JP2000064154A - 直列杼口織機の緯糸挿入装置及び該装置を有する直列杼口織機 - Google Patents

直列杼口織機の緯糸挿入装置及び該装置を有する直列杼口織機

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JP2000064154A
JP2000064154A JP11216522A JP21652299A JP2000064154A JP 2000064154 A JP2000064154 A JP 2000064154A JP 11216522 A JP11216522 A JP 11216522A JP 21652299 A JP21652299 A JP 21652299A JP 2000064154 A JP2000064154 A JP 2000064154A
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JP
Japan
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weft
passage
weft insertion
insertion device
shed loom
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Application number
JP11216522A
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English (en)
Inventor
Robert Bucher
ロベルト ブヒャー
Hans Peter
ハンス ペーター
Jager Godert Dr De
ヤーガー ゴデルト デ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itema Switzerland Ltd
Maschinenfabrik Rueti AG
Original Assignee
Sultex AG
Maschinenfabrik Rueti AG
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D41/00Looms not otherwise provided for, e.g. for weaving chenille yarn; Details peculiar to these looms
    • D03D41/005Linear-shed multiphase looms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 緯糸が困難なく引き出せる直列杼口織機の緯
糸挿入装置を提供する。 【解決手段】 複数の通路(21)及び複数の第二ノズ
ル(25)を有する固定位置のユニット、及び通路に供
給される緯糸を引き出して杼口内に確実に発射するため
の複数のノズル(12)を有する織成ロータ(1)と共
に回転するユニットを含む。この装置は異なる種類及び
実施形態の緯糸の挿入を確実にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、緯糸挿入通路を
有する織成ロータを含む直列杼口織機内に緯糸を挿入す
る緯糸挿入用装置、及びその装置を有する直列杼口織機
に関する。
【0002】
【従来の技術】糸供給装置から直列杼口織機の織成ロー
タの複数の挿入通路へ緯糸の分配を行う装置は、欧州特
許出願公開第EP−A−0433216号に記載されて
いる。この装置は固定部分と織成ロータと共に回転する
部分とを含む。前記の回転する部分は共通部分及び回転
的に対称な面に封止面を有し、この回転する部分を介し
て緯糸の移送が行われる。固定部分において、公知な配
列で通路が形成され、緯糸を供給する装置から緯糸を引
き出して各通路に導入するために各通路にノズルが具備
されている。織成ロータと共に回転する部分には、受入
通路が公知な配列で形成され、発射チューブが具備され
ている。この発射チューブは、織成ロータに形成される
緯糸挿入通路内にノズルにより供給される緯糸を発射す
るためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の装置の不利な点
は必然的に以下の通りである。織成ロータへ緯糸の送り
を確実にするために、固定部分と織成ロータと共に回転
する部分との間の間隙が非常に狭くなることである。ま
た、各通路に関連しているノズルは、通路を通過して織
成ロータ内の中継ノズルまで緯糸の開始端部分を押しや
る必要がある。さらに、織糸の構造の結果として、糸部
分、例えば小繊維が固定部分と織成ロータと共に回転す
る部分との間の間隙内に侵入することである。従って、
この織機に使用され得る織糸の種類は、実質的に制限さ
れる。
【0004】本発明の目的は、従来の装置が有する前記
問題点を改善することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的は、以下の構成
の装置により解決される。本発明の直列杼口織機の緯糸
挿入装置は、緯糸挿入通路を有する織成ロータを含む直
列杼口織機内に緯糸を挿入する装置であり、複数の通路
及び緯糸挿入用の複数の噴射ノズルを有する固定位置の
ユニットと、緯糸挿入通路内に緯糸を供給するために織
成ロータと共に回転するユニットとを有する装置におい
て、通路に供給される緯糸を引き出して緯糸挿入通路内
に挿入するために、噴射ノズルが織成ロータと共に回転
するユニットに具備されている。
【0006】また、前記の装置は、緯糸を通路内に送り
出すために固定ユニットに配置される複数の第二ノズル
が具備され、緯糸が織糸供給源から第二ノズルへ継続的
に供給される。
【0007】また、前記の装置において、固定ユニット
はホルダ及び通路の配列構造を有し、通路が円弧状に形
成され、ホルダにおいてほぼ同心状に配置されている。
また、前記の装置において、通路は移送通路及び引き出
し通路を含む。
【0008】また、前記の装置において、移送通路は引
き出し通路よりも広い自由幅を有する。さらに、前記の
装置において、通路の配列構造はホルダに取り付けられ
る円弧状要素により形成される。
【0009】さらに、前記の装置は、通路及び第二ノズ
ルが1つの要素として形成される。さらに、前記の装置
において、配列構造は4つの通路を含む。さらに、前記
の装置は、移送通路に位置する緯糸を伸ばし、送り出
