低下させるようになるという問題点があった。
【0018】本発明は前記のような従来の問題点を解消
するためになされたもので、本発明の目的はベースレイ
ヤからエンハンスメントレイヤに映像を符号化する場
合、垂直方向検索と水平方向検索の検索順序を異なるべ
く適用して符号化/復号化効率を向上させるスキャンイ
ンタービング方法を利用したスケーラブル符号化/復号
化装置および方法を提供するものである。
【0019】また、本発明の他の目的は、ベースレイヤ
の境界線の方向にしたがって符号化ビットが少なく発生
する方向に検索順序を決定して符号化/復号化するスキ
ャンインターリービング方法を利用したスケーラブル
号化/復号化装置および方法を提供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスキャンイ
ンターリービング方法を利用したスケーラブル符号化装
置は、解像度が異なる複数個のレイヤにて符号化する
ケーラブル符号化装置において、入力される映像より形
状情報を抽出して出力する形状情報抽出手段と、前記形
状情報抽出手段より出力される形状情報データよりベー
スレイヤ(基本層)に該当する画素データを抽出して出
力するベースレイヤ抽出手段と、前記ベースレイヤ抽出
手段より出力されるベースレイヤデータで上側又は下側
に隣り合う画素と他の値を有する画素の数に該当する
平境界線の長さ左側または右側に隣り合う画素と他の
値を有する画素の数に該当する垂直境界線の長さを比
較してその比較結果に従ってスイッチング制御信号を出
力する検索順序判断手段と、前記検索順序判断手段より
出力されるスイッチング制御信号に従って前記形状情報
とベースレイヤデータをスイッチングするスイッチング
手段と、スキャンインターリービング方法を利用してベ
ースレイヤよりエンハンスメントレイヤを符号化するた
めに、2レファレンススキャンラインの画素値が異なる
トランジショナルサンプルデータTSDと、2レファレ
ンススキャンラインの画素値は同一であるがコードスキ
ャンラインの画素とは異なるエクセプショナルサンプル
データESDを検出して符号化する際に、前記ベースレ
イヤデータと前記形状情報とが入力されて、先に左側と
右側の画素値を参照値として利用し水平方向にスキャン
する水平方向検索を行い、後に上側と下側の画素値を参
照値として利用し垂直方向にスキャンする垂直方向検索
を行う第1方向検索手段と、前記ベースレイヤデータと
前記形状情報とが入力されて、先に垂直方向検索を行
い、後に水平方向検索を行う第2方向検索手段とから構
成されることを特徴とするものである。
【0021】また、前記検索順序判断手段は、水平境界
線の長さが垂直境界線の長さよりも長い場合、前記スイ
ッチング手段が前記形状情報とベースレイヤデータを前
記第2方向検索手段スイッチングするようにスイッチ
ング制御信号を出力し、垂直境界線の長さが水平境界線
の長さよりも長い場合、前記スイッチング手段が前記形
状情報とベースレイヤデータを前記第1方向検索手段
スイッチングするようにスイッチング制御信号を出力す
ることを特徴とするものである。
【0022】また、前記第1方向検索手段は、水平方向
検索を行う第1水平方向検索手段と、前記第1水平方向
検索手段検索完了されたデータ、前記形状情報及び
ースレイヤデータ垂直方向検索を行う第1垂直方向検
索手段とから構成され、前記第2方向検索手段は、垂直
方向検索を行う第2垂直方向検索手段と、前記第2垂直
方向検索手段で検索完了されたデータ、前記形状情報及
びベースレイヤデータで水平方向検索を行う第2水平方
向検索手段とから構成されることを特徴とするものであ
る。
【0023】前記第1水平方向検索手段は、前記形状情
報より符号化する符号化画素を抽出する符号化画素抽出
手段と、前記符号化画素抽出手段より抽出される前記符
号化画素の左右に位置する水平隣接画素を抽出する水平
隣接画素抽出手段と、前記水平隣接画素を比較してTS
D(transitional sample dat
a)を検出し、第1スイッチング制御信号を出力する第
1比較手段と、前記第1スイッチング制御信号に従って
前記符号化画素及び前記水平隣接画素をスイッチングす
る第1スイッチング手段と、前記符号化画素と前記水平
隣接画素を比較してESD(exceptional
sample data)を検出し、第2スイッチン
グ制御信号を出力する第2比較手段と、前記第2スイッ
チング制御信号に従って前記符号化画素及び前記水平隣
接画素をスイッチングする第2スイッチング手段と、前
記第1スイッチング手段を介して入力される前記TSD
を符号化するTSD符号化手段と、前記第2スイッチン
グ手段を介して入力される前記ESDを符号化するES
D符号化手段とから構成されることを特徴とするもので
ある。
【0024】また、前記水平隣接画素抽出手段は、エン
ハンスメントレイヤの第1行と第1列に対する符号化
は、隣接するブロックの該当位置の画素値を利用する
か、又は前記ベースレイヤデータの第1行と第1列を重
複使用して符号化することを特徴とするものである。
【0025】また、前記第1垂直方向検索手段は、前記
形状情報と前記水平方向検索手段より出力される水平方
向符号化データとが入力されて、符号化画素を抽出する
符号化画素抽出手段と、前記水平方向検索手段より出力
される水平方向符号化データとベースレイヤデータとが
入力されて、前記符号化画素抽出手段より抽出される
記符号化画素の上下に位置する垂直隣接画素を抽出する
垂直隣接画素抽出手段と、前記垂直隣接画素を互いに比
較して、その比較結果に従って前記TSDを検出し、第
スイッチング制御信号を出力する第3比較手段と、前
記第3スイッチング制御信号に従って前記符号化画素及
前記水平隣接画素をスイッチングする第スイッチン
グ手段と、前記符号化画素と隣接画素とを比較して前記
TSDを検出し、第4スイッチング制御信号を出力する
第4比較手段と、前記第4スイッチング制御信号に従っ
て前記符号化画素及び前記垂直隣接画素をスイッチング
する第スイッチング手段と、前記第スイッチング手
段を介して入力される前記TSDを符号化するTSD符
号化手段と、前記第スイッチング手段を介して入力さ
れる前記ESDを符号化するESD符号化手段とから構
成されることを特徴とするものである。
【0026】また、前記垂直隣接画素抽出手段は、エン
ハンスメントレイヤの第1行と第1列に対する符号化
は、隣接するブロックの該当位置の画素値を利用する
か、又は前記ベースレイヤデータの第1行と第1列を重
複使用して符号化することを特徴とするものである。
【0027】また、本発明に係るスキャンインターリー
ビング方法を利用したスケーラブル復号化装置は、解像
度が異なる複数個のレイヤに復号化するスケーラブル
号化装置において、符号化装置より伝送されるベースレ
イヤ符号化データが入力されて、復号化するベースレイ
ヤ復号化手段と、前記ベースレイヤ復号化手段より出力
されるベースレイヤデータで上側又は下側に隣り合う画
素と他の値を有する画素の数に該当する水平境界線の長
左側または右側に隣り合う画素と他の値を有する画
素の数に該当する垂直境界線の長さとを比較してその比
較結果に従ってスイッチング制御信号を出力する検索順
序判断手段と、前記検索順序判断手段より出力されるス
イッチング制御信号に従って前記符号化装置より伝送さ
符号化データと、前記ベースレイヤ復号化手段より
出力されるベースレイヤデータをスイッチングするスイ
ッチング手段と、スキャンインターリービング方法を利
用してベースレイヤよりエンハンスメントレイヤを復号
化するために、2レファレンススキャンラインの画素値
が異なるトランジショナルサンプルデータTSDと、2
レファレンススキャンラインの画素値は同一であるがコ
ードスキャンラインの画素とは異なるエクセプショナル
サンプルデータESDを検出して復号化する際に、前記
ベースレイヤデータと符号化データとが入力されて、先
に左側と右側の画素値を参照値として利用し水平方向に
スキャンする水平方向復号検索を行い、後に上側と下側
の画素値を参照値として利用し垂直方向にスキャンする
垂直方向復号検索を行う第1方向検索復号手段と、前記
ベースレイヤデータと符号化データとが入力されて、先
に垂直方向復号検索を行い、後に水平方向復号検索を行
第2方向検索復号化手段とから構成されることを特徴
とするものである。
【0028】また、前記検索順序判断手段は、水平境界
線の長さが垂直境界線の長さよりも長い場合、前記スイ
ッチング手段が前記形状情報とベースレイヤデータを前
記第2方向復号検索手段にスイッチングするようにスイ
ッチング制御信号を出力し、垂直境界線の長さが水平境
界線の長さよりも長い場合、前記スイッチング手段が前
記形状情報とベースレイヤデータを前記第1方向復号検
索手段にスイッチングするようにスイッチング制御信号
を出力することを特徴とするものである。
【0029】また、前記第1方向復号検索手段は、水平
方向検索を行う水平方向復号検索手段と、前記水平方向
復号検索手段検索完了されたデータ、前記符号化デー
タ及びベースレイヤデータ垂直方向復号検索を行う
1垂直方向復号検索手段とから構成され、前記第2方向
復号検索手段は、垂直方向検索を行う第2垂直方向復号
検索手段と、前記第2垂直方向復号検索手段で検索完了
されたデータ、前記形状情報及び前記ベースレイヤデー
タで水平方向検索を行う第2水平方向復号検索手段と
ら構成されることを特徴とするものである。
【0030】また、前記第1水平方向復号検索手段は、
前記ベースレイヤデータにおいて復号化する復号化画素
の左右に位置する水平隣接画素を抽出する水平隣接画素
抽出手段と、前記水平隣接画素抽出手段より出力される
前記復号化画素の水平隣接画素を比較して、前記復号化
画素のうち、該当復号化データがTSD(transi
tional sample data)であるか否か
に応じて、第1スイッチング制御信号を出力する第1比
較手段と、前記第1スイッチング制御信号に従って前記
符号化データ及び水平隣接画素をスイッチングする第1
スイッチング手段と、前記符号化データのうち、前記
当復号化データがESDであるか否かに応じて、前記
号化装置より伝送された符号化データ及び水平隣接画素
をスイッチングする第2スイッチング手段と、前記第1
スイッチング手段を介して入力される前記符号化データ
を符号化するTSD復号化手段と、前記第2スイッチン
グ手段を介して入力される前記符号化画素を符号化する
ESD復号化手段と、前記復号化データがTSD又はE
SDに該当しない復号化画素の水平隣接画素値を貯蔵す
る隣接画素複写手段とから構成されることを特徴とする
ものである。
【0031】また、前記水平隣接画素抽出手段は、エン
ハンスメントレイヤの第1行と第1列に対する復号化
は、隣接するブロックの該当位置の画素値を利用する
か、又は前記ベースレイヤデータの第1行と第1列を重
複使用して復号化することを特徴とするものである。
【0032】また、前記第1垂直方向検索手段は、前記
水平方向復号検索手段より出力される水平方向復号化デ
ータ、符号化データとベースレイヤデータとが入力され
て、復号化画素の上下に位置する画素を抽出する垂直隣
接画素抽出手段と、前記垂直隣接画素抽出手段より出力
される垂直隣接画素を互いに比較して、前記復号化画素
のうち、該当復号化データがTSD(transiti
onal sample data)であるか否かに応
じて、第3スイッチング制御信号を出力する第2比較手
段と、前記第3スイッチング制御信号に従って前記復号
化データ、水平方向復号化データ及び水平隣接画素をス
イッチングする第スイッチング手段と、前記符号化デ
ータのうち、該当符号化データがESDであるか否かに
応じて、前記符号化装置より伝送された符号化データ及
び垂直隣接画素をスイッチングする第スイッチング手
段と、前記第スイッチング手段を介して入力される前
記符号化データを復号化するTSD復号化手段と、前記
スイッチング手段を介して入力される前記符号化デ
ータを復号化するESD復号化手段と、前記復号化デー
タがTSD又はESDに該当しない復号化画素の水平隣
接画素値を貯蔵する隣接画素複写手段とから構成される
ことを特徴とするものである。
【0033】また、前記垂直隣接画素抽出手段は、エン
ハンスメントレイヤの第1行と第1列に対する復号化
は、隣接するブロックの該当位置の画素値を利用するか
又は前記ベースレイヤデータの第1行と第1列を重複使
用して復号化することを特徴とするものである。
【0034】また、本発明に係るスキャンインターリー
ビング方法を利用したスケーラブル符号化方法は、解像
度が異なる複数個のレイヤ符号化するスケーラブル
号化方法において、スキャンインターリービング方法を
利用してベースレイヤよりエンハンスメントレイヤを符
号化するために、2レファレンススキャンラインの画素
値が異なるトランジショナルサンプルデータTSDと、
2レファレンススキャンラインの画素値は同一であるが
コードスキャンラインの画素とは異なるエクセプショナ
ルサンプルデータESDを検出して符号化する際に、
号化ビット量が少なく発生する、上側と下側の画素値を
参照値として利用し垂直方向にスキャンする垂直方向検
索と左側と右側の画素値を参照値として利用し水平方向
にスキャンする水平方向検索の順序を決定する段階と、
前記段階で決定された検索順序が垂直方向検索を優先す
るか否かを判断する段階と、垂直方向検索が優先である
場合には、垂直方向検索を行い、水平方向検索を行う
階と、水平方向検索優先である場合には、水平方向検索
行い、垂直方向検索を行う段階とを具備したことを特
徴とするものである。
【0035】また、前記検索順序を決定する方法は、形
状情報よりベースレイヤデータを抽出し、ベースレイヤ
データにおいて垂直方向に隣接する画素値が異なる場合
の数(N1)と水平方向に隣接する画素値が異なる場合
の数(N2)とを計算する段階と、垂直方向に隣接する
画素値が異なる場合の数(N1)が水平方向に隣接する
画素値が異なる場合の数(N2)より大きいか否かを判
断する段階と、N1>N2である場合、水平検索を優先
的に行うように検索順序を決定し、N1>N2でない場
合、垂直検索を優先的に行うように検索順序を決定する
段階とを具備したことを特徴とするものである。
【0036】また、前記検索順序を決定する方法は、形
状情報において水平方向検索時のTSD(ESD)の個
数(N_H)を計算し、垂直方向検索時のTSD(E
SD)の符号化個数(N_V)を計算する段階と、前
記N_Hと前記N_Vとを合算して水平方向優先検索
順序時に発生する総TSD(ESD)の数(N_HV
)を計算する段階と、前記形状情報において垂直方向
検索時のTSD(ESD)の個数(N_V)を計算
し、水平方向検索時のTSD(ESD)の符号化個数
(N_H)を計算する段階と、前記N_Hと前記N_
とを合算して垂直方向優先検索順序時に発生する総
TSD(ESD)の数(N_VH)を計算する段階
