JP3487559B2 - 複合制御装置および複合制御装置の制御方法 - Google Patents

複合制御装置および複合制御装置の制御方法

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JP3487559B2
JP3487559B2 JP18757493A JP18757493A JP3487559B2 JP 3487559 B2 JP3487559 B2 JP 3487559B2 JP 18757493 A JP18757493 A JP 18757493A JP 18757493 A JP18757493 A JP 18757493A JP 3487559 B2 JP3487559 B2 JP 3487559B2
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孝 細田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部装置と通信する通
信手段と、少なくとも印刷部を含む複数のデバイスとを
有する複合制御装置および複合制御装置の制御方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ装置の周辺装置、例
えばプリンタ等のコンピュータ周辺装置は、それ自身の
備えた機能のみを実行しており、それ以外の用途、例え
ば画像入力,画像情報通信,画像情報のファイル管理等
の機能を実行するためには、それぞれの周辺装置をそれ
ぞれのインタフェースを介してコンピュータと接続して
コンピュータシステムを構築するか、あるいはそのよう
な機能を備えた上位機種とコンピュータとを接続してシ
ステムを構築するのが通例であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにコンピュー
タシステムを構築する場合、必要な機能処理に応じて周
辺機器が増えて、配線ケーブルが増えるとともに、設置
スペースが圧迫されてしまうとともに、システム拡張に
多大な費用がかかるという問題点があった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、指定した機能の制御
プログラムを周辺装置からダウンロードして該複合制御
装置の有する複数のデバイスのいずれかを駆動制御する
ことにより、複合制御装置の所望の機能拡張を自在に行
うことが可能となる複合制御装置および複合制御装置の
制御方法を提供することである。また、複数の制御プロ
グラム毎に、当該制御プログラムを有する周辺装置の電
話番号と、その周辺装置で有している複数の制御プログ
ラムから当該制御プログラムを特定するためのプログラ
ム番号とをプログラム管理テーブルを用いて管理するこ
とにより、所望とする拡張機能を実現するための制御プ
ログラムを周辺装置からダウンロードすることが可能と
なる複合制御装置および複合制御装置の制御方法を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、周辺装置と通信する通信手段と、少なくとも印刷部
を含む複数のデバイスとを有する複合制御装置であっ
て、前記複数のデバイスを用いる複数の機能に対応する
複数の制御プログラム毎に、当該制御プログラムを有す
周辺装置の電話番号と、その周辺装置で有している複
数の制御プログラムから当該制御プログラムを特定する
ためのプログラム番号とをプログラム管理テーブルを用
いて管理する管理手段と、前記複数のデバイスを用いる
複数の機能から1つの機能を指定することに応じて、前
記管理手段により管理されるその機能の制御プログラム
を有する周辺装置の電話番号とプログラム番号とをプロ
グラム管理テーブルから取得する取得手段と、前記取得
手段により取得した周辺装置の電話番号に基づいて、前
記指定された機能に対応する制御プログラムを有する
装置と通信し、前記取得したプログラム番号に基づい
て当該制御プログラムの転送依頼を前記周辺装置に送信
することにより、前記デバイスを制御するための制御プ
ログラムをダウンロードするダウンロード手段と、前記
ダウンロード手段により前記周辺装置からダウンロード
された制御プログラムを複数格納可能な記憶手段と、前
記複数のデバイスを用いる複数の機能から実行すべき1
つの機能の実行を指示する実行指示手段と、前記実行指
示手段による指示に基づいて、前記記憶手段に格納され
ている複数の制御プログラムから対応する制御プログラ
ムを実行して前記複数のデバイスのいずれかを駆動制御
する制御手段とを有するものである。
【0006】本発明に係る第2の発明は、前記記憶手段
は、外部メモリ媒体で構成されるものである。
【0007】本発明に係る第3の発明は、前記複数のデ
バイスを用いる複数の機能は、印刷機能を含むものであ
る。
【0008】本発明に係る第4の発明は、前記複数のデ
バイスを用いる複数の機能は、コピー機能を含むもので
ある。
【0009】本発明に係る第5の発明は、前記複数のデ
バイスを用いる複数の機能は、ファクシミリ機能を含む
ものである。
【0010】本発明に係る第6の発明は、前記ダウンロ
ード手段は、必要な制御プログラムを一括してダウンロ
ードするものである。
【0011】本発明に係る第7の発明は、前記実行指示
手段は、前記複数のデバイスを用いる組み合わせ機能の
実行を指示し、前記制御手段は、該組み合わせ機能の指
示に基づいて、前記記憶手段に格納された各制御プログ
ラムを実行して前記複数のデバイスの組み合わせ駆動を
制御するものである。
【0012】本発明に係る第8の発明は、前記実行指示
手段は、前記複数のデバイスを用いる組み合わせ機能の
実行を指示し、前記制御手段は、該組み合わせ機能の指
示を解析して組み合わせ機能処理を実行する各デバイス
の使用状態を判定しながら指示された組み合わせ機能処
理の実行開始を排他制御するものである。
【0013】本発明に係る第9の発明は、前記制御手段
は、判定した各デバイスの使用状態を報知するものであ
る。
【0014】本発明に係る第10の発明は、周辺装置と
通信する通信手段と、少なくとも印刷部を含む複数のデ
バイスとを有する複合制御装置の制御方法であって、前
記複数のデバイスを用いる複数の機能に対応する複数の
制御プログラム毎に、当該制御プログラムを有する周辺
装置の電話番号と、その周辺装置で有している複数の制
御プログラムから当該制御プログラムを特定するための
プログラム番号とをプログラム管理テーブルを用いて管
理する管理ステップと、前記複数のデバイスを用いる複
数の機能から1つの機能を指定することに応じて、前記
管理手段により管理されるその機能の制御プログラムを
有する周辺装置の電話番号とプログラム番号とをプログ
ラム管理テーブルから取得する取得ステップと、前記取
得ステップにより取得した周辺装置の電話番号に基づい
て、前記指定された機能に対応する制御プログラムを有
する周辺装置と通信し、前記取得したプログラム番号に
基づいて当該制御プログラムを特定することにより、前
記デバイスを制御するための制御プログラムをダウンロ
ードするダウンロードステップと、前記複数のデバイス
を用いる複数の機能から実行すべき1つの機能の実行を
指示する実行指示ステップと、前記実行指示ステップに
よる指示に基づいて、前記ダウンロードステップにより
前記周辺装置からダウンロードされて記憶手段に格納さ
れている複数の制御プログラムから対応する制御プログ
ラムを実行して前記複数のデバイスのいずれかを駆動制
御する制御ステップとを有するものである。
【0015】本発明に係る第11の発明は、前記記憶手
段は、外部メモリ媒体で構成されるものである。
【0016】本発明に係る第12の発明は、前記複数の
デバイスを用いる複数の機能は、印刷機能を含むもので
ある。
【0017】本発明に係る第13の発明は、前記複数の
デバイスを用いる複数の機能は、コピー機能を含むもの
である。
【0018】本発明に係る第14の発明は、前記複数の
デバイスを用いる複数の機能は、ファクシミリ機能を含
むものである。
【0019】本発明に係る第15の発明は、前記ダウン
ロードステップは、必要な制御プログラムを一括してダ
ウンロードするものである。
【0020】本発明に係る第16の発明は、前記実行指
示ステップは、前記複数のデバイスを用いる組み合わせ
機能の実行を指示し、前記制御ステップは、該組み合わ
せ機能の指示に基づいて、前記記憶手段に格納された各
制御プログラムを実行して前記複数のデバイスの組み合
わせ駆動を制御するものである。
【0021】本発明に係る第17の発明は、前記実行指
示ステップは、前記複数のデバイスを用いる組み合わせ
機能の実行を指示し、前記制御ステップは、該組み合わ
せ機能の指示を解析して組み合わせ機能処理を実行する
各デバイスの使用状態を判定しながら指示された組み合
わせ機能処理の実行開始を排他制御するものである。
【0022】本発明に係る第18の発明は、前記制御ス
テップは、判定した各デバイスの使用状態を報知するも
のである。
【0023】
【実施例】〔第1実施例〕 図1は本発明の第1実施例を示す複合制御装置を適用可
能な複合周辺装置の構成を説明するブロック図である。
【0024】図において、1は複数のデバイスを有する
コンピュータの周辺装置の全体を制御する制御部、2は
表示部、3は本実施例の周辺装置の初期設定や、デバイ
スの使用時における操作や、指示等を行う際に、操作者
が入力装置として使用する操作ボタン、4は入れ換え可
能なデータや、制御プログラムやあプリンタプログラム
等を記憶する読み書き可能な内部記憶装置として機能す
るRAM、5はあらかじめ用意された定数や固定的なデ
ータ,あらかじめ登録済みの制御プログラム,基本的な
アプリケーション等を記憶する読み込み専用の内部記憶
装置として機能するROM、6は入出力インタフェース
で、図示しないホストコンピュータとデータの交換を行
う。7は外部の通信回線を介して通話や、ファクシミリ
データや、ディジタル情報等のデータ交換を行う回路と
して機能する外部回線インタフェース、8は局線や、電
話機と接続するためのモジュラージャック、9は外部通
信回線都内部のデバイスとのやり取りを制御するための
回線制御部、10は外部通信回線を介してファクシミリ
画像情報の交換を行う際に、符号変換,再生を行うとこ
ろの第1モデム、11は外部通信回線を介してディジタ
ルデータの交換を行う際に、符号変換,再生を行うとこ
ろの第2モデム、12は電話機インタフェース、13は
市販の電話機やハンドセット等を外部に接続して使用可
能にするためのタイムスタンプや、内部ソフトウエアの
時間待ちや、時刻指定動作に使用される時計回路、14
は音声情報をサンプリングしてディジタル情報に変換し
