JP3487831B2 - 多角度対応ロック機構及び該機構を備えた情報処理装置 - Google Patents

多角度対応ロック機構及び該機構を備えた情報処理装置

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロック機構及び該
機構を備えた情報処理装置に関し、特に、ノート型パー
ソナルコンピュータにおける表示ユニットと操作ユニッ
トとを係止するロック機構及び該機構を備えた情報処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、TFT−LCD等の表示装置の高
精細化、低価格化に伴い、ノート型パーソナルコンピュ
ータ(以下、ノート型パソコンという)が広く普及して
いる。ノート型パソコンは液晶ディスプレイ、プラズマ
ディスプレイ等を備えた表示部と、キーボード、演算処
理部、記憶部等を有する操作部とで構成され、その両者
がヒンジ機構により回動可能に接続されている。そし
て、ノート型パソコンの表示部と操作部とをロックする
には、表示部に設けた凸型のフックと操作部に設けた凹
型のフック引っ掛け部とを用い、表示部のフックを一方
向(例えば、上下方向)から挿入することにより両者が
係合した状態で保持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
ノート型パソコンは、操作性、表示の視認性等を向上さ
せるために、表示部に伸縮機構を設けたものも見られる
ようになってきており、このような伸縮機構を設けたノ
ート型パソコンでは、表示部が操作部に対して単純に回
動するだけでなく、回転動作と伸縮動作とを組み合わせ
た複雑な動きをするために、ロック位置が定まらない場
合がある。
【0004】すなわち、従来のロック機構は、表示部に
設けた凸型のフックと操作部に設けた凹型のフック引っ
掛け部とが一方向の動きに対して係合するように構成さ
れているため、この方向からずれた位置からフックが押
し込まれてもフック引っ掛け部には係合せず、このよう
な一方向ロックではロックする際に制限事項が発生す
る。そして、両者の位置関係がずれた状態で無理にロッ
ク/アンロックを行おうとすると、フックやフック引っ
掛け部を破壊する可能性があるばかりでなく、表示画面
やキーボード等を傷つける恐れもある。
【0005】このように、伸縮機構等により、表示部と
操作部とが複雑な位置関係で動く構造のノート型パソコ
ン等では、回転動作と伸縮動作とを組み合わせた複雑な
動きに対応できるロック機構が必要となる。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その主たる目的は、表示部が伸縮機構等に
よって操作部に対して複雑に動くノート型パソコンにお
いても、簡便かつ確実にロック/アンロックを行うこと
ができるロック機構及び該機構を備えた情報処理装置を
提供することにある。
【0007】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の多角度対応ロック機構は、表示部と操作部
とがヒンジ軸を介して回動可能に連結され、前記表示部
が前記ヒンジ軸との間に設けた伸縮手段によって伸縮自
在に保持されてなる情報処理装置のロック機構であっ
て、前記表示部の解放側端部が、前記操作部の解放側端
部を覆うように屈曲して形成され、前記屈曲部の内側
に、前記ヒンジ軸に略直交する面に沿って該屈曲部両側
の面を架橋するフックを備え、前記操作部には、前記屈
曲部に当接する角部に前記フックが係合する第1の溝
と、該第1の溝を含む空間内で前記ヒンジ軸に略平行に
移動可能なロック手段とを備え、前記表示部が前記操作
部に当接する際に、前記フックが前記第1の溝に係合
し、前記表示部の前記屈曲部と前記フックとの間に形成
される空間に前記ロック手段の一端が圧入されて、前記
表示部と前記操作部とがロックされるものである。
【0008】本発明においては、前記屈曲部の前記フッ
ク近傍に、前記屈曲部の内側に突起が突出可能なロック
解除手段を備え、前記操作部には、前記突起と係合する
第2の溝を備え、前記ロック手段が前記第1の溝と前記
第2の溝とを含む空間内で前記ヒンジ軸に略平行に移動
可能とされ、前記ロック解除手段の前記突起を前記第2
の溝に挿入することにより、前記ロック手段が前記第1
の溝から遠ざかる方向に移動し、ロックが解除される構
成とすることができる。
【0009】また、本発明においては、前記ロック手段
の、前記フック及び前記ロック解除手段が当接する部分
に、前記フック及び前記ロック解除手段の挿入方向に対
して所定の角度で傾斜する傾斜部が形成され、前記フッ
ク又は前記ロック解除手段の挿入動作に対応して、前記
ロック手段が前記ヒンジ軸に略平行する方向に移動する
ことが好ましい。
【0010】また、本発明においては、前記表示部と前
記ロック手段との間に弾性体を有し、該弾性体により前
記ロック手段が前記第1の溝側に押圧されていることが
好ましい。
【0011】また、本発明においては、前記ヒンジ軸に
略平行する方向から見て、前記フックがL字状に形成さ
れている構成とすることができる。
【0012】また、本発明の情報処理装置は、上記のロ
ック機構を備えたことを特徴とするものである。
【0013】このように、本発明は上記構成により、ノ
ート型パソコンの2つのユニット(表示部と操作部)を
閉じる際に、一方のユニットの不規則な動きが加わった
場合でも特別な補助手段を設けることなしに両者の保持
を実現することができ、また、どのような角度からでも
フックを溝に係合させることができるため、片手での操
作も可能とすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る多角度対応ロック機
構は、その好ましい一実施の形態において、LCDユニ
ットとベースユニットとがヒンジ軸を介して回動可能に
連結され、かつ、LCDユニットがヒンジ軸との間に設
けた伸縮アームによって伸縮自在に保持されてなるノー
ト型パソコンにおいて、LCDユニットの解放側端部
が、ベースユニットの解放側端部を覆うように屈曲して
形成され、屈曲部の内側には屈曲部両側の面を架橋する
L字型等のフックと、屈曲部の内側に突起が突出可能な
LCDボタンを備え、ベースユニットには、屈曲部に当
接する角部にL字型フックが係合するロック溝と、LC
Dボタンの突起が係合するロック解除溝と、これらの溝
を含む空間内でヒンジ軸に略平行に移動可能なLCDロ
ックとを備え、LCDユニットがベースユニットに当接
する際に、L字型フックがロック溝に係合し、LCDユ
ニットとL字型フックとの間にできる空間にLCDロッ
クの一端がLCDロックスプリングに圧入されてロック
が行われ、LCDボタンを押圧し突起をロック解除溝に
挿入すると、突起がLCDロックをロック溝から遠ざけ
る方向に動かしてロックが解除されるものであり、LC
Dロックの、L字型フック及びロック解除溝に対応する
部分に所定の角度の傾斜を形成することにより、回動方
向又は伸縮方向のいずれの方向からの挿入動作に対して
もロックを簡便かつ確実に行うことができる。
【0015】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の一実施例について図1乃至
図7を参照して説明する。図1及び図2は、本発明の一
実施例に係る多角度ロック機構を備えたノート型パソコ
ンの構造を示す斜視図であり、図1は伸縮アームを縮め
てLCDユニットを開閉する場合を示し、図2は、伸縮
アームを延ばした状態でLCDユニットを開閉する場合
を示している。また図3は、LCDユニットを閉じた状
態のノート型パソコンの上面図、側面図及び正面図であ
る。また、図4乃至図6は、本実施例の特徴部分である
多角度ロック機構の構造を示す断面図であり、図4はロ
ックする直前の状態、図5はロックした状態、図6はロ
ックを解除した状態をそれぞれ示している。又、図7
は、LCDロックの詳細構造を示す図であり、(a)は
正面図、(b)は右側面図である。
【0016】まず、図1乃至図3を参照して、本実施例
のノート型パソコンの構成について説明する。本実施例
のノート型パソコンは、液晶ディスプレイ、プラズマデ
ィスプレイ等からなる表示部(以下、LCDユニット1
という)と、キーボード、CPU等の演算処理部、CD
ROMドライブ等の記憶部等を備えた操作部(以下、ベ
ースユニット2という)と、両者を回動させるヒンジ軸
3とを有し、LCDユニット1にはLCDユニット1を
伸縮させる伸縮アーム6とL字型フック11(図示せ
ず)及びLCDロック9(図示せず)とロックを解除す
るためのLCDボタン7が設けられている。また、ベー
スユニット2には、LCDユニット1に設けたL字型フ
ック11、LCDボタン7先端の突起が挿入されるロッ
ク溝4、ロック解除溝5が形成されている。
【0017】この伸縮アーム6はLCDユニット1の視
認性を向上させること等を目的として設けるものであ
り、ユーザは伸縮アーム6を縮めた状態、延ばした状態
のいずれの状態でもLCDユニット1を開閉することが
できる。例えば、縮めた状態では、図1に示すようにL
CDユニット1はヒンジ軸3を中心に回転運動し、ベー
スユニット2に接触するまで閉じる動作をするとLCD
ユニット1とベースユニット2とが係合し保持される。
【0018】また、伸縮アーム6を延ばした状態では、
LCDユニット1はヒンジ軸3を中心に回転運動し、ベ
ースユニット2に接触するまで閉じる動作をした後、伸
縮アーム6を縮める動作をすることによってLCDユニ
ット1とベースユニット2とが係合し保持される。
【0019】更に、LCDユニット1の閉じる動作と伸
縮アーム6を縮める動作とを同時に行いながらロックす
ることも可能であり、本実施例のロック機構では、この
ようなLCDユニット1の不規則な動きにも対応して係
合状態を保持することが可能となる。
【0020】次に、図4乃至図6を参照して、本発明の
特徴部分である多角度ロック機構について説明する。図
3のA−A′線における部分断面を示す図4(a)に示
すように、ベースユニット2には、L字型フック11が
挿入されるロック溝4と、LCDボタン7先端の突起が
挿入されるロック解除溝5と、これらの溝を結ぶ空間内
で図の左右方向に移動可能なLCDロック9と、LCD
ロック9をロック溝4方向(図の右方向)に押圧するL
CDロックスプリング10とが形成されている。また、
LCDユニット1には、先端に突起を備えたLCDボタ
ン7と、LCDボタン7を図の下方向に押圧するための
LCDボタンスプリング8と、ベースユニット2にLC
Dユニット1を保持するためのL字型フック11とが形
成されている。
【0021】なお、図4(a)のB−B′線における断
面は、図4(b)又は(d)のようになり、C−C′線
における断面は、図4(c)又は(e)のようになる。
ここで、図4(b)及び(c)は、伸縮アーム6を伸ば
した状態でLCDユニット1を閉じ、その後伸縮アーム
6を縮めてロックする場合を示し、図2に対応する図で
ある。又、図4(d)及び(e)は、伸縮アームを縮め
た状態でLCDユニット1をヒンジ軸3を中心として回
動しながらロックする場合を示し、図1に対応するもの
である。
【0022】このLCDロック9は、L字型フック11
又はLCDボタン7先端の突起が挿入されたときに挿入
方向(図4(a)の上下方向又は紙面の表裏方向)に直
交する方向(図の左右方向)に移動するように、ロック
溝4及びロック解除溝5近傍に所定の傾斜領域12が設
けられており(図7参照)、この傾斜領域12によって
回動方向又は伸縮方向の動きに対してスムーズにロック
することが可能となる。
【0023】次に、多角度対応ロック機構の動作を、図
5及び図6を参照して説明する。図5は、LCDユニッ
ト1がベースユニット2にロックされている状態を示し
ており、LCDユニット1のL字型フック11がロック
溝4に入り、更に、LCDユニット1とL字型フック1
1に囲まれた空間にLCDロック9が入り(図5(c)
参照)、LCDユニット1とベースユニット2のロック
が保持される。その時、LCDロック9にはLCDロッ
クスプリング10による押し付け力(矢印D)が働き、
ロックを解除しない限り、ロックが勝手にはずれないよ
うになっている。
【0024】また、図6は、LCDユニット1のロック
が解除される状態を示しており、LCDユニット1のL
CDボタン7を押し込むと(同時にLCDボタンスプリ
ング8が縮む)、LCDボタン7先端の突起がロック解
除溝5に入り、LCDロック9に設けた傾斜によってL
CDロック9が矢印E方向に移動し、LCDユニット1
とL字型フック11に囲まれた空間からLCDロック9
がはずれ、L字型フック11を解除する。同時にLCD
ユニット1がフリー状態となり、LCDユニット1とベ
ースユニット2とを引き離すことが出来る。そして、L
CDロック9は、LCDロックスプリング10によっ
て、また、LCDボタン7はLCDボタンスプリング8
によってそれぞれ図4の位置まで戻される。
【0025】このように、本実施例のロック機構によれ
ば、LCDユニット1にL字型のフック11とロック解
除用のLCDボタン7を設け、ベースユニット2にL字
型フック11が回動方向及び伸縮方向のいずれの方向か
らでも挿入可能なロック溝4と、ロック解除溝5と、ロ
ック溝4及びロック解除溝5を繋ぐ空間で移動可能なL
CDロック9とを設け、このLCDロック9のロック溝
4及びロック解除溝5に対応する部分に傾斜を付けるこ
とにより、LCDユニット1を回動方向又は伸縮方向の
いずれの方向から閉じた場合でも、ロック溝4にL字型
フック11を挿入することができる。
【0026】また、ロックスプリング11によって、L
CDロック9はLCDユニット1とL字型フック11に
囲まれた空間に押しつけられているため係合状態を維持
することができ、また、LCDボタン7を押圧してLC
Dロック9を移動させれば、ロックを容易に解除するこ
とができる。
【0027】なお、本実施例では、L字型フック11と
ロック解除用のLCDボタン7をLCDユニット1側に
設け、ロック溝4、ロック解除溝5及びLCDロック9
をベースユニット2側に設ける例について記載したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、これら
を逆のユニットに各々設置することも可能である。
【0028】また、フック及びフックに係合するロック
溝の形状は図の形状に限定されず、回動方向及び伸縮方
向のいずれの方向からでもフックを挿入することができ
る形状であれば良く、例えば、円弧状や直線状としても
良く、一端がユニットに接続されていなくても良い。ま
た、LCDロック9端部の傾斜形状も図に示す形状に限
定されず、複数の方向からフックが挿入された場合にロ
ックを挿入方向に略直交する方向に動かすことができる
傾斜を有していればよい。
【0029】更に、上記実施例では、多角度ロック機構
をノート型パソコンに適用する例について記載したが、
本発明はノート型パソコンに限定されるものではなく、
2つのユニットがヒンジ軸を中心とした回動動作と伸縮
運動を組み合わせた複雑な動きをする任意の装置、例え
ば、音響機器、携帯端末等に適用することもできる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のロック機
構によれば、LCDユニットの不規則な動きに(伸縮、
回転運動)に対応することができるロック機構を実現す
ることができる。
【0031】また、任意の方向からフックとロック溝の
係合が可能であり、ロックの解除もLCDボタンを押す
だけで良いため、片手で操作することも可能であり、更
に、フックやロック穴の位置を確認しなくてもロックが
可能であるため、開閉操作を簡便かつ確実に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る多角度ロック機構を備
えたノート型パソコンの構造を示す図であり、伸縮アー
ムを縮めて開閉動作を行う際の動きを示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施例に係る多角度ロック機構を備
えたノート型パソコンの構造を示す図であり、伸縮アー
ムを延ばして開閉動作を行う際の動きを示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の一実施例に係る多角度ロック機構を備
えたノート型パソコンの構造を示す上面図、側面図及び
正面図である。
【図4】本発明の一実施例に係るノート型パソコンの多
角度ロック機構部の構造を示す断面図であり、ロック直
前の状態を示す図である。
【図5】本発明の一実施例に係るノート型パソコンの多
角度ロック機構部の構造を示す断面図であり、ロック状
態を示す図である。
【図6】本発明の一実施例に係るノート型パソコンの多
角度ロック機構部の構造を示す断面図であり、ロック解
除状態を示す図である。
【図7】本発明の一実施例に係るノート型パソコンの多
角度ロック機構部のLCDロック部の構造を示す図であ
り、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
【符号の説明】 1 LCDユニット 2 ベースユニット 3 ヒンジ軸 4 ロック穴 5 解除穴 6 伸縮アーム 7 LCDボタン 8 LCDボタンスプリング 9 LCDロック 10 LCDロックスプリング 11 L字型フック 12 傾斜領域

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示部と操作部とがヒンジ軸を介して回動
    可能に連結され、前記表示部が前記ヒンジ軸との間に設
    けた伸縮手段によって伸縮自在に保持されてなる情報処
    理装置のロック機構であって、 前記表示部の解放側端部が、前記操作部の解放側端部を
    覆うように屈曲して形成され、前記屈曲部の内側に、前
    記ヒンジ軸に略直交する面に沿って該屈曲部両側の面を
    架橋するフックを備え、 前記操作部には、前記屈曲部に当接する角部に前記フッ
    クが係合する第1の溝と、該第1の溝を含む空間内で前
    記ヒンジ軸に略平行に移動可能なロック手段とを備え、 前記表示部が前記操作部に当接する際に、前記フックが
    前記第1の溝に係合し、前記表示部の前記屈曲部と前記
    フックとの間に形成される空間に前記ロック手段の一端
    が圧入されて、前記表示部と前記操作部とがロックされ
    ることを特徴とする情報処理装置のロック機構。
  2. 【請求項2】前記屈曲部の前記フック近傍に、前記屈曲
    部の内側に突起が突出可能なロック解除手段を備え、 前記操作部には、前記突起と係合する第2の溝を備え、
    前記ロック手段が前記第1の溝と前記第2の溝とを含む
    空間内で前記ヒンジ軸に略平行に移動可能とされ、 前記ロック解除手段の前記突起を前記第2の溝に挿入す
    ることにより、前記ロック手段が前記第1の溝から遠ざ
    かる方向に移動し、ロックが解除されることを特徴とす
    る請求項1記載のロック機構。
  3. 【請求項3】前記ロック手段の、前記フック及び前記ロ
    ック解除手段が当接する部分に、前記フック及び前記ロ
    ック解除手段の挿入方向に対して所定の角度で傾斜する
    傾斜部が形成され、前記フック又は前記ロック解除手段
    の挿入動作に対応して、前記ロック手段が前記ヒンジ軸
    に略平行する方向に移動することを特徴とする請求項1
    又は2に記載のロック機構。
  4. 【請求項4】前記表示部と前記ロック手段との間に弾性
    体を有し、該弾性体により前記ロック手段が前記第1の
    溝側に押圧されていることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか一に記載のロック機構。
  5. 【請求項5】前記ヒンジ軸に略平行する方向から見て、
    前記フックがL字状に形成されていることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか一に記載のロック機構。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか一に記載のロッ
    ク機構を備えたことを特徴とする情報処理装置。
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