と、N_HV>N_VHであるか否かを判断する段階
と、N_HV>N_VHである場合、垂直方向検索を
優先的に行うように検索順序を決定し、N_HV>N_
VHでない場合、水平方向検索を優先的に行うように
検索順序を決定する段階と、前記決定された検索順序を
表示する付加情報を復号器に伝送する段階とを備える
とを特徴とするものである。
【0037】また、前記検索順序を決定する方法は、形
状情報において水平方向検索時のTSD(ESD)の符
号化ビット(N_H)の個数を計算し、垂直方向検索
時のTSD(ESD)の符号化ビット(N_V)の個
数を計算する段階と、前記N_Hと前記N_Vとを合
算して水平方向優先検索順序時に発生する総TSD(E
SD)の符号化ビット数(N_HV)を計算する段階
と、前記形状情報において垂直方向検索時のTSD(E
SD)の符号化ビット(N_V)の個数を計算し、水
平方向検索時のTSD(ESD)の符号化ビット(N_
)の個数を計算する段階と、前記N_Hと前記N_
とを合算して垂直方向優先検索順序時に発生する総
TSD(ESD)の符号化ビット(N_VH)の個数
を計算する段階と、N_HV>N_VHであるか否か
を判断する段階と、N_HV>N_VHである場合、
垂直方向検索を優先的に行うように検索順序を決定し、
N_HV>N_VHでない場合、水平方向検索を優先
的に行うように検索順序を決定する段階と、前記決定さ
れた検索順序を復号器に伝送する段階とを備えることを
特徴とするものである。
【0038】また、前記検索順序を決定する方法は、形
状情報において水平方向検索時のTSDとESDとの和
(N_H)を計算し、垂直方向検索時のTSDとES
Dとの和(N_V)を計算する段階と、前記N_H
前記N_Vとを合算して水平方向優先検索順序時に
生する総TSDとESDの数(N_HV)を計算する
段階と、前記形状情報において垂直方向検索時のTSD
とESDとの和(N_V)を計算し、水平方向検索時
のTSDとESDとの和(N_H6)を計算する段階
と、前記N_HとN_Vとを合算して垂直方向優先検
索順序時に発生する総TSDとESDとの和(N_VH
)を計算する段階と、N_HV>N_VHであるか
否かを判断する段階と、N_HV>N_VHである場
合、垂直方向検索を優先的に行うように検索順序を決定
し、N_HV>N_VHでない場合、水平方向検索を
優先的に行うように検索順序を決定する段階と、前記決
定された検索順序を復号器に伝送する段階とを備える
とを特徴とするものである。
【0039】また、前記検索順序を決定する方法は、形
状情報において水平方向検索時のTSDとESDを符号
化して発生するビット和(N_H)を計算し、垂直方
向検索時のTSDとESDを符号化して発生するビット
和(N_V)を計算する段階と、前記N_Hと前記N
_Vとを合算して水平方向優先検索順序時に発生する
総TSDとESDを符号化したビット和(N_HV
を計算する段階と、垂直方向検索時のTSDとESDを
符号化してビット和(N_V)を計算し、水平方向検
時のTSDとESDを符号化して発生するビット和
(N_H)を計算する段階と、前記N_HとN_V
とを合算して垂直方向優先検索順序時に発生する総TS
DとESDを符号化したビット和(N_VH)を計算
する段階と、N_HV>N_VHであるか否かを判断
する段階と、N_HV>N_VHである場合、垂直方
向検索を優先的に行うように検索順序を決定し、N_H
>N_VHでない場合、水平方向検索を優先的に
行うように検索順序を決定する段階と、前記決定された
検索順序を復号器に伝送する段階とを備えることを特徴
とするものである。
【0040】また、本発明に係るスキャンインターリー
ビング方法を利用したスケーラブル復号化方法は、解像
度が異なる複数個のレイヤ復号化するスケーラブル
号化方法において、ベースレイヤデータで上側又は下側
に隣り合う画素と他の値を有する画素の数に該当する
平境界線の長さ左側または右側に隣り合う画素と他の
値を有する画素の数に該当する垂直境界線の長さを比
較して検索順序を決定する段階と、スキャンインターリ
ービング方法を利用してベースレイヤよりエンハンスメ
ントレイヤを復号化するために、2レファレンススキャ
ンラインの画素値が異なるトランジショナルサンプルデ
ータTSDと、2レファレンススキャンラインの画素値
は同一であるがコードスキャンラインの画素とは異なる
エクセプショナルサンプルデータESDを検出して復号
化する際に、前記決定された検索順序が、上側と下側の
画素値を参照値として利用し垂直方向にスキャンする
直方向検索を優先する検索順序であるか否かを判断する
段階と、垂直検索優先の検索順序である場合には、垂直
方向復号検索を行い、左側と右側の画素値を参照値とし
て利用し水平方向にスキャンする水平方向復号検索を
段階と、水平検索優先の検索順序である場合には、水
平方向復号検索を行い、垂直方向復号検索を行う段階
を備えることを特徴とするものである。
【0041】また、他の発明に係るスキャンインターリ
ビング方法を利用したスケーラブル復号化方法は、解
像度が異なる複数個のレイヤに復号化するスケーラブル
復号化方法において、ベースレイヤデータにおいて垂直
方向に隣接する画素値が異なる場合の数(N1)と水平
方向に隣接する画素値が異なる場合の数(N2)を計算
する段階と、垂直方向に隣接する画素値が異なる場合の
数(N1)が水平方向に隣接する画素値が異なる場合の
数(N2)より大きいか否かを判断する段階と、N1>
N2である場合、水平検索を優先的に行うように検索順
決定し、N1>N2でない場合、垂直検索を優先
に行うように検索順序決定する段階とを備えることを
特徴とするものである。
【0042】また、さらに他の発明に係るスキャンイン
ターリービング方法を利用したスケーラブル復号化方法
は、解像度が異なる複数個のデータに復号化するスケー
ラブル復号化方法において、符号化データ、符号化ベー
スレイヤデータ及び検索順序を表示する付加情報を受信
する段階と、スキャンインターリービング方法を利用し
てベースレイヤよりエンハンスメントレイヤを復号化す
るために、2レファレンススキャンラインの画素値が異
なるトランジショナルサンプルデータTSDと、2レフ
ァレンススキャンラインの画素値は同一であるがコード
スキャンラインの画素とは異なるエクセプショナルサン
プルデータESDを検出して復号化する際に、前記付加
情報が表示する検索順序が、上側と下側の画素値を参照
値として利用し垂直方向にスキャンする垂直方向復号検
索を優先する検索順序であるのか否かを判断する段階
と、垂直方向復号検索を優先する検索順序である場合に
垂直方向復号検索を行い、左側と右側の画素値を参
照値として利用し水平方向にスキャンする水平方向復号
検索を行う段階と、水平方向復号検索優先の検索順序で
ある場合には水平方向復号検索を行い、垂直方向復号検
索を行う段階とを備えることを特徴とするものである。
【0043】また、他の発明に係るスキャンインターリ
ビング方法を利用したスケーラブル符号化方法は、予
め設定された検索順序で検索して解像度が異なる複数個
のレイヤに符号化するスケーラブル符号化装置におい
て、形状情報ベースレイヤデータを抽出する手段と、
前記ベースレイヤデータで上側又は下側に隣り合う画素
と他の値を有する画素の数に該当する水平方向の境界線
となる水平境界線の長さ左側または右側に隣り合う画
素と他の値を有する画素の数に該当する垂直方向の境界
線となる垂直境界線の長さとを比較して、その比較結果
に従ってスイッチング制御信号を出力する検索順序判断
手段と、前記検索順序判断手段より出力されるスイッチ
ング制御信号に従ってエンハンスメントレイヤとベース
レイヤデータをスイッチングするスイッチング手段と、
前記形状情報を対角線を中心に対称移動させて出力する
第1対称移動手段と、前記ベースレイヤデータを対角線
を中心に対称移動させて出力する第2対称移動手段と、
スキャンインターリービング方法を利用してベースレイ
ヤよりエンハンスメントレイヤを符号化するために、2
レファレンススキャンラインの画素値が異なるトランジ
ショナルサンプルデータTSDと、2レファレンススキ
ャンラインの画素値は同一であるがコードスキャンライ
ンの画素とは異なるエクセプショナルサンプルデータE
SDを検出して符号化する際に、前記スイッチング手段
介して出力されるか、又は、前記第1及び第2対称移
動手段を介して出力される形状情報とベースレイヤデー
タを、上側と下側の画素値を参照値として利用し水平方
向にスキャンする水平方向検索手段及び左側と右側の画
素値を参照値として利用し垂直方向にスキャンする垂直
方向検索手段とから構成されることを特徴とするもので
ある。
【0044】また、前記検索順序判断手段検索順序を
検出し、その検索順序が前記予め決定された検索順序と
同一である場合には、前記スイッチング手段を制御して
前記形状情報及びベースレイヤデータを前記水平方向検
索手段及び垂直方向検索手段に出力するように、検索
順序が前記予め決定された検索順序と同一でない場合に
は、前記スイッチング手段を制御して前記形状情報及び
ベースレイヤデータを前記第1及び第2対称移動手段
スイッチングすることを特徴とするものである。
【0045】また、前記第1対称移動手段は、前記形状
情報を対角線を中心に対称移動させるか90°回転させ
て出力し、前記第2対称移動手段は、前記ベースレイヤ
データを対角線を中心に対称移動させるか、90°回転
させて出力することを特徴とするものである。
【0046】また、本発明に係るスキャンインターリー
ビング方法を利用したスケーラブル符号化方法は、解像
度が異なる複数個のレイヤに符号化するスケーラブル
号化方法において、スキャンインターリービング方法を
利用してベースレイヤよりエンハンスメントレイヤを符
号化するために、2レファレンススキャンラインの画素
値が異なるトランジショナルサンプルデータTSDと、
2レファレンススキャンラインの画素値は同一であるが
コードスキャンラインの画素とは異なるエクセプショナ
ルサンプルデータESDを検出して符号化する際に、
状情報又はそのベースレイヤデータで上側と下側の画素
値を参照値として利用し垂直方向にスキャンする垂直方
向検索と左側と右側の画素値を参照値として利用し水平
方向にスキャンする水平方向検索の順序を決定する段階
と、前記段階決定された検索順序が予め決定された検
索方向と同一であるか否かを判断する段階と、同一でな
い場合には形状情報を90°回転させるか対角線を中
心に対称移動させる段階と、同一である場合には前記
予め決定された検索順序に応じて検索する段階とを備え
ことを特徴とするものである。
【0047】また、検索順序を決定する方法は、境界線
の方向、TSDの数、ESDの数、TSDとESDとの
和、TSDを符号化した時のビット数、ESDを符号化
した時のビット数、TSDとESDを符号化した時のビ
ット数によって、符号化ビット量が少なく発生する検索
順序を決定することを特徴とするものである。
【0048】また、本発明に係るスキャンインターリー
ビング方法を利用したスケーラブル復号化装置は、予め
決定された検索順序に応じて検索して解像度が異なる複
数個のレイヤに復号化するスケーラブル復号化装置にお
いて、符号化データベースレイヤデータを復号化する
手段と、前記ベースレイヤデータで上側又は下側に隣り
合う画素と他の値を有する画素の数に該当する水平方向
の境界線となる水平境界線の長さ左側または右側に隣
り合う画素と他の値を有する画素の数に該当する垂直方
向の境界線となる垂直境界線の長さとを比較してその比
較結果に従ってスイッチング制御信号を出力する検索
順序判断手段と、前記検索順序判断手段より出力される
スイッチング制御信号に従って、前記ベースレイヤ復号
化手段より出力されるベースレイヤデータをスイッチン
グする第1スイッチング手段と、前記第1スイッチング
手段を介して出力されるベースレイヤデータを対角線を
中心に対称移動させるか90°回転させて出力する対称
移動手段と、スキャンインターリービング方法を利用し
てベースレイヤよりエンハンスメントレイヤを復号化す
るために、2レファレンススキャンラインの画素値が異
なるトランジショナルサンプルデータTSDと、2レフ
ァレンススキャンラインの画素値は同一であるがコード
スキャンラインの画素とは異なるエクセプショナルサン
プルデータESDを検出して復号化する際に、前記第1
スイッチング手段を介して出力されるか、又は前記対称
移動手段を介して出力される形状情報と、ベースレイヤ
データ、上側と下側の画素値を参照値として利用し垂
直方向にスキャンする垂直方向復号検索及び左側と右側
の画素値を参照値として利用し水平方向にスキャンする
水平方向復号検索手段と、前記垂直方向復号検索手段よ
り出力されるデータを前記検索順序判断手段より出力さ
れるスイッチング制御信号に従ってスイッチングする、
第2スイッチング手段と、前記第2スイッチング手段を
介して出力されるデータを前記対称移動手段と逆方向に
対称移動手段させるか、90°回転させて出力する逆対
称移動手段とから構成されることを特徴とするものであ
る。
【0049】また、前記検索順序判断手段は、ベースレ
イヤデータで水平境界線と垂直境界線との長さを比較し
て水平境界線が垂直境界線よりも長い場合には前記ス
イッチング手段を制御して前記ベースレイヤデータを対
称移動手段にスイッチングすることを特徴とするもので
ある。
【0050】また、前記垂直方向復号検索手段は、水平
方向復号検索手段において復号データを受けた後に垂直
方向復号検索を行うことを特徴とするものである。
【0051】また、前記検索順序判断手段のスイッチン
グ制御信号は、前記第1スイッチング手段が、前記ベー
スレイヤデータを前記対称移動手段スイッチングす
ように制御した場合には、前記第2スイッチング手段が
検索順序判断手段のスイッチング制御信号に従って垂直
方向復号検索手段より出力されるエンハンスメントレイ
ヤを、前記逆対称移動手段にスイッチングするように
御することを特徴とするものである。
【0052】さらに、本発明に係るスキャンインター
ービング方法を利用したスケーラブル復号化方法は、解
像度が異なる複数個のレイヤ復号化するスケーラブル
復号化方法において、検索順序を表示する付加情報を受
信する段階と、スキャンインターリービング方法を利用
してベースレイヤよりエンハンスメントレイヤを復号化
するために、2レファレンススキャンラインの画素値が
異なるトランジショナルサンプルデータTSDと、2レ
ファレンススキャンラインの画素値は同一であるがコー
ドスキャンラインの画素とは異なるエクセプショナルサ
ンプルデータESDを検出して復号化する際に、前記段
階で受信した付加情報が表示する、上側と下側の画素値
を参照値として利用し垂直方向にスキャンする垂直方向
検索と左側と右側の画素値を参照値として利用し水平方
向にスキャンする水平方向検索との検索順序が予め決定
された検索順序と同一であるか否かを判断する段階と、
