JP3486455B2 - 飲料供給機 - Google Patents

飲料供給機

Info

Publication number
JP3486455B2
JP3486455B2 JP09996394A JP9996394A JP3486455B2 JP 3486455 B2 JP3486455 B2 JP 3486455B2 JP 09996394 A JP09996394 A JP 09996394A JP 9996394 A JP9996394 A JP 9996394A JP 3486455 B2 JP3486455 B2 JP 3486455B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
tea
temperature
water
supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09996394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07303565A (ja
Inventor
芳昭 町田
章夫 飯田
英充 今井
毅 金井
Original Assignee
東芝機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東芝機器株式会社 filed Critical 東芝機器株式会社
Priority to JP09996394A priority Critical patent/JP3486455B2/ja
Publication of JPH07303565A publication Critical patent/JPH07303565A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3486455B2 publication Critical patent/JP3486455B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動給茶機やコーヒ自
動販売機等の飲料水を販売供給する飲料供給機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば自動給茶機には、図8に示すよう
に湯1を貯える貯水タンク2が備えられている。この貯
水タンク2の底部には、ヒータ3が配置されて貯水タン
ク2内に供給された水を加熱するものとなっている。
【0003】なお、貯水タンク2内の湯温度は、貯水タ
ンク2の側面に設けられた温度センサ4の検知温度に応
じてヒータ3への通電制御により行われる。又、この貯
水タンク2の底部には、水供給管5が接続されてこれに
水供給用の電磁弁6が設けられ、かつ貯水タンク2の上
部には、湯供給管7が接続されてこれに湯供給用の電磁
弁8が設けられている。
【0004】このような貯水タンク2を備えた自動給茶
機では、ヒータ3への通電制御が行われて貯水タンク2
内の湯温が、例えば80℃〜98℃に調整されている。
この状態に、使用者の手動操作による給茶指令が入力す
ると、湯供給用の電磁弁8が開放されて湯が採取され、
この湯が例えば茶漉し器の茶葉に供給されて茶が得られ
る。一方、湯の採取とともに、この湯の採取量に応じて
水供給用の電磁弁6が開放されて貯水タンク2内に水が
供給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、給茶指令が
連続して発生し貯水タンク2内の湯が連続して採取され
ると、貯水タンク2内の湯の部分が減少するとともに、
貯水タンク2の底部に供給される水により押し上げられ
る。そのうえ、ヒータ3により加熱される湯量よりも採
取される湯量が多くなると、貯水タンク2内に湯がなく
なってしまう。
【0006】このため、貯水タンク2内の湯温が低下
し、貯水タンク2に供給された水が所定湯温に加熱され
るまでは、貯水タンク2から湯を採取することができな
い。すなわち、貯水タンク2から湯を採取する場合、一
度に湯を大量に採取すると、貯水タンク2の容量とほぼ
同等の容量しか採取できず、かつその湯温も所定温度に
加熱された湯のみとなっている。
【0007】これを改善するために、ヒータ3に対する
通電制御によって貯水タンク2内の湯温を所望の湯温に
調整できるが、このような通電制御では、貯水タンク2
内の湯温を目標温度(所望湯温)に制御するのに時間が
掛かってしまう。そこで本発明は、貯水タンクの容量以
上の湯を供給でき、かつその湯温を所望の湯温として供
給できる飲料供給機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、貯水
タンクに貯えられている湯を供給して所望の飲料を得る
飲料供給機において、貯水タンクの上部に連通した第1
