JP3486636B2 - 開口直列配置型の織機のロータ - Google Patents

開口直列配置型の織機のロータ

Info

Publication number
JP3486636B2
JP3486636B2 JP21315093A JP21315093A JP3486636B2 JP 3486636 B2 JP3486636 B2 JP 3486636B2 JP 21315093 A JP21315093 A JP 21315093A JP 21315093 A JP21315093 A JP 21315093A JP 3486636 B2 JP3486636 B2 JP 3486636B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
loom
transfer
delivery
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21315093A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07238440A (ja
Inventor
クリステ マルセル
Original Assignee
ズルテックス アクチェンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ズルテックス アクチェンゲゼルシャフト filed Critical ズルテックス アクチェンゲゼルシャフト
Publication of JPH07238440A publication Critical patent/JPH07238440A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3486636B2 publication Critical patent/JP3486636B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/28Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein the weft itself is projected into the shed
    • D03D47/30Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein the weft itself is projected into the shed by gas jet
    • D03D47/3026Air supply systems
    • D03D47/306Construction or details of parts, e.g. valves, ducts
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D41/00Looms not otherwise provided for, e.g. for weaving chenille yarn; Details peculiar to these looms
    • D03D41/005Linear-shed multiphase looms
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/28Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein the weft itself is projected into the shed
    • D03D47/30Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein the weft itself is projected into the shed by gas jet
    • D03D47/3006Construction of the nozzles
    • D03D47/302Auxiliary nozzles
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D49/00Details or constructional features not specially adapted for looms of a particular type
    • D03D49/70Devices for cutting weft threads

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は開口直列配置型の織機の
ロータに関する。空気の脈動によって制御される中継式
ジェットは、ロータ内の緯糸通路に沿って設置されてい
る。固定され、かつ一定加圧の空気分配システムはロー
タ内部に設置されている。前記空気分配システムは、ロ
ータの軸線に沿って軸断面上に分配配置された複数の受
渡し部を備えている。受渡し部の受渡し孔は互いに所定
の回転角ずつずらされている。横断面部が織機ロータに
関して移動域を生成するように部分的に重なり合うと
き、受渡し部は回転して通過する移送孔を介して中継式
ジェット用の供給通路内に空気を供給する。