同一でない場合には形状情報を90°回転させるか対
角線を中心に対称移動させる段階と、同一である場合に
前記予め決定された検索順序に応じて復号検索する
段階とを備えることを特徴とするものである。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、本発明の技術的思想に伴う
実施の形態を挙げてその構成および動作を添付された図
面に基づいて詳細に説明する。
【0054】図1に本発明によるスキャンインターリー
ビング符号化器の1実施の形態の構成を示すブロック図
が図示される。形状情報抽出手段60は入力される映像
より形状情報を抽出して出力する。ベースレイヤ抽出手
段61は前記形状情報抽出手段60から出力される形状
情報データよりベースレイヤに該当する画素データを抽
出して既存の形状情報符号化方法を利用して符号化し、
これをさらに復号して出力する。これは符号器と復号器
において同一なベースレイヤのデータを利用するためで
ある。検索順序(scan order)判断手段62は前記ベー
スレイヤ抽出手段61より出力されるベースレイヤにお
いて水平境界線と垂直境界線の長さを比較してその比較
結果にしたがってスイッチング制御信号を出力する。
【0055】第1スイッチング手段63は前記検索順序
判断手段62から出力されるスイッチング制御信号にし
たがって前記形状情報抽出手段60から出力される形状
情報と前記ベースレイヤ抽出手段61から出力されるベ
ースレイヤを第1方向検索手段64または第2方向検索
手段65に出力する。第1方向検索手段64は、前記ベ
ースレイヤデータと前記形状情報の入力を受け水平方向
検索を先にして、後で垂直方向検索を遂行する。第2方
向検索手段65は、前記ベースレイヤデータと形状情報
の入力を受け垂直方向検索を先にして、後で水平方向検
索を遂行する。
【0056】形状情報は、例えばフレ−ム内において全
ての画素値を臨界値と比較して、臨界値以上になる画素
は“1”、臨界値以下の画素は“0”にて設定すること
によって望む物体の様子を他の物体および背景において
抽出することができる。このように抽出された形状情報
はベースレイヤ抽出手段61において一定なる大きさの
ブロック(例えば、2×2ブロック、4×4ブロック
等)当たり1画素が抽出されベースレイヤが造られる。
検索順序判断手段62は、前記ベースレイヤにおいて水
平境界線の長さと垂直境界線の長さを比較する。
【0057】すなわち、左側または右側に隣り合う画素
と他の値を有する画素の数(これは“垂直境界線”の長
さに該当)と上側又は下側に隣り合う画素と他の値を有
する画素の数(これは“水平境界線”のの長さに該当)
を比較する。この比較結果、左側または右側に隣り合う
画素と他の値を有する画素の数が大きい場合(これは垂
直境界線の長さが水平境界線の長さよりもっと長いとの
ことを意味する)、第1方向検索手段64に形状情報が
入力されるように、第1スイッチング手段63を制御す
る。反対に、上側または下側に隣合う他の値を有する画
素の数が大きい場合、第2方向検索手段65に形状情報
が入力されるように、第1スイッチング手段63を制御
する。
【0058】第1方向検索手段64は、図示されるよう
に前記形状情報とベースレイヤデータより水平方向検索
を遂行し、検索完了後検索完了されたデータを出力する
水平方向検索手段641と、前記水平方向検索手段64
1において検索完了されたデータを受けた後に、形状情
報とベースレイヤデータより垂直方向検索を遂行する垂
直方向検索手段642にて構成される。同様に、第2方
向検索手段65は、水平方向検索手段641と垂直方向
検索手段642の順序だけ異なるのみでその以外の機能
は第1方向検索手段64と同一である。
【0059】図2に本発明による水平方向検索手段の1
実施の形態を示すブロック図が図示される。符号化画素
抽出手段71は形状情報において符号化すべき画素を抽
出する。水平隣接画素抽出手段72は前記符号化画素抽
出手段71において抽出される画素の左右に位置する画
素を抽出する。第1比較手段73は前記水平隣接画素抽
出手段72から出力される前記符号化画素の隣りの画素
を比較してスイッチング制御信号を出力する。第2スイ
ッチング手段74は前記スイッチング制御信号にしたが
ってTSD符号化手段77または第3スイッチング手段
76に、前記符号化画素および水平隣接画素をスイッチ
ングする。
【0060】第2比較手段75は前記符号化画素と隣の
画素を比較してスイッチング制御信号を出力する。第3
スイッチング手段76は、前記第2比較手段75のスイ
ッチング制御信号にしたがって、前記符号化画素及び水
平隣接画素をESD符号化手段78または復号器にスイ
ッチングする。TSD符号化手段77は前記第2スイッ
チング手段74を通じて入力される前記符号化画素を符
号化する。ESD符号化手段78は前記第3スイッチン
グ手段76を通じて入力される前記符号化画素を符号化
する。
【0061】図3に本発明による垂直方向検索手段の1
実施の形態を示すブロック図が図示される。符号化画素
抽出手段81は形状情報と水平方向符号化手段の入力を
受け符号化画素を抽出する。垂直隣接画素抽出手段82
は前記水平方向検索手段641から出力される水平方向
符号化データとベースレイヤデータを共に入力し、符号
化画素抽出手段81において抽出される画素の上下に位
置する画素を抽出する。第3比較手段83は前記垂直隣
接画素抽出手段82から出力される垂直隣接画素を互い
に比較して、その比較結果にしたがってスイッチング制
御信号を出力する。
【0062】第4スイッチング手段84は前記第3比較
手段のスイッチング制御信号にしたがってTSD符号化
手段87または第5スイッチング手段86に、前記符号
化画素および水平隣接画素をスイッチングする。第4比
較手段85は前記符号化画素と隣の画素を比較してスイ
ッチング制御信号を出力する。第5スイッチング手段8
6は前記第4比較手段スイッチング制御信号にしたが
って前記符号化画素および垂直隣接画素をESD符号化
手段88または復号器にスイッチングする。TSD符号
化手段87は前記第4スイッチング手段84を通じて入
力される前記符号化画素を符号化する。ESD符号化手
段88は前記第5スイッチング手段86を通じて入力さ
れる前記符号化画素を符号化する。
【0063】第1検索手段64は、図1に図示されるよ
うに、水平方向検索手段641が垂直方向検索手段64
2に先立って位置する。第1スイッチング手段63を通
じて形状情報が符号化画素抽出手段71に入力される。
形状情報はエンハンスメントレイヤデータであり、図2
5に図示されたようにチェック模様の画素が順次前記符
号化画素抽出手段71によって抽出される。水平隣接画
素抽出手段72は前記符号化画素抽出手段71において
抽出される画素の位置を入力し、その画素の左右に位置
するベースレイヤの画素、例えば符号化画素43の水平
隣接画素42,44を抽出する。
【0064】この時、図25(a)の2行1列の画素4
1のように第1列の左側隣接画素を抽出するために2列
にあるベースレイヤ画素をブロックの左側に複写する
か、隣り合った左側ブロックの該当画素を複写する。同
様に、図25(c)の1行2列の画素49を抽出するた
めに2行にあるベースレイヤ画素をブロックの上側に複
写するか、隣り合った上側ブロックの該当画素を複写す
る。
【0065】水平隣接画素抽出手段72において抽出さ
れた画素42,44は第1比較手段73に入力され比較
される。抽出された画素42,44が同一でない場合は
TSDに該当するので第2スイッチング手段74が符号
化画素と水平隣接画素をTSD符号化手段77に連結す
べくスイッチング制御信号を出力する。さらに、同一な
場合にはESDの可能性があるので、第2スイッチング
手段74が符号化画素と水平隣接画素を第3スイッチン
グ手段76に連結すべくスイッチング制御信号を出力す
る。
【0066】一方、符号化画素抽出手段71と水平隣接
画素抽出手段72から出力される符号化画素と一つの水
平隣接画素は第2比較手段75において比較される。第
2比較手段75は符号化画素と一つの水平隣接画素が同
一でない場合には、ESDに該当するので、第3スイッ
チング手段76が符号化画素と水平隣接画素をESD符
号化手段78に連結すべくスイッチング制御信号を出力
する。さらに、同一な場合には符号化すべき必要がない
ので、後の垂直方向検索手段642に出力する。
【0067】前記のように、水平方向検索手段641は
図25(a)のチェック模様の画素を符号化して垂直方
向検索手段642に出力する。垂直方向検索手段642
の1実施の形態が図3に図示される。符号化画素抽出手
段81はエンハンスメントレイヤの形状情報と前記水平
方向検索手段641から出力される水平方向符号化デー
タにおいて、図25(b)に図示されたようにチェック
模様の画素を抽出する。垂直隣接画素抽出手段82は前
記符号化画素抽出手段81において抽出される画素の位
置の入力を受け、その画素の上下に位置する画素、例え
ば、図25(b)において符号化画素45の垂直隣接画
素46,47を抽出する。この時も同様に、1行または
1列の画素を抽出するために2行または2列にあるベー
スレイヤ画素を複写するか、隣り合ったブロックの該当
画素を複写する。
【0068】垂直隣接画素抽出手段72において抽出さ
れた画素46,47は第1比較手段83に入力され比較
される。抽出された画素46,47が移動しなかった場
合は、TSDに該当するので第4スイッチング手段84
が符号化画素と水平隣接画素をTSD符号化手段87に
連結すべくスイッチング制御信号を出力する。さらに、
同一な場合にはESDの可能性があるので、第4スイッ
チング手段84が符号化画素と水平隣接画素を第5スイ
ッチング手段86に連結すべくスイッチング制御信号を
出力する。
【0069】一方、符号化画素抽出手段81と垂直隣接
画素抽出手段82から出力される符号化画素と一つの水
平隣接画素は第5比較手段85において比較される。第
5比較手段85は符号化画素と一つの垂直隣接画素が同
一でない場合にはESDに該当するので、第5スイッチ
ング手段86が符号化画素と水平隣接画素をESD符号
化手段88に連結すべくスイッチング制御信号を出力す
る。さらに、同一な場合には符号化すべき必要がないの
で、復号器に出力する。
【0070】前記水平方向検索手段641と垂直方向検
索手段642は水平方向検索を先に遂行し、後で垂直方
向検索を遂行する第1検索手段64に対する説明であ
る。第2検索手段65は、図1に示すように、垂直方向
検索手段642が水平方向検索手段641に先立って位
置する。したがって、符号化画素抽出手段81と垂直隣
接画素抽出手段82に水平方向符号化データが入力され
ないのと、符号化画素抽出手段71と水平隣接画素抽出
手段72にて垂直方向符号化データが形状情報およびベ
ースレイヤデータと共に入力されるのは明らかである。
【0071】図4に本発明によるスキャンインターリー
ビング復号化器の1実施の形態の構成を示すブロック図
が図示される。ベースレイヤ復号化手段91は符号化装
置において伝送されてくるベースレイヤ符号化データの
入力を受け復号化する。検索順序判断手段92は前記ベ
ースレイヤ復号化手段91から出力されるベースレイヤ
において、水平境界線と垂直境界線の長さを比較してそ
の比較結果にしたがってスイッチング制御信号を出力す
る。
【0072】第6スイッチング手段93は前記検索順序
判断手段92から出力されるスイッチング制御信号にし
たがって前記符号化装置から伝送されてくる符号化デー
タと、前記ベースレイヤ復号化手段91から出力される
ベースレイヤデータを第1方向検索復号化手段94また
は第2方向検索復号化手段95にスイッチングする。第
1方向検索復号化手段94は前記ベースレイヤデータと
符号化データの入力を受け、水平方向復号検索を先にし
て後で垂直方向復号検索を遂行する。第2方向検索復号
化手段95は前記ベースレイヤデータと符号化データの
入力を受け垂直方向復号検索を先にして後で水平方向復
号検索を遂行する。
【0073】ベースレイヤはエンハンスメントレイヤデ
ータと別途に符号化され復号器に伝送される。ベースレ
イヤ復号化手段91は符号化されたベースレイヤの入力
を受け復号化する。検索順序判断手段92は前記復号化
されたベースレイヤにおいて水平境界線の長さと垂直境
界線の長さを比較する。すなわち、左側または右側に隣
り合う画素と異なる値を有する画素の数(これは“垂直
境界線”の長さに該当)と上側または下側に隣り合う画
素と異なる値を有する画素の数(これは“水平境界線”
の長さに該当)を比較する。
【0074】この比較結果、左側または右側に隣り合う
画素と異なる値を有する画素の数が大きい場合(これは
垂直境界線の長さが水平境界線の長さよりさらに長いと
のことを意味する)第1方向復号検索手段94にベース
レイヤと符号化データが入力されるべく第6スイッチン
グ手段93を制御する。反対に、上側または下側に隣り
合う画素と異なる値を有する画素の数が大きい場合、第
2方向復号検索手段95にベースレイヤと符号化データ
が入力されるべく第6スイッチング手段93を制御す
る。
【0075】第1方向復号検索手段94は、図示された
ように前記符号化データとベースレイヤデータより水平
方向復号検索を遂行し、検索完了後、検索完了されたデ
ータを出力する水平方向復号検索手段941と、前記水
平方向復号検索手段941において検索完了されたデー
タを受けた後に符号化データとベースレイヤデータより
垂直方向検索を遂行する垂直方向検索手段942にて構
成される。同様に、第2方向復号検索手段95は水平方
向復号検索手段941と垂直方向復号検索手段942の
順序だけ異なるのみでそれ以外の機能は第1方向復号検
索手段94と同一である。
【0076】図5に本発明による水平方向復号検索手段
の1実施の形態を示すブロック図が図示される。水平隣
接画素抽出手段101はベースレイヤ復号化手段91か
ら伝送されるベースレイヤデータの入力を受け復号化す
べき画素の左右に位置する画素を抽出する。第5比較手
段103は前記水平隣接画素抽出手段101から出力さ
れる前記復号化画素の隣接画素を比較してスイッチング
制御信号を出力する。第7スイッチング手段102は前
記第5比較手段103のスイッチング制御信号にしたが
ってTSD復号化手段104または第8スイッチング手
段105に前記符号化手段および水平隣接画素をスイッ
チングする。
【0077】TSD復号化手段104は前記第7スイッ
チング手段102を通じて入力される前記符号化手段を
復号化する。第8スイッチング手段105は前記符号化
データ中において該当復号化画素のESDによって符号
化装置より伝送された符号化データ及び水平隣接画素を
ESD復号化手段106または隣接画素複写手段107
に出力する。ESD復号化手段106は前記第8スイッ
チング手段105を通じて入力される前記符号化画素を
復号化する。隣接画素複写手段107はTSDまたはE
