JP3484136B2 - リニアモータ用のコイルユニット - Google Patents

リニアモータ用のコイルユニット

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JP3484136B2
JP3484136B2 JP2000086574A JP2000086574A JP3484136B2 JP 3484136 B2 JP3484136 B2 JP 3484136B2 JP 2000086574 A JP2000086574 A JP 2000086574A JP 2000086574 A JP2000086574 A JP 2000086574A JP 3484136 B2 JP3484136 B2 JP 3484136B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアモータにお
ける磁石に対向配置されるコイルと、このコイルを内部
に収容して自身との隙間に冷媒を通して該コイルを冷却
するシェルと、を備えたリニアモータ用のコイルユニッ
トに関するものであり、特に、冷媒によるコイルの冷却
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば半導体製造用の露光装置や
高精度加工機等においては、対象物(例えば露光される
ウェハや被加工物)を高精度で且つ迅速に位置決めする
ことが要求されている。この際に利用される精密位置決
め装置としては、回転型モータの回転をボールねじ等に
よって直線運動に変換するものや、直線運動型のモータ
(いわゆるリニアモータ)等が広く利用されている。
【0003】この中でもリニアモータは、構造が簡潔で
部品点数が少なく済み、更にその直線運動を直接利用で
きるというメリットを有しており、対象物を迅速に位置
決めすることができるものである。又、駆動時の摩擦抵
抗が少ないために、動作精度を高めることができるとい
う特徴も有している。以上の理由からリニアモータは、
精密な位置決めが要求されるあらゆる分野の直線駆動装
置として主流となりつつあり、例えば、液晶表示装置の
製造工程等でも広く利用されている。
【0004】このリニアモータは、一般的に、磁石を備
えている磁極ユニットと、コイルを備えているコイルユ
ニットとから構成される。磁極ユニットとコイルユニッ
トのいずれか一方は所定の基台に連結されて固定子とし
て機能し、他方は移動テーブル等に連結されて可動子と
して機能する。この磁極ユニットとコイルユニットとは
互いに接触しないように一定の隙間が空けられており、
その隙間を維持した状態で相対的に直線運動する。
【0005】ところで、上記のコイルユニットに設けら
れるコイルは、電流が供給されると発熱する。この発熱
はコイルユニット全体に伝達し、更に、このコイルユニ
ットと結合している基台や移動テーブル等にまで伝達さ
れる。この結果、以下に示すような2つの大きな問題が
発生する。
【0006】(1)コイルの熱によってコイルユニット
自身や、このコイルユニットに連結される相手側機械が
熱膨張して位置決め精度に誤差を生じさせる要因にな
る。具体的には、コイルユニットに連結される相手側機
械が、例えば長さ100mmの低熱膨張材(熱膨張係数
1×10-6)であったとすれば、1℃の温度上昇によっ
て100nmの熱変形が生じる。従って、ナノメートル
オーダの位置決め精度が要求される場合には、この熱膨
張が原因となって要求を十分に満たすことができない。
【0007】(2)リニアモータの近傍には、このリニ
アモータの運動を計測するレーザ干渉計等が設置され
る。コイルユニットによって周囲の雰囲気が加熱されて
「揺らぎ」が発生すると、レーザ光の光路に影響を与え
て計測誤差が生じる。
【0008】ここで、(1)の問題を解決するものとし
て、コイルユニットにおける相手側機械の取付面と、コ
イルとの間に冷媒を流して、コイルからの熱の伝達を防
止する技術が知られている。しかし、この技術において
はコイルユニットの周囲の雰囲気の温度上昇を抑制する
ことができず、結局(2)の問題点が解決されていなか
った。
【0009】そこで、(1)、(2)の双方の問題をま
とめて解決するものとして、図7、図8に示されるよう
なコイルユニットが提案されている。このコイルユニッ
ト10は、リニアモータ1に用いられるものであり、磁