【0002】
【従来の技術】そのような織機ロータが、欧州特許公開
公報第0143859号の特許明細書に開示されてい
る。固定された切換チューブは、胴表面に複数の開口を
備えている。切換チューブは、ロータの円筒形の表面に
当接している。切換チューブは、回転する円筒形胴にお
ける円形穴内に空気を供給する。切換チューブにおける
複数の開口は、中継式ジェットが連結されている各筬列
と関連する穴を介して移動域が形成されるように、螺線
状に配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この構成の不便さは、
移動域が切換チューブの幾何学的形状によって予め決め
られていることにある。緯入れの最大速度は、限定され
た織機幅にのみ使用されることができる。これよりも狭
い織機幅には、最大の緯入れ速度では個々の筬打ちの間
に中断される。本発明はこの問題を解決する。
【0004】本発明の目的は、最大織機幅の条件として
指定された緯入れ速度を、織製サイクルの縮小をもたら
す緯入れ時間を減少させることにより、幅狭織機に同様
に使用することにある。
【0005】本発明の利点は、緯入れに利用できる全体
の角度は、織機幅と無関係に指定された緯入れ速度に合
わせて調整できるものと見なされる。さらに、開口直列
配置型織機の稼動中に吹き出し力及び受渡し孔の外側か
らの螺線を最も効果的にすることができる。
【0006】受渡し部では、中継式ジェットの吹き出し
力と無関係なわずかな摩擦力が発生する。摩擦による発
熱が低いために、中継式ジェットは耐磨耗性の摺動相手
部材として、比較的安価なプラスチックのような軽重量
の断熱材料の使用を許容する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、空気の脈動によって制御される中継式ジェッ
トがロータ内の緯糸通路に沿って設置され、固定されか
つ一定加圧の空気分配システムがロータ内部に設置さ
れ、前記空気分配システムはロータ軸線に沿って軸断面
上に分配配置された複数の受渡し部を備え、受渡し部の
受渡し孔は互いに所定の回転角ずつずらされ、横断面部
が前記ロータに関して移動域を生成するように部分的に
重なり合うとき、受渡し部は回転して通過する移送孔を
介して中継式ジェット用の供給通路内に空気を供給する
開口直列配置型の織機のロータにおいて、前記受渡し部
は供給通路を介して中継式ジェットの最も小さい1つの
グループに連結されるとともに、前記受渡し部は前記ロ
ータの内部に回転方向に調整可能に収容され、異なる受
渡し部の受渡し孔間の回転角の調整はロータの一側部又
は両側部で調整装置を介して行われる。
【0008】
【作用】複数の図には、開口直列配置型の織機用の中継
式ジェットを備えたロータが示されている。中継式ジェ
ットはロータの内部で、ロータに関して移動域を生成す
るように軸方向に分配配置された受渡し部を介して空気
分配システムによって圧縮空気を供給される。同時に、
供給通路を介して中継式ジェットの一グループに供給す
る複数の受渡し部は、回転方向に調整可能に収容される
とともに、調整装置に連結されている。ロータの側部に
おいて、異なった受渡し部の受渡し孔間の回転角度は調
整装置を介して調整される。織機幅が短くされたとして
も、調整装置は、最大緯入れ速度で最大緯入れ角の使用
を可能にする。
【0009】
【実施例】図1(a)において、ハッチングで示す移動
域22は織機ロータ1の織機幅36にわたって、かつ、
ロータの緯糸通路2に対して展開された緯入れ角αに基
づいて設けられている。複数の受渡し孔7と複数の移送
孔17とが示されている。受渡し孔7及び移送孔17が
部分的に重なるとき、それらは軸方向の断面4の移動域
における中継式ジェット3の1つのグループ31に空気
を供給する。
【0010】図1(b)において、ロータ1は織機幅3
6にわたる断面で示されている。その緯糸通路2に沿っ
てロータ1は、グループ31に集合される複数の中継式
ジェット3で覆われている。各グループ31には結合さ
れた受渡し部6によってロータの内部に送るための圧縮
空気が供給される。
【0011】すべての受渡し部6は一定加圧の空気分配
システム10の構成要素である。受渡し部6はロータ1
の内部で回動される。受渡し部6は、側部73の調整装
置33及び/又は対向する側部72上の調整装置27
(ここでは図示されていない)を介して回転方向におい
て調整される。
【0012】この実施例の場合には、複数の受渡し部6
は、回転方向において側部72,73でトーションバー
部9によって互いに支持されている。空気分配システム
10は回転方向に移動できるホースで個々の受渡し部6
を接続している。空気分配システム10はロータ軸受け
67内で回転している中空ロータ1から引き出された連
結ホースにつながっている。
【0013】筬列37内に形成された緯糸通路2は遮断
装置12が配置された遮断隙間34によって織機幅36
の端部で中断されている。遮断隙間34は引き伸ばされ
た緯糸の長さを制限する。緯糸の引き伸ばしは遮断装置
12の裏側の引き伸ばし装置13によって行われる。引
き伸ばし装置13は図1(a)に示す伸ばし領域35を
形成している。
【0014】中継式ジェットの各グループ31に対する
