JP3488942B2 - トロイダル無段変速機のパワーローラ潤滑構造 - Google Patents

トロイダル無段変速機のパワーローラ潤滑構造

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    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/0434Features relating to lubrication or cooling or heating relating to lubrication supply, e.g. pumps ; Pressure control

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトロイダル無段変速
機のパワーローラを、該変速機を搭載した車両の牽引時
において良好に潤滑するようにした、トロイダル型無段
変速機のパワーローラ潤滑構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車載したトロイダル無段変速機の、車両
牽引時における潤滑構造しては従来、例えば本願出願人
の先の提案になる特開平7−301300号公報に開示
されたものがある。この従来技術は、車両牽引時におい
てはオイルポンプからのオイル供給が期待できないこと
から、トロイダル伝動ユニットからの回転を希望する回
転方向にするための出力歯車組により掻き上げられたオ
イルをオイル溜めに貯留し、ここからオイルを出力歯車
組の各回転部に自由落下させるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トロイダル
型無段変速機の主たる構成要件であるトロイダル伝動ユ
ニットは、車両牽引時においてもその伝動要素である入
出力コーンディスクおよびパワーローラを回転されるこ
とから、入出力コーンディスクおよびパワーローラ間で
ころがり接触している。
【0004】一方で、車両牽引時においてはエンジンが
停止していることから、トロイダル型無段変速機に作動
油を供給するオイルポンプからのオイルがなく、入出力
コーンディスクおよびパワーローラ間のころがり接触
部、つまりパワーローラへの潤滑油供給がなされていな
い。
【0005】しかるに、上記従来の構成にあっては出力
歯車組の回転部を潤滑することはできても、パワーロー
ラへ潤滑油を供給することができず、車両牽引時におい
て入出力コーンディスクおよびパワーローラ間のころが
り接触部が焼き付くのを防止することができない。
【0006】本発明は、オイルポンプからのオイルによ
る潤滑が期待できない車両牽引時においても、パワーロ
ーラを確実に潤滑できるようにし、合わせて、そのため
の潤滑油路を既存油路の利用により簡単、且つ、安価に
構成しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的のため、第1発
明によるトロイダル型無段変速機のパワーローラ潤滑構
造は、請求項1に記載のように、入出力コーンディスク
と、これらディスク間で動力伝達を行うと共に、自己の
回転軸線と直交する首振り軸線周りの傾転により変速を
行う複数のパワーローラとよりなるトロイダル伝動ユニ
ットを具え、該トロイダル伝動ユニットからの回転を出
力歯車組により希望する回転方向にして取り出すように
し、作動油をパワーローラ潤滑油路を経て潤滑油噴出孔
から噴出させることにより前記パワーローラの潤滑を
行うようにしたトロイダル型無段変速機において、前記
出力歯車組により掻き上げられた作動油を貯留するオイ
ル溜めを設定し、該オイル溜めを、このオイル溜め内に
おける貯留油面が、個々のパワーローラの最下側におけ
前記潤滑油噴出孔同士の比較で最も高い位置にある潤
滑油噴出孔のレベルよりも高くなるよう配置し、前記パ
ワーローラ潤滑油路に、前記オイル溜めから該パワーロ
ーラ潤滑油路への作動油流を許可する向きに配した逆止
弁を介して前記オイル溜めを接続したことを特徴とする
ものである。
【0008】第2発明によるトロイダル型無段変速機の
パワーローラ潤滑構造は、請求項2に記載のように、上
記第1発明において、前記パワーローラ潤滑油路のう
ち、前記オイル溜め接続箇所よりも前記潤滑油噴出孔か
