JP3485908B2 - 腐食モニタリングセンサー並びに該センサーを用いる腐食速度推定方法及び装置 - Google Patents

腐食モニタリングセンサー並びに該センサーを用いる腐食速度推定方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ごみ焼却炉ボイ
ラ、ソーダ回収ボイラ、石炭焚きボイラなどのボイラや
ガスタービンにおいてボイラ伝熱管やガスタービンの構
成部材の腐食速度を継続的に遠隔監視(リモートセンシ
ング)することができ、さらには、炉内環境の腐食性に
ついても同時に測定可能な腐食モニタリングセンサー並
びにこのセンサーを用いる腐食速度推定方法及び装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高温において電気化学計測を行
い、金属の腐食速度を推定する装置としては、例えば、
特開平7−167821号公報に電気化学モニターが記
載されているが、この装置は、高温高圧水における測定
を対象としており、高温溶融塩付着条件での計測を行う
ことができない。
【0003】また、高温溶融塩環境における計測装置と
して、例えば、特開平6−50928号公報に溶融塩中
金属酸化物溶解度センサーが記載されているが、この装
置では、例えば、ボイラ燃焼ガス中の溶融塩の腐食性を
推定することは可能であるが、燃焼ガスよりも温度が低
いボイラ伝熱管に付着した状態での溶融塩の腐食性を知
ることができない。また、金属材料の電気化学計測及び
腐食速度予測を行うことができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みなされたもので、本発明の目的は、ボイラ伝熱管材料
やガスタービン構成部材と、付着した焼却灰中の溶融塩
又は結露水との界面の電気化学インピーダンスを計測す
ることにより、腐食速度及び溶融塩の腐食性を測定する
腐食モニタリングセンサー並びに該センサーを用いる腐
食速度推定方法及び装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の腐食モニタリングセンサーは、中空部が
冷却空気通路である管状の評価材料・白金電極プローブ
と、参照電極プローブとからなり、評価材料・白金電極
プローブは、評価材料電極となる評価材料リングを有
し、この評価材料リングの内面に電気化学計測用の電極
リード線及び熱電対が接合され、この評価材料リングは
両側のセラミックリングを介してサポート管に接続され
ており、一方のセラミックリングに電気化学計測用の白
金電極リード線を接合した白金電極が取り付けられた構
造であり、参照電極プローブは、先端が封止されたセラ
ミック管の内部に電解質が充填されるとともに、参照電
極リード線が挿入された構造であり、プローブの表面全
体に溶融塩又は/及び水溶液が付着・堆積することによ
って、評価材料電極、白金電極及び参照電極が電気化学
的に計測可能な状態となるように、参照電極プローブを
評価材料・白金電極プローブと接触させるか、又は間
をあけて略平行になるように設けて構成されている。
【0006】 この腐食モニタリングセンサーにおいて
は、白金電極が、リング状のものを両側のセラミックリ
ングを介してサポート管に接続される構造か、又は、セ
ラミックリングに白金リード線を結合した白金電極が取
り付けられた構造を有するものとすることができる。ま
た、この腐食モニタリングセンサーにおいて、評価材料
リングの外面は評価材料(試料電極部を除いてセラミ
ックコーティングが施されている。また、この腐食モニ
タリングセンサーにおいて、参照電極プローブのセラミ
ック管をムライト製とすることが好ましい。
【0007】これらの腐食モニタリングセンサーにおい
て、評価材料リング及び白金電極に接合された電気化学
計測用のリード線を、評価材料・白金電極プローブの内
部に通し、端部のフランジ付近においてプローブの外部
に引き出して電気化学計測装置に接続するとともに、参
照電極プローブのリード線を電気化学計測装置に接続
し、評価材料リングの内面に接合された熱電対のリード
線をプローブの内部に通し、端部のフランジ付近におい
てプローブの外部に引き出して温度調節器に接続した構
成とすることが好ましい。
【0008】また、評価材料・白金電極プローブの端部
に空気供給装置を接続し、この空気供給装置と温度調節
器とを接続して、熱電対で検出した評価材料温度が所定
温度になるように、空気供給装置からの冷却空気量を調
整するようにした構成とすることが好ましい。
【0009】本発明の腐食モニタリングセンサーを用い