受渡し部6は、回転方向に曲げられた受渡し孔7を備え
ている。受渡し孔7を介して空気がロータ1の回転して
通過する移送孔17内に吹き出される。中継式ジェット
3の吹き出し時間は、回転方向における受渡し孔7の曲
がり角度に匹敵する吹き出し角69によって決定されて
いる。
【0015】互いに隣接する2個の受渡し部6の受渡し
孔7は回転方向における所定の回転角8だけ互いにずら
されている。2つの隣接した受渡し部間の回転角8は調
整装置27,33で変更され、移動域22の全体にわた
る傾きは、織機幅36に関係なく緯入れ角αを一定に保
つように新しい織機幅に順応させられる。これは、ロー
タ1が最も大きい緯入れ角αを狭い織機幅36に使用で
き、緯入れの回数を増加させるようにロータ1がより速
く回転できるという利点がある。
【0016】図2(a),(b)において、図1
(a),(b)で示された実施例について、最外部の受
渡し部6に関連した筬列37がロータ1から取り除かれ
るとともに、引き伸ばし装置13及び遮断装置12がロ
ータ軸の方向において対応する長さだけ内側に置き換え
られることによって、織機幅36が短くされている。関
連した移送孔68は封鎖されている。最初の緯入れ角α
は、回転方向に調整できる隣接した受渡し部間の回転角
8の増加によって達成される。
【0017】トーションバー部9を介した調整に関して
は、最外部のトーションバー部の調整は調整装置33で
回転方向に行われ、より大きいトルクが生成される。隣
接した受渡し部6間の回転角8はトルク及びトーション
バー部9のばね定数の増加に従って増加される。このね
じり力によって緯入れ角が維持され、重複部分の減少は
中継式ジェットの関連したグループ31間で一様に分割
される。
【0018】受渡し部6に関しての調整の方式に関係な
く、前記受渡し部は側部72,73における機械的支持
部を介した故意でないねじり力から保護されなければな
らない。受渡し孔7及び移送孔17間の分離平面におけ
る摩擦力の変動は回転角8に関して外乱変数として作用
する。さらに、多数の受渡し部6によって発生される熱
出力及び動力損失はできるかぎり低く抑えなければなら
ない。図5は受渡し部6の移送孔17に関するより好ま
しい配置を示している。
【0019】移送孔17はロータ1のロータ軸5に垂直
な分離平面18内における円38上に位置している。移
送孔17はロータとともに回転する回転環状部材48の
前面に位置している。回転方向47に曲げられた受渡し
孔7は固定リング47に位置している。固定リング47
はスリップリングとして構成されるとともに、わずかな
圧力で回転環状部材48に接している。
【0020】受渡し孔及び移送孔が部分的に重なってい
るとき、空気流16が生成され、円形穴92から分離平
面18を介して供給通路11内を通って中継式ジェット
3の1つのグループ31に至る。固定リング47はその
後部に圧縮ばね44及び回転防止装置30として設けら
れたピンのための円形穴46が設けられている。圧縮ば
ねは回転環状部材48の前面における位置公差を補償し
ている。
【0021】回転環状部材48と固定リング47との間
の摩擦力を減少するために、圧縮ばねをできるかぎり弱
く構成することが有利である。これは、固定リング47
の前面上の不均一な圧力分配に対向する。受渡し孔7に
沿ったシール隙間の圧力は、前面の別の領域における圧
力よりも実質的に大きく、固定リング47を斜めにしよ
うとする。この圧力は織機調整で変化するので、特別の
ばね支持部のみが限られた有効性を持つ。
【0022】図8,図9では、閉鎖力24による開放力
23の補正が示されている。開放力23は効果的なシー
ル面25内で固定リング47に作用する。閉鎖力24は
同じ圧力によって対向面26で生成される。閉鎖力24
はおおよそ開放力23の値に匹敵している。対向面26
は固定リング47の後部からシリンダボア59の前面と
して一体化されている。
【0023】この場合、支持部材20から突出している
ピストン49は筒状の胴表面上に噴射圧に対向するシー
ルとしてソフトシール50を備え、固定リング47の軸
方向の位置切換を許容している。噴射空気はピストン4
9内の円形穴21及び受渡し孔7の円形穴92を介して
通過する。吹き出し角69は円38上の受渡し孔の曲が
りによって決定されている。
【0024】図3には、複動受渡し部6が示されてい
る。複動受渡し部6内において、支持部材20の左手及
び右手に軸方向に位置切換可能な固定リング47が圧縮
ばね44及び回転防止装置30を介して支持されてい
る。一グループの中継式ジェットは左手領域及び右手領
域に分割され、各領域はピストン49によって空気を供
給されている。受渡し孔7を備えた2つのピストン49
は回転方向において一定量だけ互いにずらされ、加え
て、移動域において中間ステージを形成している。2つ
の固定リング47の各々は圧力依存の開放力23と閉鎖
力24とが釣り合っている。
【0025】図3,4,6,7には、パイプ15を有す
る空気分配システム10を同心状に収容したロータが示
されている。受渡し部6はパイプ15上の支持部材20
の周りで回動される。パイプ15は固定具65を備えた
軸受け42を介して回転環状部材48上にうまく案内さ
れて支持されている。ロータと共に回転する環状部材4