ら遠い油路部分の少なくとも一部を、前記オイル溜めの
貯留油面よりも高くしたことを特徴とするものである。
【0009】第3発明によるトロイダル型無段変速機の
パワーローラ潤滑構造は、請求項3に記載のように、上
記第2発明において、前記パワーローラ潤滑油路が、作
動油をオイルクーラで冷却した後に変速機へ戻すための
パイプを含、該パイプの一部を、前記オイル溜めの貯
留油面よりも高くなる上方湾曲突部としたことを特徴と
するものである。
【0010】第4発明によるトロイダル型無段変速機の
パワーローラ潤滑構造は、請求項4に記載のように、上
記第1発明乃至第3発明のいずれかにおいて、前記逆止
弁をほぼ水平に配置したことを特徴とするものである。
パワーローラ潤滑構造。
【0011】第5発明によるトロイダル型無段変速機の
パワーローラ潤滑構造は、請求項5に記載のように、上
記第1発明乃至第4発明のいずれかにおいて、前記トロ
イダル伝動ユニットを収納した室と、前記出力歯車組を
収納した室との間を連通する通油孔を、エンジン運転時
におけるオイルパン内油面レベルより高く、エンジン停
止時におけるオイルパン内油面レベルより低くしたこと
を特徴とするものである。
【0012】
【発明の効果】第1発明においてトロイダル伝動ユニッ
トは、パワーローラによる入出力コーンディスク間での
動力伝達中、パワーローラをその回転軸線と直交する首
振り軸線周りに傾転させることにより変速を行うことが
できる。そして、トロイダル伝動ユニットからの回転は
出力歯車組により希望する回転方向にして取り出す。
【0013】ここでパワーローラの潤滑に当たっては、
例えば変速制御後の作動油をパワーローラ潤滑油路を経
て潤滑油噴出孔から噴出させることにより、当該パワー
ローラの潤滑を行う。この間、前記の逆止弁は作動油の
供給圧により閉じられ、当該作動油を上記のオイル溜め
に逃がすことはなく、パワーローラの上記潤滑を妨げな
い。
【0014】変速制御後の作動油が得られない、車両牽
引時などにおいては、上記出力歯車組により掻き上げら
れてオイル溜めに貯留された作動油が、逆止弁および上
記のパワーローラ潤滑油路を順次経て、上記と同様の経
路でパワーローラに至り、この場合もパワーローラの潤
滑が可能である。また高速走行後、十分な冷機を行なう
ことなくすぐにエンジンを停止させた場合にも、オイル
溜めに貯留された作動油によって、パワーローラの冷却
が可能となり、パワーローラの高温固着や作動油の炭化
を防止することもできる。
【0015】ところで上記のオイル溜めを、その内部に
おける貯留油面が、個々のパワーローラの最下側におけ
上記潤滑油噴出孔同士の比較で最も高い位置にある潤
滑油噴出孔のレベルよりも高くなるよう配置したことか
ら、全てのパワーローラに上記オイル溜めのオイルを供
給することとなり、潤滑不良になるパワーローラが存在
するようなことがない。
【0016】第2発明においては、上記パワーローラ潤
滑油路のうち、前記オイル溜め接続箇所よりも前記潤滑
油噴出孔から遠い油路部分の少なくとも一部を、上記オ
イル溜めの貯留油面よりも高くしたことから、オイル溜
めからパワーローラに向かう油流が、パワーローラ潤滑
油路から変速制御部等に向かって逃げるのを防止するこ
とができ、パワーローラが潤滑油量不足になるのを防止
し得て、第1発明の上記作用効果を一層確実にすること
ができる。
【0017】第3発明においては、上記パワーローラ潤
滑油路が、例えば変速制御後の作動油をオイルクーラで
冷却した後に変速機へ戻すためのパイプを含、このパ
イプの一部を、オイル溜めの貯留油面よりも高くなる
方湾曲突部としたことから、上記第2発明の作用効果を
一層安価に達成することができる。
【0018】第4発明においては、上記逆止弁をほぼ水
平に配置したことから、その開弁および逆止機能が重力
の加速度による影響を受けることがなく、上記第1発明
乃至第3発明の作用効果を確実なものにすることができ
る。
【0019】第5発明においては、トロイダル伝動ユニ
ットを収納した室と、出力歯車組を収納した室との間を
連通する通油孔を、エンジン運転時におけるオイルパン
内油面レベルより高く、エンジン停止時におけるオイル
パン内油面レベルより低くしたことから、オイルパンか
ら出力歯車組収納室への作動油の流入が、車両牽引時な