石ユニット2の磁石3に対向配置されている。
【0010】具体的にこのコイルユニット10は、磁石
3に対向配置される進行方向Xに長い平板状のコイル1
2と、このコイル12を内部に収容すると共に、コイル
12と自身との隙間13に冷媒を通してコイル12を冷
却可能なシェル14と、を備える。一方、磁石ユニット
2は、断面コ字状のベース4と、このベース24内の対
向する内壁4Aに取り付けられる磁石3、3と、を備え
ている。
【0011】シェル14における幅方向Yの一方の端縁
14Aの外側には、相手側機械に対する取付面16が形
成されており、この取付面16の長手方向Xの一端側に
は、シェル14の隙間13に冷媒を供給する供給孔18
が形成され、他端側にはこの冷媒を排出する排出孔20
が形成されている。この取付面16を介してコイルユニ
ット10が「固定側の」相手側機械に連結された場合、
コイルユニット10が固定子となって磁石ユニット2が
可動子となる。反対に、コイルユニット10が「移動側
の」相手機械に連結された場合、コイルユニット10が
可動子となって磁石ユニット2が固定子となる。
【0012】供給孔18から供給された冷媒は、コイル
12とシェル14との隙間13に拡散していき、コイル
12との間で熱を授受する。従って、電流によって発熱
するコイル12は冷却され、冷媒は加熱される。加熱さ
れた冷媒は排出孔20から排出されるので、コイルユニ
ット10の内部に熱が蓄積されず、周囲の雰囲気への輻
射が低減されると共に、取付面16へのコイル12の熱
の伝達が抑制され、相手機械側の熱膨張も低減される。
従って、このリニアモータ1はコイル12の発熱による
外部への影響が少なくなり、より高精度な位置決めが可
能となっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなコイルユニット10においても、必ずしも十分な冷
却効果が得られているとは言えなかった。具体的にシェ
ル14内の冷媒の拡散状況を図9に模式的に示すと、冷
媒はA、B、C・・・と徐々に広がりながら平行流とな
り、最後にF、G、Hと収束しながら排出孔20から排
出される。冷媒は下流側に移動するに従って加熱されて
いくので、このA、B、C・・・E、G、Hの順とほぼ
一致するようにして温度が上昇していくことになる。
【0014】この結果、特に下流側(E、G、H)近辺
における冷媒の温度は上流側と比較して大幅に上昇して
おり、冷却効率が低下すると共にこの高温状態の冷媒を
介してシェル14に熱が伝達して外部に輻射されるとい
う問題があった。更に、下流側の高温状態の冷媒を介し
て取付面16に熱が伝達し、相手機械側の熱膨張を誘発
する原因にもなっていた。
【0015】しかもこの特性は冷媒の圧力(供給圧)と
隙間の大きさが比較的良好に設計されていても不可避的
に発生するものである。又、特に設計が良好でない時
は、冷媒がほとんど流れない部分が現実には生じている
可能性が高く、不具合が一層顕著になることもあった。
【0016】これを解決するためには、冷媒の流量を増
大して冷却効率を高めることが必要となり、シェル14
内の冷媒の圧力が高くなってシェル14が外側に湾曲し
たり、冷媒用の循環ポンプの容量を大きくしなければな
らないという問題があった。
【0017】本発明は、上記に示したような冷媒による
コイルの不均一な冷却に関連する問題点等に鑑みてなさ
れたものであり、冷媒の流量を増大することなくコイル
全体を均一に冷却し、コイルの温度上昇による外部への
影響を極力抑制したリニアモータ用コイルユニットを得
ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、リニアモータ
の磁石に対向配置されるコイルと、このコイルを所定の
隙間を空けて内部に収容すると共に、この隙間に冷媒を
通してコイルを冷却可能なシェルと、を備えたリニアモ
ータに用いられるコイルユニットにおいて、このシェル
の内部にコイルの長手方向に伸びて形成され、外部から
供給される冷媒を自身内に導入可能な主流路と、この主
流路に長手方向所定間隔で形成され、この主流路内に導
入された冷媒をコイルの幅方向に導出可能な複数の枝流
路と、前記枝流路の下流端に長手方向に形成され、該枝
流路から導出される前記冷媒を一旦貯留可能な副流路
と、を備え、前記流路を経て該流路から導出された
冷媒を、シェルとコイルとの隙間に流すことで、このコ
イルを冷却可能にしたことにより、上記目的を達成する
ものである。
【0019】このコイルユニットは、コイルの長手方向
に冷媒を導入・貯留すると共に、この貯留した冷媒を幅
方向に向けて分岐させるようにした。具体的には、まず
主流路によって冷媒がコイルの長手方向に導入され、主
流路の中の圧力がコイル長手方向において略均一に高ま
った状態で複数の枝流路から冷媒が導出される構造にな
っている。従って、コイルを長手方向の各位置で幅方向
に沿って冷却できるようになるので、主にコイル表面全
体に亘って長手方向に冷媒が流れていた従来の構造と異
なり、コイルがより均一に冷却されて、局所的な温度上
昇を防止することができる。
【0020】 又、冷媒の流量を増大させた場合でも、
主流路の周囲の耐圧性だけを高めておけばよく、枝流路
が緩衝材となってシェルの長手方向に亘ってほぼ均一な
圧力分布を得ることができる。従って、従来のように上
流側が局所的に高圧となることが防止され、シェルの肉
厚を薄く構成することも可能になり、結果としてより軽
量化できる。更に本発明においては、枝流路の下流端
に、この枝流路を介して導出された冷媒を一旦貯留可能
な長手方向の副流路を形成し、この副流路を経て冷媒を
コイル表面に放出可能としたため、主流路から圧力が均
一化された状態で各枝流路流れ込んだ冷媒が副流路に
流れ込み、この副流路内で冷媒の圧力分布がもう一度長
手方向に拡散される。従って、たとえ各枝流路間で圧力
偏差がわずかに残存していたとしても、コイルの長手方
向全体にわたって一層平均化された圧力で、副流路全体
から冷媒を幅方向に流すことができる。つまり、この副
流路がいわゆるバッファ的な役割を果たし、各枝流路か
ら独立して導出された冷媒の更なる均一化が図られる。
【0021】なお、上記発明においては、コイルの幅方
向一端縁近傍に、長手方向の前記主流路を配置すると共
に、このコイルの幅方向他端縁近傍に、このコイル表面
を幅方向に流れてきた冷媒を受ける長手方向の第2主流
路を形成することが好ましい。
【0022】このようにすると、コイルとシェルとの隙
間を(ある程度の高い圧力で)流れてきた冷媒は、自身
の圧力を開放するために積極的に第2主流路に流れ込
む。この結果、主流路側から第2主流路側に向けて幅方
向に圧力勾配が形成されるので、冷媒は幅方向に均一に
流れることになり、コイルが全体に亘って更に平均的に
冷却される。これは特に、幅方向寸法がある程度大きい
コイルを冷却する場合に適していると言える。
【0023】
【0024】
【0025】又更に、上記発明においては、コイルの幅
方向一端縁近傍に長手方向の上記主流路を配置すると共
に、この主流路を介してコイルと反対側のシェルの外周
面に、コイルユニットを相手部材に連結可能な取付面を
形成し、この取付面とコイルとの間に介在する主流路に
よって、コイルの熱が取付面に伝達することを抑制する
ことが好ましい。
【0026】このコイルユニットは、自身が固定子又は
可動子のいずれになるとしても、(可動部材を含めた)
相手側部材に連結されなければならない。上記の構成に
よれば、最も冷めた状態(コイルを冷却する前の)の冷
媒が通過する主流路が、コイルと取付面との間に介在し
ているので、コイルの熱が取付面に伝達することを極め
て効果的に抑制することができる。更に、コイルから取
付面への熱伝達の方向と、主流路及び枝流路を経てコイ
ル表面に向かう冷媒の流れ方向が対向するので、コイル
の熱が取付面側に移動し難くなる。結果として、コイル
の長手方向全体にわたる均一な冷却効果と、取付面への
熱伝達の防止等を極めて合理的に両立することができ
る。
【0027】又、上記発明においては、複数の枝流路が
形成される長手方向所定間隔が、主流路内を流れる冷媒
の上流側から下流側に向けて狭くなるように設定するこ
とが好ましい。これは下記の思想に基づくものである。
【0028】上記に示したいずれの発明においても、冷
たい状態の冷媒がまず主流路によってコイルの長手方向
に積極的に導かれるので、冷媒の供給孔から離れた部分
であっても、冷たい状態の冷媒を用いてコイルを冷却す
ることができる。しかし、供給孔から主流路に供給され
た冷媒は、各枝流路への流入抵抗にもよるが、供給孔か
ら離れるに連れて圧力が低下する傾向があるので、(冷
たい状態ではあるが)流量が低下する可能性がある。こ
