JP3488486B2 - 食品の移送装置 - Google Patents

食品の移送装置

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JP3488486B2 JP19067793A JP19067793A JP3488486B2 JP 3488486 B2 JP3488486 B2 JP 3488486B2 JP 19067793 A JP19067793 A JP 19067793A JP 19067793 A JP19067793 A JP 19067793A JP 3488486 B2 JP3488486 B2 JP 3488486B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として、シウマイ等
の食品の移送装置に係り、特に、所定数の整列状態の食
品を包装バケットにより袋に入れて密封し加熱処理を行
うのに際し、上記包装バケットに上記食品を装入する食
品の移送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、真空パック詰めのシウマ
イを製造する場合には、蒸し機から蒸された状態で排出
されてきたシウマイを、作業員が手でつかんで所定個数
ずつ真空包装機の包装バケット上に載せた後、この包装
バケット上のシウマイを真空包装用の袋内にプッシャに
よって押し込んで真空包装し、次いで、加熱殺菌するよ
うにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
の真空パック詰めのシウマイの製造設備においては、蒸
し機から真空包装機へのシウマイの受渡し部分に、人手
が介在しており、袋に装入されたシウマイが不揃いにな
り易いと共に、手間がかかり作業性が悪いという問題が
あった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、所定数の整列状態の食品
を円滑にかつ確実に包装バケット上に供給することがで
きて、省力化、自動化を行うことができると共に、良好
な状態の食品を容易に製造することができる食品の移送
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、加熱することにより形状復元
性を有するシウマイ等の食品を所定数整列させた状態で
包装バケットにより袋に入れて密封し加熱処理を行うの
に際し、上記包装バケットに上記食品を装入する食品の
移送装置であって、整列状態の食品を棒状部材により突
き刺して移送する移載機構と、この移載機構によって移
送されてきた食品を圧縮した状態で包装バケットに押し
込む移し替え機構とから構成され、前記移し替え機構
は、食品の前後に位置して、前後方向の両側から食品を
挟み込んで圧縮する押え部材および押し出し部材を備え
た食品の移送装置である。また、本発明の請求項2は、
前記移し替え機構は、食品を側方両側から挟み込んで支
持する案内機構を備えたものである。また、本発明の請
求項3は、前記移載機構は、棒状部材に沿って移動自在
に設けられ、棒状部材に突き刺された食品を押さえて離
脱させるための離脱部材を備えたものである。また、本
発明の請求項4は、移載機構と移し替え機構との間に食
品の内部を検査する検査機構が設けられたものである。
本発明の請求項5は、加熱することにより形状復元性を
有するシウマイ等の食品を所定数整列させた状態で包装
バケットにより袋に入れて密封し加熱処理を行う袋詰め
食品の製造方法であって、整列状態の食品を棒状部材に
より突き刺して移送する移載工程と、該移載工程によっ
て移送されてきた食品を圧縮した状態で包装バケットに
押し込む移し替え工程と、該移し替え工程によって包装
バケットに載せられた食品を袋に入れて密封する密封工
程と、該密封工程によって袋に密封された食品を加熱処
理する加熱処理工程とを有する袋詰め食品の製造方法で
ある。また、本発明の請求項6は、移載工程と移し替え
工程との間に食品の内部を検査する検査工程を有するも
のである。
【0006】
【作用】本発明の請求項1の食品の移送装置にあって
は、移載機構の棒状部材によって、整列状態の食品を突
き刺して移送した後、移し替え機構によって、この食品
を圧縮した状態で包装バケットに押し込む一方、後工程
で行う加熱処理によって、食品の形状が元の状態に戻
り、棒状部材の痕跡が残らない。また、本発明の請求項
