JP3492074B2 - 連続アンローダにおける水平掘削力の検出方法及びその検出方法を用いた連続アンローダ - Google Patents
連続アンローダにおける水平掘削力の検出方法及びその検出方法を用いた連続アンローダInfo
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Description
石や石炭などのバラ物を連続して荷揚げする連続アンロ
ーダに関するものである。
や石炭などのバラ物を連続して荷揚げする大型機械であ
る。この連続アンローダの従来例を図4により説明する
と、5がコラム、41が船倉、42が掘削部、44が掘
削部42の無端状チェーン、43が同無端状チェーン4
4に直列状態に取付けた複数のバケット、45がバケッ
ト43の進行方向、46が無端状チェーン44を駆動す
る油圧モータ、47がアンローダのブームコンベア、4
8がアンローダの機内コンベア、49が地上コンベア、
50がコラム5を支持する先端部支持フレームである。
時(陸揚時)、掘削部42を船倉41内に移動させ、こ
の間、掘削部42の無端状チェーン44及びバケット4
3を矢印45方向に循環移動させて、バケット43によ
りバラ物を掻き取るとともに、無端状チェーン44及び
バケット43と掻き取ったバラ物とをコラム5内を経て
上昇させ、それからはブームコンベア47→機内コンベ
ア48を経て地上コンベア49へ搬出する。
た切り込み量、横送り速度、及びチェーン速度で掘削す
るか、あるいはバケットチェーン駆動力を一定にするよ
うに横送り速度を変えるようにしている。
連続アンローダには、次の問題があった。即ち、 (1)平坦な掘削面の状態で目標の荷役量を確保するよ
うに条件を選べば、掘削面の凹凸や荷崩れのための過負
荷により停止が頻繁に起こって、荷役量が確保されな
い。 (2)それとは逆に掘削面の凹凸や荷崩れのための過負
荷時に合わせて軽負荷の条件を選べば、最初から荷役量
が確保されないことになる。 (3)一方、掘削面の掘削状態により変わるバケットチ
ェーン駆動力を測定して、その結果により横送り速度を
制御する場合には、バケットの掘削力を掘削面の掘削状
態の変化に即応できないという問題があった。
であり、その目的とする処は、連続アンローダに無理な
負荷をかけなくできる上に、目標通りの荷役量を軽負荷
の条件で確保できる連続アンローダにおける水平掘削力
の検出方法及びその検出方法を用いた連続アンローダを
提供しようとする点にある。
めに、本発明は、船倉に積まれた鉱石や石炭などのバラ
物を連続して荷揚げする連続アンローダにおける水平掘
削力の検出方法において、傾転ラダー(32)の上端部
が支持ピン(31)によりコラム(5)の下端部に枢着
され、前記傾転ラダー(32)の下端部が支持ピン(2
1)により水平ラダー(22)に枢着され、水平保持シ
リンダ(2)により水平に保持される前記水平ラダー
(22)の先端スプロケット(13)を取付け、前記水
平ラダー(22)の後端に上下方向に揺動可能になるよ
う支持ピン(11b)でアーム(11a)の一端部を枢
着し、前記アーム(11a)の他端部に後端スプロケッ
ト支持ピン(11c)で後端スプロケット(12)を枢
着し、無端状体(44)を、前記先端スプロケット(1
3)と、前記後端スプロケット(12)とを経て循環移
動させ、前記無端状体(44)に直列状態に取付けた複
数のバケット(43)を後端部の方向に横送りさせた
後、上昇させて、前記各バケット(43)によりバラ物
を掻き取るときに、前記アーム(11a)を介して前記
後端スプロケット(12)に加わる力を受けるロードセ
ル(1)を前記水平ラダー(22)の後端部に設け、前
記ロードセル(1)により無負荷時からの変化を連続的
に測定して新たに加わった水平掘削力に対応する測定値
ΔWに、前記後端スプロケット(12)位置における前
記無端状体(44)の方向変化角度2θと、前記支持ピ
ン(11b)と前記後端スプロケット(12)の中心と
の間の距離aLと、前記支持ピン(11b)と前記ロー
ドセル(1)との間の距離bLとの比により定められる