SDに該当されない復号化画素の水平隣接画素値を貯蔵
する。
【0078】図6に本発明による垂直方向復号検索手段
の1実施の形態を示すブロック図が図示される。垂直隣
接画素抽出手段111は前記水平方向検索手段641か
ら出力される水平方向復号化データとベースレイヤの入
力を受け、復号化画素の上下に位置する画素を抽出す
る。第6比較手段113は前記垂直隣接画素抽出手段1
11から出力される垂直隣接画素を互いに比較してその
比較結果にしたがってスイッチング制御信号を出力す
る。第9スイッチング手段112は前記第6比較手段1
13のスイッチング制御信号にしたがってTSD復号化
手段114または第10スイッチング手段115に前記
符号化データおよび垂直隣接画素をスイッチングする。
【0079】TSD復号化手段114は前記第9スイッ
チング手段112を通じて入力される前記符号化データ
を復号化する。第10スイッチング手段115は前記符
号化データ中において該当復号化画素のESDの可否に
よって符号化装置において伝送された符号化データおよ
び垂直隣接画素をESD復号化手段116または隣接画
素複写手段117にスイッチングする。ESD復号化手
段116は前記第10スイッチング手段115を通じて
入力される前記符号化データと垂直隣接画素を復号化す
る。隣接画素複写手段107は復号化画素を水平隣接画
素値にて複写する。
【0080】第1方向復号検索手段94は、図4に図示
されるように、水平方向復号検索手段941が垂直方向
復号検索手段942に先立って位置する。第6スイッチ
ング手段93を通じて符号化データとベースレイヤが水
平方向復号検索手段941に入力される。符号化データ
はエンハンスメントレイヤを符号化したデータである。
水平隣接画素抽出手段101はベースレイヤ復号化手段
91において入力されるベースレイヤの画素によって順
後に復号化すべき画素(例えば、図25(a)の2行3
列の画素43の水平隣接画素42,44を抽出する。
【0081】この時、図25(a)の2行1列の画素4
1のように第1列の画素を復号化するために2列にある
ベースレイヤ画素をブロックの左側に複写して使用す
る。水平隣接画素抽出手段101において抽出された画
素42,44は第5比較手段103に入力され比較され
る。抽出された画素42,44が同一でない場合はTS
Dに該当するので第5比較手段103は第7スイッチン
グ手段102が符号化データと水平隣接画素をTSD復
号手段104にてスイッチングすべく制御する。さら
に、同一なる場合にはESDの可能性があるので第7ス
イッチング手段102が符号化データと水平隣接画素を
第8スイッチング手段105に連結するように制御信号
を出力する。
【0082】一方、前記符号化データ中において該当復
号化画素がESDに該当する場合にはそのESDによっ
て第8スイッチング手段105が符号化装置から伝送さ
れた符号化データおよび水平隣接画素をESD復号化手
段106にてスイッチングするように制御される。さら
に、該当復号化画素がESDに該当されない場合には符
号化する必要がないので、隣接画素複写手段107に出
力する。
【0083】前記のように水平方向復号941は図25
(a)のチェック模様の画素を復号化して垂直方向復号
検索手段942に出力する。垂直隣接画素抽出手段11
1は前記水平方向復号検索手段941から出力される水
平方向復号化データとベースレイヤの画素によって順後
に復号化する画素(例えば、図25(c)の2行2列の
画素48)の垂直隣接画素49,50を抽出する。この
時、前記垂直隣接画素抽出手段はエンハンスメントレイ
ヤの第1行にある画素を復号化するために、隣り合うブ
ロックの該当位置の画素値を利用するか、または、前記
ベースレイヤの第1行を重複使用して復号化する。
【0084】垂直隣接画素抽出手段111において抽出
された画素49,50は第6比較手段113に入力され
て比較される。抽出された画素49,50が同一でない
場合はTSDに該当するので第9スイッチング手段11
2が符号化データと垂直隣接画素49,50をTSD復
号化手段114に連結すべくスイッチング制御信号を出
力する。さらに、同一な場合にはESDの可能性がある
ので、第9スイッチング手段112が符号化データと垂
直隣接画素49,50を第10スイッチング手段115
に連結すべくスイッチング制御信号を出力する。
【0085】一方、前記符号化データ中において該当復
号化画素がESDに該当する場合にはそのESDによっ
て第10スイッチング手段115が符号化装置において
伝送された符号化データ及び垂直隣接画素をESD復号
化手段116にスイッチングすべく制御される。さら
に、該当復号化画素がESDに該当しない場合には符号
化する必要がないので隣接画素複写手段117に出力す
る。
【0086】前記水平方向復号検索手段941と垂直方
向検索手段942は水平方向検索を先に遂行し、後で垂
直方向検索を遂行する第1方向復号検索手段94に対す
る説明である。第2方向復号検索手段95は、図4に示
すように、垂直方向復号検索手段951が水平方向復号
検索手段952に先立って位置する。
【0087】図7に本発明によるスキャンインターリー
ビング方法を利用したスケーラブル形状情報符号化方法
を示すフロ−チャ−トが図示される。段階ST121に
おいて、形状情報をスケーラブル符号化するためにスキ
ャンインターリービング方法を利用する場合に、垂直方
向検索と水平方向検索の順序にしたがって符号化ビット
の発生量が異なるために、符号化ビット量がスイッチン
グなく発生する検索順序を決定する。段階ST122に
おいて、前記段階において決定された検索順序を表示す
るフラグ(Order)が垂直方向検索を優先する値
(Order=1)であるかを判断する。垂直検索優先
の検索順序である場合には段階ST125において垂直
方向検索を遂行し、段階ST126においては水平方向
検索を遂行する。さらに、水平検索優先の検索順序であ
る場合には段階ST123において水平方向検索を遂行
し、段階ST124においては垂直方向検索を遂行す
る。
【0088】検索順序を決定するための方法として、図
8(a)および(b)に図示されたように、検索方向は
ベースレイヤにおいて水平方向境界線を構成する画素数
と垂直方向境界線を構成する画素数を比較して大きい値
が出る方を先に検索する方向に決定する。すなわち、図
8(b)において水平方向に検索を行った場合、8個の
異なる値を有する画素が発生し、図8(a)において垂
直方向に検索した場合6個の異なる値を有する画素が発
生する。そのため、水平方向において異なる値を有する
画素数が多いのでエンハンスメントレイヤを符号化する
場合、水平方向においてTSDが発生する確率が高くな
る。したがって、水平方向検索を先にして垂直方向の検
索を後にすることにより総発生TSDの数を減らすこと
ができる。さらに、符号器側と復号器側において全く同
じベースレイヤを有しているために、復号器側において
も同じ方式にて検索方向を知り得るために検索方向に対
する付加情報を伝送する必要なく復号化することができ
る。
【0089】符号化ビット量が少なく発生する検索順序
を決定する方法の1実施の形態を示すフロ−チャ−トが
図9に図示される。段階ST141において、形状情報
よりベースレイヤを抽出し、ベースレイヤより垂直方向
に隣り合った画素値が異なった場合の数(N1:水平境
界線の長さに該当)を計算する。段階ST142におい
て、ベースレイヤより水平方向に隣り合った画素値が違
った場合の数(N2:垂直境界線の長さに該当)を計算
する。
【0090】段階ST143において、垂直方向に隣り
合った画素値が違った場合の数(N1)が水平方向に隣
り合った画素値が違った場合の数(N2)より大きいか
を判断する。N1>N2である場合、段階ST144に
おいて検索順序を表示するフラグの値を“1”にて設定
する。N1>N2でない場合、段階ST145におい
て、検索順序を表示するフラグの値を“0”にて設定す
る。このように検索順序が決定されれば、前記図7に図
示されたように決定された順序によって検索を遂行す
る。このようにベースレイヤの垂直境界線と水平境界線
の長さで検索順序を決定する場合には、ベースレイヤの
符号化データが復号器側に伝送されるために復号器側に
おいてはベースレイヤを復号してその垂直境界線の長さ
と水平境界線の長さを比較すれば符号化器において決定
された検索順序を知ることができる。
【0091】したがって、検索順序を表示する付加情報
を復号器にて伝送する必要がない、ベースレイヤを利用
してエンハンスメントレイヤを符号化する場合に、図2
5(a)および(c)に図示されたようにエンハンスメ
ントレイヤの第1列に対する符号化は参照すべきベース
レイヤの画素が右側にのみあるために水平方向検索を行
うことができない。したがって、このような場合は図1
0に図示されたように左側ブロックの最も右側の1列1
51を使用する。もし、左側ブロックが無い場合はベー
スレイヤの第1列をエンハンスメントレイヤの第1列左
側に複写してスキャンインターリーブ方法によって水平
検索を行うようになる。
【0092】さらに、エンハンスメントレイヤの第1行
に対する符号化は図25(c)に図示されたように参照
すべきベースレイヤの画素が下側にだけあるために、垂
直方向検索を行うことができない。したがって、このよ
うな場合は図10に図示されたように上側ブロックの一
番下側の1行152を使用する。もし、上側ブロックが
無い場合はベースレイヤの第1行をエンハンスメントレ
イヤの第1行上側に複写してスキャンインターリーブ方
法によって垂直検索を行うようになる。
【0093】ベースレイヤよりエンハンスメントレイヤ
に符号化するためにスキャンインターリーブ方法を利用
する場合には2種類のデータ、すなわち、TSDとES
Dを符号化しなければならない。検索順序にしたがって
TSDとESDの発生量が異なることがあるためにTS
DとESDが少なく発生される検索順序を決定しなけれ
ばならない。
【0094】図11に本発明に伴ってTSD(ESD)
の発生量により検索順序を決定する方法を示すフロ−チ
ャ−トが図示される。段階ST161において、形状情
報よりVOP(Video 0bject Plane、MPEG−4に
おいて採択された物体(object)単位に符号化するため
の多角形領域)または所定の大きさのブロック(例え
ば、4×4,2×2等)を抽出し水平方向検索における
TSD(ESD)の個数(N_H)を計算し、段階ST
162において、VOPまたは所定の大きさのブロック
に対する垂直方向検索におけるTSD(ESD)の符号
化個数(N_V)を計算する。段階ST163におい
て、前記N_HとN_Vを合算して水平方向優先検索順序
より発生される総TSD(ESD)の数(N_HV)を
計算する。
【0095】段階ST164において、形状情報よりV
OPまたは所定の大きさのブロックを抽出し、垂直方向
検索におけるTSD(ESD)の個数(N_V)を計算
し、段階ST165においてVOPまたは所定の大きさ
のブロックに対して水平方向検索におけるTSD(ES
D)の符号化個数(N_H)を計算する。段階ST16
6において、前記N_HとN_Vを合算して垂直方向優先
検索順序において発生される総TSD(ESD)の数
(N_VH)を計算する。
【0096】段階ST167において、N_HV>N_V
Hであるかを判断する。N_HV>N_VHである場合、
段階ST168において、検索順序を表示するフラグを
“1”にて設定して垂直(水平)方向検索を優先するこ
とを表示する。N_HV>N_VHでない場合、段階ST
169において、検索順序を表示するフラグを“0”に
て設定して水平(垂直)方向検索を優先することを表示
する。段階ST170において、前記のように検索順序
を決定して符号化すればその検索順序を復号化器は知る
ことができないので、その検索順序を表示する付加情報
(例えば、フラグデータ)を復号器に伝送しなければな
らない。復号器はこの付加情報を受けてその検索順序に
よってベースレイヤよりエンハンスメントレイヤを復号
化する。
【0097】この時、前記付加情報は固定長、可変長、
固定算術符号化方法および可変算術符号化方法にて示す
ことができる。TSDとESDを符号化する時発生され
る情報量は符号化方法にしたがって異なるために、TS
Dの発生量が多いとして情報量が多くなるとは言えな
く、さらにESDの発生量が多いとして情報量が多くな
るとは言えない。さらに、前もって言及したように個々
のTSDとESDに対して符号化情報量が異なるために
実際にTSDとESDに対し符号化し、その発生情報量
を比較するのがさらに正確になるものである。そのた
め、前記検索順序決定方法と異なり水平方向検索を遂行
した後、垂直方向検索を遂行した場合に発生したTSD
(ESD)に対し符号化して発生したビット数と、垂直
方向検索を遂行した後、水平方向検索を遂行した場合に
発生したTSD(ESD)に対し符号化して発生したビ
ット数を比較して、TSD(ESD)の符号化ビット数
が少なく発生する検索順序にて決定することができる。
【0098】図12に本発明にしたがってTSD(ES
D)の符号化ビット数によって検索順序を決定する方法
を示すフロ−チャ−トが図示される。段階ST171に
おいて、形状情報よりVOPまたは所定の大きさのブロ
ックを抽出し、水平方向検索におけるTSD(ESD)
の符号化ビット(N_H)を計算し、段階ST172に
おいて、VOPまたは所定の大きさのブロックに対し垂
直方向検索におけるTSD(ESD)の符号化ビット
(N_V)を計算する。段階ST173において、前記
N_HとN_Vを合算して水平方向優先検索順序において
発生される総TSD(ESD)の符号化ビット数(N_
HV)を計算する。
【0099】段階ST174において、形状情報よりV
OPまたは所定の大きさのブロックを抽出し、垂直方向
検索におけるTSD(ESD)の符号化ビット(N_
V)を計算し、段階ST175において、水平方向検索
におけるTSD(ESD)の符号化ビット(N_H)を
計算する。段階ST176において、前記N_HとN_V
を合算して垂直方向優先検索順序において発生される総
TSD(ESD)の符号化ビット(N_VH)を計算す
る。
【0100】段階ST177において、N_HV>N_V
Hであるかを判断する。N_HV>N_VHである場合、
段階ST178において、検索順序を表示するフラグを
“1”にて設定して垂直(水平)方向検索を優先するこ
とを表示する。N_HV>N_VHでない場合、段階ST
179において、検索順序を表示するフラグを“0”に
て設定して水平(垂直)方向検索を優先することを表示
する。段階ST180において検索順序を表示するフラ
グを復号器に伝送する。さらに、前記検索順序決定方法
と異なり水平方向検索を遂行して検出したTSDとES
Dの和と垂直方向検索を遂行して検出したTSDとES