の湯供給管に設けられ、貯水タンクにおける上部の比較
的高い湯温の湯を供給する給湯用弁と、貯水タンクの底
部に連通した第2の湯供給管に設け、貯水タンクにおけ
る下部の比較的低い湯温の湯を供給する湯温調整用弁
と、これら給湯用弁及び湯温調整用弁の各開放時間を制
御し、貯水タンクから供給された比較的高い湯温の湯と
比較的低い湯温の湯とを混合させて所望湯温の湯を得る
湯供給制御手段とを備えて上記目的を達成しようとする
飲料供給機である。
【0009】 請求項2によれば、所定温度よりも高い
湯を貯える湯タンク及び所定温度よりも低い水を貯える
水タンクを備えた飲料供給機において、湯タンクから供
給される所定温度よりも高い湯と、飲料の粉末原料と、
水タンクから供給される所定温度よりも低い水とをミキ
シングするミキシングボールと、湯タンクに連通した湯
供給管に設けられ、湯タンクに貯えられた所定温度より
も高い湯をミキシングボールに供給する給湯用弁と、水
タンクに連通した水供給管に設けられ、水タンクに貯え
られた所定温度よりも低い水をミキシングボールに供給
する湯温調整用弁と、給湯用弁のみを開放して湯タンク
から供給された所定温度よりも高い湯をミキシングボー
ルに供給させ、又は給湯用弁を開放して湯タンクから供
給された所定温度よりも高い湯をミキシングボールに供
給させ、次に粉末原料がミキシングボールに供給された
後に、湯温調整用弁を開放して水タンクから供給された
所定温度よりも低い水をミキシングボールに供給させて
所望湯温でかつ一定水量の飲料を得る湯供給制御手段と
を備えて上記目的を達成しようとする飲料供給機であ
る。
【0010】
【作用】請求項1によれば、貯水タンクの上部に連通し
た第1の湯供給管と貯水タンクの底部に連通した第2の
湯供給管との各開放時間を湯供給制御手段により制御し
て、貯水タンクから供給された比較的高い湯温の湯と比
較的低い湯温の湯とを混合させて所望湯温の湯を得る。
【0011】 請求項2によれば、湯タンクから供給さ
れる所定温度よりも高い湯と、飲料の粉末原料と、水タ
ンクから供給される所定温度よりも低い水とをミキシン
グするミキシングボールに、湯供給制御手段により給湯
用弁のみを開放して湯タンクからの所定温度よりも高い
湯をミキシングボールに供給し、又は給湯用弁を開放し
て湯タンクから供給された所定温度よりも高い湯をミキ
シングボールに供給し、次に粉末原料がミキシングボー
ルに供給された後に、湯温調整用弁を開放して水タンク
からの所定温度よりも低い水をミキシングボールに供給
して所望湯温でかつ一定水量の飲料を得る。
【0012】請求項2によれば、給湯用弁が開放制御さ
れて湯タンクの湯が供給され、これと共に湯温調節用弁
が開放制御されて水タンクの水が供給される。これら湯
タンクの湯及び水タンクの水をそれぞれ採取することに
より1つの貯水タンク容量以上の湯を得ることができ、
かつ給湯用弁及び湯温調節用弁の各開放時間を制御する
ことにより所望湯温の湯が得られる。
【0013】
【実施例】
(1) 以下、本発明の第1の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は自動給茶機の構成図である。加熱及
び冷却兼用の貯水タンク10が備えられている。この貯
水タンク10の底部には、ヒータ11が配置され、かつ
その側面には各温度センサ12、13が設けられてい
る。
【0014】この貯水タンク10の底部には、水供給管
14が接続され、これに水供給用の電磁弁15が接続さ
れている。なお、この水供給管14は、水供給用の電磁
弁15と逆止弁16との間で分岐し、この分岐した水供
給管14を貯水タンク10の上部に接続するとともに電
磁弁17を設けている。
【0015】一方、貯水タンク10の上部には、第1の
湯供給管18が接続され、これに給湯電磁弁19が設け
られている。第1の湯供給管18は、下方に向かって配
管され、その湯出口をカップ20の上方に配置してい
る。
【0016】又、貯水タンク10の下部には、第2の湯
供給管21が接続され、これに湯温調節電磁弁22が設
けられている。第2の湯供給管21は、下方に向かって
配管され、その湯出口をカップ20の上方に配置してい
る。
【0017】なお、貯水タンク10の底部には、排出管
23が接続され、これに排出用電磁弁24が設けられて
いる。又、貯水タンク10の上部には、水位センサとし
てのフロート25が設けられている。
【0018】原料タンク26には、液状の茶原料が収納
されている。この原料タンク26の底部には、茶供給管
27が接続され、これに茶供給用電磁弁28が設けられ
ている。茶供給管27は、下方に向かって配置され、そ
の茶出口をカップ20の上方に配管している。
【0019】なお、貯水タンク10の下方には、冷却装
置29が設けられている。給茶制御装置30は、給茶ボ