どに限ってなされることとなり、それ以外の時に無用に
出力歯車組収納室にオイルが溜まって、出力歯車組の作
動油攪拌抵抗でエネルギーが無駄に消費されるのを防止
することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形
態になるパワーローラ潤滑構造を適用するのに好適なト
ロイダル型無段変速機の概略を、また、図2および図3
は同じくその後部に係わる実態図である。
【0021】まず図1によって変速機全体を概略説明す
るに、このトロイダル型無段変速機は、車両用として伝
動容量を倍化するために、変速機ケース1内に2個のト
ロイダル伝動ユニット、つまり、フロント側トロイダル
伝動ユニット2、およびリヤ側トロイダル伝動ユニット
3を、相互に同心に配置して収納したダブルキャビティ
ー式トロイダル型無段変速機とする。これらトロイダル
伝動ユニット2,3は、入力コーンディスク4,5と、
出力コーンディスク6,7と、パワーローラ8,9とを
主たる要素とする同様な構成とし、かかるトロイダル伝
動ユニット2,3を、出力コーンディスク6,7が背中
合わせになるよう同軸に配置する。
【0022】この配置に当たっては、変速機ケース1内
に主軸10を回転自在に支持し、この主軸10上に両ト
ロイダル伝動ユニット2,3の入出力コーンディスク4
〜7を支持する。フロント側入力コーンディスク4およ
びリヤ側入力コーンディスク5はそれぞれ、ボールスプ
ライン11により主軸10に回転係合させるも、軸線方
向にスライド可能とし、リヤ側入力コーンディスク5は
主軸10に螺合させたナット12により抜け止めする。
また出力コーンディスク6,7は中空の伝動ユニット出
力軸13を介して相互に一体結合し、この中空出力軸1
3を主軸10上に回転自在に支持する。そして、パワー
ローラ8,9は夫々、対応する入出力コーンディスク
4,6間、および5,7間で、摩擦係合により動力の受
渡しを行うよう配置して、個々のトラニオン14,15
上に回転自在に支持する。
【0023】相互に背中合わせに配置した出力コーンデ
ィスク6,7間には、中間壁としての出力ギヤハウジン
グ16を配置し、このギヤハウジング16内に、中空出
力軸13の外周に一体成形した伝動ユニット出力ギヤ1
7を収納する。ギヤハウジング16は同時に、中空出力
軸13を介して、主軸10の中央部を変速機ケース1に
対して回転自在に支持する用もなす。
【0024】伝動ユニット出力ギヤ17にはカウンタ入
力ギヤ18を噛合させ、このギヤを、主軸10に対し平
行にして変速機ケース1内に回転自在に支持したカウン
タシャフト19の一端にに結合し、カウンタシャフト1
9の他端には別にカウンタ出力ギヤ20を結合する。カ
ウンタ出力ギヤ20にアイドラギヤ21を噛合させ、こ
のアイドラギヤ21に変速機出力ギヤ22を噛合させ、
これらギヤ20,21,22でトロイダル型無段変速機
の出力歯車組を構成する。ここで、アイドラギヤ21の
シャフト23は、変速機出力ギヤ22のシャフト24と
共に、変速機ケース1の後端に合体させたリヤエクステ
ンション25内に回転自在に支持し、シャフト24を主
軸10の後端に同軸突き合わせ関係に配置する。
【0025】主軸10の前端に同軸突き合わせ関係に配
置した変速機入力軸26には、トルクコンバータ27を
介してエンジン(図示せず)からの回転を入力すること
とし、変速機入力軸26への回転は前後進切換え機構2
8により可逆転下に、ローディングカム29を介して、
両トロイダル伝動ユニット2,3の入力コーンディスク
4,5へ入力するようになす。
【0026】前後進切り換え機構28はダブルピニオン
型遊星歯車組28aと、前進(直結)クラッチ28b
と、後退ブレーキ28cとで構成する。遊星歯車組28
aはサンンギヤを入力回転メンバとして入力軸26に結
合し、キャリアを出力回転メンバとしてローディングカ
ム29に回転係合させる。そして、前後進切り換え機構
28は、遊星歯車組28aのキャリアおよびサンギヤ間
を前進クラッチ28bにより結合されるとき、入力軸2
6の回転をそのままローディングカム29に伝達して前
進走行を可能にし、遊星歯車組28aのキャリアを後退
ブレーキ28cにより変速機ケース1に固定されると
き、入力軸26の回転を逆転してローディングカム29
