JP3484569B2 - 敷石ブロック - Google Patents
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Description
備に用いる敷石ブロックに係り、特に自然環境と調和し
た景観を呈する多自然型護岸の整備に向けて好適な敷石
ブロックに関する。
定の間隙を有するように敷並べて、石材相互の間隙を植
物や小動物の生息域として提供する、いわゆる空石護岸
が多く採用されていた。しかし、この空石護岸によれ
ば、現場において個々の石材を所定の空隙を有するよう
に敷並べなければならないため、その作業は極めて面倒
で、工事完了までに長時間がかかるばかりか、重筋作
業、不安全作業がつきまとって安全衛生面でも好ましく
ないという問題があった。
0号公報には、金網またはメッシュ上に複数の自然石を
敷並べると共に、各自然石の下面に接着剤を層着し、同
接着剤を介して自然石と金網またはメッシュとを一体化
してなる自然石金網が開示され、また特開平10−33
1132号公報には、格子状フレームの上に石材を配置
し、各石材の背面側に設けた溝に接着剤を介して格子状
フレームを嵌合させて、石材とフレームとを一体化して
なる敷石プレートが開示され、さらに実開平7−319
44号公報には、予め接合用の孔が穿設された複数個の
自然石を集合させ、これら自然石上に格子状鉄筋を配設
すると共に、該鉄筋を通して前記接合用孔に接着剤を用
いてアンカーピンを固着して、格子状鉄筋に自然石を結
合した自然石結合ブロックが開示されている。これら自
然石金網、敷石プレートあるいは自然石結合ブロック
(敷石ブロック)によれば、金網、格子状フレーム、格
子状鉄筋等(以下、金網等という)を一つのベースとし
て、ベース単位で一度に多数の石材を所定の間隔を有し
て護岸に敷設することができ、上記した空石護岸が有す
る問題点を解決できるようになる。
た従来の敷石ブロックによれば、接着剤として用いてい
るエポキシ系樹脂やモルタルなどの経時的な劣化が避け
られないため、長期的に暴風雨や河川増水の影響を受け
て、自然石が金網等から離脱してしまう虞れがあり、い
ま一つ信頼性に欠けるという問題があった。なお、例え
ば、特開平7−11121号公報には、予めコンクリー
トブロックに相の手状引止具を埋設し、ネットの経糸、
緯糸を前記引止具の係入口より差し入れて、多数のブロ
ックをネットに結合した施工面敷設ブロックが開示され
ているが、前記引止具の埋設は、コンクリートの打設に
よるブロック形成を前提にしているため、自然石を対象
にした場合には実施不能である。
なされたもので、その目的とするところは、接着剤に頼
ることなく複数の自然石を容易かつ確実に連結すること
を可能にし、もって多自然型護岸の長期安定性の向上に
大きく寄与する敷石ブロックを提供することにある。
めの第1の発明は、自然石またはその加工石からなる石
材の背面側に、予めハの字形または逆ハの字形に少なく
とも一対の穴を穿設し、前記一対の穴に、金網を通して
U字金具の脚部を該穴に沿って変形させながら圧入して
該U字金具を石材に固定し、該U字金具を介して複数の
石材を金網に結合する構成としたことを特徴とする。こ
のように構成した敷石ブロックにおいては、石材の穴に
圧入固定したU字金具が、それ自体の変形抵抗および石
材の穴内面との摩擦抵抗により大きな引抜抵抗を有する
ものとなり、石材と金網との結合が恒久的に維持され
る。
にその種類を問うものではないが、強度および耐食性に
優れているもの、例えば、防錆処理(例えば、PVC被
覆亜鉛処理)を施した線材をより線してなる亀甲金網を
用いるのが望ましい。また、強度および耐食性の双方を
満足するものとしてはステンレス鋼金網があり、本発明
は、当然にこのようなステンレス鋼金網を用いてもよい
ものである。