8は、緯糸通路2を備えた各筬列について、中継式ジェ
ット3に連結された供給通路11及び移行部品39を有
する移送孔17を備えている。移行部品39はロータに
関して回転環状部材48を連結すると同時に密封する。
支持部材20はパイプ15に関してパイプ15における
スリット57をそれらの間で囲う2つのOリング70で
目張りされている。支持部材20は回転方向に位置を切
り換え可能である。
【0026】トーションバー部9は、パイプ15内に同
心状に配置された正方形の横断面を備えたトルク棒29
内に組み込まれている。トルク棒29のねじり力は、各
受渡し部でスライダ54から支持部材20に伝達され
る。スライダ54はカム止め55を介してトルク棒上に
調整ねじ56であそびなしで取り付けられている。
【0027】この場合、パイプ15内のスリット57は
計画された調整範囲が回転方向に作動されるとともに、
十分に開放された横断面は、ピストン49内の円形穴2
1に供給するために、空気通路としてパイプ15からO
リング70間の環状溝まで設けられるように、十分大き
な寸法を持っている。スライダ54の寸法はパイプ15
内でそれらを回転でき、しかも軸方向の空気通路のため
に十分に開放された横断面ができるものである。調整装
置27,33を一方の側部73上に備えるために、パイ
プ15とトルク棒29とはロータ1の内部で他方の側部
72上で互いに連結されている。
【0028】図3には、継ぎ手58を介したこの連結状
態が示されている。継ぎ手58は軸受け51を介してロ
ータ1内に支持され、パイプが気密状態となるようにそ
の端部をOリング53及びねじ込みプラグ88で閉鎖し
ている。実際の回転を保証する連結はピン52を介して
行われている。軸受け51にはソフトシール50及び軸
受け保持具43が示されている。パイプ15はトルク棒
29よりも十分にねじりに強い。パイプ15は図4に示
す側部73において、第1の調整装置27からのスペー
サ32を介してねじり運動を伝達するために機械的伝動
装置として使用されている。
【0029】一方、トルク棒29の別の端部で第2の調
整装置33を介して側部73でさらにねじり運動が行わ
れる。両調整装置27,33及びスペーサ32を備えた
パイプ15はスリーブ90を介してハウジング28に取
り付けられている。ロータ1はそれらから独立してロー
タ軸受け67を介してハウジング28内に支持されてい
る。Oリング70及びソフトシール60は、圧縮空気が
連結孔66を介して漏れることなくパイプ15内に導か
れるとともに、受渡し部6からの漏出空気がロータ1内
部で集められて円形穴89及び出口孔45を介して外部
に運ばれるのを確実にしている。
【0030】第1の調整装置27は、ねじり力に従って
スペーサ32によって締め付けられる締め付けフランジ
61からなる。第2の調整装置33の場合には、ウォー
ム62及びウォームホイール63を介してトルク棒29
に作用され、締め付けフランジ64によって固定され
る。必要なねじ取付部品は65で表されている。
【0031】図10,図11には、軸方向に調整可能な
引き伸ばし装置13が示されている。ロータ1と共に回
転し軸方向に位置切換可能なリング74は、ロータ上に
おいて遮断隙間34からある距離をおいて例えば止めね
じのような取り付け素子87で固定されている。遮断隙
間34によって中断された緯糸通路2は、このリング7
4内に延長されている。
【0032】リング74は各緯糸通路2に垂直な引き伸
ばしノズル71を備えている。引き伸ばしノズル71は
インジェクタに類似しており、緯糸通路によって中断さ
れている。引き伸ばしノズル71は緯糸通路に垂直な引
き伸ばし力を維持している間、緯糸の先端を偏向させ、
緯糸が遮断装置内に導かれる前に緯糸40を引き伸ば
し、半分が取り出し通路78として構成されたノズルを
通って固定の収集器77内に緯糸の先端を吹き飛ばす。
【0033】リング74は遮断隙間34から離れた側に
ロータ軸に垂直な前面を備え、その内部にすべての引き
伸ばしノズル71に関して傾斜孔82が移送孔80で終
わっている。複数の移送孔80はロータ軸5に対して等
しい距離を持っている。複数の移送孔80は回転して通
過するとき、移送孔と受渡し孔75とが部分的に重なっ
ている間、固定の空気供給器79から回転方向41に曲
げられた受渡し孔75を介して圧縮空気を供給される。
【0034】このような引き伸ばし装置13は、織布に
打ち込まれる以前に緯糸40を引き伸ばすために遮断装
置12なしで設計することもできる。そのような場合に
は、遮断隙間34は省略することができる。
【0035】図11には固定空気供給器79が第1のベ
アリングレースにある圧縮空気接合部81を介して作動
される実施例が示されている。第1のベアリングレース
はコイルばね85を介して緊張され、リング74とリン
グ74に取り付けられた対向リング84との間にリング
対83を形成している。
【0036】空気供給器79及びリング対83はハウジ
ング28(図2に示す)に連結された軸方向に位置切換
可能なブラケット91を介してねじれから防止されてい
る。リング対83を備えたこの配置は、受渡し部6を備
えているような利点がある。その利点とは、受渡し孔及
び移送孔を備えた良質な摩擦面は汚損や磨耗のおそれを
