JP3488307B2 - 波形無機質繊維板の製造方法 - Google Patents
波形無機質繊維板の製造方法Info
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Description
断熱材等に使用される波形無機質繊維板の製造方法に関
する。更に、詳しくは、樹脂を付着させた無機質繊維が
層状に配向積層された無機質繊維ウエブをジグザク状に
折畳んで該無機質繊維が垂直配向されるように形成した
後、加熱加圧成形する波形無機質繊維板の製造方法に関
する。
波形無機質繊維板は、柔軟性があるため、設置場所が湾
曲している場合に、湾曲部と隙間なく密着させて取付け
られるので断熱効果に優れ、また、かさ密度が増大しな
いにもかかわらず、即ち、軽量化が図れるにもかかわら
ず、圧縮強度が大きく、しかも従来の無機質繊維マット
のような層間剥離が生ずることなく剥離強度が大きいと
いった優れた特性を有している。
製造方法についても種々提案されている。例えば、特公
昭63−19338号や、特公平2−6492号に開示
されるものでは、無機質繊維ウエブを移送速度の異なる
2つのベルトコンベア面に連続的に供給移送しつつ、高
速移送状態から低速移送状態に移る際に過剰供給分を移
送面に対して褶曲させるように処理している。ところ
が、この方法によれば高速ベルトコンベアの力を低速ベ
ルトコンベアへ伝えて無機質繊維ウエブを褶曲させるた
めには、これらコンベアの速度比を1.05〜1.5倍
程度とする必要があり、速度比が過大になると波打ちが
大きくなり波高さ及び波間隔を一定にすることが困難と
なる。また、これらコンベアの速度比を一定にすること
は難しく、また、たとえ速度比が一定に維持されたとし
ても無機質繊維ウエブの状態にバラツキがあれば波高さ
及び波間隔を一定にすることが困難である。また、特開
昭63−270851号に開示されるものでは、上金型
と下金型からなる熱成形型を用い、無機質繊維マットを
波付け加工するようにしているが、金型の押圧力を利用
して成形しているため、得られる無機質繊維板に密度ム
ラが生じ、結果として断熱性にもバラツキが生じてしま
うという問題がある。そこで、本発明は前記従来法の問
題点を解消し、波高さ及び波間隔を一定にすることが可
能で、しかも密度ムラの生じない波形無機質繊維板の製
造方法を提供することを目的とする。
板の製造方法は、樹脂を付着させた無機質繊維が層状に
配向積層された無機質繊維ウエブをジグザク状に折畳ん
で該無機質繊維が垂直配向されるように形成した後、加
熱加圧成形する波形無機質繊維板の製造方法において、
該無機質繊維ウエブをベルトコンベアにより、一対の折
畳み作動部材から成る波付機によってジグザグ状に折畳
み、該ジグザグ状に折畳まれた該無機質繊維ウエブを、
該無機質繊維を該波付機に供給する該ベルトコンベアの
1/6以上1/2以下の周速度を有する有孔ベルトコン
ベアで加熱成形炉へ供給して加熱加圧成形するようにし
たことを特徴とする。
等により紡糸される平均繊維径0.5〜12μm程度の
ガラス繊維、セラミック繊維等の短繊維に、フェノ−ル
樹脂等の熱硬化性樹脂あるいはポリエチレン樹脂、ポリ
プロピレン樹脂等の熱可塑性樹脂を噴霧、含浸、浸漬等
により付着した後、集綿機の有孔ベルトコンベア上に吸
引堆積させて得られるもので、一般には該ウエブの坪量
は100〜1000g/m2程度である。
転する歯車から成り、これら歯車の噛合せ部で該無機質
繊維ウエブをジグザグ状に折畳む歯車式や、折畳み作動
をする一対の折畳み作動板から成り、これら折畳み作動
板の折畳み作動によって該無機質繊維ウエブをジグザグ
状に折畳むラボスキー式等があるが、雄エッジと雌エッ
ジを配列させた一対のロールによって襞折りするように
したロータリー式等、機械的に正確に波付けできるもの
であれば特に限定されるものではない。
対方向に回転する無端チェーンから成り、該無端チェー