たり、また、サンプリングした音声を再生するADPC
M等で構成される音声記録出力部、15はメロディや音
律等の情報をディジタル情報として取り扱い再生するF
M音源回路から構成される音源、16は前記音声記録出
力部14と音源15から再生された音情報を拡声すると
ころのスピーカ、17は本発明の実施例である周辺機器
のアプリケーションである原稿読み取りファクシミリ送
信や、原稿読み取りコピー,ホストコンピュータの画像
入力装置等で使用される際の、イメージ情報をスキャニ
ングしてディジタルデータとして読み込むところの画像
読取り部、18はコピーや受信ファクシミリ原稿やホス
トコンピュータの出力装置として、文字情報や画像情報
や図形情報等を記録媒体に出力する印刷部、19はコン
ピュータで扱うプログラム実体や、文書データあるいは
画像情報や音声情報等を記憶するフロッピーディスクや
ハードディスク(HD)、あるいはICカード等の外部
記憶装置、20はさらに詳細な情報の表示を行ったり、
さらに見やすくなるように、また、パーソナルコンピュ
ータ(PC)と同じような使用ができるように、本実施
例の周辺機器に、コンピュータ用のCRTを接続するた
めの外部CRTインタフェース、21はさらに操作しや
すくなるように、またパーソナルコンピュータ(PC)
と同じような使用法ができるように、本実施例の周辺機
器に、コンピュータ用のキーボードを接続するための外
部キーボードインタフェース、22はさらに操作しやす
くなるように、また、パーソナルコンピュータ(PC)
と同じ使用法ができるように、本実施例の周辺機器に、
コンピュータ用のマウストラックボールといったポイン
ティングデバイスを接続するための、外部ポインティン
グデバイスインタフェース、23はオプションとして後
付け可能な、例えばビデオディスク動画像インタフェー
スとか、LAN接続のためのインタフェース等の拡張デ
バイスを装着するところの拡張デバイス、24は本実施
例の周辺機器の電源、25は本実施例の周辺機器の電源
をオン・オフを指定するところの主電源スイッチ、26
は本実施例の周辺機器から外部(主として接続されるホ
ストコンピュータが対象となるが)に、電源を供給する
ための副電源供給部、27は前記副電源供給部から外部
に電源を供給するオン・オフを手動で指定するところの
副電源スイッチ、28は前記副電源供給部から外部に電
源を供給するオン・オフを制御部1からの指定でコント
ロールするところの副電源制御部、29は本実施例の周
辺機器と接続されるホストコンピュータのデータの交換
に使用されるところのデータ信号線、30は公衆電話回
線等,外部回線への接続線、31は外部に接続される電
話機等への接続線、32は外部に接続されるCRT等へ
の接続線、33は外部に接続されるキーボード等への接
続線、34は外部に接続されるポインティングデバイス
等への接続線、35は本実施例の周辺機器への電源ライ
ン、36は外部に接続されるホストコンピュータへの電
源ラインである。
【0025】この様に構成された複合周辺装置におい
て、操作ボタン3による選択実行指示に基づいて制御部
1がサーバーコンピュータから記憶手段にダウンロード
したいずれかのアプリケーションプログラムを読み出し
て実行して前記いずれかの機能処理手段の駆動を制御す
るので、周辺複合装置の機能処理拡張を自在に行うこと
が可能となる。
【0026】また、記憶手段をRAM4で構成したもの
で、必要なアプリケーションのみをダウンロードするこ
とが可能となる。
【0027】さらに、記憶手段を外部記憶部19で構成
したもので、複数のアプリケーションを同時にダウンロ
ードすることが可能となる。
【0028】また、操作ボタン3からの指示でサーバー
コンピュータからダウンロードするいずれかのアプリケ
ーションプログラムを選択指示するので、所望のアプリ
ケーションのみをダウンロードすることが可能となる。
【0029】さらに、回線制御部9は、RAM4に記憶
されたいずれかのアプリケーションプログラムを読み出
して所定の通信回線を介して他の周辺複合装置に転送す
るので、サーバーコンピュータとの通信機能を備えてい
ない周辺複合装置にもいずれかのアプリケーションを中
継転送することが可能となる。
【0030】また、制御部1は、操作ボタン3による選
択実行指示に基づいてホストコンピュータからRAM4
にダウンロードしたいずれかのアプリケーションプログ
ラムを読み出しながら実行して前記いずれかの機能処理
手段の駆動を制御するので、簡易なネットワークを利用
して各機能処理手段の機能を追加・拡張を安価に行うこ
とが可能となる。
【0031】さらに、記憶手段をRAM4で構成したの
で、必要なアプリケーションのみをダウンロードするこ
とが可能となる。
【0032】また、記憶手段を外部記憶部19で構成し
たので、複数のアプリケーションを同時にダウンロード
することが可能となる。
【0033】さらに、操作ボタン3は、RAMからダウ
ンロードするいずれかのアプリケーションプログラムを
選択指示するので、所望のアプリケーションのみをダウ
ンロードすることが可能となる。
【0034】また、操作ボタン3は、ホストコンピュー
タからダウンロードするいずれかのアプリケーションプ
ログラムをあらかじめ指定するので、ホストコンピュー
タからの指定アプリケーションプログラム転送制御を簡
略化して、指定アプリケーションっを効率よくダウンロ
ードすることが可能となる。
【0035】さらに、この操作ボタン3による選択実行
指示に基づいて前記外部記憶部19から読み出されたい
ずれかのアプリケーションプログラムをロードしてRA
M4に記憶させ、該ロードされたアプリケーションをプ
ログラム実行手段が実行して前記いずれかの機能処理手
段の駆動を制御するので、RAM4のメモリ容量が少な
い場合でも、必要な複数のアプリケーションを一括して
ダウンロードしつつ、必要なアプリケーションを選択し
て各機能処理を効率良く実行することが可能となる。
【0036】また、操作ボタン3による組合せ機能指示
状態を解析して組合せ制御部1が順次記憶手段に記憶さ
れた各アプリケーションを読み出して各機能処理手段の
組合せ駆動を制御するので、種々の機能処理を組合せた
高度な複合機能処理を実行することが可能となる。
【0037】さらに、操作ボタン3による組合せ機能指
示状態を解析して組合せ機能処理を実行する各プリン
タ,スキャナ等の現使用状態を判定しながら制御部1が
指定された組合せ機能処理の実行開始を排他制御するの
で、組合せ機能処理と各機能処理との競合を回避しなが
ら効率良く組合せ機能処理と各機能処理とを実行するこ
とが可能となる。
【0038】また、制御部1は、判定した各機能処理手
段(スキャナ,プリンタ等)の現使用状態を報知するの
で、組合せ機能処理と各機能処理との競合状態を使用者
に確実に報知することが可能となる。
【0039】さらに、例えば操作ボタン3による組合せ
機能指示状態を解析して制御部1が順次、例えばRAM
4に記憶された各アプリケーションを読み出して各機能
処理手段の組合せ駆動を制御するので、種々の機能処理
を組合せた高度な複合機能処理を実行することが可能と
なる。
【0040】また、例えば操作ボタン3による組合せ機
能指示状態を解析して組合せ機能処理を実行する各機能
処理手段(スキャナ,プリンタ等)の現使用状態を判定
しながら制御部1が指定された組合せ機能処理の実行開
始を排他制御するので、組合せ機能処理と各機能処理と
の競合を回避しながら効率良く組合せ機能処理と各機能
処理とを実行することが可能となる。
【0041】図2は、図1に示した複合周辺装置と通信
するサーバーコンピュータのシステム構成を説明するブ
ロック図である。
【0042】図において、51は制御部で、データ信号
受取り手段51−1,データ信号送出手段51−2,通
信プロトコル解析手段51−3,読出し手段51−4,
ファイル検索手段51−5等から構成されている。
【0043】52は表示部で、例えばCRTディスプレ
イで構成される。53は入力部で、例えばキーボードと
ポインティングデバイス等から構成される。54は内部
記憶部で、RAM等で構成される。55は外部記憶部
で、フロッピーディスク,ハードディスク(HD)等で
構成される。56は電話回線で、モデム57に接続され
る。58は回線制御部で、電話回線56との接続/切断
を制御する。
【0044】図3は、図1に示した制御部1の詳細構成
を説明するブロック図であり、図1と同一のものには同
一の符号を付してある。
【0045】図において、121は表示制御部で、表示
部2への表示を制御する。131は操作ボタン解析部
で、操作ボタン3からの入力を制御する。141はデー
タ読出し部で、RAM4からのデータの読み出しを制御
する。142は実行部で、RAM4に記憶されたプログ
ラム等を実行する。143はデータ書込み部で、RAM
4に対するデータ等の書込みを制御する。151は読出
し部で、ROM5に記憶されたプログラムまたはデータ
を読み出す。161はデータ受取部で、サーバーコンピ
ュータからのデータを受け取る。162はデータ送信部
で、サーバーコンピュータにデータを送信する。163
はダイヤル部である。164はプロトコル解析部で、プ
ロトコルの解析処理を行う。4aはプログラム格納領
域、5aはプログラム管理テーブル、5bはサーバーコ
ンピュータの電話番号格納領域である。
【0046】以下、図4に示すフローチャートを参照し
ながら本発明に係る複合周辺装置における起動処理動作
について説明する。
【0047】図4は本発明に係る複合周辺装置における
起動処理手順の一例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(13)は各ステップを示す。
【0048】まず、周辺装置に電源が入って起動する
と、読出し部151が電話番号格納領域5bからサーバ
ーコンピュータの電話番号を読み込み、ダイヤル部16
3がその電話番号をダイヤルして電話をかける(1)。
そして、回線が接続されるのを待機し(2)、回線が接
続されたら、プロトコル解析部164がデータ送信部1
62とデータ受取り部161を用いて初期プロトコルを
実行する(3)。初期プロトコルが終了したら、読出し
部151がROM5内のプログラム管理テーブル5aか
ら周辺装置内にロードする最初のプログラム名を読み込
む(4)。そして、データ送信部162が該プログラム
名ファイルの転送依頼をサーバーコンピュータに送出す
る(5)。これに応じてデータ受取部161がサーバー
コンピュータか転送依頼に対する返答を受け取り
(6)、当該返答が転送応答かどうかを判定し(7)、
NOならばステップ(11)以降に進み、YESならば
データ受取り部161はサーバーコンピュータからプロ
グラムファイルのデータ転送を待ち(8)、プログラム