Dの和を比較して、TSDとESDの和が大きい方向に
対する検索を先に遂行することができる。
【0101】図13に本発明にしたがってTSDとES
Dの発生量の和によって検索順序を決定する方法を示す
フロ−チャ−トが図示される。段階ST181におい
て、形状情報においてVOPまたは所定の大きさのブロ
ックを抽出し水平方向検索におけるTSDとESDの和
(N_H)を計算し、段階ST182において、垂直方
向検索におけるTSDとESDの和(N_V)を計算す
る。段階ST183において、前記N_HとN_Vを合算
して水平方向優先検索順序において発生される総TSD
とESDの数(N_HV)を計算する。
【0102】段階ST184において、垂直方向検索に
おけるTSDとESDの和(N_V)を計算し、段階S
T185において、水平方向検索におけるTSDとES
Dの和(N_H)を計算する。段階ST186におい
て、前記N_HとN_Vを合算して垂直方向優先検索順序
において発生される総TSDとESDの和(N_VH)
を計算する。
【0103】段階ST187において、N_HV>N_V
Hであるかを判断する。N_HV>N_VHである場合、
段階ST188において、検索順序を表示するフラグを
“1”にて設定して垂直(水平)方向検索を優先するこ
とを表示する。N_HV>N_VHでない場合、段階ST
189において、検索順序を表示するフラグを“0”に
て設定して水平(垂直)方向検索を優先することを表示
する。段階ST190において、検索順序を表示するフ
ラグを復号器に伝送する。
【0104】さらに、前もって言及したところのよう
に、個々のTSDとESDに対し符号化情報量が異なる
ために、実際にTSDとESDに対し符号化しその発生
量を比較することがさらに正確になるものである。その
ため、前記検索順序決定方法と異なり水平方向検索を遂
行した後に垂直方向検索を遂行した場合に発生したTS
DとESDに対し符号化して発生したビット数と、垂直
方向検索を遂行した後水平方向検索を遂行した場合に発
生したTSDとESDに対し符号化して発生したビット
数を比較して、TSDとESDの符号化ビット数が少な
く発生する検索順序にて決定することができる。
【0105】図14に本発明にしたがってTSDとES
Dの発生ビットの和によって検索順序を決定する方法を
示すフロ−チャ−トが図示される。段階ST191にお
いて、形状情報においてVOPまたは所定の大きさのブ
ロックを抽出し、水平方向検索におけるTSDとESD
を符号化して発生するビット和(N_H)を計算し、段
階ST192において垂直方向検索におけるTSDとE
SDを符号化して発生するビット和(N_V)を計算す
る。段階ST193において、前記N_HとN_Vを合算
して水平方向優先検索順序において発生される総TSD
とESDを符号化したビット和(N_HV)を計算す
る。
【0106】段階ST194において、垂直方向検索に
おけるTSDとESDを符号化してビット和(N_V)
を計算し、段階ST195において、水平方向検索にお
けるTSDとESDの和(N_H)を計算する。段階S
T196において、前記N_HとN_Vを合算して垂直方
向優先検索順序において発生される総TSDとESDを
符号化したビット和(N_VH)を計算する。
【0107】段階ST197において、N_HV>N_V
Hであるかを判断する。N_HV>N_VHである場合、
段階ST178において、検索順序を表示するフラグを
“1”にて設定して垂直(水平)方向検索を優先するこ
とを表示する。N_HV>N_VHでない場合、段階ST
199において、検索順序を表示するフラグを“0”に
て設定して水平(垂直)方向検索を優先することを表示
する。段階ST200において、検索順序を表示するフ
ラグを復号器に伝送する。
【0108】図15に本発明によるスキャンインター
ービング方法を利用したスケーラブル形状情報復号化方
法を示すフロ−チャ−トが図示される。段階ST201
において、形状情報をスケーラブル符号化するためにス
キャンインターリービング方法を利用する場合に、符号
化時に垂直方向検索と水平方向検索順序を復号化装置で
は知り得ない。したがって、符号化装置と同様に復号化
装置においてもベースレイヤの水平境界線と垂直境界線
の長さを比較して検索順序を決定する。
【0109】段階ST202において、前記段階におい
て決定された検索順序を表示するフラグが垂直方向検索
を優先する値(Order=1)であるかを判断する。
垂直検索優先の検索順序である場合には段階ST205
において垂直方向復号検索を遂行し、段階ST206に
おいては水平方向復号検索を遂行する。さらに、水平検
索優先の検索順序である場合には段階ST203におい
て水平方向復号検索を遂行し、段階ST204において
は垂直方向復号検索を遂行する。検索順序にしたがって
TSDとESDの発生量を判断して検索順序を決定する
場合には符号化装置において決定された検索順序を復号
化装置に付加情報として伝送しなければならない。
【0110】図16に本発明による検索順序を表示する
付加情報を伝送する伸縮型形状情報復号化方法を示すフ
ロ−チャ−トが図示される。段階ST211において、
符号化データ、符号化ベースレイヤおよび付加情報を受
信する。段階ST212において、前記付加情報にて表
示されるフラグが垂直方向検索を優先する値(Orde
r=1)であるかを判断する。垂直方向復号検索を優先
する検索順序である場合には段階ST215において垂
直方向復号検索を遂行し、段階ST216において水平
方向復号検索を遂行する。さらに、水平方向復号検索優
先の検索順序である場合には段階ST213において水
平方向復号検索を遂行し、段階ST214において垂直
方向復号検索を遂行する。
【0111】さらに、垂直方向、水平方向の検索順序を
決定した時、実際に検索をするために検索方向を変えて
順次検索をするのでなく、検索方向は水平方向優先、垂
直方向は後、または垂直方向優先、水平方向は後と固定
にさせ、検索すべきブロックを対角線方向に左右対称に
て移動させて検索をするか、ブロックを90°回転をし
て検索することができる。
【0112】図17に本発明による検索順序を固定させ
検索すべきブロックを対称移動させる符号化装置の1実
施の形態を示す。本実施の形態は水平方向検索を先にし
て、垂直方向検索を後で遂行する順序にて固定されてい
る場合であるが、垂直方向検索、水平方向検索順にてす
る場合も同様な説明をすることができる。検索順序判断
手段221はベースレイヤにおいて水平境界線と垂直境
界線の長さを比較してその比較結果にしたがってスイッ
チング制御信号を出力する。スイッチング手段222は
前記検索順序判断手段221から出力されるスイッチン
グ制御信号にしたがってエンハンスメントレイヤとベー
スレイヤを第1および第2対称移動手段223,224
にスイッチングする。
【0113】水平方向検索手段225と垂直方向検索手
段226は前記エンハンスメントレイヤとベースレイヤ
を水平方向と垂直方向に検索する。前記検索順序判断手
段221はベースレイヤにおいて水平境界線と垂直境界
線の長さを比較して水平境界線が垂直境界線より長い場
合には垂直方向検索を優先することが符号化ビットをよ
り少なく発生させるのでスイッチング手段222を制御
してエンハンスメントレイヤおよびベースレイヤを第1
および第2対称移動手段223,224にスイッチング
する。第1および第2対称移動手段223,224はエ
ンハンスメントレイヤとベースレイヤを対角線を抽出に
対称移動させて出力する。
【0114】水平方向検索を先にして後で垂直検索をす
るよう検索順序が固定されている場合、図18に図示さ
れたように、水平境界線230を対角線231を中心に
して対称移動させれば、垂直境界線230'に変換され
るので、前もって説明した理由によって符号化ビットの
発生数を減少させることができる。垂直方向検索を先に
して後で水平検索をするよう検索順序が固定されている
場合にも同様に説明することができる。
【0115】このようにエンハンスメントレイヤとベー
スレイヤが対称移動されれば、水平境界線は垂直境界線
に垂直境界線は水平境界線にて変換される。したがっ
て、垂直境界線が水平境界線よりもっと長くなり、水平
検索を先にして垂直検索を後でするとしても、すなわ
ち、ハ−ドウェ−アの変更なしに符号化ビットがより少
なく発生する方向に検索を遂行するようになる。
【0116】図19に本発明にしたがって検索順序を固
定させ検索すべきブロックを対称移動させスケーラブル
符号化する方法を示すフロ−チャ−トが図示される。段
階ST241において検索順序を決定して符号化装置は
前記決定された検索順序(例、水平検索先、垂直検索
後)にて符号化/復号化すべく構成し、検索順序を表示
するデータ(例えば、“1”にて設定)を設定する。前
もって説明した検索順序決定方法によって符号化すべき
ブロックをいかなる検索順序にて符号化すれば符号化発
生ビットが少なくなるかを判断(ベースレイヤの水平境
界線と垂直境界線の長さで判断する方法と、符号化装置
より伝送される付加情報にて判断する方法等)して検索
順序表示フラグに表示する。
【0117】段階ST242において、前記段階で符号
化発生ビットが少なく発生すると決定された検索順序が
前記固定検索順序であるかを判断する。符号化発生ビッ
トが少なく発生すると決定された検索順序が前記固定検
索順序である場合、固定された検索順序の通り水平方向
検索を先に遂行し(段階ST244)、後で垂直方向を
遂行する(段階ST245)、符号化発生ビットが少な
く発生すると決定された検索順序が前記固定検索順序で
ない場合、段階ST243においてブロックを90°回
転させ、水平、垂直検索を遂行する。
【0118】図20に本発明による検索順序を固定させ
検索すべきブロックを対称移動させる復号化装置の1実
施の形態を示す。本実施の形態は水平方向検索を先にし
て、垂直方向検索を後で遂行する順序にて固定されてい
る場合であるが、垂直方向検索、水平方向検索順にてす
る場合も同様の説明を成すことができる。ベースレイヤ
復号化手段250は符号化装置より伝送されてくる符号
化データよりベースレイヤを復号化する。検索順序判断
手段251は前記ベースレイヤにおいて水平境界線と垂
直境界線の長さを比較してその比較結果にしたがってス
イッチング制御信号を出力する。スイッチング手段25
2は前記検索順序判断手段251から出力されるスイッ
チング制御信号にしたがってベースレイヤを対称移動手
段253にスイッチングする。
【0119】対称移動手段253は前記スイッチング手
段252を通じて出力されるベースレイヤを対角線を中
心にして対称移動させるか90°回転させ出力する。水
平方向復号検索手段254と垂直方向復号検索手段25
5は前記対称移動手段253を通じてまたは通じないで
出力されるベースレイヤを垂直方向と水平方向にて検索
する。第2スイッチング手段257は検索順序判断手段
251のスイッチング制御信号にしたがって垂直方向復
号検索手段256から出力されるエンハンスメントレイ
ヤを逆対称移動手段258にスイッチングする。
【0120】逆対称移動手段258は前記第2スイッチ
ング手段257を通じて入力されるエンハンスメントレ
イヤを、前記対称移動手段253の方向とは逆方向に対
称移動させるか90°回転させ、元来の対称移動されな
いエンハンスメントレイヤを生成して出力する。 前記
検索順序判断手段251はベースレイヤにおいて水平境
界線と垂直境界線の長さを比較して水平境界線が垂直境
界線より長い場合には送信側から伝送されてくる復号検
索データは垂直方向検索を優先する検索順序にて復号検
索された物体であるため、スイッチング手段252を制
御してベースレイヤを対称移動手段253にスイッチン
グする。このようにベースレイヤを対称移動させる理由
は、ベースレイヤは符号化時に対称移動されずに伝送さ
れ、エンハンスメントレイヤは対称移動後符号化されて
伝送されてくるためである。
【0121】対称移動手段253は前記ベースレイヤを
符号化側におけるように対称移動させ出力する。さら
に、垂直境界線が水平境界線よりもっと長い場合には水
平方向検索を優先する検索順序にて符号化されたもので
あるため、前記スイッチング手段252を制御して第1
対称移動手段253を通過させずにベースレイヤを水平
方向復号検索手段254と垂直方向復号検索手段256
にスイッチングするように成す。対称移動手段253は
前もって説明したように、ベースレイヤを対角線を中心
にして対称移動させて出力する。
【0122】水平方向復号検索手段254と垂直方向復
号検索手段256はベースレイヤとエンハンスメントレ
イヤを復号化する。ここで、水平方向復号検索手段25
4と垂直方向復号検索手段256にベースレイヤとエン
ハンスメントレイヤが同時に入力されるが、図5および
図6において説明したように、垂直方向復号検索手段2
55は水平方向復号検索手段254において復号データ
を受けた後に垂直方向復号検索を遂行する。
【0123】符号化時に対称移動させ符号化した場合に
は画面が回転されている状態であるのでこれをさらに元
の状態に戻すために逆対称移動させる。すなわち、前記
ベースレイヤを前記対称移動手段253を通過させた場
合には、第2スイッチング手段256が検索順序判断手
段251のスイッチング制御信号にしたがって垂直方向
復号検索手段255から出力されるエンハンスメントレ
イヤを逆対称移動手段257にスイッチングする。逆対
称移動手段257は前記第2スイッチング手段256を
通じて入力されるエンハンスメントレイヤを前記対称移
動手段253の方向とは逆方向に対称移動させ元来の対
称移動されないエンハンスメントレイヤを生成して出力
する。
【0124】図21に本発明にしたがって検索順序を固
定させ検索すべきブロックを対称移動手段させて伸縮型
復号化する方法を示すフロ−チャ−トが図示される。段
階ST261において、予め検索順序が決定され復号化
装置は符号化装置と同一な検索順序(例、水平検索先、
垂直検索後)に復号化すべく構成され、検索順序を表示
するデータ(例えば、“1”にて設定)を設定する。前
もって説明した検索順序決定方法によって符号化すべき
ブロックをいかなる検索順序にて符号化すれば符号化発
生ビットが少なくなるかを判断(ベースレイヤの水平境
界線と垂直境界線の長さにて判断する方法と、符号化装
置において伝送される付加情報にて判断する方法等)し
て検索順序表示フラグに表示する。
【0125】段階ST262において、前記段階におい
て符号化発生ビットが少なく発生すると決定された検索
順序が前記固定検索順序であるかを判断する。符号化発
生ビット少なく発生すると決定された検索順序が前記固
定検索順序である場合、固定された検索順序通り水平方
向復号検索を先に遂行し(段階ST264)、後で垂直
方向復号検索を遂行する(段階ST265)。符号化発
生ビットが少なく発生すると決定された検索順序が前記
固定検索順序でない場合、段階ST263においてブロ