にあっては、移載機構と移し替え機構との間に設けら
れた検査機構によって、食品の内部の検査を行うことに
より、包装される食品の健全性を確認する。
【0007】
【実施例】以下、図1ないし図11に基づいて本発明の
一実施例を説明する。
【0008】図1と図2は本発明の食品の移送装置の全
体構成を示す平面図及び正面図であり、この移送装置
は、トレイT内に整列載置されたシウマイWを水平方向
に間欠的に搬送する搬送コンベア10と、この搬送コン
ベア10の搬出端に設けられ、かつ上記トレイTを上昇
させる押し上げ機構11と、この押し上げ機構11上の
トレイT内のシウマイWを棒状部材により突き刺して移
送する移載機構12と、シウマイWが移送された後の空
のトレイTを搬出するトレイ搬出機構14と、上記移載
機構12によって移送されたシウマイWを載置し、かつ
水平方向に連続的に搬送する搬送コンベア15と、この
搬送コンベア15による搬送の途中でシウマイWを検査
する金属検出機16と、上記搬送コンベア15の搬出端
に設けられ、かつ間欠的に移動するタクトコンベア17
上の包装バケット170に上記シウマイWを圧縮した状
態で押し込む移し替え機構18とを主体として構成され
ている。
【0009】上記搬送コンベア10は、一対の無端状の
タイミングベルト100が所定間隔離間した状態で並ん
で設けられ、かつこれらのタイミングベルト100間に
上記トレイTが掛け渡されて間欠的に搬送されるもので
ある。そして、このトレイTは、6(2×3)箇所のシ
ウマイ載置部を有する長方形状でかつ樹脂製のものであ
り、各シウマイ載置部には、それぞれ、15(3×5)
個のシウマイWが収容されている。また、上記押し上げ
機構11は、上記搬送コンベア10の搬出端に位置する
トレイTを押し上げ具110によってその下方から支持
して所定高さまで上昇させるものである。
【0010】上記移載機構12は、所定間隔離間して配
置された一対の案内レール120と、これらの案内レー
ル120上に走行自在に配置された2基の走行台車12
1,122と、この走行台車121と固定側フレーム1
23との間に設けられ、かつ走行台車121を上記両案
内レール120に沿って移動させる水平シリンダ124
と、上記両走行台車121,122間に設けられ、かつ
これらの走行台車121,122間の間隔を開閉させる
開閉シリンダ125と、上記各走行台車121,122
にそれぞれピストンロッド126aを下方に向けた状態
で設けられた昇降シリンダ126と、上記各走行台車1
21,122に取り付けられたガイド部127に上下方
向に移動自在に支持された一対ずつのガイド軸128
と、これらのガイド軸128及びピストンロッド126
aの下端に取り付けられた支持フレーム129と、この
支持フレーム129の下面に設けられた多数のステンレ
ス製の棒状部材130と、これらの棒状部材130に嵌
め合わされ、かつ棒状部材130に沿って移動自在に設
けられた離脱部材131と、この離脱部材131を支持
する一対の支持ロッド132と、これらの支持ロッド1
32に取付部材133を介して連結された離脱シリンダ
134とからなるものである。そして、上記棒状部材1
30は、上記トレイTのシウマイ載置部に載置された各
シウマイWにそれぞれ3本ずつ突き刺さるように配置さ
れているものである。
【0011】上記トレイ搬出機構14は、固定側フレー
ム123に取り付けられたロッドレスシリンダ140
と、このロッドレスシリンダ140の可動部に取り付け
られた搬出具141とから構成されている。また、上記
搬送コンベア15は、多数の案内ローラ150に無端状
の搬送ベルト151が巻き掛けられたものであり、この
搬送コンベア15の搬出端には、回転半径を小さくする
ためにローラを設置せずに、ナイフエッジ状または小口
径ローラー等の支持部材152によって上記搬送ベルト
151を案内支持するように構成されている。さらに、
上記金属検出機16は、上記搬送ベルト151を上下か
ら挟んだ状態で設置されている。さらにまた、上記タク
トコンベア17に所定間隔をおいて多数配設されている
包装バケット170は、舌状のバケット本体170a
と、このバケット本体170aの両側に立設された一対
の案内板部170bとから構成されている。
【0012】上記移し替え機構18は、基台180上に
設置されたサーボモータ181と、このサーボモータ1