比例係数 bL/(2・aL・cosθ) を乗ずることにより、前記バケット(43)の水平掘削
力Pを連続的に検出して、その結果により前記バケット
(43)の横送り速度を掘削面の状態に合わせて時々刻
々制御することを特徴としている(請求項1)。
などのバラ物を連続して荷揚げする連続アンローダにお
ける水平掘削力の検出方法において、傾転ラダー(3
2)の上端部が支持ピン(31)によりコラム(5)の
下端部に枢着され、前記傾転ラダー(32)の下端部が
支持ピン(21)により水平ラダー(22)に枢着さ
れ、前記傾転ラダー(32)の上下中間部と前記水平ラ
ダー(22)の後端部との間に介装された水平保持シリ
ンダ(2)により水平に保持される前記水平ラダー(2
2)の先端部に先端スプロケット(13)を取付け、前
記水平ラダー(22)の後端部に後端スプロケット(1
2)を取付け、無端状体(44)を、前記先端スプロケ
ット(13)と、前記後端スプロケット(12)とを経
て循環移動させ、前記無端状体(44)に直列状態に取
付けた複数のバケット(43)を後端部の方向に横送り
させた後、上昇させて、前記各バケット(43)により
バラ物を掻き取るときに、前記水平ラダー(22)を水
平に保持する前記水平保持シリンダ(2)の油圧系統に
設けた圧力変換器により無負荷時からの変化を連続的に
測定して新たに加わった水平掘削力に対応する測定値Δ
Wに、前記後端スプロケット(12)位置における前記
無端状体(44)の方向変化角度2θと、前記傾転ラダ
ー(32)の下端部の前記支持ピン(21)と前記水平
保持シリンダ(2)との間の距離bHと、前記傾転ラダ
ー(32)の下端部の前記支持ピン(21)と前記後端
スプロケット(12)の中心との間の距離aHとの比に
より定められる比例係数 bH/(2・aH・cosθ) を乗ずることにより、前記バケット(43)の水平掘削
力Pを連続的に検出して、その結果により前記バケット
(43)の横送り速度を掘削面の状態に合わせて時々刻
々制御することを特徴としている(請求項2)。
などのバラ物を連続して荷揚げする連続アンローダにお
ける水平掘削力の検出方法において、傾転ラダー(3
2)の上端部が支持ピン(31)によりコラム(5)の
下端部に枢着され、前記傾転ラダー(32)の下端部が
支持ピン(21)により水平ラダー(22)に枢着さ
れ、水平保持シリンダ(2)により水平に保持される前
記水平ラダー(22)の先端部に先端スプロケット(1
3)を取付け、前記水平ラダー(22)の後端部に後端
スプロケット(12)を取付け、無端状体(44)を、
前記先端スプロケット(13)と前記後端スプロケット
(12)とを経て循環移動させ、前記無端状体(44)
に直列状態に取付けた複数のバケット(43)を後端部
の方向に横送りさせた後、上昇させて、前記各バケット
(43)によりバラ物を掻き取るときに、前記コラム
(5)の下端部と前記傾転ラダー(32)の上下中間部
との間に介装されて前記水平ラダー(22)の先端部を
前に出したり後ろに引いたりする傾転シリンダ(3)の
油圧系統に設けた圧力変換器により無負荷時からの変化
を連続的に測定して新たに加わった水平掘削力に対応す
る測定値ΔWに、前記後端スプロケット(12)位置に
おける前記無端状体(44)の方向変化角度2θと、前
記傾転ラダー(32)の上端部の前記支持ピン(31)
と前記傾転シリンダ(3)との間の距離bIと、前記傾
転ラダー(32)の上端部の前記支持ピン(31)と前
記後端スプロケット(12)の中心との間の距離aIと
の比とにより定められる比例係数 bI/(2・aI・cosθ) を乗ずることにより、前記バケット(43)の水平掘削
力Pを連続的に検出して、その結果により前記バケット
(43)の横送り速度を掘削面の状態に合わせて時々刻
々制御することを特徴としている(請求項3)。
などのバラ物を連続して荷揚げする連続アンローダにお
ける水平掘削力の検出方法において、傾転ラダー(3
2)の上端部が支持ピン(31)によりコラム(5)の
下端部に枢着され、前記傾転ラダー(32)の下端部が
支持ピン(21)により水平ラダー(22)に枢着さ
れ、水平保持シリンダ(2)により水平に保持される前
記水平ラダー(22)の先端部に先端スプロケット(1
3)を取付け、前記水平ラダー(22)の後端部に後端
スプロケット(12)を取付け、無端状体(44)を、
前記先端スプロケット(13)と前記後端スプロケット
(12)とを経て循環移動させ、前記無端状体(44)
に直列状態に取付けた複数のバケット(43)を後端部
の方向に横送りさせた後、上昇させて、前記各バケット
(43)によりバラ物を掻き取るときに、上昇する前記
バケット(43)の通り路である前記コラム(5)の先
端部支持フレーム(50)に対する付け根に貼付けた歪
みゲージ(4)により無負荷時からの変化を連続的に測
定して新たに加わった水平掘削力に対応する測定値ε
に、前記コラム(5)の断面係数によるモーメントと歪
みの比率であるMΘ/εΘと、前記歪みゲージ(4)の
貼付け位置から前記後端スプロケット(12)の中心ま
での距離aCとにより定められる比例係数 (MΘ/εΘ)/aC を乗ずることにより、前記バケット(43)の水平掘削
力Pを連続的に検出して、その結果により前記バケット
(43)の横送り速度を掘削面の状態に合わせて時々刻
々制御することを特徴としている(請求項4)。さらに
本発明は、船倉に積まれた鉱石や石炭などのバラ物を連
続して荷揚げする連続アンローダにおいて、請求項1乃
至4に記載のいずれか一つの検出方法により、バケット
の水平掘削力Pを連続的に検出して、その結果により前
記バケットの横送り速度を掘削面の状態に合わせて時々
刻々制御することを特徴としている(請求項5)。
水平掘削力の検出方法にロードセルを使用した第1実施
形態を図1により説明する。図1は、図4の掘削部42
に相当する個所を示している。
同傾転ラダー32の下端部が支持ピン21により水平ラ
ダー22に枢着されている。2が水平ラダー22の後端
部に取付けた水平保持シリンダである。12が水平ラダ
ー22の後端部に取付けた後端スプロケット、11aが
アーム、11bが同アームの一端部を水平ラダー22の
後端部に枢着する支持ピン、11cが後端スプロケット
12をアーム11aの他端部に枢着する支持ピンで、後
端スプロケット12がピン11bを中心に上下方向に揺
動可能になっている。
ト12に加わる力を受けるロードセルで、同ロードセル
1が水平ラダー22の後端部に取付けられている。44
が先端スプロケット13と後端スプロケット12とを経
て矢印45方向に循環移動する無端状体としての無端状
チェーンである。連続アンローダに水平掘削力が働いた
とき、この水平掘削力が各バケット43に直接伝わり、
これが無端状チェーン44に集積されて、全掘削力が後
端スプロケット12に作用する。無端状チェーン44
は、後端スプロケット12位置で水平方向から垂直方向
に方向を変えるので、無端状チェーン44の張力に対応
した負荷が後端スプロケット12に働くことになり、そ
の部分にロードセル(荷重変換器)1を配置すれば、ロ
ードセル1から出力される電圧が無端状チェーン44の
張力の変化に比例して変化するので、無負荷時からの変
化ΔWを連続的に測定することにより、無端状チェーン
44に新たに加わった水平掘削力Pを検出可能である。
4の方向変化角度2θ、支持ピン11bに関するスプロ
ケット中心とロードセル1とのアーム比により解析的に
定められる。 P=ΔW・bL /(2・aL ・cos θ) (第2実施形態)次に本発明の連続アンローダにおける
水平掘削力の検出方法に水平保持シリンダを使用した第
2実施形態を図2により説明する。図2は、図4の先端
部支持フレーム50よりも下方の部分を示している。
端部支持フレーム、32が傾転ラダー、22が水平ラダ
ーで、傾転ラダー32の上端部が支持ピン31によりコ
ラム5の下端部に枢着され、傾転ラダー32の下端部が
支持ピン21により水平ラダー22に枢着されている。
2が水平ラダー22を水平に保持する水平保持シリンダ
で、傾転ラダー32の上下中間部と水平ラダー22の後
端部との間に介装されており、水平掘削力により生じる
水平ラダー22の支持ピン21を中心とした回転力を水
平保持シリンダ2で受け止めるようになっている。
分により、掘削部のスプロケットを支持している水平ラ
ダー22を回転させるモーメントを発生させ、水平保持
シリンダ2に余分な力を掛けて、釣合いを保つ。そして
水平保持シリンダ2に掛かる余分な力(油圧)を後記圧
力変換器51、52により測定して、バケット43の水
平掘削力を連続的に検出する。
示している。51が水平保持シリンダ2のヘッド側油路
に設けたヘッド側圧力変換器、52が水平保持シリンダ
2のロッド側油路に設けたロッド側圧力変換器、53が
水平保持シリンダ2の油路を切り換える切換バルブ、5
4が水平保持シリンダ2を作動する油圧ポンプ、55が
油タンクである。
〔ヘッド側圧力変換器51により測定したヘッド側油路
圧力×水平保持シリンダ2のピストンの面積〕−〔ロッ
ド側圧力変換器52により測定したロッド側油路圧力×
水平保持シリンダ2のピストンの面積〕が押し力に相当
し、この押し力の変化ΔWが掘削力の変化に比例するの
で、無負荷時からの変化を連続的に測定することによ
り、水平掘削力Pを検出可能である。
44の方向変化角度2θ〕と、〔支持ピン21と水平保
持シリンダ2との間の距離bH と、支持ピン21と後端
スプロケット12の中心との間の距離aH との比〕とに
より解析的に定められる。 P=ΔW・bH /(2・aH ・cos θ) (第3実施形態)次に本発明の連続アンローダにおける
水平掘削力の検出方法に傾転シリンダを使用した第3実
施形態を図2により説明する。
る傾転ラダー32の支持ピン31を中心とした回転力
を、コラム5の下端部と傾転ラダー32の上下中間部と
の間に介装した傾転シリンダ3で受け止めるようになっ
ている。後端スプロケット12に伝わった掘削力成分に
より、掘削部全体を支持している傾転ラダー32を回転
させるモーメントを発生させ、傾転シリンダ3に余分な
力を掛けて、釣合いを保つ。そして傾転シリンダ3に掛
かる余分な力(油圧)を前記圧力変換器51、52によ
り測定して、バケット43の水平掘削力を連続的に検出
する。
水平保持シリンダ2と同様に、〔ヘッド側圧力変換器5
1により測定したヘッド側油路圧力×傾転シリンダ3の
ピストンの面積〕−〔ロッド側圧力変換器52により測
定したロッド側油路圧力×傾転シリンダ3のピストンの
面積〕が押し力に相当し、この押し力の変化ΔWが掘削
力の変化に比例するので、無負荷時からの変化を連続的
に測定することにより、水平掘削力Pを検出可能であ
る。
44の方向変化角度2θ〕と、〔支持ピン31と傾転シ
リンダ3との間の距離bI と、支持ピン31と後端スプ
ロケット12の中心との間の距離aI との比〕とにより
解析的に定められる。 P=ΔW・bI /(2・aI ・cos θ) (第4実施形態)次に本発明の連続アンローダにおける
水平掘削力の検出方法に歪みゲージを使用した第4実施
形態を図2により説明する。
に剛に支持されており、掘削力は、コラム5に曲げモー
メントとして作用するので、コラム5の先端部支持フレ
ーム50に対する付け根に歪みゲージ4を貼付け、この
歪みゲージ4を用いてコラム5の歪みεを無負荷時から
連続的に測定することにより、水平掘削力Pを検出す
る。
数によるモーメント/歪み比率MΘ/εΘと、歪みゲー
ジ4の貼付け位置から後端スプロケット12の中心まで
の垂直距離ac により解析的に定められる。 P=ε・(MΘ/εΘ)/ac
削力の検出方法は前記のように構成されており、船倉に
おいて、鉱石や石炭などのバラ物と掘削部の高さとの関
係が変わっても、変化する水平掘削力を掘削状態の変化
にあまり遅れずに、確実に検出して、横送り速度を制御
するので、水平掘削力を一定に保持できて、連続アンロ
ーダに無理な負荷をかけなくできる上に、目標通りの荷
役量を軽負荷の条件で確保できる。
検出方法の第1実施形態を示す側面図である。
実施形態の掘削部全体を示す側面図である。
す系統図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 船倉に積まれた鉱石や石炭などのバラ物
を連続して荷揚げする連続アンローダにおける水平掘削
力の検出方法において、 傾転ラダー(32)の上端部が支持ピン(31)により
コラム(5)の下端部に枢着され、前記傾転ラダー(3
2)の下端部が支持ピン(21)により水平ラダー(2
2)に枢着され、水平保持シリンダ(2)により水平に保持される前記水
平ラダー(22)の先端スプロケット(13)を取付
け、前記水平ラダー(22)の後端に上下方向に揺動可
能になるよう支持ピン(11b)でアーム(11a)の
一端部を枢着し、前記アーム(11a)の他端部に後端
スプロケット支持ピン(11c)で後端スプロケット
(12)を枢着し、 無端状体(44)を、前記先端スプロケット(13)
と、前記後端スプロケット(12)とを経て循環移動さ
せ、前記無端状体(44)に直列状態に取付けた複数の
バケット(43)を後端部の方向に横送りさせた後、上
昇させて、前記各バケット(43)によりバラ物を掻き
取るときに、前記アーム(11a)を介して前記 後端スプロケット
(12)に加わる力を受けるロードセル(1)を前記水
平ラダー(22)の後端部に設け、前記ロードセル
(1)により無負荷時からの変化を連続的に測定して新
たに加わった水平掘削力に対応する測定値ΔWに、 前記後端スプロケット(12)位置における前記無端状
体(44)の方向変化角度2θと、前記 支持ピン(11b)と前記後端スプロケット(1
2)の中心との間の距離aLと、前記支持ピン(11
b)と前記ロードセル(1)との間の距離bLとの比に
より定められる比例係数 bL/(2・aL・cosθ) を乗ずることにより、前記バケット(43)の水平掘削
力Pを連続的に検出して、 その結果により前記バケット(43)の横送り速度を掘
削面の状態に合わせて時々刻々制御することを特徴とす
る連続アンローダにおける水平掘削力の検出方法。 - 【請求項2】 船倉に積まれた鉱石や石炭などのバラ物
を連続して荷揚げする連続アンローダにおける水平掘削
力の検出方法において、 傾転ラダー(32)の上端部が支持ピン(31)により
コラム(5)の下端部に枢着され、前記傾転ラダー(3
2)の下端部が支持ピン(21)により水平ラダー(2
2)に枢着され、前記傾転ラダー(32)の上下中間部と前記水平ラダー
(22)の後端部との間に介装された水平保持シリンダ
(2)により水平に保持される前記水平ラダー(22)
の先端部に先端スプロケット(13)を取付け、前記水
平ラダー(22)の後端部に後端スプロケット(12)
を取付け、 無端状体(44)を、前記先端スプロケット(13)
と、前記後端スプロケット(12)とを経て循環移動さ
せ、前記無端状体(44)に直列状態に取付けた複数の
バケット(43)を後端部の方向に横送りさせた後、上
昇させて、前記各バケット(43)によりバラ物を掻き
取るときに、前記 水平ラダー(22)を水平に保持する前記水平保持
シリンダ(2)の油圧系統に設けた圧力変換器により無
負荷時からの変化を連続的に測定して新たに加わった水
平掘削力に対応する測定値ΔWに、 前記後端スプロケット(12)位置における前記無端状
体(44)の方向変化角度2θと、 前記傾転ラダー(32)の下端部の前記支持ピン(2
1)と前記水平保持シリンダ(2)との間の距離b
Hと、前記傾転ラダー(32)の下端部の前記支持ピン
(21)と前記後端スプロケット(12)の中心との間
の距離aHとの比により定められる比例係数 bH/(2・aH・cosθ) を乗ずることにより、前記バケット(43)の水平掘削
力Pを連続的に検出して、 その結果により前記バケット(43)の横送り速度を掘
削面の状態に合わせて時々刻々制御することを特徴とす
る連続アンローダにおける水平掘削力の検出方法。 - 【請求項3】 船倉に積まれた鉱石や石炭などのバラ物
を連続して荷揚げする連続アンローダにおける水平掘削
力の検出方法において、 傾転ラダー(32)の上端部が支持ピン(31)により
コラム(5)の下端部に枢着され、前記傾転ラダー(3
2)の下端部が支持ピン(21)により水平ラダー(2
2)に枢着され、水平保持シリンダ(2)により水平に保持される前記水
平ラダー(22)の先端部に先端スプロケット(13)
を取付け、前記水平ラダー(22)の後端部に後端スプ
ロケット(12)を取付け、 無端状体(44)を、前記先端スプロケット(13)と
前記後端スプロケット(12)とを経て循環移動させ、
前記無端状体(44)に直列状態に取付けた複数のバケ
ット(43)を後端部の方向に横送りさせた後、上昇さ
せて、前記各バケット(43)によりバラ物を掻き取る
ときに、前記コラム(5)の下端部と前記傾転ラダー(32)の
上下中間部との間に介装されて前記 水平ラダー(22)
の先端部を前に出したり後ろに引いたりする傾転シリン
ダ(3)の油圧系統に設けた圧力変換器により無負荷時
からの変化を連続的に測定して新たに加わった水平掘削
力に対応する測定値ΔWに、 前記後端スプロケット(12)位置における前記無端状
体(44)の方向変化角度2θと、 前記傾転ラダー(32)の上端部の前記支持ピン(3
1)と前記傾転シリンダ(3)との間の距離bIと、前
記傾転ラダー(32)の上端部の前記支持ピン(31)
と前記後端スプロケット(12)の中心との間の距離a
Iとの比とにより定められる比例係数 bI/(2・aI・cosθ) を乗ずることにより、前記バケット(43)の水平掘削
力Pを連続的に検出して、 その結果により前記バケット(43)の横送り速度を掘
削面の状態に合わせて時々刻々制御することを特徴とす
る連続アンローダにおける水平掘削力の検出方法。 - 【請求項4】 船倉に積まれた鉱石や石炭などのバラ物
を連続して荷揚げする連続アンローダにおける水平掘削
力の検出方法において、 傾転ラダー(32)の上端部が支持ピン(31)により
コラム(5)の下端部に枢着され、前記傾転ラダー(3
2)の下端部が支持ピン(21)により水平ラダー(2
2)に枢着され、水平保持シリンダ(2)により水平に保持される前記水
平ラダー(22)の先端部に先端スプロケット(13)
を取付け、前記水平ラダー(22)の後端部に後端スプ
ロケット(12)を取付け、 無端状体(44)を、前記先端スプロケット(13)と
前記後端スプロケット(12)とを経て循環移動させ、
前記無端状体(44)に直列状態に取付けた複数のバケ
ット(43)を後端部の方向に横送りさせた後、上昇さ
せて、前記各バケット(43)によりバラ物を掻き取る
ときに、 上昇する前記バケット(43)の通り路である前記コラ
ム(5)の先端部支持フレーム(50)に対する付け根
に貼付けた歪みゲージ(4)により無負荷時からの変化
を連続的に測定して新たに加わった水平掘削力に対応す
る測定値εに、 前記コラム(5)の断面係数によるモーメントと歪みの
比率であるMΘ/εΘと、 前記歪みゲージ(4)の貼付け位置から前記後端スプロ
ケット(12)の中心までの距離aCとにより定められ
る比例係数 (MΘ/εΘ)/aC を乗ずることにより、前記バケット(43)の水平掘削
力Pを連続的に検出して、 その結果により前記バケット(43)の横送り速度を掘
削面の状態に合わせて時々刻々制御することを特徴とす
る連続アンローダにおける水平掘削力の検出方法。 - 【請求項5】 船倉に積まれた鉱石や石炭などのバラ物
を連続して荷揚げする連続アンローダにおいて、 請求項1乃至4に記載のいずれか一つの検出方法によ
り、 バケットの水平掘削力Pを連続的に検出して、 その結果により前記バケットの横送り速度を掘削面の状
態に合わせて時々刻々制御することを特徴とする連続ア
ンローダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06807296A JP3492074B2 (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 連続アンローダにおける水平掘削力の検出方法及びその検出方法を用いた連続アンローダ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP06807296A JP3492074B2 (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 連続アンローダにおける水平掘削力の検出方法及びその検出方法を用いた連続アンローダ |
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