ックを対称移動させ、水平、垂直復号検索を遂行する。
【0126】以上、本発明を要約すると次の通りであ
る。本発明による方法は、ベースレイヤの映像をスキャ
ンインターリービング方法を使用してエンハンスメント
レイヤの映像にて符号化する場合、水平方向検索と垂直
方向検索の検索順序を異なるように適用する。検索順序
は境界線の方向、TSDの数、ESDの数、TSDとE
SDの和、TSDを符号化した時のビット数、ESDを
符号化した時のビット数および符号化ビットの総数によ
って決定する。このように決定された検索順序を示す付
加情報を符号化情報と共に復号器に伝送する。復号器は
この付加情報を受けその検索順序によって復号化する。
【0127】また、前記検索順序を示す付加情報は、固
定長符号化方法、可変長符号化方法、固定算術符号化方
法および可変算術符号化方法を利用して符号化する。ま
た、各ブロックごとに伝送される検索順序を示す付加情
報は全体において多くの比重を占める。したがって、検
索順序に対する付加情報を伝送しない方法にてベースレ
イヤの境界線の性質を利用する方法がある。符号器と復
号器は同一なベースレイヤを有しているためにベースレ
イヤのみを利用する場合、符号器と復号器において同一
な検索順序を決定することができる。したがって、検索
順序に対する付加情報を伝送する必要がない。
【0128】また、検索順序を異なるべく適用するため
の他の方法にて検索順序を固定させ符号化すべきブロッ
クを対角線を中心に対称移動を成すか90°回転させ符
号化/復号化する方法がある。すなわち、検索順序が水
平方向検索を先に成すべく決定が成された場合、検索順
序はそのままにしておいて符号化すべきブロックを対角
線方向に対称移動させるか90°回転させ符号化/復号
化する。
【0129】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、スキャ
ンインターリービング方法を利用してエンハンスメント
レイヤを符号化する時、TSDとESDの発生頻度、ま
たは映像の境界線の形状にしたがって垂直方向検索と水
平方向検索の検索順序を異なるべく適用することによ
り、全体発生するTSDの数とESDの数を減らすこと
ができ、総発生ビット数を減らして符号化効率を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるスキャンインターリービング
号化器の1実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明による水平方向検索手段の1実施の形
態を示すブロック図である。
【図3】 本発明による垂直方向検索手段の1実施の形
態を示すブロック図である。
【図4】 本発明によるスキャンインターリービング
号化器の1実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明による水平方向復号検索手段の1実施
の形態を示すブロック図である。
【図6】 本発明による垂直方向復号検索手段の1実施
の形態を示すブロック図である。
【図7】 本発明によるスキャンインターリービング
法を利用した伸縮型形状情報符号化方法を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図8】 ベースレイヤにおいて境界線の方向にしたが
って検索する方向を決定する方法を示す説明図である。
【図9】 本発明によって検索順序を決定する方法の1
実施の形態を示すフロ−チャ−トである。
【図10】 ベースレイヤにおいて行、列を追加する方
法を示す説明図である。
【図11】 本発明にしたがってTSD(ESD)の発
生量によって検索順序を決定する方法を示すフロ−チャ
−トである。
【図12】 本発明にしたがってTSD(ESD)の符
号化ビット数によって検索順序を決定する方法を示すフ
ロ−チャ−トである。
【図13】 本発明にしたがってTSDとESDの発生
量の和によって検索順序を決定する方法を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図14】 本発明にしたがってTSDとESDの発生
ビットの和によって検索順序を決定する。方法を示すフ
ロ−チャ−トである。
【図15】 本発明によるスキャンインターリービング
方法を利用した伸縮型形状情報復号化方法を示すフロ−
チャ−トである。
【図16】 本発明による検索順序を表示する付加情報
を伝送する伸縮型形状情報復号化方法を示すフロ−チャ
−トである。
【図17】 本発明による検索順序を固定させ検索すべ
きブロックを対称移動させる符号化装置の1実施の形態
を示すブロック図である。
【図18】 検索順序を固定させ検索すべきブロックを
対角線を抽出に対称移動させた状態の説明図である。
【図19】 本発明にしたがって検索順序を固定させ検
索すべきブロックを対称移動手段させ伸縮型符号化する
方法を示すフロ−チャ−トである。
【図20】 本発明による検索順序を固定させ検索すべ
きブロックを対称移動させる復号化装置の1実施の形態
を示す説明図である。
【図21】 本発明にしたがって検索順序を固定させ検
索すべきブロックを対称移動させ伸縮型復号化する方法
を示すフロ−チャ−トである。
【図22】 空間伸縮型符号化方法を示す概念図であ
る。
【図23】 ベースレイヤよりエンハンスメントレイヤ
を符号化するスキャンインターリーブの基本概念図であ
る。
【図24】 ベースレイヤとエンハンスメントレイヤの
解像度の説明図である。
【図25】 エンハンスメントレイヤを符号化するため
に垂直方向および水平方向の検索方法の説明図である。
【図26】 垂直境界線が多くの形状情報に対し検索方
向の順序にしたがってTSDとESDの発生状態の説明
図である。
【符号の説明】
60 形状情報抽出手段、61 ベースレイヤ抽出手
段、62 検索順序判断手段、63 スイッチング手
段、64 第1方向検索手段、65 第2方向検索手
段、91 ベースレイヤ復号化手段、92 検索順序判
断手段、93 スイッチング手段、94 第1方向復号
検索手段、95 第2方向復号検索手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 文 柱 ▲ヒ▼ 大韓民国ソウル市廣津區九宜3洞610現 代アパートメント603−2206 (56)参考文献 特開 昭62−145988(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/24 - 7/68

Claims (33)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 解像度が異なる複数個のレイヤに符号化
    るスケーラブル符号化装置において、 入力される映像より形状情報を抽出して出力する形状情
    報抽出手段と、 前記形状情報抽出手段より出力される形状情報データよ
    りベースレイヤ(基本層)に該当する画素データを抽出
    して出力するベースレイヤ抽出手段と、 前記ベースレイヤ抽出手段より出力されるベースレイヤ
    データで上側又は下側に隣接して画素値が異なる水平方
    向の隣接画素がなす水平境界線を構成する画素値に該当
    する水平境界線の長さ左側または右側に隣接して画素
    値が異なる垂直方向の隣接画素がなす垂直境界線を構成
    する画素値に該当する垂直境界線の長さを比較してそ
    の比較結果に従ってスイッチング制御信号を出力する検
    索順序判断手段と、 前記検索順序判断手段より出力されるスイッチング制御
    信号に従って前記形状情報とベースレイヤデータをスイ
    ッチングするスイッチング手段と、隣接する2つのレファレンススキャンラインの画素値を
    検索してコードスキャンラインの画素値を符号化するス
    キャンインターリービング方法を利用してベースレイヤ
    よりエンハンスメントレイヤを符号化するために、前記
    2つのレファレンススキャンラインの画素値が異なるト
    ランジショナルサンプルデータTSDと、前記2つのレ
    ファレンススキャンラインの画素値は同一であるがコー
    ドスキャンラインの画素とは異なるエクセプショナルサ
    ンプルデータESDを検出して符号化する際に、前記ス
    イッチング手段からのスイッチング制御信号に従って
    記ベースレイヤデータと前記形状情報とが入力されて、
    先に左側と右側の画素値を参照値として利用し水平方向
    にスキャンする水平方向検索を行い、後に上側と下側の
    画素値を参照値として利用し垂直方向にスキャンする
    直方向検索を行い、エンハンスメントレイヤデータを出
    力する第1方向検索手段と、前記スイッチング手段からのスイッチング制御信号に従
    って 前記ベースレイヤデータと前記形状情報とが入力さ
    れて、先に垂直方向検索を行い、後に水平方向検索を行
    い、エンハンスメントレイヤデータを出力する第2方向
    検索手段とから構成されることを特徴とするスキャンイ
    ンターリービング方法を利用したスケーラブル符号化装
    置。
  2. 【請求項2】 前記検索順序判断手段は、水平境界線の
    長さが垂直境界線の長さよりも長い場合、前記スイッチ
    ング手段が前記形状情報とベースレイヤデータを前記第
    2方向検索手段にスイッチングするようにスイッチング
    制御信号を出力し、垂直境界線の長さが水平境界線の長
    さよりも長い場合、前記スイッチング手段が前記形状情
    報とベースレイヤデータを前記第1方向検索手段にスイ
    ッチングするようにスイッチング制御信号を出力するこ
    とを特徴とする請求項1記載のスキャンインターリービ
    ング方法を利用したスケーラブル符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記第1方向検索手段は、 水平方向検索を行う第1水平方向検索手段と、 前記第1水平方向検索手段で検索完了されたデータ、前
    記形状情報及びベースレイヤデータで垂直方向検索を行
    う第1垂直方向検索手段とから構成され、 前記第2方向検索手段は、 垂直方向検索を行う第2垂直方向検索手段と、 前記第2垂直方向検索手段で検索完了されたデータ、前
    記形状情報及びベースレイヤデータで水平方向検索を行
    う第2水平方向検索手段とから構成されることを特徴と
    する請求項1記載のスキャンインターリービング方法を
    利用したスケーラブル符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記第1水平方向検索手段は、 前記形状情報より符号化する符号化画素を抽出する符号
    化画素抽出手段と、 前記符号化画素抽出手段より抽出される前記符号化画素
    の左右に位置する水平隣接画素を抽出する水平隣接画素
    抽出手段と、 前記水平隣接画素を比較してTSD(transiti
    onal sample data)を検出し、第1ス
    イッチング制御信号を出力する第1比較手段と、 前記第1スイッチング制御信号に従って前記符号化画素
    及び前記水平隣接画素をスイッチングする第1スイッチ
    ング手段と、 前記符号化画素と前記水平隣接画素とを比較してESD
    (exceptional sample data)
    を検出し、第2スイッチング制御信号を出力する第2比
    較手段と、 前記第2スイッチング制御信号に従って前記符号化画素
    及び前記水平隣接画素をスイッチングする第2スイッチ
    ング手段と、 前記第1スイッチング手段を介して入力される前記TS
    Dを符号化するTSD符号化手段と、 前記第2スイッチング手段を介して入力される前記ES
    Dを符号化するESD符号化手段とから構成されること
    を特徴とする請求項3記載のスキャンインターリービン
    方法を利用したスケーラブル符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記水平隣接画素抽出手段は、エンハン
    スメントレイヤの第1行と第1列に対する符号化は、隣
    接するブロックの該当位置の画素値を利用するか、又は
    前記ベースレイヤデータの第1行と第1列を重複使用し
    て符号化することを特徴とする請求項4記載のスキャン
    インターリービング方法を利用したスケーラブル符号化
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第1垂直方向検索手段は、 前記形状情報と前記水平方向検索手段より出力される水
    平方向符号化データとが入力されて、符号化画素を抽出
    する符号化画素抽出手段と、 前記水平方向検索手段より出力される水平方向符号化デ
    ータとベースレイヤデータとが入力されて、前記符号化
    画素抽出手段より抽出される前記符号化画素の上下に位
    置する垂直隣接画素を抽出する垂直隣接画素抽出手段
    と、 前記垂直隣接画素を互いに比較して、その比較結果に従
    って前記TSDを検出し、第3スイッチング制御信号を
    出力する第3比較手段と、 前記第3スイッチング制御信号に従って前記符号化画素
    及び前記水平隣接画素をスイッチングする第3スイッチ
    ング手段と、 前記符号化画素と隣接画素とを比較して前記TSDを検
    出し、第4スイッチング制御信号を出力する第4比較手
    段と、 前記第4スイッチング制御信号に従って前記符号化画素
    及び前記垂直隣接画素をスイッチングする第4スイッチ
    ング手段と、 前記第3スイッチング手段を介して入力される前記TS
    Dを符号化するTSD符号化手段と、 前記第4スイッチング手段を介して入力される前記ES
    Dを符号化するESD符号化手段とから構成されること
    を特徴とする請求項4記載のスキャンインターリービン
    方法を利用したスケーラブル符号化装置。
  7. 【請求項7】 前記垂直隣接画素抽出手段は、エンハン
    スメントレイヤの第1行と第1列に対する符号化は、隣
    接するブロックの該当位置の画素値を利用するか、又は
    前記ベースレイヤデータの第1行と第1列を重複使用し
    て符号化することを特徴とする請求項6記載のスキャン
    インターリービング方法を利用したスケーラブル符号化
    装置。
  8. 【請求項8】 解像度が異なる複数個のレイヤに復号化
    するスケーラブル復号化装置において、 符号化装置より伝送されるベースレイヤ符号化データが
    入力されて、復号化するベースレイヤ復号化手段と、 前記ベースレイヤ復号化手段より出力されるベースレイ
    ヤデータで上側又は下側に隣接 して画素値が異なる水平