発明は、自然石またはその加工石からなる石材の背面側
または側面側に、予めハの字形または逆ハの字形に少な
くとも一対の穴を穿設し、前記一対の穴にU字金具の脚
部を該穴に沿って変形させながら圧入して該U字金具を
石材に固定し、相隣接して配置した多数の石材を、各石
材のU字金具に通し掛けした連結部材により相互に連結
して平面的に敷き並べる構成としたことを特徴とする。
この第2の発明においては、第1の発明と同様に石材の
穴に圧入固定したU字金具が大きな引抜抵抗を有するこ
とはもちろん、連結部材を用いて相隣接する石材同士を
直結するので、金網が不要になり、その上、敷設面に容
易になじんで施工性が良好となる。この場合、上記連結
部材としてシャックルを用いることにより、このシャッ
クルを相隣接して配置した2つの石材の側面に固定した
U字金具に通し掛けして簡単に石材同士を連結すること
ができる。また、上記連結部材として鋼棒を曲げ成形し
た多角形状の無端枠を用いて、この無端枠の角部を相隣
接して配置した複数の石材の背面に固定したU字金具に
通し掛けするようにしてもよく、この場合は、より少な
い連結部材を用いて多数の石材を連結することができ
る。
は、自然石またはその加工石からなる石材に、予めハの
字形または逆ハの字形に少なくとも一対の穴を穿設し、
前記一対の穴にU字金具の脚部を該穴に沿って変形させ
ながら圧入して該U字金具を石材に固定し、相隣接して
配置した複数の石材を、蛸足状多条連結部材により相互
に連結して連石小ブロックとなし、該連石小ブロックを
相互に噛合せて多数の石材を平面的に敷き並べる構成と
したことを特徴とする。この第3の発明においては、第
2の発明と同様に機能することに加え、連石小ブロック
を最小単位として、その複数を現場で噛合せながら拡張
していくことができるので、敷設面の複雑な変化にも正
確になじませることができる。
図面に基いて説明する。図1乃至図4は、本発明に係る
敷石ブロックの第1の実施の形態を示したものである。
これらの図において、1は、四角形状の枠体2により枠
取りされた金網、3はこの金網1の上に配置された多数
の石材で、各石材3は、後述のU字金具4を用いて金網
1に結合されている。
石)、石灰岩等の自然石およびその加工石が用いられ
る。石材3は、ここでは人手で持ち運び可能な範囲内で
できるだけ大きなもの(一例として、10〜50kg程度)を
選択し、金網1の枠内一杯に敷きつめるようにする。こ
の場合、金網1として、例えば、2m四方の大きさのも
のを選択すると、かなりの数(図示例では25個)の石材
3が金網1上に配置されることになり、石材3の総重量
は1トン近くにもなって、大きな強度を有するものが必
要になる。また、本敷石ブロックは自然環境下で用いら
れるので、金網1としては、耐食性に優れていることが
要求される。このような強度および耐食性を満足する金
網としては、図3に示すようにPVC被覆亜鉛等の防錆
処理を施した線材1aをより線してなる亀甲金網があ
り、本実施の形態では、このような亀甲金網1を用いて
いる。
ように、その左右の脚部5を、石材3の背面側に予めハ
の字形に穿設した一対の穴6に圧入することにより該石
材3に固定されている。前記した一対の穴6は、石材3
の略面方線方向に対して所定の角度θをなすように穿設
されており、したがって、この一対の穴6にU字金具4
の脚部5を圧入すると、その脚部5が穴6に沿って変形
し、U字金具4はその左右の脚部5をハの字形に開いた
状態で石材3に圧入固定される。しかして、この固定状
態においてU字金具4は、それ自体の変形抵抗および石
材3の穴6内面との摩擦抵抗により大きな引抜抵抗を有
するものとなり、しかも、接着剤と異なって経時的に劣
化することもないので、石材3と金網1との結合はこの
U字金具4を介して恒久的に維持される。
