JP3489563B2 - 容量型圧力センサ - Google Patents

容量型圧力センサ

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JP3489563B2
JP3489563B2 JP2000537048A JP2000537048A JP3489563B2 JP 3489563 B2 JP3489563 B2 JP 3489563B2 JP 2000537048 A JP2000537048 A JP 2000537048A JP 2000537048 A JP2000537048 A JP 2000537048A JP 3489563 B2 JP3489563 B2 JP 3489563B2
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pressure sensor
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浩志 守谷
彰夫 保川
嶋田  智
敦史 宮崎
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L9/00Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means
    • G01L9/0041Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms
    • G01L9/0072Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using variations in capacitance
    • G01L9/0073Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms using variations in capacitance using a semiconductive diaphragm

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、容量型圧力センサに関し,特に,温度変化
による出力変動を抑えた容量型圧力センサに関する。
背景技術 第4図は特開平3−170826号公報に開示されて
いる一般的な容量型圧力センサのコンデンサ構造を示す
断面図である。この容量型圧力センサは,Siダイアフ
ラム土台8とプレート6との間に真空室5が形成され,
これらSiダイアフラム土台8とプレート6が対向する
内壁面に電極3,4を装着した構成の本体と,Siダイ
アフラム土台8側に固定された圧力導入口10を備えた
パッケージ9とを具備している。
この容量型圧力センサは,Siダイアフラム1が圧力
導入口10から印加される圧力によってひずみ,これに
より対向電極間の電気容量が変化することを利用して絶
対圧力を測定するものである。
発明の開示 上記の容量型圧力センサに温度変化が生じると,ダイ
アフラム1を主に構成しているシリコンとそのダイアフ
ラム上に形成されている電極3を構成している材料の線
膨張係数の違いにより,ダイアフラム1にたわみが生じ
る。その結果,温度変化により圧力の出力が変動すると
いう欠点があった。例として第5図は,電極3を構成し
ている材料の線膨張係数がダイアフラム1を主に構成し
ているシリコンの線膨張係数に比べ大きく,また温度変
化として温度が上昇した場合のダイアフラムの変形の様
子を示している。また,第6図は,電極3を構成してい
る材料の線膨張係数がダイアフラム1を主に構成してい
るシリコンの線膨張係数に比べ小さく,また温度変化と
して温度が上昇した場合のダイアフラムの変形の様子を
示している。第5図,第6図から,電極3とダイアフラ
ム1との熱膨張差により電極3と電極4との間隔が変化
し,電気容量が変化することがわかる。これにより従来
の容量型圧力センサでは,温度変化が圧力出力にに影響
する。
本発明は,温度変化による圧力の出力変動を防止した
容量型圧力センサを提供することを目的とする。
図面の簡単な説明 第1図は本発明の一実施例に係る容量型半導体圧力セ
ンサの要部構造例を示す断面図である。
第2図は第1図に示した容量型半導体圧力センサの温
度影響が防止される原理を説明するための模式図であ