    方向の隣接画素がなす水平境界線を構成する画素値に該
    当する水平境界線の長さ左側または右側に隣接して画
    素値が異なる垂直方向の隣接画素がなす垂直境界線を構
    成する画素値に該当する垂直境界線の長さを比較して
    その比較結果に従ってスイッチング制御信号を出力する
    検索順序判断手段と、 前記検索順序判断手段より出力されるスイッチング制御
    信号に従って前記符号化装置より伝送される符号化デー
    タと、 前記ベースレイヤ復号化手段より出力されるベースレイ
    ヤデータをスイッチングするスイッチング手段と、隣接する2つのレファレンススキャンラインの画素値を
    検索してコードスキャンラインの画素値を復号化するス
    キャンインターリービング方法を利用してベースレイヤ
    よりエンハンスメントレイヤを復号化するために、前記
    2つのレファレンススキャンラインの画素値が異なるト
    ランジショナルサンプルデータTSDと、前記2つのレ
    ファレンススキャンラインの画素値は同一であるがコー
    ドスキャンラインの画素とは異なるエクセプショナルサ
    ンプルデータESDを検出して復号化する際に、前記ス
    イッチング手段からのスイッチング制御信号に従って
    記ベースレイヤデータと符号化データとが入力されて、
    先に左側と右側の画素値を参照値として利用し水平方向
    にスキャンする水平方向復号検索を行い、後に上側と下
    側の画素値を参照値として利用し垂直方向にスキャンす
    垂直方向復号検索を行い、エンハンスメントレイヤデ
    ータを出力する第1方向検索復号手段と、前記スイッチング手段からのスイッチング制御信号に従
    って 前記ベースレイヤデータと符号化データとが入力さ
    れて、先に垂直方向復号検索を行い、後に水平方向復号
    検索を行い、エンハンスメントレイヤデータを出力する
    第2方向検索復号化手段とから構成されることを特徴と
    するスキャンインターリービング方法を利用したスケー
    ラブル復号化装置。
  9. 【請求項9】 前記検索順序判断手段は、水平境界線の
    長さが垂直境界線の長さよりも長い場合、前記スイッチ
    ング手段が前記形状情報とベースレイヤデータを前記第
    2方向復号検索手段にスイッチングするようにスイッチ
    ング制御信号を出力し、垂直境界線の長さが水平境界線
    の長さよりも長い場合、前記スイッチング手段が前記形
    状情報とベースレイヤデータを前記第1方向復号検索手
    段にスイッチングするようにスイッチング制御信号を出
    力することを特徴とする請求項8記載のスキャンインタ
    リービング方法を利用したスケーラブル復号化装置。
  10. 【請求項10】 前記第1方向復号検索手段は、 水平方向検索を行う水平方向復号検索手段と、 前記水平方向復号検索手段で検索完了されたデータ、前
    記符号化データ及びベースレイヤデータで垂直方向復号
    検索を行う第1垂直方向復号検索手段とから構成され、 前記第2方向復号検索手段は、 垂直方向検索を行う第2垂直方向復号検索手段と、 前記第2垂直方向復号検索手段で検索完了されたデー
    タ、前記形状情報及び前記ベースレイヤデータで水平方
    向検索を行う第2水平方向復号検索手段とから構成され
    ることを特徴とする請求項8記載のスキャンインター
    ービング方法を利用したスケーラブル復号化装置。
  11. 【請求項11】 前記第1水平方向復号検索手段は、 前記ベースレイヤデータにおいて復号化する復号化画素
    の左右に位置する水平隣接画素を抽出する水平隣接画素
    抽出手段と、 前記水平隣接画素抽出手段より出力される前記復号化画
    素の水平隣接画素を比較して、前記復号化画素のうち、
    該当復号化データがTSD(transitional
    sample data)であるか否かに応じて、第
    1スイッチング制御信号を出力する第1比較手段と、 前記第1スイッチング制御信号に従って前記符号化デー
    タ及び水平隣接画素をスイッチングする第1スイッチン
    グ手段と、 前記符号化データのうち、前記該当復号化データがES
    Dであるか否かに応じて、前記符号化装置より伝送され
    た符号化データ及び水平隣接画素をスイッチングする第
    2スイッチング手段と、 前記第1スイッチング手段を介して入力される前記符号
    化データを符号化するTSD復号化手段と、 前記第2スイッチング手段を介して入力される前記符号
    化画素を符号化するESD復号化手段と、 前記復号化データがTSD又はESDに該当しない復号
    化画素の水平隣接画素値を貯蔵する隣接画素複写手段と
    から構成されることを特徴とする請求項10記載のスキ
    ャンインターリービング方法を利用したスケーラブル
    号化装置。
  12. 【請求項12】 前記水平隣接画素抽出手段は、エンハ
    ンスメントレイヤの第1行と第1列に対する復号化は、
    隣接するブロックの該当位置の画素値を利用するか、又
    は前記ベースレイヤデータの第1行と第1列を重複使用
    して復号化することを特徴とする請求項11記載のスキ
    ャンインターリービング方法を利用したスケーラブル
    号化装置。
  13. 【請求項13】 前記第1垂直方向検索手段は、 前記水平方向復号検索手段より出力される水平方向復号
    化データ、符号化データとベースレイヤデータとが入力
    されて、復号化画素の上下に位置する画素を抽出する垂
    直隣接画素抽出手段と、 前記垂直隣接画素抽出手段より出力される垂直隣接画素
    を互いに比較して、前記復号化画素のうち、該当復号化
    データがTSD(transitional samp
    le data)であるか否かに応じて、第3スイッチ
    ング制御信号を出力する第2比較手段と、 前記第3スイッチング制御信号に従って前記復号化デー
    タ、水平方向復号化データ及び水平隣接画素をスイッチ
    ングする第3スイッチング手段と、 前記符号化データのうち、該当符号化データがESDで
    あるか否かに応じて、前記符号化装置より伝送された符
    号化データ及び垂直隣接画素をスイッチングする第4ス
    イッチング手段と、 前記第3スイッチング手段を介して入力される前記符号
    化データを復号化するTSD復号化手段と、 前記第4スイッチング手段を介して入力される前記符号
    化データを復号化するESD復号化手段と、 前記復号化データがTSD又はESDに該当しない復号
    化画素の水平隣接画素値を貯蔵する隣接画素複写手段と
    から構成されることを特徴とする請求項10記載のスキ
    ャンインターリービング方法を利用したスケーラブル
    号化装置。
  14. 【請求項14】 前記垂直隣接画素抽出手段は、エンハ
    ンスメントレイヤの第1行と第1列に対する復号化は、
    隣接するブロックの該当位置の画素値を利用するか又は
    前記ベースレイヤデータの第1行と第1列を重複使用し
    て復号化することを特徴とする請求項13記載のスキャ
    ンインターリービング方法を利用したスケーラブル復号
    化装置。
  15. 【請求項15】 解像度が異なる複数個のレイヤに符号
    化するスケーラブル符号化方法において、隣接する2つのレファレンススキャンラインの画素値を
    検索してコードスキャンラインの画素値を符号化するス
    キャンインターリービング方法を利用してベースレイヤ
    よりエンハンスメントレイヤを符号化するために、前記
    つのレファレンススキャンラインの画素値が異なるト
    ランジショナルサンプルデータTSDと、前記2つのレ
    ファレンススキャンラインの画素値は同一であるがコー
    ドスキャンラインの画素とは異なるエクセプショナルサ
    ンプルデータESDを検出して符号化する際に、符号化
    ビット量が少なく発生する、上側と下側の画素値を参照
    値として利用し垂直方向にスキャンする垂直方向検索と
    左側と右側の画素値を参照値として利用し水平方向にス
    キャンする水平方向検索の順序を決定する段階と、 前記段階で決定された検索順序が垂直方向検索を優先す
    るか否かを判断する段階と、 垂直方向検索が優先である場合には、垂直方向検索を行
    い、水平方向検索を行う段階と、 水平方向検索優先である場合には、水平方向検索を行
    い、垂直方向検索を行う段階とを備えることを特徴とす
    るスキャンインターリービング方法を利用したスケーラ
    ブル符号化方法。
  16. 【請求項16】 前記検索順序を決定する方法は、 形状情報よりベースレイヤデータを抽出し、ベースレイ
    ヤデータにおいて垂直方向に隣接する画素値が異なる場
    合の数(N1)と水平方向に隣接する画素値が異なる場
    合の数(N2)とを計算する段階と、 垂直方向に隣接する画素値が異なる場合の数(N1)が
    水平方向に隣接する画素値が異なる場合の数(N2)よ
    り大きいか否かを判断する段階と、 N1>N2である場合、水平検索を優先的に行うように
    検索順序を決定し、N1>N2でない場合、垂直検索を
    優先的に行うように検索順序を決定する段階と を備えることを特徴とする請求項15記載のスキャンイ
    ンターリービング方法を利用したスケーラブル符号化方
    法。
  17. 【請求項17】 前記検索順序を決定する方法は、 形状情報において水平方向検索時のTSD(ESD)の
    個数(N_H1)を計算し、垂直方向検索時のTSD
    (ESD)の符号化個数(N_V1)を計算する段階
    と、 前記N_H1と前記N_V1とを合算して水平方向優先検
    索順序時に発生する総TSD(ESD)の数(N_HV
    1)を計算する段階と、 前記形状情報において垂直方向検索時のTSD(ES
    D)の個数(N_V2)を計算し、水平方向検索時のT
    SD(ESD)の符号化個数(N_H2)を計算する段
    階と、 前記N_H2と前記N_V2とを合算して垂直方向優先検
    索順序時に発生する総TSD(ESD)の数(N_VH
    1)を計算する段階と、 N_HV1>N_VH1であるか否かを判断する段階と、 N_HV1>N_VH1である場合、垂直方向検索を優先
    的に行うように検索順序を決定し、N_HV1>N_VH
    1でない場合、水平方向検索を優先的に行うように検索
    順序を決定する段階と、 前記決定された検索順序を表示する付加情報を復号器に
    伝送する段階とを備えることを特徴とする請求項15記
    載のスキャンインターリービング方法を利用したスケー
    ラブル符号化方法。
  18. 【請求項18】 前記検索順序を決定する方法は、 形状情報において水平方向検索時のTSD(ESD)の
    符号化ビット(N_H3)の個数を計算し、垂直方向検
    索時のTSD(ESD)の符号化ビット(N_V3)の
    個数を計算する段階と、 前記N_H3と前記N_V3とを合算して水平方向優先検
    索順序時に発生する総TSD(ESD)の符号化ビット
    数(N_HV2)を計算する段階と、 前記形状情報において垂直方向検索時のTSD(ES
    D)の符号化ビット(N_V4)の個数を計算し、水平
    方向検索時のTSD(ESD)の符号化ビット(N_H
    4)の個数を計算する段階と、 前記N_H4と前記N_V4とを合算して垂直方向優先検
    索順序時に発生する総TSD(ESD)の符号化ビット
    (N_VH2)の個数を計算する段階と、 N_HV2>N_VH2であるか否かを判断する段階と、 N_HV2>N_VH2である場合、垂直方向検索を優先
    的に行うように検索順序を決定し、N_HV2>N_VH
    2でない場合、水平方向検索を優先的に行うように検索
    順序を決定する段階と、 前記決定された検索順序を復号器に伝送する段階とを備
    えることを特徴とする請求項15記載のスキャンインタ
    リービング方法を利用したスケーラブル符号化方法。
  19. 【請求項19】 前記検索順序を決定する方法は、 形状情報において水平方向検索時のTSDとESDとの
    和(N_H5)を計算し、垂直方向検索時のTSDとE
    SDとの和(N_V5)を計算する段階と、 前記N_H5と前記N_V5とを合算して水平方向優先検
    索順序時に発生する総TSDとESDの数(N_HV
    3)を計算する段階と、 前記形状情報において垂直方向検索時のTSDとESD
    との和(N_V6)を計算し、水平方向検索時のTSD
    とESDとの和(N_H6)を計算する段階と、 前記N_H6とN_V6とを合算して垂直方向優先検索順
    序時に発生する総TSDとESDとの和(N_VH3)
    を計算する段階と、 N_HV3>N_VH3であるか否かを判断する段階と、 N_HV3>N_VH3である場合、垂直方向検索を優先
    的に行うように検索順序を決定し、N_HV3>N_VH
    3でない場合、水平方向検索を優先的に行うように検索
    順序を決定する段階と、 前記決定された検索順序を復号器に伝送する段階とを備
    えることを特徴とする請求項15記載のスキャンインタ
    リービング方法を利用したスケーラブル符号化方法。
  20. 【請求項20】 前記検索順序を決定する方法は、 形状情報において水平方向検索時のTSDとESDを符
    号化して発生するビット和(N_H7)を計算し、垂直
    方向検索時のTSDとESDを符号化して発生するビッ
    ト和(N_V7)を計算する段階と、 前記N_H7と前記N_V7とを合算して水平方向優先検
    索順序時に発生する総TSDとESDを符号化したビッ
    ト和(N_HV4)を計算する段階と、 垂直方向検索時のTSDとESDを符号化してビット和
    (N_V8)を計算し、水平方向検索時のTSDとES
    Dを符号化して発生するビット和(N_H8)を計算す
    る段階と、 前記N_H8とN_V8とを合算して垂直方向優先検索順
    序時に発生する総TSDとESDを符号化したビット和
    (N_VH4)を計算する段階と、 N_HV4>N_VH4であるか否かを判断する段階と、 N_HV4>N_VH4である場合、垂直方向検索を優先
    的に行うように検索順序を決定し、N_HV4>N_VH
    4でない場合、水平方向検索を優先的に行うように検索
    順序を決定する段階と、 前記決定された検索順序を復号器に伝送する段階とを備
    えることを特徴とする請求項15記載のスキャンインタ
