JP3483017B2 - データ通信方法及びシステム - Google Patents

データ通信方法及びシステム

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JP3483017B2
JP3483017B2 JP14623896A JP14623896A JP3483017B2 JP 3483017 B2 JP3483017 B2 JP 3483017B2 JP 14623896 A JP14623896 A JP 14623896A JP 14623896 A JP14623896 A JP 14623896A JP 3483017 B2 JP3483017 B2 JP 3483017B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TDMA方式で回
線交換形通信とパケット交換形通信が混在して行われる
無線データ通信装置等の通信方法に用いて好適な、デー
タ通信方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】はじめに、回線交換形通信とパケット交
換形通信の各々について、その特徴を以下に簡単に説明
する。まず、回線交換形通信は通信の都度、発信側と着
信側の間に物理的な通信回線を設定し、通信中はその通
信回線を常時確保するものである。即ち、この通信回線
が設定されている間は常時、データの送受信が可能であ
る。従って、データを遅延無く送受信することが可能な
通信方法である。しかしながら回線交換形通信では、送
受信すべきデータがない時間であっても通信回線を確保
し続けなければならないので、回線リソースの有効利用
には適さない。
【0003】一方パケット交換形通信は、パケット化し
た(一定容量単位に区切った)データに着信側の宛先を
付加して伝送するものであり、その通信中、常時物理的
な通信回線を確保する必要はない。即ち、回線リソース
を有効に利用できる通信方法である。しかしながらパケ
ット交換形通信では、パケット化されたデータが、空き
通信回路を選択して送られるように蓄積交換されるた
め、転送時間にばらつきが生じる。
【0004】さて図6は、従来の4スロット構成のTD
MA(Time Division Multiple Access:時分割多元接
続)によって、回線交換形でデータ通信を行う呼(回線
交換呼)とパケット交換形でデータ通信を行う呼(パケ
ット交換呼)の双方を実行する通信方法を説明する図で
ある。この図6では、4スロットの内の1つは制御チャ
ネルに使用され、この制御チャネルの繰り返し周期は、
3TDMAフレーム毎に設定されている。同図におい
て、横軸は時間経過を表し、第1TDMAスロット群1
1〜第4TDMAスロット群14までを縦に並べてい
る。また、各マスは個々のTDMAスロットを表し、塗
りつぶされているものが使用しているスロット、白抜き
が空きスロットである。ここで、第1TDMAスロット
群11は制御用チャネル15に使用され、前述の通り制御
チャネル15の繰り返し周期は、3TDMAフレーム毎
に設定されている。 また第2TDMAスロット群12
は、既に回線交換呼に使用されている。
【0005】図6において、A点で新たな回線交換呼が
発生している。そこでは、これに対応して第3TDMA
スロット群13の使用が開始されている。さらに、B点
でパケット交換呼が発生している。そこでは、これに対
応して第4TDMAスロット群14が途中から使用され
ている。この後、制御用である第1TDMAスロット群
11の使用は、3TDMA周期で繰り返される。しか
し、第2TDMAスロット群12〜第4TDMAスロッ
ト群14は、回線交換呼あるいはパケット交換呼の終了
とともに空きスロットの状態に遷移(例えばC点)す
る。このように、図6に示す通信方法では、新たな呼が
発生した時点で、空きスロット状態になっているTDM
Aスロット群が使用されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7は、従来のデータ
通信方法において、空きスロットがなく、回線交換呼が
呼損となる場合を説明する図である。図7では、第1T
DMAスロット群11は制御チャネル15に使用されて
いるとともに、第2TDMAスロット群12および第3
TDMAスロット群13が、既に回線交換呼に使用され
ている。図7では、D点でパケット交換呼21が発生し
ている。そこでは、これに対応して、その時点で空きス
ロットとなっている第4TDMAスロット群14が使用
されている。その直後、E点で回線交換呼22が発生し
たとする。このE点では、第4TDMAスロット群14
もパケット交換呼21に使用されているため空きスロッ
トがなく、従って呼損となっている。 さらにこの直
後、F点でパケット交換呼21の使用が終了し、第4T
DMAスロット群が空きスロットとなっている。このよ
うに図7は、パケット交換呼21と回線交換呼22との
僅かな時間差で、回線交換呼22が呼損となってしまっ
た例を示している。
【0007】ところで仮に、回線交換呼22がパケット
交換呼21より早く発生したとする。この場合、図6あ
るいは図7からもわかるように、一般に回線交換呼はパ
ケット交換呼に比してスロット使用時間が長い。従っ
て、このパケット交換呼21の伝送までに長時間の待機
時間が必要となるばかりか、待機時間が許容遅延時間を
越えた場合には呼損となってしまう。
【0008】以上のように、TDMAデータ通信におけ
る回線交換呼は、その呼の発生時点で空きスロットがな
いと即座に呼損となってしまう。その一方、回線交換呼
は途中に有為なデータがなくても、回線が確保されてい
る間はTDMAスロット群を使用し続けることになるの
で、比較的スロット使用時間が長い。このためパケット
交換呼は、そのパケット長が短くても、空きスロットが
生じるまで長く待たされることになり、非効率的であ
る。
【0009】この発明は、上述のような背景の下になさ
れたもので、回線交換呼とパケット交換呼とで時分割に
通信回線を使用するデータ通信において、新たに回線交
換呼が生起された場合の呼損の発生を抑え、またパケッ
ト交換呼を効率よく通信可能とし、回線交換形通信とパ
ケット交換形通信の効率のよい混在を可能とするデータ
通信方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、nスロット(n:自然
数)の制御用スロットとmスロット(m:自然数)の通
信用スロットを1フレームとする(n+m)多重TDM
A通信方式に従って、前記制御用スロットを用いて制御
信号を間欠的に送信し、回線交換形通信およびパケット
交換形通信を行うデータ通信方法において、生起した回
線交換呼を、前記各通信用スロットの空きスロットに順
次割り当て、生起したパケット交換呼を、前記制御信号
を送信しないフレームの前記各制御用スロットの空きス