81に連結され、かつ一対のプーリ182a,182b
にタイミングベルト182cが巻き掛けられてなる移動
機構182と、この移動機構182のタイミングベルト
182cに連結され、かつ上記基台180上に敷設され
た一対のガイドレール184に沿って移動自在に設けら
れた移動台185と、この移動台185にピストンロッ
ド186aを下方に向けた状態で設けられた上下シリン
ダ186と、上記移動台185に取り付けられた案内部
187に上下方向に移動自在に支持された一対ずつの案
内軸188と、これらの案内軸188及びピストンロッ
ド186aの下端に取り付けられた支持体189と、こ
の支持体189の前後両端からそれぞれ垂下した支持部
189a間に掛け渡された一対の支持軸190と、これ
らの支持軸190に摺動自在に支持された一対の支持プ
レート191と、同様に、上記各支持軸190に摺動自
在に支持された一対の取付プレート192と、上記各支
持プレート191間及び各取付プレート192間をそれ
ぞれ連結する連結棒193と、上記各支持プレート19
1にそれぞれ取り付けられた押し出し部材194と、上
記各取付プレート192にそれぞれ取り付けられた押え
部材195と、上記基台180と前方側の支持プレート
191との間に設けられた圧縮シリンダ196と、後方
側の取付プレート192と支持プレート191との間に
設けられた連動機構197と、上記各プレート191,
192の下方であって、上記搬送コンベア15の搬出端
に上下方向に回動自在に設けられ、かつ先端縁が上記タ
クトコンベア17に達する受渡し板198と、この受渡
し板198と基台180との間に設けられ、かつ受渡し
板198を回動させる回動シリンダ199と、上記搬送
コンベア15の搬出端に設けられた案内機構200とか
ら構成されたものである。そして、上記受渡し板198
の両側に立設されているガイド板部198aが、先端に
いくほど幅狭になるように形成されている。
【0013】また、上記連動機構197は、基台180
にリンク部材197aの中央部が回動自在に設けられ、
このリンク部材197aの両端にそれぞれリンク部材1
97bが回動自在に連結され、かつこれらのリンク部材
197bに上記支持プレート191及び取付プレート1
92が回動自在に連結されたものであり、上記圧縮シリ
ンダ196によって前方側の支持プレート191が支持
軸190に沿って前進(後進)すると、連結棒193を
介して後方側の支持プレート191が上記前方側の支持
プレート191とともに前進(後進)し、その際、連動
機構197によって後方側の取付プレート192が後進
(前進)し、さらに、連結棒193を介して前方側の取
付プレート192が上記後方側の取付プレート192と
ともに後進(前進)するようになっている。そして、こ
の結果、上記圧縮シリンダ196の操作により、上記各
支持プレート191に取り付けられた押し出し部材19
4と、上記各取付プレート192に取り付けられた押え
部材195との間が狭まり、あるいは広がるように構成
されている。
【0014】さらにまた、上記案内機構200は、上記
搬送コンベア15の搬送ベルト151の搬出端に位置す
るシウマイWをその両側から挟み込んで支持案内するも
ので、互いに接近、離間自在に設けられた一対ずつの案
内プレート200a,200bと、これらの案内プレー
ト200a,200b間を互いに連結する連結部材20
0cと、各案内プレート200a,200bの両側方に
設けられ、かつ案内プレート200a,200b間を接
近、離間させる一対の案内シリンダ200dとから構成
されている。
【0015】上記のように構成された食品の移送装置を
用いてシウマイWを真空包装機に付設されたタクトコン
ベア17上の包装バケット170に押し込んで真空包装
する場合について説明すると、まず、所定個数毎にトレ
イTのシウマイ載置部に載置した状態で、蒸し機から排
出されてきたシウマイWを、搬送コンベア10によって
搬送する。そして、この搬送コンベア10の搬出端に達
したトレイTは、押し上げ機構11の押し上げ具110
を上昇させることにより、この押し上げ具110に支持
されて所定高さまで上昇する。次いで、上記トレイTの
上方に、支持フレーム129の下面に植設された棒状部
材130を位置させた後、昇降シリンダ126のピスト
ンロッド126aを前進させることにより、ガイド部1
27にガイド軸128を支持案内させた状態において、