る。
第3図は第1図に示した容量型半導体圧力センサの温
度影響が防止される原理を説明るための模式図である。
第4図は従来の容量型半導体圧力センサの要部構造を
示す断面図である。
第5図は第4図で示した従来の容量型半導体圧力セン
サの圧力出力が温度に影響されることを説明するための
模式図である。
第6図は第4図で示した従来の容量型半導体圧力セン
サの圧力出力が温度に影響されることを説明するための
模式図である。
第7図は従来の容量型半導体圧力センサの圧力出力が
温度に影響されることを説明するためのFEM解析モデル
である。
第8図は第7図で示したFEM解析モデルの変形図であ
る。
第9図は第7図で示したFEM解析モデルの変形図であ
る。
第10図は本発明の一実施例に係る容量型半導体圧力
センサの温度影響が防止される原理を説明するためのFE
M解析モデルである。
第11図は第10図で示したFEM解析モデルの変形図
である。
第12図は第10図で示したFEM解析モデルの変形図
である。
第13図は第10図で示したFEM解析モデルの解析結
果を示す図である。
第14図は第10図で示したFEM解析モデルの解析結
果を示す図である。
第15図は本発明の一実施例に係る容量型半導体圧力
センサの温度影響が防止される原理を説明するためのFE
M解析モデルである。
第16図は第15図で示したFEM解析モデルの解析結
果を示す図である。
第17図は第15図で示したFEM解析モデルの解析結
果を示す図である。
発明を実施するための最良の形態 以下、本願発明を実施するための最良の形態を図面を
用いて詳細に説明する。
(実施例1) 本発明の一実施例を第1図から第3図により説明す
る。第1図は本発明の容量型圧力センサのコンデンサ部
の断面図を示しており,シリコンからなる線膨張係数が
α1のダイアフラム1と,このダイアフラム1の上面に
形成された線膨張係数がα2の電極3と,上記ダイアフ
ラム1をダイアフラム土台8に保持するダイアフラム付
け根部分7と,ダイアフラム土台8と共に真空室5の外
壁を形成しているプレート6と,このプレート6の下面
に前記電極3と対向するように形成された電極4と,前
記ダイアフラム付け根部分7の上面に形成された線膨張
係数がα3である薄膜2と,上記ダイアフラム土台8を
支持するパッケージ9と外部圧力をダイアフラム1に伝
えるために形成された圧力導入口10を有している。
ここで,ダイアフラムの付け根上の薄膜2の線膨張係
数α3は,α2>α1のときα3>α1,α1>α2のときα1
>α3とする。
電極3の面内座標(x,y)で,電極3と電極4との
間隔がd(x,y)の場合,図1で示す容量型圧力セン
サの電気容量cは,近似的に次の(1)式になる。
ここで,ε0は真空誘電率でε0=8.8542×10
2[F/m]である。また,Sは電極面を示し,上記
(1)式の面積分は,電極面S内の座標(x,y)で行
う。上記電極3,4の形状が円形で,その直径が2R,
また特にダイアフラム1が変形していない状態での電気
容量C0は,その際の電極3,4の間隔をd0とすると,
次の(2)式になる。
このような容量型圧力センサに圧力導入口から圧力が
加わると第4図で示した従来の容量型圧力センサと同様
な原理により,圧力を測定できる。
第2図は,本発明の容量型圧力センサに温度変化が生
じた場合,熱応力によって生じる電気容量の変化を防止
する原理を説明する図である。ここで第2図で示してい
るダイアフラム1と電極3そして薄膜2の変形は,
α2,α3>α1の場合には温度上昇で,α2,α3<α1
場合には温度下降によって生じている。また,d0は,
初期温度の間隔であり、d1は,電極面内の中心付近で
の間隔であり,d2は電極の外周付近での間隔を示して
いる。第2図で示すように温度が変化した場合ダイアフ
ラムを形成しているSiの線膨張係数α1とダイアフラ
ムの上面に形成されている電極との線膨張係数α2との
差から,例えばα2>α1で温度が上昇した場合,ダイア
フラムは上に凸に歪む。しかし,ダイアフラムの付け根
上の薄膜の線膨張係数α3が,α3>α1であるのでダイ
アフラム付け根部分も上に凸に歪むためダイアフラム3
は薄膜2が無い場合(第5図)に比べ下に移動する。薄
膜の線膨張係数がより大きい場合,または膜厚が厚い場
合,膜の面積が広い場合には,上記ダイアフラムの下へ