に伝達し、後退走行を可能にするものとする。
【0027】なおローディングカム29は周知のもの
で、前後進切り換え機構28からの可逆回転をフロント
側トロイダル伝動ユニット2の入力コーンディスク4
に、また主軸10を介してリヤ側入力コーンディスク5
に伝達する用をなし、この伝動中、伝達トルクに応じた
スラストを発生するものとする。このスラストは、一方
で入力コーンディスク4を出力コーンディスク6に向け
て付勢し、他方でラジアル兼スラスト軸受30および主
軸10を経て入力コーンディスク5を出力コーンディス
ク7に向け付勢する。従って、パワーローラ8,9は対
応する入出力コーンディスク間に、伝達トルクに応じた
力で挟圧され、対応する入出力コーンディスク間での動
力伝達を可能にする。
【0028】ここで、図2および図3によりトロイダル
型無段変速機の変速制御装置を説明する。リヤ側トロイ
ダル伝動ユニット3の両トラニオン15は、上端をそれ
ぞれアッパリンク31の両端に連節し、下端をそれぞれ
ロアリンク32の両端に連節する。そして、これらアッ
パリンク31の両端間中央部およびロアリンク32の両
端間中央部をそれぞれピン33,34により上下方向揺
動可能にして変速機ケース1に支持し、これによりトロ
イダル伝動ユニット3の両トラニオン15およびパワー
ローラ9を、パワーローラ回転軸線O1直交するパワ
ーローラ首振り軸線O2 方向へ同期して相互逆方向に
(同位相で)ストローク可能とする。
【0029】フロント側トロイダル伝動ユニット2の両
トラニオン14も、図示しなかったが同様に、上端をそ
れぞれアッパリンクの両端に連節し、該アッパリンクの
両端間中央部をピンにより上下方向揺動可能にして変速
機ケース1に支持する。また、両トラニオン14の下端
はそれぞれロアリンクの両端に連節し、該ロアリンクの
両端間中央部をピンにより上下方向揺動可能にして変速
機ケース1に支持する。これによりトロイダル伝動ユニ
ット2の両トラニオン14およびパワーローラ8も、パ
ワーローラ回転軸線と直交するパワーローラ首振り軸線
方向へ同期して相互逆方向に(同位相で)ストローク可
能となる。
【0030】これらストロークを行わせるために、トラ
ニオン14,15の下端にサーボピストン35を同軸に
設け、これらサーボピストン35をサーボピストンボデ
ィ−36内に摺動自在に嵌合する。そして、サーボピス
トン35のストローク制御は、図3に一部のみを示すコ
ントロールバルブボディー37からの変速制御圧により
周知の如くに行うものとする。
【0031】上記実施の形態になるトロイダル型無段変
速機の作用を次に説明する。図1において、入力軸26
から前後進切り換え機構28を経て入力される可逆回転
は、ローディングカム29を介してフロント側入力コー
ンディスク4へ伝達される。この入力コーンディスク4
への回転は同時に、ボールスプライン11、主軸10を
経てリヤ側入力コーンディスク5にも同様に伝達され
る。
【0032】そして入力コーンディスク4,5の回転
は、これらに摩擦係合するパワーローラ8,9に伝達さ
れ、パワーローラ8,9を軸線O1 (図2および図3参
照)の周りに回転させる。そしてパワーローラ8,9
は、これらに摩擦係合する出力コーンディスク6,7に
回転を伝達し、この回転が共通な出力ギヤ17からカウ
ンターギヤ18を経てカウンターシャフト19に至り、
このカウンターシャフトから出力歯車組20,21,2
2を経て変速機出力軸24に動力を伝達することができ
る。
【0033】ここで、コントロールバルブボディー37
(図3参照)からの変速制御圧によりサーボピストン3
5(図3参照)を介してトラニオン14,15を、アッ
パリンク31およびロアリンク32により同期させつ
つ、パワーローラ8,9の回転軸線O1 がコーンディス
ク回転軸線O3 からオフセットするよう、首振り軸線O
2 の方向に同位相でストロークさせると、パワーローラ
8,9が当該首振り軸線O2 の周りに同期して同位相で
傾転される。これにより、入出力コーンディスクに対す
るパワーローラ8,9の接触位置がが連続的に変化し、
入出力コーンディスク4,6間の伝動比、および入出力
コーンディスク5,7間の伝動比を同じに保って無段階
に変化させることができる。
【0034】これにより、伝動比が所定の伝動比になっ