支持フレーム129を下降させる。これにより、上記棒
状部材130が上記トレイTの各シウマイ載置部に載置
されているシウマイWに突き刺さる。
【0016】続いて、上記昇降シリンダ126及び水平
シリンダ124を操作して上記両支持フレーム129及
び棒状部材130を昇降させ、かつ走行台車121,1
22を水平方向に移動させることにより、上記各棒状部
材130によって突き刺されたシウマイWが、上記支持
フレーム129及び棒状部材130の移動とともに移送
される一方、移送途中において開閉シリンダ125によ
って各支持フレーム129間を開くことにより、一対の
支持フレーム129の下部の棒状部材130群に突き刺
されたシウマイW間が所定の間隔(タクトコンベア17
上の包装バケット170間の間隔)に広げられる。ま
た、上記押し上げ機構11の押し上げ具110上に支持
されている空のトレイTについては、上記トレイ搬出機
構14のロッドレスシリンダ140の可動部を移動させ
ることにより、搬出具141によって上記空のトレイT
を水平方向に移動させて上記押し上げ具110上から搬
出する。
【0017】一方、上記棒状部材130によって突き刺
されたシウマイWが、上記搬送コンベア15の搬送ベル
ト151上に達すると、昇降シリンダ126によって上
記支持フレーム129を下降させた後、昇降シリンダ1
26を操作して上記支持フレーム129及び棒状部材1
30を上昇させると共に、これらの支持フレーム129
及び棒状部材130の上昇に合わせて離脱シリンダ13
4を操作して離脱部材131を上記棒状部材130に沿
って下降させることにより、上記離脱部材131が一定
の高さに停止している状態で棒状部材130及び支持フ
レーム129が上昇していくように動作させる。この結
果、上記シウマイWに突き刺さっている棒状部材130
が上方に引き抜かれるから、上記離脱部材131によっ
て上面を押さえられているシウマイWは、整列したまま
の状態で連続搬送中の搬送ベルト151上に円滑に載置
される。
【0018】次いで、上記連続的に搬送されている搬送
ベルト151上に載置されたシウマイWは、該搬送ベル
ト151の移動とともに搬送される一方、上記棒状部材
130及び支持フレーム129は元の位置に戻され、搬
送コンベア10上の次のトレイTのシウマイ載置部に載
置されたシウマイWの移載のために待機する。そして、
上記搬送コンベア15上を搬送されているシウマイW
は、金属検出機16によって検査させられることによ
り、シウマイWの健全性が容易に確認されると共に、真
空包装されるシウマイWに棒状部材130等の金属が混
入する恐れが確実に防止される。
【0019】次いで、上記搬送コンベア15の搬出端に
シウマイWが達すると、上記上下シリンダ186のピス
トンロッド186aを前進させることにより、案内部1
87に案内軸188を支持案内させた状態において、支
持体189を支持軸190、支持プレート191及び取
付プレート192とともに下降させて、互いに開いた状
態の後方側の押え部材195と押し出し部材194を上
記シウマイWの前後に位置させる。それとほぼ同時に、
案内機構200の案内シリンダ200dを操作し、各案
内プレート200a,200b間を接近させて、各案内
プレート200a,200bをシウマイWの両側に当接
させる。
【0020】続いて、圧縮シリンダ196によって押し
出し部材194を前進させ、かつ押え部材195を後退
させることにより、後方側の押し出し部材194と押え
部材195間に上記シウマイWを挟み込む。この場合、
前後方向に5個ずつ並んだ上記シウマイWの全長を1個
のシウマイWの半径分だけ圧縮して挟圧するようにして
いるが、この挟圧操作に際して、上記各案内プレート2
00a,200bによってシウマイWの両側を支持して
いるから、該シウマイWが側方にはみだすことがなく、
従って、上記シウマイWの形態が崩れることがない。こ
の状態において、サーボモータ181及び移動機構18
2によって、移動台185をガイドレール184に沿っ
て前進させることにより、後方側の押し出し部材194
と押え部材195間に挟み込まれたシウマイWを、上記
搬送コンベア15から受渡し板198上に移送する。
【0021】この際、上記搬送コンベア15の搬出端に
おいては、ナイフエッジ状または小口径ローラー等の支
持部材152によって搬送ベルト151が支持されてい
るから、搬送ベルト151の搬送端での回転半径を小さ