タン等の手動操作による給茶指令が入力すると、茶供給
用電磁弁28を所定期間だけ開放して茶原料をカップ2
0に供給し、かつ給湯電磁弁19及び湯温調節電磁弁2
2をそれぞれ所定期間だけ開放制御して貯水タンク10
における上部及び下部のそれぞれ温度の異なる各湯をカ
ップ20に供給して茶を得る機能を有している。
【0020】この場合、給茶制御装置30は、給湯電磁
弁19及び湯温調節電磁弁22の各開放期間を茶温度設
定器31に設定された茶温度に応じて制御する機能を有
している。
【0021】すなわち、茶温度設定器31は、茶温度を
「あつめ、標準、ぬるめ」の各湯温に選択設定する各ス
イッチを備えている。給茶制御装置30は、この茶温度
設定器31のスイッチ操作を受け、茶温度「あつめ、標
準、ぬるめ」に応じて給湯電磁弁19及び湯温調節電磁
弁22の各開放期間を制御する機能を有している。
【0022】又、給茶制御装置30は、給湯電磁弁19
及び湯温調節電磁弁22を各開放制御し、これとともに
水供給用の電磁弁15を開放して水を貯水タンク10内
に供給する機能を有している。この場合、給茶制御装置
30は、フロート25からの水位検出信号を受け、貯水
タンク10内の水位が所定水位に達すると、水供給用の
電磁弁15を閉じる機能を有している。
【0023】又、給茶制御装置30は、各温度センサ1
2、13からの各湯温検出信号を受け、これら検出され
た各湯温から設定湯温との温度差を求め、この温度差に
応じてヒータ11に対する通電制御を行う機能を有して
いる。
【0024】次に上記の如く構成された給茶機の作用に
ついて説明する。給茶制御装置30は、各温度センサ1
2、13からの各湯温検出信号を受け、これら検出され
た各湯温から設定湯温との温度差を求め、この温度差に
応じてヒータ11に対する通電制御を行う。これによ
り、貯水タンク10内の水は、加熱されて所定の湯温に
達する。
【0025】この状態に、給茶制御装置30に給茶指令
が入力し、かつ茶温度設定器31が操作されて例えば茶
温度「あつめ」が設定されると、給茶制御装置30は、
茶供給用電磁弁28を所定期間だけ開放する。これによ
り、原料タンク26に収納されている液状の茶原料が、
所定量だけカップ20に供給される。
【0026】これとともに給茶制御装置30は、給湯電
磁弁19を所定期間だけ開放制御し、これと同時に湯温
調節電磁弁22を給湯電磁弁19の開放期間よりも短い
期間だけ開放制御する。
【0027】なお、給茶制御装置30には、茶温度「あ
つめ」のときの湯温調節電磁弁22の開放時間が一番長
く、次に茶温度「標準」、次に茶温度「ぬるめ」の順に
開放時間が設定され、かつこれら給湯電磁弁19及び湯
温調節電磁弁22を同時に開放してカップ20に供給さ
れる湯量は、各茶温度「あつめ、標準、ぬるめ」とも同
一に設定されている。
【0028】このように給湯電磁弁19及び湯温調節電
磁弁22が開放されると、貯水タンク10における上部
の比較的高い湯温の湯が第1の湯供給管18を通してカ
ップ20に供給され、これと同時に貯水タンク10にお
ける下部の比較的低い湯温の湯が第2の湯供給管21を
通してカップ20に供給される。
【0029】これにより、カップ20内において、液状
の茶原料が湯により薄まり、かつ比較的高い湯温の湯と
比較的低い湯温の湯とが混合し、茶温度「あつめ」の茶
が得られる。
【0030】又、給茶制御装置30は、水供給用の電磁
弁15を開放して水を貯水タンク10内に供給し、貯水
タンク10内の水位が所定水位に達したところで水供給
用の電磁弁15を閉じる。
【0031】このように上記第1の実施例によれば、貯
水タンク10の上部に設けた給湯電磁弁19及び下部に
設けた湯温調節電磁弁22を同時に開放制御して給湯す
るようにしたので、貯水タンク10上部に設けた給湯電
磁弁19のみを開放制御する場合と比較して貯水タンク
10の湯の採取量を多くできる。
【0032】そのうえ、これら給湯電磁弁19及び湯温
調節電磁弁22の開放期間を制御することにより所望の
茶温度、例えば茶温度「あつめ、標準、ぬるめ」の茶を
得ることができる。
【0033】さらに、加熱及び冷却兼用の貯水タンク1
0において、給湯電磁弁19及び湯温調節電磁弁22を
同時に開放制御するので、これら電磁弁19又は電磁弁
22の接続された第1又は第2の湯供給管18、21の
いずれか一方の湯供給管に水が長期間に渡って滞留する
ことがなく、この滞留した水によって茶を得ることを防
止できる。
【0034】なお、この第1の実施例は次の通りに変形
してもよい。例えば、給茶制御装置30は、貯水タンク
10の上下に設けられた各温度センサ12、13からの
各温度検出信号を受けて、貯水タンク10の上下部にお
ける各湯温を求め、これら湯温から可変可能な採取湯温
を設定し、この採取湯温に応じて給湯電磁弁19及び湯