す、または前記のいずれか一方を行うために、移送通路
に平行に配置される補助通路、及び少なくとも1つの補
助ノズルが具備されている。
【0010】さらに、前記の装置は、12の噴射ノズル
が具備されている。さらに、前記の装置は、噴射ノズル
がそれぞれ4つのノズルのグループに区分され、各々の
ケースにおける各グループの中の1つのノズルがピッチ
円上に配置されている。
【0011】本発明の直列杼口織機は、上記の緯糸挿入
装置を有している。緯糸が供給ノズルを有する固定ユニ
ットにおいて調整され、織成ロータと共に回転する噴射
ノズルを有するユニットにより緯糸挿入溝内に発射され
るために、異なる種類の織糸、特に長繊維の織糸も妨害
なしに挿入通路内に発射できるという利点を有する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明における第1の実施
の形態を図面に従って詳述する。図1は本発明の直列杼
口織機において、緯糸3を挿入するための織成ロータ1
及び装置2を示す。直列杼口織機において、公知である
ように緯糸は継続的に緯糸供給源(図示せず)から引き
出され、織成ロータ1に緯糸挿入通路内に空気により千
鳥状に連続して供給される。
【0013】装置2は緯糸供給用の固定位置のユニット
4、回転軸6を中心として矢印A方向へ織成ロータ1と
共に回転して緯糸に供給するためのユニット5、及び空
気供給用の回転スライドバルブ7を含む。緯糸供給ユニ
ット4は、通路の配列構造11用のホルダ8を有する。
緯糸発射ユニット5は、円筒形キャリア部13において
配置されている12の噴射ノズル12を有する。キャリ
ア部はノズル本体用の第1リング形状セクション14、
及びノズル口用の第2リング形状セクション15を含
む。ノズルは共通セクションに配置できること、及びノ
ズルの数を変えることができることは明らかである。
【0014】図2〜図4に関して以下に説明する。図2
及び図3は折り畳んだ図における装置2であり、緯糸3
を挿入開始する時の状態(図2)、及び緯糸3を挿入終
了した時の状態(図3)を示す。配列構造11は円弧を
形成する4つの通路21を含み、これら4つの通路21
は1通路が他の通路の上に同心状に配置され、通路の終
端は一直線上に位置している。各通路は移送通路22及
び引き出し通路23から成り、移送通路の自由幅が引き
出し通路の自由幅よりも大きさ因子分だけ大きい。移送
通路の開口部は同心の部分円周上にある。図4に示すよ
うに、通路22,23は図示されない手段によりホルダ
8に取り付けられる円弧部24により形成される。各通
路は緯糸供給ノズル25が取り付けられている。噴射ノ
ズル12の入口開口部は同心ピッチ円上に配置され、そ
の直径は移送通路22の開口部のピッチ円の直径と等し
い。噴射ノズル12はそれぞれが4つのノズルを含む3
つのグループに区分され、それぞれのケースにおける各
グループ中の1個のノズルはある同一のピッチ円上に位
置している。噴射ノズル12の開口部は同一のピッチ円
上に配置されている。
【0015】図5及び図6に示すように、通路21はホ
ルダ8内に配置される個々の要素により形成される。通
路は異なる断面を有し得る。図7及び図8は本発明の第
2の実施の形態を示す。即ち、図7,8はそれぞれ図5
及び図6に関する変形した場合を示し、よりよく理解で
きるように拡大した通路が図示されている。ある種の織
糸の移送には、移送通路に緯糸の案内を改善するため
に、移送通路22に隣接する第2通路26を形成するこ
とが好都合である。このため、補助ノズル27及びリス
トリクタ弁28が通路22,26の仕切り壁に具備され
ている。移送通路22から噴射ノズル12へ緯糸の移送
を改善するために、さらに別のノズル29を具備するこ
とが好都合である。
【0016】図9は本発明の第3の実施の形態を示す。
即ち、図9は図5に関する要素を変形した場合を示し、
拡大図において要素を示す。挿入の間、即ち要素から引
き出す間に、緯糸の圧迫を減少するために、通路21の
深さが異なるように形成することが有利である。
【0017】図10は本発明の第4の実施の形態を示
す。即ち、図10は図5に関する緯糸供給ユニットの要
素を変形した場合を示す。緯糸の供給を改善するため
に、即ち噴射ノズル12を通って緯糸の引き出しを確実
にするために、移送通路にある緯糸を伸ばすために移送
通路22内に開口する補助ノズル51が具備される。
【0018】この装置は複数の通路21及び複数のノズ
ル25を有する固定位置のユニットと、通路に供給され
る緯糸を引き出して杼口内に確実に発射するための複数
のノズル12を有する織成ロータ1と共に回転するユニ
ットを含む。
【0019】この装置は異なる種類及び実施形態の緯糸
の挿入を確実にする。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の直列杼口
織機の緯糸挿入装置は、緯糸が困難なく引き出され、織
糸の種類も制限されないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の装置の第1の実施の形態を示す側面
図。
【図2】 図1に示した固定ユニット及び回転ユニット
の緯糸挿入開始時の状態を示す斜視図。
【図3】 図1に示した固定ユニット及び回転ユニット
の緯糸挿入終了時の状態を示す斜視図。
【図4】 図3のIV−IV線における断面図。
【図5】 緯糸供給のための通路を有する要素の斜視
図。
【図6】 図5の通路の断面図。
【図7】 図5に関する要素を変形した場合の第2実施
形態の拡大した一部破断断面図。
【図8】 図7の通路の断面図。
【図9】 図5に関する要素を変形した場合の第3実施
形態の拡大した一部破断断面図。
【図10】 図5に関する要素を変形した場合の第4実
施形態の拡大した断面図。
【符号の説明】
1…織成ロータ、2…緯糸挿入装置、3…緯糸、4…固
定位置のユニット、5…回転するユニット、8…ホル
ダ、11…通路の配列構造、12…噴射ノズル、21…
通路、22…移送通路、 23…引き出し通路、24…
円弧状要素、25…第二ノズル、 26…補助通路、
27…補助ノズル、61…織糸供給源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター ハンス スイス国 CH−8404 ヴィンターツール ファーマーシュトラーセ 6 (72)発明者 デ ヤーガー ゴデルト スイス国 CH−8604 フォルケッツヴィ ル バイエルホフ 37