くでき、従って、搬送ベルト151と受渡し板198と
の間の隙間を可能な限り狭くすることができること、及
び上記案内機構200の案内プレート200a,200
b間を狭めて、シウマイWの両側を案内プレート200
a,200bによって支持案内することにより、上記シ
ウマイWの搬送コンベア15から受渡し板198への受
渡しが円滑に行われる。さらに、上記案内シリンダ20
0dによって各案内プレート200a,200b間を開
く一方、圧縮シリンダ196によって押し出し部材19
4と押え部材195間を開くと共に、上下シリンダ18
6によって上記支持体189を昇降し、かつ回転機18
1によって移動台185を元の位置まで後退させること
により、上記受渡し板198上のシウマイWの前後に、
前方側の押え部材195と押し出し部材194を位置さ
せる。この時、後方側の押し出し部材194と押え部材
195との間には、搬送コンベア15の搬出端上の次の
シウマイWが位置していると共に、当該シウマイWの両
側は、案内プレート200a,200b間を狭めること
により、案内プレート200a,200bによって支持
案内されている。
【0022】そして、上記圧縮シリンダ196によって
押し出し部材194を前進させ、かつ押え部材195を
後退させることにより、各押し出し部材194と押え部
材195間に上記シウマイWを挟み込んだ後、サーボモ
ータ181及び移動機構182によって、移動台185
をガイドレール184に沿って前進させることにより、
前方側の押し出し部材194と押え部材195間に挟み
込まれたシウマイWを、上記受渡し板198上からタク
トコンベア17上の包装バケット170に押し込むと共
に、後方側の押し出し部材194と押え部材195間に
挟み込まれたシウマイWを、上記搬送コンベア15から
受渡し板198上に移送する。この場合、搬送コンベア
15の搬出端には案内プレート200a,200bが互
いの間隔を狭めた状態で配置されると共に、上記受渡し
板198の両側には先にいくほど幅が狭まるガイド板部
198aが形成され、かつ包装バケット170の両側に
は案内板部170bが形成されているから、上記各押し
出し部材194と押え部材195間に挟み込まれたシウ
マイWは、これらの案内プレート200a,200b、
ガイド板部198a及び案内板部170bに沿って円滑
に案内されて移送される。その上、上記搬送コンベア1
5から受渡し板198を介してタクトコンベア17の包
装バケット170へのシウマイWの移送においては、シ
ウマイWの前後を押え部材195と押し出し部材194
とによって圧縮した状態で移送するから、整列状態のシ
ウマイWがばらけることがなく、1つの袋に詰め込まれ
る多数のシウマイWが、全体としてまとまった形態を保
持して円滑に移送される。
【0023】次いで、上記受渡し板198を回動シリン
ダ199によって上方に回動退避させた後、タクトコン
ベア17を所定距離前進させる。さらに、上記受渡し板
198を水平に戻した後、上述したのと同じ手順を繰り
返して順次搬送コンベア15側からシウマイWを包装バ
ケット170に収容していく。そして、上記包装バケッ
ト170内のシウマイWは、真空包装機において、プッ
シャによって袋内に押し込まれて袋詰めされ、かつ真空
包装された後、加熱殺菌される。このようにして製造さ
れたシウマイWの真空パックにあっては、シウマイWに
形成された棒状部材130による痕跡が、加熱によって
消失することが確認できた。この結果、シウマイWの商
品価値を損なうことなく、円滑に真空包装機にシウマイ
Wを供給することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
は、加熱することにより形状復元性を有するシウマイ等
の食品を所定数整列させた状態で包装バケットにより袋
に入れて密封し加熱処理を行うのに際し、上記包装バケ
ットに上記食品を装入する食品の移送装置であって、整
列状態の食品を棒状部材により突き刺して移送する移載
機構と、この移載機構によって移送されてきた食品を圧
縮した状態で包装バケットに押し込む移し替え機構とか
ら構成され、前記移し替え機構は、食品の前後に位置し
て、前後方向の両側から食品を挟み込んで圧縮する押え
部材および押し出し部材を備えたものであるから、移載
機構の棒状部材によって、整列状態の食品を突き刺して
移送した後、移し替え機構によって、この食品を圧縮し