温調節電磁弁22の各開放期間を決定するようにしても
よい。 (2) 次に本発明の第2の実施例について説明する。
【0035】図2は自動給茶機の構成図である。この自
動給茶機には、冷水タンク40及び湯タンク41が備え
られている。冷水タンク40には、水供給管(不図示)
が接続されてこれに水供給用の電磁弁が接続され、かつ
底部に水供給管42が接続されてこれに湯温調節用弁と
して冷水電磁弁43が設けられている。水供給管42
は、下方に向かって配管され、その水出口をミキシング
ボール44内に配置している。
【0036】又、冷水タンク40の側面には、冷水タン
ク40内の水温を検出する水温センサ(不図示)が設け
られている。湯タンク41の底部には、ヒータが配置さ
れ、貯水されている水を加熱するものとなっている。
【0037】又、湯タンク41の底部には、水供給管
(不図示)が接続されてこれに水供給用の電磁弁が接続
され、かつ上部に湯供給管45が接続されてこれに給湯
電磁弁46が設けられている。湯供給管45は、下方に
向かって配管され、その湯出口をミキシングボール44
内に配置している。
【0038】又、湯タンク41の側面には、湯タンク4
1内の湯温を検出する湯温センサ(不図示)が設けられ
ている。原料タンク47には、茶の粉末原料が収納さ
れ、スクリュー等の原料送出機構により茶原料が所定量
づつミキシングボール44内に供給されるものとなって
いる。なお、スクリュー等は、原料モータに連結されて
回転駆動する構成となっている。
【0039】ミキシングボール44内には、撹拌機48
が備えられ、湯と茶原料とを攪拌して茶を得るものとな
っている。このミキシングボール44の底部には、茶供
給管49が接続され、その茶出口をカップ20の上方に
配置している。又、この茶供給管49には、茶抽出用の
電磁弁が設けられている。
【0040】一方、給茶制御装置50は、給茶ボタン等
の手動操作による給茶指令が入力すると、原料タンク4
7の原料モータに粉末原料の送出指令を発して茶の粉末
原料をカップ20に供給するとともに撹拌機48のミキ
シングモータを駆動し、かつ給湯電磁弁46を所定期間
だけ開放して湯をミキシングボール44に供給し、次に
冷水電磁弁43を所定期間だけ開放して水をミキシング
ボール44に供給し、この後に茶抽出用の電磁弁に抽出
バルブ開放指令を発して茶をカップ20に供給する機能
を有している。
【0041】この場合、給茶制御装置50は、給湯電磁
弁46及び冷水電磁弁43の各開放期間を茶温度設定器
51に設定された温度に応じて制御する機能を有してい
る。すなわち、茶温度設定器51には、図3に示すよう
に茶温度を「あつめ、標準、ぬるめ」の各湯温に選択設
定する各温度設定ボタンが接続されている。給茶制御装
置50は、この茶温度設定器51の温度設定ボタンの選
択操作を受け、この操作された茶温度「あつめ、標準、
ぬるめ」に応じて給湯電磁弁46及び冷水電磁弁43の
各開放期間を制御する機能を有している。
【0042】又、給茶制御装置50は、給湯電磁弁46
及び冷水電磁弁43を各開放制御すると共に水供給用の
各電磁弁を開放して水を冷水タンク40及び湯タンク4
1にそれぞれ供給する機能を有している。
【0043】又、給茶制御装置50は、冷水タンク4
0、湯タンク41に設けられた水温センサ、湯温センサ
からの水温信号、湯温信号をそれぞれ入力し、特に湯温
信号と設定湯温との温度差を求め、この温度差に応じて
ヒータに対する通電制御を行う機能を有している。
【0044】次に上記の如く構成された給茶機の作用に
ついて説明する。給茶制御装置50は、水温センサ及び
湯温センサからの水温信号、湯温信号を受け、このうち
湯温と設定湯温との温度差を求め、この温度差に応じて
ヒータに対する通電制御を行う。これにより、湯タンク
41内の水は、加熱されて所定の湯温に達する。
【0045】この状態に、給茶指令が給茶制御装置50
に入力し、かつ茶温度設定器51が操作されて、例えば
茶温度「あつめ」が設定されると、給茶制御装置50
は、原料タンク47の原料モータに対して粉末原料の送
出指令を発し、原料タンク47に収納されている茶の粉
末原料を所定量だけカップ20に供給する。
【0046】又、給茶制御装置50は、給湯用電磁弁4
5を茶温度「あつめ」に応じた所定期間だけ開放し、湯
タンク41内の湯をミキシングボール44に供給し、か
つ撹拌機48のミキシングモータを回転駆動する。
【0047】これにより、ミキシングボール44内にお
いて、茶の粉末原料は湯に溶ける。次に給茶制御装置5
0は、冷水電磁弁43を所定期間だけ開放し、冷水タン
ク40内の水をミキシングボール44に供給する。
【0048】ここで、冷水電磁弁43、給湯電磁弁4
6、ミキシングモータ、及び原料モータの動作タイミン
グを説明する。第1に、茶温度「あつめ」の場合、図4