ファイルのデータ転送を受けると、データ書込み部14
3がRAM4のプログラム格納領域4aに順次プログラ
ムを書き込んで行く(9)。次いで、データ受取り部1
61が受け取ったデータにファイル終了を示すフラグが
入っているかどうかを判定し(10)、NOならばステ
ップ(8)に戻り、YESならば最後のプログラムかど
うかを判定し(11)、YESならば回線制御部9が電
話回線を切断して(13)、集装置側の処理を終了す
る。
【0049】一方、ステップ(11)でNOの場合は、
プログラム管理テーブル5aから次のプログラム名を得
て(12)、ステップ(5)に戻って処理を繰り返す。
【0050】図5は本発明に係る複合周辺装置に接続さ
れるサーバーコンピュータ側の起動処理手順の一例を示
すフローチャートである。なお、(1)〜(11)は各
ステップを示す。
【0051】各ステップは、サーバーコンピュータの内
部記憶部54内で常駐して動作しているプログラムがあ
り、そのプログラム内の処理を制御部51内の各手段が
実行する。
【0052】まず、電話がかかってくると(1)、回線
制御部58が回線を接続し(2)、通信プロトコル解析
手段51−3が初期プロトコルを行う(3)。その後、
データ信号受取り手段51−1が周辺装置からの転送依
頼を待機する(4)、ここで、転送依頼を受け取った
ら、ファイル検索手段51−5が依頼について送られて
きたプログラム名を外部記憶部55から検索する
(5)。そして、依頼されたプログラムファイルが見つ
かったかどうかを判定し(6)、NOならば転送拒否を
を周辺装置に送り(11)、ステップ(10)に戻る。
【0053】一方、ステップ(6)の判定でYESの場
合は、データ信号送出手段51−2が周辺装置に転送応
答を送出し(7)、読出し手段51−4が外部記憶部5
5内の依頼されたプログラムファイルを読み出し、デー
タ信号送出手段51−2が周辺装置にデータ転送する
(8)。次いで、ファイルの終了を示すフラグを転送し
たかどうかを判定し(9)、NOならばステップ(8)
に戻り、再び転送依頼を待機し、YESならば回線が切
断されたかどうかを判断し(10)、NOならばステッ
プ(4)に戻り、YESならば処理を終了する。
【0054】プログラム実行には、操作ボタン解析部1
31が入力部の操作ボタン3により、1つあるいは複数
のアプリケーションの中から1つを指定して実行スイッ
チが押下されたこと認識すると、データ読出し部141
がRAM4のプログラム格納領域4aから指定されたプ
ログラムを実行する。
【0055】図6は、図1に示した複合周辺装置とサー
バーコンピュータ間における第1の通信プロトコルを示
す図である。
【0056】この図に示すように、通信処理を行うこと
により、周辺装置とサーバーコンピュータ間との起動時
の処理が行われて、所望のプログラムが実行される。
【0057】なお、本実施例ではサーバーコンピュータ
から転送してロードするアプリケーションプログラムを
周辺装置内に格納する先として、RAM4の代りに外部
記憶部55であってもよく、この場合には、プログラム
実行には、操作ボタン解析部131が入力部の操作ボタ
ン3により、1つあるいは複数のアプリケーションプロ
グラムの中から1つを指定して実行スイッチが押下され
たこと認識すると、複数のプログラムの中から指定され
たプログラムを読み込んでデータ読出し部141が外部
記憶部55に書き込まれたプログラムの中から指定され
たプログラムを読み込んでRAM4のプログラム格納領
域4aから指定されたプログラムを実行する。
【0058】図7は本発明に係る複合周辺装置における
周辺装置側のアプリケーション実行処理手順の一例を示
すフローチャートである。なお、(1)〜(12)は各
ステップを示す。また、本実施例に示す処理は、周辺装
置内で閉じたアプリケーションを実行する際の周辺装置
側の処理に対応する。
【0059】まず、操作ボタン解析部131が操作ボタ
ン3から1つあるいは複数のアプリケーションの中から
1つを指定して実行スイッチが押下されたことを認識す
ると(1)、読出し部151が電話番号格納領域5bか
らサーバーコンピュータの電話番号を読み込み、ダイヤ
ル部163がその電話番号をダイヤルして電話をかける
(2)。そして、回線が接続されたら(3)、プロトコ
ル解析部164がデータ送信部162とデータ受取り部
161を用いて初期プロトコルを実行する(4)。次い
で、初期プロトコルが終了したら、読出し部151がR
OM5のプログラム管理テーブル5aから実行するプロ
グラムのプログラム名を読み込む。次いで、データ送信
部162が該プログラム名ファイルの転送依頼をサーバ
ーコンピュータに送ると(5)、データ受取部161か
らサーバーコンピュータから返答を受け取り(6)、そ
の返答が転送応答かどうかを判定し(7)、NOならば
(転送拒否を受け取った場合)ステップ(11)に進
み、処理終了通知をサーバーコンピュータに送出してプ
ログラムの実行を行わずに処理を終了するため、回線を
切断する。
【0060】一方、ステップ(7)の判定でYESなら
ばデータ受取部161はサーバーコンピュータからのプ
ログラムファイルのデータ転送を待機し、データ転送を
受けると(8)、順次データ書込み部143がRAM4
のプログラム格納領域4aにプログラムを書き込んで行
く(9)。次いで、受け取ったデータにファイル終了を
示すフラグが入っているかどうかを判定し(10)、そ
のデータで依頼したプログラムのファイル内容は全て受
信したと判断し、回線制御部58が回線を切断して(1
1)、データ読出し部141がRAM4のプログラム格
納領域4aに書き込まれているプログラムを読み出して
実行し(12)、処理を終了する。
【0061】図8は本発明に係る複合周辺装置における
サーバーコンピュータ側のアプリケーション実行処理手
順の一例を示すフローチャートである。なお、(1)〜
(11)は各ステップを示す。また、サーバーコンピュ
ータの内部記憶部54内で常駐して動作しているプログ
ラムを制御部51の各手段が各ステップの処理を実行す
る構成となっている。
【0062】電話がかかってくると(1)、回線制御部
58が回線を接続し(2)、通信プロトコル解析手段5
1−3が初期プロトコルを実行する(3)。その後、デ
ータ信号受取り手段51−1が周辺装置からの転送依頼
を待機し(4)、転送依頼を受け取ったら、ファイル検
索手段51−5が依頼について送られてきたプログラム
名を外部記憶部55から検索する(5)。そして、依頼
されたプログラムファイルが見つかったかどうかを判定
し(6)、依頼されたプログラムファイルが見つかった
場合には、転送応答をデータ信号送出手段51−2が周
辺装置に送り(7)、依頼されたプログラムファイルが
見つからなかった場合には、転送拒否を周辺装置に送り
(8)、周辺装置からの処理終了通知を待つため、ステ
ップ(11)以降へ進む。
【0063】次いで、転送応答を送った後、読出し手段
51−4が外部記憶部55内の依頼を受けたプログラム
ファイルの内容を読み出し、データ信号送出手段51−
2が周辺装置に向けてデータを転送する(9)。次い
で、ファイルの終了フラグを転送したかどうかを判定し
(10)、NOならばステップ(9)に戻り、YESな
らば回線切断を待機し(11)、回線が切断されたら処
理を終了する。
【0064】図9は、図1に示した複合周辺装置とサー
バーコンピュータ間における第2の通信プロトコルを示
す図である。
【0065】この図に示すように、通信処理を行うこと
により、周辺装置とサーバーコンピュータ間との起動時
の処理が行われて、所望のプログラムが実行される。
【0066】図10は、図1に示した制御部1の他の詳
細構成を説明するブロック図であり、図1,図3と同一
のものには同一の符号を付してある。
【0067】図において、4bはプログラム管理テーブ
ル記憶領域で、詳細は図13に示すプログラム管理テー
ブルを記憶しており、指定されたアプリケーションプロ
グラムを有する周辺装置の電話番号とその端末のRAM
内のプログラム番号を記憶している。
【0068】以下、図11に示すフローチャートを参照
しながら本発明に係る複合周辺装置における周辺装置側
のアプリケーション実行処理動作について説明する。
【0069】図11は本発明に係る複合周辺装置におけ
る周辺装置側のアプリケーション実行処理手順の一例を
示すフローチャートである。なお、(1)〜(11)は
各ステップを示す。
【0070】まず、操作ボタン解析部131が操作ボタ
ン3から1つあるいは複数のアプリケーションの中から
1つを指定して実行スイッチが押下されたことを認識す
ると、データ読出し部141がRAM4のプログラム管
理テーブル4bを読み込み、指定したアプリケーション
プログラムを有する周辺装置の電話番号とその端末のR
AM内のプログラム番号を得る(1)。次いで、ダイヤ
ル部163がその電話番号をダイヤルして電話をかける
(2)。回線が接続されると(3)、プロトコル164
がデータ送信部162とデータ受取り部161とによ
り、初期プロトコルを実行する(4)。次いで、初期プ
ロトコルが終了したら、データ送信部162がRAM内
のプログラム番号を指定して該プログラムファイルの転
送依頼を相手の周辺装置に送り(5)、データ受取り部
161が相手周辺装置から返答を受け取り(6)、デー
タ受取り部161が受け取った返答が転送応答かどうか
を判定し(7)、NOならばステップ(11)以降に進
み、YESならばデータ受取り部161は相手の周辺装
置からプログラムファイルのデータ転送を受け取り
(8)、データ転送を受け取ると、受け取ったデータを
RAM4のプログラム格納領域4aに書き込み(9)、
受け取ったデータにファイル終了を示すフラグが入って
いるかどうかを判定し(10)、NOならばステップ
(8)に戻り、YESならばそのデータで依頼したプロ
グラムのファイルの内容は全て受信したと判断して、回
線制御部58が電話回線を切断して(11)、処理を終
了する。
【0071】図12は本発明に係る複合周辺装置におけ
るプログラムファイル転送側のアプリケーション実行処
理手順の一例を示すフローチャートである。なお、
(1)〜(11)は各ステップを示す。
【0072】電話がかかってくると(1)、回線制御部
58が回線を接続し(2)、プロトコル解析部164が
初期プロトコルを実行する(3)。次いで、データ受取
り部161が周辺装置からの転送依頼を待機し(4)、
転送依頼を受け取ったら、データ読出し部141が指定
されたRAM内プログラム番号に対応するプログラムを
検索して読み出し(5)、RAM4内のプログラム格納
領域4aに指定されたプログラムが存在するかどうかを
判定し(6)、存在しない場合には、転送拒否を相手の