ンのそれぞれに複数の凸条の各々が噛合するように相対
向させて設けられており、その噛合せ部で該無機質繊維
ウエブをジグザグ状に折畳むキャタピラ式のものもあ
り、具体的には、該無端チェーンの設定間隙は、作業面
の起点では互いの凸条同士が噛合うが、終点では自由と
なるように該無機質繊維ウエブの流れ方向に勾配となっ
ている。
れるが、波高さは無機質繊維板の厚みとほぼ同じ程度、
波間隔は1〜10mm、特に5mm以下が波形無機質繊
維板の特性を生かすのに効果的である。
を、ベルトコンベアによるときは、その周速度は加熱成
形炉の有孔ベルトコンベアの周速度より2〜6倍速くす
ることが好ましい。ただしこの比率は無機質繊維ウエブ
の坪量と波形無機質繊維板の波付山数及び密度により決
定されるものであり、適宜選択されるものである。尚、
速度比が2倍未満の場合は、ジグザグ状の折畳みが充分
でなく屈曲ではなく褶曲程度にしか波付けできないため
所望の波高さと波間隔が得られない。また6倍を超える
場合は山数が多くなり圧縮されて隙間が充分に確保でき
ず高密度となり所望の波高さと波間隔が得られない。
mm、密度10〜120kg/m3程度に調整される。
ただし、必要に応じて表皮材等のシートを適宜積層する
ことができる。波付機へウエブを供給する前にウエブの
少なくとも片面にシートを積層する場合は、そのシート
が150℃以上の耐熱性と通気性のあるガラスペーパ
ー、ガラスクロス、炭素繊維・ガラス繊維等のフェルト
等であればウエブの屈曲面同士の隔離体として働き、繊
維成形後に自由度のあるものが得られる。また、該シー
トが加熱成形炉あるいは加熱加圧成形型で溶解してバイ
ンダー化するホットメルトフィルム、ホットメルト不織
布等の熱可塑性樹脂フィルム等の熱溶融性フィルムであ
れば屈曲面同士をウエブ中に含まれる未硬化樹脂の接着
とは別に強固に接着できるため、屈曲面同士の間に隙間
ができることによる断熱性能の低下を防止できる。ま
た、この場合、フィルムの代わりに熱可塑性樹脂等の合
成樹脂粉末を散布することもできる。
形炉へ供給される間にウエブの少なくとも片面にシート
を積層する場合は、そのシートは150℃以上の耐熱性
と通気性のあるガラスペーパー、ガラスクロス、炭素繊
維・ガラス繊維等のフェルト等であれば、シートとウエ
ブを別途接着剤を用いることなく、ウエブ中の未硬化バ
インダーを使用して接着することができる。
繊維板の少なくとも片面にシートを接着剤を介して積層
するかあるいは裁断された後別工程で接着剤を介して積
層する場合、各種表皮材が自由に選択される。例えば、
ダクトに使用する場合、被接着面側は施工時等の人体へ
のチクチク防止と繊維の離脱防止のため、カンレイシ
ャ、有機繊維不織布等が使用され、外表面側はALGC
(アルミガラスクロス)、ALK(アルミクラフト
紙)、AL(アルミ箔)、ALM(アルミ箔とフィルム
のラミネート品)、カンレイシャ、有機繊維不織布、ガ
ラスクロス、ガラスペーパー、炭素繊維フェルト、ガラ
ス繊維フェルト等が断熱性、吸音性、外観等の向上のた
め使用される。
機質繊維ウエブをジグザグ状に折畳むため、従来のベル
トコンベアの速度比により褶曲させる方法に比し波高さ
及び波間隔を一定にすることができる。特に波付機が歯
車式あるいはラボスキー式であれば波高さ及び波間隔を
自由に選択できるため波付機の調整作業が容易で、また
波高さが比較的高く、しかも厚手の無機質繊維ウエブを
利用することもできる。
ば、無端チェーンのそれぞれに等間隔に複数の凸条が相
対向させて設けられ、各々が噛合うことから、作業面に
亘り連続線で行える。そのためウェブの波付機への供給
速度が早くなっても充分な折畳みが可能であるので、大
量生産が可能である。また、厚手の無機質繊維ウェブで
あっても、折畳まれたウェブの折り返し部に丸みがで
ず、所望の波高さと波間隔を一定にすることができる。
また、上下の無端チェーンが作業面の起点から終点に亘
