JP3490376B2 - タングステン線およびその製造方法 - Google Patents
タングステン線およびその製造方法Info
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- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
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Description
びその製造方法に係り、特に表面部に接合したエミッタ
材などの剥離がなく、良好な電子放出能力を長期間に亘
って維持できるカソード用フィラメント等を形成するこ
とが可能なタングステン線およびその製造方法に関す
る。
や自動車ランプ,家電機器の照明ランプのフィラメント
材,蒸着用素子,放電電極,電子管用ヒータ,溶接用電
極棒,等の構成材として各種タングステン線が使用され
ている。より具体的には、自動車用オーディオパネルな
どの蛍光表示管には、タングステン線表面に酸化バリウ
ムや炭酸バリウムなどのエミッタ材を電着法により一体
的に接合したカソード用フィラメントが使用されてお
り、フィラメントの加熱により放出された電子によって
蛍光体が励起され、所定の画像を表示するように構成さ
れている。
下のような工程で製造されている。すなわち、タングス
テン素材を伸線処理して所定の線径を有するタングステ
ン線を形成した後に、その表面を研磨することにより、
固着していた潤滑剤や酸化物を取り除き、しかる後に研
磨したタングステン線表面に酸化バリウムや炭酸バリウ
ム等から成るエミッタ材を電着させて製造され、蛍光表
示管のカソード用フィラメントとして使用されている。
来のタングステン線の表面にエミッタ材を一体に電着し
たカソード用フィラメントにおいては、電着不良が起き
易く、またタングステン線自体の異常等によりエミッタ
材が均一に電着されない場合が多く、フィラメントにお
ける電子放出能が低下する問題点があった。また使用時
にエミッタ材が剥れ落ちることもあり、蛍光表示管の表
示画像にむらを生じたり、フィラメント自体の短寿命が
生じ易い欠点もあり、いずれにしても表示画像の精度が
低下する問題点もあった。
れたものであり、電着したエミッタ材の剥離を効果的に
防止でき、良好な電子放出能を長期間に亘って維持し得
るカソード用フィラメントを形成できるタングステン線
を提供することを目的とする。
に本願発明者らは、従来のタングステン線表面にエミッ
タ材を接合してカソード用フィラメントを形成した場合
にエミッタ材が剥離したり、異常放電が発生して表示画
像のむらが発生したり、寿命が短くなる原因を鋭意究明
した。その結果、タングステン線の表面性状の良否が上
記不良や欠陥の発生に大きな影響を及ぼしていることが
判明した。
ングステン線の表面性状は何ら考慮されておらず、一般
には研磨加工等により可及的に表面粗さを小さくしたタ
ングステン線が使用されていた。しかしながら、この場
合にはエミッタ材との接合強度が低くなり、経時的にエ
ミッタ材が部分的に剥離し易くなり、蛍光表示管の特性
が低下し易い問題があった。
的に目荒しして、その表面粗さを電解研磨等によって所
定の範囲にしたときに、エミッタ材との接合面積が大き
くなるため、接合強度が高く、エミッタ材の剥離が少な
い長寿命のカソード用フィラメントが得られることが判
明した。しかし、タングステン線の表面粗さを過度に大
きくすると却って電着むらや異常放電が生じ易くなるた
め、上記タングステン線の表面粗さは適正な範囲に制御
する必要があることが判明した。本発明は上記知見に基
づいて完成されたものである。
は、タングステン線表面の周方向に凹凸を有し、タング
ステン線の直径Dの1/3を基準長さとしたときの周方
向の粗さ曲線の山頂線と谷底線との間隔(Ry)が上記
直径Dの0.5〜3.0%の範囲であり、かつ粗さ曲線
の凹凸の平均間隔(Sm)が上記直径Dの2〜3%であ
ることを特徴とする。
トは、上記タングステン線表面にエミッタ材を一体的に
固着して構成される。さらに本発明に係る蛍光表示管
は、上記カソード用フィラメントを備えて構成される。
方法は、伸線処理したタングステン線素材を電解研磨処
理することにより、周方向表面に凹凸を有するタングス
テン線を形成し、上記タングステン線の直径Dの1/3
を基準長さとしたときの周方向の粗さ曲線の山頂線と谷
底線との間隔(Ry)が上記直径Dの0.5〜3.0%
の範囲に調整するとともに、上記粗さ曲線の凹凸の平均
間隔(Sm)を上記直径Dの2〜3%になるように調整
することを特徴とする。
テン(W)を主成分とするものであるが、再結晶温度を
高め、特にWフィラメント製品のノンサグ性を高めるた
めに、Al,Si,Kなどのドープ剤を微量に含有させ