たところで、パワーローラ8,9を上記オフセットが0
の初期ストローク位置に戻すことにより、当該伝動比を
維持することができる。以上により、入力軸26と出力
軸24との間の伝動比、つまりトロイダル型無段変速機
の変速比を無段階に変化させて所定値に持ち来すことが
でき、また、トロイダル伝動ユニットが2個であること
によって、トロイダル型無段変速機の伝動容量を2倍に
することができる。
【0035】次に、パワーローラ8,9の潤滑構造を、
全て同様の構成であるため、図3に示すリヤ側パワーロ
ーラ9の潤滑構造につき代表的に説明するに、パワーロ
ーラ9の支承部には、パワーローラ回転軸線O1 の周り
に配して、パワーローラ9用に多数の潤滑油噴出孔41
が形成してあり、これらに共通な油孔42をトラニオン
15およびサーボピストン35の中心部に形成する。こ
れら油孔42は、図示しなかったがサーボピストンボデ
ィー36に形成した油孔に通じさせ、このサーボピスト
ンボディー36の図示せざる油孔と連通するよう変速機
ケース1には図4および図5に示すように、サーボピス
トンボディー36との合わせ面1aに開口させて油孔4
3を穿つ。
【0036】変速機ケース1には更に、同じく図4およ
び図5に示すように、上記の油孔43に連通し、且つ、
変速機ケース外側面1bに開口するオイルクーラ戻りパ
イプ接続孔44を形成する。この孔44には、図7に示
す如くオイルクーラ45からの戻りパイプ46を接続す
る。
【0037】図7において、エンジン47からの回転を
後輪49に伝えるトロイダル型無段変速機48のパワー
ローラ潤滑油流を説明する。図1の配置によりエンジン
駆動されるオイルポンプO/Pからの吐出油を供給され
て、トロイダル型無段変速機48の前記変速を司る前記
コントロールバルブボディー37は、変速制御後の作動
油を往きパイプ49を経てオイルクーラ45に送り込
み、ここで冷却された作動油が、戻りパイプ46を経て
孔44に戻されて、トロイダル型無段変速機48のパワ
ーローラ潤滑油流となる。
【0038】この戻りパイプ46から孔44へのパワー
ローラ潤滑油流は、図8(a)に略図によっても示す
が、油孔43、この油孔に通ずるサーボピストンボディ
ー36の前記図示せざる油孔、および油孔42を順次経
て潤滑油噴出孔41に至り、ここから噴出される作動油
でパワーローラを潤滑することができる。
【0039】上記の潤滑系は、エンジンが運転されてい
る時における従来通りのパワーローラ潤滑系であるが、
車両を牽引しているときは、エンジンが停止されている
ため、オイルポンプO/Pからの吐出油がないことか
ら、上記による潤滑が不能となり、パワーローラの焼き
付きを生ずる。
【0040】その対策として本実施の形態においては、
以下に説明するような車両牽引時用のパワーローラ潤滑
系を付加する。エンジンが停止されている車両牽引中
は、オイルポンプO/Pからの吐出油がないことから、
トルクコンバータ27内の作動油を初めとして各部の作
動油が図2に示すオイルパン50内に戻るため、オイル
パン50内の油面レベルは同図にL1 で示すレベルか
ら、同図にL2 で示すレベルに上昇する。そこで、低い
油面レベルL1 の時はオイルパン50内の作動油が、出
力歯車組20〜22の収納室であるリヤエクステンショ
ン25内に入るのを阻止し、高い油面レベルL2 の時に
のみオイルパン50内の作動油がリヤエクステンション
25内に入るの許可するようにした通油孔を設定するた
めの堰51を、図2に示すごとく変速機ケース1に設け
る。かくして車両牽引時は、オイルパン50内からの侵
入油でリヤエクステンション25内に油面レベルL3
形成され、出力歯車組20〜22のうち最下側のギヤ2
0が一部をこの油面レベルの下方に浸される。尚、図2
中、油面レベルL1 ,L2 が、左下がりに傾斜している
のは、図7に示すように、実際は変速機が車両前後方向
に傾斜して搭載される為、本搭載状態における油面レベ
ルを示すからである。
【0041】従って、図2に示す変速機ケース1とリヤ
エクステンション25との合わせ面1c,25aの側か
ら、変速機ケース1およびリヤエクステンション25を
それぞれ見て示す図5および図6から明らかなように、
車両牽引時、後輪49(図7参照)によりギヤ22,2
1,20がそれぞれ矢α,β,γの方向に回転される