小さくするために同じサイズの対向面によって覆われる
ことである。ゴミの粒子に関して傾斜路は受渡し孔及び
移送孔にのみ設けられる。しかし、傾斜路は磨耗を促進
せず、ある状態下及び圧縮空気下においてのみ移送孔を
貫いて流れさせられる。
【0037】複数の受渡し部6での圧力に依存しない力
の釣り合い及び汚損のおそれが少ないことは、スライド
リングのための材料としてプラスチックの使用を許容す
る。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
最大織機幅の条件として指定された緯入れ速度を、織製
サイクルの縮小をもたらす緯入れ時間を減少させること
により、幅狭織機に同様に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は緯入れ角αについて織機幅にわたる移
動域の生成をロータの展開図として示すとともに、移送
孔の重畳による受渡し孔の重複部分を示す図である。
(b)は緯糸通路に対する受渡し部と中継式ジェットを
備え、かつ(a)に対応するロータを示す図である。
【図2】(a)は受渡し部の作用によって減少された織
機幅について図1(a)と同一の回転角について移動域
を展開図として示す図である。(b)は緯糸通路が狭い
織機幅にわたって短くされ、かつ(a)に対応するロー
タを示す図である。
【図3】実物と全く同一に設計された受渡し部を備えた
ロータの回転軸に沿った断面図である。
【図4】ロータの一側部での配置及び受渡し部用の調整
装置が分かるロータの回転軸に沿った断面図である。
【図5】固定の受渡し孔とロータと共に回転して通過す
る移送孔の分解図である。
【図6】図3において複数の移送孔から異なった緯糸通
路の中継式ジェットの複数のグループへの圧縮空気の分
配が分かる回転軸に対して垂直の断面Aを示す図であ
る。
【図7】図3において受渡し部を通る回転軸に対して垂
直の断続断面Bを示す図である。
【図8】移送孔に対する分離平面における効果的なシー
ル面及びその裏側の対向面を備えた図5に示された固定
の受渡し孔の拡大図である。
【図9】図8においてシール面と対向面との間の力の釣
り合いが分かる受渡し孔を通る断面Cを示す図である。
【図10】緯糸出口側における引き伸ばし装置の詳細
と、引き伸ばし装置内で一定の空気供給量で圧縮空気を
供給され、かつリング上で緯糸通路に対して垂直にロー
タと共に回転するインジェクタに類似した引き伸ばしノ
ズルを示す図である。
【図11】2つの回転リング間で一定の空気供給量が軸
方向に集中され、かつ軸方向に置き換え可能な引き伸ば
し装置を通るロータの回転軸に沿った断面図である。
【符号の説明】
1…ロータ、2…緯糸通路、3…中継式ジェット、4…
軸断面、5…ロータ軸線、6…受渡し部、7…受渡し
孔、8…回転角、9…トーションバー部、10…空気分
配システム、11…供給通路、12…遮断装置、13…
引き伸ばし装置、15…パイプ、17…移送孔、18…
分離平面、19…シール隙間、20…支持部材、21…
円形穴、22…移動域、23…開放力、24…閉鎖力、
25…シール面、26…対向面、27,33…調整装
置、29…トルク棒、31…グループ、34…遮断隙
間、36…織機幅、37…筬列、38…円、40…緯
糸、41…回転方向、57…スリット、71…引き伸ば
しノズル、72,73…両側部、74…リング、75…
受渡し孔、77…収集器、79…空気供給器、80…移
送孔、83…リング対、84…対向リング。

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気の脈動によって制御される中継式ジ
    ェット(3)がロータ内の緯糸通路(2)に沿って設置
    され、固定されかつ一定加圧の空気分配システム(1
    0)がロータ(1)内部に設置され、前記空気分配シス
    テムはロータ軸線(5)に沿って軸断面(4)上に分配
    配置された複数の受渡し部(6)を備え、受渡し部の受
    渡し孔(7)は互いに所定の回転角(8)ずつずらさ
    れ、横断面部が前記ロータに関して移動域(22)を生
    成するように部分的に重なり合うとき、受渡し部は回転
    して通過する移送孔(17)を介して中継式ジェット
    (3)用の供給通路(11)内に空気を供給する開口直
    列配置型の織機のロータにおいて、 前記受渡し部(6)は供給通路(11)を介して中継式
    ジェット(3)の最も小さい1つのグループ(31)に
    連結されるとともに、前記受渡し部(6)は前記ロータ
    (1)の内部に回転方向に調整可能に収容され、異なる
    受渡し部(6)の受渡し孔(7)間の回転角(8)の調
    整はロータの一側部又は両側部(72,73)で調整装
    置(27,33)を介して行われることを特徴とする開
    口直列配置型の織機のロータ。
  2. 【請求項2】 前記空気分配システム(10)はロータ
    内に同心状に収容されたパイプ(15)を備え、前記受
    渡し部(6)はそのパイプ上で回動され、前記受渡し部
    (6)は回転角(8)の調整によって互いに回転方向
    (41)に延びるスリット(57)を介してパイプから