たドープタングステンで構成してもよい。さらに、高温
強度を高め、均熱域を広げるために、2〜27重量%の
レニウム(Re)を含有するRe−W合金で構成しても
よい。
は、日本工業規格(JIS B 0601−1994)
の規定を援用して表示されている。すなわち、凹凸の平
均間隔(Sm)は、図1に示すように直径がDであるタ
ングステン線1の周方向の表面性状を示す粗さ曲線か
ら、その平均線mの方向に、W線の直径Dの1/3に相
当する基準長さLだけを抜き取り、この抜き取り部分に
おいて一つの山およびそれに隣合う一つの谷に対応する
平均線mの長さの和(凹凸の間隔)を求め、この多数の
凹凸の間隔(Sm1,Sm2,…,Smi,…Smn)
の算術平均値を下記(1)式で算出し、ミリメートル
(mm)単位で表したものである。
する長さとしたのは、W線の表面粗さは、後述するよう
に、表面粗さを測定装置によって計測されるものではな
く、金属顕微鏡により測定するものであることと、Ry
およびSmの数値範囲が相違するものの、その基準長さ
を1つとするための規定である。
準長さLの中の最も高い山頂を通る平均線に平行な線で
あり、谷底線は粗さ曲線から抜き取った基準長さLの中
の最も低い谷底を通る平均線に平行な線であり、上記抜
き取り部分の山頂線と谷底線との間隔をマイクロメート
ル(μm)で表わしたものがRy(最大高さ)である。
ングステン線の直径Dの1/3を基準長さLとしたとき
の粗さ曲線の凹凸の平均間隔(Sm)は、タングステン
線の直径Dの2〜3%に設定される。この凹凸の平均間
隔(Sm)がW線直径Dの2%未満となるようにW線表
面の凹凸の出現頻度が増加すると、エミッタ材を電着し
た際の電着むらや異常放電が生じ易くなる。一方、上記
凹凸の平均間隔(Sm)がW線直径Dの3%を超える
と、W線表面に平滑部分が多くなり、W線表面とエミッ
タ材との接合強度が低下し易くなり、エミッタ材の剥離
が生じ易くなる。
周方向の粗さ曲線の山頂線と谷底線との間隔(Ry)
は、タングステン線の直径Dの0.5〜3.0%の範囲
に規定される。この山頂線と谷底線との間隔、すなわ
ち、表面粗さの最大高さ(Ry)がタングステン線の直
径Dの0.5%未満と過小な場合には、タングステン線
の表面の凹凸および表面積の拡大が不十分であり、タン
グステン線とエミッタ材との接合強度が低くなり剥離が
生じ易くなる。一方、上記最大高さ(Ry)がタングス
テン線の直径Dの3.0%を超えるように、凹凸が深く
形成されると、エミッタ材の電着むらや異常放電が生じ
易くなる。
m)を有する本発明のタングステン線は、伸線処理した
タングステン線素材を電解研磨処理することにより調製
される。電解研磨処理は、被加工物としてのタングステ
ン線を陽極とし、陽極電解作用を利用して被加工物表面
の突起部分を選択的に溶解して滑らかな表面を得る方法
であるが、特に伸線処理したタングステン線を水酸化ナ
トリウムや炭酸ナトリウム水溶液などの電解液中で電解
研磨すると、条件によってはタングステン線の軸方向に
沿って筋状の溶解部が形成され、タングステン線の周方
向に凹凸が形成される場合もある。
の最大高さ(Ry)および平均間隔(Sm)は、電解液
の種類およびその濃度,電解電流の種類(交流/直
流),電解電圧,電解率(電解時間)等の電解研磨条件
を変えることによって調整することができる。
製造方法によれば、タングステン線表面の周方向に適度
の最大高さ(Ry)および平均間隔(Sm)を有する凹
凸が形成されているため、タングステン線の表面積が大
きくなり、エミッタ材との摩擦力および接合力が増加
し、エミッタ材の剥離を効果的に防止でき、良好な電子
放出能を長期間に亘って維持し得るカソード用フィラメ
ントを形成することができる。
間隔(Sm)が適度の範囲に調整されているため、電着
むらや異常放電が生じるおそれも少なく、蛍光表示管の
表示画像の精度を高めることができる。
以下の実施例および比較例に基づいて具体的に説明す
る。
m,Kを90ppm含有するタングステン原料粉末を調
製し、このタングステン原料粉末を常法により圧粉成形
し、得られた成形体を水素炉にて1200〜1350℃
で30分間仮焼結後、2700〜3000℃で30〜6
0分間通電焼結を行いタングステン焼結体とした。
処理,再結晶処理,伸線処理等の一次加工を実施した。
具体的には転打機を使用してタングステン焼結体を温度
1300〜1500℃で線径が2〜4mm程度になるま
で鍛延した。さらに鍛延したW線材を温度900℃で超
硬合金・焼結ダイヤモンドダイスにより線径が10〜2
0μmになるまで伸線し、各実施例および比較例用のタ
ングステン線素材とした。
ステン線素材を、表1に示す条件で電解研磨処理を行っ
た。すなわち、電解液として表1に示す濃度を有する水
酸化ナトリウム水溶液を用い、この電解液中に各タング
ステン線素材を陽極として配置した上で直流電圧を印加