と、リヤエクステンション25内の作動油は順次のギヤ
20,21,22により矢印で示すように掻き上げられ
る。この掻き上げられた作動油を貯留するためのオイル
溜め52を画成するために、変速機ケース1とリヤエク
ステンション25にそれぞれ、合わせ面1c,25aと
同レベルのリブ53,54を設け、これらリブ53,5
4を変速機ケース1とリヤエクステンション25の合体
時、相互に密着するようになす。
【0042】しかして、リヤエクステンション25に形
成するリブ54は、変速機ケース1のリブ53よりも、
図6の下方に余計に延在する形状とし、これによりオイ
ル溜め52を、変速機ケース1の合わせ面1cに開口さ
せて設けた逆止弁55に通じさせるようにする。ここで
逆止弁55は、図4に明示するように一端が変速機ケー
ス1の合わせ面1cに開口するよう、そして他端が前記
の油孔43に連通するよう配置し、また、合わせ面1c
(オイル溜め52)から油孔43への油流を許可する
も、逆向きの油流、つまり、油孔43から合わせ面1c
(オイル溜め52)への油流を阻止する向きに指向させ
る。
【0043】なお、トロイダル型無段変速機の車載状
態、つまり使用状態での話であるが、オイル溜め52
は、その内部にギヤ22,21,20で図5および図6
の如くに掻き上げられた作動油の貯留油面L4 が、個々
のパワーローラの潤滑油噴出孔41(図3参照)のうち
最下側における潤滑油噴出孔同士の比較で、最も高い位
置にある潤滑油噴出孔のレベルよりも高くなるよう配置
する。
【0044】そして図7および図8に示すように、オイ
ルクーラ戻りパイプ46の少なくとも一部46a、つま
り、前記パイプ46および油孔43,42で構成される
パワーローラ潤滑油路のうち、オイル溜め52(逆止弁
55)の接続箇所よりも潤滑油噴出孔41から遠い油路
部分の少なくとも一部を、上記オイル溜め52の貯留油
面L4 より高くし、これによりパイプ46の一部46a
に、前記エンジン運転中パワーローラ潤滑作用に支障
を来さない程度の流路抵抗を付与する。
【0045】また、前記逆止弁55はトロイダル型無段
変速機の使用状態で、そのボール弁体がストローク方向
に対し直角な方向に重力の加速度を受けるよう、ほぼ水
平に配置する。
【0046】以上の構成になる車両牽引時用のパワーロ
ーラ潤滑系によるパワーローラ潤滑作用は次の通りであ
る。因みに、エンジン運転中におけるパワーローラの潤
滑は前記した通りであるが、この間、エンジン駆動され
るオイルポンプO/Pからの作動油流が図8(a)に矢
印で示すようにパワーローラの潤滑油噴出孔41に向か
うことから、当該油流により逆止弁55が閉じられるた
め、作動油がオイル溜め52に逃がされることはなく、
噴出孔41からパワーローラへの潤滑油量が減ってパワ
ーローラの潤滑が妨げられることはない。
【0047】車両牽引時においては、エンジンが停止し
ているため、図8(a)に矢印で示すような作動油流が
発生せず、従って、これによる上記のようなパワーロー
ラの潤滑を期待することができない。ところでこの場
合、エンジンの停止に起因したオイルパン50内におけ
る油面レベルの上昇で、図8(b)にL3 で示すごとく
オイルパン50からリヤエクステンション25内に作動
油が流入する。そして、車両の牽引にともなう出力歯車
組20〜22の回転によりリヤエクステンション25内
の作動油がオイル溜め52内に掻き上げられて、オイル
溜め52内に作動油が、油面をL4 で示されるように貯
留される。
【0048】この貯留油は、オイル溜め52の高い位置
に起因してこのオイル溜め52から重力により図8
(b)に矢印で示すごとく、逆止弁55を開きつつ油孔
43,42を経て噴出孔41に至り、この噴出孔41か
ら流出してパワーローラを潤滑することができる。従っ
て、エンジンが停止した状態で行う車両の牽引時におい
ても、パワーローラの潤滑を確実に行うことができ、車
両牽引時におけるパワーローラの焼き付きを防止するこ
とができる。
【0049】ここで、逆止弁55から噴出孔41に向か
う油流は、オイルクーラ戻りパイプ46の一部46aが
オイル溜め52の貯留油面L4 より高いことから、オイ
ルクーラ45に向かうことなく全て、噴出孔41に供給
されることとなり、パワーローラの潤滑油量が不足する