のような場合に上記の構成によれば、主流路内を流れる
冷媒の上流から下流側に向けて(即ち冷媒の供給場所か
ら離れるに連れて)枝流路が形成される間隔が狭くなる
ので、下流側での冷媒の流量の低下を防止することがで
き、更に均一な冷却効果を得ることができる。
【0029】なお、上記の間隔の設定は複数の枝流路を
1つの集合として、各集合毎に段階的に狭くなるように
設定してもよい。又、設計上の理由によって長手方向全
体にわたって均等に枝流路が配置できない場合がある
が、このような場合においても、主流路に形成される複
数の枝流路を全体的に捉えて、上流側から下流側に向け
て狭く設定するような概念も本発明は含んでいる。更
に、全体としては下流側に向けて狭く設定しながらも、
主流路の長手方向下流端近傍は反力によって圧力が高ま
る傾向があるため、この下流端近傍でのみ間隔を若干広
く設定するような概念も本発明は含んでいる。
【0030】又、上記の同様な思想として、主流路内を
流れる冷媒の上流側から下流側に向けて、コイルとシェ
ルとの隙間又は枝流路の断面積の少なくとも一方が大き
くなるように設定することが好ましい。このようにして
も、下流側の圧力損失による流量の低下を、隙間の増大
や断面積の増加によって補うことができるので、より均
一な冷却効果を得ることができる。
【0031】上記の発明中、コイルの幅方向他端縁近傍
に長手方向の第2主流路を形成する場合には、更に、一
端がシェルの主流路側の外周面に開口すると共に、他端
側がシェル内のこの第2主流路と連通する幅方向の排出
管を設置して、この第2主流路に案内される冷媒が排出
管を経て排出されるようにし、且つ、排出管の外周面
を、冷媒が主流路側から第2主流路側に向かって流れる
ようにして、排出管の熱がシェルに伝達することを抑制
することが好ましい。
【0032】一般的に、このような冷媒による冷却構造
では、下流になればなるほど冷媒の温度が上昇するので
排出口近傍が最も高温になる。上記のいずれの発明にお
いても、コイルは均一に冷却されることになるが、この
冷却後の冷媒が回収される部分では結局その熱が集合す
るので周囲が高温になり易い。この場合であっても上記
の構成によれば、排出管の開口付近が、主流路によって
導かれた(冷たい状態の)冷媒によって直接覆われると
共に、排出管の周囲を幅方向に流れる冷媒によって該排
出管自体が冷されるため、排出管の熱がシェルやその周
囲の雰囲気に伝達されることが防止され、高温状態の冷
媒を排出する場合でも外部に与える影響を極めて小さく
抑えることができる。即ち、幅方向に配置された排出管
によって高温の冷媒を排出する場合であっても、その排
出方向とは対向するように排出管の周囲に冷媒が流れる
ので、この周囲の冷媒によって外部への熱影響が小さく
抑えられるものである。
【0033】又、主流路側から冷媒を供給して主流路側
から排出できる構造であるので、相手側機械への組み付
けや冷媒用の配管設計が容易になる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら本発明の
実施の形態の例について詳細に説明する。
【0035】図1、図2には、第1実施形態に係るリニ
アモータ30に用いられるコイルユニット32が示され
ている。
【0036】コイルユニット32は、磁石ユニット34
の磁石36、36に対向配置される進行方向X(図2参
照)に長い平板状のコイル40と、このコイル40を所
定の隙間42を空けて内部に収容すると共に、この隙間
42に冷媒を通してコイル40を冷却可能なシェル44
と、を備える。なお、この磁石ユニット34は、断面コ
字状のベース38を備えており、このベース38の内壁
38Aに上記磁石36、36が取り付けられている。
【0037】平板状のコイル40は、進行方向Xに垂直
な断面がI字状(鞍型)になっており、より具体的に
は、図3に示されるコイル片46が複数組み合わせされ
て構成される。このコイル片46は、銅線をリング状に
巻いたものであるが、全体として(外観上は)直線部4
6Aと、この直線部46Aの両端に屈曲形成される屈曲
部46Bと、を備えるように整形される。従って図4に
示されるように、複数のコイル片46を直線部46Aが
重なり合うように交互に組み合わせ、進行方向Xの順番
にU層、V層、W層・・・とすれば、断面がI字状の上
記コイル40が構成される。このままの状態では互いに
連結されておらず分解してしまうので、図2に示される
ように、このコイル40は、幅方向Y一端縁40A側に
配置される長手方向のコイルホルダ48と共に樹脂Gに
よって一体モールドされている。
【0038】シェル44は、コイル40を内部に収容す
る部材であり、上記のコイルホルダ48と、このコイル
ホルダ48に連結されるステンレス製のプレート50
と、を備えて構成される。プレート50は、コイル40
の断面I字状に沿うようにして屈曲されており、内部に
コイル40を収容した状態で該コイル40の直線部46
Aに所定の隙間42が形成されるようになっている。
【0039】次に、図1及び図5を参照して、このコイ
ルユニット32におけるコイル40の冷却構造について
詳細に説明する。
【0040】コイル40の幅方向一端縁40A近傍に
は、主流路52が形成されている。この主流路52は、
シェル44の内部(詳細にはコイルホルダ48の内部)
にその長手方向(進行方向と同じ)Xに延びており、こ
のシェル44の外周面に開口する給液ポート55から供
給される冷媒を自身の内部に導入・貯留することができ
る。この主流路52には、該主流路52内に導入された
冷媒を幅方向Yに導出可能な枝流路54が、長手方向X
において所定間隔で形成されている。その結果、主流路
52を経て枝流路54から導出される冷媒は、シェル4
4とコイル40との隙間42に幅方向Yに流れることと
なり、コイル40が幅方向Yに沿って冷却される。な
お、主流路52及び枝流路54は、コイル40を樹脂G
によって一体モールドする以前のコイルホルダ48に溝
状に形成しておき、樹脂Gが充填された時点で構成され
るようにすればよい。
【0041】コイル40の幅方向Y他端縁40B近傍に
は、コイル40の表面(隙間42)を幅方向Yに流れて
きた冷媒を受けることが可能な長手方向Xの第2主流路
56が形成されている。具体的には、コイル40の直線
部46Aに形成される上記隙間42よりも、他端縁40
B側の屈曲部46Bの周囲の空間が拡張されるようにプ
レート50が屈曲形成されており、このプレート50と
屈曲部46Bとの空間によって第2主流路56が構成さ
れている。
【0042】図1に示されるように、複数の枝流路54
の下流端54Aには、この枝流路54から導出される冷
媒を貯留可能な長手方向Xの副流路58が形成されてい
る。特に本実施形態では、複数の枝流路54の下流端5
4Aがこの副流路58によって連続するようになってい
る。これも上記の第2主流路56と同様に、コイル40
の一端縁40A側の屈曲部46Bとプレート50とによ
る空間が拡張されるようにして、この副流路58が構成
されている。この副流路58は、枝流路54から導出さ
れる冷媒を再度貯留し、その後に隙間42に導出するよ
うになっている。
【0043】図1に示されるように、主流路52を介し
てコイル40(の一端縁40A)と反対側のシェル44
(コイルホルダ48)の外周面には、コイルユニット3
2を相手部材に連結可能な取付面60が形成されてい
る。従って、この取付面60とコイル40との間に介在
する上記主流路52によって、コイル40の熱が取付面
60に伝達されることが抑制される。
【0044】図5に示されるように、取付面60の長手
方向Xの一端側には上記給液ポート55が開口してお
り、他端側には排液ポート62が開口している。この排
液ポート62近傍のシェル44の内部には幅方向Yに排
出管64が2本配置され、一端が上記排液ポート62と
連続して取付面60側に開口すると共に、他端がシェル
44内の第2主流路56と連通している。その結果、第
2主流路56に案内される冷媒が排出管64を経て排液
ポート62から排出されるようになっている。
【0045】又、この排出管64はシェル44の内部に
配置されていることから、主流路52、枝流路54及び
副流路58を経て導出される冷媒がこの排出管64の外
周面を第2主流路56側に向かって流れることになる。
従って、この排出管64は(常時流れている)冷媒によ
って覆われているので、この排出管64内の温まった冷
媒の熱がシェル44外に伝達されることが抑制される。
【0046】次に、この第1実施形態に係るコイルユニ
ット32の作用について詳細に説明する。
【0047】給液ポート55から供給された冷媒は、ま
ず主流路52に沿って長手方向Xに導入・貯留される。
連続的に供給される冷媒によって主流路52内の圧力が
高まると、枝流路54のそれぞれから冷媒が導出され
る。従って、主流路52内の圧力が均一であれば各枝流
路54からほぼ同一の流量の冷媒が導出される。この枝
流路54を経て下流端50Aから導出された冷媒は一旦
副流路58に貯留されてコイル40の長手方向Xに一気
に広がることになる。各枝流路54から副流路58に導
入される冷媒量は、主流路52の機能により既に長手方
向においてかなり均一化されているため、副流路58内
の冷媒の圧力はその長手方向Xにおいて一層均一化され
る。そして、この副流路内の冷媒がコイル40とシェル
44との隙間42に流れ込んで、幅方向Yに流れる。こ
の隙間42を経てコイル40を冷却した(コイル40か
ら熱を得た)冷媒は第2主流路56に流れ込み、更に、
この第2主流路56内の圧力が高まった時点で排出管6
4を上昇して、排液ポート62から排出される。
【0048】このコイルユニット32によれば、コイル
40の長手方向Xに冷媒をまず導入した後に、この冷媒
を幅方向Yに向けて分岐させるようにしているので、コ
イル40を長手方向Xに均一に冷却できるようになる。
結果として、従来の構造のように長手方向Xの一端側
(下流側)が局所的に高温状態になることが防止されて
いる。
【0049】又、冷却能力を上げるために冷媒の流量を
増大させる場合でも、主流路52や枝流路54はコイル
ホルダ48によって形成されていることから、その冷媒
の圧力に十分耐えることができる。一方、この主流路5
2内の冷媒は枝流路54を経て「圧力が分散された状態
で」副流路58に流れ込むので、シェル44におけるプ
レート50の肉厚は必要以上に厚くする必要はない。つ
まり、この枝流路54は冷媒の流れを分散させる役目
と、圧力を分散させる役目との双方を兼ねており、高効
率な(均一な)コイル40の冷却と、シェル44の薄肉
化の双方が両立できるようになる。結果として、図1に
示されるように、対向する磁石36、36の距離Sを短
くすることができるので、少ない電力で大きな駆動力を
得ることができる。又、コイルユニット32を可動子と
する場合には、その質量を小さくできるため、駆動の応
答性や制御性を向上させることができる。
【0050】更に、このコイルユニット32には第2主
流路56が形成されているので、この第2主流路56に
おいて冷媒の圧力が均一に解放される。結果として、高
圧側の主流路52から低圧側の第2主流路56に向かっ
て長手方向各位置で均一な圧力勾配が形成され、冷媒が
積極的且つ均等に幅方向Yに流れるようになる。従っ
て、コイル40を長手方向Xに更に均一な状態で冷却す
ることができ、特に平板の面積(長手方向×及び/又は
幅方向Yの寸法)が大きなコイルに本構造は適してい
る。
【0051】又、副流路58の存在によって、枝流路5
4から導出された冷媒の圧力が長手方向Xに拡散され、
更に、副流路58の「全体から」隙間42に冷媒が流れ
込む構造なので、枝流路54の配置間隔等が仮に若干不
均適当であっても、コイル40が不均一に冷却されるこ
とを防止できる。つまり、副流路58がいわゆるバッフ
ァ的な役割を果たして、コイル40の一層の均一な冷却
を達成している。
【0052】又、取付面60とコイル40との間に、コ
イル40を冷却する「前」の冷媒が案内される主流路5
2が介在しているので、この低温状態の冷媒によってコ
イル40の熱が遮断され、取付面60に連結される相手
側機械への熱伝達を抑制することができる。又、コイル
40を冷却「後」の冷媒が排出される排出管64の外周
面は、副流路58から案内される冷媒によって覆われて
いるので、排出管64の熱がシェル44外に伝達される
ことが抑制されて周囲の雰囲気の温度上昇を低減するこ
とができる。又、取付面60側に給液ポート55と排液
ポート62の双方が配置されているため、リニアモータ
30の相手機械側の組付けや冷媒用の配管設計が容易に
なる。
【0053】次に、図6を参照して第2実施形態に係る
コイルユニット132について説明する。なお、下記に
具体的に説明しない部分・部材については第1実施形態
に係るコイルユニット32とほぼ同様であるので、同一
部分等についてはこのコイルユニット32と下2桁を同
一符号を付することによって構成、作用等の重複説明は
省略する。
【0054】このコイルユニット132は、複数の枝流
路154が形成される長手方向Xの所定間隔Pが、主流
路152内を流れる冷媒の上流側から下流側に向けて
(即ち、給液ポート155から排液ポート162側に向
けて)徐々に狭くなるように設定されている。
【0055】このコイルユニット132によれば、主流
路152内を長手方向Xに案内された冷媒が、給液ポー
ト155から離れるに連れて圧力が低下した場合であっ
ても、その圧力の低下分だけ補うように枝流路154の
配置間隔が狭く設定されているので、コイル140の表
面を流れる冷媒の流量を、長手方向Xに亘って均一にす
ることができる。従って、長手方向Xの上流側だけに多
量の冷媒が流れ、不均一な冷却が生じることが防止され
ている。
【0056】なお、上記の配置間隔Pは、枝流路54の
断面積及び主流路152の断面積との関係を考慮して適
宜設定することが好ましい。
【0057】又、特には図示しないが、第2実施形態の
ように枝流路154の配置間隔Pを徐々に狭くなるよう
に設定する以外にも、この枝流路154の断面積を、冷
媒の上流側から下流側に向けて大きくなるように設定し
てもよく、又、コイル140とシェル144との隙間1
42を徐々に大きくするように設定してもよい。このよ
うにすれば、給液ポート155から下流側に向かって冷
媒の圧力が低下した場合でも、その圧力低下による流量
低減分を断面積の増加又は隙間の間隔の増加によって補
うことができるので、長手方向Xに均一な流量を得るこ
とができる。
【0058】更に、主流路の下流側の流量を補うために
主流路の断面積を上流側から下流側に向けて大きくなる
ように設定してもよい。
【0059】 なお、以上に示した本発明の実施におい
ては、枝流路の数や長さ形状に特に制限はなく、この枝
流路が長手方向にスリット状態で形成されるようにして
もよい。
【0060】又、上記副流路については枝流路から導出
される冷媒を長手方向に拡散できるものであればよく、
各枝流路の下流端に、長手方向Xに所定長さとなる副流
路を各々独立して形成する場合や、所定の数の枝流路の
下流端を連なるようにして所定長さの副流路を設置する
ようにしてもよい。
【0061】更に、冷媒をコイルの幅方向Yに流すとい
う概念は、コイルを全体的に見た場合を考慮に入れたも
のである。即ち、従来はコイルの長手方向に積極的に冷
媒を流していたのに対して、本発明は幅方向に積極的に
冷媒を流そうとするものであり、結果として冷媒の幅方
向の流れに多少のズレや淀みがあったり、あるいは若干
の長手方向への流れが生じたとしても本発明が想定して
いる範囲内である。
【0062】
【発明の効果】本発明に係るコイルユニットによれば、
コイルを長手方向及び幅方向に均一に冷却することがで
き、局所的な温度上昇による外部への影響を低減するこ
とができる。又、シェルの薄肉化が達成されるので、リ
ニアモータの駆動効率や制御性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るコイルユニットが
適用されるリニアモータを示す断面図
【図2】同リニアモータを部分的に示す斜視図
【図3】同コイルユニットに用いられるコイル片を示す
斜視図
【図4】同コイル片を複数組み合わせて構成したコイル
を示す斜視図
【図5】同コイルユニットの冷却構造を示す斜視図
【図6】本発明の第2実施形態に係るコイルユニットを
示す斜視図
【図7】従来のリニアモータを示す断面図
【図8】図7のVIII−VIII断面図
【図9】同コイルユニットにおける冷媒の拡散状況を示
す模式図
【符号の説明】
30…リニアモータ 32、132…コイルユニット 34…磁石ユニット 36…磁石 42、142…隙間 44、144…シェル 52、152…主流路 54、154…枝流路 56、156…第2主流路 60、160…取付面 64、164…排出管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉峰 正信 神奈川県平塚市夕陽ケ丘63番30号 住友 重機械工業株式会社 平塚事業所内 (72)発明者 篠平 大輔 東京都田無市谷戸町二丁目1番1号 住 友重機械工業株式会社 田無製造所内 (56)参考文献 特開 平10−309071(JP,A) 特開 昭63−48152(JP,A) 特開2000−41362(JP,A) 実開 昭48−68706(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 41/00 H02K 9/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リニアモータの磁石に対向配置されるコイ
    ルと、 該コイルを所定の隙間を空けて内部に収容すると共に、
    該隙間に冷媒を通して該コイルを冷却可能なシェルと、
    を備えたリニアモータに用いられるコイルユニットにお
    いて、 前記シェルの内部に前記コイルの長手方向に延びて形成
    され、外部から供給される前記冷媒を自身内に導入可能
    な主流路と、 前記主流路に長手方向所定間隔で形成され、該主流路内
    に導入された前記冷媒を前記コイルの幅方向に導出可能
    な複数の枝流路と、前記枝流路の下流端に長手方向に形成され、該枝流路か
    ら導出される前記冷媒を一旦貯留可能な副流路と、 を備
    え、 前記流路を経て該流路から導出される前記冷媒を、
    前記シェルとコイルとの前記隙間に流すことで、該コイ
    ルを冷却可能に したことを特徴とするリニアモータ用のコイルユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記コイルの幅方向一端縁近傍に長手方向の前記主流路
    を配置すると共に、 前記コイルの幅方向他端縁近傍に、該コイル表面を幅方
    向に流れてきた前記冷媒を受ける長手方向の第2主流路
    を形成したことを特徴とするリニアモータ用のコイルユ
    ニット。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 前記コイルの幅方向一端縁近傍に長手方向の前記主流路
    を配置すると共に、該主流路を介して前記コイルと反対
    側の前記シェルの外周面に、前記コイルユニットを相手
    部材に連結可能な取付面を形成し、 該取付面と前記コイルとの間に介在する前記主流路によ
    って、前記コイルの熱が前記取付面に伝達することを抑
    制したことを特徴とするリニアモータ用のコイルユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記複数の枝流路が形成される前記長手方向所定間隔
    が、該主流路内を流れる前記冷媒の上流側から下流側に
    向けて狭くなるように設定されていることを特徴とする
    リニアモータ用のコイルユニット。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかにおいて、 該主流路内を流れる前記冷媒の上流側から下流側に向け
    て、前記コイルと前記シェルとの前記隙間又は前記枝流
    路の断面積の少なくとも一方が、大きくなるように設定
    されていることを特徴とするリニアモータ用のコイルユ
    ニット。
  6. 【請求項6】リニアモータの磁石に対向配置されるコイ
    ルと、 該コイルを所定の隙間を空けて内部に収容すると共に、
    該隙間に冷媒を通して該コイルを冷却可能なシェルと、
    を備えたリニアモータに用いられるコイルユニットにお
    いて、 前記シェルの幅方向一端近傍に前記コイルの長手方向に
    延びて形成され、外部から供給される前記冷媒を自身内
    に導入可能な主流路と、 前記主流路に長手方向所定間隔で形成され、該主流路内
    に導入された前記冷媒を前記コイルの幅方向に導出可能
    な複数の枝流路と、 前記コイルの幅方向他端縁近傍に形成され、該コイル表
    面を幅方向に流れてきた前記冷媒を受ける長手方向の第
    2主流路と、を備え、 一端が前記シェルの前記主流路側の外周面に開口すると
    共に、他端側が該シェル内の前記第2主流路と連通する
    幅方向の排出管を設置することで、該第2主流路に案内
    される前記冷媒が該排出管を経て排出されるようにし、
    且つ 前記排出管の外周面上を前記冷媒が前記主流路側から前
    記第2主流路側に流れるようにして、該排出管の熱が前
    記シェルに伝達することを抑制したことを特徴とするリ
    ニアモータ用のコイルユニット。
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