り一定の勾配をもって配置されており、終点側では凸条
同士の噛合せがなくなり、自由になると共に、波高さ・
波間隔は凸条の高さ、凸条同士の噛合せ間隔により所望
に調整可能であり、さらに波付機へウェブを供給するベ
ルトコンベアと波付機で波付け後移送するタイミングベ
ルトとの速度差により波付けされたウェブが所望の波間
隔に維持される。
で行う場合には、波付け後に加熱成形炉へウエブを供給
する有孔ベルトコンベアの周速度に比し2〜6倍の過大
な周速度にすることができる。このため後工程で波付ウ
エブを長手方向に圧縮することなく所望の寸法内にジグ
ザグの山数を折込め所望の密度が得られるためオンライ
ンで製造できる。また波付機へのウエブの供給を自重落
下で行なう場合には、ジグザグ状に折畳む際に、濾紙の
セパレータ挿入の如く別部材を簡単に挿入でき、無機質
繊維ウエブとは異なるウエブ、例えば繊維配向が波形ウ
エブと異なるものを挿入すれば、熱伝導方向に対して垂
直となる割合を高めることができ断熱性を向上できる。
エブを波付機へ供給する前に、表皮材を積層することに
より、表皮材がウエブと同様な未硬化の繊維ウエブから
成る場合は繊維板の密度向上が図れる。また、表皮材が
耐熱性と通気性のある、しかも樹脂既硬化のペーパー、
クロス、フェルト等から成る場合は、加熱加圧成形後に
おいてもジグザグ状に折畳まれた屈曲面同士が接着され
ておらず自由度が高いため、被着面に突起があった場合
でも、屈曲面同士が強固に接着されているものより被着
面になじませることができる。
ウエブを波付機へ供給する前に、合成樹脂粉末を散布す
るかあるいは熱溶融性フィルムを積層することにより、
ウエブ中に含まれるバインダーを増やすことなくジグザ
グ状に折畳んだ屈曲面同士を強固に接着できるため、不
燃性、断熱性を低下させることがなく、施工も隙間なく
できる。ジグザグ状に折畳まれた無機質繊維ウエブの少
なくとも片面に加熱加圧成形前に表皮材を積層すること
により、ウエブ中のバインダーにより硬化時に同時にウ
エブと表皮材を接着できるためウエブと表皮材の接着の
ための接着剤を別途使用する必要がないことから不燃
性、断熱性を低下させることがない。
は本発明の一実施例の製造工程を示す説明図であり、ま
ず、遠心法で紡糸された平均繊維径7μmのガラス繊維
1に噴霧ノズル2より噴霧される熱硬化性フェノール樹
脂を付着させ、集綿機3の有孔ベルトコンベア3a上に
繊維1が層状に配向積層されるように吸引集積し、坪量
500g/m2の無機質繊維ウエブ4を得る。次に、該
ウエブ4を周速度6m/分のベルトコンベア5により波
付機6へ供給し、ジグザグ状に折畳んでガラス繊維1が
垂直配向されるように形成する。該波付機6は、一対の
反対方向に回転する歯車6a、6aから成り、ベルトコ
ンベア5より若干速い周速度で回転させることにより歯
車6a、6aの噛合せ部6bでウエブ4をジグザグ状に
折畳み、波高さ25mm、波間隔25mm(製品2m当
り80山数)とする。波付けされたウエブ4は周速度2
m/分の有孔ベルトコンベア7に移送され、加熱成形炉
8へ供給されるが、この際に所望の波高さに規定するた
め押さえベルトコンベア9で加圧される。加熱成形炉8
で250℃の熱風によりウエブ4中のフェノール樹脂を
硬化させ、繊維1、1同士、更にウエブ4の屈曲面同士
を強固に接着させた後、裁断機10により所望の長さに
裁断し、ロール状に巻取り、厚み25mm、波間隔25
mm、密度40kg/m3、長さ2mの波形ガラス繊維
板11を得る。
取迄一貫した連続工程としたが、波付工程の前で一度ガ
ラス繊維ウエブ4の状態で巻取り、オフライン式で波付
工程以下を行なうこともできる。これにより紡糸集綿速
度が波付加工速度よりも差がある場合や、製造装置がや
むを得ぬ理由で一貫した連続工程を組めぬ場合に有効で
ある。
は繊維板11に積層する工程は、特に図示していない
が、ウエブ4を波付けする前、波付け後加熱加圧成形す