ことはない。
【0050】ところで前記したように、オイル溜め52
を貯留油面L4 が、個々のパワーローラの最下側におけ
る潤滑油噴出孔同士の比較で、最も高い位置にある潤滑
油噴出孔のレベルよりも高くなるよう配置したことか
ら、全てのパワーローラにオイル溜め52の貯留油を供
給し得ることとなり、潤滑不良になるパワーローラが存
在するような事態も生ずることがない。
【0051】また、上記の逆止弁55をほぼ水平に配置
したことから、その開弁および逆止機能が重力の加速度
による影響を受けることがなく、上記の作用効果を一層
確実なものにすることができる。
【0052】更に、図2に示すように変速ケース1に堰
51を設けて、オイルパン50からリヤエクステンショ
25内に常時オイルを流入させず、エンジン停止時のみ
にオイルパン50からリヤエクステンショ25内にオイ
ルを流入させることから、車両牽引時以外はリヤエクス
テンショ25内に、ギヤ20が漬かるレベルほどのオイ
ルが存在することがなく、車両牽引時以外の時に無用に
リヤエクステンショ25内にオイルが溜まって、出力歯
車組20〜22の作動油攪拌抵抗でエネルギーが無駄に
消費されるのを防止することができる。
【0053】なお、車両牽引時における出力歯車組20
〜22自身の潤滑については、これらを以下のごとくに
行う。図2、図5、図6に示すように、変速機ケース1
およびリヤエクステンション25にそれぞれ、相互に密
接するリブ61,62を設け、これらによりオイル溜め
63を画成する。このオイル溜め63には、ギヤ21に
より掻き上げられたオイルが流入し、ここから潤滑油が
図2および図6に矢印で示すようにシャフト19の中心
潤滑油孔に入って、出力歯車組20〜22の各部潤滑箇
所に達する。また、前記した変速機ケース1およびリヤ
エクステンション25のリブ53,54は更に、図5、
図6に示すようにギヤ21,22との共働によりオイル
溜め64を画成し、ここから潤滑油が図6に矢印で示す
ようにシャフト23の中心潤滑油孔に入って、出力歯車
組20〜22の各部潤滑箇所に達する。よって、車両牽
引時における出力歯車組20〜22自身の潤滑について
も、確実になされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパワーローラ潤滑構造を適用する
のに好適なトロイダル無段変速機を例示する全体骨子図
である。
【図2】同トロイダル型無段変速機の出力歯車組収納用
リヤエクステンションに対して本発明の一実施の形態に
なるパワーローラ潤滑構造を設けた要部縦断側面図であ
る。
【図3】図2のA−A線上におけるトロイダル型無段変
速機の縦断正面図である。
【図4】同トロイダル型無段変速機の変速機ケースを、
サーボピストンボディー取り付け面側から見て示す底面
図である。
【図5】変速機ケースを図2の矢Bの方向に見て示す背
面図である。
【図6】リヤエクステンションを図2の矢Cの方向に見
て示す正面図である。
【図7】トロイダル型無段変速機の車載状態を示す簡略
説明図である。
【図8】(a)は、図2〜図7に示す実施の形態になる
パワーローラ潤滑構造の、エンジン運転中におけるパワ
ーローラ潤滑作用を示す説明図、(b)は、同実施の形
態になるパワーローラ潤滑構造の、車両牽引中における
パワーローラ潤滑作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 変速機ケース 2 フロント側トロイダル伝動ユニット 3 リヤ側トロイダル伝動ユニット 4 入力コーンディスク 5 入力コーンディスク 6 出力コーンディスク 7 出力コーンディスク 8 パワーローラ 9 パワーローラ 10 主軸 13 伝動ユニット出力軸 14 トラニオン 15 トラニオン 17 出力ギヤ 18 カウンタ入力ギヤ 19 カウンタシャフト 20 カウンタ出力ギヤ 21 アイドラギヤ 22 変速機出力ギヤ 25 リヤエクステンション 26 変速機入力軸 27 トルクコンバータ 28 前後進切換え機構 29 ローディングカム 31 アッパリンク 32 ロアリンク 35 サーボピストン 36 サーボピストンボディ− 37 コントロールバルブボディー 41 潤滑油噴出孔 42 潤滑油孔 43 潤滑油孔 44 オイルクーラ戻りパイプ接続孔 45 