ロットに割り当てることを特徴としている。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、nスロッ
ト(n:自然数)の制御用スロットとmスロット(m:
自然数)の通信用スロットを1フレームとする(n+
m)多重TDMA通信方式に従って、前記制御用スロッ
トを用いて制御信号を間欠的に送信し、回線交換形通信
およびパケット交換形通信を行うデータ通信方法におい
て、前記各通信用スロットに空きスロットが存在しない
ときにパケット交換呼が生起した場合には、前記生起し
たパケット交換呼を、前記制御信号を送信しないフレー
ムの前記制御用スロットに割り当て、前記各通信用スロ
ットに空きスロットが存在する場合には、生起したパケ
ット交換呼および生起した回線交換呼を、当該空きスロ
ットに割り当て、前記通信用スロットにパケット交換呼
が割り当てられ且つ前記各通信用スロットに空きスロッ
トが存在しないときに回線交換呼が生起した場合には、
前記通信用スロットに割り当てられている当該パケット
交換呼を前記制御信号を送信しないフレームの前記制御
用スロットに割り当て直した後、前記各通信用スロット
の空きスロットに当該回線交換呼を割り当てることを特
徴としている。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、前記各通
信用スロットに空きスロットが存在する場合に生起した
パケット交換呼を当該空きスロットに割り当てた後に、
他のパケット交換呼が生起したときには、後者のパケッ
ト交換呼を前者のパケット交換呼と共通の通信用スロッ
トに割り当て、前記各通信用スロットにパケット交換呼
が割り当てられ且つ前記各通信用スロットに空きスロッ
トが存在しないときに回線交換呼が生起した場合には、
前記各通信用スロットに共通に割り当てられているすべ
てのパケット交換呼を前記制御信号を送信しないフレー
ムの前記制御用スロットに割り当て直した後、前記各通
信用スロットの空きスロットに当該回線交換呼を割り当
てることを特徴としている。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、nスロッ
ト(n:自然数)の制御用スロットとmスロット(m:
自然数)の通信用スロットを1フレームとする(n+
m)多重TDMA通信方式に従って、前記制御用スロッ
トを用いて制御信号を間欠的に送信し、回線交換形通信
およびパケット交換形通信を行う無線基地局において、
前記制御信号を用いてパケット交換可能な無線周波数及
びスロット番号を報知する手段と、パケット交換呼が生
起した場合には、前記報知手段が指示する無線周波数及
びスロット番号に基づいて、前記制御用スロットの送信
タイミングで、前記制御信号の専用無線周波数(以下、
制御チャネル設定周波数)以外の無線周波数(以下、パ
ケットチャネル設定周波数)上に優先して前記パケット
交換呼を割り当てる手段と、前記制御信号の送信タイミ
ングの直前に送信周波数を前記パケットチャネル設定周
波数から前記制御チャネル設定周波数に切り替え、前記
制御信号の送信タイミングの直後に前記送信周波数を前
記制御チャネル設定周波数から前記パケットチャネル設
定周波数に切り替える手段を備えることを特徴としてい
る。
【0014】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の無線基地局において、空いている前記制御用ス
ロットを用いて複数のパケット交換呼を多重伝送する手
段を備えることを特徴としている。
【0015】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の無線基地局において、パケット交換呼を前記制
御用スロットに割り当てできない場合には、当該パケッ
ト交換呼を空いている前記通信用スロットに割り当て、
前記制御用スロットが空いた時点で、当該パケット交換
呼の割り当て先を前記通信用スロットから前記制御用ス
ロットに切り替える手段を備えることを特徴としてい
る。
【0016】また、請求項7に記載の発明は、nスロッ
ト(n:自然数)の制御用スロットとmスロット(m:
自然数)の通信用スロットを1フレームとする(n+
m)多重TDMA通信方式に従って、前記制御用スロッ
トを用いて制御信号を間欠的に送信し、回線交換形通信
およびパケット交換形通信を行う無線基地局において、
前記制御信号を用いてパケット交換可能な無線周波数及
びスロット番号を報知する手段と、パケット交換呼が生
起した場合には、当該パケット交換呼を優先して前記通
信用スロットに割り当てる手段と、回線交換呼が生起し
た時点で、前記通信用スロットに空きがない場合には、
前記報知手段から指示された無線周波数及びスロット番
号に基づいて、前記パケット交換呼の割り当て先を前記
通信用スロットから制御用スロットに切り替え、前記回
線交換呼を当該空いた通信用スロットに割り当てる手段
を備えることを特徴としている。
【0017】また、請求項8に記載の発明は、請求項4
〜7のいずれか1項に記載の無線基地局との間で、回線
交換形通信およびパケット交換形通信を行う無線端末に
おいて、パケット交換形通信を行う場合に、前記無線基
地局から間欠的に送信された制御信号に基づいて割り当
てられたパケット交換可能な無線周波数及びスロット番
号を確認し、当該無線周波数及びスロット番号を用いて
パケット交換形通信を行う手段と、前記制御信号の受信
タイミングの直前に、受信周波数を前記パケットチャネ
ル設定周波数から前記制御チャネル設定周波数に切り替
え、前記制御信号の受信タイミングの直後に前記受信周
波数を前記制御チャネル設定周波数から前記パケットチ
ャネル設定周波数に切り替える手段を備えることを特徴
としている。
【0018】また、請求項9に記載の発明は、請求項8
項に記載の無線端末において、一定時間内にパケット交
換呼を割り当てできない場合には、前記パケット交換呼
を割り当てできない状態をモニタ表示あるいは音声によ
り警報する手段を備えることを特徴としている。
【0019】また、請求項10に記載の発明は、請求項
4〜7のいずれか1項に記載の無線基地局と、請求項8
又は9に記載の無線端末との間で、回線交換形通信およ
びパケット交換形通信を行うことを特徴としている。
【0020】また、請求項11に記載の発明は、nスロ
ット(n:自然数)の制御用スロットとmスロット
(m:自然数)の通信用スロットを1フレームとする
(n+m)多重TDMA通信方式に従って、前記制御用
スロットを用いて制御信号を間欠的に送信し、回線交換
形通信およびパケット交換形通信を行う無線基地局にお
いて、 入出力するパケット交換呼を蓄積するパケット
交換呼処理手段と、送信時には前記パケット交換呼処理
手段からのパケット交換呼と制御信号を直接出力し、受
信時にはパケット交換呼と制御信号を分別して前記パケ
ット交換呼処理手段と制御信号の入出力端子に出力する
パケット交換呼分別手段と、回線交換呼の入出力端子と
前記パケット交換呼処理手段に接続されて、送受信する
呼を入出力し、TDMAスロットと当該送受信する呼の
対応付けを行うスロット対応づけ手段と、スロット対応
づけ手段とパケット交換呼分別手段に接続されて、TD
MAスロット及びTDMAフレームの分解及び組立を行
う時分割処理手段と、時分割処理手段に接続されて、T
DMAフレームを単位として送受すべき呼を送受信する
無線送受信手段と、パケット交換呼が生起した場合に、
パケット交換可能なスロットタイミングを指示して前記
パケット交換処理手段に蓄積されているパケット交換呼
を前記スロット対応づけ手段又は前記パケット交換呼分
別手段に出力させるとともに、前記無線送受信手段に使
用すべき無線周波数を指示し、前記パケット交換呼を前
記スロット対応づけ手段に出力する場合には、前記通信
用スロットの空きスロットを用いてパケット交換呼を送
信し、前記パケット交換呼を前記パケット交換呼分別手
段に出力する場合には、前記制御用タイムスロットの空
きスロットを用いてパケット交換呼を送信させる制御手
段を備えることを特徴としている。
【0021】また、請求項12に記載の発明は、nスロ
ット(n:自然数)の制御用スロットとmスロット
(m:自然数)の通信用スロットを1フレームとする
(n+m)多重TDMA通信方式に従って、前記制御用
スロットを用いて間欠的に送信される制御信号を受信
し、回線交換形通信およびパケット交換形通信を行う無
線端末において、入出力するパケット交換呼を蓄積する
パケット交換呼処理手段と、送信時には前記パケット交
換呼処理手段からのパケット交換呼と制御信号を直接出
力し、受信時にはパケット交換呼と制御信号を分別して
前記パケット交換呼処理手段と制御信号の入出力端子に
出力するパケット交換呼分別手段と、回線交換呼の入出
力端子と前記パケット交換呼処理手段に接続されて、送
受信する呼を入出力し、TDMAスロットと当該送受信
する呼の対応付けを行うスロット対応づけ手段と、スロ
ット対応づけ手段とパケット交換呼分別手段に接続され
て、TDMAスロット及びTDMAフレームの分解及び
組立を行う時分割処理手段と、時分割処理手段に接続さ
れて、TDMAフレームを単位として送受すべき呼を送
受信する無線送受信手段と、パケット交換呼が生起した
場合に、パケット交換可能なスロットタイミングを指示
して前記パケット交換処理手段に蓄積されているパケッ
ト交換呼を前記スロット対応づけ手段又は前記パケット
交換呼分別手段に出力させるとともに、前記無線送受信
手段に使用すべき無線周波数を指示し、前記パケット交
換呼を前記スロット対応づけ手段に出力する場合には、
前記通信用スロットの空きスロットを用いてパケット交
換呼を送信し、前記パケット交換呼を前記パケット交換
呼分別手段に出力する場合には、前記制御用スロットの
空きスロットを用いてパケット交換呼を送信させる制御
手段を備えることを特徴としている。
【0022】また、請求項13に記載の発明は、請求項
11に記載の無線基地局と、請求項12に記載の無線端
末との間で回線交換形通信およびパケット交換形通信を
行うことを特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明データ通信方法及
びシステムについて説明する。
【0024】第1の実施形態
【0025】図1は、本発明の第1の実施形態の通信方
法を説明する図である。同図において横軸は時間経過を
表し、第1TDMAスロット群11〜第4TDMAスロ
ット群14までを縦に並べている。これら第1TDMA
スロット群11〜第4TDMAスロット群14を用い
て、回線交換形通信とパケット交換形通信とを時分割で
行う。なお、本実施形態のパケット交換形通信で伝送さ
れる各々のパケットには、着信側の宛先その他のデータ
が付加される。
【0026】図1において、各マスは個々のTDMAス
ロットを表し、塗りつぶされているものおよび細斜線の
ものが使用しているスロット、白抜きが空きスロットで
ある。さらに、太斜線(太右傾斜線ならびに太左傾斜
線)のスロットはパケット交換呼に使用されるスロット
であるが、これについては後述する。
【0027】図1では、第1TDMAスロット群は制御
チャネル15に使用されている。この制御チャネル15
は、3TDMA周期で第1TDMAスロット群を使用す
る。また、第2TDMAスロット群12および第3TD
MAスロット群13は、既に各々回線交換呼に使用され
ており、第4TDMAスロット14のみが空きスロット
となっている。図1において、G点でパケット交換呼3
1が発生したとする。一般にパケット交換呼では、パケ
ット交換呼が発生しても即座に転送が要求されるもので
はない。従って、呼が発生した時点で使用できるTDM
Aスロット群がなくても、許容される接続遅延時間の範
囲で、空きスロットが見つかるまで待つことができる。
また、データがパケット単位で扱われるため、これが伝
送されるTDMAスロット上で、パケット交換呼が終了
するまでの間に割り込みが入り、待ち時間が発生しても
差し支えない。
【0028】本実施形態では、パケット交換呼31が発
生すると、制御チャネル15が設定されている第1TD
MAスロット群11を使用し、空いている第4TDMA
スロット群14は回線交換呼用に確保しておく。即ちパ
ケット交換呼31の発生後、まず第1TDMAスロット
群11を使用してパケット交換呼31-1の伝送を行う
(太右傾斜線)。この後、H点で回線交換呼32が発生
したとする。この時、第4TDMAスロット14は空い
ているので、これを用いて回線交換呼32の伝送を開始
する。I点では第1TDMAスロット群11が制御チャ
ネル15に使用され、さらにこの後、第1TDMAスロ
ット群11を用いてパケット交換呼31の2番目の呼3
1―2を伝送する。さらにJ点において、パケット交換
呼33が発生したとする。パケット交換呼33が発生し
た場合にも、制御チャネル15が設定されている第1T
DMAスロット群11を各呼に対して共通に設定して使
用する(図1中、太左傾斜線で示すパケット交換呼33
-1)。従ってこの場合には、第2TDMAスロット群1
2〜第4TDMAスロット群14は何れも使用されてい
るが、呼損が発生することはない。
【0029】また、第1TDMAスロット群を用いて伝
送されるパケット31、33には、前述の通り各々着信
側の宛先その他のデータが付加されているため、同一パ
ケット通信用チャネルを共有しても衝突することはな
い。このようにして、本発明では、制御チャネルとして
使用するTDMAスロット群の中で、制御チャネルの伝
送が行われないTDMAフレームを用いてパケット交換
呼を伝送する。
【0030】図2は、同実施形態において無線端末(従
局)から無線基地局(固定局:主局)へデータを伝送す
る通信方法を説明する図である。なおこれ以降、無線端
末から無線基地局への通信を上り通信、また無線基地局
から無線端末への通信を下り通信と称する。また、この