に示すように給湯電磁弁46のみが期間t1(全吐出時
間)に渡って開放される。又、この給湯電磁弁46の開
放時から所定期間後にミキシングモータが回転駆動する
と共に原料モータが回転駆動する。
【0049】すなわち、湯がミキシングボール44内に
供給され、この後に茶の粉末原料がミキシングボール4
4内に供給されるとともに撹拌機48が駆動し、湯タン
ク41内の湯温と同一湯温の茶が得られる。
【0050】第2に、茶温度「標準」の場合、図5に示
すように給湯電磁弁46のみが期間t2に渡って開放さ
れ、この後に冷水電磁弁43が所定期間t3に渡って開
放される。なお、期間t1=t2+t3の関係となって
おり、茶を得る水量は茶温度に関係なく一定である。
【0051】又、この給湯電磁弁46の開放時から所定
期間後にミキシングモータが回転駆動すると共に原料モ
ータが回転駆動する。すなわち、湯がミキシングボール
44内に供給され、この後に茶の粉末原料がミキシング
ボール44内に供給されるとともに撹拌機48が駆動
し、茶の粉末原料が湯に溶ける。この後に冷水がミキシ
ングボール44内に供給される。これにより、茶温度
「あつめ」の湯温よりも低い湯温の茶が得られる。
【0052】第3に、茶温度「ぬるめ」の場合、図6に
示すように給湯電磁弁46のみが期間t4に渡って開放
され、この後に冷水電磁弁43が所定期間t5に渡って
開放される。なお、期間t1=t2+t3であり、かつ
期間t5>t3の関係となっており、茶を得る水量は茶
温度に関係なく一定である。
【0053】又、この給湯電磁弁46の開放時から所定
期間後にミキシングモータが回転駆動すると共に原料モ
ータが回転駆動する。すなわち、湯がミキシングボール
44内に供給され、この後に茶の粉末原料がミキシング
ボール44内に供給されるとともに撹拌機48が駆動
し、茶の粉末原料が湯に溶ける。この後に冷水がミキシ
ングボール44内に供給される。これにより、茶温度
「標準」の湯温よりも低い湯温の茶が得られる。
【0054】このようにミキシングボール44内で茶が
得られると、給茶制御装置50は、茶抽出用の電磁弁に
抽出バルブ開放指令を発し、ミキシングボール44内の
茶をカップ20に供給する。
【0055】このように上記第2の実施例によれば、冷
水タンク40及び湯タンク41を備えて冷水電磁弁43
及び給湯電磁弁46をそれぞれ茶温度に応じて開放する
期間を制御するようにしたので、貯水タンクの上部に設
けた給湯用電磁弁19のみを開放制御する場合と比較し
て湯の採取量を多くできる。
【0056】そのうえ、これら冷水電磁弁43及び給湯
電磁弁46の開放期間を制御することにより所望の茶温
度、例えば茶温度「あつめ、標準、ぬるめ」の茶を得る
ことができ、いわゆる冷水煎茶を得ることができる。 (3) 次に本発明の第3の実施例について説明する。
【0057】図7は自動給茶機の構成図である。ホッパ
ー60には、茶葉61が収納されている。このホッパー
60の下部には、送出口62が設けられ、この送出口6
2に対応して送出スクリュー63が配置されている。こ
の送出スクリュー63は、茶葉供給駆動回路64と連結
されており、この茶葉供給駆動回路64の駆動により回
転して茶葉61を送出口62へ順次送るようになってい
る。
【0058】又、この送出口62の下方には、茶漉し器
65が配置されている。この茶漉し器65は、茶葉交換
駆動回路66によって回転され、茶漉し器65にある茶
葉61が捨てられるようになっている。茶漉し器65の
下方には、カップ67が給茶の毎に配置されるようにな
っている。
【0059】一方、給湯タンク70の下部には、給水口
71が設けられるとともに上部には給湯口72が設けら
れている。給水口71には、給水電磁弁73が設けられ
た給水管74が配管され、又、給湯口72には、給湯電
磁弁75が設けられた給湯管76が配管されている。
【0060】又、給湯タンク70の下部には、ヒータ7
7が配置され、ヒータ電源回路78から電力が供給され
るようになっている。さらに、給湯タンク70の上部及
び下部には、それぞれ湯温検知センサ79、80が取り
付けられ、給湯タンク70の上部及び下部の各湯温が湯
温検知器81に送られている。
【0061】又、給湯タンク70の上部には、水位検知
センサ82〜84がそれぞれ所定間隔をおいて給湯タン
ク70の上下方向に配置され、これら水位検知センサ8
2〜84の各検知水位が水位検知器85に送られてい
る。
【0062】茶葉量設定器90は、茶漉し器65の茶葉
61を捨てた後に、茶漉し器65に供給する茶葉61の
量、この茶葉61に湯を供給して第1杯目の茶を得た
後、第2杯目以降の茶を得る際に、それぞれ茶漉し器6
5に追加供給する茶葉61の各量を可変設定する機能を
有している。例えば、第1杯目の茶葉量は何g、第2杯
目以降の追加茶葉量は何gというように設定されるもの