る前、加熱加圧成形後裁断前、裁断後オフラインなど適
時選択して行われる。
スキー式と呼ばれ、エアフィルタ用濾紙の波付機として
ロータリー式と共に知られているものを使用することも
できる。これは、折り畳み作動板として作動する、一対
の上下動作する上軸a、下軸bに取り付けられた前後後
退動作する上板c、下板dから成り、原点復帰(1)→
下板d後退(2)→下軸b上昇(3)→下板d前進
(4)→上軸a上昇(5)→上板c後退(6)→上軸a
下降(7)→上板c前進(8)→サイクル終了の動作を
繰り返すことによりウエブ4をジグザグ状に折畳むこと
ができるものである。
のものを用いた本発明のさらに他の実施例の製造工程を
示す説明図である。まず、遠心法で紡糸された平均繊維
径7μmのガラス繊維21に噴霧ノズル22より噴霧さ
れる熱硬化性フェノール樹脂を付着させ、集綿機23の
有孔ベルトコンベア23a上に繊維21が層状に配向積
層されるように吸引集積し、坪量500g/m2の無機
質繊維ウエブ24を得る。次に、該ウエブ24を周速度
12m/分のベルトコンベア25から周速度4m/分の
タイミングベルト26へ移送し、波付機27でジグザグ
状に折畳んでガラス繊維21が垂直配向されるように形
成する。該タイミングベルトは複数本の細帯ベルトから
なっている。該波付機27では、一対の反対方向に回転
する無端チェーン28及び29のそれぞれに複数の凸条
28a及び凸条29aの各々が噛合するように相対向さ
せて設けられており、その噛合せ部30で該ウエブ24
をジグザグ状に折畳み、波高さ30mm、波間隔28m
m(製品1m当り35山数)とする。凸条28a、29
aは無端チェーン28、29の幅方向にも複数設けられ
ている。
度4m/分の有孔ベルトコンベア31に移送され、加熱
成形炉32へ供給されるが、この際に所望の波高さに規
定するため、押さえベルトコンベア33で加圧される。
加熱成形炉32で250℃の熱風によりウエブ24a中
のフェノール樹脂を硬化させ、繊維21、21同士、更
にウエブ24aの屈曲面同士を強固に接着させた後、裁
断機34により所望の長さに裁断し、ロール状に巻取
り、厚み25mm、波間隔28mm、密度40kg/m
3、長さ6mの波形ガラス繊維板35を得る。上記波付
は、例えば次のようにして行われる。即ち、図4に示す
ように、作業面36の起点では、凸条イが上方から又凸
条ハが下方からウェブ24を押し付け、凸条イは凸条ニ
へ又凸条ニは凸条ロへウェブ24を噛合せて折畳みを完
了する。次に、折畳まれたウェブ24aは凸条28aと
凸条29aとで形状を保持されて、その後作業面36の
終点では凸条28aと凸条29aとの噛合せがなくなり
自由となるが、波間隔は凸条28aと凸条29aとのギ
ャップ(間隙)でほぼ所定通り波付けされ、ベルトコン
ベア25とタイミングベルト26との速度差により波間
隔が一定に維持される。
の製造方法によれば、以下のような効果が得られる。 (1)柔軟性を有し湾曲面に密着して施工できかつ軽量
化が図れると共に圧縮強度、層間剥離強度の大きい波形
無機質繊維板を、波高さ及び波間隔を一定かつ繊維配向
を平面に対してほぼ垂直に配向して、連続的に製造でき
る。 (2)ウエブに積層するシートの種類及び積層する時点
を適宜選択することで機能を付加できる。特に波付機の
前において積層する場合、従来のベルトコンベアの速度
差によるものではウエブとシートが遊離して積層できな
かったものが、歯車式やラボスキー式やキャタピラ式等
の一対の折畳み作動部材から成る波付機によればウエブ
中のバインダーが硬化する前であるにもかかわらず一体
性を保持しながら波付けできる。 (3)特にキャタピラ式のものでは、ウェブの波付機へ
の供給速度が早い場合でも所望の波形無機質繊維板の大
量生産が可能であり又厚手の無機質繊維ウェブでも良好
な波付が可能である。
Claims (8)
- 【請求項1】 樹脂を付着させた無機質繊維が層状に配