径R、脚部5の長さl等は石材3の大きさ(重量)に応
じて任意の値を設定するが、上記した程度(30〜40kg)
の石材3を対象する場合、前記した各寸法は、d=10〜
16mm,R=20〜50mm,l=40〜70mm程度とすれば十分で
ある。また、石材3に設ける穴6の傾斜角度θは、用い
るU字金具4の直径dが大きい程小さく設定することが
可能で、dが上記範囲(10〜16mm)の場合は、θ=5〜
25度の範囲内で適当な値を選択するのが望ましい。ま
た、この穴6の口径Dおよび深さLは、用いるU字金具
4の直径dおよび脚部5の長さlに対してわずか加減す
ればよく、一例としてD=d+1mm,L=l−1mmに設
定される。一方、U字金具4の材質としては、普通鋼は
もとより、合金鋼、ステンレス鋼等を選択することがで
きるが、普通鋼、合金鋼を選択する場合は、耐食性の向
上を目的に亜鉛めっき等の防錆処理を行うのが望まし
い。
に示すように、例えば、ねじ7(A)や多数の突起8(B)
を設けるようにしても、あるいは脚部5に複数段に設け
た環状溝4aに別体の金属リング9(C) を嵌合するよう
にしてもよく、これらねじ7(Aタイプ)、突起8(B
タイプ)、金属リング9(Cタイプ)などの存在により
U字金具4の引抜抵抗がより一層高まるようになる。ま
た、当然のこととして、これらねじ7と、突起8と金属
リング9とを脚部5に複合して設けるようにしてもよ
い。一方、このU字金具4が打ち込まれる石材1の一対
の穴6は、上記したハの字形に代えて、逆ハの字形に穿
設してもよいもので、この場合も、同等の引抜抵抗が得
られる。
は、予め各石材3の背面側に前記した一対の穴6をハの
字形に穿設し、図7(a) に示すように、この石材3の必
要数を背面側を上向きにして縦横に配列する。次に、図
7(b) に示すように、これら石材3の上に前記金網1を
被せ、続いて、金網1を通して前記U字金具4の脚部5
を石材3の一対の穴6にほぼ底付きとなるまで圧入固定
し、この圧入作業を繰返して各石材3を金網1に結合す
る。これにより、前出図1に示した敷石ブロック10が
完成し、この完成した敷石ブロック10は、前出図2に
示すようにおもて向きに反転させて保管する。
護岸の整備に用いるには、図8に示すように、適宜の作
業機械のクレーンに吊った吊り台11から垂らした吊り
ワイヤ12下のフック13に、金網1の枠体2の複数箇
所を引掛け、クレーン操作により吊り台11を上昇させ
て敷石ブロック10を吊り上げて、護岸の据付け場所へ
搬送する。
護岸(多自然型護岸)14の一つの形態を示したもの
で、該護岸14は、例えば捨石工法により造成された川
床15、傾斜地16および天端17を下層として、これ
らの上に本敷石ブロック10を相互に接して敷設してい
る。なお、各敷石ブロック10の相互間は、適宜の連結
部材(図示略)を用いて連結するようにしてもよい。上
記した多自然型護岸14においては、川床15、傾斜地
16および天端17上に多数の石材3が所定の間隙をも
って展開し、同図に示すように、川床15上では石材3
の相互の間隙が魚や水中植物(水草)18aの生息域と
して、傾斜面16および天端面17では石材3の相互の
間隙が陸上植物18bや小動物の生息域としてそれぞれ
提供される。しかして、本敷石ブロック10は、そのU
字金具4の引抜抵抗が著しく大きいので、暴風雨や河川
増水の影響を受けても石材3がベースとしての金網1か
ら分離することはなく、護岸14の安定性が長期的に維
持される。なお、この護岸14の整備に際しては、敷石
ブロック10を敷設した後、傾斜地16および天端17
上の敷石ブロック10の石材3の間隙に土を充填して、
これに種を蒔くようにしても良く、これにより所望の植
物を早期に成長させることができる。また、この護岸1
4の整備に際しては、防砂シートを敷いてから敷石ブロ