となっている。
【0063】主制御装置91は、給茶指示器92からの
給茶指示を受けると、茶葉量設定器90に設定された茶
葉量を読取り、この茶葉量に従って給茶制御する機能を
有している。
【0064】すなわち、主制御装置91は、茶葉量設定
器90から読み取った茶葉量に応じて茶葉供給駆動回路
64を駆動させる第1の機能、この第1の機能により茶
葉61が茶漉し器65に供給、又は追加供給される毎に
給湯電磁弁75に開放指令を与えて茶漉し器65に湯を
供給する第2の機能、この第2の機能による茶漉し器6
5の茶葉交換後における最初の茶葉61に対する給湯か
ら所定期間、例えば1時間経過すると、茶葉交換駆動回
路66に茶葉交換指令を与える第3の機能を有してい
る。
【0065】次に上記の如く構成された給茶機の作用に
ついて説明する。主制御装置91は、水位検知器85か
ら水位検知信号を受けて給湯タンク70内の湯の水位が
所定水位になっているかを判定し、この水位が所定水位
以下であれば給水電磁弁73を開放して給湯タンク70
内に水を供給する。又、給湯タンク70内の水位が所定
水位であれば、主制御装置91は、給水電磁弁73を閉
じる。
【0066】次に主制御装置91は、湯温検知器81か
らの湯温検知信号を受けて給湯タンク70内の湯温が設
定湯温に達しているかを判定し、湯温が設定湯温に以下
であれば、ヒータ電源回路78に加熱指令を送出する。
これにより、ヒータ77に電力が供給されて給湯タンク
70内の水が加熱される。
【0067】湯温が設定湯温であれば、主制御装置91
は、ヒータ77に対する通電を停止し、給茶指示器92
からの給茶指示を待つ。この給茶指示を待ち状態に、使
用者により給茶指示器92が操作されると、この給茶指
示器92から給茶指示が主制御装置91に入力する。
【0068】この主制御装置91は、給茶指示を入力す
ると、前回の茶漉し器65の茶葉交換後における最初の
茶葉61に対する給湯から所定期間、例えば1時間経過
したかを判定し、この時間が経過していなければ、茶葉
量設定器90に設定されている茶葉量に従って給茶制御
する。
【0069】すなわち、主制御装置91は、茶葉量設定
器90に設定されている茶葉量、すなわち茶漉し器65
の茶葉61を捨てた後に、茶漉し器65に供給する茶葉
61の量、又は、この茶葉61に湯を供給して第1杯目
の茶を得た後、第2杯目以降の茶を得る際に、それぞれ
茶漉し器65に追加供給する茶葉61の各量を読み取
り、この読み取った茶葉量に相当する指令を茶葉供給駆
動回路64に送出する。
【0070】この茶葉供給駆動回路64は、送出スクリ
ュー63を回転させて茶葉量設定器90に設定された茶
葉量の茶葉61を茶漉し器65に供給する。このように
茶葉61が茶漉し器65に供給されると、主制御装置9
1は、給湯電磁弁75に開放指令を送出する。これによ
り、茶漉し器65内の茶葉61に供給され、茶がカップ
67に供給される。
【0071】この後、主制御装置91は、茶漉し器65
の茶葉交換後における最初の茶葉61に対する給湯から
所定期間、例えば1時間経過すると、茶葉交換駆動回路
66に茶葉交換指令を与える。これにより、茶漉し器6
5が回転して茶葉61が捨てられる。
【0072】このように上記第3の実施例によれば、茶
葉量設定器90において茶漉し器65に第1杯目に供給
する茶葉61の量、及びこの茶葉61に湯を供給して初
回目の茶を得た後、第2杯目以降の茶を得る際に、それ
ぞれ茶漉し器65に追加供給する茶葉61の各量を可変
設定する構成としたので、第1杯目の茶葉量、及び第2
杯目以降の茶葉量をそれぞれ所望量に設定でき、かつそ
れぞれの茶葉量もわざわざ計算して求めなくても簡単に
設定できる。
【0073】又、茶葉量の設定を行う場合、第1杯目の
茶葉量は何g、第2杯目以降の追加茶葉量は何gという
ようにその増減が分かりやすく、かつ設定も容易であ
る。これにより、各杯数目で得られる各茶の濃度を均一
にできるばかりでなく、第2杯目以降の茶において所望
濃度の茶として得られるとともに茶の香りの強さも所望
に調整できる。
【0074】この場合、茶葉量設定器90の茶葉量の設
定を使用者が給茶指示の毎に行うようにすれば、1杯の
茶を指示する毎に、使用者の所望する濃度の茶となるよ
うに追加の茶葉量を調整でき、所望濃度でかつ香りの茶
を得ることができる。
【0075】なお、本発明は、上記各実施例に限定され
るものでなく、次の通りに変形してもよい。例えば、第
3の実施例における給湯タンク70の下部に第2の給湯
管を接続し、この第2の給湯管に給湯電磁弁を設けると
ともにその湯出口をカップ67の上方に配置する。
【0076】そして、主制御装置91は、給湯電磁弁7
5を開放して湯を茶漉し器65に供給してカップ67に
茶を供給し、この後に第2の給湯管の給湯電磁弁を開放