周辺機器に転送して(8)、ステップ(11)以降へ進
み、存在する場合には、データ送信部162が転送応答
を相手周辺装置に送り(7)、データ読出し部141が
プログラム格納領域4aから依頼されたプログラムの内
容を読み出し、データ送信部162が周辺装置に向けて
データを転送する(9)。次いで、プログラムの内容の
最後にデータの終了フラグをデータ転送したかどうかを
判定し(10)、NOならばステップ(9)に戻り、Y
ESならば回線切断を周辺装置から受け取ったかどうか
を判定し(11)、NOならばステップ(4)に戻り、
YESならば処理を終了する。
【0073】〔第2実施例〕 図14は本発明の第2実施例を示す複合周辺装置の要部
詳細ブロック図であり、図1と同一のものには同一の符
号を付してある。
【0074】図において、1aは読出し部で、外部記憶
部19よりファイルを読み出す。1bは表示部で、現在
有効なプログラムを表示する。1cは操作ボタン解析部
で、操作ボタン3からプログラムの選択や実行が指示さ
れたことを認識する。1dは書込み部で、読み出したプ
ログラムをRAM4に書き込む。1eは実行部で、RA
M4に書き込まれたプログラムを実行する。1fは設定
部で、割込みテーブルの設定を行う。1gはテーブル読
み書き部で、プログラム管理テーブルの読み書きを行
う。
【0075】3aは選択スイッチで、実行するプログラ
ムを指示する際に押下する。3bは実行スイッチで、選
択したプログラムを実行させる際に押下する。3cは中
止スイッチで、プログラムの実行を中止させる際に押下
する。
【0076】40aは常駐プログラム格納領域、40b
は非常駐プログラム格納領域、40cは割込みテーブル
格納領域、40dはプログラム管理テーブル格納領域、
40eは番号格納領域、40fは有効プログラム数格納
領域、40gはプログラム管理テーブル領域である。
【0077】以下、図15に示すフローチャートを参照
しながら本発明に係る複合周辺装置における起動時処理
動作について説明する。
【0078】図15は本発明に係る複合周辺装置におけ
る起動時処理手順の一例を示すフローチャートである。
なお、(1)〜(15)は各ステップを示す。
【0079】まず、プログラム管理テーブル格納領域4
0gをクリアし(1)、有効プログラム数格納領域40
fに格納される有効プログラム数を「0」にリセットす
る(2)。次いで、番号格納領域40eに格納される現
在有効なプログラムの番号を「0」にリセットする
(3)。次いで、読出し部1aが外部記憶部19から起
動ファイルを読み出してファイル中の最初のコマンドを
読み込み(4)、そのコマンドが常駐プログラムのロー
ドコマンドかどうかを判定し(5)、この判定でロード
コマンドと判定された場合には、指定された常駐プログ
ラムを読出し部1aが外部記憶部19から読み出し(1
0)、書込み部1dが読み出した常駐プログラムをRA
M4の常駐プログラム格納領域40aに格納する(1
1)。次いで、設定部1が常駐プログラムに対する割込
みテーブルをセットしてステップ(13)以降に進む。
【0080】一方、ステップ(5)の判定で非常駐プロ
グラムをロードするコマンドであると判定された場合に
は、コマンドで指定された非常駐プログラムを読出し部
1aが外部記憶部19から読み出し(6)、読み出した
非常駐プログラムをRAM4上の非常駐プログラム格納
領域4bに格納する(7)。さらに、現在有効なプログ
ラムの番号を記憶する有効プログラム数格納領域40f
の内容を「1」インクリメントし(8)、読み書き部1
gがプログラム管理テーブル40dにロードしたプログ
ラムの名称とプログラム番号と開始アドレスをセットす
る(9)。この様に、非常駐のプログラムをロードする
度に、番号格納領域40eに現在有効なプログラムの番
号を「1」ずつ加算して行き、最後のコマンドに対する
処理が終了したかどうかを判定し(13)、NOならば
起動ファイルの次のコマンドを読み込み(14)、ステ
ップ(5)に戻り、上記処理を繰り返し、YESならば
読み書き部1gが有効プログラム数格納領域40fに格
納される有効プログラム数に、番号格納領域40eに格
納されている現在有効なプログラムの番号を代入して
(15)、処理を終了する。
【0081】なお、本実施例において、各プログラムの
実行は、常駐プログラムは、指定した割込みが発生した
時点で実行され、非常駐プログラムは、操作ボタン3に
より実行が指示される。また、表示部2には現在有効な
プログラムの名称が表示される。
【0082】図16は、図14に示した選択スイッチ3
aに基づく非常駐プログラム実行処理手順の一例を示す
フローチャートである。なお、(1)〜(4)は各ステ
ップを示す。
【0083】操作ボタン解析部1cが操作ボタン3の選
択スイッチ3aが押下されたことを認識すると、テーブ
ル読み書き部1gがプログラム管理テーブル格納領域4
0dのテーブル(例えば図17に示すプログラム管理テ
ーブル)内容と番号格納領域4eに格納される現在有効
なプログラム番号とを読み込み、現在有効なプログラム
の番号が有効なプログラム数と一致するかどうかを判定
し(1)、YESならば現在有効なプログラムの番号を
「1」にセットし(3)、ステップ(4)以降に進み、
NOならば現在有効なプログラムの番号を「+1」し
て、次のプログラム番号を、現在有効なプログラム番号
がテーブル内最後のプログラム番号であれば、1番目の
プログラム番号を現在有効なプログラム番号にセットし
(2)、そのプログラム番号のプログラムの名称を表示
部2へ制御部1の表示制御部1bが表示させる(4)。
【0084】この後、操作ボタン解析部1cが実行スイ
ッチ3bが押下されたことを認識すると、テーブル読み
書き部1gが番号格納領域40eに格納されている現在
有効なプログラム番号を読み込み、そのプログラム番号
に対するプログラムの開始アドレスを読み込み、実行部
1eが該開始アドレスから始まるプログラムを実行す
る。
【0085】以下、入れ換え可能な外部記憶装置が装着
された時点で、外部記憶部19からプログラムを読み出
してRAM4上にロードしておき、ロードされたプログ
ラムの中から選択して実行する場合について図18に示
すフローチャートを参照しながら説明する。
【0086】図18は本発明に係る複合周辺装置におけ
るプログラムロード処理手順の一例を示すフローチャー
トである。なお、(1)〜(7)は各ステップを示す。
外部記憶部19に外部記憶媒体が装着されると、テーブ
ル読み書き部1gがプログラム管理テーブル領域40d
をクリアし、番号格納領域40eに格納されている現在
有効なプログラムの番号と有効プログラム数格納領域4
0fに格納される有効プログラム数を「0」にリセット
する(1)。次いで、読出し部1aがプログラムファイ
ルを検索して(2)、プログラムファイルが見つかると
(3)、番号格納領域40eに格納されている現在有効
なプログラムの番号を「1」インクリメントとし
(4)、読出し部1aがプログラム名とプログラムの中
に書かれたプログラム名称を読み出し、それらをテーブ
ル読み書き部1gがプログラム管理テーブル領域40d
に書き込む(5)。次いで、外部記憶部19から次のプ
ログラムファイル検索を開始し(6)、ステップ(3)
に戻る。
【0087】一方、ステップ(3)の判定でNOの場合
は、すなわち、最後のプログラムに対する処理が終了す
ると、テーブル読み書き部1gが有効プログラム数格納
領域40fに格納される有効プログラム数に、番号格納
領域40eに格納されている現在有効なプログラムの番
号を代入して、番号格納領域40eに格納されていた現
在有効なプログラムの番号を「0」にリセットして
(7)、処理を終了する。以下、図19,図20に示す
フローチャートを参照しながら本発明に係る複合周辺装
置におけるプログラム選択およびプログラム実行処理動
作について説明する。
【0088】図19は本発明の第2実施例を示す複合周
辺装置におけるプログラム選択/実行処理手順の一例を
示すフローチャートである。なお、(1)〜(12)は
各ステップを示す。
【0089】まず、表示部2に現在有効なプログラムの
名称が表示されている状態で、操作ボタン解析部1cが
操作ボタン3の選択スイッチ3aが押下されたことを認
識すると(1)、ステップ(3)に進み、テーブル読み
書き部1gがプログラム管理テーブル格納領域40dに
格納されているテーブルの内容と番号格納領域40eに
格納される現在有効なプログラム番号とを読み込み、現
在有効なプログラムの番号と有効プログラム数が等しい
かどうかを判断し、NOならば現在有効なプログラムの
番号を「1」加算(現在有効なプログラム番号を次のプ
ログラム番号にし)し(4)、現在有効なプログラムの
番号のプログラム名称をプログラム管理テーブル領域か
ら読み込み表示部2に表示して(5)、処理を終了す
る。
【0090】一方、ステップ(3)の判定でYESの場
合(現在有効なプログラム番号がテーブル内最後のプロ
グラム番号であれば)、現在有効なプログラム番号をロ
ード済みのプログラムを示すように「0」にセットし
(6)、ロード済みプログラムのプログラム名称をロー
ド済みプログラム管理テーブル40gから読み込み、そ
のプログラム番号のプログラムの名称を表示部2へ表示
制御部1bが表示して(7)、処理を終了する。
【0091】一方、ステップ(1)の判定でNOの場合
は、操作ボタン3の実行スイッチ3bが押下されたかど
うかを判断し(2)、NOならばステップ(1)に戻
り、YES、すなわち、操作ボタン解析部1cが実行ス
イッチ3bが押下されたことを認識すると、ステップ
(8)に進み、テーブル読み書き部1gが番号格納領域
40eに格納される現在有効なプログラム番号を読み込
み、その番号が「0」かどうかを判定し(8)、YE
S、すなわち、ロード済みのプログラムを示している場
合には、ステップ(12)に進み、実行部1cが開始ア
ドレスから始まるプログラムを実行して、処理を終了す
る。
【0092】一方、ステップ(8)の判定でNOの場合
は、テーブル読み書き部1gがプログラム管理テーブル
格納領域40d、例えば図20に示すプログラム管理テ
ーブルに格納される番号格納領域40eに格納されてい
る現在有効なプログラムの番号に対応するデータをロー
ド済みのプログラム管理テーブル格納領域40gにコピ
ーし(9)、現在有効プログラムのファイル名を元に外
部記憶部19からプログラムをロードし(10)、プロ
グラム管理テーブル格納領域40gの、例えば図21に
示すプログラム管理テーブルに開始アドレスを代入し
(11)、実行部1eが開始アドレスから始まるプログ
ラムを実行して、処理を終了する。
【0093】〔第3実施例〕 図22は本発明の第3実施例を示す複合周辺装置に接続
されるホストコンピュータの構成を説明するブロック図