の移動量は,大きくなる。その結果,膜2が無い場合,
電極3と電極4との間隔はd0>d2>d1であるが,薄
膜2の線膨張係数α3と厚さ,そして面積を調整するこ
とにより,d2>d0>d1とすることができ,温度変化
によりダイアフラム1が変形しても,電気容量Cの変化
量を小さくすることが可能である。すなわち,圧力の変
化として検出する容量式圧力センサの温度影響を小さく
することができる。
第3図は,本発明の容量型圧力センサに温度変化が生
じた場合,熱応力によって生じる電気容量の変化を防止
する原理を説明する図である。ここで第3図で示してい
るダイアフラム1と電極3そして薄膜2の変形は,
α2,α3>α1の場合には温度下降で,α2,α3<α1
場合には温度上昇によって生じている。また,d0は,
初期温度の間隔であり、d1は,電極面内の中心付近で
の間隔であり,d2は電極の外周付近での間隔を示して
いる。第3図で示すように温度が変化した場合ダイアフ
ラムを形成しているSiの線膨張係数α1とダイアフラ
ムの上面に形成されている電極との線膨張係数α2との
差から,例えばα2>α1で温度が下降した場合,ダイア
フラムは下に凸に歪む。しかし,ダイアフラムの付け根
上の薄膜の線膨張係数α3が,α3>α1であるのでダイ
アフラム付け根部分も下に凸に歪むためダイアフラム3
は薄膜2が無い場合(第6図)に比べ上に移動する。薄
膜の線膨張係数がより大きい場合,または膜厚が厚い場
合,膜の面積が広い場合には,上記ダイアフラムの上へ
の移動量は,大きくなる。その結果,膜2が無い場合,
電極3と電極4との間隔はd1>d2>d0であるが,薄
膜2の線膨張係数α3と厚さ,そして面積を調整するこ
とにより,d1>d0>d2とすることができ,温度変化
によりダイアフラム1が変形しても,電気容量Cの変化
量を小さくすることが可能である。すなわち,圧力の変
化として検出する容量式圧力センサの温度影響を小さく
することができる。
(実施例2) 本発明の他の実施例を第7図から第17図により説明
する。第7図は,第4図で示した従来の電気容量型圧力
センサの要部の有限要素法(Finite Element Method,
以下 FEM)モデルであり軸対称でモデル化した断面図を
示している。上記モデルは,半径がR2で厚さD2のダイ
アフラム1と,半径がR1で厚さD1の電極3と,ダイア
フラム土台8からなる。
表1は,ダイアフラム1がシリコン,電極3は例えば
表面が酸化シリコン,窒化シリコンなどの絶縁膜で皮膜
されたポリシリコンなどの電気伝導体からなる場合の剛
性の一例である。
ここでは,D1=1[μm],D2=4[μm],R1
52[μm],R2=112[μm],d0=1[μm]
としてある。第8図は,第7図と表1で示したFEM解析
モデルを初期温度20℃から120℃まで温度上昇(1
00℃)させた場合の変形図を示している。また第9図
は,第7図と表1で示したFEM解析モデルを初期温度2
0℃から−80℃まで温度降下(100℃)させた場合
の変形図を示している。変形状態をわかりやすくするた
め,第8図と第9図において,変形の表示は拡大してい
る。
第8図では初期温度20℃から120℃まで温度上昇
(100℃)による熱膨張によってダイアフラムが下に
凸に変形する。上記変形によって電極3と上部電極表面
との距離d(x,y)は電極の全領域において,初期温
度での距離d0より大きくなる。その結果,電気容量C1
は,次の(3)式 となり,温度変化により電気容量がΔC1=|C1−C0
|>0だけ変化し,出力が温度に影響される。
第9図では初期温度20℃から−80℃までの温度下降
(100℃)による熱収縮によってダイアフラム1が上
に凸に変形する。上記変形によって電極3と上部電極表
面との距離d(x,y)は電極の全領域において,初期
温度での距離d0より小さくなる。その結果,電気容量
2は,次の(4)式 となり,温度変化により電気容量がΔC2=|C2−C0
|>0だけ変化し,出力が温度に影響される。
以上第8図,第9図で示したように従来の容量型圧力セ
ンサでは,温度変化によりダイアフラムが大きく変形
し,温度変化が出力に影響する。
これに対し,第10図は本発明の容量型圧力センサの要
部のFEMモデルであり軸対称でモデル化した断面図を示
している。上記モデルは,半径がR2で厚さD2のダイア