る腐食速度推定方法は、上記のいずれかの腐食モニタリ
ングセンサーのプローブ先端を腐食雰囲気中に挿入し、
評価材料・白金電極プローブの管内に冷却空気を流通さ
せてプローブ先端のセンサー部を腐食雰囲気温度よりも
低い温度に保持し、プローブの表面全体に溶融塩又は/
及び水溶液が付着・堆積することによって、評価材料電
極、白金電極及び参照電極が電気化学的に計測可能な状
態とし、評価材料電極に溶融塩又は/及び水溶液が付着
し、腐食が進行している状態で、電気化学インピーダン
ス測定を行うことにより、評価材料の腐食速度を推定す
ることを特徴としている。
【0010】また、本発明の腐食モニタリングセンサー
を用いる腐食速度推定装置は、電気化学計測装置及び温
度調節器を備えた腐食モニタリングセンサー、又はこれ
らにブロワを備えた腐食モニタリングセンサのいずれか
の腐食モニタリングセンサーの電気化学計測装置に演算
装置を接続して、電気化学計測装置により電気化学イン
ピーダンス測定を行い、評価材料の腐食速度を演算・推
定するようにしたことを特徴としている。
【0011】本発明の方法及び装置によれば、ボイラ、
ガスタービンなどの高温溶融塩付着環境及び低温結露水
(水溶液)付着環境において電気化学計測を行うことが
可能である。また、燃焼ガス中の溶融塩又は結露水(水
溶液)が、相対的に温度が低い金属表面に付着した状態
において、溶融塩又は結露水(水溶液)の腐食性を推定
することができる。また、高温溶融塩付着条件下及び低
温結露水(水溶液)付着条件下での金属材料の電気化学
計測を行うことが可能であり、さらに、計測値から腐食
速度を推定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明は下記の実施の形態に何ら限定され
るものではなく、適宜変更して実施することができるも
のである。図1は腐食モニタリングセンサー及びこのセ
ンサーを用いる腐食速度推定装置の概略図を示し、図2
はセンサー部の拡大図を示している。本実施形態では、
一例としてボイラに適用する高温腐食モニタリングセン
サーの場合について説明する。
【0013】腐食モニタリングセンサーは、評価材料・
白金電極プローブ10と参照電極プローブであるムライ
ト電極プローブ12とを組み合わせたプローブ構造を有
し、これらのプローブはボイラ炉内の燃焼ガス中に挿入
されている。評価材料・白金電極プローブ10は管内面
から冷却空気により冷却され、プローブ先端のセンサー
部が燃焼ガスよりも低い温度に保持できる温度調節機能
を有している。
【0014】図2に示すように、リング形状の評価材
料、すなわち評価材料リング14は、電気化学計測用の
リード線16と熱電対18とが内面に接合され、外面は
試料電極部20を除いてセラミックコーティングが施さ
れて、セラミックリング22、24を介してステンレス
製サポート管26、28に接続されている。1つのセラ
ミックリング22には、電気化学計測用のリード線30
を接合した白金電極32が取り付けられている。白金電
極は、一例として、リング状のものを両側のセラミック
リングを介してサポート管に接続される構造か、又は、
セラミックリングに白金リード線を結合した白金電極が
取り付けられた構造を有するものである。34はセラミ
ックコーティング部である。なお、評価材料は炉内のボ
イラチューブの材質と同じものを用いる。
【0015】ムライト電極プローブ12は、先端を封じ
たムライト製のセラミック管の内部に電解質36を充填
し、リード線(例えば銀線)38を挿入した構造を有し
ており、高温においてムライトがイオン伝導性を示す性
質を利用して、高温用の参照電極として用いる。図1、
図2に示すように、評価材料・白金電極プローブ10と
接触させるか、又は、数ミリメートル程度の間隔で平行
になるように取り付ける。電解質としては、例えば、ア
ルカリ塩化物に塩化銀を添加した混合塩が用いられる。
なお、低温用の参照電極を用いれば低温腐食のモニタリ
ングも可能である。
【0016】評価材料リング14及び白金電極32に接
合した電気化学計測用のリード線16、30を、評価材
料・白金電極プローブ10の内部を通し、図1に示すよ
うに、ボイラ炉外のフランジ40付近においてプローブ
の外部に引き出し、電気化学計測装置42に接続する。
ムライト電極プローブ12のリード線(銀線)38につ
いても、同様に、電気化学計測装置42に接続する。4
4は炉壁、46はマンホールである。
【0017】熱電対18のリード線(補償導線)48
は、評価材料・白金電極プローブ10の内部を通し、図
1に示すように、ボイラ炉外のフランジ40付近におい
てプローブ10の外部に引き出し、温度調節器50に接
続する。また、評価材料・白金電極プローブ10の端部
に空気供給装置としてブロワ52を接続し、このブロワ
52と温度調節器50とを接続して、熱電対18で検出
した評価材料温度が所定温度になるように、ブロワ52
からの冷却空気量を調整するように構成されている。5
4は空気流量調節弁である。なお、温度調節器50と調
節弁54とを接続してもよい。
【0018】さらに、電気化学計測装置42に演算装置
56を接続して、電気化学計測装置42により電気化学
インピーダンス測定を行い、評価材料の腐食速度を演算
装置56で演算・推定するように構成されている。
【0019】本センサーを、例えば、ごみ焼却炉ボイラ
に適用した事例について説明する。焼却炉内に挿入され
たプローブ10、12には、表面全体に溶融塩が付着・
堆積することによって、試料(評価材料)電極部20、
白金電極32及びムライト電極プローブ12のムライト
電極が電気化学的に計測可能な状態となる。
【0020】溶融塩の腐食性は、溶融塩の塩基度pO2-
に依存する。塩基度pO2-は、溶融塩中の酸化物イオン
濃度[O2-]を用いてpO2-=−log[O2-]で定義
され、ムライト電極を基準とした白金電極の電位から図
3の関係を用いて測定される。一方、溶融塩の塩基度
は、数1にしたがって雰囲気中の塩化水素と水蒸気に依
存し、したがって、溶融塩の腐食性は燃焼ガス中の塩化
水素濃度又は水蒸気濃度によって変化する。たとえば、
ごみ焼却炉雰囲気中の塩化水素は、図4のようにボイラ
伝熱管材料の高温腐食を促進する。
【0021】
【数1】
【0022】以上の理由から、本センサーのプローブに
溶融塩が付着した状態で白金電極32の電位を計測する
ことにより、焼却灰中の溶融塩の腐食性を推定すること
ができる。
【0023】 ごみ焼却炉内におけるボイラ伝熱管材料
の腐食速度と電気化学インピーダンス測定により求めら
れた材料の分極抵抗値との関係が図5のように得られて
いる。したがって、本センサーの試料電極部20に溶融
塩が付着し、高温腐食が進行している状態で、電気化学
インピーダンス測定を行うことにより、評価材料の腐食
速度を推定することが可能である。なお、腐食電流と分
極抵抗の逆数の間には比例関係が成立するため、電気化
インピーダンス法で分極抵抗を求めることができれば
腐食速度が測定できる。電気化学インピーダンス法で
は、低周波側(f−0)と高周波側(f−∞)のインピ
ーダンス収束値の差が分極抵抗に相当するため、この値
の逆数をモニタリングの指標とすることで材料の腐食速
度を予測できる。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) ボイラ、ガスタービンなどの高温溶融塩付着環
境及び低温結露水(水溶液)付着環境において電気化学
計測を行うことが可能である。 (2) 腐食雰囲気中の溶融塩又は結露水(水溶液)
が、相対的に温度が低い金属表面に付着した状態におい
て、溶融塩又は結露水(水溶液)の腐食性を推定するこ
とができる。 (3) 高温溶融塩付着条件下等での金属材料の電気化
学計測を行うことが可能であり、さらに、計測値から腐
食速度を推定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の腐食モニタリングセンサー及びこのセ
ンサーを用いた腐食速度推定装置を示す概略構成図であ
る。
【図2】図1における腐食モニタリングセンサー部の拡
大斜視図である。
【図3】白金電極の電位と溶融塩の塩基度との関係を示
すグラフである。
【図4】ごみ焼却炉模擬ガス中の塩化水素濃度とボイラ
材料の高温腐食量との関係を示すグラフである。
【図5】ごみ焼却灰埋没条件下での電気化学インピーダ
ンス測定結果と腐食速度との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10 評価材料・白金電極プローブ 12 ムライト電極プローブ 14 評価材料リング 16、30 電気化学計測用のリード線 18 熱電対 20 試料電極部 22、24 セラミックリング 26、28 ステンレス製サポート管 32 白金電極 34 セラミックコーティング部 36 電解質 38 リード線(銀線) 40 フランジ 42 電気化学計測装置 44 炉壁 46 マンホール 48 熱電対のリード線 50 温度調節器 52 ブロワ 54 空気流量調節弁 56 演算装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−346791(JP,A) 特開 平6−147404(JP,A) 特開 平6−50928(JP,A) 実開 昭62−75306(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 27/26 G01N 17/02 G01N 27/02 F22B 37/38 JICSTファイル(JOIS)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空部が冷却空気通路である管状の評価
    材料・白金電極プローブと、参照電極プローブとからな
    り、 評価材料・白金電極プローブは、評価材料電極となる
    価材料リングを有し、この評価材料リングの内面に電気
    化学計測用の電極リード線及び熱電対が接合され、この
    評価材料リングは両側のセラミックリングを介してサポ
    ート管に接続されており、一方のセラミックリングに電
    気化学計測用の白金電極リード線を接合した白金電極が
    取り付けられた構造であり、 参照電極プローブは、先端が封止されたセラミック管の
    内部に電解質が充填されるとともに、参照電極リード線
    が挿入された構造であり、プローブの表面全体に溶融塩又は/及び水溶液が付着・
    堆積することによって、評価材料電極、白金電極及び参
    照電極が電気化学的に計測可能な状態となるように、
    照電極プローブを評価材料・白金電極プローブと接触さ
    せるか、又は間をあけて略平行になるように設けたこ
    とを特徴とする腐食モニタリングセンサー。
  2. 【請求項2】 白金電極が、リング状のものを両側のセ
    ラミックリングを介してサポート管に接続される構造
    か、又は、セラミックリングに白金リード線を結合した
    白金電極が取り付けられた構造を有する請求項1記載の
    腐食モニタリングセンサー。
  3. 【請求項3】 評価材料リングの外面は評価材料電極部
    を除いてセラミックコーティングが施されている請求項
    1又は2記載の腐食モニタリングセンサー。
  4. 【請求項4】 参照電極プローブのセラミック管がムラ
    イト製である請求項1、2又は3記載の腐食モニタリン
    グセンサー。
  5. 【請求項5】 評価材料リング及び白金電極に接合され
    た電気化学計測用のリード線を、評価材料・白金電極プ
    ローブの内部に通し、端部のフランジ付近においてプロ
    ーブの外部に引き出して電気化学計測装置に接続すると
    ともに、参照電極プローブのリード線を電気化学計測装
    置に接続し、評価材料リングの内面に接合された熱電対
    のリード線をプローブの内部に通し、端部のフランジ付
    近においてプローブの外部に引き出して温度調節器に接
    続した請求項1〜4のいずれかに記載の腐食モニタリン
    グセンサー。
  6. 【請求項6】 評価材料・白金電極プローブの端部に空
    気供給装置を接続し、この空気供給装置と温度調節器と
    を接続して、熱電対で検出した評価材料温度が所定温度
    になるように、空気供給装置からの冷却空気量を調整す
    るようにした請求項1〜5のいずれかに記載の腐食モニ
    タリングセンサー。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の腐食モ
    ニタリングセンサーのプローブ先端を腐食雰囲気中に挿
    入し、評価材料・白金電極プローブの管内に冷却空気を
    流通させてプローブ先端のセンサー部を腐食雰囲気温度
    よりも低い温度に保持し、プローブの表面全体に溶融塩
    又は/及び水溶液が付着・堆積することによって、評価
    材料電極、白金電極及び参照電極が電気化学的に計測可
    能な状態とし、評価材料電極に溶融塩又は/及び水溶液
    が付着し、腐食が進行している状態で、電気化学インピ
    ーダンス測定を行うことにより、評価材料の腐食速度を
    推定することを特徴とする腐食モニタリングセンサーを
    用いる腐食速度推定方法。
  8. 【請求項8】 請求項5又は6記載の腐食モニタリング
    センサーの電気化学計測装置に演算装置を接続して、電
    気化学計測装置により電気化学インピーダンス測定を行
    い、評価材料の腐食速度を演算・推定するようにしたこ
    とを特徴とする腐食モニタリングセンサーを用いる腐食
    速度推定装置。
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