    リービング方法を利用したスケーラブル符号化方法。
  21. 【請求項21】 解像度が異なる複数個のレイヤに復号
    化するスケーラブル復号化方法において、 ベースレイヤデータで上側又は下側に隣接して画素値が
    異なる水平方向の隣接画素がなす水平境界線を構成する
    画素値に該当する水平境界線の長さ左側または右側に
    隣接して画素値が異なる垂直方向の隣接画素がなす垂直
    境界線を構成する画素値に該当する垂直境界線の長さ
    を比較して検索順序を決定する段階と、隣接する2つのレファレンススキャンラインの画素値を
    検索してコードスキャンラインの画素値を復号化するス
    キャンインターリービング方法を利用してベースレイヤ
    よりエンハンスメントレイヤを復号化するために、前記
    2つのレファレンススキャンラインの画素値が異なるト
    ランジショナルサンプルデータTSDと、前記2つのレ
    ファレンススキャンラインの画素値は同一であるがコー
    ドスキャンラインの画素とは異なるエクセプショナルサ
    ンプルデータESDを検出して復号化する際に、 前記決
    定された検索順序が、上側と下側の画素値を参照値とし
    て利用し垂直方向にスキャンする垂直方向検索を優先す
    る検索順序であるか否かを判断する段階と、 垂直検索優先の検索順序である場合には、垂直方向復号
    検索を行い、左側と右側の画素値を参照値として利用し
    水平方向にスキャンする水平方向復号検索を行う段階
    と、 水平検索優先の検索順序である場合には、水平方向復号
    検索を行い、垂直方向復号検索を行う段階とを備えるこ
    とを特徴とするスキャンインターリービング方法を利用
    したスケーラブル復号化方法。
  22. 【請求項22】 解像度が異なる複数個のレイヤに復号
    化するスケーラブル復号化方法において、 ベースレイヤデータにおいて垂直方向に隣接する画素値
    が異なる場合の数(N1)と水平方向に隣接する画素値
    が異なる場合の数(N2)を計算する段階と、 垂直方向に隣接する画素値が異なる場合の数(N1)が
    水平方向に隣接する画素値が異なる場合の数(N2)よ
    り大きいか否かを判断する段階と、 N1>N2である場合、水平検索を優先的に行うように
    検索順序を決定し、N1>N2でない場合、垂直検索を
    優先的に行うように検索順序を決定する段階とを備える
    ことを特徴とするスキャンインターリービング方法を利
    用したスケーラブル復号化方法。
  23. 【請求項23】 解像度が異なる複数個のデータに復号
    化するスケーラブル復号化方法において、 符号化データ、符号化ベースレイヤデータ及び検索順序
    を表示する付加情報を受信する段階と、隣接する2つのレファレンススキャンラインの画素値を
    検索してコードスキャンラインの画素値を復号化するス
    キャンインターリービング方法を利用してベースレイヤ
    よりエンハンスメントレイヤを復号化するために、前記
    2つのレファレンススキャンラインの画素値が異なるト
    ランジショナルサンプルデータTSDと、前記2つのレ
    ファレンススキャンラインの画素値は同一であるがコー
    ドスキャンラインの画素とは異なるエクセプショナルサ
    ンプルデータESDを検出して復号化する際に、 前記付
    加情報が表示する検索順序が、上側と下側の画素値を参
    照値として利用し垂直方向にスキャンする垂直方向復号
    検索を優先する検索順序であるのか否かを判断する段階
    と、 垂直方向復号検索を優先する検索順序である場合には、
    垂直方向復号検索を行い、左側と右側の画素値を参照値
    として利用し水平方向にスキャンする水平方向復号検索
    を行う段階と、 水平方向復号検索優先の検索順序である場合には、水平
    方向復号検索を行い、垂直方向復号検索を行う段階とを
    備えることを特徴とするスキャンインターリービング
    法を利用したスケーラブル復号化方法。
  24. 【請求項24】 予め設定された検索順序で検索して解
    像度が異なる複数個のレイヤに符号化するスケーラブル
    符号化装置において、 形状情報でベースレイヤデータを抽出する手段と、 前記ベースレイヤデータで上側又は下側に隣接して画素
    値が異なる水平方向の隣接画素がなす水平境界線を構成
    する画素値に該当する水平境界線の長さ左側または右
    側に隣接して画素値が異なる隣接画素がなす垂直方向の
    垂直境界線を構成する画素値に該当する垂直境界線の
    を比較して、その比較結果に従ってスイッチング制
    御信号を出力する検索順序判断手段と、 前記検索順序判断手段より出力されるスイッチング制御
    信号に従ってエンハンスメントレイヤとベースレイヤデ
    ータをスイッチングするスイッチング手段と、 前記形状情報を対角線を中心に対称移動させて出力する
    第1対称移動手段と、 前記ベースレイヤデータを対角線を中心に対称移動させ
    て出力する第2対称移動手段と、隣接する2つのレファレンススキャンラインの画素値を
    検索してコードスキャンラインの画素値を符号化するス
    キャンインターリービング方法を利用してベースレイヤ
    よりエンハンスメントレイヤを符号化するために、前記
    2つのレファレンススキャンラインの画素値が異なるト
    ランジショナルサンプルデータTSDと、前記2つのレ
    ファレンススキャンラインの画素値は同一であるがコー
    ドスキャンラインの画素とは異なるエクセプショナル
    ンプルデータESDを検出して符号化する際に、 前記ス
    イッチング手段を介して出力されるか、又は、前記第1
    及び第2対称移動手段を介して出力される形状情報とベ
    ースレイヤデータを、上側と下側の画素値を参照値とし
    て利用し水平方向にスキャンする水平方向検索手段及び
    左側と右側の画素値を参照値として利用し垂直方向にス
    キャンする垂直方向検索手段とから構成されることを特
    徴とするスキャンインターリービング方法を利用した
    ケーラブル符号化装置。
  25. 【請求項25】 前記検索順序判断手段で検索順序を検
    出し、その検索順序が前記予め決定された検索順序と同
    一である場合には、前記スイッチング手段を制御して前
    記形状情報及びベースレイヤデータを前記水平方向検索
    手段及び垂直方向検索手段に出力するようにし、検索順
    序が前記予め決定された検索順序と同一でない場合に
    は、前記スイッチング手段を制御して前記形状情報及び
    ベースレイヤデータを前記第1及び第2対称移動手段に
    スイッチングすることを特徴とする請求項24記載のス
    キャンインターリービング方法を利用したスケーラブル
    符号化装置。
  26. 【請求項26】 前記第1対称移動手段は、前記形状情
    報を対角線を中心に対称移動させるか90°回転させて
    出力し、 前記第2対称移動手段は、前記ベースレイヤデータを対
    角線を中心に対称移動させるか、90°回転させて出力
    することを特徴とする請求項24記載のスキャンインタ
    リービング方法を利用したスケーラブル符号化装置。
  27. 【請求項27】 解像度が異なる複数個のレイヤに符号
    化するスケーラブル符号化方法において、隣接する2つのレファレンススキャンラインの画素値を
    検索してコードスキャンラインの画素値を符号化するス
    キャンインターリービング方法を利用してベースレイヤ
    よりエンハンスメントレイヤを符号化するために、前記
    2つのレファレンススキャンラインの画素値が異なるト
    ランジショナルサンプルデータTSDと、前記2つのレ
    ファレンススキャンラインの画素値は同一であるがコー
    ドスキャンラインの画素とは異なるエクセプショナルサ
    ンプルデータESDを検出して符号化する際に、 形状情
    報又はそのベースレイヤデータで上側と下側の画素値を
    参照値として利用し垂直方向にスキャンする垂直方向検
    索と左側と右側の画素値を参照値として利用し水平方向
    にスキャンする水平方向検索の順序を決定する段階と、 前記段階で決定された検索順序が予め決定された検索方
    向と同一であるか否かを判断する段階と、 同一でない場合には、形状情報を90°回転させるか対
    角線を中心に対称移動させる段階と、 同一である場合には、前記予め決定された検索順序に応
    じて検索する段階とを備えることを特徴とするスキャン
    インターリービング方法を利用したスケーラブル符号化
    方法。
  28. 【請求項28】 検索順序を決定する方法は、境界線の
    方向、TSDの数、ESDの数、TSDとESDとの
    和、TSDを符号化した時のビット数、ESDを符号化
    した時のビット数、TSDとESDを符号化した時のビ
    ット数によって、符号化ビット量が少なく発生する検索
    順序を決定することを特徴とする請求項27記載のスキ
    ャンインターリービング方法を利用したスケーラブル
    号化方法。
  29. 【請求項29】 予め決定された検索順序に応じて検索
    して解像度が異なる複数個のレイヤに復号化するスケー
    ラブル復号化装置において、 符号化データでベースレイヤデータを復号化する手段
    と、 前記ベースレイヤデータで上側又は下側に隣接して画素
    値が異なる水平方向の隣接画素がなす水平境界線を構成
    する画素値に該当する水平境界線の長さ左側または右
    側に隣接して画素値が異なる垂直方向の隣接画素がなす
    垂直境界線を構成する画素値に該当する垂直境界線の長
    を比較してその比較結果に従って、スイッチング制
    御信号を出力する検索順序判断手段と、前記検索順序判
    断手段より出力されるスイッチング制御信号に従って、
    前記ベースレイヤ復号化手段より出力されるベースレイ
    ヤデータをスイッチングする第1スイッチング手段と、 前記第1スイッチング手段を介して出力されるベースレ
    イヤデータを対角線を中心に対称移動させるか90°回
    転させて出力する対称移動手段と、隣接する2つのレファレンススキャンラインの画素値を
    検索してコードスキャンラインの画素値を復号化するス
    キャンインターリービング方法を利用してベースレイヤ
    よりエンハンスメントレイヤを復号化するために、前記
    2つのレファレンススキャンラインの画素値が異なるト
    ランジショナルサンプルデータTSDと、前記2つのレ
    ファレンススキャンラインの画素値は同一であるがコー
    ドスキャンラインの画素とは異なるエクセプショナルサ
    ンプルデータESDを検出して復号化する際に、 前記第
    1スイッチング手段を介して出力されるか、又は前記対
    称移動手段を介して出力される形状情報と、ベースレイ
    ヤデータを、上側と下側の画素値を参照値として利用し
    垂直方向にスキャンする垂直方向復号検索及び左側と右
    側の画素値を参照値として利用し水平方向にスキャンす
    る水平方向復号検索手段と、 前記垂直方向復号検索手段より出力されるデータを前記
    検索順序判断手段より出力されるスイッチング制御信号
    に従ってスイッチングする、第2スイッチング手段と、 前記第2スイッチング手段を介して出力されるデータを
    前記対称移動手段と逆方向に対称移動手段させるか、9
    0°回転させて出力する逆対称移動手段とから構成され
    ることを特徴とするスキャンインターリービング方法を
    利用したスケーラブル復号化装置。
  30. 【請求項30】 前記検索順序判断手段は、ベースレイ
    ヤデータで水平境界線と垂直境界線との長さを比較して
    水平境界線が垂直境界線よりも長い場合には、前記スイ
    ッチング手段を制御して前記ベースレイヤデータを対称
    移動手段にスイッチングすることを特徴とする請求項2
    9記載のスキャンインターリービング方法を利用した
    ケーラブル復号化装置。
  31. 【請求項31】 前記垂直方向復号検索手段は、水平方
    向復号検索手段において復号データを受けた後に垂直方
    向復号検索を行うことを特徴とする請求項29記載のス
    キャンインターリービング方法を利用したスケーラブル
    復号化装置。
  32. 【請求項32】 前記検索順序判断手段のスイッチング
    制御信号は、前記第1スイッチング手段が、前記ベース
    レイヤデータを前記対称移動手段にスイッチングするよ
    うに制御した場合には、前記第2スイッチング手段が検
    索順序判断手段のスイッチング制御信号に従って垂直方
    向復号検索手段より出力されるエンハンスメントレイヤ
    を、前記逆対称移動手段にスイッチングするように制御
    することを特徴とする請求項29記載のスキャンインタ
    リービング方法を利用したスケーラブル復号化装置。
  33. 【請求項33】 解像度が異なる複数個のレイヤに復号
    化するスケーラブル復号化方法において、 検索順序を表示する付加情報を受信する段階と、隣接する2つのレファレンススキャンラインの画素値を
    検索してコードスキャンラインの画素値を復号化するス
    キャンインターリービング方法を利用してベースレイヤ
    よりエンハンスメントレイヤを復号化するために、前記
    2つのレファレンススキャンラインの画素値が異なるト
    ランジショナルサンプルデータTSDと、前記2つのレ
    ファレンススキャンラインの画素値は同一であるがコー
    ドスキャンラインの画素とは異なるエクセプショナルサ
    ンプルデータESDを検出して復号化する際に、前記段
    階で受信した付加情報が表示する、上側と下側の画素値
    を参照値として利用し垂直方向にスキャンする垂直方向
    検索と左側と右側の画素値を参照値として利用し水平方
    向にスキャンする水平方向検索との 検索順序が予め決定
    された検索順序と同一であるか否かを判断する段階と、 同一でない場合には、形状情報を90°回転させるか対
    角線を中心に対称移動させる段階と、 同一である場合には、前記予め決定された検索順序に応
    じて復号検索する段階とを備えることを特徴とするスキ
    ャンインターリービング方法を利用したスケーラブル
    号化方法。
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