た状態で包装バケットに押し込む一方、後工程で行う加
熱処理によって、食品の形状が元の状態に戻り、棒状部
材の痕跡が残らないことにより、所定数の整列状態の食
品を円滑にかつ確実に包装バケット上に供給することが
できて、省力化、自動化を行うことができると共に、商
品価値を損なうことなく良好な状態の食品を容易に製造
することができる。また、本発明の請求項4は、移載機
構と移し替え機構との間に食品の内部を検査する検査機
構が設けられたものであるから、上記検査機構によっ
て、食品の内部の検査を行うことにより、包装される食
品の健全性を確実に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図3】移載機構部の正面図である。
【図4】移載機構部の側面図である。
【図5】移載機構部の上部を示す側面図である。
【図6】移載機構部の上部を示す正面図である。
【図7】移載機構部の下部を示す正面図である。
【図8】搬送コンベア15部を示す正面図である。
【図9】移し替え機構部の正面図である。
【図10】移し替え機構部の平面図である。
【図11】案内機構部の概略構成図である。
【符号の説明】
W シウマイ 12 移載機構 16 金属検出機(検査機構) 18 移し替え機構 130 棒状部材 170 包装バケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−105172(JP,A) 特開 昭50−102485(JP,A) 特開 平2−93394(JP,A) 実開 平4−93037(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 5/00 - 5/12 B65B 35/00 - 35/58 A23L 1/48

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱することにより形状復元性を有する
    シウマイ等の食品を所定数整列させた状態で包装バケッ
    トにより袋に入れて密封し加熱処理を行うのに際し、上
    記包装バケットに上記食品を装入する食品の移送装置で
    あって、整列状態の食品を棒状部材により突き刺して移
    送する移載機構と、この移載機構によって移送されてき
    た食品を圧縮した状態で包装バケットに押し込む移し替
    え機構とから構成され、前記移し替え機構は、食品の前後に位置して、前後方向
    の両側から食品を挟み込んで圧縮する押え部材および押
    し出し部材を備える ことを特徴とする食品の移送装置。
  2. 【請求項2】 前記移し替え機構は、食品を側方両側か
    ら挟み込んで支持する案内機構を備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の食品の移送装置。
  3. 【請求項3】 前記移載機構は、棒状部材に沿って移動
    自在に設けられ、棒状部材に突き刺された食品を押さえ
    て離脱させるための離脱部材を備えることを特徴とする
    請求項1または2に記載の食品の移送装置。
  4. 【請求項4】 移載機構と移し替え機構との間に食品の
    内部を検査する検査機構が設けられたことを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれかに記載の食品の移送装置。
  5. 【請求項5】 加熱することにより形状復元性を有する
    シウマイ等の食品を所定数整列させた状態で包装バケッ
    トにより袋に入れて密封し加熱処理を行う袋詰め食品の
    製造方法であって、 整列状態の食品を棒状部材により突き刺して移送する移
    載工程と、該移載工程によって移送されてきた食品を圧
    縮した状態で包装バケットに押し込む移し替え工程と、
    該移し替え工程によって包装バケットに載せられた食品
    を袋に入れて密封する密封工程と、該密封工程によって
    袋に密封された食品を加熱処理する加熱処理工程とを有
    することを特徴とする袋詰め食品の製造方法。
  6. 【請求項6】 移載工程と移し替え工程との間に食品の
    内部を検査する検査工程を有することを特徴とする請求
    項5に記載の袋詰め食品の製造方法。
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