フラム1と,半径がR1で厚さD1の電極3と,ダイアフ
ラムの付け根上に形成された幅Lで厚さD3の薄膜,そ
してダイアフラム土台8をからなり,電極3と上部電極
表面との距離はd0である。表2は,本発明の一例とし
て,ダイアフラム1とダイアフラム支持部7はシリコ
ン,電極3は例えば表面が酸化シリコン,窒化シリコン
などの絶縁膜で皮膜されたポリシリコンなどの電気伝導
体からなる場合の剛性の一例であり,また薄膜2はここ
では電極3と同じ剛性の場合であり,他の剛性でも各種
の寸法を適宜変えることによって,以後説明する最適寸
法を有した容量型圧力センサを構成することができる。
本実施例では,D1=1[μm],D2=4[μm],R
1=52[μm],R2=112[μm],そしてL=3
0[μm]とし,D3は種々変えて計算を行った。第1
1図は,第10図と表2で示したFEM解析モデルを初期
温度20℃から120℃まで温度上昇(100℃)させ
た場合の変形図を示している。また第12図は,第10
図と表2で示したFEM解析モデルを初期温度20℃から
−80℃まで温度降下(100℃)させた場合の変形図
を示している。第11図と第12図では,D3=1[μ
m]とし,また変形状態をわかりやすくするため,変形
の表示は拡大している。
本発明の一実施例の容量型圧力センサのFEM解析結果で
ある第11図では,初期温度20℃から120℃までの
温度上昇(100℃)による熱膨張によって電極が下に
凸に変形する。しかし,ダイアフラムより線膨張係数が
小さい薄膜2がダイアフラム付け根上にあるため上記ダ
イアフラム付け根部分が下に凸に変形する。この結果,
電極3は全体的に上に移動し,電極3と上部電極表面と
の距離d(x,y)において,d(x,y)>d0とな
る領域とd(x,y)<d0となる領域が存在する。そ
の結果,温度変化によりダイアフラム1が変形しても,
電気容量Cの変化量を小さくすることが可能である。す
なわち,容量式圧力センサの温度影響を小さくすること
ができる。また,本発明の一実施例の容量型圧力センサ
のFEM解析結果である第12図では,初期温度20℃か
ら−80℃までの温度降下(100℃)による熱収縮に
よって電極が上に凸に変形する。しかし,ダイアフラム
より線膨張係数が小さい薄膜2がダイアフラム付け根上
にあるため上記ダイアフラム付け根部分が上に凸に変形
する。この結果,電極3は全体的に下に移動し,電極3
と上部電極表面との距離d(x,y)において,d
(x,y)>d0となる領域とd(x,y)<d0となる
領域が存在する。その結果,温度変化によりダイアフラ
ム1が変形しても,電気容量Cの変化量を小さくするこ
とが可能である。すなわち,容量式圧力センサの温度影
響を小さくすることができる。
(実施例3) 本発明の他の実施例として,圧力を印可していない場合
の電気容量の温度による影響(以下,零点影響)が小さ
くなることを第13図を用いて示す。第13図は,実施
例2で示した第10図の圧力センサの電気容量の薄膜3
の膜厚依存性を示し,ここでは,圧力は印可していな
い。第13図で膜厚が0[μm]の点は,第7図で示し
たFEM解析モデルでの電気容量値である。また,第14
図に各種の膜厚での電気容量の温度変化を示す。第13
図において,薄膜3の膜厚を0[μm]から増すことに
よって,温度変化による電気容量の変化量が小さくなり
約1.2[μm](最適膜厚)で零点影響がほぼ無くな
る。また,第14図において,膜厚0[μm]では温度
変化による電気容量の変化量が大きいが1[μm]では
小さくなり,最適膜厚では,ほとんど電気容量が温度に
依存しないことがわかる。よって,本実施例から,容量
型圧力センサにおいて,ダイアフラムの付け根部分にダ
イアフラムと材料物性値の違う薄膜を形成することによ
り,温度影響の小さな圧力センサを得ることができるこ
とがわかる。
(実施例4) 本発明の他の実施例を第15図から第17図を用いて説
明する。第15図は,本発明の容量型圧力センサの要部
のFEMモデルであり実施例2で示した第10図のFEMモデ
ルに圧力Pを印可するモデルの断面図を示し,寸法は第
10図のモデルと同じである。第16図は,第15図と
表2で示したFEM解析モデルの計算結果であり,薄膜2
の膜厚D3は0[μm]すなわち薄膜2は形成されてい
ない場合の,温度−80℃,20℃,そして120℃で
の電気容量の圧力特性を示している。一方,第17図
は,第15図と表2で示したFEM解析モデルの計算結果
であり,薄膜の膜厚D3は1[μm]で,温度−80
℃,20℃,そして120℃での電気容量の圧力特性を
示している。図16から温度の違いにより電気容量が大
きく違い,温度変化に圧力出力が大きく影響することが
わかる。一方,第17図では電気容量の圧力特性を示す
線が,第16図と違い,ほぼ同一線上にある。このこと
から,ダイアフラムの付け根部分に薄膜2を形成させる
ことによって,圧力の出力の影響を小さくすることが可
能であることがわかる。
本発明の容量型圧力センサによれば,ダイアフラムを容
量型圧力センサの本体に支持する支持部分上に,前記支
持部分の線膨張係数と異なる材料からなる薄膜が形成さ
れていることにより,温度変化が生じても,対向する電
極間の間隔の変化が小さく抑えられ,これにより温度変
化による電気容量の変化が防止され,圧力出力の温度影
響を小さくできる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−239938(JP,A) 特開 平9−18019(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01L 9/00 - 9/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力を受けることにより変形するダイアフ
    ラムを備えた第1の部材と、前記第1の部材の一主面側
    に固定された第2の部材と、前記第1の部材の前記一主
    面側とは反対側に固定された第3の部材と、前記ダイア
    フラムの一主面の中央部に設けられた第1の電極と、前
    記第2の部材の前記第1の電極と対向する面に設けられ
    た第2の電極とを備えた容量型圧力センサにおいて、 前記ダイアフラムには前記第1の電極の外縁部よりも外
    側に薄膜が形成されていることを特徴とする容量型圧力
    センサ。
  2. 【請求項2】圧力を受けることにより変形するダイアフ
    ラムを備えた第1の部材と、前記第1の部材の一主面側
    に固定された第2の部材と、前記第1の部材の前記一主
    面側とは反対側に固定された第3の部材と、前記ダイア
    フラムの一主面の中央部に設けられた第1の電極と、前
    記第2の部材の前記第1の電極と対向する面に設けられ
    た第2の電極とを備えた容量型圧力センサにおいて、 前記ダイアフラムには前記第1の電極の外縁部よりも外
    側に薄膜が形成されており、前記ダイアフラムを形成し
    ている材料の線膨脹係数α1と、前記第1の電極を形成
    している材料の線膨脹係数α2と、前記薄膜を形成して
    いる材料の線膨脹係数α3との関係が α2>α1 及び
    α3>α1で表されることを特徴とする容量型圧力セン
    サ。
  3. 【請求項3】圧力を受けることにより変形するダイアフ
    ラムを備えた第1の部材と、前記第1の部材の一主面側
    に固定された第2の部材と、前記第1の部材の前記一主
    面側とは反対側に固定された第3の部材と、前記ダイア
    フラムの一主面の中央部に設けられた第1の電極と、前
    記第2の部材の前記第1の電極と対向する面に設けられ
    た第2の電極とを備えた容量型圧力センサにおいて、 前記ダイアフラムには前記第1の電極の外縁部よりも外
    側に薄膜が形成されており、前記ダイアフラムを形成し
    ている材料の線膨脹係数α1と、前記第1の電極を形成
    している材料の線膨脹係数α2と、前記薄膜を形成して
    いる材料の線膨脹係数α3との関係が α2<α1 及び
    α3<α1で表されることを特徴とする容量型圧力セン
    サ。
  4. 【請求項4】前記ダイアフラムを形成している材料がシ
    リコンであり、 前記第1の電極および前記薄膜を形成している材料が表
    面が酸化シリコンまたは窒化シリコンにより被膜された
    ポリシリコンであることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の容量型圧力センサ。
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