して給湯タンク70の下部の湯をカップ67に供給す
る。
【0077】この場合、主制御装置91は、茶温度設定
器51を接続し、この茶温度設定器51に設定された茶
温度「あつめ、標準、ぬるめ」に応じて上記第2の実施
例と同様に給湯電磁弁75と第2の給湯管の給湯電磁弁
との各開放時間を制御する。
【0078】このような構成にすれば、第1杯目の茶葉
量、及び第2杯目以降の茶葉量をそれぞれ所望量に設定
できて所望濃度の茶を得ることができ、かつこの茶の湯
温を「あつめ、標準、ぬるめ」のいずれか所望する湯温
にすることができる。
【0079】又、上記各実施例において、茶の湯温は
「あつめ、標準、ぬるめ」に限らず、例えば「ややぬる
め」とか「ややあつめ」等を選択できるように給湯電磁
弁及び冷水電磁弁の各開放時間を制御するようにしても
よい。さらに、上記第1及び第2の実施例は、茶を得る
場合について説明したが、飲料の原料として例えば液状
のコーヒ原料、粉末のコーヒ原料に適用してもよい。
【0080】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、
水タンクの上部に設けた給湯電磁弁のみから湯を供給す
る場合の湯量と比較して貯水タンクからの所望の湯温の
湯量の採取量を多くできる飲料供給機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる飲料供給機を適用した自動給茶
機の第1の実施例を示す構成図。
【図2】本発明に係わる飲料供給機を適用した自動給茶
機の第2の実施例を示す構成図。
【図3】茶温度設定器の外観図。
【図4】茶温度あつめの給茶制御の動作タイミング図。
【図5】茶温度標準の給茶制御の動作タイミング図。
【図6】茶温度ぬるめの給茶制御の動作タイミング図。
【図7】本発明に係わる飲料供給機を適用した自動給茶
機の第3の実施例を示す構成図。
【図8】従来の自動給茶機の構成図。
【符号の説明】
10…貯水タンク、 15…水供給用の電磁弁、 19…給湯電磁弁、 22…湯温調節電磁弁、 30…給茶制御装置、 40…冷水タンク、 41…湯タンク、 43…冷水電磁弁、 46…給湯電磁弁、 50…給茶制御装置、 51…茶温度設定器、 90…茶葉量設定器。
フロントページの続き (72)発明者 金井 毅 群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器 株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−154086(JP,A) 特開 平6−70852(JP,A) 特開 平6−38880(JP,A) 特開 平6−22853(JP,A) 特開 平2−1294(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 31/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯水タンクに貯えられている湯を供給し
    て所望の飲料を得る飲料供給機において、 前記貯水タンクの上部に連通した第1の湯供給管に設け
    られ、前記貯水タンクにおける上部の比較的高い湯温の
    前記湯を供給する給湯用弁と、 前記貯水タンクの底部に連通した第2の湯供給管に設け
    られ、前記貯水タンクにおける下部の比較的低い湯温の
    前記湯を供給する湯温調整用弁と、 これら給湯用弁及び湯温調整用弁の各開放時間を制御
    し、前記貯水タンクから供給された前記比較的高い湯温
    の湯と前記比較的低い湯温の湯とを混合させて所望湯温
    の湯を得る湯供給制御手段と、 を具備したことを特徴とする飲料供給機。
  2. 【請求項2】 所定温度よりも高い湯を貯える湯タンク
    及び所定温度よりも低い水を貯える水タンクを備えた飲
    料供給機において、前記湯タンクから供給される前記所定温度よりも高い湯
    と、飲料の粉末原料と、前記水タンクから供給される前
    記所定温度よりも低い水とをミキシングするミキシング
    ボールと、 前記湯タンクに連通した湯供給管に設けられ、前記湯タ
    ンクに貯えられた前記所定温度よりも高い湯を前記ミキ
    シングボールに供給する給湯用弁と、 前記水タンクに連通した水供給管に設けられ、前記水タ
    ンクに貯えられた前記所定温度よりも低い水を前記ミキ
    シングボールに供給する湯温調整用弁と、 前記給湯用弁のみを開放して前記湯タンクから供給され
    た前記所定温度よりも高い湯を前記ミキシングボールに
    供給させる、又は前記給湯用弁を開放して前記湯タンク
    から供給された前記所定温度よりも高い湯を前記ミキシ
    ングボールに供給させ、次に前記粉末原料が前記ミキシ