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緯糸挿入通路を有する織成ロータ(1)
    を含む直列杼口織機内に緯糸を挿入する装置であり、複
    数の通路(21)及び緯糸(3)挿入用の複数の噴射ノ
    ズル(12)を有する固定位置のユニット(4)と、緯
    糸挿入通路内に緯糸を供給するために織成ロータと共に
    回転するユニット(5)とを有する装置(2)におい
    て、通路(21)に供給される緯糸を引き出して緯糸挿
    入通路内に挿入するために、噴射ノズル(12)が織成
    ロータ(1)と共に回転するユニット(5)に具備され
    ていることを特徴とする直列杼口織機の緯糸挿入装置。
  2. 【請求項2】 緯糸(3)を通路内に送り出すために固
    定ユニット(4)に配置される複数の第二ノズル(2
    5)が具備され、緯糸が織糸供給源(61)から第二ノ
    ズルへ継続的に供給されることを特徴とする請求項1に
    記載の直列杼口織機の緯糸挿入装置。
  3. 【請求項3】 固定ユニット(4)はホルダ(8)及び
    通路(21)の配列構造(11)を有し、通路が円弧状
    に形成され、ホルダにおいてほぼ同心状に配置されてい
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の直列杼口
    織機の緯糸挿入装置。
  4. 【請求項4】 通路(21)は移送通路(22)及び引
    き出し通路(23)を含むことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の直列杼口織機の緯糸挿入装置。
  5. 【請求項5】 移送通路(22)は引き出し通路(2
    3)よりも広い自由幅を有することを特徴とする請求項
    4に記載の直列杼口織機の緯糸挿入装置。
  6. 【請求項6】 通路(21)の配列構造(11)はホル
    ダ(8)に取り付けられる円弧状要素(24)により形
    成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1
    項に記載の直列杼口織機の緯糸挿入装置。
  7. 【請求項7】 通路(21)及び第二ノズル(25)が
    1つの要素として形成されることを特徴とする請求項1
    乃至6のいずれか1項に記載の直列杼口織機の緯糸挿入
    装置。
  8. 【請求項8】 配列構造(11)は4つの通路(21)
    を含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項
    に記載の直列杼口織機の緯糸挿入装置。
  9. 【請求項9】 移送通路に位置する緯糸(3)を伸ば
    し、送り出す、または前記のいずれか一方を行うため
    に、移送通路(22)に平行に配置される補助通路(2
    6)、及び少なくとも1つの補助ノズル(27)が具備
    されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか
    1項に記載の直列杼口織機の緯糸挿入装置。
  10. 【請求項10】 12の噴射ノズル(12)が具備され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の直列杼口織機
    の緯糸挿入装置。
  11. 【請求項11】 噴射ノズル(12)はそれぞれ4つの
    ノズルのグループに区分され、各々のケースにおける各
    グループの中の1つのノズルがピッチ円上に配置されて
    いることを特徴とする請求項11に記載の直列杼口織機
    の緯糸挿入装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれか1項に記
    載の緯糸挿入装置を有する直列杼口織機。
JP11216522A 1998-08-19 1999-07-30 直列杼口織機の緯糸挿入装置及び該装置を有する直列杼口織機 Pending JP2000064154A (ja)

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EP98810806 1998-08-19

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