図に示す通信方法では、制御チャネルの異なるスロット
に制御信号パケット交換呼を設定する際に、使用する無
線周波数を異ならせている。同図において、横軸は時間
経過を表し、上から無線基地局の位置における制御チャ
ネル設定周波数41aに対応する軸、パケットチャネル
設定周波数42aに対応する軸を示し、以下同様に無線
端末の位置における制御チャネル設定周波数41bに対
応する軸、パケットチャネル設定周波数42bに対応す
る軸を示している。
【0031】また、図2中の全てのマスは、制御チャネ
ルが設定されているTDMAスロット群(図1における
第1TDMAスロット群11に相当するもの)を表して
いる。即ち、無線基地局が制御チャネル設定周波数41
a上で、制御信号送信45を行っているときは、無線端
末側は制御チャネル設定周波数41a上で制御信号受信
47を行っている。図2において、K点で上りパケット
交換呼31aが発生し、L点で終了している。この場
合、パケットチャネル設定周波数(軸42a、42b)
を用いて無線端末から上りパケット送信48が行われ、
無線基地局で上りパケット受信46が行われる。
【0032】図2に示す例では、上りパケット送受信4
6および48が、制御信号送受信45および47によっ
て一時中断されているが、前述したように、パケット交
換呼は多少の接続遅延を許容するので、伝送上の問題は
生じない。即ち、パケット通信中でも制御信号送受信4
5および47が可能である。このように、同図に示され
るように無線基地局及び無線端末は、ともに制御チャネ
ルのタイミングの直後に制御チャネル設定周波数(軸4
1a、41b)からパケットチャネル設定周波数(軸4
2a、42b)に切り替え、次のTDMAフレームでの
パケット交換呼の送受信に備える動作を取り、再び制御
チャネルのタイミングの直前で周波数を切り変える動作
を取っている。
【0033】一方、下りパケット通信の方法については
示していないが、図2で説明した方法で各々の送受信局
を逆転することにより、実施できることは明らかであ
る。
【0034】第2の実施形態
【0035】図3は、本発明の第2の実施形態について
説明する図である。同図において横軸は時間経過を表
し、第1TDMAスロット群11〜第4TDMAスロッ
ト群14までを縦に並べている。図3では、第1TDM
Aスロット群11は制御チャネル15に使用されている
とともに、第2TDMAスロット群12および第3TD
MAスロット群13が、既に回線交換呼に使用されてい
る。また制御チャネル15は、3TDMA周期で第1T
DMAスロット群を使用している。
【0036】図3において、M点においてパケット交換
呼31が発生している。本実施形態では、まず空きスロ
ットである第4TDMAスロット群14を用いて、パケ
ット交換呼31の伝送を開始する。次に、パケット交換
呼31-1およびパケット交換呼31-2を伝送し終えたN
点で回線交換呼51が発生している。ここでは、これ以
降のパケット交換呼31は、制御チャネルが設定されて
いるスロット群11を用いて伝送する。即ち、図3に示す
ようにO点以降、パケット交換呼が終了するまでのパケ
ット交換呼31-3およびパケット交換呼31-4は、第
1TDMAスロット群11を用いて伝送する。このた
め、第4TDMAスロット群14が空きスロットになる
ため、この第4TDMAスロット群14に回線交換呼5
1を割り当て、呼損を生じることなく回線交換呼51を
伝送することができる。
【0037】この方法によると先の実施形態と比して、
パケット交換呼を速く伝送することができる。これは本
実施形態が、全てのTDMAスロットが回線交換呼で使
用されるまでの間は、空きTDMAスロットを用いてパ
ケット交換呼を伝送するため、即座にパケット交換呼を
伝送することができ、また制御チャネルが伝送されるタ
イミングを避ける必要がないためである。
【0038】また、以上の方法の応用例として、パケッ
ト交換呼が生起された時点で回線交換呼が使用できるス
ロット群が複数使用可能な限り、上述の方法のようにパ
ケット交換呼にそのうちの空きスロット群を割り当て、
回線交換呼が使用できるスロット群が1つしかない場合
には、それを後に生起する回線交換呼用として確保して
おき、今生起されたパケット交換呼には、制御チャネル
が設定されているTDMAスロット群を割り当てる方法
もある。
【0039】さらに、パケット交換呼が生起された時点
で、図1で説明した必ず制御チャネルが設定されている
TDMAスロット群を割り当てる方法から、図3で説明
した1つでも空いていれば回線交換呼に使用できるスロ
ット群を割り当てる方法まで、回線交換呼のトラヒック
に応じて、適応的に制御する方法も考えられる。その一
変形例としては、パケット交換呼を制御チャネルに割り
当てできない場合にはそのパケット交換呼を空いている
通信用スロットに割り当て、制御チャネルが空いた時点
で、そのパケット交換呼の割り当て先を通信用スロット
から制御チャネルに切り替える方法がある。
【0040】なお上述の第1の実施形態中、図2に示す
制御チャネル設定周波数(軸41a、41b)とパケッ
トチャネル設定周波数(軸42a、42b)とは異なる
周波数場合を示しているが、同一周波数であっても本発
明の実施は可能である。また、TDMAスロットの数や
制御チャネルのフレーム周期等は、上述の各実施形態に
記載したものに限定されない。
【0041】第3の実施形態
【0042】図4は、本発明のデータ通信システムにお
ける無線基地局の装置構成を示すブロック図であり、図
5は、図4の無線基地局と相互にデータを通信する無線
端末の装置構成を示すブロック図である。図4及び図5
に示す無線基地局及び無線端末の構成は、TDMAフレ
ームの分割スロット数が4で、その第1スロットを制御
チャネルとして設定するときに適用されるものである。
図4に示す無線基地局100は、全4スロット中、制御チ
ャネル設定スロット以外の3スロットを使用すること
で、回線交換呼を同時に3通信まで行うことができる。
無線基地局100は、3つの回線交換呼用の入出力端子101
〜103及びパケット交換呼用の1つの入出力端子104と、
各端子から入出力されるデータをTDMAフレームに組
み立てたり、分解したりする時分割処理部120を備えて
いる。この時分割処理部120は、第1〜第4スロット処
理部109〜112と時分割多重部113から構成されている。
【0043】入出力端子104から入力された送信パケッ
トは、制御部108から指示があるまで、パケット交換呼
処理部106で蓄積される。 送信すべき制御信号は、制
御チャネルの設定周期で、制御信号入出力端子105から
パケット交換呼/制御信号用分別部150へ入力され、さ
らにパケット交換呼/制御信号用分別部150を通して第
1スロット処理部109へ供給される。
【0044】制御部108は、パケット交換処理部106
に蓄積されている送信パケットがある場合に、まず通信
用スロットが空いているかどうかを確認し、通信用スロ
ットが空いているときには、通信用スロット内でパケッ
ト交換呼を送信可能な空きスロットに対応したタイミン
グで、パケット交換処理部106に指示を出し、蓄積され
ている送信パケットをスロット対応部107へ出力する。
そして、後述するようにして通信用スロットの所定の空
きスロットに割り当てられて送信される。 他方、通信
用スロットに空きがなければ、制御信号の設定状態に基
づいて決定した第1スロット(制御チャネル)の空きス
ロット番号に対応するタイミングで、パケット交換処理
部106に指示を出し、その送信パケットをパケット交換
呼/制御信号用分別部150へ出力する。パケット交換呼
/制御信号用分別部150において、送信データはすべて
そのまま第1スロット処理部109へ転送される。したが
って、その送信パケットは、第1スロット処理部109へ
即座に転送されて、第1スロットの空きスロットに割り
当てられる。
【0045】なお、パケット交換呼/制御信号用分別部
150においては、入力されるデータが受信データである
場合には、それがパケット交換呼であるか制御信号であ
るかによって、パケット交換呼処理部106あるいは制御
信号用入出力端子105のどちらかへ振り分けて出力され
る。 また、制御部108は、各TDMAフレームの第1
スロットで制御信号を送受信する場合とパケット交換呼
を送受信する場合で異なる周波数を使用するときには、
使用すべき周波数を無線部114に対して指定する。すな
わち、異なる周波数を使用する場合には、制御部108
は、制御信号を送信するタイミングの直前で周波数を制
御信号用の周波数に切り替え、制御信号を送信した直後
に周波数を制御信号用の周波数とは異なる所定のパケッ
ト通信用の周波数に切り替える指示を、無線部114へ供
給する。
【0046】スロット対応部107はデータの入出力を
切り替えるスイッチ機能を有し、制御部108の制御に従
って、入出力端子101〜103及びパケット交換呼処理部10
6を介して入出力される通信呼と、送受信される各TD
MAスロットを対応づける。第1〜第4の各スロット処
理部109〜112では、スロットの組立/分解等の処理が行
われる。そして、時分割多重部113では、TDMAフレ
ームの組立/分解等の処理がなされる。 したがって、
スロット対応部107に入力された各通信呼は、第2〜第
4スロット処理部110〜112で各スロットに対応するデー
タ形式に整えられ、さらに時分割多重部113でTDMA
フレームの形式に組み立てられる。そして、時分割多重
部113で組み立てられたTDMAフレームは、無線部114で無
線信号に変換されてアンテナ部115から送信される。
【0047】なお、アンテナ部115によって受信された
無線信号は、無線部114でデータに復調されてから時分
割多重部113へ入力され、各スロット毎のデータに分解
され、その後、上述したものと逆の経路を辿り、最終的
に各入出力端子101〜105へ出力される。
【0048】一方、図5に示す無線端末200は、図4の
無線基地局100の各構成とほぼ同様の機能を有する、回
線交換呼用入出力端子201、パケット交換呼用入出力端
子204、制御信号入出力端子205、パケット交換呼処理部
206、スロット対応部207、制御部208、パケット交換呼/
制御信号分別部250、第1〜第4のスロット処理部209,2
10,211,及び212並びに時分割多重部213からなる時分割
処理部220、無線部214並びにアンテナ部215を備えてい
る。無線端末200では、無線基地局100から送信される制
御信号を受信し、その制御信号に基づいてパケット交換
呼が設定されるパケットチャネルを確認し、パケット通
信を行う。また、制御用チャネルを用いて制御信号とパ
ケット交換呼の両方を伝送する場合に異なる周波数を使
用するときには、制御信号の受信タイミングに応じて無
線部214における受信周波数の切り換えを行う。つま
り、無線部214は、制御部208からの指示に従って、制御
信号の受信タイミングの直前に、受信周波数をパケット
チャネルの設定周波数から制御チャネルの設定周波数に
切り替え、制御信号の受信タイミングの直後に受信周波
数を制御チャネル設定周波数からパケットチャネル設定
周波数に切り替える動作を行う。
【0049】また、無線端末200は、パケット交換呼用
入出力端子204から入力されたパケット交換呼を、予め
設定した一定時間内に制御用スロット又は通信用スロッ
トに割り当てできなかった場合に、制御部108の指示に
よって警報部260でモニタに表示したり、あるいは音声
を放出したりして使用者にその状態を知らせる機能を有
している。
【0050】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、パケット交換形通信を行うのに、通信用スロットで
ある第2〜第4スロットが空いていればそれを用いるこ
とができ、もし空きスロットが無いか、或いは回線交換
形通信へスロットを譲る必要が生じた場合には、直ちに
制御チャネル用スロットにてパケット交換形通信を行う
ことができる。
【0051】なお、この実施形態では、パケット交換型
の通信を行う場合に通信用スロットが空いているときに
は、優先的に通信用スロットである第2〜第4スロット
をパケット交換呼に対して割り当てることとしている
が、これと異なり、同様の構成で制御部108及び208によ
る制御内容を変更することで、パケット交換呼を優先的
に制御用スロットである第1スロットに割り当てるよう
にすることも可能である。
【0052】また、上記実施形態は、制御用スロットを
1チャネル、通信用スロットを3チャネルとする、4チ
ャネル多重のTDMA通信方式を用いて通信システムを
構成としているが、各チャネルの数はこれに限定される
ものではなく、例えば制御用チャネルの数を2以上の複
数に設定することもできる。
【0053】なお、第3の実施形態で説明した各構成
と、請求の範囲に記載した各構成要素との対応関係は以
下の通りである。 パケット交換呼処理手段…パケット交換呼処理部106,20
6 パケット交換呼分別手段…パケット交換呼/制御信号分
別部150,250 スロット対応づけ手段…スロット対応部107,207 時分割処理手段…時分割処理部120,220 無線送受信手段…無線部114,214とアンテナ115,215の組
み合わせ 制御手段…制御部108,208
【0054】以上説明したように、この発明によれば、
生起されたパケット交換呼を制御用スロット(制御チャ
ネル)における空きスロットに順次割り当てることで、
回線交換呼とパケット交換呼を時分割で通信回線に設定
するデータ通信において、新たに回線交換呼が生起され
た場合に呼損が発生する確率を低くすることができると
ともに、パケット交換呼を効率よく設定することがで
き、回線交換形通信とパケット交換形通信の混在を効率
よく行うことができるデータ通信方法及びシステムが実
現可能である。
【0055】
【発明の効果】上述したように、請求項1に記載の発明
によれば、生起した回線交換呼を各通信用スロットの空
きスロットに順次割り当て、生起したパケット交換呼を
制御信号を送信しないフレームの各制御用スロットの空
きスロットに割り当てるので、新たに回線交換呼が生起
された場合に呼損が発生する確率を低くすることができ
るとともに、パケット交換呼を効率よく設定することが
でき、回線交換形通信とパケット交換形通信の混在を効
率よく行うことができる。
【0056】また、請求項2に記載の発明によれば、各
通信用スロットに空きスロットが存在する場合には生起
したパケット交換呼および生起した回線交換呼を当該空
きスロットに割り当て、通信用スロットにパケット交換
呼が割り当てられていて各通信用スロットに空きスロッ
トが存在しないときに回線交換呼が生起した場合には、
通信用スロットに割り当てられている当該パケット交換
呼を制御信号を送信しないフレームの制御用スロットに
割り当て直した後、各通信用スロットの空きスロットに
当該回線交換呼を割り当てるようにしたので、パケット
交換呼をさらに効率よく設定することができ、回線交換
形通信とパケット交換形通信の混在を効率よく行うこと
ができる。
【0057】また、請求項3に記載の発明によれば、各
通信用スロットに空きスロットが存在する場合に生起し
たパケット交換呼を当該空きスロットに割り当てた後
に、他のパケット交換呼が生起したときには、後者のパ
ケット交換呼を前者のパケット交換呼と共通の通信用ス
ロットに割り当て、各通信用スロットにパケット交換呼
が割り当てられ且つ各通信用スロットに空きスロットが
存在しないときに回線交換呼が生起した場合には、各通
信用スロットに共通に割り当てられているすべてのパケ
ット交換呼を制御信号を送信しないフレームの制御用ス
ロットに割り当て直した後、各通信用スロットの空きス
ロットに当該回線交換呼を割り当てるので、回線交換形
通信とパケット交換形通信の混在をさらに効率よく行う
ことができる。
【0058】また、請求項4に記載の発明によれば、パ
ケット交換呼が生起した場合には、報知手段が指示する
無線周波数及びスロット番号に基づいて制御用スロット
の送信タイミングでパケットチャネル設定周波数上に優
先してパケット交換呼を割り当てる手段と、制御信号の
送信タイミングの直前に送信周波数をパケットチャネル
設定周波数から制御チャネル設定周波数に切り替え、制
御信号の送信タイミングの直後に送信周波数を制御チャ
ネル設定周波数からパケットチャネル設定周波数に切り
替える手段を備えているので、制御用スロットにおいて
異なる周波数上に制御信号とパケット交換呼を割り当て
て送信することが可能になる。これによって例えば本発
明によるシステムと既存のシステムとの共存が可能とな
る。
【0059】また、請求項5に記載の発明によれば、空
いている制御用スロットを用いて複数のパケット交換呼
を多重伝送する手段を備えているので、複数のパケット
交換呼を制御用スロットに割り当てて伝送することが可
能になる。
【0060】また、請求項6に記載の発明によれば、パ
ケット交換呼を制御用スロットに割り当てできない場合
には当該パケット交換呼を空いている通信用スロットに
割り当て、制御用スロットが空いた時点で当該パケット
交換呼の割り当て先を通信用スロットから制御用スロッ
トに切り替える手段を備えているので、新たに回線交換
呼が生起された場合に呼損が発生する確率をより低くす
ることができる。
【0061】また、請求項7に記載の発明によれば、パ
ケット交換呼が生起した場合には、当該パケット交換呼
を優先して通信用スロットに割り当てる手段と、回線交
換呼が生起した時点で、通信用スロットに空きがない場
合には、パケット交換呼の割り当て先を通信用スロット
から制御用スロットに切り替え、回線交換呼を当該空い
た通信用スロットに割り当てる手段を備えているので、
パケット交換呼をより効率よく設定することができる。
【0062】また、請求項8に記載の発明によれば、パ
ケット交換形通信を行う場合に無線基地局から間欠的に
送信された制御信号に基づいて割り当てられたパケット
交換可能な無線周波数及びスロット番号を確認し当該無
線周波数及びスロット番号を用いてパケット交換形通信
を行う手段と、制御信号の受信タイミングの直前に受信
周波数をパケットチャネル設定周波数から制御チャネル
設定周波数に切り替え、制御信号の受信タイミングの直
後に受信周波数を制御チャネル設定周波数からパケット
チャネル設定周波数に切り替える手段を備えているの
で、制御用スロットにおいて異なる周波数上で送信され
た制御信号とパケット交換呼をそれぞれ受信することが
可能になる。
【0063】また、請求項9に記載の発明によれば、一
定時間内にパケット交換呼を割り当てできない場合には
パケット交換呼を割り当てできない状態をモニタ表示あ
るいは音声により警報する手段を備えているので、無線
端末の操作者にパケット交換呼が伝送されなかったこと
を報知することが可能となる。
【0064】また、請求項10に記載の発明によれば、
請求項4〜7のいずれか1項に記載の無線基地局と、請
求項8又は9に記載の無線端末との間で回線交換形通信
およびパケット交換形通信を行うので、各請求項に記載
の発明による効果を奏するデータ通信システムを実現す
ることができる。
【0065】また、請求項11に記載の発明によれば、
パケット交換呼処理手段、パケット交換呼分別手段、ス
ロット対応づけ手段、時分割処理手段、及び無線送受信
手段と、パケット交換呼が生起した場合にパケット交換
可能なスロットタイミングを指示してパケット交換処理
手段に蓄積されているパケット交換呼をスロット対応づ
け手段又はパケット交換呼分別手段に出力させるととも
に無線送受信手段に使用すべき無線周波数を指示し、パ
ケット交換呼をスロット対応づけ手段に出力する場合に
は通信用スロットの空きスロットを用いてパケット交換
呼を送信し、パケット交換呼をパケット交換呼分別手段
に出力する場合には制御用タイムスロットの空きスロッ
トを用いてパケット交換呼を送信させる制御手段を備え
ているので、パケット交換呼を効率よく設定することが
でき、回線交換形通信とパケット交換形通信の混在を効
率よく行うことができる。
【0066】また、請求項12に記載の発明によれば、
パケット交換呼処理手段、パケット交換呼分別手段、ス
ロット対応づけ手段、時分割処理手段、及び無線送受信
手段と、パケット交換呼が生起した場合にパケット交換
可能なスロットタイミングを指示してパケット交換処理
手段に蓄積されているパケット交換呼をスロット対応づ
け手段又はパケット交換呼分別手段に出力させるととも
に無線送受信手段に使用すべき無線周波数を指示し、パ
ケット交換呼をスロット対応づけ手段に出力する場合に
は通信用スロットの空きスロットを用いてパケット交換
呼を送信し、パケット交換呼をパケット交換呼分別手段
に出力する場合には制御用スロットの空きスロットを用
いてパケット交換呼を送信させる制御手段を備えている
ので、パケット交換呼を効率よく設定することができ、
回線交換形通信とパケット交換形通信の混在を効率よく
行うことができる。
【0067】また、請求項13に記載の発明は、請求項
11に記載の無線基地局と、請求項12に記載の無線端
末との間で回線交換形通信およびパケット交換形通信を
行うので、各請求項に記載の発明による効果を奏するデ
ータ通信システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるデータ通信方
法を説明する図である。
【図2】同実施形態において無線端末から無線基地局へ
データを伝送する通信方法を説明する図である。
【図3】本発明の第2の実施形態例について説明する図
である。
【図4】本発明による無線基地局の構成を示すブロック
図、
【図5】本発明による無線端末の構成を示すブロック図
である。
【図6】従来の4スロットTDMAにより、回線交換呼
とパケット交換呼とを行う通信方法を説明する図であ
る。
【図7】従来のデータ通信方法において、空きスロット
が存在しなく回線交換呼が呼損となる場合を説明する図
である。
【符号の説明】
11 第1TDMAスロット群 12 第2TDMAスロット群 13 第3TDMAスロット群 14 第4TDMAスロット群 15 制御チャネル 31,33 パケット交換呼 32 回線交換呼 41a,41b 制御チャネル設定周波数 42a,42b パケットチャネル設定周波数 106,206 パケット交換呼処理部 150,250 パケット交換呼/制御信号分別部 107,207 スロット対応部 120,220 時分割処理部 114,214 無線部 115,215 アンテナ 108,208 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−18535(JP,A) 特開 平4−72831(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/64 H04J 3/00 H04L 12/28

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 nスロット(n:自然数)の制御用スロ
    ットとmスロット(m:自然数)の通信用スロットを1
    フレームとする(n+m)多重TDMA通信方式に従っ
    て、前記制御用スロットを用いて制御信号を間欠的に送
    信し、回線交換形通信およびパケット交換形通信を行う
    データ通信方法において、 生起した回線交換呼を、前記各通信用スロットの空きス
    ロットに順次割り当て、 生起したパケット交換呼を、前記制御信号を送信しない
    フレームの前記各制御用スロットの空きスロットに割り
    当てることを特徴とするデータ通信方法。
  2. 【請求項2】 nスロット(n:自然数)の制御用スロ
    ットとmスロット(m:自然数)の通信用スロットを1
    フレームとする(n+m)多重TDMA通信方式に従っ
    て、前記制御用スロットを用いて制御信号を間欠的に送
    信し、回線交換形通信およびパケット交換形通信を行う
    データ通信方法において、 前記各通信用スロットに空きスロットが存在しないとき
    にパケット交換呼が生起した場合には、前記生起したパ
    ケット交換呼を、前記制御信号を送信しないフレームの
    前記制御用スロットに割り当て、 前記各通信用スロットに空きスロットが存在する場合に
    は、生起したパケット交換呼および生起した回線交換呼
    を、当該空きスロットに割り当て、 前記通信用スロットにパケット交換呼が割り当てられ且
    つ前記各通信用スロットに空きスロットが存在しないと
    きに回線交換呼が生起した場合には、前記通信用スロッ
    トに割り当てられている当該パケット交換呼を前記制御
    信号を送信しないフレームの前記制御用スロットに割り
    当て直した後、前記各通信用スロットの空きスロットに
    当該回線交換呼を割り当てることを特徴とするデータ通
    信方法。
  3. 【請求項3】 前記各通信用スロットに空きスロットが
    存在する場合に生起したパケット交換呼を当該空きスロ
    ットに割り当てた後に、他のパケット交換呼が生起した
    ときには、後者のパケット交換呼を前者のパケット交換
    呼と共通の通信用スロットに割り当て、 前記各通信用スロットにパケット交換呼が割り当てられ
    且つ前記各通信用スロットに空きスロットが存在しない
    ときに回線交換呼が生起した場合には、前記各通信用ス
    ロットに共通に割り当てられているすべてのパケット交
    換呼を前記制御信号を送信しないフレームの前記制御用
    スロットに割り当て直した後、前記各通信用スロットの
    空きスロットに当該回線交換呼を割り当てることを特徴
    とする請求項2に記載のデータ通信方法。
  4. 【請求項4】 nスロット(n:自然数)の制御用スロ
    ットとmスロット(m:自然数)の通信用スロットを1
    フレームとする(n+m)多重TDMA通信方式に従っ
    て、前記制御用スロットを用いて制御信号を間欠的に送
    信し、回線交換形通信およびパケット交換形通信を行う
    無線基地局において、 前記制御信号を用いてパケット交換可能な無線周波数及
    びスロット番号を報知する手段と、 パケット交換呼が生起した場合には、前記報知手段が指
    示する無線周波数及びスロット番号に基づいて、前記制
    御用スロットの送信タイミングで、前記制御信号の専用
    無線周波数(以下、制御チャネル設定周波数)以外の無
    線周波数(以下、パケットチャネル設定周波数)上に優
    先して前記パケット交換呼を割り当てる手段と、 前記制御信号の送信タイミングの直前に送信周波数を前
    記パケットチャネル設定周波数から前記制御チャネル設
    定周波数に切り替え、前記制御信号の送信タイミングの
    直後に前記送信周波数を前記制御チャネル設定周波数か
    ら前記パケットチャネル設定周波数に切り替える手段を
    備えることを特徴とする無線基地局。
  5. 【請求項5】 空いている前記制御用スロットを用いて
    複数のパケット交換呼を多重伝送する手段を備えること
    を特徴とする請求項4に記載の無線基地局。
  6. 【請求項6】 パケット交換呼を前記制御用スロットに
    割り当てできない場合には、当該パケット交換呼を空い
    ている前記通信用スロットに割り当て、前記制御用スロ
    ットが空いた時点で、当該パケット交換呼の割り当て先
    を前記通信用スロットから前記制御用スロットに切り替
    える手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の無
    線基地局。