    空気を供給されることを特徴とする請求項1に記載の開
    口直列配置型の織機のロータ。
  3. 【請求項3】 前記受渡し部(6)はトーションバー部
    (9)によって前記ロータ(1)の幅にわたって互いに
    連結され、トーションバー部は、前記ロータの側部でそ
    れぞれトーションバー部(9)の支持部を回転方向に位
    置切換することによりトルクを付与することによって、
    異なる受渡し部(6)の受渡し孔(7)間の回転角
    (8)の変化をもたらすことを特徴とする請求項1又は
    2のいずれか一項に記載の開口直列配置型の織機のロー
    タ。
  4. 【請求項4】 前記トーションバー部(9)は前記ロー
    タ内に同心状に収容された連続したトルク棒(29)に
    連結され、前記受渡し部(6)は回転についてトルク棒
    に確実に連結されていることを特徴とする請求項3に記
    載の開口直列配置型の織機のロータ。
  5. 【請求項5】 前記空気分配システム(10)のパイプ
    (15)及びトルク棒(29)は前記ロータ(1)の一
    側部(72)で互いに強固に連結され、さらにパイプ及
    びトルク棒は前記ロータの他側部(73)で調整装置
    (33)によって互いにねじられることを特徴とする請
    求項4に記載の開口直列配置型の織機のロータ。
  6. 【請求項6】 中継式ジェットのグループ(31)に対
    する受渡し孔(7)及び供給通路(11)の移送孔(1
    7)は前記ロータ軸(5)に垂直な分離平面(18)内
    で接触し、さらに受渡し孔及び移送孔は前記ロータの回
    転中に一時的に部分的に重なることを特徴とする請求項
    1〜5のいずれか一項に記載の開口直列配置型の織機の
    ロータ。
  7. 【請求項7】 中継式ジェット(3)の2つのグループ
    (31)は1つの受渡し部(6)から供給され、受渡し
    孔(7)はこれら2つのグループの間の移動域について
    回転方向において平均ずれ量に対応する回転角(8)だ
    け互いに位置が切り換えられていることを特徴とする請
    求項6に記載の開口直列配置型の織機のロータ。
  8. 【請求項8】 受渡し孔(7)と各筬列(37)に関連
    した移送孔(17)とは分離平面(18)内の共通の円
    (38)上に位置し、さらに、受渡し孔(7)はこの円
    (38)上の移送孔(17)よりも大きい角度の領域を
    占めていることを特徴とする請求項6又は7のいずれか
    一項に記載の開口直列配置型の織機のロータ。
  9. 【請求項9】 受渡し孔(7)は移送孔(17)に関し
    て移動可能に収容されるとともに、弾性力を作用させら
    れていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項
    に記載の開口直列配置型の織機のロータ。
  10. 【請求項10】 受渡し及び移送孔(7,17)間のシ
    ール隙間(19)における分配圧力に依存した開放力
    (23)に対して、受渡し孔(7)の支持部材(20)
    で前記分配圧力にさらされる対向面(26)によって分
    圧力に依存した閉鎖力(24)が作用することを特徴
    とする請求項6〜9のいずれか一項に記載の開口直列配
    置型の織機のロータ。
  11. 【請求項11】 分配圧力及び効果的なシール面(2
    5)によってシール隙間に生成される全開放力(23)
    と、対向面(26)上に生成される閉鎖力(24)とは
    同じ大きさであることを特徴とする請求項10に記載の
    開口直列配置型の織機のロータ。
  12. 【請求項12】 対向面(26)は受渡し孔(7)の横
    断面から離れた面であり、受渡し部(6)と支持部材
    (20)間のシリンダ又はピストンシールによって囲ま
    れていることを特徴とする請求項11に記載の開口直列
    配置型の織機のロータ。
  13. 【請求項13】 直列開口から緯糸の出口側に緯糸通路
    の部分が関連した中継式ジェット(3)に取り外し可能
    に取り付けられ、取り外し可能な中継式ジェットのため
    の供給通路(11)は、減少された織機幅(36)に関
    して回転角(8)が互いについて大きいスペースとなる
    場合に、残っている受渡し部(6)を使用するために密
    封されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項
    に記載の開口直列配置型の織機のロータ。
  14. 【請求項14】 ロータは緯糸出口側に緯糸の先端用の
    引き伸ばし装置(13)を備え、引き伸ばし装置は、緯
    糸通路と直角に緯糸通路によって中断される引き伸ばし
    ノズル(71)を備えかつロータ(1)と共に回転する
    リング(74)からなり、さらに、リング(74)は同
    一半径を回転するリング(74)上の移送孔(80)を
    介して関連する引き伸ばしノズル(71)に圧縮空気を
    供給する受渡し孔(75)を有する固定の空気供給器