オイルクーラ 46 オイルクーラ戻りパイプ 46a オイルクーラ戻りパイプ上方湾曲部 47 エンジン 48 トロイダル型無段変速機 49 後輪 o/p オイルポンプ 50 オイルパン 51 堰 52 オイル溜め 53 リブ 54 リブ 55 逆止弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−293653(JP,A) 特開 平4−39457(JP,A) 特開 昭64−74359(JP,A) 特開 平7−243513(JP,A) 特開 平5−180309(JP,A) 特開 昭61−281232(JP,A) 特開 昭61−228163(JP,A) 実開 昭57−110359(JP,U) 実開 平7−44361(JP,U) 実開 昭60−184457(JP,U) 実開 昭62−27259(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 15/38 F16H 57/00 - 57/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力コーンディスクと、これらディス
    ク間で動力伝達を行うと共に、自己の回転軸線と直交す
    る首振り軸線周りの傾転により変速を行う複数のパワー
    ローラとよりなるトロイダル伝動ユニットを具え、該ト
    ロイダル伝動ユニットからの回転を出力歯車組により希
    望する回転方向にして取り出すようにし、 作動油をパワーローラ潤滑油路を経て潤滑油噴出孔から
    噴出させることにより前記パワーローラの潤滑を行う
    ようにしたトロイダル型無段変速機において、 前記出力歯車組により掻き上げられた作動油を貯留する
    オイル溜めを設定し、 該オイル溜めを、このオイル溜め内における貯留油面
    が、個々のパワーローラの最下側における前記潤滑油噴
    出孔同士の比較で最も高い位置にある潤滑油噴出孔のレ
    ベルよりも高くなるよう配置し、 前記パワーローラ潤滑油路に、前記オイル溜めから該パ
    ワーローラ潤滑油路への作動油流を許可する向きに配し
    た逆止弁を介して前記オイル溜めを接続したことを特徴
    とするトロイダル型無段変速機のパワーローラ潤滑構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記パワーローラ潤
    滑油路のうち、前記オイル溜め接続箇所よりも前記潤滑
    油噴出孔から遠い油路部分の少なくとも一部を、前記オ
    イル溜めの貯留油面よりも高くしたことを特徴とするト
    ロイダル型無段変速機のパワーローラ潤滑構造。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記パワーローラ潤
    滑油路が、作動油をオイルクーラで冷却した後に変速機
    へ戻すためのパイプを含、該パイプの一部を、前記オ
    イル溜めの貯留油面よりも高くなる上方湾曲突部とした
    ことを特徴とするトロイダル型無段変速機のパワーロー
    ラ潤滑構造。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項におい
    て、前記逆止弁をほぼ水平に配置したことを特徴とする
    トロイダル型無段変速機のパワーローラ潤滑構造。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項におい
    て、前記トロイダル伝動ユニットを収納した室と、前記
    出力歯車組を収納した室との間を連通する通油孔をエン
    ジン運転時におけるオイルパン内油面レベルより高く、
    エンジン停止時におけるオイルパン内油面レベルより低
    くしたことを特徴とするトロイダル無段変速機のパワー
    ローラ潤滑構造。
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JP5063443B2 (ja) * 2008-03-28 2012-10-31 本田技研工業株式会社 自動二輪車用蒸発燃料処理装置
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