  7. 【請求項7】 nスロット(n:自然数)の制御用スロ
    ットとmスロット(m:自然数)の通信用スロットを1
    フレームとする(n+m)多重TDMA通信方式に従っ
    て、前記制御用スロットを用いて制御信号を間欠的に送
    信し、回線交換形通信およびパケット交換形通信を行う
    無線基地局において、 前記制御信号を用いてパケット交換可能な無線周波数及
    びスロット番号を報知する手段と、 パケット交換呼が生起した場合には、当該パケット交換
    呼を優先して前記通信用スロットに割り当てる手段と、 回線交換呼が生起した時点で、前記通信用スロットに空
    きがない場合には、前記報知手段から指示された無線周
    波数及びスロット番号に基づいて、前記パケット交換呼
    の割り当て先を前記通信用スロットから制御用スロット
    に切り替え、前記回線交換呼を当該空いた通信用スロッ
    トに割り当てる手段を備えることを特徴とする無線基地
    局。
  8. 【請求項8】 請求項4〜7のいずれか1項に記載の無
    線基地局との間で、回線交換形通信およびパケット交換
    形通信を行う無線端末において、 パケット交換形通信を行う場合に、前記無線基地局から
    間欠的に送信された制御信号に基づいて割り当てられた
    パケット交換可能な無線周波数及びスロット番号を確認
    し、当該無線周波数及びスロット番号を用いてパケット
    交換形通信を行う手段と、 前記制御信号の受信タイミングの直前に、受信周波数を
    前記パケットチャネル設定周波数から前記制御チャネル
    設定周波数に切り替え、前記制御信号の受信タイミング
    の直後に前記受信周波数を前記制御チャネル設定周波数
    から前記パケットチャネル設定周波数に切り替える手段
    を備えることを特徴とする無線端末。
  9. 【請求項9】 一定時間内にパケット交換呼を割り当て
    できない場合には、前記パケット交換呼を割り当てでき
    ない状態をモニタ表示あるいは音声により警報する手段
    を備えることを特徴とする請求項8項に記載の無線端
    末。
  10. 【請求項10】 請求項4〜7のいずれか1項に記載の
    無線基地局と、請求項8又は9に記載の無線端末との間
    で、回線交換形通信およびパケット交換形通信を行うこ
    とを特徴とするデータ通信システム。
  11. 【請求項11】 nスロット(n:自然数)の制御用ス
    ロットとmスロット(m:自然数)の通信用スロットを
    1フレームとする(n+m)多重TDMA通信方式に従
    って、前記制御用スロットを用いて制御信号を間欠的に
    送信し、回線交換形通信およびパケット交換形通信を行
    う無線基地局において、 入出力するパケット交換呼を蓄積するパケット交換呼処
    理手段と、 送信時には前記パケット交換呼処理手段からのパケット
    交換呼と制御信号を直接出力し、受信時にはパケット交
    換呼と制御信号を分別して前記パケット交換呼処理手段
    と制御信号の入出力端子に出力するパケット交換呼分別
    手段と、 回線交換呼の入出力端子と前記パケット交換呼処理手段
    に接続されて、送受信する呼を入出力し、TDMAスロ
    ットと当該送受信する呼の対応付けを行うスロット対応
    づけ手段と、 スロット対応づけ手段とパケット交換呼分別手段に接続
    されて、TDMAスロット及びTDMAフレームの分解
    及び組立を行う時分割処理手段と、 時分割処理手段に接続されて、TDMAフレームを単位
    として送受すべき呼を送受信する無線送受信手段と、 パケット交換呼が生起した場合に、パケット交換可能な
    スロットタイミングを指示して前記パケット交換処理手
    段に蓄積されているパケット交換呼を前記スロット対応
    づけ手段又は前記パケット交換呼分別手段に出力させる
    とともに、前記無線送受信手段に使用すべき無線周波数
    を指示し、前記パケット交換呼を前記スロット対応づけ
    手段に出力する場合には、前記通信用スロットの空きス
    ロットを用いてパケット交換呼を送信し、前記パケット
    交換呼を前記パケット交換呼分別手段に出力する場合に
    は、前記制御用タイムスロットの空きスロットを用いて
    パケット交換呼を送信させる制御手段を備えることを特
    徴とする無線基地局。
  12. 【請求項12】 nスロット(n:自然数)の制御用ス
    ロットとmスロット(m:自然数)の通信用スロットを
    1フレームとする(n+m)多重TDMA通信方式に従
    って、前記制御用スロットを用いて間欠的に送信される
    制御信号を受信し、回線交換形通信およびパケット交換
    形通信を行う無線端末において、 入出力するパケット交換呼を蓄積するパケット交換呼処
    理手段と、 送信時には前記パケット交換呼処理手段からのパケット
    交換呼と制御信号を直接出力し、受信時にはパケット交
    換呼と制御信号を分別して前記パケット交換呼処理手段
    と制御信号の入出力端子に出力するパケット交換呼分別
    手段と、 回線交換呼の入出力端子と前記パケット交換呼処理手段
    に接続されて、送受信する呼を入出力し、TDMAスロ
    ットと当該送受信する呼の対応付けを行うスロット対応
    づけ手段と、 スロット対応づけ手段とパケット交換呼分別手段に接続
    されて、TDMAスロット及びTDMAフレームの分解
    及び組立を行う時分割処理手段と、 時分割処理手段に接続されて、TDMAフレームを単位
    として送受すべき呼を送受信する無線送受信手段と、 パケット交換呼が生起した場合に、パケット交換可能な
    スロットタイミングを指示して前記パケット交換処理手
    段に蓄積されているパケット交換呼を前記スロット対応
    づけ手段又は前記パケット交換呼分別手段に出力させる
    とともに、前記無線送受信手段に使用すべき無線周波数
    を指示し、前記パケット交換呼を前記スロット対応づけ
    手段に出力する場合には、前記通信用スロットの空きス
    ロットを用いてパケット交換呼を送信し、前記パケット
    交換呼を前記パケット交換呼分別手段に出力する場合に
    は、前記制御用スロットの空きスロットを用いてパケッ
    ト交換呼を送信させる制御手段を備えることを特徴とす
    る無線端末。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の無線基地局と、請
    求項12に記載の無線端末との間で回線交換形通信およ
    びパケット交換形通信を行うことを特徴とするデータ通
    信システム。
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