であり、図2と同一のものには同一の符号を付してあ
る。
【0094】図において、60は入出力インタフェース
で、データ信号線61を介して複合周辺装置に接続され
ている。
【0095】図23は本発明の第3実施例を示す複合周
辺装置の構成を説明するブロック図であり、図3と同一
のものには同一の符号を付してある。
【0096】以下、図24に示すフローチャートを参照
しながら複合周辺装置側の起動処理動作について説明す
る。
【0097】図24は本発明の第3実施例を示す複合周
辺装置の起動処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(1)〜(12)は各ステップを示す。
【0098】まず、複合周辺装置に電源が入って起動さ
れると、データ送信部162がホストコンピュータに処
理開始通知を送る(1)。次いで、データ受取り部16
1がホストコンピュータから処理開始応答を受け取るの
を待機し(2)、当該応答を受け取ったら、読出し部1
51がROM5に記憶されるプログラム管理テーブル5
aから複合周辺装置内にロードする最初のプログラム名
を読み込む(3)、そして、プログラムファイルの転送
依頼をホストコンピュータに送る(4)。これに対して
データ受取り部161がホストコンピュータから転送依
頼に対する返答を受け取り(5)、当該返答が転送応答
かどうかを判定して(6)、NOならばステップ(1
0)以降に進み、YESならばデータ受取り部161は
ホストコンピュータからプログラムファイルのデータ転
送を受け取ると(7)、データ書込み部143がRAM
4内のプログラム格納領域4aにプログラムの内容を書
き込んで行く(8)。次いで、データ受取り部161が
受け取ったデータにファイル終了を示すフラグが入って
いるかどうかを判定し(9)、当該フラグが入っていた
場合には、そのデータで依頼したプログラムのファイル
の内容は全て受信したと判断して、次にロードするプロ
グラムの転送処理に移行する。最後に、プログラムの転
送処理が終了したら(10)、データ送信部162が処
理終了通知をホストコンピュータに送出して(12)、
周辺装置側の処理を終了する。
【0099】一方、ステップ(10)でNOの場合は、
プログラム管理テーブル5aから次のプログラム名を得
て(11)、ステップ(4)に戻り、上記プログラムフ
ァイル転送処理を繰り返す。
【0100】図25は、図22に示したホストコンピュ
ータ側の起動処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(1)〜(10)は各ステップを示す。ま
た、ホストコンピュータの内部記憶部54内には常駐し
て動作しているプログラムがあり、このプログラムによ
り各手段の駆動を制御する構成となっている。
【0101】まず、データ信号受取り手段51−1が複
合周辺装置からの処理開始通知を待機し(1)、当該開
始通知を受け取ったら、データ信号送出手段51−2が
処理開始応答を複合周辺装置に送る(2)。同様に、デ
ータ信号受取り手段51−1が複合周辺装置からの転送
依頼を受け取るのを待機して(3)、当該転送依頼を受
け取ったら、ファイル検索手段51−5が依頼について
送られてきたプログラム名を外部記憶部55から検索す
る(4)。依頼されたプログラムファイルが見つかった
かどうかを判定し(5)、NOならば転送拒否を複合周
辺装置に送出して(9)、ステップ(10)以降に進
み、YESならば転送応答を複合周辺装置に送出し
(6)、その後、読出し手段51−4が外部記憶部55
内の依頼されたプログラムファイルの内容を読み出し、
データ信号送出手段51−2が複合周辺装置に向けてデ
ータ転送を開始する(7)。次いで、ファイルの終了フ
ラグをデータ転送したかどうかを判定し(8)、NOな
らばステップ(7)に戻り、データ転送を継続し、YE
Sならば処理終了通知を複合周辺装置から受けたかどう
かを判定し(10)、NOならば、すなわち、処理終了
通知が送られずに再び転送依頼が複合周辺装置から送出
された場合には、ステップ(3)に戻り、YESならば
ホストコンピュータ側の処理は終了する。
【0102】プログラム実行には、操作ボタン解析部1
31が入力部の操作ボタン3により、1つあるいは複数
のアプリケーションの中から1つを指定して実行スイッ
チ3bが押下されたことを認識するとデータ読出し部1
41がRAM4のプログラム格納領域4aから指定され
たプログラムを実行する。
【0103】図26は、図1に示した複合周辺装置とサ
ーバーコンピュータ間における第1の通信プロトコルを
示す図である。
【0104】この図に示すように、通信処理を行うこと
により、周辺装置とサーバーコンピュータ間との起動時
の処理が行われて、所望のプログラムが実行される。
【0105】なお、本実施例ではホストコンピュータか
ら転送してロードするアプリケーションプログラムを周
辺装置内に格納する先として、RAM4の代りに外部記
憶部55であってもよく、この場合には、プログラム実
行には、操作ボタン解析部131が入力部の操作ボタン
3により、1つあるいは複数のアプリケーションの中か
ら1つを指定して実行スイッチが押下されたこと認識す
ると、複数のプログラムの中から指定されたプログラム
を読み込んでデータ読出し部141が外部記憶部55に
書き込まれたプログラムの中から指定されたプログラム
を読み込んでRAM4のプログラム格納領域4aから指
定されたプログラムを実行する。
【0106】図27は本発明に係る複合周辺装置におけ
る周辺装置側のアプリケーション実行処理手順の一例を
示すフローチャートである。なお、(1)〜(11)は
各ステップを示す。また、本実施例に示す処理は、周辺
装置内で閉じたアプリケーションを実行する際の周辺装
置側の処理に対応する。
【0107】まず、操作ボタン解析部131が操作ボタ
ン3から1つあるいは複数のアプリケーションの中から
1つを指定して実行スイッチ3bが押下されたことを認
識すると(1)、データ送信部162が処理開始通知を
ホストコンピュータに送る(2)。次いで、データ受取
り部161がホストコンピュータから処理開始応答を受
けるのを待機し(3)、NOならば処理を終了し、YE
Sならば読出し部151がROM5内のプログラム管理
テーブル5aから実行するプログラムのプログラム名を
読み込み、データ送信部162が該プログラム名ファイ
ルの転送依頼をホストコンピュータに送ると(4)、デ
ータ受取り部161がホストコンピュータから転送依頼
に対する返答を受け取り(5)、当該返答が転送応答か
どうかを判定し(6)、NOならば(転送拒否)、処理
終了通知をホストコンピュータに送るためステップ(1
0)に進み、YES、すなわち、転送応答を受け取った
場合には、データ受取り部161がホストコンピュータ
からプログラムファイルのデータ転送を待って、データ
転送を受け取ると(7)、順次データ書込み部143が
RAM4内のプログラム格納領域4aにプログラムの内
容を書き込んで行く(8)。次いで、受け取ったデータ
にファイル終了を示すフラグが入っているかどうかを判
定し(9)、NOならばステップ(7)に戻り、YES
ならばそのデータで依頼したプログラムのファイルの内
容は全て受信したと判断し、データ送信部162が処理
終了通知をホストコンピュータに送り、ロード処理を終
了し(10)、実行部142がRAM4のプログラム格
納領域4aに格納されたプログラムを実行して(1
1)、処理を終了する。
【0108】図28は、図22に示したホストコンピュ
ータ側のアプリケーション実行処理手順の一例を示すフ
ローチャートである。なお、(1)〜(10)は各ステ
ップを示す。また、コンピュータの内部記憶部54内で
常駐して動作しているプログラムを制御部51の各手段
が各ステップの処理を実行する構成となっている。
【0109】まず、データ信号受取り手段51−1が複
合周辺装置からの処理開始通知を受け取るのを待機し
(1)、開始通知を受け取ったら、データ信号送出手段
51−2が処理開始応答をホストコンピュータに送る
(2)。同様に、データ信号受取り手段51−1が複合
周辺装置からの転送依頼を受け取るのを待機し(3)、
転送依頼を受け取ったら、ファイル検索手段51−5が
依頼について送られてきたプログラム名を外部記憶部5
5から検索し(4)、依頼されたプログラムファイルが
見つかったかどうかを判定し(5)、依頼されたプログ
ラムファイルが見つからなかった場合には、転送拒否を
複合周辺装置に送出して(7)、処理終了通知を待機す
るため、ステップ(10)に進み、依頼されたプログラ
ムファイルが見つかったら、データ信号送出手段51−
2が転送応答を複合周辺装置に送り(6)、読出し手段
51−4が外部記憶部55内の依頼されたプログラムフ
ァイルの内容を読み出し、データ信号送出手段51−2
が複合周辺装置に向けてデータ転送を開始する(8)。
次いで、ファイルの終了フラグを転送したかどうかを判
定し(9)、NOならばステップ(8)に戻り、YES
ならば複合周辺装置から処理終了通知を受け取るのを待
機し(10)、処理終了通知を受け取ったら、ホストコ
ンピュータ側の処理を終了する。
【0110】図29は、図22,図23に示した複合周
辺装置とホストコンピュータ間における通信プロトコル
を示す図である。
【0111】この図に示すように、通信処理を行うこと
により、周辺装置とホストコンピュータ間との起動時の
処理が行われて、所望のプログラムが実行される。
【0112】図30は、図23に示した複合周辺装置の
他の構成例を示すブロック図であり、図23と同一のも
のには同一の符号を付してある。
【0113】以下、図31に示すフローチャートを参照
しながら図30に示した複合周辺装置側のアプリケーシ
ョン実行処理動作について説明する。
【0114】図31は、図30に示した複合周辺装置側
のアプリケーション実行処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。なお、(1)〜(18)は各ステップを
示す。
【0115】複合周辺装置に電源が入って起動される
と、データ送信部162が処理開始通知をホストコンピ
ュータに送出する(1)。次いで、データ受取り部16
1がホストコンピュータから処理開始応答を受け取った
かどうかを判定し(2)、NOならば処理を終了し、処
理開始応答を受け取ったら、データ送信部162が複合
周辺装置内で閉じたアプリケーションプログラムのリス
トの転送依頼をホストコンピュータに送出する(3)。
これにより、データ受取り部161がホストコンピュー
タから転送依頼に対する返答を受取り(4)、当該返答
が転送応答かどうかを判定し(5)、転送拒否の場合に
は、処理終了通知をホストコンピュータに送るためステ
ップ(18)へ進み、転送応答を受け取ったら、データ
受取り部161がホストコンピュータからプログラムリ
ストのデータ転送を受取り(6)、データ転送を受け取
ると、順次データ書込み部143がRAM4のプログラ
ム管理テーブル格納領域4bにプログラムの内容を書き
込んで行く(7)。次いで、受け取ったデータにリスト
の終了を示すフラグが入っていたかどうかを判定し
(8)、NOならばステップ(6)に戻り、YESなら
ば当該データで依頼したリスト内容は全て受信したと判
断する。次いで、データ読出し部141がRAM4のプ
ログラム管理テーブル4bから最初のプログラム名を読
み込み(9)、データ送信部162が当該プログラム名
ファイルの転送依頼をホストコンピュータに送る(1
0)。データ受取り部161がホストコンピュータから
の返答を受取り(11)、当該返答が転送応答かどうか
を判定し(12)、NOならばステップ(16)以降に
進み、YESならばデータ受取り部161はホストコン
ピュータからプログラムファイルのデータ転送を待機
し、データ転送を受け取ると(13)、順次データ書込
み部143がRAM4のプログラム格納領域4aにプロ
グラムの内容を書き込んで行く(14)。次いで、デー
タ受取り部161が受け取ったデータにファイル終了を
示すフラグが入っているかどうかを判定し(15)、N
Oならばステップ(13)に戻り、YESならばプログ
ラム管理テーブル4b上の次のプログラムの転送処理に
移る。次いで、最後のプログラムの転送処理が終了した
かどうかを判定し(16)、YESならばステップ(1
8)以降に進み、データ送信部162が処理終了通知を
ホストコンピュータに送出して処理を終了し、NOなら
ばプログラム管理テーブル4bから次のプログラム名を
得て(17)、ステップ(10)に戻る。
【0116】なお、上記のような処理を図33に示すよ
うな通信プロトコルに従ってアプリケーション実行を行
っている。
【0117】図32は、図22に示したホストコンピュ
ータ側のアプリケーション実行処理手順の一例を示すフ
ローチャートである。なお、(1)〜(16)は各ステ
ップを示す。なお、各処理は内部記憶部54に常駐プロ
グラムとして記憶されたプログラムに基づいて各手段が
実行する構成となっている。
【0118】まず、データ信号受取り手段51−1が周
辺装置からの処理開始通知を待機し(1)、開始通知を
受け取ったら、データ信号送出手段51−2が処理開始
応答をホストコンピュータに送る(2)。同様に、デー
タ信号受取り手段51−1が複合周辺装置からリスト転
送依頼を受け取るのを待機し(3)、転送依頼を受け取
ったら、ファイル検索手段51−5が複合周辺装置内で
閉じたアプリケーションのリストを外部記憶部55から
検索する(4)。次いで、プログラムリストが見つかっ
たかどうかを判定し(5)、NOならば転送拒否を複合
周辺装置に送り(16)、処理終了通知を待機するため
に、ステップ(15)に戻る。
【0119】一方、ステップ(5)の判定でYESの場
合は、転送応答を複合周辺装置に送り(6)、読出し手
段51−4が外部記憶部55内にある複合周辺装置で閉
じたアプリケーションのプログラムリストの内容を読出
し、データ信号送出手段51−2が複合周辺装置に向け
てプログラムリストのデータ転送を開始する(7)。次
いで、リストの終了フラグをデータ転送したかどうかを
判定し(8)、NOならばステップ(7)に戻り、YE
Sならばデータ信号受取り手段51−1は処理終了を待
機するとともに、周辺装置からファイル転送依頼を受け
取るのを待機し(9)、ファイル転送依頼を受け取った
ら、ファイル検索手段51−5が依頼について送られて
きたプログラム名を外部記憶部55から検索する(1
0)。次いで、依頼されたプログラムファイルが見つか
ったかどうかを判定し(11)、NOならばステップ
(16)に進み、転送拒否を複合周辺装置に転送して、
データ信号受取り手段51−1が処理終了通知を待機
し、YESならば転送応答を複合周辺装置に送った後
(12)、データ信号受取り手段51−1が外部記憶部
55内の依頼されたプログラムファイルの内容を読出
し、データ信号送出手段51−2が複合周辺装置に向け
てデータ転送を開始する(13)。次いで、ファイルの
終了フラグを転送したかどうかを判定し(14)、NO
ならばステップ(13)に戻り、YESならばデータ信
号受取り手段51−1が処理終了通知を複合周辺装置か
ら受け取るの待機し(15)、YESならばホストコン
ピュータ側の処理を終了し、NOならば、例えば処理終
了通知が送られずに、再び転送依頼が複合周辺装置から
送られてくると、ステップ(13)に戻り、上述のプロ
グラムファイルのデータ転送を図33に示すような通信
プロトコルに従ってアプリケーション実行を継続する。
【0120】〔第4実施例〕 図34は本発明の第4実施例を示す複合周辺装置におけ
る第1機能処理構成を示すブロック図であり、図1,図
3と同一のものには同一の符号を付してある。なお、本
実施例において、第1機能処理とは、コピー機能であ
る。
【0121】図において、101は操作ボタン解析部
で、操作ボタン3からの入力を認識する。107は読出
し部で、RAM4上に書かれているデータを読み出す。
108はプログラム実行部で、ROM5に記憶された制
御プログラムを実行する。109はデータ書込み部で、
RAM4へのデータ書込みを行う。110は画像印刷部
で、RAM4に記憶された画像情報を印刷する。なお、
プリンタエンジン構成ははインクジェット機構であって
も、レーザプリンタ機構であってもよい。
【0122】111は画像読取り部で、原稿画像を指定
された解像度で読み取る。なお、画像読取り部111は
多値画像およびまたはカラー画像いずれも読み取ること
が可能にされ、図示しないイメージ処理プロセッサによ
り種々の画像編集処理が可能に構成されている。112
は給排紙部で、画像読取り部111に原稿を給送して、
原稿読取り後所定位置に排紙するADF機能またはRD
F機能を備えているものとする。
【0123】4−1はプログラム管理テーブル格納領域
で、上述したロードされたプログラムのアドレスが記憶
されている。4−2は画像データ格納領域で、画像読取
り部111から出力される画像データを記憶する。
【0124】以下、コピー機能処理動作について説明す
る。
【0125】操作ボタン解析部101が「コピー開始」
スイッチが押下されたことを認識すると、読出し部10
7がコピーアプリケーションのプログラムのプログラム
開始アドレスをプログラム管理テーブル4−1から読み
出して、プログラム実行部108がROM5上にある
「コピー」プログラムを開始アドレスから実行する。
【0126】「コピー」プログラムが開始されると、給
排紙部112が画像読取り装置にセットされた用紙を給
紙した後、画像読取り部111がセットされている用紙
の画像情報を一定メモリ分読み取る。そして、読み取っ
た画像データは、データ書込み部109が画像データ格
納領域4−2に格納する。画像印刷部110は、格納さ
れた画像データを印刷部18に送り、読み取った分の画
像データを印刷を行う。そして、画像読取り部111が
読み取る画像がなくなると、給排紙部112が画像読取
り装置の用紙を排紙し、「コピー」アプリケーションの
プログラムは終了する。
【0127】図35は本発明の第4実施例を示す複合周
辺装置における第2機能処理構成を示すブロック図であ
り、図1,図3,図34と同一のものには同一の符号を
付してある。なお、本実施例において、第2機能処理と
は、ファクシミリ送信機能である。
【0128】図において、120はファクシミリプロト
コル処理部で、回線制御部9を介して電話回線上の画像
通信を所定の通信制御手順(ファクシミリプロトコル:
G3,G4)を制御する。130は電話機通話監視部
で、電話機インタフェース12を介して接続される電話
回線による通話状態を監視する。4−3は電話番号列格
納領域で、電話機からダイヤルされた電話番号列を記憶
する。
【0129】以下、ファクシミリ送信機能処理動作につ
いて説明する。操作ボタン解析部101が「ファクシミ
リ送信開始」スイッチが押下されたことを認識すると、
読出し部107がファクシミリ送信アプリケーションの
プログラム開始アドレスをプログラム管理テーブル4−
1から読み出して、プログラム実行部108がROM5
上にある「ファクシミリ送信」プログラムを開始アドレ
スから実行する。
【0130】「ファクシミリ送信」プログラムが開始さ
れると、操作者が電話機からダイヤルすると、ダイアル
信号が電話機との接続線31を通して送信されると、該
ダイヤル信号を線脇インタフェース12が解析し、番号
列をデータ書込み部109を通して電話番号列格納領域
4−3に書き込む。操作ボタン解析部101が再び「フ
ァクシミリ送信開始」スイッチが押下されたことを認識
すると、読出し部107が先に入力された番号列を回線
制御部9に送って電話をかける。つながったら、ファク
シミリプロトコル処理部120がファクシミリのプロト
コルを開始する。初期プロトコルが完了したら、給排紙
部112が画像読取り部17にセットされた用紙を給紙
した後、画像読取り部111が画像読取り部17にセッ
トされている原稿の画像情報を一定メモリ分読み取る。
読み取った画像データはデータ書込み部109が画像デ
ータ格納領域4−2に格納する。
【0131】画像印刷部110格納された画像データを
ファクシミリプロトコル処理部120が回線制御部9に
送り、モデム10またはモデム11を通してファクシミ
リ送信を行う。画像読取り部111が読み取る画像がな
くなると、給排紙部112が画像読取り部17の原稿を
排紙し、次の原稿を給紙する。次の原稿が給紙できなけ
れば、その時点で送信すべき用紙は終了した判断して、
ファクシミリプロトコル処理部120が終了プロトコル
を行った後、回線を切断して、「ファクシミリ送信」ア
プリケーションのプログラムは終了する。
【0132】図36は本発明の第4実施例を示す複合周
辺装置における第3機能処理構成を示すブロック図であ
り、図1,図3,図34,図35と同一のものには同一
の符号を付してある。なお、本実施例において、第3機
能処理とは、通話記録の印刷機能である。
【0133】図において、131は時刻読出し部で、時
計回路13からの計時データを読み出す。132は時刻
計算部で、通話開始から通話終了までの時間を計算し
て、当該通信時間がデータ書込み部109により電話機
通話記録テーブル4−4に書き込まれる。133はテキ
スト印刷部で、発信相手先,日時,通話時間の順に表形
式で印字データを作成する。
【0134】以下、通話記録の印刷機能処理動作につい
て説明する。なお、本実施例は、常駐部と非常駐部とに
処理が別れて実行される。
【0135】まず、常駐部は、電話機通話監視部130
が電話機インタフェース12を介して電話をかけたかど
うかを監視している。電話機通話監視部130は、電話
機がダイヤルすると、その番号列をデータ書込み部10
9を通して電話番号列格納領域4−3に格納して、発信
して接続されたことを知ると、データ書込み部109が
電話機通話記録テーブル4−4にレコードを追加し、相
手の電話番号と日時データを格納する。その後、回線が
切断されたことを知ると、同様にして切断された日時を
得て時刻計算部132が開始時刻からの経過時間を計算
し、データ書込み部109を通して経過時間を電話機通
話記録テーブル4−4のレコードに格納する。
【0136】一方、非常駐部は、操作ボタン解析部10
1が「通話記録印刷開始」スイッチが押下されたことを
認識すると、読出し部107が通話記録印刷アプリケー
ションのプログラム開始アドレスをプログラム管理テー
ブル4−1から読み出して、プログラム実行部108が
ROM5上にある「通話記録印刷」プログラムを開始ア
ドレスから実行する。
【0137】「通話記録印刷」プログラムが開始される
と、電話機通話記録テーブル4−4の各レコードデータ
をテキスト印刷部133が発信先,日時,通話時間の順
に表形式で印字データを作成し、画像印刷部110が印
刷部18に送って印刷する。全レコード分を印刷し終わ
った時点で「通話記録印刷」プログラムは終了する。
【0138】図37は本発明の第4実施例を示す複合周
辺装置における第4機能処理構成を示すブロック図であ
り、図1,図3,図34,図35と同一のものには同一
の符号を付してある。なお、本実施例において、第4機
能処理とは、スチルビデオの印刷機能である。
【0139】図において、140は画像データ読出し部
で、スチルビデオの画像データを拡張デバイス23、例
えばスチルビデオカメラもしくはスチルビデオ出力機能
を有する画像処理装置(VTR,ビデオカメラ等)より
読み出す。
【0140】以下、スチルビデオの印刷機能処理動作に
ついて説明する。
【0141】操作ボタン解析部101が「スチルビデオ
の印刷開始」スイッチが押下されたことを認識すると、
読出し部107がスチルビデオの印刷アプリケーション
のプログラム開始アドレスをプログラム管理テーブル4
−1から読み出し、プログラム実行部108がROM5
上にある「スチルビデオの印刷」プログラムを開始アド
レスから実行する。
【0142】「スチルビデオの印刷」プログラムが開始
されると、画像データ読出し部140がスチルビデオ
(拡張デバイス23)に格納されているカレントの静止
画像のデータを一定のメモリ分読み取る。読み取った画
像データは、データ書込み部109が画像データ格納領
域4−2に格納する。この格納が完了すると、画像印刷
部110は、格納された画像データを印刷部18に送
り、読み取った画像分の印刷を行う。画像データ読出し
部140が読み取る画像がなくなると、1画面分の静止
画像を印刷し終えたと判断した場合には、「スチルビデ
オの印刷」プログラムは終了する。
【0143】図38は本発明の第4実施例を示す複合周
辺装置における第5機能処理構成を示すブロック図であ
り、図1,図3,図34,図35と同一のものには同一
の符号を付してある。なお、本実施例において、第5機
能処理とは、機能処理実行アラート機能である。
【0144】図において、102は表示制御部で、表示
部2への表示を制御する。103はアラーム出力部で、
音源15を駆動して機能処理実行中等を警告する。10
4は使用状況通知部で、デバイス、例えな印刷部18等
の使用状況を監視してその状態情報を命令送信部106
に通知する。105は命令受取り部で、ホストコンピュ
ータからの命令を受取り解析する。106は命令送信部
で、ホストコンピュータに対して準備OKコマンドを送
信する。4−5は使用中メッセージ格納領域で、機能処
理に伴う競合状態を通知するためのメッセージが記憶さ
れている。
【0145】以下、機能処理状態として、「コピー」機
能処理を実行している場合には、ホストコンピュータか
らの命令を命令受取り部105が受け取った場合、使用
状況通知部104が印刷部の使用状況を確認して際に、
印刷部18は現在使用中である場合は、命令送信部10
6がホストコンピュータに対して使用中である旨を示す
コマンドを返信する。
【0146】一方、操作ボタン解析部101が「コピー
開始」スイッチが押下されたことを認識した時、使用状
況通知部104が印刷部18の使用状況を得て、現在使
用中でなければ、「コピー」機能処理を上述の様に実行
する。
【0147】また、ホストコンピュータから印刷部18
への出力依頼があった際に、使用状況通知部104が印
刷部18の使用状況を得て、現在印刷中であれば、印刷
部18は使用中であるので、データ読取り部107を通
して使用中メッセージ格納領域4−5に格納された使用
中メッセージを読み出し、表示制御部102が表示部2
に使用中メッセージを表示し、アラーム出力部103が
音源15を通してスピーカ16にアラーム音を発生す
る。
【0148】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
指定した機能の制御プログラムを周辺装置からダウンロ
ードして該複合制御装置の有する複数のデバイスのいず
れかを駆動制御するので、複合制御装置の所望の機能拡
張を自在に行うことが可能となる。また、複数の制御プ
ログラム毎に、当該制御プログラムを有する周辺装置の
電話番号と、その周辺装置で有している複数の制御プロ
グラムから当該制御プログラムを特定するためのプログ
ラム番号とをプログラム管理テーブルを用いて管理して
いるため、所望とする拡張機能を実現するための制御プ
ログラムを外部装置からダウンロードすることが可能と
なる効果を奏する。
【0149】
【0150】
【0151】
【0152】
【0153】
【0154】
【0155】
【0156】
【0157】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す複合周辺装置の構成
を説明するブロック図である。
【図2】図1に示した複合周辺装置と通信するサーバー
コンピュータのシステム構成を説明するブロック図であ
る。
【図3】図1に示した制御部1の詳細構成を説明するブ
ロック図である。
【図4】本発明に係る複合周辺装置における起動処理手
順の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る複合周辺装置に接続されるサーバ
ーコンピュータ側の起動処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図6】図1に示した複合周辺装置とサーバーコンピュ
ータ間における第1の通信プロトコルを示す図である。
【図7】本発明に係る複合周辺装置における周辺装置側
のアプリケーション実行処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図8】本発明に係る複合周辺装置におけるサーバーコ
ンピュータ側のアプリケーション実行処理手順の一例を
示すフローチャートである。
【図9】図1に示した複合周辺装置とサーバーコンピュ
ータ間における第2の通信プロトコルを示す図である。
【図10】図1に示した制御部1の他の詳細構成を説明
するブロック図である。
【図11】本発明に係る複合周辺装置における周辺装置
側のアプリケーション実行処理手順の一例を示すフロー
チャートである。
【図12】本発明に係る複合周辺装置におけるプログラ
ムファイル転送側のアプリケーション実行処理手順の一
例を示すフローチャートである。
【図13】図10に示したプログラム管理テーブル記憶
領域に記憶されるプログラム管理テーブルの一例を示す
図である。
【図14】本発明の第2実施例を示す複合周辺装置の要
部詳細ブロック図である。
【図15】本発明に係る複合周辺装置における起動時処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【図16】図14に示した選択スイッチ3aに基づく非
常駐プログラム実行処理手順の一例を示すフローチャー
トである。
【図17】図14に示したプログラム管理テーブル格納
領域に記憶されるプログラム管理テーブルの一例を示す
部である。
【図18】本発明に係る複合周辺装置におけるプログラ
ムロード処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図19】本発明の第2実施例を示す複合周辺装置にお
けるプログラム選択/実行処理手順の一例を示すフロー
チャートである。
【図20】図14に示したプログラム管理テーブル格納
領域に記憶されるプログラム管理テーブルの一例を示す
部である。
【図21】図14に示したプログラム管理テーブル格納
領域に記憶されるプログラム管理テーブルの一例を示す
部である。
【図22】本発明の第3実施例を示す複合周辺装置に接
続されるホストコンピュータの構成を説明するブロック
図である。
【図23】本発明の第3実施例を示す複合周辺装置の構
成を説明するブロック図である。
【図24】本発明の第3実施例を示す複合周辺装置の起
動処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図25】図22に示したホストコンピュータ側の起動
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図26】図22,図23に示した複合周辺装置とホス
トコンピュータ間における通信プロトコルを示す図であ
る。
【図27】本発明に係る複合周辺装置における周辺装置
側のアプリケーション実行処理手順の一例を示すフロー
チャートである。
【図28】図22に示したホストコンピュータ側のアプ
リケーション実行処理手順の一例を示すフローチャート
である。
【図29】図22,図23に示した複合周辺装置とホス
トコンピュータ間における通信プロトコルを示す図であ
る。
【図30】図23に示した複合周辺装置の他の構成例を
示すブロック図である。
【図31】図30に示した複合周辺装置側のアプリケー
ション実行処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図32】図22に示したホストコンピュータ側のアプ
リケーション実行処理手順の一例を示すフローチャート
である。
【図33】図22,図23に示した複合周辺装置とホス
トコンピュータ間における通信プロトコルを示す図であ
る。
【図34】本発明の第4実施例を示す複合周辺装置にお
ける第1機能処理構成を示すブロック図でる。
【図35】本発明の第4実施例を示す複合周辺装置にお
ける第2機能処理構成を示すブロック図である。
【図36】本発明の第4実施例を示す複合周辺装置にお
ける第3機能処理構成を示すブロック図である。
【図37】本発明の第4実施例を示す複合周辺装置にお
ける第4機能処理構成を示すブロック図である。
【図38】本発明の第4実施例を示す複合周辺装置にお
ける第5機能処理構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1制御部 2表示部 3操作ボタン 4RAM 4aプログラム格納領域 5ROM 5aプログラム管理テーブル格納領域 5b電話番号格納領域 121表示制御部 131操作ボタン解析部 141データ読出し部 142実行部 143データ書込み部 151読出し部 161データ受取り部 162データ送信部 163ダイヤル部 164プロトコル解析部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細田 孝 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 土屋 信 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 巻田 敏幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 井上 直史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 大矢 剛史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−143500(JP,A) 特開 平5−80610(JP,A) 特開 平1−112424(JP,A) 特開 昭59−180618(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 G06F 9/445

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周辺装置と通信する通信手段と、少なく
    とも印刷部を含む複数のデバイスとを有する複合制御装
    置であって、 前記複数のデバイスを用いる複数の機能に対応する複数
    の制御プログラム毎に、当該制御プログラムを有する
    装置の電話番号と、その周辺装置で有している複数の
    制御プログラムから当該制御プログラムを特定するため
    のプログラム番号とをプログラム管理テーブルを用いて
    管理する管理手段と、 前記複数のデバイスを用いる複数の機能から1つの機能
    を指定することに応じて、前記管理手段により管理され
    るその機能の制御プログラムを有する周辺装置の電話番
    とプログラム番号とをプログラム管理テーブルから取
    得する取得手段と、 前記取得手段により取得した周辺装置の電話番号に基づ
    いて、前記指定された機能に対応する制御プログラムを
    有する周辺装置と通信し、前記取得したプログラム番号
    に基づいて当該制御プログラムの転送依頼を前記周辺装
    置に送信することにより、前記デバイスを制御するため
    の制御プログラムをダウンロードするダウンロード手段
    と、 前記ダウンロード手段により前記周辺装置からダウンロ
    ードされた制御プログラムを複数格納可能な記憶手段
    と、 前記複数のデバイスを用いる複数の機能から実行すべき
    1つの機能の実行を指示する実行指示手段と、 前記実行指示手段による指示に基づいて、前記記憶手段
    に格納されている複数の制御プログラムから対応する制
    御プログラムを実行して前記複数のデバイスのいずれか
    を駆動制御する制御手段と、を有することを特徴とする
    複合制御装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、外部メモリ媒体で構成
    されることを特徴とする請求項1記載の複合制御装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のデバイスを用いる複数の機能
    は、印刷機能を含むことを特徴とする請求項1記載の複
    合制御装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のデバイスを用いる複数の機能
    は、コピー機能を含むことを特徴とする請求項1記載の
    複合制御装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のデバイスを用いる複数の機能
    は、ファクシミリ機能を含むことを特徴とする請求項1
    記載の複合制御装置。
  6. 【請求項6】 前記ダウンロード手段は、必要な制御プ
    ログラムを一括してダウンロードすることを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれかに記載の複合制御装置。
  7. 【請求項7】 前記実行指示手段は、前記複数のデバイ
    スを用いる組み合わせ機能の実行を指示し、前記制御手
    段は、該組み合わせ機能の指示に基づいて、前記記憶手
    段に格納された各制御プログラムを実行して前記複数の
    デバイスの組み合わせ駆動を制御することを特徴とする
    請求項1乃至6のいずれかに記載の複合制御装置。
  8. 【請求項8】 前記実行指示手段は、前記複数のデバイ
    スを用いる組み合わせ機能の実行を指示し、前記制御手
    段は、該組み合わせ機能の指示を解析して組み合わせ機
    能処理を実行する各デバイスの使用状態を判定しながら
    指示された組み合わせ機能処理の実行開始を排他制御す
    ることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の
    複合制御装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、判定した各デバイスの
    使用状態を報知することを特徴とする請求項1,7,8
    のいずれかに記載の複合制御装置。
  10. 【請求項10】 周辺装置と通信する通信手段と、少な
    くとも印刷部を含む複数のデバイスとを有する複合制御
    装置の制御方法であって、 前記複数のデバイスを用いる複数の機能に対応する複数
    の制御プログラム毎に、当該制御プログラムを有する
    装置の電話番号と、その周辺装置で有している複数の
    制御プログラムから当該制御プログラムを特定するため
    のプログラム番号とをプログラム管理テーブルを用いて
    管理する管理ステップと、 前記複数のデバイスを用いる複数の機能から1つの機能
    を指定することに応じて、前記管理手段により管理され
    るその機能の制御プログラムを有する周辺装置の電話番
    とプログラム番号とをプログラム管理テーブルから取
    得する取得ステップと、 前記取得ステップにより取得した周辺装置の電話番号
    基づいて、前記指定された機能に対応する制御プログラ
    ムを有する周辺装置と通信し、前記取得したプログラム
    番号に基づいて当該制御プログラムを特定することによ
    り、前記デバイスを制御するための制御プログラムをダ
    ウンロードするダウンロードステップと、 前記複数のデバイスを用いる複数の機能から実行すべき
    1つの機能の実行を指示する実行指示ステップと、 前記実行指示ステップによる指示に基づいて、前記ダウ
    ンロードステップにより前記周辺装置からダウンロード
    されて記憶手段に格納されている複数の制御プログラム
    から対応する制御プログラムを実行して前記複数のデバ
    イスのいずれかを駆動制御する制御ステップと、を有す
    ることを特徴とする複合制御装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記記憶手段は、外部メモリ媒体で構
    成されることを特徴とする請求項10記載の複合制御装
    置の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記複数のデバイスを用いる複数の機
    能は、印刷機能を含むことを特徴とする請求項10記載
    の複合制御装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記複数のデバイスを用いる複数の機
    能は、コピー機能を含むことを特徴とする請求項10記
    載の複合制御装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記複数のデバイスを用いる複数の機
    能は、ファクシミリ機能を含むことを特徴とする請求項
    10記載の複合制御装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記ダウンロードステップは、必要な
    制御プログラムを一括してダウンロードすることを特徴
    とする請求項10乃至14のいずれかに記載の複合制御
    装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記実行指示ステップは、前記複数の
    デバイスを用いる組み合わせ機能の実行を指示し、前記
    制御ステップは、該組み合わせ機能の指示に基づいて、
    前記記憶手段に格納された各制御プログラムを実行して
    前記複数のデバイスの組み合わせ駆動を制御することを
    特徴とする請求項10乃至15のいずれかに記載の複合
    制御装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 前記実行指示ステップは、前記複数の
    デバイスを用いる組み合わせ機能の実行を指示し、前記
    制御ステップは、該組み合わせ機能の指示を解析して組
    み合わせ機能処理を実行する各デバイスの使用状態を判
    定しながら指示された組み合わせ機能処理の実行開始を
    排他制御することを特徴とする請求項10乃至16のい
    ずれかに記載の複合制御装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記制御ステップは、判定した各デバ
    イスの使用状態を報知することを特徴とする請求項1,
    7,8のいずれかに記載の複合制御装置の制御方法。
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