    (79)を備えていることを特徴とする請求項1〜13
    のいずれか一項に記載の開口直列配置型の織機のロー
    タ。
  15. 【請求項15】 緯糸通路に直角の引き伸ばしノズル
    (71)の前面には伸ばされた緯糸(40)の先端を選
    別し、それらを引き伸ばしノズル(71)で収集器(7
    7)内に吹き飛ばすための固定の遮断装置(12)の据
    え付け用の遮断隙間(34)が設けられていることを特
    徴とする請求項14に記載の開口直列配置型の織機のロ
    ータ。
  16. 【請求項16】 ロータと共に回転するリング(74)
    及び固定の空気供給器(79)は、変化した織機幅にお
    いてその機能を果たすように軸方向に位置を切り換える
    ことが可能であることを特徴とする請求項14に記載の
    開口直列配置型の織機のロータ。
  17. 【請求項17】 固定の空気供給器(79)は回転リン
    グ(74)及び対向リング(84)からなり、力の釣り
    合いで回転するリング(74,84)に隣接するリング
    対(83)からなることを特徴とする請求項14に記載
    の開口直列配置型の織機のロータ。
JP21315093A 1992-08-28 1993-08-27 開口直列配置型の織機のロータ Expired - Fee Related JP3486636B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP92810663A EP0584432B1 (de) 1992-08-28 1992-08-28 Webrotor für eine Reihenfachwebmaschine
CH92810663-2 1992-08-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07238440A JPH07238440A (ja) 1995-09-12
JP3486636B2 true JP3486636B2 (ja) 2004-01-13

Family

ID=8211974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21315093A Expired - Fee Related JP3486636B2 (ja) 1992-08-28 1993-08-27 開口直列配置型の織機のロータ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5406985A (ja)
EP (1) EP0584432B1 (ja)
JP (1) JP3486636B2 (ja)
DE (1) DE59206061D1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE59408476D1 (de) * 1994-05-30 1999-08-12 Rueti Ag Maschf Verfahren und Vorrichtung zum Eintrag von Schussfäden in eine Reihenfachwebmaschine
AU5267896A (en) * 1995-06-02 1996-12-18 Sulzer Ruti Ag Weft thread distributor in a shed course loom
AU5268596A (en) * 1995-06-02 1996-12-18 Sulzer Ruti Ag Air nozzle loom
EP0980923A1 (de) * 1998-08-19 2000-02-23 Sulzer Rüti Ag Vorrichtung zum Eintragen von Schussfäden für eine Reihenfachwebmaschine und Reihenfachwebmaschine mit einer Vorrichtung
JP4420223B2 (ja) * 2004-11-16 2010-02-24 信越化学工業株式会社 スルフィド鎖含有有機珪素化合物の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4586541A (en) 1983-12-01 1986-05-06 Sulzer-Ruti Machinery Work Ltd. Weaving rotor

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0049297B1 (de) * 1980-10-02 1984-04-04 GebràœDer Sulzer Aktiengesellschaft Steuereinrichtung für die Düsen einer Strahleintrag-Webmaschine
DE3173916D1 (en) * 1981-11-25 1986-04-03 Sulzer Ag Control device for the jets of a jet weaving machine
JP2848684B2 (ja) * 1989-11-16 1999-01-20 ゲブリユーダー ズルツアー アクチエンゲゼルシヤフト よこ糸分配機構