して、各電解率(タングステン線素材の溶解率)が表1
に示す値になるまで電解研磨処理を実施することによ
り、最終的に表1に示す仕上り線径(直径)Dを有する
各実施例および比較例に係るタングステン線をそれぞれ
調製した。
較例のタングステン線の長さ方向に垂直に切断し、その
周方向の表面粗さを、金属顕微鏡で100〜800倍に
拡大して撮影し、それぞれ図1に示すように、表面に数
ミクロンの不規則な凹凸が形成されていることを示す粗
さ曲線を得た。そして各粗さ曲線から凹凸の間隔(S
m)を測定し、前記(1)式に基づいて粗さ曲線の凹凸
の平均間隔(Sm)を算出するとともに、粗さ曲線にお
ける山頂線と谷底線との間隔である最大高さ(Ry)を
測定した。さらに上記Sm値およびRy値の、W線直径
Dに対する比を算出して表1に示す結果を得た。
ステン線の特性を評価するために、各W線の表面にエミ
ッタ材としての酸化バリウムを同一条件で電着して各カ
ソード用フィラメントを調製し、このカソード用フィラ
メントを蛍光表示管に組み込み、一定時間(100時
間)使用した後におけるカソード表面のエミッタ材の剥
離率(面積率)を測定するとともに、蛍光表示管の表示
特性の良否を測定した。なお、表示特性については、異
常放電がなく、はがれ不良の発生頻度が4%以下と少な
い場合を○と評価する一方、上記不良の発生頻度が4%
を超える場合を×と評価した。測定・評価結果を下記表
1に示す。
伸線処理したタングステン線素材を電解研磨処理するこ
とによりW線表面の周方向の凹凸の平均間隔(Sm)お
よび最大高さ(Ry)のW線直径Dに対する比を所定の
範囲内に調整した各実施例に係るタングステン線1は、
エミッタ材との接合強度が高まるため、剥離することが
なく、耐久性に優れていることが確認できた。
比およびSm/D比の少なくとも一方が本願発明で規定
する範囲外である各比較例に係るタングステン線におい
ては、エミッタ材との接合強度が低く経時的に剥離する
傾向が顕著であるため、蛍光表示管の表示特性が低下し
易く、寿命も短いことが再確認できた。
ドープタングステン線を例にとり示しているが、Reを
添加したタングステン線についても同様な結果が得られ
た。
テン線およびその製造方法によれば、タングステン線表
面の周方向に適度の最大高さ(Ry)および平均間隔
(Sm)を有する凹凸が形成されているため、タングス
テン線の表面積が大きくなり、エミッタ材との摩擦力お
よび接合力が増加し、エミッタ材の剥離を効果的に防止
でき、良好な電子放出能を長期間に亘って維持し得るカ
ソード用フィラメントを形成することができる。
間隔(Sm)が適度の範囲に調整されているため、エミ
ッタ材のはがれ不良や異常放電が生じるおそれも少な
く、蛍光表示管の表示画像の精度を高めることができ
る。
定法を説明する部分断面図。
Claims (6)
- 【請求項1】 タングステン線表面の周方向に凹凸を有
し、タングステン線の直径Dの1/3を基準長さとした
ときの周方向の粗さ曲線の山頂線と谷底線との間隔(R
y)が上記直径Dの0.5〜3.0%の範囲であり、か
つ粗さ曲線の凹凸の平均間隔(Sm)が上記直径Dの2
〜3%であることを特徴とするタングステン線。 - 【請求項2】 タングステン線が、ドープ剤を含有する
ドープタングステンから成ることを特徴とする請求項1
記載のタングステン線。 - 【請求項3】 タングステン線が、レニウム(Re)を
含有するRe−W合金から成ることを特徴とする請求項
1記載のタングステン線。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のタ
ングステン線表面にエミッタ材を一体的に固着したこと
を特徴とするカソード用フィラメント。 - 【請求項5】 請求項4記載のカソード用フィラメント
を備えることを特徴とする蛍光表示管。 - 【請求項6】 伸線処理したタングステン線素材を電解
研磨処理することにより、周方向表面に凹凸を有するタ
ングステン線を形成し、上記タングステン線の直径Dの
1/3を基準長さとしたときの周方向の粗さ曲線の山頂
線と谷底線との間隔(Ry)が上記直径Dの0.5〜
3.0%の範囲に調整するとともに、上記粗さ曲線の凹
凸の平均間隔(Sm)を上記直径Dの2〜3%になるよ
うに調整することを特徴とするタングステン線の製造方
法。
Priority Applications (1)
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-
2000
- 2000-05-01 JP JP2000132782A patent/JP3490376B2/ja not_active Expired - Lifetime
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