    ングボールに供給された後に、前記湯温調整用弁を開放
    して前記水タンクから供給された前記所定温度よりも低
    い水を前記ミキシングボールに供給させて所望湯温でか
    つ一定水量の前記飲料を得る湯供給制御手段と、 を具備したことを特徴とする飲料供給機。
JP09996394A 1994-05-13 1994-05-13 飲料供給機 Expired - Fee Related JP3486455B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09996394A JP3486455B2 (ja) 1994-05-13 1994-05-13 飲料供給機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09996394A JP3486455B2 (ja) 1994-05-13 1994-05-13 飲料供給機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07303565A JPH07303565A (ja) 1995-11-21
JP3486455B2 true JP3486455B2 (ja) 2004-01-13

Family

ID=14261338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09996394A Expired - Fee Related JP3486455B2 (ja) 1994-05-13 1994-05-13 飲料供給機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3486455B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108078383A (zh) * 2018-01-25 2018-05-29 浙江工业大学之江学院 一种儿童用恒温饮水机及其出水方法
JP2021524361A (ja) * 2018-05-18 2021-09-13 ティー・アンラップド・エルエルシー 正確な温度で制御された水を定量吐出するシステムおよび方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07303565A (ja) 1995-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DK168357B1 (da) Fremgangsmåde og apparat til dispensering af en skummende kaffedrik
US6095031A (en) Computer controlled brewing apparatus
US4595131A (en) Beverage dispensing apparatus
US4815366A (en) Coffee or tea maker
US6612224B2 (en) Method and apparatus for the preparation of hot beverages
CN100405960C (zh) 饮料制造装置
CN105279852B (zh) 杯式自动售货机
CA1120086A (en) Automatic filter-type coffee maker
JP3486455B2 (ja) 飲料供給機
JP6786828B2 (ja) カップ式自動販売機
HRP20010232A2 (en) System for automatic preparation of turkish or lebanese coffee
JP2011242020A (ja) 給湯装置
JPH06319642A (ja) 飲料抽出装置の給湯装置
JP2011149576A (ja) 給湯装置
US4314767A (en) Dispenser of hot beverages prepared from water soluble extracts
JPH05253069A (ja) 飲料抽出装置
JPH0691868B2 (ja) 自動給茶装置
JP3123879B2 (ja) 飲料抽出装置
JP3583881B2 (ja) 自動販売機
JP3894151B2 (ja) カップ式飲料自動販売機
JPH02219790A (ja) 濃縮飲料供給装置
JP3056263U (ja) 冷熱飲料供給機
JPS597997B2 (ja) 定量注出定混合制御装置
JP2006263216A (ja) 飲料抽出方法および飲料抽出器
JP2001109937A (ja) カップ式自動販売機の省エネルギ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees