JP3484670B2 - 衛星通信システム - Google Patents

衛星通信システム

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JP3484670B2 JP03528899A JP3528899A JP3484670B2 JP 3484670 B2 JP3484670 B2 JP 3484670B2 JP 03528899 A JP03528899 A JP 03528899A JP 3528899 A JP3528899 A JP 3528899A JP 3484670 B2 JP3484670 B2 JP 3484670B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は衛星通信システムに
関し、特にデータ中継衛星との衛星通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、人工衛星を利用した衛星通信シス
テムの発展がめざましい。従来、図5に示すように、小
型周回衛星においては、姿勢異常時の対処、アンテナポ
インティング(指向)装置を使用しないことによる運用
の容易さ、また重量、コストの面等から無指向アンテナ
2を使用して通信を行っている。すなわち、データ処理
装置(図示せず)からのデータを、送信機8によりダイ
プレクサ22と無指向アンテナ2とを介して電波にて送
信し、同じく無指向アンテナ2とダイプレクサ22とを
介して、受信機24にて受信した電波をデコーダ10に
てデータ復調(復号)する。
【0003】また、衛星通信システムにおける干渉回避
の対策例が特開平10−145275号及び特開平10
−145260号公報に提案されている。すなわち、必
要とする通信の相手方のみに指向ビームを形成し、干渉
信号到来方向に対してはアンテナパターンのヌルを配向
して干渉を緩和する。
【0004】さらに、受信アンテナの切り替えを行って
通信を行う装置の例が、特開平9−307492号公報
に提案されている。すなわち、アンテナの受信レベルを
比較し、その値が最大となるアンテナを選択する。さら
にまた、同じく受信アンテナの切り替えを行って通信を
行う装置の例が、特開昭61−63119号公報に提案
されている。すなわち、この提案もアンテナの受信レベ
ルを比較し、その値が最大となるアンテナを選択する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す従来の衛星
通信システムにおいては、通信時に全く異なる方向に対
してもアンテナ利得を持っている問題がある。すなわ
ち、同じ周波数帯を使用する他衛星通信網との間の干渉
が問題となる。人工衛星においては限られた周波数帯を
使用するため、同じ周波数帯を使用する衛星通信網と近
い軌道にて同時に運用される場合がある。衛星軌道が近
い場合、無指向アンテナでは有害な干渉が発生する可能
性が高い。衛星個数が増え続けている現状では、有害な
干渉が発生する可能性はさらに高まりつつある。また、
干渉を避けるためアンテナを切り替えて通信する方法を
採った場合、通信回線断の状態が発生する問題がある。
【0006】特開平10−145275号あるいは特開
平10−145260号公報記載の提案の場合、装置が
複雑であって規模が大きくなる問題がある。すなわち、
小型周回衛星には適さず、コスト、衛星搭載における信
頼性の問題が残る。また、衛星の姿勢異常が発生した場
合、回線断となり再捕捉が必要となる問題がある。すな
わち、衛星の存続に係わる問題が発生する可能性があ
る。
【0007】特開平9−307492号公報記載の提案
の場合は、希望信号と同程度の同じ周波数の干渉信号が
存在する際、その信号に応答してアンテナを切り替えて
しまい、目的とする通信が行えない問題がある。すなわ
ち、最大受信レベルを得るために、受信レベルが最大と
なるアンテナと、次に大きなレベルの指向方向の異なる
アンテナとの2つのアンテナを常時使用するため、例え
ば2つ目のアンテナにて干渉信号を受信してしまう可能
性がある。これはレベル判定のみにてアンテナを切り替
えているからである。
【0008】特開昭61−63119号公報記載の提案
の場合は、希望信号と同程度の同じ周波数の干渉信号が
存在する際、その信号に応答してアンテナを切り替え
て、目的とする通信が行えなくなる問題がある。すなわ
ち、これもレベル判定のみにてアンテナを切り替えてい
るからである。
【0009】本発明の目的は、衛星通信において他衛星
通信網から受ける干渉あるいは他通信網に与える干渉を
軽減し、良好な通信を常時維持できる衛星通信システム
を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による衛星通信シ
ステムは、衛星局側に、複数のアンテナ素子にて構成さ
れ前記複数のアンテナ素子を切り替えることにより指向
性方向が制御できる指向成形アンテナと、指向性の少な
い無指向アンテナと、前記指向成形アンテナ及び前記無
指向アンテナの受信レベルを検出する受信レベル検出手
段と、前記指向成形アンテナの前記受信レベルが最大に
なるように前記アンテナ素子を切り替えるアンテナ切り
替え手段と、地球局からの衛星ダウンリンク捕捉時前記
無指向アンテナを動作させる無指向アンテナ制御手段と
を含むことを特徴とする。
【0011】そして、前記アンテナ素子の切り替え期間
及びその前後の期間前記無指向アンテナ制御手段を動作
させることを特徴とする。また、前記アンテナ切り替え
手段は、次に切り替える前記アンテナ素子を予測するア
ンテナ素子予測手段を含むことを特徴とする。さらには
また、前記アンテナ素子予測手段の制御プログラムが、
前記地球局から書き替えられることを特徴とする。ま
た、前記受信レベル検出手段の検出レベルは前記地球局
から設定できることを特徴とし、また、前記無指向アン
テナのアンテナパターンは前記指向成形アンテナの全ア
ンテナパターンをカバーすることを特徴とする。
【0012】本発明の作用は次の通りである。送/受信
アンテナにおいて、複数個のアンテナ素子を有する指向
成形のアンテナと、無指向のパターンを有するアンテ
ナ、または複数個のアンテナ素子の有する全アンテナパ
ターンをカバーできるパターンを有すアンテナを設け
る。指向成形アンテナは通信の相手方の方向のみ指向す
るように、衛星の飛翔(姿勢変化)に伴いアンテナ素子
を順次切り替えて使用する。この切り替え時のみに無指
向アンテナを接続する。従って、通信時に有害な干渉を
軽減した通信が行え、姿勢異常(変化)時、指向がずれ
ると無指向アンテナにも接続されて継続した運用が行え
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明によるの実施例
の構成を示すブロック図であり、図5と同等部分は同一
符号にて示している。図1において、本発明による衛星
通信システムは、複数(n個)のアンテナ(素子)11
〜1nにて構成される指向成形アンテナ1、無指向性あ
るいはアンテナ1の全アンテナパターンをカバーするパ
ターンを有する無指向アンテナ2を有する。
【0014】また、アンテナ素子11〜1nを切り替え
るアンテナ切り替え器3、送信信号を無指向アンテナ2
あるいはダミー5に切り替えるアンテナ切り替え器4、
無指向アンテナ2を使用しない場合に、送信信号を接続
する無指向アンテナ2と同一のインピーダンス(及び同
一許容電力値)を有する(アンテナ)ダミー5を有す
る。さらに、送受信信号を分離・接続するダイプレクサ
21,22、送信信号を分岐するカプラ7、データ処理
装置(図示せず)からの(送信)データ信号を変調して
送信する送信機8、受信信号を増幅して復調する受信機
23,24、受信した信号を復号するデコーダ10、受
信レベルを判定・制御する判定部/制御部6を有して構
成される。さらにまた、受信機23,24は受信レベル
を検出する受信レベル検出部25を有する。
【0015】本発明の実施例の動作を図1〜4により説
明する。図1において、指向成形アンテナ1は複数個の
アンテナ素子11〜1nを、相互にアンテナパターンが
ある程度重なるように配置している。これとは別に無指
向アンテナ2を(一つ)備えている。指向成形アンテナ
1にて受信した信号は、送信信号と受信信号との分波を
行うダイプレクサ21を経由し、受信機23にて受信、
復調される。このとき指向成形アンテナ1の受信信号レ
ベルを受信レベル検出部25にて検出し、この結果を判
定部/制御部6に出力できるようになっている。
【0016】一方、無指向アンテナ2にて受信した信号
は、ダイプレクサ22を経由して受信機24にて受信、
復調される。受信機23,24の出力復調信号はデコー
ダ10にて合成された後、復号される。送信機8の出力
送信信号はカプラ7により指向成形アンテナ1、無指向
アンテナ2の両方に出力できるようになっている。指向
成形アンテナ1はアップリンク(地球局;地上局;図示
せずから)の受信レベルに基づき判定部/制御部6の指
示によりアンテナ切り替え器3にて切り替える。また、
無指向アンテナ2も判定部/制御部6の指示によりアン
テナ切り替え器4にて接続、あるいは非接続(ダミー5
へ接続)の切り替えができるようになっている。
【0017】図2は受信レベル検出部25の一例を示す
ブロック図である。図2において、AGC(Automatic
Gain Control;自動利得制御)検出(検波)部33にて
アップリンク信号の受信レベルを検出し判定部/制御部
6に出力する。図3に判定部/制御部6の一例を示す。
図3において、判定部/制御部6はローパスフィルタ4
1、比較器42、制御器43にて構成される。受信機2
3のAGC検波部33より出力されるAGC制御電圧が
規定値に達しているかどうかを比較器42にて判定し、
切り替えが必要と判定された場合に、制御器43にてア
ンテナ切り替え命令をアンテナ切り替え器3,4に供給
する。
【0018】図1において、指向成形アンテナ1は通信
の相手方の方向を指向するアンテナ素子例えば11を最
初に選択して通信を行う。例えば、アンテナ素子11に
て受信した信号は、送信信号と受信信号との分波を行う
ダイプレクサ21を経由し、受信機23にて受信、復調
される。このとき、アンテナ素子11の受信信号レベル
を受信レベル検出部25にて検出し、判定部/制御部6
に出力する。
【0019】一方、無指向アンテナ2にて受信した信号
はダイプレクサ22を経由して受信機24にて受信、復
調される。衛星の飛翔(姿勢変化)に伴いアンテナ素子
11の受信レベルが規定値以下に低下した場合、判定部
/制御部6にては、アンテナ切り替え器3に命令してア
ンテナ素子11を別の、例えばアンテナ素子12に切り
替えて通信を続ける。但し、このとき、アンテナ素子1
1を12に切り替える直前に、無指向アンテナ2を接続
し指向成形アンテナ12に切り替わった直後に、無指向
アンテナ2の接続を切る。無指向アンテナ2の接続、非
接続は判定部/制御部6の命令によりアンテナ切り替え
器4にて行う。
【0020】図2において、受信機23,24はAGC
(自動利得制御)回路を有しており、AGC検波部33
にてはアップリンク信号の受信レベルを検出し、判定部
/制御部6に供給する。図3に示す判定部/制御部6に
ては、受信機23,24のAGC検波部33より供給さ
れるAGC制御電圧により、アップリンク受信レベルを
比較器42により判定し、ある規定値に達して切り替え
が必要と判定された場合に、制御器43に判定結果を供
給する。
【0021】一方、プログラム処理器44にては、軌道
予報値に基づいて予測を行い、次に切り替えるアンテナ
素子11〜1nの指定及び切り替えタイミングの指示を
制御器43に供給する。このプログラムは地球局からの
通信により書き替えも可能である。制御器43にては、
比較器42の結果を基にプログラム処理器44の指示に
より、次に切り替えるアンテナ素子11〜1nを選択す
るようにアンテナ切り替え器3,4に切り替え指示を供
給する。
【0022】これにより、アンテナ切り替え器3の動作
の直前に、アンテナ切り替え器4により無指向アンテナ
2を接続状態にし、続いて、アンテナ切り替え器3によ
り次のアンテナ素子12に切り替え指示を行い、続い
て、アンテナ切り替え器4を非接続にする動作を実行す
る。従って、送信時においては指向成形アンテナ1切り
替え時のみにおいて、指向成形アンテナ1と無指向アン
テナ2とはカップラ7による合成アンテナとなる。これ
により、アンテナ素子11〜1nの切り替えによる通信
回線断を回避する。また、姿勢異常が発生した場合、指
向成形アンテナ1にての通信レベルが低下し、ある規定
値以下の場合は無指向アンテナ2が接続されるため、常
時継続した運用が行える。
【0023】受信時においては、指向成形アンテナ1を
使用している間は受信機23を使用して受信信号の復調
が行なわれ、もう一方の受信機24は受信信号が無く、
復調信号を出力しない状態となっている。ある規定入力
レベル以下の場合は復調信号を出力しない機能を有して
いるのは、受信機23,24共に同じである。
【0024】アンテナ素子11〜1nの切り替え時は、
上述のように無指向アンテナ2も接続されるため、両方
の受信機23,24からの復調信号がデコーダ10に出
力されるが、復調信号はデコーダ10内にて合成されて
いるため、継続した復号が行える。アンテナ素子11〜
1n接続時に受信レベルが大きく変化することもある
が、受信機23,24のAGC回路により、変動を抑え
た復調信号を出力する。
【0025】なお、無指向アンテナ2の受信機24及び
指向成形アンテナ1の受信機23は、先に同期した方の
受信機23あるいは24のローカル周波数に常に一致さ
せる機能を有し、無指向アンテナ2は接続とほぼ同時に
受信が可能となる。
【0026】このように上記実施例においては、基本的
には指向成形アンテナ1を使用した通信であるため、干
渉を軽減した通信ができる。また、無指向アンテナ2が
設けられているので、アンテナ素子11〜1n切り替え
時も連続した通信が行える。さらに、衛星姿勢異常時
等、指向成形アンテナ1の受信レベルが低下した場合で
も、指向成形アンテナ1、無指向アンテナ2のいずれか
が使用できるため、常時継続した通信ができる。
【0027】地球局における衛星ダウンリンク(衛星か
ら地球局への送信)捕捉(ルートの確立)時は、指向成
形アンテナ1、無指向パターンアンテナ2の両方を使用
するようにすることにより、短時間にての捕捉ができ
る。アンテナ素子11〜1nの個数が多い場合は、ビー
ム幅を鋭くでき、干渉軽減の効果も高まる。搭載アンテ
ナ(素子)個数、干渉軽減の要求程度は衛星通信システ
ムの状況に応じて設定することができる。
【0028】図4に本発明の他の実施例を示す。図4に
おいて、カプラ7の代わりに切り替え器9を設け、通常
動作時は無指向アンテナ2を使用せず、アンテナ素子1
1〜1nのみ順次切り替えて通信する。衛星姿勢異常等
によりビームが外れる場合は、無指向アンテナ2に接続
する。このように、通常指向成形アンテナ1のみ使用し
ているので、干渉軽減をさらに向上させるという効果が
得られる。また、通信の連続性を重視されない通信網に
おいて有益である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、与干渉、
被干渉共に軽減された衛星通信が行える効果がある。す
なわち、複数個の指向成形用のアンテナ素子を使用し、
常時通信の相手方向となるように、自動的に切り替える
機能を備える。なお、次に切り替えるべきアンテナ素子
を予測しているため、誤って干渉信号を受信することが
ない。さらに、アンテナ切り替え時も通信回線断のない
通信が行える効果がある。すなわち、アンテナ素子を切
り替える場合のみ無指向アンテナを合成接続するためで
ある。さらにまた、地球局からのコマンド信号によるア
ンテナ切り替えがなくても、常時安定した通信を維持で
きる効果がある。すなわち、指向成形アンテナ、無指向
アンテナいずれかのアンテナにて常時受信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】受信レベル検出部周辺の詳細回路図である。
【図3】判定部/制御部の詳細回路図である。
【図4】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図5】従来の衛星通信システムの一例のブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 指向成形アンテナ 2 無指向アンテナ 3,4 アンテナ切り替え器 5 ダミー 6 判定部/制御部 7 カプラ 8 送信機 10 デコーダ 11〜1n アンテナ素子 21,22 ダイプレクサ 23,24 受信機 25 受信レベル検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 7/10 H04B 7/10 A (56)参考文献 特開 昭48−47743(JP,A) 特開 平9−307492(JP,A) 特開 昭61−63119(JP,A) 特開 平8−167871(JP,A) 特開 平7−87011(JP,A) 特開 平8−84023(JP,A) 特開 平9−136699(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/14 - 7/22

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星局側に、複数のアンテナ素子にて構
    成され前記複数のアンテナ素子を切り替えることにより
    指向性方向が制御できる指向成形アンテナと、 指向性の少ない無指向アンテナと、 前記指向成形アンテナ及び前記無指向アンテナの受信レ
    ベルを検出する受信レベル検出手段と、 前記指向成形アンテナの前記受信レベルが最大になるよ
    うに前記アンテナ素子を切り替えるアンテナ切り替え手
    段と、 地球局からの衛星ダウンリンク捕捉時前記無指向アンテ
    ナを動作させる無指向アンテナ制御手段と、を備え、 前記アンテナ素子の切り替え期間及びその前後の期間前
    記無指向アンテナ制御手段を動作させることを特徴とす
    る衛星通信システム。
  2. 【請求項2】 衛星局側に、複数のアンテナ素子にて構
    成され前記複数のアンテナ素子を切り替えることにより
    指向性方向が制御できる指向成形アンテナと、 指向性の少ない無指向アンテナと、 前記指向成形アンテナ及び前記無指向アンテナの受信レ
    ベルを検出する受信レベル検出手段と、 前記指向成形アンテナの前記受信レベルが低下すると前
    記アンテナ素子を順次切り替えるアンテナ切り替え手段
    と、 地球局からの衛星ダウンリンク捕捉時前記無指向アンテ
    ナを動作させる無指向アンテナ制御手段と、を備え、 前記アンテナ素子の切り替え期間及びその前後の期間に
    前記無指向アンテナ制御手段を動作させることを特徴と
    する衛星通信システム。
  3. 【請求項3】軌道予報値に基づき次に切り替える前記ア
    ンテナ素子を予測するアンテナ予測手段と、を備え、 前記アンテナ予測手段により前記アンテナ素子を切り替
    えることを特徴とする請求項1記載の衛星通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記アンテナ素子予測手段の制御プログ
    ラムは前記地球局から書き替えられることを特徴とする
    請求項1,2あるいは3記載の衛星通信システム。
  5. 【請求項5】 前記受信レベル検出手段の検出レベルは
    前記地球局から設定できることを特徴とする請求項1,
    2,3あるいは4記載の衛星通信システム。
  6. 【請求項6】 前記無指向アンテナのアンテナパターン
    は前記指向成形アンテナの全アンテナパターンをカバー
    することを特徴とする請求項1,2,3,4あるいは5
    記載の衛星通信システム。
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