向積層された無機質繊維ウエブをジグザク状に折畳んで
該無機質繊維が垂直配向されるように形成した後、加熱
加圧成形する波形無機質繊維板の製造方法において、該
無機質繊維ウエブをベルトコンベアにより、一対の折畳
み作動部材から成る波付機によってジグザグ状に折畳
み、該ジグザグ状に折畳まれた該無機質繊維ウエブを、
該無機質繊維を該波付機に供給する該ベルトコンベアの
1/6以上1/2以下の周速度を有する有孔ベルトコン
ベアで加熱成形炉へ供給して加熱加圧成形するようにし
たことを特徴とする波形無機質繊維板の製造方法。 - 【請求項2】 該波付機は一対の反対方向に回転する歯
車から成り、これら歯車の噛合せ部で該無機質繊維ウエ
ブをジグザグ状に折畳むようにしたことを特徴とする請
求項1記載の波形無機質繊維板の製造方法。 - 【請求項3】 該波付機は折畳み作動をする一対の折畳
み作動板から成り、これら折畳み作動板の折畳み作動に
よって該無機質繊維ウエブをジグザグ状に折畳むように
したことを特徴とする請求項1記載の波形無機質繊維板
の製造方法。 - 【請求項4】 該波付機は一対の反対方向に回転する無
端チェーンから成り、該無端チェーンのそれぞれに複数
の凸条の各々が噛合するように相対向させて設けられて
おり、その噛合せ部で該無機質繊維ウエブをジグザグ状
に折畳むようにしたことを特徴とする請求項1記載の波
形無機質繊維板の製造方法。 - 【請求項5】 該無端チェーンの設定間隙は、作業面の
起点では互いの凸条同士が噛合うが、終点では自由とな
るように該無機質繊維ウエブの流れ方向に勾配となって
いることを特徴とする請求項4記載の波形無機質繊維板
の製造方法。 - 【請求項6】 該無機質繊維ウエブの少なくとも片面
に、該ウエブを波付機へ供給する前に、シートを積層す
ることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載
の波形無機質繊維板の製造方法。 - 【請求項7】 該無機質繊維ウエブの少なくとも片面
に、該ウエブを波付機へ供給する前に、合成樹脂粉末を
散布するかあるいは熱溶融性フィルムを積層することを
特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の波形無
機質繊維板の製造方法。 - 【請求項8】 該ジグザグ状に折畳まれた無機質繊維ウ
エブの少なくとも片面に、該ウエブを加熱加圧成形する
前に、表皮材を積層することを特徴とする請求項1乃至
7の何れか一項に記載の波形無機質繊維板の製造方法。
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JP7412694 | 1994-03-19 | ||
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JPH07310269A JPH07310269A (ja) | 1995-11-28 |
JP3488307B2 true JP3488307B2 (ja) | 2004-01-19 |
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US20040163724A1 (en) * | 2001-09-06 | 2004-08-26 | Mark Trabbold | Formaldehyde-free duct liner |
KR101234494B1 (ko) * | 2008-10-22 | 2013-02-18 | (주)엘지하우시스 | 열가소성 플라스틱-연속섬유 혼성복합체 제조방법 |
-
1995
- 1995-03-20 JP JP8736595A patent/JP3488307B2/ja not_active Expired - Lifetime
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