ック10を据付けするようにしても良く、これにより土
砂の流出が確実に防止され、護岸14の安定性がより一
層向上する。
急傾斜地に配置する場合は、例えば、図10に示すよう
に、予め護岸の下層に受台19を埋設し、この受台19
上に本敷石ブロック10を適宜の締結手段により載置固
定するようにしてもよい。
2の実施の形態を示したものである。本第2の実施の形
態の特徴とするところは、各石材3の左右二箇所(また
は左右、前後の四箇所)に前記U字金具4を圧入固定
し、各石材3を、その両側のU字金具4に共通に通した
シャックル(連結部材)21を用いて相互に連結して平
面的に敷き並べた点にある。このように構成した敷石ブ
ロック20においては、上記第1の実施の形態と同様に
石材3に圧入固定したU字金具4が大きな引抜抵抗を有
することはもちろん、シャックル21を用いて相隣接す
る石材3同士を直結しているので、上記第1の実施の形
態における金網1が不要となる。シャックル21は、強
度が大きいので、前記金網1を用いる場合に比べて、本
敷石ブロック20の耐久性は向上する。また、金網のよ
うなベースを持たないので、護岸表面に自由になじみ、
施工性が良好となる。なお、このシャクル21として
は、防錆処理を施したものを用いるのが望ましい。
石ブロックの第3の実施の形態を示したものである。本
第3の実施の形態の特徴とするところは、多角形状の無
端枠(連結部材)31を別途用意し、この無端枠31の
角部を通して相隣接して配置した4個の石材3の背面に
前記U字金具4を圧入固定し、各石材3を、無端枠31
を介して相互に連結して平面的に敷き並べた点にある。
無端枠31は、ここではひし形をなす外枠部32とこの
外枠部32の対向辺間を架橋する補強部33とからなっ
ており、一本の鋼棒(鉄筋バー等)を折曲げ成形して、
その両端を外枠部32に溶接することにより無端一体形
状として提供されている。
いては、上記第2の実施の形態と同様の効果を奏する
が、石材3に圧入固定したU字金具4に無端枠31の角
部を通し掛けすることで、相隣接する無端枠31の外枠
部32が重なることがなくなり、少ない無端枠31を用
いてより多数の石材3を連結できるようになる。しか
も、U字金具4に無端枠31の角部を通し掛けすること
で、無端枠31上で石材3が移動することもなく、敷石
ブロック30は,全体として安定する。なお、この無端
枠31の外枠部32の形状は、矩形、正方形、三角形、
六角形等、任意であるが、石材3をできるだけ密集させ
るには、角数の少ない形状とするのが望ましい。無端枠
31もまた、防錆処理を施したものを用いるのが望まし
いことは当然である。
実施の形態を示したものである。第4の実施の形態の特
徴とするところは、蛸足状の三条(多条)連結部材41
を別途用意し、この三条連結部材(チェーン)41の自
由端部を3個の石材3に圧入固定したU字金具4に結合
して、3個の石材3を相互に連結してなる連結小ブロッ
ク42を形成し(図15)、この連結小ブロック42の
複数を、その3個の石材3の間に他の連結小ブロック4
2の1個の石材3が位置するように相互に噛合せて敷き
並べた(図14)点にある。なお、図14には、同じ連
結小ブロック42内の石材3に対して同じ模様(斜線、
点等)を付している。このように構成した敷石ブロック
40においては、上記第3の実施の形態と同様の効果を
奏する他、連結小ブロック42を最小単位として、その
複数を現場で噛合せながら拡張していくことができるの
で、敷設面の複雑な変化にも正確になじませることがで
きる。なお、前記三条連結部材41もまた、防錆処理を
施したものを用いるのが望ましいことは当然である。
イプ(Sタイプ)のものと、前出図6に示したAタイプ
(ねじ付)、Bタイプ(突起付)およびCタイプ(リン
グ付)のものを用意し、これらU字金具4を石材3にハ
の字形に穿設した一対の穴6に打ち込み、それぞれにつ
いて引抜き試験を行った。ここで、U字金具4の各寸法
(図5)は、直径d=10mm,U字形R=20mm,脚部
長さl=50mmとし、また、石材3に設けた穴6の各寸
法(図5)は、傾斜角度θ=15度、口径D=12mm、
深さL=50mmとし、さらに、Aタイプのねじ7はM1
0、Bタイプの突起8の高さは2mm、Cタイプの金属リ
ング9の突出高さは1mmにそれぞれ設定し、それぞれ底
付きとなるまで穴6に打ち込んだ。また、引抜き試験
は、各U字金具4を張力計を介してジャッキで引張り、
最大引抜荷重を測定する方法によった。
り、標準タイプ(Sタイプ)で約 300kgの引抜荷重が得
られ、50kg程度の重さの石材3(図1、2)を固定する
のに十分大きな引抜荷重が得られることが確認できた。
また、SタイプとA,B,Cタイプとの比較から、U字
金具4の脚部5に凹凸を設けることが、引抜荷重の増大
に寄与することが分かった。また、これら凹凸を設けた
ものの中では、Aタイプ(ねじ付)<Bタイプ(突起
付)<Cタイプ(リング付)の順で引抜荷重が大きくな
っている。
敷石ブロックによれば、自然石に設けた穴にU字金具を
圧入固定するという簡単な構成で、接着剤に頼ることな
く複数の自然石を相互に連結することができ、多自然型
護岸の長期安定性の向上に大きく寄与する効果を奏し、
その利用価値は大なるものがある。
を背面側から示す斜視図である。
から示す斜視図である。
示す平面図である。
構造を一部断面として示す正面図である。
解して正面図である。
す平面図である。
過程を順を追って示す斜視図である。
る。
の状態を示す断面図である。
据付構造の一例を示す断面図であである。
クの構造を示す平面図である。
クの構造を示す平面図である。
示す平面図である。
クの構造を示す平面図である。
状を示す平面図である。
験結果を示すグラフである。
Claims (6)
- 【請求項1】 自然石またはその加工石からなる石材
に、予めハの字形または逆ハの字形に少なくとも一対の
穴を穿設し、前記一対の穴に、金網を通してU字金具の
脚部を該穴に沿って変形させながら圧入して該U字金具
を石材に固定し、該U字金具を介して複数の石材を金網
に結合したことを特徴とする敷石ブロック。 - 【請求項2】 金網が、防錆処理を施した線材をより線
してなる亀甲金網であることを特徴とする請求項1に記
載の敷石ブロック。 - 【請求項3】 自然石またはその加工石からなる石材
に、予めハの字形または逆ハの字形に少なくとも一対の
穴を穿設し、前記一対の穴にU字金具の脚部を該穴に沿
って変形させながら圧入して該U字金具を石材に固定
し、相隣接して配置した多数の石材を、各石材のU字金
具に通し掛けした連結部材により相互に連結して、平面
的に敷き並べたことを特徴とする敷石ブロック。 - 【請求項4】 連結部材が、シャックルからなり、相隣
接して配置した2個の石材の側面に固定したU字金具に
通し掛けされることを特徴とする請求項3に記載の敷石
ブロック。 - 【請求項5】 連結部材が、鋼棒を曲げ成形した多角形
状の無端枠からなり、相隣接して配置した複数の石材の
背面に固定したU字金具に通し掛けされることを特徴と
する請求項3に記載の敷石ブロック。 - 【請求項6】 自然石またはその加工石からなる石材
に、予めハの字形または逆ハの字形に少なくとも一対の
穴を穿設し、前記一対の穴にU字金具の脚部を該穴に沿
って変形させながら圧入して該U字金具を石材に固定
し、相隣接して配置した複数の石材を、蛸足状多条連結
部材により相互に連結して連石小ブロックとなし、該連
石小ブロックを相互に噛合せて多数の石材を平面的に敷
き並べたことを特徴とする敷石ブロック。
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