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4586541A (en) 1983-12-01 1986-05-06 Sulzer-Ruti Machinery Work Ltd. Weaving rotor

Also Published As

Publication number Publication date
DE59206061D1 (de) 1996-05-23
EP0584432B1 (de) 1996-04-17
US5406985A (en) 1995-04-18
EP0584432A1 (de) 1994-03-02
JPH07238440A (ja) 1995-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3486636B2 (ja) 開口直列配置型の織機のロータ
RU1834930C (ru) Многозевный ткацкий станок с волнообразно подвижным вдоль нитей основы зевом
US5778943A (en) Controllable output brake, thread feed device as well as projectile or gripper weaving machine
EP0123829B1 (en) Thread texturising nozzle
DK143979B (da) Fremfoeringsdyse til pnematisk fremdrivning af et multifilamenttov
US4619296A (en) Weft inserting nozzle for jet looms
US4631791A (en) Apparatus for interlacing a multi-filament yarn
US6109309A (en) Compressed air distributor block arrangement in an air jet loom weft insertion device
CN102094282B (zh) 喷气式织机的引纬装置
US7699289B2 (en) Throttle valve for weaving looms
US5439037A (en) Weft thread distribution device for a series shed loom
KR20010049607A (ko) 유체분사식 직기의 다색 위사넣기노즐장치
US6305433B1 (en) Air feed block for a mechanical loom
US5437313A (en) Weft thread distribution device for a series shed loom
US4505306A (en) Air distributor and control unit for a jet insertion weaving machine
WO2009005340A1 (en) Injector device for inserting yarns into the shed of a weaving machine by means of a flowing medium, as well as such a weaving machine
KR20010072536A (ko) 단일 충돌 벌킹 제트
TW555909B (en) Weft inserting nozzle apparatus
JP2000064154A (ja) 直列杼口織機の緯糸挿入装置及び該装置を有する直列杼口織機
US6240977B1 (en) Method and apparatus for imparting and alternating twist and weaving a multi-ply yarn in continuous motion
JP3983787B2 (ja) よこ糸の保持方法、特に同方法の実施のためのよこ糸締付け装置を備えたジェットルーム及びジェットルームの混合管に挿着するための交換可能な部品としてのカートリッジ
KR100250940B1 (ko) 물분사직기의 씨실넣기 노즐
JPS5943413Y2 (ja) 空気噴射式織機における空気噴射時期制御装置
JPS5943412Y2 (ja) 空気噴射式織機における空気噴射時期制御装置
RU2291236C2 (ru) Способ удержания уточной нити; бесчелночный ткацкий станок с зажимным устройством для уточной нити, в частности для осуществления способа, и патрон в качестве сменного блока для применения в смесительной трубке бесчелночного ткацкого станка

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees